JPH06239701A - 切花の活力保持剤及び活力保持方法 - Google Patents
切花の活力保持剤及び活力保持方法Info
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- JPH06239701A JPH06239701A JP5944993A JP5944993A JPH06239701A JP H06239701 A JPH06239701 A JP H06239701A JP 5944993 A JP5944993 A JP 5944993A JP 5944993 A JP5944993 A JP 5944993A JP H06239701 A JPH06239701 A JP H06239701A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切花の活力保持剤及びその活力保持剤を使用
する切花の活力保持方法を提供する。 【構成】 切花の活力保持剤に(1)無機酸又はその
塩、(2)炭素数2〜4の有機酸又はその塩、(3)没
食子酸、(4)ニコチンアミドおよび(5)L−アルギ
ニンから選ばれる一種以上を含有させる。この切花活力
保持剤の溶液で切花の切口部位を処理する。
する切花の活力保持方法を提供する。 【構成】 切花の活力保持剤に(1)無機酸又はその
塩、(2)炭素数2〜4の有機酸又はその塩、(3)没
食子酸、(4)ニコチンアミドおよび(5)L−アルギ
ニンから選ばれる一種以上を含有させる。この切花活力
保持剤の溶液で切花の切口部位を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切花の凋萎を抑制して活
力又は鮮度を長く持続させる活力保持剤およびかかる活
力保持剤を使用する切花の活力保持方法に関する。
力又は鮮度を長く持続させる活力保持剤およびかかる活
力保持剤を使用する切花の活力保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカーネーション、カスミ草、ユリ
等の切花が微量のエチレンガスによって萎み易いこと、
チオ硫酸銀の水溶液、所謂STS液に切花を一定時間浸
漬することによりエチレンガスの作用を防ぐことは既に
知られており、現在その種の製品がオランダ及び日本に
おいて広く市販され、カーネーションその他の切花の所
謂前処理剤として出荷前に使用されている〔H. Veen, A
cta Horiculture 91, 99−108 (1979)〕。
等の切花が微量のエチレンガスによって萎み易いこと、
チオ硫酸銀の水溶液、所謂STS液に切花を一定時間浸
漬することによりエチレンガスの作用を防ぐことは既に
知られており、現在その種の製品がオランダ及び日本に
おいて広く市販され、カーネーションその他の切花の所
謂前処理剤として出荷前に使用されている〔H. Veen, A
cta Horiculture 91, 99−108 (1979)〕。
【0003】又、銀の化合物であるSTS製剤と異り、
全く銀を含有しない抗エチレン剤として、α−アミノ−
イソ酪酸或はアミノオキシ酢酸等が知られているが、こ
れらは未だ実用化されていない〔小野崎,山口:農水省
野菜茶試験所年報(1991)、船越:農業及び園芸 Vo
l. 67 No.1(1992)〕。
全く銀を含有しない抗エチレン剤として、α−アミノ−
イソ酪酸或はアミノオキシ酢酸等が知られているが、こ
れらは未だ実用化されていない〔小野崎,山口:農水省
野菜茶試験所年報(1991)、船越:農業及び園芸 Vo
l. 67 No.1(1992)〕。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】STS製剤は切花の活
力剤として有効であるが、銀という重金属を主剤とする
ため、使用後の廃液処理について環境上の問題が近時オ
ランダにおいて起り、近い将来環境汚染のため銀剤が禁
止されるであろうといわれており、日本においてもその
点が問題となりつつある。
力剤として有効であるが、銀という重金属を主剤とする
ため、使用後の廃液処理について環境上の問題が近時オ
ランダにおいて起り、近い将来環境汚染のため銀剤が禁
止されるであろうといわれており、日本においてもその
点が問題となりつつある。
【0005】そこで、全く銀を含有しない抗エチレン剤
が求められているが、STS製剤に比し活力保持効果が
劣らぬといわれるα−アミノイソ酪酸やアミノオキシ酢
酸等はSTS製剤に比してあまりに高価であり、かつ実
用化されるに至っていないため、依然として大部分はS
TS製剤が使用されている。
が求められているが、STS製剤に比し活力保持効果が
劣らぬといわれるα−アミノイソ酪酸やアミノオキシ酢
酸等はSTS製剤に比してあまりに高価であり、かつ実
用化されるに至っていないため、依然として大部分はS
TS製剤が使用されている。
【0006】本発明は(i)STS製剤のように重金属或
は毒劇物を含有せず、(ii)工業的に容易に得られ、かつ
(iii)切花活力保持ないし鮮度保持能力のすぐれた、切
花の出荷前処理剤としても使用できる活力保持剤及び切
花の活力保持方法を提供することを課題とする。
は毒劇物を含有せず、(ii)工業的に容易に得られ、かつ
(iii)切花活力保持ないし鮮度保持能力のすぐれた、切
花の出荷前処理剤としても使用できる活力保持剤及び切
花の活力保持方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決するために、膨大な数の無機及び有機化合物につい
て実用的な濃度範囲で、カーネーション等の切花の前処
理剤としての試験を行った。そのうち8割程度以上の化
合物は無効あるいは殆んど無効であり、殆んどの化合物
