JP3909597B2 - 基板搬入出装置 - Google Patents

基板搬入出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3909597B2
JP3909597B2 JP2003296454A JP2003296454A JP3909597B2 JP 3909597 B2 JP3909597 B2 JP 3909597B2 JP 2003296454 A JP2003296454 A JP 2003296454A JP 2003296454 A JP2003296454 A JP 2003296454A JP 3909597 B2 JP3909597 B2 JP 3909597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
loading
unloading
mounting table
carrying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003296454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005064432A (ja
Inventor
保良 北澤
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP2003296454A priority Critical patent/JP3909597B2/ja
Priority to TW093124682A priority patent/TWI265905B/zh
Priority to KR1020040065082A priority patent/KR100633848B1/ko
Priority to CN2004100905202A priority patent/CN1600658B/zh
Publication of JP2005064432A publication Critical patent/JP2005064432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3909597B2 publication Critical patent/JP3909597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、半導体基板、液晶基板等の板状の基板を収納容器から搬出又は収納容器に搬
入するための基板搬入出装置及び基板搬入出方法に関する。
従来、半導体等の基板の製造工程において、該基板は、収納容器に複数枚収納されており、基板搬入出装置により該収納容器から搬出されて基板搬送装置に受け渡され、該基板搬送装置によって基板処理装置に搬送されて所定処理がなされている。また、所定処理が終了した基板は、基板処理装置から基板搬送装置により搬送されて基板搬入出装置に受け渡され、該基板搬入出装置により再度収納容器に搬入されている。
このように基板を収納容器から搬入出する基板搬入出装置は、様々なものが提供されているが、その1つとして駆動ローラを利用して基板を収納容器から搬入出するものが知られている。
例えば、図11に示すように、基板搬入出装置50は、基板を水平に複数枚収納している収納容器を下降させたときに、該収納容器の下部に形成されている開口部から該収納容器に挿入され、収納容器の基板支持部上に載置されている基板を該基板支持部から持ち上げて乖離させる基板支持台51と、収納容器の外部において該収納容器の搬入出口に隣接するように配置される載置台52とを備えている。
また、上記基板支持台51及び上記載置台52の上部には、搬入出方向に回転するローラ53、54が設けられている。なお、この両ローラ53、54は、互いに図示しないモータ等の駆動源によって回転方向及び回転速度が同期するように駆動されるようになっている。
この基板搬入出装置50により基板を収納容器から搬出する場合には、まず収納容器を図示しない昇降手段によって基板支持台51に向けて下降させる。収納容器が下降されると、基板支持台51が、開口部から収納容器内に挿入され、上部のローラ53が収納容器の最下位の基板に当接する。そして、更なる収納容器の下降に伴って、ローラ53が、基板を基板支持部から持ち上げて乖離させる。
基板が乖離されると、両ローラ53、54が駆動し始める。両ローラ53、54が駆動すると、ローラ53、54と基板との摩擦力によって基板がローラ53、54の回転方向に移動する。即ち、基板は、収納容器内から搬入出口を通って載置台52に搬出される。これにより、基板を収納容器から搬出することができる。なお、上述した逆の作動を行なうことで、基板を収納容器内に搬入させることも可能である。
また、上記基板搬入出装置50は、ローラを駆動させることにより基板を収納容器から搬入出させたが、例えば、基板を保持して収納容器から引き出したり、押し込んだりして搬入出させる基板搬入出装置も知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平8−37220号公報(段落番号0006−009、第1−3図) 特許第2575717号公報(第2頁右段上から33段落−第4頁右段上から22段落、第1−3図)
