JPH06240097A - 射出成形用樹脂組成物 - Google Patents
射出成形用樹脂組成物Info
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- JPH06240097A JPH06240097A JP3027893A JP3027893A JPH06240097A JP H06240097 A JPH06240097 A JP H06240097A JP 3027893 A JP3027893 A JP 3027893A JP 3027893 A JP3027893 A JP 3027893A JP H06240097 A JPH06240097 A JP H06240097A
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- Japan
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- resin composition
- ethylene
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- propylene
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ポリプロピレン系樹脂のもつ化学的性質や機械
的強度を損なうことなく、特に耐熱性と剛性（耐たわみ
性）及び耐衝撃性を向上させ、これらの性能バランスに
優れた成形体が得られる射出成形用樹脂組成物。 【構成】（ａ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜１５
ｇ／１０分、エチレン含有量１〜７重量％のエチレン−
プロピレンブロック共重合体１００重量部、（ｂ）平均
粒径２〜１５μｍのタルク５５〜１１０重量部、及び
（ｃ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜１０ｇ／１０
分、プロピレン含有量２０〜３０重量％のエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム１．５〜１０重量部からなるポリ
プロピレン系樹脂組成物１００重量部と、フェノール系
酸化防止剤及び硫黄系酸化防止剤から選ばれる１種以上
の酸化防止剤０．０５〜０．５重量よりなる。
的強度を損なうことなく、特に耐熱性と剛性（耐たわみ
性）及び耐衝撃性を向上させ、これらの性能バランスに
優れた成形体が得られる射出成形用樹脂組成物。 【構成】（ａ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜１５
ｇ／１０分、エチレン含有量１〜７重量％のエチレン−
プロピレンブロック共重合体１００重量部、（ｂ）平均
粒径２〜１５μｍのタルク５５〜１１０重量部、及び
（ｃ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜１０ｇ／１０
分、プロピレン含有量２０〜３０重量％のエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム１．５〜１０重量部からなるポリ
プロピレン系樹脂組成物１００重量部と、フェノール系
酸化防止剤及び硫黄系酸化防止剤から選ばれる１種以上
の酸化防止剤０．０５〜０．５重量よりなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性及び剛性に優れ
たポリプロピレン系樹脂を主成分とする射出成形用樹脂
組成物に関する。
たポリプロピレン系樹脂を主成分とする射出成形用樹脂
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ポリプロピレン系樹脂は射出
成形等によって、インスツルメントパネル、トリム、フ
ェンダー、バンパー、スポイラーなどの自動車部品、テ
レビ・ＶＴＲハウジングなどの家電製品、パソコンハウ
ジングなどのＯＡ機器部品、コンテナ、パレットなどに
成形され、多くの産業用用途に用いられている。
成形等によって、インスツルメントパネル、トリム、フ
ェンダー、バンパー、スポイラーなどの自動車部品、テ
レビ・ＶＴＲハウジングなどの家電製品、パソコンハウ
ジングなどのＯＡ機器部品、コンテナ、パレットなどに
成形され、多くの産業用用途に用いられている。
【０００３】特に、コンテナについては、高温下で使用
するものの市場ニーズが高まっている。しかしながら、
従来のポリプロピレン樹脂単体で成形されたコンテナで
は、高温下で使用すると底面部が大きくたわむという問
題点があった。
するものの市場ニーズが高まっている。しかしながら、
従来のポリプロピレン樹脂単体で成形されたコンテナで
は、高温下で使用すると底面部が大きくたわむという問
題点があった。
【０００４】たわみを改善するために、ポリプロピレン
系樹脂に無機充填剤を高充填した樹脂組成物を使用する
ことが考えられるが、このような樹脂組成物から成形さ
