JPH0623902A - 透明ガスバリアフィルム - Google Patents

透明ガスバリアフィルム

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JPH0623902A
JPH0623902A JP3289262A JP28926291A JPH0623902A JP H0623902 A JPH0623902 A JP H0623902A JP 3289262 A JP3289262 A JP 3289262A JP 28926291 A JP28926291 A JP 28926291A JP H0623902 A JPH0623902 A JP H0623902A
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JP
Japan
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gas barrier
transparent
film
membrane
aluminum oxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP3289262A
Other languages
English (en)
Inventor
Naganari Matsuda
修成 松田
Yoshiharu Morihara
芳治 森原
Seiji Izeki
清司 伊関
Toru Kotani
徹 小谷
Yozo Yamada
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Publication of JPH0623902A publication Critical patent/JPH0623902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装用フィルムにおいて、透明で、耐レトル
ト性、耐屈曲性、ガスバリア性に優れたガスバリアフィ
ルムを提供することにある。 【構成】 透明ガスバリア層の組成として、酸化アルミ
ニウムと酸化珪素とからなる組成の透明薄膜を設け、該
薄膜の組成物の内、酸化アルミニウムが30〜75重量
%含まれることを特徴とすることにより、透明性、ガス
バリア性に優れ、また耐レトルト性、耐屈曲性(ゲルボ
特性)の優れたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明性、ガスバリア
性、耐レトルト性に優れ、食料品、医薬品、電子部品等
の分野における気密性を要求される包装材料または、ガ
ス遮断材料として有用なフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスバリア性のすぐれたフィルムとして
は、プラスチックフィルム上にアルミニウムを積層した
もの、塩化ビニリデンやエチレンビニールアルコール共
重合体をコーティングしたもの、さらには酸化珪素等の
薄膜を積層したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる前記従来のガス
バリア性フィルムは、次のような課題を有していた。ア
ルミニウム積層品は、経済性、ガスバリア性の優れたも
のではあるが、不透明なため、包装時の内容物が見えな
いという大きな課題を有している。塩化ビニリデンやエ
チレンビニールアルコール共重合体をコーティングした
ものは、水蒸気、酸素等のガスバリア性が十分でなく特
に高温処理においてその低下が著しい。また、塩化ビニ
リデン系については、焼却時の塩素ガスの発生等、地球
環境への影響も懸念されている。特公昭51−4851
1号には、合成樹脂体表面にSix Oy (例えばSiO
2 )を蒸着したガスバリアフィルムが提案されている
が、ガスバリア性の良好なSiOx 系(x=1.5〜
1.8)は、やや褐色を有しており、透明ガスバリアフ
ィルムとしては、不十分なものである。
【0004】酸化アルミニウムを主体としたものとして
(特開昭62−101428)に見られるようなものも
あるが、酸素バリア性が不十分であり、耐屈曲性の問題
もある。又、レトルト性を有するガスバリアフィルムと
してのAl2 3 ・SiO2系の例としては、(特開平
2−194944)に提案されているものもあるが、A
2 3 とSiO2 を積層したものであるため、装置が
大がかりなものとなる。このように、充分な酸素バリア
性と水蒸気バリア性を兼ね備え、耐レトルトを有し、屈
曲性の高い薄膜透明ガスバリアフィルムを安価に供給す
る方法はないのが現状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明性、ガス
バリア性に優れ、また耐屈曲性の高い、しかも経済性に
おいても、有利な透明ガスバリアフィルムを提供せんと
するものである。すなわち、本発明は透明プラスチック
フィルムからなる基体の少なくとも一方の面に、主とし
て、酸化アルミニウムと酸化珪素とからなる組成の透明
薄膜を設け、該薄膜の組成物の内、酸化アルミニウムが
30〜75重量%含まれることを特徴とする透明ガスバ
