JPH06239496A - シート材の位置決め装置 - Google Patents

シート材の位置決め装置

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Publication number
JPH06239496A
JPH06239496A JP2502893A JP2502893A JPH06239496A JP H06239496 A JPH06239496 A JP H06239496A JP 2502893 A JP2502893 A JP 2502893A JP 2502893 A JP2502893 A JP 2502893A JP H06239496 A JPH06239496 A JP H06239496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
suction
positioning
positioning reference
reference stopper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2502893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Azumabayashi
泰郎 東林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2502893A priority Critical patent/JPH06239496A/ja
Publication of JPH06239496A publication Critical patent/JPH06239496A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート材に傷が発生するおそれなく位置決め
をする。 【構成】 シート材1の上面を負圧状態にしてシート材
1を浮上させる吸引浮上装置2を傾斜させて配設する。
浮上されたシート材1の側端が当接自在な位置決めスト
ッパー3を吸引浮上装置2の傾斜の下端側の側方に配設
する。傾斜させた吸引浮上装置2でシート材1を浮上さ
せると、この傾斜の下端側へシート材1はスライド移動
して位置決め基準ストッパー3に当接し、位置決め基準
ストッパー3を基準にしてシート材1を位置決めするこ
とができる。またシート材1は浮上しているために、こ
のようにスライド移動しても傷付くおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材の搬送装置に
おいて、シート材を所定の位置に位置決めする装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板などのシート材を搬送す
る際に、シート材の向きや位置を一定に揃える必要があ
る。そこで従来は、コンベアベルトの上にシート材を載
せて搬送するにあたって、コンベアベルトを停止させた
後にブラシでシート材を下から持ち上げ、シート材の側
端を位置決め基準ストッパーで押すことによって、シー
ト材の位置決めがおこなわれている。
【0003】しかしこのようにコンベアベルトを停止さ
せるとシート材の搬送効率が悪くなるために、コンベア
ベルトを走行させたまま位置決め基準ストッパーを作動
させて、コンベアベルト上のシート材の側端を押して位
置決めをすることもおこなわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにシ
ート材をコンベアベルト上で押すと、シート材がコンベ
アベルトと擦れて傷が発生するおそれがあるという問題
があった。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、シート材に傷が発生するおそれなく位置決めをする
ことができるシート材の位置決め装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート材の
位置決め装置は、シート材1の上面を負圧状態にしてシ
ート材1を浮上させる吸引浮上装置2を傾斜させて配設
し、浮上されたシート材1の側端が当接自在な位置決め
ストッパー3を吸引浮上装置2の傾斜の下端側の側方に
配設して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】傾斜させた吸引浮上装置2でシート材1を浮上
させると、この傾斜の下端側へシート材1はスライド移
動して位置決め基準ストッパー3に当接し、位置決め基
準ストッパー3を基準にしてシート材1を位置決めする
ことができる。またシート材1は浮上しているために、
このようにスライド移動しても傷付くおそれがない。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。吸引
浮上装置2は図2に示すように、昇降シリンダー19で
上下動される昇降体20の下面に取り付けてある。この
吸引浮上装置2としては例えば、(有)ソーラーリサー
チ研究所から提供されている「フロートチャック」を使
用することができる。この吸引浮上装置2は図3にその
原理を示すように、下面が開口する箱状のクッション室
21の下面開口縁に外方へ向けて斜め上方にフランジ2
3を突出して設けて形成してあり、クッション室21の
上面にはエアーポンプなどに接続される空気送入口22
が設けてある。この吸引浮上装置2にあって、クッショ
ン室21をシート材1の直上に配置してクッション室2
1に空気送入口22から空気を送入すると、クッション
室21の下面とシート材1との間の間隔hが大なる場
合、フランジ23とシート材1との間にエゼクターのデ
ィフューザに相当する部分が形成され、クッション室2
1はエゼクターの真空室に相当する機能を果たすことに
なり、この結果、クッション室21の圧力が低下してシ
ート材1に対する吸引力(a矢印の力)が作用し、シー
ト材1を浮上させることができる。一方、間隔hが小さ
くなると、クッション室21は内部圧力が上昇し、シー
ト材1を押し離す力(b矢印の力)が生じる。このよう
な動作により吸引浮上装置2はシート材1に接触せずに
空中に浮遊した状態で浮上させることができるものであ
る。
【0008】昇降体20には複数の吸引浮上装置2が設
けてあり、この昇降体20は複数本を平行に配設して各
昇降体20を昇降シリンダー19で同時に上下動させる
ようにしてある。また一対のロール10間にベルト11
を懸架して搬送コンベア9が形成してあり、各昇降体2
0の間に配置して複数本の搬送コンベア9を平行に配設
してある。そして吸引浮上装置2の側方には位置決め基
準ストッパー3が配設してある。この位置決め基準スト
ッパー3は搬送コンベア9による搬送方向と平行に配置
してある。上記吸引浮上装置2を保持することになる昇
降シリンダー19はシリンダー装置(図示省略)等によ
って傾動されるようになっている。図の実施例では、位
置決め基準ストッパー3の側が回動中心となってその反
対側の部分が持ち上げられるように、吸引浮上装置2は
