JPH06238748A - 自己粘着性包装用フィルム - Google Patents

自己粘着性包装用フィルム

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JPH06238748A
JPH06238748A JP2777193A JP2777193A JPH06238748A JP H06238748 A JPH06238748 A JP H06238748A JP 2777193 A JP2777193 A JP 2777193A JP 2777193 A JP2777193 A JP 2777193A JP H06238748 A JPH06238748 A JP H06238748A
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JP
Japan
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film
self
saw blade
propylene
weight
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Application number
JP2777193A
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English (en)
Inventor
Haruo Hayashida
晴雄 林田
Teruaki Yoshida
輝昭 吉田
Koichi Yanase
幸一 柳瀬
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘着性に優れ、電子レンジ適性、「のこ刃」
カット性に優れ、かつ適度な柔軟性を有する自己粘着性
包装用フィルムを提供する。 【構成】 エチレン含有量0.4〜7.0重量%のプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体樹脂70〜99重量
%にポリイソブチレンおよび/またはポリブテンを30
〜1重量%配合してなるポリプロピレン系樹脂組成物か
らなり、少なくとも一方向に2.0倍以上に延伸した
後、結晶融点以下であって、50℃以上の温度で熱処理
してなることを特徴とする自己粘着性包装用フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリプロピレン系樹脂
組成物からなる自己粘着性包装用フィルムに関し、詳し
くは改善された粘着性、電子レンジ適性、カット性、お
よび適度な柔軟性を有する自己粘着性包装用フィルムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自己粘着性包装用フィルムは、
食品を密封するために、一般家庭、飲食店、ホテル等に
おいて多用されており、冷蔵庫中に保存する場合の乾燥
防止、電子レンジ中で加熱する場合の乾燥防止、あるい
は保存中の風味ないし臭気の放散防止または他の臭気の
吸着防止、そして営業用に使用される場合の塵埃の付着
防止などの効果を発揮する。特に、近時における電子レ
ンジの普及に伴い、この用途での需要が大幅に増加して
いる。即ち、電子レンジ中で水分が蒸発し風味を損うこ
とを防止するため、食品を入れた容器(一般には陶磁器
やガラス製のもの)を密封包装するのに用いられてい
る。
【0003】かかる用途に用いられる包装用フィルム
は、上記容器との密着性或いは該フィルム同志の粘着性
を有することの他、電子レンジ中で熱収縮が小さく且つ
熱溶融や白化現象を起こさない性質(以下、「電子レン
ジ適性」という。)を有することが要求される。
【0004】従来の自己粘着性包装用フィルムは、ポリ
塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルを主原
料とするものが知られている。しかしながら、ポリ塩化
ビニリデンによるフィルムは、加熱時の収縮が大きいと
いう不都合があり、ポリエチレンによるフィルムは、油
物(例えば食肉やてんぷら等。)に接着し且つ高熱とな
った場合はフィルムが溶融してしまうという欠点があ
り、さらに、ポリ塩化ビニルによるフィルムは、沸騰熱
湯に接触すると白化現象を起こし問題がある。従って、
これら従来の自己粘着性フィルムは、いずれも電子レン
ジ適性としては不十分である。
【0005】一方、こういった自己粘着性包装用フィル
ムの使用形態の多くは、例えば紙管などの芯材に巻装さ
れた幅20〜45cm、厚さ10〜20μのフィルム
を、紙箱などのケースに収納して使用するもので、この
ケースに取付けられた「のこ刃」と呼ばれる切断刃に当
ててフィルムを引き取って適宜の長さに切断し、フィル
ムの有する粘着性により、食品収納容器類の開口部や食
品の切り口を密封するものである。フィルムの切断に利
用される上記「のこ刃」としては、一般に0.2mm厚
程度の鉄板をのこぎり型に打ち抜いただけの簡単な刃が
使用されており、またこの「のこ刃」を支えるケースに
ついても、350〜700g/cm2 程度のコートボー
ル紙製の紙箱が使われており、剛性は極く低い。
【0006】この種のフィルムは、このような簡単な切
断機構によっても、容易に切断されることが要請される