はごく僅かの作用を認めたにすぎず、実用化を望めるほ
どの効果はなかったが、約20種の化合物に於て顕著な
効果を認め、特にそのうちの十数種については、価格面
から見てもSTS製剤に比べて遥に低廉であり、実用化
が有利と考えられる。ただし、有効な化合物であっても
悪臭或は皮膚に対し刺激性のある化合物は実用化され得
ず、勿論、毒劇物は避けねばならない。
解決するために、膨大な数の無機及び有機化合物につい
て実用的な濃度範囲で、カーネーション等の切花の前処
理剤としての試験を行った。そのうち8割程度以上の化
合物は無効あるいは殆んど無効であり、殆んどの化合物
はごく僅かの作用を認めたにすぎず、実用化を望めるほ
どの効果はなかったが、約20種の化合物に於て顕著な
効果を認め、特にそのうちの十数種については、価格面
から見てもSTS製剤に比べて遥に低廉であり、実用化
が有利と考えられる。ただし、有効な化合物であっても
悪臭或は皮膚に対し刺激性のある化合物は実用化され得
ず、勿論、毒劇物は避けねばならない。
【0008】すなわち、本発明者は、(1)無機酸又はそ
の塩、(2)炭素数2〜4の有機酸またはその塩、(3)没
食子酸、(4)ニコチンアミド又は(5)l−アルギニンが
切花の出荷前処理に際し活力保持乃至鮮度保持能力が著
しく優れていることを知見した。従って、本発明は、上
記(1)〜(5)の化合物の一種以上を含有する切花の活力
保持剤を提供するものである。
の塩、(2)炭素数2〜4の有機酸またはその塩、(3)没
食子酸、(4)ニコチンアミド又は(5)l−アルギニンが
切花の出荷前処理に際し活力保持乃至鮮度保持能力が著
しく優れていることを知見した。従って、本発明は、上
記(1)〜(5)の化合物の一種以上を含有する切花の活力
保持剤を提供するものである。
【0009】無機酸又はその塩の好適な例として、燐
酸、尿素燐酸、燐酸アンモニウム、燐酸アルカリ金属塩
(ナトリウム塩、カリウム塩)、過硼酸アルカリ金属塩
(ナトリウム塩、カリウム塩)、硫酸アルミニウムカリ
ウム(硫酸カリ、アルミニウム)、硫酸アルミニウム、
硝酸アルミニウム等が挙げられ、さらに、硼酸、硼酸ア
ルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩)、硼酸アンモ
ニウムが挙げられる。
酸、尿素燐酸、燐酸アンモニウム、燐酸アルカリ金属塩
(ナトリウム塩、カリウム塩)、過硼酸アルカリ金属塩
(ナトリウム塩、カリウム塩)、硫酸アルミニウムカリ
ウム(硫酸カリ、アルミニウム)、硫酸アルミニウム、
硝酸アルミニウム等が挙げられ、さらに、硼酸、硼酸ア
ルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩)、硼酸アンモ
ニウムが挙げられる。
【0010】炭素数2〜4の有機酸として、水酸基を有
していてもよい炭素数2〜4のカルボン酸が好ましく、
例えばグリコール酸、酢酸、アクリル酸、マロン酸、乳
酸、フマール酸、マレイン酸、こはく酸、りんご酸、酒
石酸などが挙げられ、その塩としてアルカリ金属塩が挙
げられる。
していてもよい炭素数2〜4のカルボン酸が好ましく、
例えばグリコール酸、酢酸、アクリル酸、マロン酸、乳
酸、フマール酸、マレイン酸、こはく酸、りんご酸、酒
石酸などが挙げられ、その塩としてアルカリ金属塩が挙
げられる。
【0011】又、上記の無機及び有機化合物に、燐酸、
燐酸アンモニウム、硼酸、或は硼酸塩を適宜添加するこ
とにより更に有効である。
燐酸アンモニウム、硼酸、或は硼酸塩を適宜添加するこ
とにより更に有効である。
【0012】なお、実用的には強酸性或は強アルカリ性
液は不適当であり、弱酸性、中性、或は弱アルカリ性液
で取扱上手肌の荒れる虞のないものが適当である。ま
た、これらの切花の活力保持剤は、例えばカーネーショ
ンをとってみても種々の種類、異なる色彩のものに使用
され、さらにカーネーション以外の種々の切花にも使用
される。ここで、同一の有効成分を有する活力保持剤で
あっても、例えば白色のカーネーションと赤色のカーネ
ーションとでは、その延命作用に差異がある。従って、
対象とする切花に最適の製剤を作るため、種々の有効な
処方が必要となる。これらの観点から、上記の化合物の
うち、とりわけ、硼酸アルカリ金属塩、硼酸アンモニウ
ム、又は、硫酸アルミニウムに硼酸を加えたものが、そ
れぞれ本発明の切花の活力保持剤の有効成分として好適
に用いられる。
液は不適当であり、弱酸性、中性、或は弱アルカリ性液
で取扱上手肌の荒れる虞のないものが適当である。ま
た、これらの切花の活力保持剤は、例えばカーネーショ
ンをとってみても種々の種類、異なる色彩のものに使用
され、さらにカーネーション以外の種々の切花にも使用
される。ここで、同一の有効成分を有する活力保持剤で
あっても、例えば白色のカーネーションと赤色のカーネ
ーションとでは、その延命作用に差異がある。従って、
対象とする切花に最適の製剤を作るため、種々の有効な
処方が必要となる。これらの観点から、上記の化合物の
うち、とりわけ、硼酸アルカリ金属塩、硼酸アンモニウ
ム、又は、硫酸アルミニウムに硼酸を加えたものが、そ
れぞれ本発明の切花の活力保持剤の有効成分として好適
に用いられる。
【0013】本発明の活力保持剤は上記(1)〜(5)の一
種以上の有効成分以外に適宜に他の成分を含んでいても
よい。そのような成分して、例えばブドウ糖、蔗糖、果
糖、ソルビット等の糖類を挙げることができ、これらの
糖類の一種又は二種以上組合わせたものを含ませること
ができる。かかる糖類は、上記有効成分の活性保持効果
を減少せしめるものではなく、蕾の開花を促進し、花を
大きくする。又、例えば武田薬品工業株式会社製スラオ
フ620等の防腐剤を含有せしめることもできる。又さ
らに、所望によって、各種ビタミン類、色素、香料等、