ところで、上述した基板搬入出装置50では、ローラ53、54と基板との摩擦力を利用して基板を搬入出させているので、ローラ53、54の速度を急減速した場合には、ローラ53、54の回転速度と摩擦力とのバランスが崩れ、基板がローラ53、54上で滑ってしまう不都合があった。そのため、一定の速度でしか基板を搬入出できず、基板の搬入出に時間を要していた。
また、基板支持台51及び載置部52の両方に駆動するローラ53、54が必要であり、また両ローラ53、54の回転速度を同期させる必要があるので、基板搬入出装置50の構成が複雑なものとなっていた。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、構成が容易で、迅速な基板の搬入出を行なうことができる基板搬入出装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
請求項1に係る発明は、上下方向に間隔をあけて設けられそれぞれ基板を水平に載置する複数の基板支持部と、側部に設けられ前記基板を水平方向に搬入出させる搬入出口とを有する収納容器に対し前記基板を出し入れする基板搬入出装置であって、前記収納容器の外部に前記搬入出口に隣接して配置される載置台と、該載置台上を前記基板の搬入出方向に移動可能に設けられ、前記基板支持部により支持された前記基板の端部を保持する保持部材と、前記載置台を回転部を介して水平方向に回転可能に支持する基礎台とを備える基板保持機構とを備え、前記載置台の上部に、前記搬入出方向に前記基板を移動可能に支持する基板支持手段が設けられ、前記基板保持機構に隣接して移動レールが設けられ、前記移動レールには前記載置台に載置された基板を搬送する基板搬送装置が移動可能に取り付けられている基板搬入出装置を提供する。
この発明に係る基板搬入出装置においては、載置台に設けられた保持部材を、収納容器の搬入出口に向けて移動させる共に収納容器内で基板支持部によって支持されている基板の端部の保持が行なえる。該基板の保持後、該基板を保持した状態で搬入出口から離間する搬入出方向に向けて保持部材を移動させることで、基板を保持部材と共に搬入出方向に移動、即ち、収納容器内から搬入出口を通って載置台への搬出を行なえる。また、上述した逆の動作を行なうことで、載置台から収納容器内に基板の搬入が行なえる。
また、上記搬入出の際、載置台の上部には、基板支持手段が設けられているので、基板の全面が支持された状態で搬入出を行なえる。従って、保持部材により基板の端部のみを保持して移動させたとしても、基板を安定且つ円滑に移動することができる。また、保持部材により基板を保持した状態で移動させるので、基板を確実に搬入出できると共に保持部材の移動速度に応じて搬入出速度を変化でき、迅速な基板の搬入出を行なうことができる。更に、基板の搬入出を行なう際、基板支持台側に動力は必要なく、保持部材にのみ移動に必要な動力を供給すればよいので構成の容易化を図ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の基板搬入出装置において、前記保持部材が前記基板を把持する把持手段を有している基板搬入出装置を提供する。
この発明に係る基板搬入出装置においては、保持部材が、把持手段により基板の端部を把持した状態で該基板の搬入出が行なえる。従って、収納容器からより確実に安定した状態で搬入出することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の基板搬入出装置において、前記保持部材が前記基板を吸着する吸着手段を有している基板搬入出装置を提供する。
この発明に係る基板搬入出装置においては、保持部材が、吸着手段により基板の端部を吸着した状態で該基板の搬入出が行なえる。従って、基板を傷つけることなく、確実に搬入出することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の基板搬入出装置において、前記基板支持手段が、前記搬入出方向に直交する方向に沿って延びる回転軸回りに回転自在に支持されたローラである基板搬入出装置を提供する。
この発明に係る基板搬入出装置においては、基板が保持部材によって載置台に搬入出される間、ローラによって支持されている。従って、基板を常に安定した状態搬入出することができる。また、基板とローラとは、点接触なので摩擦力が低減されて円滑に搬入出が行なえるので、より基板を迅速に搬入出することができる。また、接触面積が小さいので、基板に傷を付けにくい。
請求項5に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の基板搬入出装置において、前記基板支持手段が、前記基板を浮上させる浮上機構であることを特徴とするものである。
この発明に係る基板搬入出装置においては、基板が保持部材によって載置台に搬入出される間、浮上機構によって浮上させられる。このように、基板を浮上させた状態で搬入出が行なえるので、載置台の上面との接触等を防止でき、基板に与える衝撃等の負荷を低減することができる。また、基板へのゴミ等の付着を防止することができる。