れたコンテナは、たわみが向上するが、耐衝撃性が大き
く低下するという問題点があった。
系樹脂に無機充填剤を高充填した樹脂組成物を使用する
ことが考えられるが、このような樹脂組成物から成形さ
れたコンテナは、たわみが向上するが、耐衝撃性が大き
く低下するという問題点があった。
【０００５】耐衝撃性を低下させずに、剛性を向上させ
るポリプロピレン系樹脂組成物として、例えば、ポリプ
ロピレン系樹脂と、多量の無機充填剤及びエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴムからなる樹脂組成物が、特開昭６
１−１０８６４８号公報及び特開昭６１−２７６８４０
号公報に開示されている。
るポリプロピレン系樹脂組成物として、例えば、ポリプ
ロピレン系樹脂と、多量の無機充填剤及びエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴムからなる樹脂組成物が、特開昭６
１−１０８６４８号公報及び特開昭６１−２７６８４０
号公報に開示されている。
【０００６】しかしながら、上記樹脂組成物は、高温下
で十分な剛性を発現する成形体が得られないという問題
点があった。
で十分な剛性を発現する成形体が得られないという問題
点があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、ポリプロピレ
ン系樹脂のもつ化学的性質や機械的強度を損なうことな
く、特に耐熱性と剛性（耐たわみ性）及び耐衝撃性を向
上させ、これらの性能バランスに優れた成形体が得られ
る射出成形用樹脂組成物を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は、ポリプロピレ
ン系樹脂のもつ化学的性質や機械的強度を損なうことな
く、特に耐熱性と剛性（耐たわみ性）及び耐衝撃性を向
上させ、これらの性能バランスに優れた成形体が得られ
る射出成形用樹脂組成物を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用樹脂
組成物は、ポリプロピレン系樹脂組成物と酸化防止剤か
らなる。
組成物は、ポリプロピレン系樹脂組成物と酸化防止剤か
らなる。
【０００８】上記ポリプロピレン系樹脂組成物は、エチ
レン−プロピレンブロック共重合体（ａ）、タルク
（ｂ）及びエチレン−プロピレンブ共重合体ゴム（ｃ）
からなる。
レン−プロピレンブロック共重合体（ａ）、タルク
（ｂ）及びエチレン−プロピレンブ共重合体ゴム（ｃ）
からなる。
【０００９】上記エチレン−プロピレンブロック共重合
体（ａ）のメルトフロレート（ＭＦＲ）はＪＩＳ Ｋ７
２１０（２３０℃、２．２６ｋｇｆ）に基づいて測定さ
れた値であり、上記共重合体（ａ）のＭＦＲは、小さく
なると混練時に添加されたタルク（ｂ）が分散せず十分
な物性が得られないだけでなく、本発明の樹脂組成物の
流動性が低下して成形が困難となり、大きくなると得ら
れる成形体の耐衝撃性が低下するので、２〜１５ｇ／１
０分に限定される。
体（ａ）のメルトフロレート（ＭＦＲ）はＪＩＳ Ｋ７
２１０（２３０℃、２．２６ｋｇｆ）に基づいて測定さ
れた値であり、上記共重合体（ａ）のＭＦＲは、小さく
なると混練時に添加されたタルク（ｂ）が分散せず十分
な物性が得られないだけでなく、本発明の樹脂組成物の
流動性が低下して成形が困難となり、大きくなると得ら
れる成形体の耐衝撃性が低下するので、２〜１５ｇ／１
０分に限定される。
【００１０】上記エチレン−プロピレンブロック共重合
体（ａ）のエチレン含有量は、少なくなるとエチレン−
プロピレンブ共重合体ゴム（ｃ）との相溶性が低下して
得られる成形体の耐衝撃性が低下し、多くなると得られ
る成形体の耐熱性及び剛性が低下するので、１〜７重量
％に限定される。
体（ａ）のエチレン含有量は、少なくなるとエチレン−
プロピレンブ共重合体ゴム（ｃ）との相溶性が低下して
得られる成形体の耐衝撃性が低下し、多くなると得られ
る成形体の耐熱性及び剛性が低下するので、１〜７重量
％に限定される。
【００１１】上記タルク（ｂ）はエチレン−プロピレン
ブロック共重合体（ａ）単独では達成できない高温での
剛性を向上するために添加されるものであり、その粒径
は、小さくなると混練が困難で分散が悪くなって得られ
る成形体の剛性が低下し、大きくなると得られる成形体
の耐衝撃性が急激に低下するので、２〜１５μｍに限定
され、好ましくは２．５〜９μｍである。
ブロック共重合体（ａ）単独では達成できない高温での
剛性を向上するために添加されるものであり、その粒径
は、小さくなると混練が困難で分散が悪くなって得られ
る成形体の剛性が低下し、大きくなると得られる成形体
の耐衝撃性が急激に低下するので、２〜１５μｍに限定
され、好ましくは２．５〜９μｍである。
【００１２】上記樹脂組成物中、タルク（ｂ）の量は少
なくなると高温で十分な剛性を有する成形体が得られ
ず、多くなると本発明の樹脂組成物の流動性が低下して
得られる成形体の耐衝撃性が低下するので、エチレン−
プロピレンブロック共重合体（ａ）１００重量部に対し
