JPH06238044A - 遊技機 - Google Patents
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- JPH06238044A JPH06238044A JP5053137A JP5313793A JPH06238044A JP H06238044 A JPH06238044 A JP H06238044A JP 5053137 A JP5053137 A JP 5053137A JP 5313793 A JP5313793 A JP 5313793A JP H06238044 A JPH06238044 A JP H06238044A
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Abstract
ができる一方、遊技店の営業もやり易い遊技機を提供す
る。 【構成】 変動入賞装置8内に複数の入賞口50〜52
を有する第2種パチンコ遊技機等において、複数種類の
表示図柄を可変表示可能な可変表示装置6と、可変表示
装置6の表示図柄が特定図柄の場合に、入賞口50〜5
2のいずれかをV入賞口として有効化する役物用CPU
30を備える。
Description
技機に関し、特に、遊技球が所定の入賞部に入賞した場
合に可動部材を所定のパターンで動作させる補助遊技を
実行し、当該補助遊技における遊技球の特定の入賞部へ
の入賞に基づき遊技者にとって有利な特別遊技(いわゆ
る「大当り」状態)を実行する遊技機(いわゆる第2種
のパチンコ遊技機等)に関する。
は、特別遊技(大当り)は、変動入賞装置内等に設けら
れる特定入賞部(V入賞口)に遊技球が入賞することに
より発生していた。
チンコ遊技機では、上記のように予め定められた位置に
設けられる特定入賞部への入賞により大当りが発生する
ため、遊技が単調になり、遊技者が飽き易く、大当りの
発生率が一定である、という欠点を有していた。この点
を改善するためには、大当り発生率を調整可能にするこ
とが必要である。しかし、大当り発生率を低く調整する
と、大当りが発生し難くなり、遊技者にとって遊技意欲
が沸かない遊技機となってしまうし、逆に大当り発生率
を高く調整すると、大当りが簡単に発生し易くなり、遊
技店にとって営業のしずらい遊技機となってしまう、と
いった問題点を有していた。本発明は、上記の問題点を
解決するためになされたものであり、遊技が単純ではな
く、興趣を盛り上げることができる一方、遊技店の営業
もやり易い遊技機を提供することを目的とする。
め、本発明に係る遊技機は、可動部材と複数の入賞部を
含む変動入賞装置を有し、遊技球が所定の入賞部に入賞
した場合に前記可動部材を所定のパターンで動作させる
補助遊技を実行し、当該補助遊技において遊技球が前記
複数の入賞部のうちの特定の入賞部に入賞した場合には
遊技者にとって有利な特別遊技を実行する遊技機であっ
て、複数種類の図柄を可変表示可能な可変表示手段と、
当該可変表示手段の表示図柄が特定図柄の場合に、前記
複数の入賞部のうちのいずれかを特定の入賞部として有
効化する特定入賞部有効化手段と、を備えて構成され
る。また、本発明に係る遊技機の前記特定入賞部有効化
手段は、前記可変表示手段における表示図柄が前記特定
図柄のうちの特別図柄である場合には、前記複数の入賞
部のうち入賞率の高い入賞部を特定の入賞部として有効
化するように構成してもよい。また、本発明に係る遊技
機は、前記特定図柄の出現率を変更可能な特定図柄出現
率変更手段を備えて構成してもよい。
置は可動部材と複数の入賞部を含み、可変表示手段は複
数種類の図柄を可変表示可能であり、特定入賞部有効化
手段は可変表示手段の停止時の表示図柄が特定図柄の場
合に、複数の入賞部のうちのいずれかを特定の入賞部と
して有効化することができるので、特定の入賞部をいわ
ば移動させることができる。したがって、遊技が多彩に
なり、遊技者の興趣が増す。また、可変表示手段の停止
時の表示図柄により遊技状態が変化するため、遊技者
は、可変表示遊技も同時に行なうことができ、可変表示
手段の表示図柄に対する期待感を持つことができる。そ
して、可変表示手段の停止時の表示図柄が特別図柄の場
合には、入賞率の高い入賞部を特定入賞部として有効化
できるので特別遊技(大当り)が連続して発生する可能
性が高くなり、遊技者は、一度に大量の出玉を期待する
ことができ、遊技の興趣はさらに高まる。一方、可変表
示手段の停止時の表示図柄が特定の図柄の場合には、入
賞率の低い入賞部を特定入賞部として有効化できるので
特別遊技(大当り)の発生率が低くなり、遊技店にとっ
ては、一定の利益を確保することが可能となる。さら
に、可変表示手段における停止図柄の出現率を設定・変
更可能な確率設定装置を備えることにより、特別遊技に
おける遊技者の獲得球数を調整でき、遊技者と遊技店と
の利益のバランスをとることが可能である。
明する。本発明の一実施例であるパチンコ遊技機1の構
成を図1に、このパチンコ遊技機1における遊技盤の構
成を図2に、背面構成を図3に、電気的構成を図4に、
センター役物のさらに詳細な構成を図5に、それぞれ示
す。
技盤2を備え、遊技盤2の表面にはガイドレール3で囲