この発明に係る基板搬入出装置及び基板搬入出方法によれば、載置台に設けられた保持部材の移動だけで、基板を搬入出することができる。この際、保持工程及び移動工程により、基板の端部を保持した状態で移動させるので、基板を確実に搬入出できると共に保持部材の移動速度に応じて搬入出速度を変化でき、迅速な基板の搬入出を行なうことができる。また、搬入出のための別個の手段を設ける必要はなく、保持部材にのみ移動に必要な動力を供給すればよいので、構成の容易化を図ることができる。
また、基板の搬入出の際、載置台の上部には、基板支持手段が設けられているので、基板の全面が支持された状態で搬入出を行なえる。従って、保持部材により基板の端部のみを保持して移動させたとしても、基板を安定且つ円滑に移動させることができる。
以下、本発明に係る基板搬入出装置の一実施形態について、図1から図10を参照して説明する。
本実施形態の基板搬入出装置1は、図1に示すように、上下方向に間隔をあけて設けられそれぞれ薄板状の基板Aを水平に載置する複数の基板支持部2と、側部に設けられ基板Aを水平方向に搬入出させる搬入出口3と、下部に設けられた下部開口4とを有するワイヤケージ(収納容器)10に対し、基板Aを出し入れするものである。
上記ワイヤケージ10は、図2から図5に示すように、アルミ等の金属のフレーム5で箱状に形成されており、上記搬入出口3以外の側部には、縦フレーム5aが設けられ、上面及び下面には、搬入出口3の面に直交する方向に向けて配されたフレーム5bと、該フレーム5bに直交する方向に配された2本のフレーム5cとが設けられている。このフレーム5bとフレーム5cとに囲まれた開口が、上記下部開口4を構成している。即ち、本実施形態においては、6箇所の下部開口4が設けられている。
また、対向する縦フレーム5a間には、上記基板支持部2が設けられている。これにより、基板Aが基板支持部2上で水平に載置できるようになっている。なお、基板支持部2は、例えば、径の細いワイヤ等の索状体であり、基板Aを高さ方向に密接して収納できるようになっている。
上記ワイヤケージ10は、図2に示すように、昇降機構20に保持されると共に、保持された状態で昇降されるようになっている。また、ワイヤケージ10の下方には、昇降機構20により下降させられたときに、下部開口4からワイヤケージ10内に挿入されて最下位の基板Aを押し上げ、該ワイヤケージ10内において基板支持部2から基板Aを乖離させる基板支持台25が設けられている。
上記昇降機構20は、ワイヤケージ10の図示しない係止部に嵌合することにより、該ワイヤケージ10を保持できるようになっている。また、図示しない制御部に制御されてワイヤケージ10を昇降するようになっている。
上記基板支持台25は、基礎台26上に前後左右方向に所定間隔をあけた状態で隣接配置されている。つまり、基板支持台25は、上記各下部開口4からワイヤケージ10内に挿入されるように6つに分かれており、上記所定間隔は、上記フレーム5b、5cに干渉しない間隔とされている。
また、基板支持台25の上部には、基板Aの搬入出方向に該基板Aを移動自在に支持するローラ27が設けられている。該ローラ27は、基板Aの搬入出方向に直交する方向に沿って延びる回転軸B回りに回転自在に支持されている。
また、本実施形態の基板搬入出装置1は、ワイヤケージ10の外部に搬入出口3に隣接して配置される載置台31と、該載置台31上を基板Aの搬入出方向に移動可能に設けられ、ワイヤケージ10内で基板Aを支持する上記基板支持部2により支持された基板Aの端部を保持する保持部材32とを備える基板保持機構30を備えている。
また、上記基板保持機構30は、上記基板支持台25に隣接して配されている基礎台33を有している。そして、該基礎台33に、載置台31を360°回転可能にする回転部34を介して上記載置台31が取り付けられている。なお、載置台31は、上記基板支持台25と高さが同一となるように設けられており、基板Aを水平に載置できるようになっている。
また、載置台31の上面には、基板Aの搬入出方向に延びた3本の移動溝35が、搬入出方向に直交する方向に所定間隔をあけて配されている。そして、こられ各移動溝35には、該移動溝35に沿って移動する上記保持部材32が取り付けられている。また、各保持部材32は、図示しない制御部によって移動速度が制御されていると共に、それぞれ同期して移動するようになっている。
また、保持部材32は、図8から10に示すように、基板Aを下面から吸着する吸着口(吸着手段)36が設けられている。該吸着口36は、図示しない真空ポンプ等に接続されており、該真空ポンプを作動することで基板Aを吸着して保持できるようになっている。
また、図2に示すように、載置台31の上部には、基板Aの搬入出方向に該基板Aを移動自在に保持するローラ(基板支持手段)37が設けられている。即ち、該ローラ37は、基板Aの搬入出方向に直交する方向に沿って延びる回転軸B回りに回転自在に支持されており、各移動溝35間に搬入出方向に沿って複数配されている。また、ローラ37は、図8から図10に示すように、該ローラ37の上部が保持部材32のローラ27の上部と同一の高さになるように調整されている。