その他の通常切花の活力保持剤に配合される成分を含ん
でいてもよい。
種以上の有効成分以外に適宜に他の成分を含んでいても
よい。そのような成分して、例えばブドウ糖、蔗糖、果
糖、ソルビット等の糖類を挙げることができ、これらの
糖類の一種又は二種以上組合わせたものを含ませること
ができる。かかる糖類は、上記有効成分の活性保持効果
を減少せしめるものではなく、蕾の開花を促進し、花を
大きくする。又、例えば武田薬品工業株式会社製スラオ
フ620等の防腐剤を含有せしめることもできる。又さ
らに、所望によって、各種ビタミン類、色素、香料等、
その他の通常切花の活力保持剤に配合される成分を含ん
でいてもよい。
【0014】これらの糖類や防腐剤等の配合量は、成分
の種類により異なるので一概には言えないが、本発明の
活力保持剤全体に対し、糖類の場合で約25〜55重量
%、好ましくは45重量%程度配合され、防腐剤の場合
で0.8〜3.5重量%、好ましくは1.7重量%程度が
配合される。
の種類により異なるので一概には言えないが、本発明の
活力保持剤全体に対し、糖類の場合で約25〜55重量
%、好ましくは45重量%程度配合され、防腐剤の場合
で0.8〜3.5重量%、好ましくは1.7重量%程度が
配合される。
【0015】上記有効成分や他の成分を配合した本発明
の活力保持剤は、最終的には、通常50倍から100倍
に水で希釈して適当な使用濃度にし、切花の前処理剤や
後処理剤として使用される。
の活力保持剤は、最終的には、通常50倍から100倍
に水で希釈して適当な使用濃度にし、切花の前処理剤や
後処理剤として使用される。
【0016】使用時に希釈された状態での上記有効な化
合物の使用濃度は、切花の浸漬時間の長短により相違し
また化合物の種類により一様でないが、2〜5時間浸漬
の場合は大体1〜100ミリモル、より好ましくは5〜
60ミリモルの濃度でよい。特に、硼酸ナトリウム10
水和物や硼酸アンモニウム8水和物の場合は、10ミリ
モル程度の濃度が最も好ましい。なお、化合物の濃度
は、12〜18時間浸漬の場合は短時間浸漬の場合より
も濃度は少くてよい。然し室温や切花の種類、切花の乾
燥度、其他の条件もあるので上記濃度範囲に限定される
ものではない。
合物の使用濃度は、切花の浸漬時間の長短により相違し
また化合物の種類により一様でないが、2〜5時間浸漬
の場合は大体1〜100ミリモル、より好ましくは5〜
60ミリモルの濃度でよい。特に、硼酸ナトリウム10
水和物や硼酸アンモニウム8水和物の場合は、10ミリ
モル程度の濃度が最も好ましい。なお、化合物の濃度
は、12〜18時間浸漬の場合は短時間浸漬の場合より
も濃度は少くてよい。然し室温や切花の種類、切花の乾
燥度、其他の条件もあるので上記濃度範囲に限定される
ものではない。
【0017】また、本発明は、切花の切口部位を上記の
溶液製剤で処理することを特徴とする切花の活力保持方
法をも提供する。処理は通常適当長さ、例えば花下45
cm〜50cm程度に茎を切断した切花を上記溶液に挿し、
適当時間放置することによって行われる。
溶液製剤で処理することを特徴とする切花の活力保持方
法をも提供する。処理は通常適当長さ、例えば花下45
cm〜50cm程度に茎を切断した切花を上記溶液に挿し、
適当時間放置することによって行われる。
【0018】
【作用】前記特定の無機或は有機化合物の水溶液にカー
ネーションの切花を数時間浸漬することにより切花の延
命効果を著しく増大することができる。
ネーションの切花を数時間浸漬することにより切花の延
命効果を著しく増大することができる。
【0019】
実施例1 燐酸尿素2.4gを水道水500mlに溶解した液(薬
液)にカーネーションの花下45cmに茎を切断したもの
10本を挿し、室温約20℃に於て5時間浸漬後、切花
を水道水500mlに殺菌剤として武田薬品工業株式会社
製防腐剤スラオフ620を0.1〜0.3%加えたものに
移し、27〜31℃の恒室温に放置する。別に水道水5
00mlに上記防腐剤を加えたものに薬液に浸漬しない切
花10本を挿し、同じ恒室温に放置する。
液)にカーネーションの花下45cmに茎を切断したもの
10本を挿し、室温約20℃に於て5時間浸漬後、切花
を水道水500mlに殺菌剤として武田薬品工業株式会社
製防腐剤スラオフ620を0.1〜0.3%加えたものに
移し、27〜31℃の恒室温に放置する。別に水道水5
00mlに上記防腐剤を加えたものに薬液に浸漬しない切
花10本を挿し、同じ恒室温に放置する。
【0020】薬液に浸漬しないものは大体7日以前に花
は変色凋萎するが、薬液に浸漬したものは11日後も尚
美しく14日程度美しさを保つ。
は変色凋萎するが、薬液に浸漬したものは11日後も尚
美しく14日程度美しさを保つ。
【0021】実施例2 燐酸2.0gを水道水500mlに溶解した液に実施例1
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【0022】実施例3 燐酸アンモニウム1.7gを水道水500mlに溶解した
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
【0023】実施例4 燐酸一カリ1.6gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【0024】実施例5 亜燐酸0.9gを水道水500mlに溶解した液に実施例
1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【0025】実施例6 過硼酸ナトリウム1.0gを水道水500mlに溶解した
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
