JP2003037145A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JP2003037145A
JP2003037145A JP2001221361A JP2001221361A JP2003037145A JP 2003037145 A JP2003037145 A JP 2003037145A JP 2001221361 A JP2001221361 A JP 2001221361A JP 2001221361 A JP2001221361 A JP 2001221361A JP 2003037145 A JP2003037145 A JP 2003037145A
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wafer
cassette
wafer transfer
transfer
movable base
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JP2001221361A
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English (en)
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Giichi Nozoe
義一 野添
Kohei Mori
康平 森
Shozo Mizutani
省三 水谷
Seiji Uematsu
清治 上松
Yoshikazu Nakagawa
嘉和 中川
Masahiro Katsuragi
正弘 桂木
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一搬送経路でウエハをカセットから取出
し、カセットに収容することができなかった。 【解決手段】 ウエハ1を収容したカセット2を昇降さ
せるカセット昇降機構18と、一端側がウエハ1の昇降
経路内に交差して延在され、上面にエア吹出穴21bが
形成され水平配置された回転軸7回りに傾斜可能なウエ
ハ搬送部21とを備えたウエハ搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハなどの
薄板を傷付けることなくカセットへ供給し、カセットか
ら取り出すことのできるウエハ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微細な半導体素子を多数形成する半導体
ウエハは多くの所定の作業を行なう工程へ順次送られ
る。この半導体ウエハの移動、保管は一般的に図5及び
図6に示すカセットが用いられる。図において、1は円
形薄板状の半導体ウエハ、2はこの半導体ウエハを所定
の間隔で多数枚収納するカセットで、中間部に段部3a
を形成した一対の側板3、3を各段部3a、3aが近接
するように対向させ、対向する内面に半導体ウエハ1を
一枚ずつ挿入するスリット3bを一定間隔で多数形成
し、段部3a、3aで半導体ウエハ1を支持するように
したもので、側板3、3の両端は半導体ウエハ1の一部
が露呈するように端板4で連結されている。めっきやそ
の後の洗浄作業などではカセット2に収納した状態で多
数枚の半導体ウエハ1が一括処理されるが、半導体ウエ
ハ1を一枚ずつ装置に装着して所定の作業がされる工程
ではカセット2から半導体ウエハを取り出して装置に装
着し、作業が完了した半導体ウエハ1を再度カセット2
に収納する必要があった。
【0003】この取り出し、収納作業を自動で行なうも
のでは、カセット2から装置までの間をベルト搬送やア
ーム搬送、あるいは浮上搬送により行なっている。
【0004】ベルト搬送は平行配置した一対の無端状ベ
ルト上に半導体ウエハを載置しベルトの回転により搬送
するもので、搬送中は半導体ウエハとベルトの間に相対
的なずれを生じない。
【0005】しかしながらベルト上への移替え時に擦れ
合いベルトの一部が削れて異物を発生することがあっ
た。また大口径化により半導体ウエハの重量が増大する
と前記擦れ合いが顕著になり、ベルトと密着することに
よりベルト材料が半導体ウエハの表面に転写されること
があった。このように素子形成面に塵や油膜などが付着
すると半導体素子の電気的特性などに悪影響を及ぼす虞
があった。
【0006】一方、アーム搬送では、負圧を利用しウエ
ハを非接触で吸着し搬送するものがあるが、大口径ウエ
ハは熱処理などの処理がなされると反り、吸着面との間