更に、図1に示すように、基板保持機構30に隣接して移動レール40が配設されており、該移動レール40上には、載置台31に載置されている基板Aを、該基板Aを所定処理する基板処理装置41に搬送する基板搬送装置42が移動可能に取り付けられている。この基板搬送装置42は、水平方向に移動自在な多関節アーム43を備えており、該多関節アーム43の先端には、複数の棒状部材44が取り付けられている。また、棒状部材44は、多関節アーム43によって載置台31の図示しない切り欠き溝に挿入できるようになっており、載置台31上に載置された基板Aを下方から持ち上げて複数の棒状部材44上に載せることができるようになっている。こうすることで、載置台31から基板Aを受取とると共に基板処理装置41に搬送して所定処理を行なわせたり、基板処理装置41で所定処理された基板Aを搬送して載置台31に受け渡すことができるようになっている。
このように構成された基板搬入出装置1により、基板Aをワイヤケージ10から搬出する場合について以下に説明する。
まず、図2に示すように、昇降機構20によりワイヤケージ10を保持する。この際、ワイヤケージ10内には、複数の基板Aが高さ方向に間隔をあけて水平に収納されている。即ち、基板Aは、ワイヤケージ10内の基板支持部2上に載置されている。ワイヤケージ10を保持した後、制御部により昇降機構20を作動させてワイヤケージ10を下降させる。つまり、基板支持台25に向けて下降させる。この際、基板支持台25は、ワイヤケージ10の底面に配されているフレーム5b、5cに干渉しないように配置されているので、図6に示すように、基板支持台25がワイヤケージ10の各下部開口4より該ワイヤケージ10内に挿入される。
基板支持台25が、ワイヤケージ10内に挿入されると、図7に示すように、基板支持台25の上面に配された各ローラ27が、相対的に上昇することになる。そして、ワイヤケージ10を更に下降させると、図8に示すように、ローラ27の上部が、ワイヤケージ10の最下位に位置している基板Aの下面に当接して基板Aを持ち上げ、基板支持部2から乖離させる。基板Aが乖離されると、制御部が昇降機構20を制御して下降を一端停止させる。この際、基板支持台25のローラ27と載置台31のローラ37との高さが、同一高さとなっている。
基板Aが乖離されると、図9に示すように、制御部が保持部材32を移動溝35に沿って搬入出口3に向かう方向に移動させて、基板Aの端部の下面に位置させる。この状態で、真空ポンプを作動させて吸着口36に基板Aを吸着させる。これにより、基板Aの端部が、保持部材32に保持された状態となる。
上記保持工程により基板Aを保持した後、図10に示すように、保持部材32を載置台31の一端(元の位置)に向けて、即ち、搬入出口3から離間する搬入出方向に移動させる。
この移動工程により、基板Aがワイヤケージ10内から搬入出口3を通って載置台31に搬出される。また、搬出の際、基板Aは、ローラ27、37によって全面が支持されているので、保持部材32によって端部のみを吸着して移動したとしても、安定且つ円滑に搬出することができる。また、制御部により保持部材32の移動速度を変更することで、基板Aを迅速に搬出することができる。特に、ローラ27、37と基板Aとは、点接触なので、摩擦力が低減した状態で基板Aの搬出が行なえることからも基板Aを迅速に搬出することができる。
基板Aをワイヤケージ10から搬出して載置台31上に載置した後、図1及び図2に示す回転部34により載置台31を180°回転させる。そして、図1に示す基板搬送装置42を移動させて載置台31に隣接させる。この状態で、多関節アーム43を動かして棒状部材44を載置台31の切り欠き溝に挿入して基板Aを下方から持ち上げ、棒状部材44上に載置する。この際、真空ポンプが停止され、保持手段32による基板Aの吸引保持が解かれている。
基板Aを載置後、基板搬送装置42を移動レール40に沿って基板処理装置41まで移動させ該基板処理装置41内に基板Aを受け渡す。また、基板処理装置41で所定処理された基板Aは、再び基板搬送装置42によって搬送され、所定処理終了後の基板Aを収納する図示しない収納容器内に収納される。
一方、基板搬送装置42に基板Aを受け渡した載置台31は、再び回転部34により元の位置に回転して、搬入出口3に隣接配置される。そして、昇降機構20を作動させてワイヤケージ10を下降させ、上述した動作を繰り返して次の基板Aの搬出を行なう。
なお、本実施形態において、基板搬入出装置1は、ワイヤケージ10から基板Aを搬出させたが、ワイヤケージ10を基板処理装置41により所定処理された基板Aを収納する容器として使用し、基板搬送装置41により搬送されてきた基板Aを受取ってワイヤケージ10内に搬入させるようにしても構わない。この場合には、搬出の逆の動作を行なうことで、基板Aの搬入が行なえる。
上述したように、この基板搬入出装置1及び基板搬入出方法によれば、保持部材32により基板Aの端部を吸着して保持する保持工程の後、該保持部材32を搬入出口3から離間する搬入出方向に移動させる移動工程を行なうことで、基板Aをワイヤケージ10から搬出することができる。
この際、基板支持台25及び載置台31の上部には、ローラ27、37が設けられているので、基板Aの全面が支持された状態で搬出を行なうことができ、基板Aを安定且つ円滑に移動させることができる。また、保持部材32により基板を吸着保持した状態で移動させるので、基板Aを確実に搬出できると共に保持部材32の移動速度に応じて搬出速度を変化でき、迅速な基板Aの搬出を行なうことができる。特に、基板支持台25側に動力は必要なく、保持部材32にのみ移動のための動力を供給すればよいので、構成の容易化を図ることができる。