【0026】実施例7 グリコール酸1.2gを水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【0027】実施例8 酢酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実施例1
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【0028】実施例9 アクリル酸1.1gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【0029】実施例10 マロン酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実施
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
【0030】実施例11 DL−乳酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【0031】実施例12 フマル酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実施
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
【0032】実施例13 マレイン酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【0033】実施例14 DL−酒石酸2.3gを水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【0034】実施例15 DL−りんご酸2.0gを水道水500mlに溶解した液
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
【0035】実施例16 こはく酸1.6gを水道水500mlに溶解した液に実施
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
【0036】実施例17 没食子酸1.7gを水道水500mlに溶解した液に実施
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理
する。
【0037】実施例18 ニコチンアミド1.8gを水道水500mlに溶解した液
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
【0038】実施例19 l−アルギニン1.7gを水道水500mlに溶解した液
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
【0039】実施例20 硫酸アルミニウム14水和物2.8gを水道水500ml
に溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花
を浸漬し同様に処理する。
に溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花
を浸漬し同様に処理する。
【0040】実施例21 硫酸カリ,アルミニウム12水和物7.1gを水道水5
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
【0041】実施例22 硝酸アルミニウム9水和物5.6gを水道水500mlに
溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を
浸漬し同様に処理する。
溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を
浸漬し同様に処理する。
【0042】実施例23 硼酸0.6gを水道水500mlに溶解した液に実施例1と
同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理する。
同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0043】実施例24 硼酸ナトリウム10水和物1.9gを水道水500mlに溶
解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸
漬し同様に処理する。
解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸
漬し同様に処理する。
【0044】実施例25 硼酸アンモニウム8水和物4.0gを水道水500mlに溶
解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸
漬し同様に処理する。
解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸
漬し同様に処理する。
【0045】実施例26 硼酸0.3g及び硼酸カリウム4水和物1.5gを水道水5
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
【0046】実施例27 硫酸アルミニウム14水和物2.8gに硼酸0.6gを加
え、水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカ
ーネーションの切花を浸漬し同様に処理する。
え、水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカ
ーネーションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0047】実施例28 マロン酸0.5gに硼酸0.6gを加え、水道水500mlに
溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を