のであるが、実際は、ケースや「のこ刃」から外れた位
置で切断が起こったりする場合がある。具体的に述べる
と、従来はポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンを主原料
とするフィルムが用いられており、前者のポリ塩化ビニ
リデンによるフィルムは、切断の際フィルムの一部に裂
け目ができると、この裂け目が広がって、「のこ刃」に
沿って切断されることなく斜めに切れてしまう。また後
者のポリエチレンによるフィルムは、切断時に可成り引
張力を要し、ケースが折れ曲がったりするばかりでな
く、フィルムが変形したりする。
【0007】さらに、ポリ塩化ビニリデンやポリ塩化ビ
ニルを主原料とするフィルムは、適度な柔軟性(しなや
かさ:本明細書中では、この尺度としてヤング率で表わ
している。)を有しており、家庭用ラップフィルムとし
て好適に用いられているが、これらのフィルムは塩素を
多量に含んでいるため、焼却時に塩素ガスを発生した
り、多量に含まれる可塑剤の有害性などが問題となって
おり、環境適性が十分といえない。
【0008】このため、ポリプロピレンを主原料とする
自己粘着性包装用フィルムとしては、例えば、特公昭5
8−46216号公報には、ポリエチレンを特定量配合
して得られるフィルム、特公昭63−63578号公報
には、核剤を特定量およびアタクチックポリプロピレン
またはロジン等を配合して得られるフィルム、特開平4
−328144号公報には、ポリプロピレン系共重合体
に界面活性剤を特定量配合した2軸延伸フィルムが、ま
た特公平2−14935号公報には、粘着付与剤を配合
した樹脂組成物を延伸して自己粘着性包装用フィルムを
製造する方法が提案されている。しかし、粘着性、電子
レンジ適性、「のこ刃」カット性に優れ、かつ適度な柔
軟性を有する自己粘着性包装用フィルムは未だ得られて
いない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘着性、電
子レンジ適性、「のこ刃」カット性に優れ、かつ適度な
柔軟性を有する自己粘着性包装用フィルムを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み、電子レンジ適性および「のこ刃」カット性に優
れ、かつ適度な柔軟性を有する自己粘着性包装用フィル
ムについて鋭意研究を続けてきた。その結果、特定のプ
ロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂にポリイソブ
チレンおよび/またはポリブテン(以下、「ポリイソブ
チレン類」という。)を特定割合で配合し、少なくとも
一方向に2.0倍以上で延伸後、特定温度で熱処理する
ことにより、上記性能を満足するフィルムが得られるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち本発明は、エチレン含有量0.4
〜7.0重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合
体樹脂70〜99重量%にポリイソブチレンおよび/ま
たはポリブテン(ポリイソブチレン類)を30〜1重量
%配合してなるポリプロピレン系樹脂組成物からなり、
少なくとも一方向に2.0倍以上で延伸した後、結晶融
点以下であって、50℃以上の温度で熱処理してなるこ
とを特徴とする自己粘着性包装用フィルムに関するもの
である。
【0012】さらに本発明は、フィルムのMD(縦)お
よびTD(横)方向のヤング率が共に3000〜900
0kg/cm2 であることを特徴とする上記自己粘着性
包装用フィルムに関するものである。また本発明は、延
伸後または熱処理後、表面酸化処理、とりわけコロナ放
電処理してなることを特徴とする上記自己粘着性包装用
フィルムに関するものである。
【0013】以下、本発明について詳述する。本発明に
おいて用いるプロピレン−エチレンランダム共重合体樹
脂のエチレン含有量は、0.4〜7.0重量%、好まし
くは2.3〜6.0重量%である。エチレン含有量が
0.4重量%未満では粘着性、柔軟性に乏しい為に好ま
しくない。エチレン含有量が7.0重量%を越えると、
電子レンジ適性、「のこ刃」カット性が不良となり好ま
しくない。プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂
の好ましいメルトインデックス(MI)は0.1〜12
g/10分であり、延伸性を考慮し0.5〜5g/10
分がより好ましい。
【0014】本発明において用いるポリイソブチレンお
よび/またはポリブテン(ポリイソブチレン類)として
は、その製造法の如何にかかわるものでなく、通常の市
販品が使用可能であり、平均分子量が3000以下が好
ましく、特に1000〜2000のものが好ましい。
【0015】プロピレン−エチレンランダム共重合体樹
脂とポリイソブチレン類との配合割合は前者が70〜9
9重量%、後者が30〜1重量%であり、粘着性および
柔軟性等から任意に選択することができる。つまり、プ
ロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂のエチレン含
有量が低い場合はポリイソブチレン類の配合割合を多