て、５５〜１１０重量部に限定される。
なくなると高温で十分な剛性を有する成形体が得られ
ず、多くなると本発明の樹脂組成物の流動性が低下して
得られる成形体の耐衝撃性が低下するので、エチレン−
プロピレンブロック共重合体（ａ）１００重量部に対し
て、５５〜１１０重量部に限定される。
【００１３】上記タルク（ｂ）は、その表面を、シラン
系カップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、
飽和あるいは不飽和脂肪酸、ビニル性不飽和結合を有す
るカルボン酸、脂肪酸金属塩、脂肪酸エステル、脂肪酸
アミド等で処理したものを使用してもよい。このような
表面処理は、タルク（ｂ）を樹脂に添加する前に予め行
ってもよく、コンパウンディング工程で行ってもよい。
系カップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、
飽和あるいは不飽和脂肪酸、ビニル性不飽和結合を有す
るカルボン酸、脂肪酸金属塩、脂肪酸エステル、脂肪酸
アミド等で処理したものを使用してもよい。このような
表面処理は、タルク（ｂ）を樹脂に添加する前に予め行
ってもよく、コンパウンディング工程で行ってもよい。
【００１４】上記エチレン−プロピレンブ共重合体ゴム
（ｃ）は、タルク（ｂ）の高充填による耐衝撃性の低下
を防止するために添加されるものであり、そのＭＦＲが
小さくなると本発明の樹脂組成物の流動性が低下して混
練時に分散せず、大きくなると得られる成形体の耐衝撃
性が低下するので２〜１０ｇ／１０分に限定される。
（ｃ）は、タルク（ｂ）の高充填による耐衝撃性の低下
を防止するために添加されるものであり、そのＭＦＲが
小さくなると本発明の樹脂組成物の流動性が低下して混
練時に分散せず、大きくなると得られる成形体の耐衝撃
性が低下するので２〜１０ｇ／１０分に限定される。
【００１５】上記エチレン−プロピレンブ共重合体ゴム
（ｃ）のプロピレン含有量は、少なくなっても多くなっ
ても、得られる成形体の耐熱性、剛性、耐衝撃性等の性
能が悪くなるので、２０〜３０重量％に限定される。
（ｃ）のプロピレン含有量は、少なくなっても多くなっ
ても、得られる成形体の耐熱性、剛性、耐衝撃性等の性
能が悪くなるので、２０〜３０重量％に限定される。
【００１６】上記樹脂組成物中、エチレン−プロピレン
ブ共重合体ゴム（ｃ）の量は少なくなると耐衝撃性改良
の効果がなく、多くなると得られる成形体の高温での剛
性が低下するので、エチレン−プロピレンブロック共重
合体（ａ）１００重量部に対して、１．５〜１０重量部
に限定される。
ブ共重合体ゴム（ｃ）の量は少なくなると耐衝撃性改良
の効果がなく、多くなると得られる成形体の高温での剛
性が低下するので、エチレン−プロピレンブロック共重
合体（ａ）１００重量部に対して、１．５〜１０重量部
に限定される。
【００１７】上記酸化防止剤は、フェノール系酸化防止
剤及び硫黄系酸化防止剤から選ばれる１種以上である。
剤及び硫黄系酸化防止剤から選ばれる１種以上である。
【００１８】酸化防止剤は、混練及び射出成形時、さら
には得られた成形体の使用時に、ベース樹脂であるエチ
レン−プロピレンブロック共重合体（ａ）の劣化を防止
し、物性の低下を抑えるために添加され、その量は少な
くなると効果がなく、一定量以上多くなってもそれ以上
の効果が得られないので、上記ポリプロピレン系樹脂組
成物〔（ａ）＋（ｂ）＋（ｃ）〕１００重量部に対し
て、０．０５〜０．５重量部に限定される。
には得られた成形体の使用時に、ベース樹脂であるエチ
レン−プロピレンブロック共重合体（ａ）の劣化を防止
し、物性の低下を抑えるために添加され、その量は少な
くなると効果がなく、一定量以上多くなってもそれ以上
の効果が得られないので、上記ポリプロピレン系樹脂組
成物〔（ａ）＋（ｂ）＋（ｃ）〕１００重量部に対し
て、０．０５〜０．５重量部に限定される。
【００１９】上記酸化防止剤は、単独で使用するより、
複数の成分を併用するのが好ましく、さらに必要に応じ
て、アミン系、リン系、ヒドラジン系、アミド系、リン
酸系、クエン酸系等の酸化防止剤が併用されてもよい。
複数の成分を併用するのが好ましく、さらに必要に応じ
て、アミン系、リン系、ヒドラジン系、アミド系、リン
酸系、クエン酸系等の酸化防止剤が併用されてもよい。
【００２０】本発明の射出成形用樹脂組成物には、必要
に応じて、顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、
可塑剤、滑剤、帯電防止剤等を配合することができる。
に応じて、顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、
可塑剤、滑剤、帯電防止剤等を配合することができる。
【００２１】上記射出成形用樹脂組成物は、例えば、一
軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ロール、
ブラベンダープラストグラフ、ニーダーなど従来公知の