浸漬し同様に処理する。
溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切花を
浸漬し同様に処理する。
【0048】実施例29 燐酸0.5gに硼酸ナトリウム10水和物3.8gを加え、
水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネ
ーションの切花を浸漬し同様に処理する。
水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネ
ーションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0049】実施例30 燐酸2ナトリウム1.4gに硼酸ナトリウム10水和物
3.8gを加え、水道水500mlに溶解した液に実施例1
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
3.8gを加え、水道水500mlに溶解した液に実施例1
と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【0050】実施例31 塩化カルシウム2水和物1.3gに硼酸0.6gを加え、水
道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネー
ションの切花を浸漬し同様に処理する。
道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネー
ションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0051】実施例32 酢酸カリウム0.5gに硼酸0.6gを加え、水道水500
mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切
花を浸漬し同様に処理する。
mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの切
花を浸漬し同様に処理する。
【0052】実施例33 ニコチンアミド0.6gに硼酸0.6gを加え、水道水50
0mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの
切花を浸漬し同様に処理する。
0mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの
切花を浸漬し同様に処理する。
【0053】実施例34 l−アルギニン1.0gに硼酸0.6gを加え、水道水50
0mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの
切花を浸漬し同様に処理する。
0mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーションの
切花を浸漬し同様に処理する。
【0054】実施例35 酢酸マグネシウム4水和物1.1gに硼酸0.6gを加え、
水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネ
ーションの切花を浸漬し同様に処理する。
水道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネ
ーションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0055】実施例36 没食子酸1水和物0.9gに硼酸0.6gを加え、水道水5
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
00mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーション
の切花を浸漬し同様に処理する。
【0056】実施例37 燐酸3ナトリウム12水和物1.9gに硼酸ナトリウム1
0水和物0.9gを加え、水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
0水和物0.9gを加え、水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【0057】実施例38 酢酸カルシウム1水和物0.8gに硼酸0.6gを加え、水
道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネー
ションの切花を浸漬し同様に処理する。
道水500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネー
ションの切花を浸漬し同様に処理する。
【0058】上記実施例2〜38の処理によれば、実施
例1と同様に優れた活力保持効果が得られた。
例1と同様に優れた活力保持効果が得られた。
【0059】実施例39 硼酸ナトリウム又は硼酸アンモニウムのそれぞれ10〜
15ミリモル水溶液を前処理剤として用いた場合、及
び、硫酸アルミニウムに硼酸を加えたものを前処理剤と
して用いた場合について、切花の種類を異ならせて効果
を観察した。
15ミリモル水溶液を前処理剤として用いた場合、及
び、硫酸アルミニウムに硼酸を加えたものを前処理剤と
して用いた場合について、切花の種類を異ならせて効果
を観察した。
【0060】即ち、これらの化合物についてそれぞれ試
料液をつくるとともに、対照として銀を含むSTS製剤
相当液をつくり、白色カーネーションと赤色カーネーシ
ョンの各カーネーションの切花を5本ずつ、21℃の室
温にて各液に5時間浸漬した後、切花をそれぞれ取り出
し、水道水350mlに移し、27〜29℃の恒温室に放
置して切花の変化を観察した。
料液をつくるとともに、対照として銀を含むSTS製剤