まれた遊技部2Aが形成され、遊技部2A内の中央上部
寄りには、変動入賞装置8と、遊技球貯留手段である遊
技球貯留装置5と、可変表示手段である可変表示装置6
と、V有効表示器53A〜53Cとを含むセンター役物
が、センター役物の斜め下方には第1始動口7,7が、
センター役物を挟む左右両側には普通図柄ゲート25,
25が、センター役物の下方には第2始動口26Hと普
通図柄表示器29と普図記憶表示器27とを含む普通電
動役物26が、それぞれ配設され、その周囲に適宜一般
入賞口4が配設されて構成されている。
に、可動部材である左右1対の羽根8A,8Bを備えて
おり、この羽根8A,8Bが後述の条件により開成する
とパチンコ球がこの羽根8A,8B内に入り易くなる。
羽根8A,8B内に入賞したパチンコ球は、カウントセ
ンサ48を通過した後、遊技球貯留装置5の2つの貯留
用アーム5A,5Bの両側に転落し、駆動用ソレノイド
47により回動する貯留用アーム5A,5Bに囲い込ま
れ、開放されるとステージ板8C上を遊技者側へ向かっ
て転動する。そして、その下方にある複数の入賞部50
〜52のいずれかに入賞する。遊技球貯留装置5の奥に
は、1基の可変表示器から成る可変表示装置6が設けら
れており、通常は可変動作を行なっており、後述の条件
が備わった場合に停止するように構成されている。
すように、左右1対の羽根26A,26Bを備えてお
り、この羽根26A,26Bが後述の条件により開成す
るとパチンコ球が第2始動口26H内に入り易くなる。
示器から成る普通図柄表示器29と、4個のLED等か
ら成る普図記憶表示器27とが設けられている。上記の
普通図柄ゲート25,25をパチンコ球が通過した場
合、これを普通図柄ゲート25,25が検出し、この検
出信号を遊技盤制御装置17内の役物用CPU30(図
4)が受け取り、普通図柄表示器29を可変表示させる
権利の記憶値(始動記憶値)として1回につき1個の普
図記憶表示器27を点灯表示させる。そして、これらの
普通図柄表示器29の可変表示の記憶値に基づき、普通
図柄表示器29を可変表示させる。
図柄表示器29の停止図柄に基づき、停止図柄が「7」
などの場合には、上記の普通電動役物26の羽根26
A,26Bを開成させるのである。
6Hは、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを開成させる
所定の入賞部(始動口)となっており、それらにパチン
コ球が入賞した場合には、変動入賞装置8の羽根8A,
8Bが開成される。ただし、第1始動口7,7に入賞し
た場合よりも第2始動口26Hに入賞した場合の方が、
羽根8A,8Bの開成動作が遊技者にとってさらに有利
となっており、例えば、第1始動口7,7に入賞した場
合には羽根8A,8Bが所定時間だけ1回開閉するのに
対し、第2始動口26Hに入賞した場合には羽根8A,
8Bがさらに長い時間だけ2回開閉するように構成され
ている。
置8の羽根8A,8B内に打球が入りV入賞口50に入
賞すると、上記の役物用CPU30は、特別遊技を実行
すると同時に、可変表示装置6において可変表示動作を
行う。その結果、可変表示装置6の停止図柄が特定の図
柄(例えば、「7」や「3」等)である場合には、変動
入賞装置8内の特定の入賞部である入賞口50,51,
52のうちいずれかの入賞口をV入賞口として有効化あ
るいは無効化する。
は、大当り表示用等の各種の装飾用ランプが設けられて
いる。
行う機能も有しており、パチンコ遊技機1の前面側に
は、このパチンコ遊技機1に対して有価価値記憶媒体で
あるプリペイドカード等により球貸しを行うために遊技
者がカードを挿入するカード挿入孔12が設けられてい
る。そして、カード挿入孔12の近傍には、カードが既
に挿入され使用中であることを点灯により表示したり、
カードが排出されることを点滅等により表示するカード
保持表示器23が設けられている。
による球貸しが可能であること(カードを受け付け可能
な状態であること)を表示する球貸有効表示器16と、
上記のカード挿入孔12に球貸用カードが挿入された場
合にその残存度数を表示するカード残高表示器13と、
1回のスイッチ操作により所定数の球貸を行わせる球貸
制御信号を内蔵する球排出装置19(後述)に発するた
めの球貸スイッチ14と、遊技の終了時等にカードの返
却を行うためのカード返却スイッチ24と、球貸しによ
り球排出装置19(図3)から排出された遊技球あるい
は賞球を受けるための上皿9および下皿15と、この上
皿9上の遊技球を上記遊技部2Aに向け1個宛発射可能
な発射装置11(図3)と、遊技者がこの発射装置11
を操作するための操作ハンドル10と、が設けられてい
る。
技機1および遊技盤2の裏側には、賞球タンク28と、
球排出装置19と、上記の可変表示装置6や変動入賞装
置8を制御する遊技盤制御装置17と、上記球排出装置
19を制御する排出制御装置18と、上記発射装置11
を制御する発射制御装置21と、カードからの情報を読
出しと情報書込みを行うカードリーダ30と、球貸し動
作を制御するための球貸制御装置22と、可変表示装置
6における特定図柄の出現率を設定・変更可能な特定図
柄出現率変更手段である確率設定装置20とが設けられ
ている。