溶融混練装置を使用して、従来と全く同様な方法で得る
ことができる。この射出成形用樹脂組成物を押出機で混
練してストランドに押し出し、ストランドをペレット化
したものを射出成形機で成形し、成形体を得ることがで
きる。
軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ロール、
ブラベンダープラストグラフ、ニーダーなど従来公知の
溶融混練装置を使用して、従来と全く同様な方法で得る
ことができる。この射出成形用樹脂組成物を押出機で混
練してストランドに押し出し、ストランドをペレット化
したものを射出成形機で成形し、成形体を得ることがで
きる。
【００２２】
【実施例】以下に本発明の実施例につき説明する。 （実施例１） １）試験用サンプルの作製 エチレン−プロピレンブロック共重合体Ａ１００重量
部、タルクＡ６９重量部、エチレン−プロピレン共重合
体ゴムＡ３．４重量部の割合で配合された配合物１００
重量部に、フィンダードフェノール系酸化防止剤０．１
重量部及び硫黄系酸化防止剤０．２重量部を添加して、
射出成形用樹脂組成物を得た。上記樹脂組成物を二軸押
出機〔池貝鉄工（株）製「ＰＣＭ８７」〕で押出してペ
レットを製造した後、上記ペレットを射出成形機〔東芝
（株）製「Ｔ６５−Ｍ２」〕にてコンテナ（寸法：６４
０×６４０×１２０ｍｍ、底面にリブ補強あり）を成形
し、試験用サンプルとした。
部、タルクＡ６９重量部、エチレン−プロピレン共重合
体ゴムＡ３．４重量部の割合で配合された配合物１００
重量部に、フィンダードフェノール系酸化防止剤０．１
重量部及び硫黄系酸化防止剤０．２重量部を添加して、
射出成形用樹脂組成物を得た。上記樹脂組成物を二軸押
出機〔池貝鉄工（株）製「ＰＣＭ８７」〕で押出してペ
レットを製造した後、上記ペレットを射出成形機〔東芝
（株）製「Ｔ６５−Ｍ２」〕にてコンテナ（寸法：６４
０×６４０×１２０ｍｍ、底面にリブ補強あり）を成形
し、試験用サンプルとした。
【００２３】２）物性の測定 （１）底面たわみ １）で作製したコンテナを、平行に敷設した幅１００ｍ
ｍの２本のレール（スパン５００ｍｍ）の上に、その長
辺がレールと平行となるように置き、７ｋｇの荷重を均
等にかけ、１００℃の恒温室中に１００時間放置した
後、コンテナ中央部のたわみを測定し、その結果を表１
に示した。
ｍの２本のレール（スパン５００ｍｍ）の上に、その長
辺がレールと平行となるように置き、７ｋｇの荷重を均
等にかけ、１００℃の恒温室中に１００時間放置した
後、コンテナ中央部のたわみを測定し、その結果を表１
に示した。
【００２４】（２）落球試験 １）で作製したコンテナ底面の任意の位置に、０．５ｋ
ｇの鋼球を０．５ｍの高さから３回落下させて、その状
態を観察し、底面が割れず異常がない場合を○、割れが
発生した場合を×とし、その結果を表１に示した。
ｇの鋼球を０．５ｍの高さから３回落下させて、その状
態を観察し、底面が割れず異常がない場合を○、割れが
発生した場合を×とし、その結果を表１に示した。
【００２５】（実施例２、３、比較例１〜６）表１に示
したように射出成形用樹脂組成物の配合を変えたこと以
外は、実施例１と同様にして、ペレットを押出した後コ
ンテナを作製し、このコンテナにつき、実施例１と同様
な方法で物性を測定し、その結果を表１に示した。
したように射出成形用樹脂組成物の配合を変えたこと以
外は、実施例１と同様にして、ペレットを押出した後コ
ンテナを作製し、このコンテナにつき、実施例１と同様
な方法で物性を測定し、その結果を表１に示した。
【００２６】
【表１】
【００２７】尚、表１において使用した各成分は下記の
通りである。 ・エチレン−プロピレンブロック共重合体Ａ：徳山曹達
社製、 エチレン含有量＝４．１重量％、ＭＦＲ＝６．５ｇ／１
０分。 ・エチレン−プロピレンブロック共重合体Ｂ：徳山曹達
社製、 エチレン含有量＝４．０重量％、ＭＦＲ＝１０ｇ／１０
分。
通りである。 ・エチレン−プロピレンブロック共重合体Ａ：徳山曹達
社製、 エチレン含有量＝４．１重量％、ＭＦＲ＝６．５ｇ／１
０分。 ・エチレン−プロピレンブロック共重合体Ｂ：徳山曹達
社製、 エチレン含有量＝４．０重量％、ＭＦＲ＝１０ｇ／１０
分。
【００２８】 ・タルクＡ：日本タルク社製、平均粒径４μｍ。 ・タルクＢ：日本タルク社製、平均粒径６μｍ。
【００２９】・エチレン−プロピレン共重合体ゴムＡ：
日本合成ゴム社製、 プロピレン含有量＝２６重量％、ＭＦＲ＝３．２ｇ／１
０分。 ・エチレン−プロピレン共重合体ゴムＢ：日本合成ゴム
社製、 プロピレン含有量＝２２重量％、ＭＦＲ＝３．６ｇ／１
０分。 ・プロピレン単独重合体：徳山曹達製、ＭＦＲ＝９ｇ／
１０分。
日本合成ゴム社製、 プロピレン含有量＝２６重量％、ＭＦＲ＝３．２ｇ／１
０分。 ・エチレン−プロピレン共重合体ゴムＢ：日本合成ゴム
社製、 プロピレン含有量＝２２重量％、ＭＦＲ＝３．６ｇ／１
０分。 ・プロピレン単独重合体：徳山曹達製、ＭＦＲ＝９ｇ／
１０分。
【００３０】 ・ヒンダードフェノール系酸化防止剤：シプロ化成社