に隙間を生じ吸引力が低下するためわずかな振動でも落
下するなど吸着の信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0007】また大気圧で最大吸引力が決定されるため
ウエハが大口径化すると反りの問題だけでなくウエハの
自重も搬送の障害となる。また浮上搬送は、搬送面から
エアを吹出しこのエア圧によってウエハを浮上させ、エ
アの吹出し方向を傾斜させることにより搬送面上を非接
触状態で一方向に移動させるもので、搬送面に対して垂
直にエア吹出し穴を形成した搬送面を傾斜させることに
よってもウエハを移動させることができる。
【0008】この種搬送方法や搬送装置は例えば特開昭
59−4040号公報(先行技術1)や実開平5−14
034号公報(先行技術2)に開示されている。先行技
術1はなだらかに起伏させた面に垂直にエア吹出し穴を
開口させて搬送経路を形成し、この搬送経路の一端側で
ウエハを浮上させ水平方向に押出すと、下降傾斜面でウ
エハは加速されながら下降して搬送経路底部に到達し、
慣性により底部を通過したウエハは上昇傾斜面を減速し
ながら上昇し、搬送経路の他端側で浮上状態を保って静
止させるもので、搬送経路の一端側でわずかな力で押す
だけで、途中はなんら外力を加えることなく水平方向に
離れた他端側に移動させるというものである。
【0009】また先行技術2にもウエハキャリアに収納
されたウエハを傾斜させた搬送面上を浮上状態で移動さ
せようにした搬送装置が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところでウエハキャリ
アから取出されたウエハは搬送経路上を移動し、この搬
送経路から取出されて所定の作業が行われ、再度搬送経
路上に供給されて移動しウエハキャリアに収納されて次
工程へ送られる。
【0011】先行技術1に開示された搬送装置は往復動
作可能であるため、搬送経路の一端にウエハキャリアを
配置し、他端にウエハに対する作業工程の取出し部を配
置することにより、単一の搬送経路でキャリアからの取
出しとキャリアへの収納を行なわせることができる。
【0012】しかしながら、搬送経路の傾斜部と底部の
隣接部で搬送経路は屈曲し、この部分で搬送経路とウエ
ハ底面との間に大きな隙間が形成されるためウエハの浮
上状態が不安定になり易く、安定して浮上させるために
は前記隣接部の角度を浅くする必要があり、そのために
は搬送経路を長くしなければならない。
【0013】また下降傾斜面ではウエハの自重がウエハ
を加速させるのに対して上昇傾斜面ではウエハを減速さ
せるため、搬送経路の傾斜角度を浅くすると上昇傾斜面
でウエハを上昇させることが困難となる問題があった。
【0014】また、搬送経路の巾はウエハの径で決定さ
れ、通常は両側にガイドを配置しているため、異なる径
のウエハを搬送する場合、径小のウエハの移動経路はガ
イド間で一定せず、搬送経路の始端と終端とで位置ずれ
するという問題があった。
【0015】また先行技術2では、ウエハの搬送方向が
一定であるため、往路と復路の2系統の搬送経路が必要
である上、ウエハキャリアの高さ位置がウエハの取出し
側と供給側で異なるという問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、所定間隔で多数枚のウ
エハを収容したカセットをウエハが略水平となるように
支持して所定間隔で上下動させるカセット昇降機構と、
一端側がウエハの昇降経路内に交差して延在され、上面
にエア吹出穴が形成され、上面の両側にウエハガイドが
形成されて、水平配置された回転軸回りに傾斜可能なウ
エハ搬送部とを備え、ウエハ搬送部の傾斜方向に対応し
てカセット昇降機構の昇降方向を設定したことを特徴と
するウエハ搬送装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるウエハ搬送装置は、
上面にエア吹出穴が形成されたウエハ搬送部の一端側を
ウエハを収納するカセットの昇降経路内に交差して延在
させ、このウエハ搬送部を水平配置された回転軸回りに
傾斜可能とし、この傾斜方向に対応してカセット昇降機
構の昇降方向を設定したことを特徴とするが、上記カセ
ットを昇降させる機構とウエハ搬送部とを連動して傾斜
させることができる。
【0018】またウエハ搬送部の他端側にウエハを停止
させるウエハストッパを配置することが可能で、水平配
置された回転軸回りに傾斜可能な可動ベースにウエハ搬
送部を連結することが可能である。