相当液をつくり、白色カーネーションと赤色カーネーシ
ョンの各カーネーションの切花を5本ずつ、21℃の室
温にて各液に5時間浸漬した後、切花をそれぞれ取り出
し、水道水350mlに移し、27〜29℃の恒温室に放
置して切花の変化を観察した。
【0061】試験に用いた試料液は次のとおりである。 試料液1 硼酸ナトリウム10水和物1.33gを水道水
350mlに溶解した。 試料液2 硼酸アンモニウム8水和物1.90gを水道水
350mlに溶解した。 試料液3 硼酸ナトリウム10水和物1.33gにブドウ
糖0.5gを加え、水道水350mlに溶解した。 試料液4 硫酸アルミニウム14水和物2.0gに硼酸
0.44gを加え、水道水350mlに溶解した。 対照STS液 銀0.23%を含む製剤を100倍に水
道水にて希釈した。
350mlに溶解した。 試料液2 硼酸アンモニウム8水和物1.90gを水道水
350mlに溶解した。 試料液3 硼酸ナトリウム10水和物1.33gにブドウ
糖0.5gを加え、水道水350mlに溶解した。 試料液4 硫酸アルミニウム14水和物2.0gに硼酸
0.44gを加え、水道水350mlに溶解した。 対照STS液 銀0.23%を含む製剤を100倍に水
道水にて希釈した。
【0062】切花の変化は、7日目までは各カーネーシ
ョンとも全て大きく美しいが、9日目以降に試料液間で
相違が認められた。その結果を表1及び表2に示す。
ョンとも全て大きく美しいが、9日目以降に試料液間で
相違が認められた。その結果を表1及び表2に示す。
【0063】
【表1】
【0064】ここで、○印は切花が大きく美しい状態を
示し、△印は切花が変色し萎み始めた状態を示す。
示し、△印は切花が変色し萎み始めた状態を示す。
【0065】
【表2】
【0066】これらの結果から、カーネーションの種類
が異なっても、各試料液ともいずれも有効であることが
わかる。特に、白色カーネーションの場合には対照ST
S液と同様に有効であり、赤色カーネーションの場合に
は、対照STS液よりも優れた効力を有することが明ら
かである。
が異なっても、各試料液ともいずれも有効であることが
わかる。特に、白色カーネーションの場合には対照ST
S液と同様に有効であり、赤色カーネーションの場合に
は、対照STS液よりも優れた効力を有することが明ら
かである。
【0067】実施例40 赤色バラの開花したものを水道水のみと、次の各液に3
本ずつ挿し、27〜29℃の恒温室内に放置して変化を
観察した。使用した液は次のとおりである。 試料液5 硼酸ナトリウム10水和物1.9g、ブドウ糖
5.4g、殺菌剤として武田薬品工業株式会社製防腐剤ス
ラオフ620を0.21g、を水道水500mlに溶解し
た。 試料液6 硼酸アンモニウム8水和物2.7g、ブドウ糖
5.4g、スラオフ620を0.21g、を水道水500ml
に溶解した。 試料液7 硼酸アンモニウム8水和物1.9g、ブドウ糖
5.4g、スラオフ620を0.21g、を水道水500ml
に溶解した。
本ずつ挿し、27〜29℃の恒温室内に放置して変化を
観察した。使用した液は次のとおりである。 試料液5 硼酸ナトリウム10水和物1.9g、ブドウ糖
5.4g、殺菌剤として武田薬品工業株式会社製防腐剤ス
ラオフ620を0.21g、を水道水500mlに溶解し
た。 試料液6 硼酸アンモニウム8水和物2.7g、ブドウ糖
5.4g、スラオフ620を0.21g、を水道水500ml
に溶解した。 試料液7 硼酸アンモニウム8水和物1.9g、ブドウ糖
5.4g、スラオフ620を0.21g、を水道水500ml
に溶解した。
【0068】恒温室に入れた後5日目では、対照の水道
水のみの場合、赤色バラが3本とも全て黒色化し萎んだ
が、試料液5及び試料液6では3本とも全て赤く大きく
美しい状態であった。また、試料液7のものも、2本が
赤く大きく美しく、1本のみ少し黒味を帯びた程度であ
った。この結果から、硼酸アルカリ金属塩或いは硼酸ア
ンモニウムは、いわゆる切花の後処理剤としても効果が
顕著であることが明らかである。
水のみの場合、赤色バラが3本とも全て黒色化し萎んだ
が、試料液5及び試料液6では3本とも全て赤く大きく
美しい状態であった。また、試料液7のものも、2本が
赤く大きく美しく、1本のみ少し黒味を帯びた程度であ
った。この結果から、硼酸アルカリ金属塩或いは硼酸ア
ンモニウムは、いわゆる切花の後処理剤としても効果が
顕著であることが明らかである。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば切花の活力保持に有効
で、重金属や毒劇物を含有せぬため、環境上の問題もお
こらず、美しく保存性のある切花を製することができ
る。とりわけ、硼酸アルカリ金属塩または硼酸アンモニ
ウムを有効成分として用いた場合や、硫酸アルミニウム
に硼酸を加えたものを用いた場合には、手肌を荒らす虞
れがなく取り扱いが容易であり、しかも、対象とする切
花の種類が異なっても、切花の活力や鮮度を長く持続さ
せることができる。
で、重金属や毒劇物を含有せぬため、環境上の問題もお
こらず、美しく保存性のある切花を製することができ
る。とりわけ、硼酸アルカリ金属塩または硼酸アンモニ
ウムを有効成分として用いた場合や、硫酸アルミニウム
に硼酸を加えたものを用いた場合には、手肌を荒らす虞
れがなく取り扱いが容易であり、しかも、対象とする切
花の種類が異なっても、切花の活力や鮮度を長く持続さ
せることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】例えばカーネーション、カスミ草、ユリ
等の切花が微量のエチレンガスによって萎み易いこと、
チオ硫酸銀の水溶液、所謂STS液に切花を一定時間浸
漬することによりエチレンガスの作用を防ぐことは既に