また、保持部材32が、吸着口36により基板Aの端部を吸着した状態で該基板Aの搬出が行なうので、基板Aを傷つけることなく確実に搬入出させることができる。
更に、基板Aとローラ27、37とは、点接触なので摩擦力が低減されることからも、より迅速に基板Aの搬出を行なうことができる。また、接触面積が小さいので、基板Aに傷を付けにくい。
また、基板Aの下面に空気を吐出させることにより、該基板Aを浮上させる浮上機構を用いれば基板Aと基板支持台25及び載置台31の上部との接触を防止でき、基板Aに与える衝撃等の負荷を低減することができると共に、ゴミ等の付着を防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、保持部材が、真空ポンプの作動により吸着口で基板を吸着して保持させたが、これに限られず、基板の端部を保持できる構成であれば構わない。例えば、基板を上下方向から挟んで把持する把持手段を設けて、基板を保持しても良い。この場合には、より確実に基板を保持できるので、搬入出速度を変化させたとしても、安定して基板を搬入出させることができる。
本発明に係る基板搬入出装置を利用して基板を製造するための、装置全体を示した一例の斜視図である。 本発明に係る基板搬入出装置の一実施例を示す斜視図である。 図2に示すワイヤケージの正面図である。 図2に示すワイヤケージの側面図である。 図2に示すワイヤケージの上面図である。 ワイヤケージを下降させたときに、基板支持台がワイヤケージの下部開口より挿入された状態を示す斜視図である。 図6の状態を示す側方図である。 ワイヤケージを下降させることにより、基板支持台がワイヤケージ内の最下位に位置する基板を持ち上げて基板支持部から乖離させた状態を示す側方図である。 図8の状態において、載置台の保持部材を基板端部の下部に位置するように移動させた状態を示す側方図である。 保持部材の吸着口により基板を吸着保持しながら保持部材を移動させて、基板をワイヤケージから搬出させた状態を示す側方図である。 従来の基板搬入出装置の一例を示す側方図である。
符号の説明
A 基板
1 基板搬入出装置
2 基板支持部
3 搬入出口
10 ワイヤケージ(収納容器)
30 基板保持機構
31 載置台
32 保持部材
36 吸着口(吸着手段)
37 ローラ、基板支持手段

Claims (5)

  1. 上下方向に間隔をあけて設けられそれぞれ基板を水平に載置する複数の基板支持部と、側部に設けられ前記基板を水平方向に搬入出させる搬入出口とを有する収納容器に対し前記基板を出し入れする基板搬入出装置であって、
    前記収納容器の外部に前記搬入出口に隣接して配置される載置台と、該載置台上を前記基板の搬入出方向に移動可能に設けられ、前記基板支持部により支持された前記基板の端部を保持する保持部材と、前記載置台を回転部を介して水平方向に回転可能に支持する基礎台とを備える基板保持機構とを備え、
    前記載置台の上部に、前記搬入出方向に前記基板を移動可能に支持する基板支持手段が設けられ、
    前記基板保持機構に隣接して移動レールが設けられ、前記移動レールには前記載置台に載置された基板を搬送する基板搬送装置が移動可能に取り付けられていることを特徴とする基板搬入出装置。
  2. 請求項1に記載の基板搬入出装置において、
    前記保持部材が、前記基板を把持する把持手段を有していることを特徴とする基板搬入出装置。
  3. 請求項1に記載の基板搬入出装置において、
    前記保持部材が、前記基板を吸着する吸着手段を有していることを特徴とする基板搬入出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の基板搬入出装置において、
    前記基板支持手段が、前記搬入出方向に直交する方向に沿って延びる回転軸回りに回転自在に支持されたローラであることを特徴とする基板搬入出装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の基板搬入出装置において、
    前記基板支持手段が、前記基板を浮上させる浮上機構であることを特徴とする基板搬入出装置。
JP2003296454A 2003-08-20 2003-08-20 基板搬入出装置 Expired - Fee Related JP3909597B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296454A JP3909597B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 基板搬入出装置
TW093124682A TWI265905B (en) 2003-08-20 2004-08-17 Substrate installation/removal device, substrate installation/removal method, substrate carrier device, and substrate carrier method
KR1020040065082A KR100633848B1 (ko) 2003-08-20 2004-08-18 기판 반입출 장치 및 기판 반입출 방법, 기판 반송장치 및기판 반송방법