【0019】上記可動ベースは略水平方向あるいは略鉛
直方向に配置することができる。
【0020】また本発明によるウエハの搬送装置は、回
転軸をウエハ搬送部の他端側に配置することもでき、こ
れによりウエハ搬送部の他端側でのウエハの取出し、供
給高さ位置がほぼ同じ高さ位置にできる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図3から説明
する。図において、図5と同一物には同一符号を付し重
複する説明を省略する。図中、5は固定ベースで、水平
状態に設定するための高さ調節手段6が下部の複数箇所
に固定されている。7は固定ベース5の上面に平行配置
された回転軸、8は回転軸7に軸支され傾斜可能な可動
ベース、9は可動ベース8の軸支される側とは反対側の
端部に固定され、可動ベース8の傾斜角度を変える操作
レバー、10は下端が固定ベース5に固定され、中間部
で操作レバー9を係止して可動ベース8の傾斜角度を固
定する径止部で、回転軸7側からみて可動ベース8を上
昇傾斜面と下降傾斜面に設定し傾斜角を固定する。
【0022】11はボールねじ機構で、モータ12とね
じ軸13、ガイド軸14、ナット15で構成され、ねじ
軸13及びガイド軸14の両端部は可動ベース8とコの
字状枠部16によって支持されている。モータ12は回
転軸12aが可動ベース8を貫通し、一端が可動ベース
8に固定されている。ねじ軸13は下端部が可動ベース
8を貫通し、中間部が可動ベース8に軸支されモータ1
2の回転が伝達される。ガイド軸14はねじ軸13の両
側に平行配置され、下端が可動ベース8に固定されてい
る。枠部16は脚部16a、16bの下端が可動ベース
8に固定され各脚部16a、16bの上部を橋絡する橋
絡部16cにねじ軸13の上端が軸支され、ガイド軸1
4の上端が固定されている。ナット15は両側部分がガ
イド軸14にガイドされ、中央部がねじ軸13に螺着さ
れ、モータ12を回転制御することによりねじ軸13の
回転に応じてナット15は上下動して高さ調節される。
17はナット15に固定され、図5に示すカセット2を
内部に収容する半導体ウエハ1が水平となるように支持
するカセット支持部で、中央部に貫通穴17aが穿設さ
れ、ナット15に対して反対側に切欠き17bが形成さ
れている。上記貫通穴17a及び切欠き17bはカセッ
ト2の端板4で区画された窓部分と対向しカセット2に
収納された半導体ウエハ1の一部と対向する。ボールね
じ機構11とカセット支持部17とでカセット昇降機構
18を構成している。19はカセット支持部17の貫通
穴17a内に配置され、上面に沿って半導体ウエハ1を
搬送する第1のウエハ搬送部で、可動ベース8に直立さ
せた支柱20aに支持されている。21は一端がカセッ
ト支持部17の切欠き17b内に挿入され他端が外方に
延び、上面に沿って半導体ウエハ1を搬送する第2のウ
エハ搬送部で、第1の搬送部19と同様に、可動ベース
8に直立させた支柱20b、20cに支持されている。
上記第1,第2のウエハ搬送部19、21の内部には図
4に示すように与圧されたガスを導くガス供給路19
a、21aが形成され、このガス供給路19a、21a
と連通するガス吐出穴19b、21bが各搬送部19、
21の表面に開口している。このガス吐出穴19b、2
1bの軸は搬送部19、21の表面に対して直交してい
る。第1,第2のウエハ搬送部19、21からなるウエ
ハ搬送部は上面がカセット支持部17に支持されたカセ
ット2内の半導体ウエハ1と平行に配置されている。2
2は第2の搬送部21の表面両側部分に突設されたウエ
ハガイドで、間隔は径大の半導体ウエハ1の直径よりや
や広い巾に設定されている。23は第2の搬送部21の
外端部分に突設され、搬送部21上を移動する半導体ウ
エハ1を停止させるストッパを示す。
【0023】この装置では図示省略するが、第1のウエ
ハ搬送部19の上面と、第2のウエハ搬送部21の両端
部上面には半導体ウエハ1の有無を検出するセンサが配
置され、第1,第2のウエハ搬送部19、21には圧縮
ガスを供給するパイプが接続され、開閉バルブによりガ
スの供給、停止が制御される。また、カセット2に収納
されたウエハ1の配列間隔に対応してカセット昇降機構
18の高さ位置を検出するゲージやセンサが配置されて
いる。またカセット2の収納上下高さ位置を検出するリ
ミットスイッチが配置され、カセット昇降機構18の動
作を制限している。
【0024】以下にこの装置の動作を説明する。先ずカ