知られており、現在その種の製品がオランダ及び日本に
おいて広く市販され、カーネーションその他の切花の所
謂前処理剤として出荷前に使用されている〔H.Vee
n,ActaHorticulturae91,99−
108(1979)〕。
等の切花が微量のエチレンガスによって萎み易いこと、
チオ硫酸銀の水溶液、所謂STS液に切花を一定時間浸
漬することによりエチレンガスの作用を防ぐことは既に
知られており、現在その種の製品がオランダ及び日本に
おいて広く市販され、カーネーションその他の切花の所
謂前処理剤として出荷前に使用されている〔H.Vee
n,ActaHorticulturae91,99−
108(1979)〕。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は(i)毒劇物を含有したり、或は
STS製剤のように重金属を含有しかりせず、(ii)
工業的に容易に得られ、かつ(iii)切花活力保持な
いし鮮度保持能力のすぐれた、切花の出荷前処理剤とし
ても使用できる活力保持剤及び切花の活力保持方法を提
供することを課題とする。
STS製剤のように重金属を含有しかりせず、(ii)
工業的に容易に得られ、かつ(iii)切花活力保持な
いし鮮度保持能力のすぐれた、切花の出荷前処理剤とし
ても使用できる活力保持剤及び切花の活力保持方法を提
供することを課題とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】すなわち、本発明者は、(1)無機酸又は
その塩、(2)炭素数2〜4の有機酸またはその塩、
(3)没食子酸、(4)ニコチンアミド又は(5)L−
アルギニンが切花の出荷前処理に際し活力保持乃至鮮度
保持能力が著しく優れていることを知見した。従って、
本発明は、上記(1)〜(5)の化合物の一種以上を含
有する切花の活力保持剤を提供するものである。
その塩、(2)炭素数2〜4の有機酸またはその塩、
(3)没食子酸、(4)ニコチンアミド又は(5)L−
アルギニンが切花の出荷前処理に際し活力保持乃至鮮度
保持能力が著しく優れていることを知見した。従って、
本発明は、上記(1)〜(5)の化合物の一種以上を含
有する切花の活力保持剤を提供するものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】実施例2 燐酸2.0gを水道水500mlに溶解した液に実施例
1と同様にカーネーシヨンの切花を浸漬し同様に処理す
る。
1と同様にカーネーシヨンの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】実施例4第一燐酸カリウム 1,6gを水道水500mlに溶解し
た液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し
同様に処理する。
た液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し
同様に処理する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実施例5 燐酸0.9gを水道水500mlに溶解した液に実施例
1と同様にカーネーションの切花を浸潰し同様に処理す
る。
1と同様にカーネーションの切花を浸潰し同様に処理す
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例7 グリコール酸1.2gを水道水500mlに溶解した液
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例8 酢酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実施例
1と同様にカーネーシヨンの切花を浸漬し同様に処理す
る。
1と同様にカーネーシヨンの切花を浸漬し同様に処理す
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例9 アクリル酸1.1gを水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】実施例10 マロン酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実施例11 DL−乳酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】実施例12 フマル酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例13 マレイン酸1.4gを水道水500mlに溶解した液に
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に
処理する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】実施例14 DL−酒石酸2.3gを水道水500mlに溶解した液
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様
に処理する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例15 DL−りんご酸2.0gを水道水500mlに溶解した
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】実施例16 こはく酸1.6gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】実施例17 没食子酸1.7gを水道水500mlに溶解した液に実
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同様に処