θの角度で傾動されるようになっている。この傾ける角
度θは0.5〜70°の範囲が好ましい。また、搬送コ
ンベア9の前方の下側には移送用コンベア26が配設し
てある。
【0009】上記のように形成されるシート材位置決め
装置にあって、プリント配線板などのシート材1はリフ
ター18の上に多数枚積み重ねて積載してあり、昇降体
20はこのリフター18の上方に配置してある。そして
先ず、昇降シリンダー19を作動させて昇降体20を下
動させ、吸引浮上装置5を作動させてリフター18に積
載した上端のシート材1を図1(a)のように吸引浮上
させる。このとき、図1(a)に示すように搬送コンベ
ア9や吸引浮上装置2は水平状態にある。次に昇降体2
0を上昇させた後に、搬送コンベア9や吸引浮上装置2
を図1(b)のようにθの角度で傾動させる。このよう
に吸引浮上装置2が傾斜されるとシート材1も傾斜され
るが、シート材1の重量をGとするとGsinθの力が
図1(b)の矢印方向に作用し、傾斜の下方、すなわち
吸引浮上装置2の傾斜の下端側の側方へシート材1はス
ライド移動する。そしてシート材1がこのように移動さ
れると、図1(b)のように位置決め基準ストッパー3
にシート材1の側端が当接されることになり、シート材
1を位置決め基準ストッパー3を基準にして位置決めす
ることができるものである。このようにシート材1を移
動させて位置決めをおこなうにあたって、シート材1は
搬送コンベア9や吸引浮上装置2に接触していないため
に、シート材1が搬送コンベア9や吸引浮上装置2と擦
れて傷が発生することがなくなるものである。
【0010】このようにシート材1の位置決めをおこな
った後に、搬送コンベア9や吸引浮上装置2を元の水平
状態に戻しながら、さらに昇降体20を上動させると、
図1(c)のようにシート材1の上面が走行駆動されて
いる搬送コンベア9のベルト11の下面に接触し、搬送
コンベア9によってシート材1を前方へ送り出して搬送
コンベア26上に供給することができ、搬送コンベア2
6によって次工程等に移送することができる。このと
き、シート材1は吸引浮上装置2とは接触することなく
吸引浮上装置2による吸引力で搬送コンベア9の下面に
当接して送り出されるものであり、シート材1が吸引浮
上装置2と擦れて傷が発生するようなことはないもので
ある。ここで、上記のようにシート材1を位置決めする
際にはシート材1は搬送コンベア9に接触していないた
めに、搬送コンベア9は停止させる必要がなく、常時高
速度で走行駆動させることが可能になり、搬送をスピー
ドアップすることができるものである。
【0011】尚、上記実施例では、シート材1を位置決
めする際に傾動用のシリンダー装置を作動させて搬送コ
ンベア9や吸引浮上装置2を傾斜させるようにしたが、
吸引浮上装置2の傾斜角度θが2°以下であれば、吸引
浮上装置2をこの角度に傾斜した状態に固定して設置す
ると共に、搬送コンベア9は水平状態に固定して設置す
るようにしてもよい。しかし、吸引浮上装置2の傾斜角
度θが2°以上になると、このように吸引浮上装置2は
傾斜状態に、搬送コンベア9は水平状態にしておくと、
吸引浮上装置2とシート材1との間の距離が5mm以上
になる部分が生じてシート材1を吸引できなくなること
があるので、上記図1の実施例のように、搬送コンベア
9は水平状態に固定して設置する場合には、吸引浮上装
置2を水平状態から傾斜状態に傾動させるようにし、ま
た、吸引浮上装置2を傾斜した状態に固定して設置する
場合には、搬送コンベア9も同様に傾斜させておくか、
あるいはシート材1の位置決め時には搬送コンベア9を
傾斜させると共にシート材1を搬送するときには搬送コ
ンベア9を水平にするというように搬送コンベア9を傾
動させるようにする必要がある。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明は、シート材の上面
を負圧状態にしてシート材を浮上させる吸引浮上装置を
傾斜させて配設し、浮上されたシート材の側端が当接自
在な位置決めストッパーを吸引浮上装置の傾斜の下端側
の側方に配設したので、傾斜させた吸引浮上装置でシー
ト材を浮上させると、この傾斜の下端側へシート材はス
ライド移動して位置決め基準ストッパーに当接すること
になり、位置決め基準ストッパーを基準にしてシート材
を位置決めすることができるものであり、また浮上して
いるシート材はスライド移動しても擦れることがなくて
傷付くおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の動作を示すものであり、
(a),(b),(c)は断面図である。
【図2】本発明の一実施例の概略正面図である。
【図3】同上の吸引浮上装置の原理を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シート材 2 吸引浮上装置 3 位置決め基準ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の上面を負圧状態にしてシート
    材を浮上させる吸引浮上装置を傾斜させて配設し、浮上
    されたシート材の側端が当接自在な位置決めストッパー
    を吸引浮上装置の傾斜の下端側の側方に配設して成るこ
    とを特徴とするシート材の位置決め装置。
JP2502893A 1993-02-15 1993-02-15 シート材の位置決め装置 Withdrawn JPH06239496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2502893A JPH06239496A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 シート材の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2502893A JPH06239496A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 シート材の位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239496A true JPH06239496A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12154463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2502893A Withdrawn JPH06239496A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 シート材の位置決め装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06239496A (ja)

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Effective date: 20000509