セット支持部17を上昇させその上に半導体ウエハ1を
収納したカセット2を載置する。半導体ウエハ1は素子
形成面を上にしている。次に操作レバー9を係止部10
の下段位置に係止させる。こうすることにより可動ベー
ス8は回転軸7側から操作レバー9側に下降傾斜し、ウ
エハ搬送部19、21はカセット2側からストッパ23
側に降下する傾斜面を形成する。次にカセット昇降機構
18によりカセット2を降下させ、カセット2に収納し
た半導体ウエハ1が第1,第2のウエハ搬送部19、2
1に近接すると、その表面に配置したセンサが半導体ウ
エハ1を検出し、カセット昇降機構18を停止させる。
【0025】これと同時にバルブを開き圧縮ガスをガス
吐出穴19b,21bから噴出させる。このガス圧によ
って半導体ウエハ1は浮上しスリット3bから浮き上る
とスリット3bとの間の摩擦から解放される。このと
き、カセット1、ウエハ搬送部19、21は傾斜してい
るため、浮上した半導体ウエハ1にはガス圧によって持
上げられる力と重力とが作用し、これらを合成した搬送
面方向の力によって半導体ウエハ1は搬送面に沿って降
下し、ウエハガイド22、22にガイドされて移動し、
浮上状態を保ってストッパ23によって係止される。
【0026】半導体ウエハ1がカセット2から離脱する
と、第1のウエハ搬送部19のセンサが「ウエハなし」
状態を検出し、引き続き第2のウエハ搬送部21上のカ
セット2位置にあるセンサが「ウエハなし」状態を検出
する。そしてストッパ23位置にあるセンサが「ウエハ
なし」状態から「ウエハあり」状態を検出し、カセット
昇降機構18の停止状態を持続させる。
【0027】このようにして半導体ウエハ1をカセット
2から取出し、ストッパ23位置まで移動させると、真
空吸着ピンセットなどの適切な取出し手段を用いて半導
体ウエハ1をウエハ搬送部から取出し、所定の作業ポジ
ションに移動させる。このようにしてストッパ23位置
から半導体ウエハ1が取出されると、この位置のセンサ
は「ウエハあり」状態から「ウエハなし」状態に変化す
る。
【0028】こうして半導体ウエハ1の有り無しを検出
する3つのセンサが全て「ウエハなし」状態を検出する
と、カセット昇降機構18を作動させ、上記動作を繰返
して、カセット2から半導体ウエハ1を順次取出すこと
ができる。
【0029】次に、所定の作業が行なわれた半導体ウエ
ハ1をカセット2に収納する。先ず空のカセット2をカ
セット昇降機構18上に載置し、下限位置まで降下させ
る。これにより第1のウエハ搬送部19と第2のウエハ
搬送部21の一部が相対的にカセット2内に入り込む。
次に操作レバー9を係止部10の上段位置に係止させ
る。こうすることにより可動ベース8は操作レバー9側
から回転軸7側に降下傾斜し、ウエハ搬送部19、21
はストッパ23側からカセット2側に向かって降下する
傾斜面を形成する。ウエハの有無を検出するセンサは全
て「ウエハなし」状態で、このような状態でガス吐出穴
19b、21bからガスを吐出する。次に真空吸着手段
などの適切な保持手段を用い素子形成面を上にして半導
体ウエハ1の下面を保持し、ストッパ23とウエハガイ
ド22で囲まれる領域に供給する。これによりストッパ
23位置のセンサは「ウエハあり」状態となる。この領
域ではガスが吐出しているため保持手段から解放された
半導体ウエハ1はガス圧により第2の搬送部21から浮
上する。
【0030】このときガス圧による浮力と自重によって
半導体ウエハ1には第2の搬送部21の表面に沿う下向
きの力が作用し自動的に下方に移動しカセット2内に収
納される。これによりストッパ23位置のセンサは「ウ
エハなし」状態となり、カセット2位置の2つのセンサ
は「ウエハあり」状態となる。この状態で、カセット2
内に半導体ウエハ1が収納されたことを検知すると、カ
セット昇降機構18を作動させて、カセット2を1ステ
ップ上昇させる。
【0031】カセット2が上限位置に来るまで上記動作
を繰返し、半導体ウエハ1の収納が完了したカセット2
をカセット昇降機構18から取出す。また半導体ウエハ
1を連続して取出しまたは収納するだけでなく、ストッ
パ23位置を下げて一枚の半導体ウエハを取出し、半導
体ウエハに対して所望の作業をした後、ストッパ23位
置を上げて、作業が完了した半導体ウエハをカセットに
収納し、カセットの高さ位置を変えて上記動作を繰返
し、半導体ウエハを1枚ずつ取出し、収納することがで
きる。
【0032】尚、本発明は上記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば可動ベース8を回動させる回転軸