理する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】実施例18 ニコチンアミド1.8gを水道水500mlに溶解した
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】実施例19L−アルギニン 1.7gを水道水500mlに溶解した
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
液に実施例1と同様にカーネーションの切花を浸漬し同
様に処理する。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】実施例34L−アルギニン 1.0gに硼酸0.6gを加え、水道水
500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーシ
ョンの切花を浸漬し同様に処理する
500mlに溶解した液に実施例1と同様にカーネーシ
ョンの切花を浸漬し同様に処理する
Claims (11)
- 【請求項1】(1)無機酸又はその塩、(2)炭素数2〜4
の有機酸又はその塩、(3)没食子酸、(4)ニコチンアミ
ドおよび(5)l−アルギニンから選ばれる一種以上を含
有することを特徴とする切花の活力保持剤。 - 【請求項2】無機酸又はその塩が燐酸、尿素燐酸、燐酸
アンモニウム、燐酸アルカリ金属塩、亜燐酸、過硼酸ア
ルカリ金属塩、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アルミ
ニウム又は硝酸アルミニウムである請求項1記載の切花
の活力保持剤。 - 【請求項3】無機酸の塩が硼酸アルカリ金属塩である請
求項1記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項4】無機酸の塩が硼酸アンモニウムである請求
項1記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項5】硫酸アルミニウムと硼酸からなる請求項1
記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項6】さらに糖類及び防腐剤を含有する、請求項
3から請求項5のいずれか1項に記載の切花の活力保持
剤。 - 【請求項7】炭素数2〜4の有機酸の塩が、酢酸アルカ
リ金属塩である請求項1記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項8】有効成分としてさらに燐酸を含有する請求
項1記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項9】有効成分としてさらに燐酸アンモニウムを
含有する請求項1記載の切花の活力保持剤。 - 【請求項10】有効成分としてさらに硼酸及びその塩か
ら選ばれる一種以上を含有する請求項1記載の切花の活
力保持剤。 - 【請求項11】切花の切口部位を(1)無機酸又はその
塩、(2)炭素数2〜4の有機酸又はその塩、(3)没食子
酸、(4)ニコチンアミドおよび(5)l−アルギニンから
選ばれる一種以上を含有する溶液で処理することを特徴
とする切花の活力保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5944993A JPH06239701A (ja) | 1992-03-17 | 1993-02-23 | 切花の活力保持剤及び活力保持方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200092 | 1992-03-17 | ||
JP4-92000 | 1992-12-22 | ||
JP4-357114 | 1992-12-22 | ||
JP35711492 | 1992-12-22 | ||
JP5944993A JPH06239701A (ja) | 1992-03-17 | 1993-02-23 | 切花の活力保持剤及び活力保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239701A true JPH06239701A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=27296882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5944993A Pending JPH06239701A (ja) | 1992-03-17 | 1993-02-23 | 切花の活力保持剤及び活力保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06239701A (ja) |
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KR100725214B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2007-06-07 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 하프톤 위상 시프트 포토 마스크용 블랭크, 및 하프톤위상 시프트 포토 마스크 |
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1993
- 1993-02-23 JP JP5944993A patent/JPH06239701A/ja active Pending
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