く、プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂のエチ
レン含有量が高い場合はポリイソブチレン類の配合割合
を少なくすることができる。プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体樹脂が70重量%未満では、電子レンジ適
性、「のこ刃」カット性が不良となり、プロピレン−エ
チレンランダム共重合体樹脂が99重量%を越えると、
粘着性が乏しくなり好ましくない。換言すれば、ポリイ
ソブチレン類が30重量%を越えると、電子レンジ適
性、「のこ刃」カット性が不良となり、1重量%未満で
は、粘着性が乏しくなり好ましくない。
【0016】本発明のポリプロピレン系樹脂組成物から
フィルムを製造するにあたり、一般に用いられる添加剤
を含有せしめても良い。例えば、酸化防止剤、安定剤、
帯電防止剤、防曇剤等を含有せしめることは任意であ
る。
【0017】本発明においては、プロピレン−エチレン
ランダム共重合体樹脂にポリイソブチレン類を配合した
樹脂組成物をT−ダイ法、インフレーション法などの手
段によって溶融押出製膜して原反フィルムを製造する。
次いで、得られた原反をテンター法、チューブラー法な
どの手段によって延伸する。本発明においては原反フィ
ルムを少なくとも一方向に2.0倍以上で延伸すること
が必要であり、3〜8倍延伸するのが好ましい。MD、
TDの延伸倍率は、樹脂組成および配合割合によって異
なり、適度な柔軟性を満足する範囲内で任意に選択する
ことができる。このように、原反フィルムを少なくとも
一方向に2.0倍以上で延伸することにより、「のこ
刃」カット性や強度が向上し、しかも表面状態の良好な
フィルムを得ることができる。ここで、フィルムの厚み
は通常6〜60μ、好ましくは8〜20μである。この
ようにして得られたフィルムは、「のこ刃」カット性が
向上し、自己粘着性も有しているが、延伸後、結晶融点
以下であって、50℃以上の温度で熱処理し、その前後
で必要に応じて表面酸化処理を施すことにより、自己粘
着性をさらに向上させることができる。
【0018】本発明においては、熱処理の方法は特に制
限はなく、加熱ロール法、オーブン法等により行うこと
ができる。熱処理条件としては、プロピレン−エチレン
ランダム共重合体樹脂の結晶融点以下であって、50℃
以上の温度で行う。熱処理の時間は、熱処理の温度やフ
ィルムの厚み等によって異なり一義的に決定することは
困難であるが、通常2〜20秒である。なお、熱処理後
は冷却ロール等を用いて冷却しておくことが好ましい。
【0019】また、表面酸化処理の方法も特に制限はな
く、コロナ放電処理、火焔処理、オゾン処理、紫外線処
理等を適用することができ、とりわけコロナ放電処理が
好ましい。表面の酸化程度は処理の方法などによって異
なり一義的に決定することは困難である。コロナ放電処
理の場合、表面張力が通常35dyn/cm以上となる
ように行うことが好ましい。
【0020】このようにして得られた本発明によるフィ
ルムは、粘着性、電子レンジ適性、「のこ刃」カット性
に優れ、適度な柔軟性を有している。しかも、延伸配向
されているので強度が高く、透明性に優れると共に外観
が良好である。また、延伸配向によりフィルムの厚みを
薄肉化でき省資源となると共に、ポリ塩化ビニリデンや
ポリ塩化ビニルを主原料とするフィルムに比べ環境適性
が極めて高いものである。したがって、本発明による自
己粘着性包装用フィルムは家庭用ラップフィルム、業務
用ラップフィルムなどの包装用フィルムとして有用であ
る。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これ
らの例に何ら制約されるものではない。はじめに、以下
の実施例における物性値の測定方法を説明する。 (1)プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂中の
エチレン含有量 重合時の物質収支から求めた。更に、赤外線分光光度計
を用いて、732cm -1、720cm-1の特性吸収から
定量し物質収支の結果を確認した。なお、赤外線分光光
度計による測定は、14Cでラベルしたプロピレン−エチ
レン共重合体樹脂の放射線測定による定量値により検量
線を作成し定量した。 (2)粘着力 幅10cm、長さ15cmのフィルム試料片を10cm
×10cmのガラス板に密着させ、23℃、50%RH
の雰囲気下で500gの荷重を30分間かけた後、長さ
方向の一端を治具に固定し、ガラス板に垂直な方向に2
00mm/分の速度で引き上げる。この際、引上げに要
する力を測定し粘着力(g/10cm)とした。
【0022】(3)ヘイズ(曇り度) ASTM D1003に規定された方法にしたがった。
この値が小さいほど透明性が良いことを示す。 (4)引張強度および破断伸び JIS K6781に規定された方法に従った。MD/
TDを測定した。 (5)ヤング率 ASTM D882に規定された方法に従った。この値
が小さいほど柔軟性に富むことを示す。MD/TDを測
定した。 但し、 試験片形状:20mm×120mmの短棚型 チャック間距離:50mm 引張速度:5mm/分
【0023】(6)電子レンジ適性 幅3cm、長さ14cmの短棚状のフィルム試料片の上
下2.5cmに紙をあて、10gの重りを下げる。1時