7は第2の搬送部21の上面外端部に設定することがで
きる。これにより操作レバー9、係止部10を図1実施
例とは反対側に配置しなければならないが、ウエハ搬送
部を傾斜させても半導体ウエハ1の取出し位置と供給位
置をほぼ同じ高さに設定させることができ、ウエハ保持
手段を自動化させた場合、接続が容易となる。また、操
作レバー9は油圧シリンダなどの昇降機構を用いること
ができる。
【0033】また可動ベース8はほぼ水平配置したが、
上下方向に配置し、可動ベースと平行にカセット昇降機
構を配置し、可動ベースと直交してウエハ搬送部を配置
することができる。これによりウエハ搬送部を傾斜させ
るための可動ベースの揺動が容易となる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送経路
の始端と終端の間が平坦で、搬送経路と半導体ウエハの
間隔がほぼ一定であるため半導体ウエハを浮上させるガ
ス圧が一定であるため、半導体ウエハの移動経路が安定
し、径の異なるウエハでも搬送経路終端での位置ずれを
抑えることができる。
【0035】またウエハを双方向に搬送でき、カセット
の高さ位置を一定にしてウエハの取出しと収納ができ、
取出し側と供給側の高さ位置もほぼ同じ高さ位置に設定
できる。
【0036】さらに搬送経路の傾斜角を任意に設定でき
るため、ウエハの径に応じて最適な傾斜角に設定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す平面図
【図2】 図1装置の側断面図
【図3】 図1装置のA−A断面図
【図4】 図1装置のウエハ搬送部を示す要部拡大側断
面図
【図5】 ウエハを収納するカセットの一部断面正面図
【図6】 図4に示すカセットの一部断面側面図
【符号の説明】
1 ウエハ 2 カセット 7 回転軸 18 カセット昇降機構 19 第1ウエハ搬送部 19b、21b ガス吐出穴 21 ウエハ搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上松 清治 滋賀県大津市晴嵐2丁目9番1号 関西日 本電気株式会社内 (72)発明者 中川 嘉和 滋賀県大津市晴嵐2丁目9番1号 関西日 本電気株式会社内 (72)発明者 桂木 正弘 滋賀県大津市晴嵐2丁目9番1号 関西日 本電気株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA01 FA01 FA03 FA07 FA11 GA46 GA49 GA56 GA62 JA14 JA22 JA23 JA32 LA12 LA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔で多数枚のウエハを収容したカセ
    ットをウエハが略水平となるように支持して所定間隔で
    上下動させるカセット昇降機構と、 一端側がウエハの昇降経路内に交差して延在され、上面
    にエア吹出穴が形成され、上面の両側にウエハガイドが
    形成されて、水平配置された回転軸回りに傾斜可能なウ
    エハ搬送部とを備え、 ウエハ搬送部の傾斜方向に対応してカセット昇降機構の
    昇降方向を設定したことを特徴とするウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】カセット昇降機構とウエハ搬送部が連動し
    て傾斜可能であることを特徴とする請求項1に記載のウ
    エハ搬送装置。
  3. 【請求項3】ウエハ搬送部の他端側にウエハを停止させ
    るウエハストッパを配置したことを特徴する請求項1に
    記載のウエハ搬送装置。
  4. 【請求項4】水平配置された回転軸回りに傾斜可能な可
    動ベースにウエハ搬送部を連結したことを特徴とする請
    求項1に記載のウエハ搬送装置。
  5. 【請求項5】可動ベースが略水平配置されたことを特徴
    とする請求項4に記載のウエハ搬送装置。
  6. 【請求項6】可動ベースが略鉛直配置されたことを特徴
    とする請求項4に記載のウエハ搬送装置。
  7. 【請求項7】回転軸をウエハ搬送部の他端側に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載のウエハ搬送装置。
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