リアフィルムである。
【0006】本発明でいう透明プラスチックフィルムと
は、有機高分子を溶融押出しをして、必要に応じ、長手
方向、および、または、幅方向に延伸、冷却、熱固定を
施したフィルムであり、有機高分子としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポ
リエチレン−2、6−ナフタレート、ナイロン6、ナイ
ロン4、ナイロン66、ナイロン12、ポリ塩化ビニー
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニールアルコール、全
芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリスルフォン、ポリッフェニレン
スルフィド、ポリフェニレンオキサイドなどがあげられ
る。また、これらの(有機重合体)有機高分子は他の有
機重合体を少量共重合をしたり、ブレンドしたりしても
よい。
【0007】さらにこの有機高分子には、公知の添加
剤、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、可塑剤、滑
剤、着色剤などが添加されていてもよい。本発明の透明
プラスチックフィルムは、その透明度として、全光線透
過率で40%以上、好ましくは65%以上、さらに好ま
しくは80%以上であるフィルムである。
【0008】本発明の透明プラスチックフィルムは、本
発明の目的を損なわない限りにおいて、薄膜層を積層す
るに先行して、該フィルムをコロナ放電処理、グロー放
電処理、その他の表面粗面化処理を施してもよく、ま
た、公知のアンカーコート処理、印刷、装飾が施されて
いてもよい。本発明の透明プラスチックフィルムは、そ
の厚さとして5〜500μmの範囲が好ましく、さらに
好ましくは8〜200μmの範囲である。
【0009】かかる透明プラスチックフィルムからなる
基体の少なくとも一方の面に酸化マグネシウム、酸化珪
素を主体とする薄層を積層するのであるが、かかる無機
物の薄膜作成には種々の方法が知られており、本発明に
おいては、特に限られるものではない。しかし、経済
性、実用性および、作成された薄膜の均一性からスパッ
ター、蒸着法が好ましく、その中でも、金属を加熱し
て、気相で酸素と反応させる反応蒸着法、または、電子
線によるAl2 3 とSiO2 を蒸着源とする電子ビー
ム蒸着法、または、Al2 3 とSiまたはSiO2
加熱し、必要に応じて、気相で酸素を反応させる反応蒸
着法が好ましい。
【0010】本発明における酸化アルミニウムとは、A
l,AlO,Al2 3 等の各種アルミニウム酸化物の
混合物から成り立つていると考えられ、それぞれの含有
率等は作成条件で異なるが、該薄膜の組成物の内、これ
らの酸化アルミニウムは30重量%以上75%以下含ま
れている。酸化珪素とは, Si,SiO,SiO2 等か
ら成り立っていると考えられ、これらの比率も作成条件
で異なる。この成分中にこれらの特徴が損なわれない範
囲で、微量(全成分中に高々3%まで)の他成分を含有
させてもよい。また、該薄膜の厚さとしては、ガスバリ
ア性および可撓性等の点から、50〜5000Å(オン
グストローム)の範囲が好ましく、さらに好ましくは1
00〜2000Åである。本発明品は、そのままで使用
されてもよいが、他の有機高分子のフィルム、または薄
層をラミネートまたはコーティングして使用してもよ
い。本発明における主体とする薄膜は、主として、酸化
アルミニウム、酸化珪素とからなるが、この内、中心組
成の酸化アルミニウムは、化学的安定性がたかく、レト
ルト性にも優れたガスバリア膜になる可能性があるもの
の膜自身が脆い。これに対し、酸化珪素を含有させるこ
とで耐屈曲性を高め、更に高速成膜が可能になるため、
経済的なガスバリア膜とすることができる。
【0011】次に実施例をあげて本発明を説明する。 (実施例)表1に示す混合比の蒸着材を電子ビーム蒸着
法で薄膜形成を行った。蒸着材としては、Al2 3
SiO2 の3〜5mm程度のフレーク状のものを用いた。
薄膜の厚みを100、400,700,1500Åと
し,実施例1〜7を作製した。ここで、基板となるプラ
スチックフィルムは、東洋紡績(株)のPETフィルム
E−5100(12μm厚)を使用した。また、厚さ4
0μmの未延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィル
ム)を二液硬化型ポリウレタン系接着剤(厚さ2μm)
を用いて、ドライラミネートして、本発明応用の包装用
プラスチックフィルムを得た。このようにして得たガス
バリアフィルムはレトルト処理の前後、及び、耐屈曲疲
労性テスト後の酸素透過率を測定した。以下に、レトル
ト処理、酸素透過率の測定方法及び耐屈曲疲労性テスト
方法を示す。
【0012】・レトルト処理 ガスバリアフィルムを125℃の水蒸気に30分間さら
した後に取り出し、24時間後に酸素透過率の測定を行
う。 ・酸素透過率の測定方法 作成した透明ガスバリアフィルムの酸素透過率を酸素透
過率測定装置(モダンコントロールズ社製 OX−TR