細な機構とその動作について、以下に説明を行う。
からカードリーダ30に挿入すると、パチンコ遊技機の
球貸制御装置22内の球貸制御CPU(図示せず)は、
そのカードが不正カードや異常カード(他の種類のプリ
ペイドカード等)ではないか否か、カードの残高が零で
ないか否か等を即座に判定する。判定の結果、不正カー
ドや残高の無いカードの場合は、カードを強制排出し、
この情報を双方向通信回線により遊技盤制御装置17内
の役物用CPU30に転送し、遊技者に対し「このカー
ドは使用できない」あるいは「カードの度数残高がな
い」旨を、例えばLEDやスピーカ(図示せず)等によ
り報知する一方、不正カードの場合には、遊技店の管理
装置側へも通報を行う。この場合には、球貸有効表示器
16は消灯したままとなり、球貸スイッチ14の操作を
行っても受け付けない。
球貸制御装置22内の球貸制御CPU(図示せず)は、
その残高をカード残高表示器13に表示させる。そし
て、球貸スイッチ14の操作が有効(球貸し可能)な状
態となった場合は、球貸制御装置22から球貸有効表示
器16に信号を発して点灯させる等して「球貸し可能」
の旨を遊技者等に報知する。また、カードが挿入中であ
ることをカード保持表示器23により表示させる。
(1回押す等)すると、これを受けて、球貸制御装置2
2内の球貸制御CPUは、有価価値の残高が零でなけれ
ば、その操作内容に応じて所定量の有価価値をその遊技
機の使用する遊技媒体(例えばパチンコ球)の数に変換
し、その数の実球を排出すべき旨の排出指令信号を双方
向通信回線を介して排出制御装置18に送る。排出制御
装置18は、この排出指令信号を受けて、その数の球を
上皿9に排出する。この際、上記の球貸制御CPUは、
同時に、遊技媒体に変換させた分の有価価値をカードの
記憶値から減算させる。
0(あるいはタッチスイッチ)でコントロールすること
により、排出された(球貸しを受けた)球を遊技部2A
内へ打ち込み、遊技を行う。この遊技において、打球が
上記の第1始動口7,7または第2始動口26Hへ入賞
すると、遊技盤制御装置17内の役物用CPU30がこ
れを検出し、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを開成さ
せる補助遊技を実行させる。
の役物用CPU30は、特別遊技を実行すると同時に、
可変表示装置6において可変表示動作を行う。その結
果、可変表示装置6の停止図柄が特定の図柄(例えば、
「7」や「3」等)である場合には、変動入賞装置8内
の特定の入賞部である入賞口50,51,52のうちい
ずれかの入賞口をV入賞口として有効化あるいは無効化
する。すなわち、図5において、各入賞口50,51,
52は、それぞれ入賞センサ50S,51S,52Sを
備え、上記の役物用CPU30は、可変表示装置6の停
止図柄が特定の図柄(例えば、「7」や「3」等)であ
る場合には、入賞センサ50S,51S,52Sのうち
いずれかの入賞口をV入賞口として有効化あるいは無効
化するように構成する。その場合、有効化された入賞セ
ンサがV入賞口となる。
の特定の入賞部であるV入賞口(入賞口50〜52(図
5)のいずれか)に入賞すると、上記の役物用CPU3
0がこれを判別していわゆる「大当り」状態である特別
遊技(例えば、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを所定
時間、所定回数開成する等)を実行する。
て、図5ないし図23を参照しつつ説明を行う。
パチンコ遊技機1の遊技制御の基本フローチャートを示
したものである。この基本フローチャートは、乱数更新
処理サブルーチンS1と、可変表示処理サブルーチンS
2と、普図(普通図柄)・普電(普通電動役物)処理サ
ブルーチンS3と、遊技処理サブルーチンS4とから構
成されている。
ついて、図13に基づき説明を行なう。まず、上記の役
物用CPU30は、可変表示装置6における可変表示用
の乱数を更新する(ステップS11)。次に、可変表示
の確率設定値に対応した更新上限値を選択する(ステッ
プS12)。すなわち、本実施例のパチンコ遊技機1
は、背面の確率設定装置20にキー等を差し込んで回動
させる等の動作により、可変表示装置6における「当
り」の発生確率を設定・変更できるのである。この設定
確率値は、例えば、1/10,1/15,1/20等の
3段階などに設定できる。この場合、遊技店側で設定確
率値を1/15に設定したとすると、乱数を更新してい
く場合の上限値は15となる。
いて、更新結果(更新した乱数の総数)が上限値である
15に達したら、その後の可変表示用乱数を全て零にす
れば(ステップS14)、可変表示用乱数が15個選択
されたことになる。この乱数のうちの一つを当りの乱数
にすれば、当りの発生確率は1/15になる。上記の判
定ステップS13において、更新結果(更新した乱数の
総数)が上限値である15に達していなければ、次回以
降のサイクルにおいて上限値である15に達するまで可
変表示用乱数更新処理を実行する。
更新の次に、普通図柄表示器29における可変表示用の
乱数(普図乱数)を更新する(ステップS15)。次
に、可変表示の確率設定値に対応した更新上限値を選択
する(ステップS16)。すなわち、本実施例のパチン