製。 ・硫黄系酸化防止剤：シプロ化成社製。
製。 ・硫黄系酸化防止剤：シプロ化成社製。
【００３１】
【発明の効果】本発明の射出成形用樹脂組成物の構成は
上述した通りであり、該樹脂組成物から得られる成形体
は、耐熱性、剛性及び耐衝撃性の性能バランスに優れ
る。従って、高温下で使用されるコンテナ用途に好適に
適用できる。
上述した通りであり、該樹脂組成物から得られる成形体
は、耐熱性、剛性及び耐衝撃性の性能バランスに優れ
る。従って、高温下で使用されるコンテナ用途に好適に
適用できる。
Claims (1)
- 【請求項１】（ａ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜
１５ｇ／１０分、エチレン含有量１〜７重量％のエチレ
ン−プロピレンブロック共重合体１００重量部、（ｂ）
平均粒径２〜１５μｍのタルク５５〜１１０重量部、及
び（ｃ）メルトフローレート（ＭＦＲ）２〜１０ｇ／１
０分、プロピレン含有量２０〜３０重量％のエチレン−
プロピレン共重合体ゴム１．５〜１０重量部からなるポ
リプロピレン系樹脂組成物１００重量部と、フェノール
系酸化防止剤及び硫黄系酸化防止剤から選ばれる１種以
上の酸化防止剤０．０５〜０．５重量よりなることを特
徴とする射出成形用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3027893A JPH06240097A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 射出成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3027893A JPH06240097A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 射出成形用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06240097A true JPH06240097A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12299254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3027893A Pending JPH06240097A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 射出成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06240097A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100371233B1 (ko) * | 2000-06-02 | 2003-02-06 | 삼성종합화학주식회사 | 열안정성 및 내충격성이 우수한 폴리프로필렌 수지 조성물 |
| WO2017082358A1 (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-18 | 株式会社プライムポリマー | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP3027893A patent/JPH06240097A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100371233B1 (ko) * | 2000-06-02 | 2003-02-06 | 삼성종합화학주식회사 | 열안정성 및 내충격성이 우수한 폴리프로필렌 수지 조성물 |
| WO2017082358A1 (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-18 | 株式会社プライムポリマー | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
| JP2017088742A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | 株式会社プライムポリマー | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
| CN108699303A (zh) * | 2015-11-11 | 2018-10-23 | 普瑞曼聚合物株式会社 | 聚丙烯系树脂组合物 |
| CN108699303B (zh) * | 2015-11-11 | 2020-12-22 | 普瑞曼聚合物株式会社 | 聚丙烯系树脂组合物 |
| US11873392B2 (en) | 2015-11-11 | 2024-01-16 | Prime Polymer Co., Ltd. | Polypropylene-based resin composition |
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