AN100)を用いて測定した。 ・耐屈曲疲労性(以下ゲルボ特性)のテスト方法 耐屈曲疲労性は、いわゆるゲルボフレックステスター
(理学工業( 株) 社製)を用いて評価した。条件として
は(MIL−B131H)で112inch×8inc
hの試料片を直径3(1/2)inchの円筒状とし、
両端を保持し、初期把持間隔7inchとし、ストロー
クの3(1/2)inchで、400度のひねりを加え
るものでこの動作の繰り返し往復運動を40回/min
の速さで、20℃、相対湿度65%の条件下で行った。
このようにして測定した酸素透過率は、1cc程度、水
蒸気透過率 0.2g程度と非常に優秀であった。又、
レトルト処理後も1〜2ccとガスバリア性を保ってい
る。さらに50回のゲルボ試験後の結果も、2cc前後
の上昇に留まり、ゲルボ特性の優れたガスバリアフィル
ムが得られた。 (比較例)比較例として、SiO2 、Al2 3
SiOを他の条件を実施例と同様にして得た。その酸
素透過率は(表1)に示すようであり、SiO2 ではガ
スバリア性が得られず、又、他の例も、実施例に比べ劣
っている。また、レトルト処理、ゲルボテストをしたと
ころ、ガスバリア性が大幅に劣下するか完全になくなっ
てしまった。
【0013】
【発明の効果】ガスバリア層の組成として、酸化アルミ
ニウムと酸化珪素とからなる組成の透明薄膜を設け、該
薄膜の組成物の内、酸化アルミニウムが30〜75重量
%含まれることを特徴とすることにより、透明性、ガス
バリア性に優れ、また耐屈曲性(ゲルボ特性)の優れた
ものとなった。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
フロントページの続き (72)発明者 小谷 徹 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 山田 陽三 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明プラスチックフィルムからなる基体
    の少なくとも一方の面に主として、酸化アルミニウムと
    酸化珪素とからなる組成の透明薄膜を設け、該薄膜の組
    成物の内、酸化アルミニウムが30〜75重量%含まれ
    ることを特徴とする透明ガスバリアフィルム。
JP3289262A 1991-10-07 1991-10-07 透明ガスバリアフィルム Pending JPH0623902A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3289262A JPH0623902A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 透明ガスバリアフィルム

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JP3289262A JPH0623902A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 透明ガスバリアフィルム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878298A3 (de) * 1997-05-15 2001-07-11 Hoechst Diafoil GmbH Biaxial orientierte Polyesterfolie mit hoher Sauerstoffbarriere, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung
JP2006289627A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Fuji Photo Film Co Ltd ガスバリアフィルムとそれを用いた有機デバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6428882B1 (en) 1997-05-14 2002-08-06 Mitsubishi Polyester Film Gmbh Biaxially oriented polyester film with high oxygen barrier, its use, and process for its production
EP0878298A3 (de) * 1997-05-15 2001-07-11 Hoechst Diafoil GmbH Biaxial orientierte Polyesterfolie mit hoher Sauerstoffbarriere, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung
JP2006289627A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Fuji Photo Film Co Ltd ガスバリアフィルムとそれを用いた有機デバイス

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