コ遊技機1は、背面の確率設定装置20にキー等を差し
込んで回動させる等の動作により、可変表示装置6にお
ける「当り」の発生確率を設定・変更できるだけでな
く、普通図柄表示器29における「当り」の発生確率も
設定・変更できるのである。この場合、背面の確率設定
装置20により、普通図柄表示器29における「当り」
の発生確率の設定・変更をも行なう方式だけでなく、普
通図柄表示器29における「当り」の発生確率の設定・
変更を行なう専用の他の確率設定装置を別途に設けても
よい。
いて、更新結果(更新した乱数の総数)が上限値に達し
たら、その後の普図乱数を全て零にすれば(ステップS
18)、普図乱数が上限値の個数だけ選択されたことに
なる。この普図乱数のうちの一つを普通図柄表示器29
における当りの乱数にすれば、当りの発生確率は設定確
率になる。上記の判定ステップS17において、更新結
果(更新した乱数の総数)が上限値に達していなけれ
ば、次回以降のサイクルにおいて上限値に達するまで普
図乱数更新処理を実行する。
ついて、図14に基づき説明を行なう。まず、可変表示
動作中か否かを判定する(ステップS21)。最初は、
可変表示装置6は停止しているから、次のステップS2
2に移行する。ステップS22では、変動入賞装置8内
のV入賞口に打球が入賞したか否かを判定する。本実施
例のパチンコ遊技機1では、可変表示装置6での可変表
示遊技は、打球が変動入賞装置8内のV入賞口に入賞し
た場合にのみ実行されるものであるから、打球がV入賞
口に入賞していない場合は、以下の処理は行なわず、基
本フローチャート(図12)に戻る。
がV入賞口に入賞したと判定された場合は、次にステッ
プS23において、そのV入賞口への入賞が初回の入賞
か否かを判定する。そのV入賞口への入賞が初回の入賞
ではなく、大当り中のV入賞の場合(いわゆる「継続
V」の場合)には、遊技者は十分な利益を得ているので
あるから、以下の可変表示処理を行なってメリットを付
与するには及ばない。したがって、このような場合に
は、以下の処理は行なわず、基本フローチャート(図1
2)に戻る。本実施例においては、上記のような手順と
したが、これは、V入賞口へ入賞する度に、毎回可変表
示装置6における可変表示ゲームを行ない、毎回、大当
り時の獲得球を変化させるような手順としてもかまわな
い。
V入賞口への入賞が初回の入賞であると判定された場合
は、次にステップS24において、可変表示動作を開始
させる。次に、可変表示用乱数を抽出する(ステップS
25)。
「7」等)に相当するものか否かを判定し(ステップS
26)、大当りに相当するものであれば可変表示装置6
における停止図柄を大当り図柄(「7」等)に設定し
(ステップS27)、ステップS26において抽出乱数
が大当りに相当するものではないと判定された場合に
は、次のステップS28において、抽出乱数が中当り
(例えば、「3」等)に相当するものか否かを判定す
る。この結果、抽出乱数が中当りに相当するものであれ
ば可変表示装置6における停止図柄を中当り(「3」
等)に設定し(ステップS29)、ステップS28にお
いて抽出乱数が中当りに相当するものではないと判定さ
れた場合には、停止図柄を大当り,中当り以外の図柄
(「7」,「3」等以外の図柄)に設定して(ステップ
S30)基本フローチャート(図12)に戻る。
記ステップS21において「可変動作中である」と判定
されるので、可変動作の停止タイミングか否かを判定し
(ステップS31)、停止タイミングではなければ可変
動作を行ない(ステップS32)、停止タイミングが到
来したならば図柄の停止を行なう(ステップS33)。
装置6の停止図柄が「7」か否かを判定し、停止図柄が
「7」であれば、V入賞率を高める期間を示すV入賞率
アップカウンタ(図示せず)のカウント値を3だけ増加
させる(ステップS35)。V入賞率アップカウンタの
カウント値が「3」である、ということは、この回の大
当りが終了した後、次回、次々回、次々々回の大当り終
了までの期間、高いV入賞率に設定する、すなわち、変
動入賞装置8内の複数の入賞口50〜52のうち、V入
賞率の高い入賞口が有効化される(その入賞口にV入賞
口が移動する)ことを意味する。
置6の停止図柄が「7」でなければ、次のステップS3
6において、可変表示装置6の停止図柄が「3」である
か否かを判定し、停止図柄が「3」であれば、V入賞率
アップカウンタのカウント値を1だけ増加させ(ステッ
プS37)、可変表示装置6の停止図柄が「3」でもな
ければ、基本フローチャート(図12)に戻る。V入賞
率アップカウンタのカウント値が「1」である、という
ことは、この回の大当りが終了した後、次回の大当り終
了までの期間、高いV入賞率に設定する、すなわち、変
動入賞装置8内の複数の入賞口50〜52のうち、V入
賞率の高い入賞口が有効化される(その入賞口にV入賞
口が移動する)ことを意味する。
について、図15に基づき説明を行なう。まず、普図ゲ
ート25を打球が通過したか否かを判定する(ステップ
S41)。普図ゲートへの打球の通過がなければステッ
プS44以降の処理を実行するが、普図ゲートへの打球
の通過があれば次のステップS42において普通図柄の
可変表示の記憶値を1だけインクリメントする。次に、
普図用乱数を抽出し(ステップS43)、現在の遊技状
態に応じて各種の動作制御を行なうよう分岐処理を行な
う(ステップS44)。その結果、通常動作サブルーチ
ン(ステップS45)、回転動作サブルーチン(ステッ
プS46)、当り動作サブルーチン(ステップS4
7)、外れ動作サブルーチン(ステップS48)のうち
のいずれかを実行する。
ついて、図16に基づき説明を行なう。まず、普通図柄
の可変表示の記憶値(普図回転記憶)があるか否かを判
定する(ステップS51)。普図回転記憶がなければ、
普図回転記憶が発生するまでサイクルを繰り返す。ステ
ップS51において、普図回転記憶が存在する、と判定
された場合には、次に、判定ステップS52において、
現在の遊技がラッキーナンバーの効果が有効である期間
内の遊技であるか否かを判定する。現在の遊技がラッキ
ーナンバーの効果が有効である期間内の遊技である、と
判定された場合には、通常よりも当りの確率の高い乱数
と当り値(すなわち、通常と同じ個数の乱数であるが、
当り値の個数を増やしている等)を選択し(ステップS
53)、判定ステップS52において、現在の遊技がラ
ッキーナンバーの有効期間内の遊技ではない、と判定さ
れた場合には、通常の確率の乱数と当り値を選択する
(ステップS54)。
か否かを判定し(ステップS55)、当りに相当するも
のであれば普通図柄表示器29における停止図柄を当り
図柄に設定し(ステップS56)、ステップS55にお
いて抽出乱数が当りに相当するものではないと判定され
た場合には、普通図柄表示器29における停止図柄を外
れ図柄に設定する(ステップS57)。その後、普図回
転記憶値から1だけデクリメントし(ステップS5
8)、回転動作を実行する(ステップS59)。
ついて、図17(A)に基づき説明を行なう。まず、普
通図柄の可変表示の停止タイミングであるか否かを判定
する(ステップS61)。停止タイミングではなけれ
ば、停止タイミングになるまで回転動作を実行する(ス
テップS62)。ステップS61において、停止タイミ
ングである、と判定された場合には、既に決定済みの停
止図柄で普通図柄表示器29を停止させる(ステップS
63)。そして、次に、判定ステップS64において、
停止図柄が当り図柄か否かを判定し(ステップS6
4)、当り図柄であれば普通電動役物26をONさせ、
普通電動役物26の羽根26A,26Bの開成動作を行
なって(ステップS65)当り動作処理を行ない(ステ
ップS67)、ステップS64において停止図柄が当り
図柄ではないと判定された場合には、普通電動役物26
の羽根26A,26Bは閉じたままとし外れ動作処理を
行なう(ステップS66)。
ついて、図17(B)に基づき説明を行なう。まず、当
り動作の終了タイミングであるか否かを判定する(ステ
ップS71)。終了タイミングではなければ、終了タイ
ミングになるまで普通電動役物26のON動作を継続さ
せ、普通電動役物26の羽根26A,26Bの開成動作
を継続させる。ステップS71において、当り動作の終
了タイミングである、と判定された場合には、普通電動
役物26をOFFとし、普通電動役物26の羽根26
A,26Bを閉塞させる(ステップS72)。そして、
次に、通常動作に戻し(ステップS73)基本フローチ
ャート(図12)に戻る。
ついて、図17(C)に基づき説明を行なう。まず、外
れ動作の終了タイミングであるか否かを判定する(ステ
ップS81)。終了タイミングではなければ、終了タイ
ミングになるまで普通電動役物26のOFF動作を継続
させ、普通電動役物26の羽根26A,26Bの閉塞動
作を継続させる。ステップS81において、外れ動作の
終了タイミングである、と判定された場合には、通常動
作に戻し(ステップS82)基本フローチャート(図1
2)に戻る。
て、図18に基づき説明を行なう。まず、現在の遊技状
態に応じて各種の動作制御を行なうよう分岐処理を行な
う(ステップS91)。その結果、普段動作サブルーチ
ン(ステップS92)、羽開閉動作1サブルーチン(ス
テップS93)、羽開閉動作2サブルーチン(ステップ
S94)、ファンファーレ動作サブルーチン(ステップ
S95)、大当り動作サブルーチン(ステップS96)
のうちのいずれかを実行する。
ついて、図19に基づき説明を行なう。まず、判定ステ
ップS101において、第1始動口7に打球が入賞し第
1始動スイッチ7SがONとなったか否かを判定する。
第1始動スイッチ7SがONとなってはいない場合は、
次のステップS103において、第2始動口26Hに打
球が入賞し第2始動スイッチ26SがONとなったか否
かを判定する。いずれも「NO(以下「N」と略称す
る)」の場合には、基本フローチャート(図12)に戻
る。
101で結果が「YES(以下「Y」と略称する)」の
場合、すなわち、第1始動口7に打球が入賞し第1始動
スイッチ7SがONである、と判定された場合は、変動
入賞装置8の羽根8A,8Bを例えば1回だけ所定時間
開閉する権利が発生する。この場合には、次のステップ
S102において羽開閉動作1処理サブルーチンを実行
し、基本フローチャート(図12)に戻る。
ンについて、図20(A)に基づき説明を行なう。ま
ず、処理終了時間か否かを判定し(ステップS11
1)、処理終了時間ではなければ羽根開閉タイミングで
あるか否かを判定する(ステップS112)。羽根開閉
タイミングではなければ、次にV入賞口への入賞があっ
たか否かを判定し(ステップS114)、なければ基本
フローチャート(図12)に戻るが、V入賞口への入賞
があったと判定された場合はファンファーレ動作を実行
し(ステップS115)、基本フローチャートに戻る。
上記判定ステップS112において、結果が「Y」で羽
根開閉タイミングとなっていれば、次のステップS11
3において羽根開閉動作を上記の開閉タイマの時間で1
回だけ実行する。また、次回以降のサイクルの判定ステ
ップS111において、処理終了時間である、と判定さ
れた場合は、上記の普段動作を実行する(ステップS1
16)。
ステップS103で結果が「YES(以下「Y」と略称
する)」の場合、すなわち、第2始動口7に打球が入賞
し第2始動スイッチ26SがONである、と判定された
場合は、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを例えば2回
だけ通常よりもさらに長い時間開閉する権利が発生す
る。この場合には、次のステップS104において羽開
閉動作2処理サブルーチンを実行し、基本フローチャー
ト(図12)に戻る。
ンについて、図20(B)に基づき説明を行なう。ま
ず、処理終了時間か否かを判定し(ステップS12
1)、処理終了時間ではなければ羽根開閉タイミングで
あるか否かを判定する(ステップS122)。羽根開閉
タイミングではなければ、次にV入賞口への入賞があっ
たか否かを判定し(ステップS124)、なければ基本
フローチャート(図12)に戻るが、V入賞口への入賞
があったと判定された場合はファンファーレ動作を実行
し(ステップS125)、基本フローチャートに戻る。
上記判定ステップS122において、結果が「Y」で羽
根開閉タイミングとなっていれば、次のステップS12
3において羽根開閉動作を上記の開閉タイマの時間で2
回実行する。また、次回以降のサイクルの判定ステップ
S121において、処理終了時間である、と判定された
場合は、上記の普段動作を実行する(ステップS12
6)。
ルーチンについて、図21に基づき説明を行なう。ま
ず、ファンファーレ動作終了時間か否かを判定し(ステ
ップS131)、ファンファーレ動作終了時間ではなけ
ればファンファーレ動作を実行し(ステップS13
2)、基本フローチャート(図12)に戻る。次に、次
回以降のサイクルのステップS131においてファンフ
ァーレ動作終了時間であると判定された場合には、大当
り動作処理を実行し(ステップS133)、基本フロー
チャート(図12)に戻る。
について、図22及び図23に基づき説明を行なう。ま
ず、可変表示装置6における可変表示ゲームでの大当
り、中当り等の確率を通常時の確率に戻す(ステップS
141)。そして、普通図柄表示器29における可変表
示ゲームでの当りの確率を通常時の確率に戻す(ステッ
プS142)。
であるか否かを判定する(ステップS143)。可変表
示装置6の停止図柄が「7」であれば、入賞数カウント
が10個に達したか否かを判定し(ステップS14
4)、入賞数カウントが10個に達していれば、貯留装
置5をOFFとして(ステップS149)、ステップS
150に移行する。また、上記判定ステップS144に
おいて、入賞数カウントが10個に達していなければ、
貯留装置5をONとして(ステップS145)、ステッ
プS150に移行する。
入賞装置8内の遊技球貯留装置5の動作について説明す
る。ここで、図5ないし図8は第1の構成例を、図9な
いし図11は第2の構成例を、それぞれ示している。図
5ないし図11に示すように、本実施例のパチンコ遊技
機1の遊技球貯留装置5は、駆動用ソレノイド47と貯
留用アーム5A,5Bとを有し、ステージ板8C上に落
下した遊技球を、貯留用アーム5A,5Bの回動動作に
より、抱え込むようにして貯留し、あるいは、開放する
ことができる構成となっている。
留した状態を示し、図8は第1構成例において貯留した
遊技球Pを開放した状態を示している。第1構成例で
は、可変表示装置6の可変表示遊技の結果、その停止図
柄に基づき、役物用CPU30が入賞口50〜52のう
ちのいずれかをV入賞口として特定する。図5ないし図
8の場合は、中央の入賞口50がV入賞口として特定さ
れた例が示されている。この場合には、図5に示すよう
に、V有効表示器53Bが点灯表示され、中央の入賞口
がV入賞口であることを遊技者等に表示する。
8の左右1対の羽根8A,8Bが上述の始動入賞により
開閉するとパチンコ球がこの羽根8A,8B内に入り易
くなる。羽根8A,8B内に入賞したパチンコ球は、カ
ウントセンサ48を通過した後、ステージ板8Cの奥部
左右両側のいずれかからステージ板8C上に転落する。
この場合に、図7に示すように、貯留用アーム5A,5
Bが閉じていれば、パチンコ球Pは、両アーム5A,5
Bの形成する凹部内に貯留される。
れると、貯留されていたパチンコ球Pはステージ板8C
上に開放される。ステージ板8Cは遊技者側に向かって
僅かに下り勾配となっているため、貯留・開放されたパ
チンコ球Pは、入賞口50〜52に向かって転動する。
この第1構成例では、入賞口50〜52のうち中央の入
賞口50がV入賞口として特定されている。このため、
パチンコ球PがV入賞口50に入賞する確率は、貯留さ
れていない場合に比べて高くなる。第2構成例について
は、図23の説明中において説明する。
物用CPU30は、V入賞口への入賞により作動停止す
る可変表示装置6での可変表示遊技の表示図柄が特定の
図柄か否かによって、入賞口50〜52のうちいずれか
をV入賞口として電子的に有効化することになる。した
がって、役物用CPU30は、特定入賞部有効化手段に
相当している。
て、可変表示装置6の停止図柄が「7」でなければ、次
にステップS146において可変表示装置6の停止図柄
が「3」であるか否かを判定する。この結果、可変表示
装置6の停止図柄が「3」である場合は、入賞数カウン
トが8個に達しているか否かを判定し(ステップS14
7)、入賞数カウントが8個に達していれば、貯留装置
5をOFFとして(ステップS149)、ステップS1
50に移行する。また、上記判定ステップS147にお
いて、入賞数カウントが8個に達していなければ、貯留
装置5をONとして(ステップS148)、ステップS
150に移行する。上記において、貯留装置5のOFF
は、入賞数カウント値に達した場合のみならず、羽根8
A,8Bの開閉回数が所定回数に達した場合に行なって
もよい。
あるか否かを判定する(ステップS150)。羽根の開
閉タイミングであれば、羽開閉動作を実行する(ステッ
プS151)。次に、図23において、V入賞口への入
賞の有無を判定し(ステップS152)、V入賞がなけ
れば、羽根の開閉回数が上限値(例えば18回等)に達
したか否かを判定する(ステップS153)。羽根の開
閉回数が上限値に達してはいない場合は、変動入賞装置
8内の一般入賞口に打球が上限値(例えば、10個)以
上入賞したか否かを判定し(ステップS154)、打球
の入賞が上限値未満の場合は、基本フローチャート(図
12)に戻る。
ステップS154において、羽根の開閉回数が上限値に
達するか、打球の入賞が上限値以上となった場合は大当
り状態が終了することになるが、次のステップS155
において、前述のV入賞率アップカウンタのカウント値
が零か否かを判定する。この結果、V入賞率アップカウ
ンタのカウント値が零ではなければ、次のステップS1
56において、V入賞率アップカウンタのカウント値を
1だけデクリメントし、普通図柄表示器29の当りの確
率を高い確率に設定する(ステップS157)。次に、
ステップS155で零でなかった(すなわち1以上の値
である)V入賞率アップカウンタの値が、可変表示装置
6で「7」の図柄で停止したことによる値か否かを判定
する(ステップS158)。
たV入賞率アップカウンタの値が、可変表示装置6で
「7」の図柄で停止したことによる値である、と判定さ
れた場合は、変動入賞装置8内の複数の入賞口50〜5
2のうち最もV入賞率の高い入賞口をV入賞口とした
(ステップS159)後、普段動作を行なう(ステップ
S162)。変動入賞装置8内の複数の入賞口50〜5
2のうち最もV入賞率が高い入賞口とは、例えば、図9
に示すように、左端の入賞口であるから、図示しない駆
動モータによりV入賞口54自体を左端にスライドさ
せ、機械的にV入賞口を移動させるのである。これが第
2構成例である。この場合には、左端のV有効表示器5
3Aが点灯して、遊技者等に左端の入賞口が現時点のV
入賞口である旨を表示する。
て、その結果、ステップS155で零でなかったV入賞
率アップカウンタの値が、可変表示装置6で「7」の図
柄で停止したことによる値ではない、と判定された場合
は、ステップS155で零でなかったV入賞率アップカ
ウンタの値は、可変表示装置6で「3」の図柄で停止し
たことによる値であることになるから、この場合には、
変動入賞装置8内の複数の入賞口50〜52のうちV入
賞率が中位の入賞口をV入賞口とした(ステップS16
0)後、普段動作を行なう(ステップS162)。変動
入賞装置8内の複数の入賞口50〜52のうち最もV入
賞率が中位の入賞口とは、例えば、図10に示すよう
に、右端の入賞口であるから、図示しない駆動モータに
よりV入賞口54自体を右端にスライドさせ、機械的に
V入賞口を移動させるのである。これも第2構成例であ
る。この場合には、右端のV有効表示器53Cが点灯し
て、遊技者等に右端の入賞口が現時点のV入賞口である
旨を表示する。
賞率アップカウンタのカウント値が零であれば、可変表
示装置6の停止図柄は「7」,「3」以外であったこと
になるから、この場合には、変動入賞装置8内の複数の
入賞口50〜52のうちV入賞率が最も低い入賞口をV
入賞口とした(ステップS161)後、普段動作を行な
う(ステップS162)。変動入賞装置8内の複数の入
賞口50〜52のうち最もV入賞率が最も低い入賞口と
は、例えば、図11に示すように、中央の入賞口である
から、図示しない駆動モータによりV入賞口54自体を
中央部にスライドさせ、機械的にV入賞口を移動させる
のである。これも第2構成例である。この場合には、中
央部のV有効表示器53Bが点灯して、遊技者等に中央
の入賞口が現時点のV入賞口である旨を表示する。
て、V入賞があった場合は、次の判定ステップS163
において、大当りの継続回数(継続V回数)が決められ
た上限値(例えば16回)に達したか否かを判定し、上
限値に達していれば、上記のステップS153以降を実
行する。また、ステップS163において、大当りの継
続回数(継続V回数)が決められた上限値に達してはい
ない場合は、ファンファーレ動作を実行する(ステップ
S164)。
物用CPU30は、V入賞口への入賞により作動停止す
る可変表示装置6での可変表示遊技の表示図柄が特定の
図柄か否かによって、入賞口50〜52のうちいずれか
をV入賞口として機械的に有効化することになる。した
がって、役物用CPU30は、特定入賞部有効化手段に
相当している。上記の第2構成例は、図9または図11
に示すように、V入賞口54への入賞を検知するV入賞
センサ54Sを1個備え、V入賞口54とV入賞センサ
54Sとを一体として移動させ移動先の入賞口をV入賞
口として有効化するものであり、入賞センサを3個(5
0S〜52S)備える第1構成例とは、この点で異なっ
ている。
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明によれば、変動入賞装置は可動部材と複数の入賞
部を含み、可変表示手段は複数種類の図柄を可変表示可
能であり、特定入賞部有効化手段は可変表示手段の停止
時の表示図柄が特定図柄の場合に、複数の入賞部のうち
のいずれかを特定の入賞部として有効化することができ
るので、特定の入賞部をいわば移動させることができ
る。したがって、遊技が多彩になり、遊技者の興趣が増
す。また、可変表示手段の停止時の表示図柄により遊技
状態が変化するため、遊技者は、可変表示遊技も同時に
行なうことができ、可変表示手段の表示図柄に対する期
待感を持つことができる。そして、可変表示手段の停止
時の表示図柄が特別図柄の場合には、入賞率の高い入賞
部を特定入賞部として有効化できるので特別遊技(大当
り)が連続して発生する可能性が高くなり、遊技者は、
一度に大量の出玉を期待することができ、遊技の興趣は
さらに高まる。一方、可変表示手段の停止時の表示図柄
が特定の図柄の場合には、入賞率の低い入賞部を特定入
賞部として有効化できるので特別遊技(大当り)の発生
率が低くなり、遊技店にとっては、一定の利益を確保す
ることが可能となる。さらに、可変表示手段における停
止図柄の出現率を設定・変更可能な確率設定装置を備え
ることにより、特別遊技における遊技者の獲得球数を調
整でき、遊技者と遊技店との利益のバランスをとること
が可能である、という利点も有している。
構成を示す正面図である。
を示す図である。
背面図である。
ロック図である。
らに詳細な構成を示す正面図である。
作を示す斜視図である。
変化動作を示す斜視図(1)である。
変化動作を示す斜視図(2)である。
作を示す斜視図(1)である。
動作を示す斜視図(2)である。
動作を示す斜視図(3)である。
すフローチャート図(1)である。
すフローチャート図(2)である。
すフローチャート図(3)である。
すフローチャート図(4)である。
すフローチャート図(5)である。
すフローチャート図(6)である。
すフローチャート図(7)である。
すフローチャート図(8)である。
すフローチャート図(9)である。
すフローチャート図(10)である。
すフローチャート図(11)である。
すフローチャート図(12)である。
Claims (3)
- 【請求項1】 可動部材と複数の入賞部を含む変動入賞
装置を有し、遊技球が所定の入賞部に入賞した場合に前
記可動部材を所定のパターンで動作させる補助遊技を実
行し、当該補助遊技において遊技球が前記複数の入賞部
のうちの特定の入賞部に入賞した場合には遊技者にとっ
て有利な特別遊技を実行する遊技機であって、 複数種類の図柄を可変表示可能な可変表示手段と、 当該可変表示手段の表示図柄が特定図柄の場合に、前記
複数の入賞部のうちのいずれかを特定の入賞部として有
効化する特定入賞部有効化手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記特定入賞部有効化手段は、 前記可変表示手段における表示図柄が前記特定図柄のう
ちの特別図柄である場合には、前記複数の入賞部のうち
入賞率の高い入賞部を特定の入賞部として有効化するこ
とを特徴とする請求項1に記載した遊技機。 - 【請求項3】 前記遊技機は、 前記特定図柄の出現率を変更可能な特定図柄出現率変更
手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載した遊技
機。
Priority Applications (1)
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1993
- 1993-02-19 JP JP05313793A patent/JP3732861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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