間で切れない最高雰囲気温度を10℃刻みで表示する
(東京都条例1072号“ラップフィルムの品質表示”
の記載参照)。この温度が高い程、電子レンジ適性は良
好である。 (7)「のこ刃」カット性 フィルムを芯管に巻き、「のこ刃」つきケース(0.2
mm厚のこぎり型打抜き鉄板型「のこ刃」を、500g
/cm2 のコートボール紙製ケースに貼付けたもの)に
収納し、「のこ刃」による切断を試みた。その結果、
「のこ刃」に当てて軽く引張るだけで真直ぐに切れたも
のは“良好”、斜めに切れたり、「のこ刃」ケースが変
形したり、切るのに強い力を必要としたものは“不良”
と表示した。
【0024】実施例1〜6および比較例1〜6 表1に示したエチレン含有量のプロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体樹脂(表中ではP−E共重合体と記す。
ただし、比較例1はホモポリプロピレン)およびポリイ
ソブチレン(PIB)の配合組成物からプレス法にて2
80μ厚さのシートを得た。9cm角に採取して、以下
の条件で2軸延伸フィルムを得た。 延伸機:東洋精機製卓上2軸延伸機 温度:表1に記載 予熱時間:3分 延伸倍率:MD5倍、TD5倍(同時方式) 延伸速度:5m/分 熱処理時間:5秒 上記で得た約11μ厚さのフィルム物性を表2に示し
た。同時方式による延伸フィルムであることから、機械
的性質は、MD、TD方向共にほぼ同程度であったの
で、表2ではMD方向の物性値のみを記載した。
【0025】比較例7 実施例1で使用したプロピレン−エチレンランダム共重
合体単独を、Tダイ法フィルム成形機(押出機:50m
mφ、L/D=28、ダイ幅:400mm、樹脂温度:
230℃)を用いて30℃に冷却されたチルロール上に
30m/分の引取速度でキャストし、約11μ厚さのフ
ィルムを得た。得られたフィルム(未延伸)の物性を表
2に示した。
【0026】比較例8〜10 市販のポリ塩化ビニリデンラップフィルム(旭化成社製
サランラップ)、ポリ塩化ビニルラップフィルム(信越
ポリマー社製ポリマラップ)およびポリエチレンラップ
フィルム(白元社製マイネラップ)のフィルム物性を表
2に示した。
【0027】実施例1〜6のフィルムは、いずれも粘着
性、電子レンジ適性、「のこ刃」カット性に優れ、適度
な柔軟性を有するフィルムであった。上記実施例1〜6
のフィルムに、表面張力が35dyn/cm以上になる
ようにコロナ放電処理を施すことにより粘着性はさらに
向上する。また、テンター方式の逐次2軸延伸でも同様
の結果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、粘
着性、電子レンジ適性、「のこ刃」カット性に優れ、か
つ適度な柔軟性を有する自己粘着性包装用フィルムを提
供することができる。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/16 LCY 7107−4J //(C08L 23/16 23:20)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン含有量0.4〜7.0重量%のプ
    ロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂70〜99重
    量%にポリイソブチレンおよび/またはポリブテンを3
    0〜1重量%配合してなるポリプロピレン系樹脂組成物
    からなり、少なくとも一方向に2.0倍以上に延伸した
    後、結晶融点以下であって、50℃以上の温度で熱処理
    してなることを特徴とする自己粘着性包装用フィルム。
  2. 【請求項2】フィルムのMDおよびTD方向のヤング率
    が共に3000〜9000kg/cm2 であることを特
    徴とする請求項1記載の自己粘着性包装用フィルム。
  3. 【請求項3】延伸後または熱処理後、表面酸化処理して
    なることを特徴とする請求項1または2記載の自己粘着
    性包装用フィルム。
  4. 【請求項4】表面酸化処理がコロナ放電処理である請求
    項3記載の自己粘着性包装用フィルム。
JP2777193A 1993-02-17 1993-02-17 自己粘着性包装用フィルム Pending JPH06238748A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264111A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Hitachi Chemical Filtec Inc 自然環境下で分解性を有する食品包装用ラップフィルム
JP2007002103A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Hitachi Chem Co Ltd エンドマーク用樹脂フィルム及びエンドマーク付き接着テープ
JP2011511865A (ja) * 2008-02-08 2011-04-14 フイナ・テクノロジー・インコーポレーテツド ポリプロピレン/ポリイソブチレン混合物およびこれから作られたフィルム

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