CN2004100905202A CN1600658B (zh) 2003-08-20 2004-08-18 衬底搬进搬出装置和方法及衬底搬送装置和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296454A JP3909597B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 基板搬入出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005064432A JP2005064432A (ja) 2005-03-10
JP3909597B2 true JP3909597B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=34372364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003296454A Expired - Fee Related JP3909597B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 基板搬入出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3909597B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159784A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd ステージ装置
JP4344755B2 (ja) * 2007-04-09 2009-10-14 株式会社日本設計工業 薄板状材料搬送用ローラユニット及び薄板状材料搬送装置
KR101507557B1 (ko) * 2013-04-25 2015-04-07 주식회사 엔씨디 대면적 기판용 수평형 원자층 증착장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0837220A (ja) * 1993-11-30 1996-02-06 Ashida:Kk 真空装置用基板搬送装置
JPH08166568A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示パネル用基板の収納法
JP4178594B2 (ja) * 1998-06-05 2008-11-12 双葉電子工業株式会社 基板切断装置
JP2002167038A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 基板移載装置
JP2002261145A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Kanayama Seiki Co Ltd ウェーハ取出・収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005064432A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI388479B (zh) Warehousing
JP4904722B2 (ja) 基板搬送装置
JP5792981B2 (ja) 板状部材反転システム及びその反転移送方法
KR20130036307A (ko) 판형 부재 이재 설비
JP2004284698A (ja) ワーク搬送装置
KR200480692Y1 (ko) 판재의 가공 장치
KR100633848B1 (ko) 기판 반입출 장치 및 기판 반입출 방법, 기판 반송장치 및기판 반송방법
JP2022093656A (ja) 物品移載設備
JP2008100774A (ja) 搬送台車及び搬送台車による被搬送物移送方法
TW200914348A (en) Floating transfer apparatus, and treating system having the floating transfer apparatus
JP2000031235A (ja) 基体の移載装置及びその操作方法
JP3909597B2 (ja) 基板搬入出装置
JPH11171334A (ja) 複合加工ラインにおけるワーク旋回方法及びその装置
JP4348520B2 (ja) 搬送システム
JP2005064431A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP4161273B2 (ja) 搬送装置
JP3957419B2 (ja) 基板処理装置
JPWO2008129603A1 (ja) 基板搬送システム
JPS63244856A (ja) ウエハボ−トの移送装置
JP2007134734A (ja) 液晶基板の搬送装置
JP2002076089A (ja) 被処理体の処理システム
JP4731815B2 (ja) 基板収納装置
JP2003037145A (ja) ウエハ搬送装置
JP6148816B2 (ja) 板状部材移送システム及びその移送方法、並びに板状部材収納システム及びその収納方法
JP2006032687A (ja) 被加工物搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees