JPH06238043A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH06238043A
JPH06238043A JP5053136A JP5313693A JPH06238043A JP H06238043 A JPH06238043 A JP H06238043A JP 5053136 A JP5053136 A JP 5053136A JP 5313693 A JP5313693 A JP 5313693A JP H06238043 A JPH06238043 A JP H06238043A
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JP
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winning
ball
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JP5053136A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技が単純ではなく、興趣を盛り上げること
ができる遊技機を提供する。 【構成】 第2種パチンコ遊技機等において、複数種類
の図柄を可変表示可能な可変表示装置6と、可変表示装
置6の表示図柄が特定図柄の場合に、V入賞口への遊技
球の入賞を有効化する役物用CPU30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機等を含む遊
技機に関し、特に、遊技球が所定の入賞部に入賞した場
合に可動部材を所定のパターンで動作させる補助遊技を
実行し、当該補助遊技における遊技球の特定の入賞部へ
の入賞に基づき遊技者にとって有利な特別遊技(いわゆ
る「大当り」状態)を実行する遊技機(いわゆる第2種
のパチンコ遊技機等)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第2種のパチンコ遊技機において
は、特別遊技(大当り)は、変動入賞装置内等に設けら
れる特定入賞部(V入賞口)に遊技球が入賞するだけで
発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
チンコ遊技機では、上記のように単純な動作により大当
りが発生するため、遊技が単調になっていた。この点を
改善するためには、大当り発生率を調整可能にすること
が必要である。しかし、大当りの発生率は、変動入賞装
置内等の構造の微妙な変化で左右されるため、各遊技機
の大当り発生率を均一化することは、製造上困難であっ
た。また、いったん製造した遊技機においては、大当り
発生率をその後変更することはできなかった。第1種の
遊技機のように、可変表示装置等を設け、可変表示装置
の停止図柄によって大当りを発生させることも考えられ
るが、可変表示装置の停止図柄のみで大当りを発生させ
る方式の場合も、やはり同様に遊技が単調になり、遊技
の興趣に欠ける、という欠点を有していた。本発明は、
上記の問題点を解決するためになされたものであり、遊
技が単純ではなく、興趣を盛り上げることができる遊技
機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る遊技機は、遊技球が所定の入賞部に入
賞した場合に可動部材を所定のパターンで動作させる補
助遊技を実行し、当該補助遊技における遊技球の特定の
入賞部への入賞に基づき遊技者にとって有利な特別遊技
を実行する遊技機であって、複数種類の図柄を可変表示
可能な可変表示手段と、当該可変表示手段の表示図柄が
特定図柄の場合に、前記特定の入賞部への遊技球の入賞
を有効化する特定入賞部有効化手段と、を備えて構成さ
れる。また、本発明に係る遊技機は、遊技球が前記所定
の入賞部に入賞した場合に、前記可変表示手段における
可変表示を作動停止させる可変表示制御手段を備えて構
成してもよい。また、本発明に係る遊技機は、前記特定
図柄の出現率を変更可能な特定図柄出現率変更手段を備
えて構成してもよい。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、可変表示手
段は複数種類の図柄を可変表示可能であり、特定入賞部
有効化手段は可変表示手段の停止時の表示図柄が特定図
柄の場合に、特定の入賞部への遊技球の入賞を有効化す
ることができるので、可変表示手段の表示図柄を特別遊
技の発生と関連付けることができ、従来機に比べ、より
変化に富み多彩な遊技を提供できることから、遊技者の
興趣をさらに盛り上げることができる。また、可変表示
手段における停止図柄の出現率を設定・変更可能な確率
設定装置を備えることにより、特別遊技における遊技者
の獲得球数を調整でき、遊技者と遊技店との利益のバラ
ンスをとることが可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。本発明の一実施例であるパチンコ遊技機1の構
成を図1に、このパチンコ遊技機1における遊技盤の構
成を図2に、背面構成を図3に、電気的構成を図4に、
センター役物のさらに詳細な構成を図5に、それぞれ示
す。
【0007】パチンコ遊技機1は、図に示すように、遊
技盤2を備え、遊技盤2の表面にはガイドレール3で囲
まれた遊技部2Aが形成され、遊技部2A内の中央上部
寄りには、変動入賞装置8と、遊技球貯留手段である遊
技球貯留装置5と、可変表示手段である可変表示装置6
と、V有効表示器53A〜53Cとを含むセンター役物
が、センター役物の斜め下方には第1始動口7,7が、
センター役物を挟む左右両側には普通図柄ゲート25,
25が、センター役物の下方には第2始動口26Hと普
通図柄表示器29と普図記憶表示器27とを含む普通電
動役物26が、それぞれ配設され、その周囲に適宜一般
入賞口4が配設されて構成されている。
【0008】上記の変動入賞装置8は、図に示すよう
に、可動部材である左右1対の羽根8A,8Bを備えて
おり、この羽根8A,8Bが後述の条件により開成する
とパチンコ球がこの羽根8A,8B内に入り易くなる。
羽根8A,8B内に入賞したパチンコ球は、カウントセ
ンサ48を通過した後、遊技球貯留装置5の2つの貯留
用アーム5A,5Bの両側に転落し、駆動用ソレノイド
47により回動する貯留用アーム5A,5Bに囲い込ま
れ、開放されるとステージ板8C上を遊技者側へ向かっ
て転動する。そして、その下方にあるV入賞口か、また
は一般入賞口のいずれかに入賞する。遊技球貯留装置5
の奥には、1基の可変表示器から成る可変表示装置6が
設けられており、通常は可変動作を行なっており、後述
の条件が備わった場合に停止するように構成されてい
る。
【0009】また、上記の普通電動役物26は、図に示
すように、左右1対の羽根26A,26Bを備えてお
り、この羽根26A,26Bが後述の条件により開成す
るとパチンコ球が第2始動口26H内に入り易くなる。
【0010】この普通電動役物26には、1基の可変表
示器から成る普通図柄表示器29と、4個のLED等か
ら成る普図記憶表示器27とが設けられている。上記の
普通図柄ゲート25,25をパチンコ球が通過した場
合、これを普通図柄ゲート25,25が検出し、この検
出信号を遊技盤制御装置17内の役物用CPU30(図
4)が受け取り、普通図柄表示器29を可変表示させる
権利の記憶値(始動記憶値)として1回につき1個の普
図記憶表示器27を点灯表示させる。そして、これらの
普通図柄表示器29の可変表示の記憶値に基づき、普通
図柄表示器29を可変表示させる。
【0011】そして、上記の役物用CPU30は、普通
図柄表示器29の停止図柄に基づき、停止図柄が「7」
などの場合には、上記の普通電動役物26の羽根26
A,26Bを開成させるのである。
【0012】上記の第1始動口7,7及び第2始動口2
6Hは、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを開成させる
所定の入賞部(始動口)となっており、それらにパチン
コ球が入賞した場合には、変動入賞装置8の羽根8A,
8Bが開成される。ただし、第1始動口7,7に入賞し
た場合よりも第2始動口26Hに入賞した場合の方が、
羽根8A,8Bの開成動作が遊技者にとってさらに有利
となっており、例えば、第1始動口7,7に入賞した場
合には羽根8A,8Bが所定時間だけ1回開閉するのに
対し、第2始動口26Hに入賞した場合には羽根8A,
8Bがさらに長い時間だけ2回開閉するように構成され
ている。
【0013】また、上記の第1始動口7または第2始動
口26Hに打球が入賞すると、役物用CPU30が上記
の可変表示装置6の可変動作を作動停止させ、図柄が停
止する。これは、上記の第1始動口7または第2始動口
26Hに打球が入賞した場合に可変表示を開始し、短時
間で可変動作を停止するように構成してもかまわない。
この場合、役物用CPU30は、可変表示制御手段に相
当している。
【0014】また、このパチンコ遊技機1の盤面上に
は、大当り表示用等の各種の装飾用ランプが設けられて
いる。
【0015】また、このパチンコ遊技機1は、球貸しを
行う機能も有しており、パチンコ遊技機1の前面側に
は、このパチンコ遊技機1に対して有価価値記憶媒体で
あるプリペイドカード等により球貸しを行うために遊技
者がカードを挿入するカード挿入孔12が設けられてい
る。そして、カード挿入孔12の近傍には、カードが既
に挿入され使用中であることを点灯により表示したり、
カードが排出されることを点滅等により表示するカード
保持表示器23が設けられている。
【0016】また、このパチンコ遊技機1には、カード
による球貸しが可能であること(カードを受け付け可能
な状態であること)を表示する球貸有効表示器16と、
上記のカード挿入孔12に球貸用カードが挿入された場
合にその残存度数を表示するカード残高表示器13と、
1回のスイッチ操作により所定数の球貸を行わせる球貸
制御信号を内蔵する球排出装置19(後述)に発するた
めの球貸スイッチ14と、遊技の終了時等にカードの返
却を行うためのカード返却スイッチ24と、球貸しによ
り球排出装置19(図3)から排出された遊技球あるい
は賞球を受けるための上皿9および下皿15と、この上
皿9上の遊技球を上記遊技部2Aに向け1個宛発射可能
な発射装置11(図3)と、遊技者がこの発射装置11
を操作するための操作ハンドル10と、が設けられてい
る。
【0017】また、図3に示すように、このパチンコ遊
技機1および遊技盤2の裏側には、賞球タンク28と、
球排出装置19と、上記の可変表示装置6や変動入賞装
置8を制御する遊技盤制御装置17と、上記球排出装置
19を制御する排出制御装置18と、上記発射装置11
を制御する発射制御装置21と、カードからの情報を読
出しと情報書込みを行うカードリーダ30と、球貸し動
作を制御するための球貸制御装置22と、可変表示装置
6における特定図柄の出現率を設定・変更可能な特定図
柄出現率変更手段である確率設定装置20とが設けられ
ている。
【0018】次に、上記のパチンコ遊技機1のさらに詳
細な機構とその動作について、以下に説明を行う。
【0019】遊技者が球貸用カードをカード挿入孔12
からカードリーダ30に挿入すると、パチンコ遊技機の
球貸制御装置22内の球貸制御CPU(図示せず)は、
そのカードが不正カードや異常カード(他の種類のプリ
ペイドカード等)ではないか否か、カードの残高が零で
ないか否か等を即座に判定する。判定の結果、不正カー
ドや残高の無いカードの場合は、カードを強制排出し、
この情報を双方向通信回線により遊技盤制御装置17内
の役物用CPU30に転送し、遊技者に対し「このカー
ドは使用できない」あるいは「カードの度数残高がな
い」旨を、例えばLEDやスピーカ(図示せず)等によ
り報知する一方、不正カードの場合には、遊技店の管理
装置側へも通報を行う。この場合には、球貸有効表示器
16は消灯したままとなり、球貸スイッチ14の操作を
行っても受け付けない。
【0020】カードが正常で、残高が存在する場合は、
球貸制御装置22内の球貸制御CPU(図示せず)は、
その残高をカード残高表示器13に表示させる。そし
て、球貸スイッチ14の操作が有効(球貸し可能)な状
態となった場合は、球貸制御装置22から球貸有効表示
器16に信号を発して点灯させる等して「球貸し可能」
の旨を遊技者等に報知する。また、カードが挿入中であ
ることをカード保持表示器23により表示させる。
【0021】次に、遊技者が、球貸スイッチ14を操作
(1回押す等)すると、これを受けて、球貸制御装置2
2内の球貸制御CPUは、有価価値の残高が零でなけれ
ば、その操作内容に応じて所定量の有価価値をその遊技
機の使用する遊技媒体(例えばパチンコ球)の数に変換
し、その数の実球を排出すべき旨の排出指令信号を双方
向通信回線を介して排出制御装置18に送る。排出制御
装置18は、この排出指令信号を受けて、その数の球を
上皿9に排出する。この際、上記の球貸制御CPUは、
同時に、遊技媒体に変換させた分の有価価値をカードの
記憶値から減算させる。
【0022】遊技者は、発射装置11を操作ハンドル1
0(あるいはタッチスイッチ34)でコントロールする
ことにより、排出された(球貸しを受けた)球を遊技部
2A内へ打ち込み、遊技を行う。この遊技において、打
球が上記の第1始動口7,7または第2始動口26Hへ
入賞すると、遊技盤制御装置17内の役物用CPU30
がこれを検出し、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを開
成させる補助遊技を実行させる。
【0023】そして、上記の始動口7または26Hに入
賞すると、上記の役物用CPU30は、補助遊技を実行
すると同時に、可変表示装置6において可変表示動作を
行う。そして、その結果、可変表示装置6の停止図柄が
特定の図柄(例えば、「7」や「3」等)である場合に
は、変動入賞装置8内の特定の入賞部である入賞口5
0,51,52のうちいずれかの入賞口をV入賞口とし
て有効化あるいは無効化する。
【0024】この結果、パチンコ球が変動入賞装置8内
の特定の入賞部であるV入賞口(入賞口50〜52(図
5)のいずれか)に入賞すると、上記の役物用CPU3
0がこれを判別していわゆる「大当り」状態である特別
遊技(例えば、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを所定
時間、所定回数開成する等)を実行する。
【0025】上記の動作、特に、遊技状態の動作につい
て、図5ないし図21を参照しつつ説明を行う。
【0026】図9のフローチャート図は、本実施例のパ
チンコ遊技機1の遊技制御の基本フローチャートを示し
たものである。この基本フローチャートは、乱数更新処
理サブルーチンS1と、可変表示処理サブルーチンS2
と、普図(普通図柄)・普電(普通電動役物)処理サブ
ルーチンS3と、遊技処理サブルーチンS4とから構成
されている。
【0027】次に、上記の乱数更新処理サブルーチンに
ついて、図10に基づき説明を行なう。まず、上記の役
物用CPU30は、可変表示装置6における可変表示用
の乱数を更新する(ステップS11)。次に、可変表示
の確率設定値に対応した更新上限値を選択する(ステッ
プS12)。すなわち、本実施例のパチンコ遊技機1
は、背面の確率設定装置20にキー等を差し込んで回動
させる等の動作により、可変表示装置6における「当
り」の発生確率を設定・変更できるのである。この設定
確率値は、例えば、1/10,1/15,1/20等の
3段階などに設定できる。この場合、遊技店側で設定確
率値を1/15に設定したとすると、乱数を更新してい
く場合の上限値は15となる。
【0028】したがって、次の判定ステップS13にお
いて、更新結果(更新した乱数の総数)が上限値である
15に達したら、その後の可変表示用乱数を全て零にす
れば(ステップS14)、可変表示用乱数が15個選択
されたことになる。この乱数のうちの一つを当りの乱数
にすれば、当りの発生確率は1/15になる。上記の判
定ステップS13において、更新結果(更新した乱数の
総数)が上限値である15に達していなければ、次回以
降のサイクルにおいて上限値である15に達するまで可
変表示用乱数更新処理を実行する。
【0029】可変表示装置6における可変表示用乱数の
更新の次に、普通図柄表示器29における可変表示用の
乱数(普図乱数)を更新する(ステップS15)。次
に、可変表示の確率設定値に対応した更新上限値を選択
する(ステップS16)。すなわち、本実施例のパチン
コ遊技機1は、背面の確率設定装置20にキー等を差し
込んで回動させる等の動作により、可変表示装置6にお
ける「当り」の発生確率を設定・変更できるだけでな
く、普通図柄表示器29における「当り」の発生確率も
設定・変更できるのである。この場合、背面の確率設定
装置20により、普通図柄表示器29における「当り」
の発生確率の設定・変更をも行なう方式だけでなく、普
通図柄表示器29における「当り」の発生確率の設定・
変更を行なう専用の他の確率設定装置を別途に設けても
よい。
【0030】したがって、次の判定ステップS17にお
いて、更新結果(更新した乱数の総数)が上限値に達し
たら、その後の普図乱数を全て零にすれば(ステップS
18)、普図乱数が上限値の個数だけ選択されたことに
なる。この普図乱数のうちの一つを普通図柄表示器29
における当りの乱数にすれば、当りの発生確率は設定確
率になる。上記の判定ステップS17において、更新結
果(更新した乱数の総数)が上限値に達していなけれ
ば、次回以降のサイクルにおいて上限値に達するまで普
図乱数更新処理を実行する。
【0031】次に、上記の可変表示処理サブルーチンに
ついて、図11に基づき説明を行なう。まず、可変表示
動作中か否かを判定する(ステップS21)。最初は、
可変表示装置6は停止しているから、次のステップS2
2に移行する。ステップS22では、第1始動口7か又
は第2始動口26Hに打球が入賞したか否かを判定す
る。本実施例のパチンコ遊技機1では、可変表示装置6
での可変表示遊技は、打球が第1始動口7か又は第2始
動口26Hに入賞した場合にのみ実行されるものである
から、打球がいずれかの始動口に入賞していない場合
は、以下の処理は行なわず、基本フローチャート(図
9)に戻る。
【0032】上記の判定ステップS22において、打球
が第1始動口7か又は第2始動口26Hに入賞したと判
定された場合は、次のステップS24に移行し、可変表
示装置6の可変表示動作を開始させる。この場合、可変
表示装置6を通常は回転させておき、打球が第1始動口
7か又は第2始動口26Hに入賞したと判定された場合
は、ステップS24において、可変表示装置6の可変表
示動作を停止させる、という手順であってもかまわな
い。
【0033】ステップS24においては、可変表示動作
を開始させる。次に、可変表示用乱数を抽出する(ステ
ップS25)。次いで、判定ステップS26において、
この回の特別遊技の前の回の可変表示遊技でラッキーナ
ンバーがでたのか否か、すなわち、今回の特別遊技がラ
ッキーナンバーの効果のある遊技であるのか否かを判定
する。本実施例のパチンコ遊技機1においては、可変表
示遊技でラッキーナンバー(7や3等)がでた場合に
は、その回の特別遊技が終了した後に可変表示が行なわ
れた場合には、ラッキーナンバーの効果が有効となり、
可変表示装置6における可変表示での当りの確率を高め
るように制御されるのである。
【0034】したがって、判定ステップS26におい
て、現在の遊技がラッキーナンバーの効果が有効である
期間内の遊技である、と判定された場合には、通常より
も当りの確率の高い乱数と当り値(すなわち、通常と同
じ個数の乱数であるが、当り値の個数を増やしている
等)を選択し(ステップS27)、判定ステップS26
において、現在の遊技がラッキーナンバーの有効期間内
の遊技ではない、と判定された場合には、通常の確率の
乱数と当り値を選択する(ステップS28)。
【0035】次に、抽出した乱数が大当り(例えば、
「7」等)に相当するものか否かを判定し(ステップS
29)、大当りに相当するものであれば可変表示装置6
における停止図柄を大当り図柄(「7」等)に設定し
(ステップS30)、ステップS29において抽出乱数
が大当りに相当するものではないと判定された場合に
は、次のステップS31において、抽出乱数が中当り
(例えば、「3」等)に相当するものか否かを判定す
る。この結果、抽出乱数が中当りに相当するものであれ
ば可変表示装置6における停止図柄を中当り(「3」
等)に設定し(ステップS31)、ステップS31にお
いて抽出乱数が中当りに相当するものではないと判定さ
れた場合には、停止図柄を大当り,中当り以外の図柄
(「7」,「3」等以外の図柄)に設定して(ステップ
S33)基本フローチャート(図9)に戻る。
【0036】次に、次回以降のサイクルにおいては、上
記ステップS21において「可変動作中である」と判定
されるので、可変動作の停止タイミングか否かを判定し
(ステップS34)、停止タイミングが到来したならば
図柄の停止を行なう(ステップS35)。
【0037】次に、上記の普図・普電処理サブルーチン
について、図12に基づき説明を行なう。まず、普図ゲ
ート25を打球が通過したか否かを判定する(ステップ
S41)。普図ゲートへの打球の通過がなければステッ
プS44以降の処理を実行するが、普図ゲートへの打球
の通過があれば次のステップS42において普通図柄の
可変表示の記憶値を1だけインクリメントする。次に、
普図用乱数を抽出し(ステップS43)、現在の遊技状
態に応じて各種の動作制御を行なうよう分岐処理を行な
う(ステップS44)。その結果、通常動作サブルーチ
ン(ステップS45)、回転動作サブルーチン(ステッ
プS46)、当り動作サブルーチン(ステップS4
7)、外れ動作サブルーチン(ステップS48)のうち
のいずれかを実行する。
【0038】次に、上記の通常動作処理サブルーチンに
ついて、図13に基づき説明を行なう。まず、普通図柄
の可変表示の記憶値(普図回転記憶)があるか否かを判
定する(ステップS51)。普図回転記憶がなければ、
普図回転記憶が発生するまでサイクルを繰り返す。ステ
ップS51において、普図回転記憶が存在する、と判定
された場合には、次に、判定ステップS52において、
現在の遊技がラッキーナンバーの効果が有効である期間
内の遊技であるか否かを判定する。現在の遊技がラッキ
ーナンバーの効果が有効である期間内の遊技である、と
判定された場合には、通常よりも当りの確率の高い乱数
と当り値(すなわち、通常と同じ個数の乱数であるが、
当り値の個数を増やしている等)を選択し(ステップS
53)、判定ステップS52において、現在の遊技がラ
ッキーナンバーの有効期間内の遊技ではない、と判定さ
れた場合には、通常の確率の乱数と当り値を選択する
(ステップS54)。
【0039】次に、抽出した乱数が当りに相当するもの
か否かを判定し(ステップS55)、当りに相当するも
のであれば普通図柄表示器29における停止図柄を当り
図柄に設定し(ステップS56)、ステップS55にお
いて抽出乱数が当りに相当するものではないと判定され
た場合には、普通図柄表示器29における停止図柄を外
れ図柄に設定する(ステップS57)。その後、普図回
転記憶値から1だけデクリメントし(ステップS5
8)、回転動作を実行する(ステップS59)。
【0040】次に、上記の回転動作処理サブルーチンに
ついて、図14(A)に基づき説明を行なう。まず、普
通図柄の可変表示の停止タイミングであるか否かを判定
する(ステップS61)。停止タイミングではなけれ
ば、停止タイミングになるまで回転動作を実行する(ス
テップS62)。ステップS61において、停止タイミ
ングである、と判定された場合には、既に決定済みの停
止図柄で普通図柄表示器29を停止させる(ステップS
63)。そして、次に、判定ステップS64において、
停止図柄が当り図柄か否かを判定し(ステップS6
4)、当り図柄であれば普通電動役物26をONさせ、
普通電動役物26の羽根26A,26Bの開成動作を行
なって(ステップS65)当り動作処理を行ない(ステ
ップS67)、ステップS64において停止図柄が当り
図柄ではないと判定された場合には、普通電動役物26
の羽根26A,26Bは閉じたままとし外れ動作処理を
行なう(ステップS66)。
【0041】次に、上記の当り動作処理サブルーチンに
ついて、図14(B)に基づき説明を行なう。まず、当
り動作の終了タイミングであるか否かを判定する(ステ
ップS71)。終了タイミングではなければ、終了タイ
ミングになるまで普通電動役物26のON動作を継続さ
せ、普通電動役物26の羽根26A,26Bの開成動作
を継続させる。ステップS71において、当り動作の終
了タイミングである、と判定された場合には、普通電動
役物26をOFFとし、普通電動役物26の羽根26
A,26Bを閉塞させる(ステップS72)。そして、
次に、通常動作に戻し(ステップS73)基本フローチ
ャート(図9)に戻る。
【0042】次に、上記の外れ動作処理サブルーチンに
ついて、図14(C)に基づき説明を行なう。まず、外
れ動作の終了タイミングであるか否かを判定する(ステ
ップS81)。終了タイミングではなければ、終了タイ
ミングになるまで普通電動役物26のOFF動作を継続
させ、普通電動役物26の羽根26A,26Bの閉塞動
作を継続させる。ステップS81において、外れ動作の
終了タイミングである、と判定された場合には、通常動
作に戻し(ステップS82)基本フローチャート(図
9)に戻る。
【0043】次に、上記の遊技処理サブルーチンについ
て、図15に基づき説明を行なう。まず、現在の遊技状
態に応じて各種の動作制御を行なうよう分岐処理を行な
う(ステップS91)。その結果、普段動作サブルーチ
ン(ステップS92)、羽開閉動作1サブルーチン(ス
テップS93)、羽開閉動作2サブルーチン(ステップ
S94)、ファンファーレ動作サブルーチン(ステップ
S95)、大当り動作サブルーチン(ステップS96)
のうちのいずれかを実行する。
【0044】次に、上記の普段動作処理サブルーチンに
ついて、図16に基づき説明を行なう。まず、判定ステ
ップS101において、第1始動口7に打球が入賞し第
1始動スイッチ7SがONとなったか否かを判定する。
第1始動スイッチ7SがONとなってはいない場合は、
次のステップS103において、第2始動口26Hに打
球が入賞し第2始動スイッチ26SがONとなったか否
かを判定する。いずれも「NO(以下「N」と略称す
る)」の場合には、基本フローチャート(図9)に戻
る。
【0045】次回以降のサイクルにおいて、ステップS
101で結果が「YES(以下「Y」と略称する)」の
場合、すなわち、第1始動口7に打球が入賞し第1始動
スイッチ7SがONである、と判定された場合は、変動
入賞装置8の羽根8A,8Bを例えば1回だけ所定時間
開閉する権利が発生する。この場合には、次のステップ
S102において羽開閉動作1処理サブルーチンを実行
し、基本フローチャート(図9)に戻る。
【0046】次に、上記の羽開閉動作1処理サブルーチ
ンについて、図17に基づき説明を行なう。まず、処理
終了時間か否かを判定し(ステップS111)、可変表
示動作が停止したか否かを判定する(ステップS11
2)。この結果、可変表示動作が停止した、と判定され
た場合は、停止図柄が特定の図柄「7」であるか否かを
判定する(ステップS113)。停止図柄が「7」であ
る、と判定された場合は、羽根8A,8Bの開放時間を
通常よりも長い時間に設定し(ステップS114)、図
5における3個の入賞口50,51,52のすべてをV
入賞口とし(ステップS115)、すべてのV有効表示
器53A〜53Cを点灯させる。したがって、この場合
は、打球が変動入賞装置8の羽根8A,8Bの内部に入
った場合には、必ず大当り状態が発生することになる。
また、大当り状態において、可変表示装置6の停止図柄
が「7」となった場合は、必ず「継続V」となることに
なる。
【0047】上記の判定ステップS113において、停
止図柄が「7」ではない、と判定された場合は、停止図
柄が特定の図柄「3」であるか否かを判定する(ステッ
プS116)。停止図柄が「3」である、と判定された
場合は、羽根8A,8Bの開放時間を通常の開放時間に
設定し(ステップS117)、図5における3個の入賞
口50,51,52のうち、中央の入賞口50をV入賞
口とし、左右の入賞口51,52を一般入賞口とし(ス
テップS118)、中央のV有効表示器53Bのみを点
灯させる。図5は、中央のV有効表示器53Bのみが点
灯した状態を示したものである。したがって、この場合
は、打球が変動入賞装置8の羽根8A,8Bの内部に入
り、入賞口50に入賞した場合に限り、大当り状態が発
生することになる。また、大当り状態において、可変表
示装置6の停止図柄が「3」となった場合は、打球が変
動入賞装置8の羽根8A,8Bの内部に入り、入賞口5
0に入賞した場合に限り、「継続V」となることにな
る。
【0048】上記の判定ステップS116において、停
止図柄が「3」ではない、と判定された場合は、羽根8
A,8Bの開放時間を通常の開放時間に設定し(ステッ
プS119)、図5における3個の入賞口50,51,
52のすべてを一般入賞口とし(ステップS120)、
すべてのV有効表示器53A〜53Cを消灯させる。し
たがって、この場合は、打球が変動入賞装置8の羽根8
A,8Bの内部に入っても、大当り状態が発生すること
はない。また、大当り状態において、可変表示装置6の
停止図柄が「7」,「3」以外の図柄となった場合は、
「継続V」となることはない。
【0049】次に、判定ステップS121に移行して、
羽根開閉タイミングであるか否かを判定する。羽根開閉
タイミングではなければ、次にV入賞口への入賞があっ
たか否かを判定し(ステップS123)、なければ基本
フローチャート(図9)に戻るが、V入賞口への入賞が
あったと判定された場合はファンファーレ動作を実行し
(ステップS124)、基本フローチャートに戻る。上
記判定ステップS121において、結果が「Y」で羽根
開閉タイミングとなっていれば、次のステップS122
において羽根開閉動作を上記の開閉タイマの時間で1回
だけ実行する。また、次回以降のサイクルの判定ステッ
プS111において、処理終了時間である、と判定され
た場合は、上記の普段動作を実行する(ステップS12
5)。
【0050】また、次回以降のサイクルにおいて、上記
ステップS103で結果が「YES(以下「Y」と略称
する)」の場合、すなわち、第2始動口7に打球が入賞
し第2始動スイッチ26SがONである、と判定された
場合は、変動入賞装置8の羽根8A,8Bを例えば2回
だけ通常よりもさらに長い時間開閉する権利が発生す
る。この場合には、次のステップS104において羽開
閉動作2処理サブルーチンを実行し、基本フローチャー
ト(図9)に戻る。
【0051】次に、上記の羽開閉動作2処理サブルーチ
ンについて、図18に基づき説明を行なう。まず、処理
終了時間か否かを判定し(ステップS131)、可変表
示動作が停止したか否かを判定する(ステップS13
2)。この結果、可変表示動作が停止した、と判定され
た場合は、停止図柄が特定の図柄「7」であるか否かを
判定する(ステップS133)。停止図柄が「7」であ
る、と判定された場合は、羽根8A,8Bの開放時間を
通常よりも長い時間に設定し(ステップS134)、図
5における3個の入賞口50,51,52のすべてをV
入賞口とし(ステップS135)、すべてのV有効表示
器53A〜53Cを点灯させる。したがって、この場合
は、打球が変動入賞装置8の羽根8A,8Bの内部に入
った場合には、必ず大当り状態が発生することになる。
また、大当り状態において、可変表示装置6の停止図柄
が「7」となった場合は、必ず「継続V」となることに
なる。
【0052】上記の判定ステップS133において、停
止図柄が「7」ではない、と判定された場合は、停止図
柄が特定の図柄「3」であるか否かを判定する(ステッ
プS136)。停止図柄が「3」である、と判定された
場合は、羽根8A,8Bの開放時間を通常の開放時間に
設定し(ステップS137)、図5における3個の入賞
口50,51,52のうち、中央の入賞口50をV入賞
口とし、左右の入賞口51,52を一般入賞口とし(ス
テップS138)、中央のV有効表示器53Bのみを点
灯させる。したがって、この場合は、打球が変動入賞装
置8の羽根8A,8Bの内部に入り、入賞口50に入賞
した場合に限り、大当り状態が発生することになる。ま
た、大当り状態において、可変表示装置6の停止図柄が
「3」となった場合は、打球が変動入賞装置8の羽根8
A,8Bの内部に入り、入賞口50に入賞した場合に限
り、「継続V」となることになる。
【0053】上記の判定ステップS136において、停
止図柄が「3」ではない、と判定された場合は、羽根8
A,8Bの開放時間を通常の開放時間に設定し(ステッ
プS139)、図5における3個の入賞口50,51,
52のすべてを一般入賞口とし(ステップS140)、
すべてのV有効表示器53A〜53Cを消灯させる。し
たがって、この場合は、打球が変動入賞装置8の羽根8
A,8Bの内部に入っても、大当り状態が発生すること
はない。また、大当り状態において、可変表示装置6の
停止図柄が「7」,「3」以外の図柄となった場合は、
「継続V」となることはない。
【0054】上記のように、役物用CPU30は、始動
入賞により作動停止する可変表示装置6での可変表示遊
技の表示図柄が特定の図柄か否かによって、入賞口50
〜52のうちいずれかをV入賞口として有効化すること
になる。したがって、役物用CPU30は、特定入賞部
有効化手段に相当している。
【0055】次に、上記のファンファーレ動作処理サブ
ルーチンについて、図19に基づき説明を行なう。ま
ず、ファンファーレ動作終了時間か否かを判定し(ステ
ップS151)、ファンファーレ動作終了時間ではなけ
ればファンファーレ動作を実行し(ステップS15
2)、基本フローチャート(図9)に戻る。次に、次回
以降のサイクルのステップS151においてファンファ
ーレ動作終了時間であると判定された場合には、大当り
動作処理を実行し(ステップS153)、基本フローチ
ャート(図9)に戻る。
【0056】次に、上記の大当り動作処理サブルーチン
について、図20及び図21に基づき説明を行なう。ま
ず、可変表示装置6における可変表示ゲームでの大当
り、中当り等の確率を通常時の確率に戻す(ステップS
161)。そして、普通図柄表示器29における可変表
示ゲームでの当りの確率を通常時の確率に戻す(ステッ
プS162)。
【0057】次に、可変表示装置6の停止図柄が「7」
であるか否かを判定する(ステップS163)。可変表
示装置6の停止図柄が「7」であれば、入賞数カウント
が10個に達したか否かを判定し(ステップS16
4)、入賞数カウントが10個に達していれば、貯留装
置5をOFFとして(ステップS169)、ステップS
170に移行する。また、上記判定ステップS164に
おいて、入賞数カウントが10個に達していなければ、
貯留装置5をONとして(ステップS165)、ステッ
プS170に移行する。上記において、貯留装置5のO
FFは、入賞数カウント値に達した場合のみならず、羽
根8A,8Bの開閉回数が所定回数に達した場合に行な
ってもよい。
【0058】ここで、図5ないし図8を用いて、変動入
賞装置8内の遊技球貯留装置5の動作について説明す
る。図5ないし図8に示すように、本実施例のパチンコ
遊技機1の遊技球貯留装置5は、駆動用ソレノイド47
と貯留用アーム5A,5Bとを有し、ステージ板8C上
に落下した遊技球を、貯留用アーム5A,5Bの回動動
作により、抱え込むようにして貯留し、あるいは、開放
することができる構成となっている。
【0059】図7は、遊技球Pを貯留した状態を示し、
図8は貯留した遊技球Pを開放した状態を示している。
したがって、可動部材である変動入賞装置8の左右1対
の羽根8A,8Bが上述の始動入賞により開閉するとパ
チンコ球がこの羽根8A,8B内に入り易くなる。羽根
8A,8B内に入賞したパチンコ球は、カウントセンサ
48を通過した後、ステージ板8Cの奥部左右両側のい
ずれかからステージ板8C上に転落する。この場合に、
図7に示すように、貯留用アーム5A,5Bが閉じてい
れば、パチンコ球Pは、両アーム5A,5Bの形成する
凹部内に貯留される。
【0060】その後、貯留用アーム5A,5Bが開放さ
れると、貯留されていたパチンコ球Pはステージ板8C
上に開放される。ステージ板8Cは遊技者側に向かって
僅かに下り勾配となっているため、貯留・開放されたパ
チンコ球Pは、V入賞口、一般入賞口に向かって転動す
る。このため、パチンコ球PがV入賞口に入賞する確率
は、貯留されていない場合に比べて高くなる。
【0061】次に、上記判定ステップS163におい
て、可変表示装置6の停止図柄が「7」でなければ、本
実施例においては、「7」と「3」の場合しか大当りと
はならないのであるから、必然的に可変表示装置6の停
止図柄は「3」ということになる。この場合は、入賞数
カウントが8個に達しているか否かを判定し(ステップ
S167)、入賞数カウントが8個に達していれば、貯
留装置5をOFFとして(ステップS169)、ステッ
プS170に移行する。また、上記判定ステップS16
7において、入賞数カウントが8個に達していなけれ
ば、貯留装置5をONとして(ステップS168)、ス
テップS170に移行する。上記において、貯留装置5
のOFFは、入賞数カウント値に達した場合のみなら
ず、羽根8A,8Bの開閉回数が所定回数に達した場合
に行なってもよい。
【0062】次に、羽根8A,8Bの開閉タイミングで
あるか否かを判定する(ステップS170)。羽根の開
閉タイミングであれば、羽開閉動作を実行する(ステッ
プS171)。次に、図21において、V入賞口への入
賞の有無を判定し(ステップS172)、V入賞がなけ
れば、羽根の開閉回数が上限値(例えば18回等)に達
したか否かを判定する(ステップS173)。羽根の開
閉回数が上限値に達してはいない場合は、変動入賞装置
8内の一般入賞口に打球が上限値(例えば、10個)以
上入賞したか否かを判定し(ステップS174)、打球
の入賞が上限値未満の場合は、基本フローチャート(図
9)に戻る。
【0063】次回以降の処理のステップS173または
ステップS174において、羽根の開閉回数が上限値に
達するか、打球の入賞が上限値以上となった場合は大当
り状態が終了することになるが、次のステップS175
において、この大当り終了がラッキーナンバーによる大
当り終了か否かについて判定を行なう。すなわち、始動
入賞により行なわれた可変表示装置6での可変表示遊技
の停止結果がラッキーナンバー(例えば「7」等)であ
ったか否かの判定である。この結果、始動入賞により行
なわれた可変表示装置6での可変表示遊技の停止結果が
ラッキーナンバー(「7」等)であった場合は、可変表
示装置6における可変表示ゲームでの大当り、中当り等
の確率を通常時よりも高い確率に設定し(ステップS1
76)、普通図柄表示器29における可変表示ゲームで
の当りの確率を通常時よりも高い確率に設定し(ステッ
プS177)、その後普段動作を行なう(ステップS1
78)が、ステップS175の結果、始動入賞により行
なわれた可変表示装置6での可変表示遊技の停止結果が
ラッキーナンバー(「7」等)ではなかった場合には、
その後普段動作を行なう(ステップS178)。
【0064】一方、上記判定ステップS172におい
て、V入賞があった場合は、次の判定ステップS179
において、大当りの継続回数(継続V回数)が決められ
た上限値(例えば16回)に達したか否かを判定し、上
限値に達していれば、上記のステップS173以降を実
行する。また、ステップS179において、大当りの継
続回数(継続V回数)が決められた上限値に達してはい
ない場合は、ファンファーレ動作を実行する(ステップ
S180)。
【0065】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本発明によれば、可変表示装置は複数種類の図柄を可変
表示可能であり、特定入賞部有効化手段たる役物用CP
Uは可変表示装置の停止時の表示図柄が特定図柄の場合
に、特定の入賞部たるV入賞口への遊技球の入賞を有効
化することができるので、可変表示装置の表示図柄を大
当りの発生と関連付けることができ、従来機に比べ、よ
り変化に富み多彩な遊技を提供できることから、遊技者
の興趣をさらに盛り上げることができる。また、大当り
の発生率を、変動入賞装置等の構造によるものだけでな
く、可変表示装置を使用して電指摘に制御することによ
り、理想的な大当り発生率に近付けることが可能とな
る。そして、可変表示装置の停止図柄にラッキーナンバ
ーを用いることにより、遊技者は、一度に大量の出玉を
獲得することができる、という利点を有している。さら
に、可変表示装置の停止図柄に、当り図柄だけでなく外
れ図柄も設けることにより、遊技店に一定の利益を確保
することも可能となる。また、可変表示手段における停
止図柄の出現率を設定・変更可能な確率設定装置を備え
ることにより、特別遊技における遊技者の獲得球数を調
整でき、遊技者と遊技店との利益のバランスをとること
が可能である、という利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の全体
構成を示す正面図である。
【図2】図1に示すパチンコ遊技機の遊技盤の詳細構成
を示す図である。
【図3】図1に示すパチンコ遊技機の背面の構成を示す
背面図である。
【図4】図1に示すパチンコ遊技機の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示すパチンコ遊技機のセンター役物のさ
らに詳細な構成を示す正面図である。
【図6】図1に示すパチンコ遊技機のセンター役物の動
作を示す斜視図である。
【図7】図1に示すパチンコ遊技機の遊技球貯留装置の
変化動作を示す斜視図(1)である。
【図8】図1に示すパチンコ遊技機の遊技球貯留装置の
変化動作を示す斜視図(2)である。
【図9】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示す
フローチャート図(1)である。
【図10】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(2)である。
【図11】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(3)である。
【図12】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(4)である。
【図13】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(5)である。
【図14】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(6)である。
【図15】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(7)である。
【図16】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(8)である。
【図17】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(9)である。
【図18】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(10)である。
【図19】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(11)である。
【図20】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(12)である。
【図21】図1に示すパチンコ遊技機の制御の流れを示
すフローチャート図(13)である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤 2A 遊技部 3 ガイドレール 4 一般入賞口 5 遊技球貯留装置 5A,5B 貯留用アーム 6 可変表示装置 7 第1始動口 7S 第1始動スイッチ 8 変動入賞装置 8A,8B 羽根 8C ステージ板 9 上皿 10 操作ハンドル 11 発射装置 12 カード挿入孔 13 カード残高表示器 14 球貸スイッチ 15 下皿 16 球貸有効表示器 17 遊技盤制御装置 18 排出制御装置 19 球排出装置 20 確率設定装置 21 発射制御装置 22 球貸制御装置 23 カード保持表示器 24 カード返却スイッチ 25 普通図柄ゲート 26 普通電動役物 26A,26B 羽根 26H 第2始動口 26S 第2始動スイッチ 27 普図記憶表示器 28 賞球タンク 29 普通図柄表示器 30 役物用CPU 31 ROM 32 RAM 33 分周回路 34 電源回路 35 スピーカ 36 アンプ 37 サウンドジェネレータ 38 出力ポート 39 ドライバ 40 バッファゲート 41 ローパスフィルタ 42 大入賞口ソレノイド 43 普電ソレノイド 44 継続回数表示器 45 カウントスイッチ 46 継続Vスイッチ 47 駆動用ソレノイド 48 カウントセンサ 50,51,52 入賞口 53A〜53C V有効表示器 55 装飾ランプ P パチンコ球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が所定の入賞部に入賞した場合に
    可動部材を所定のパターンで動作させる補助遊技を実行
    し、当該補助遊技における遊技球の特定の入賞部への入
    賞に基づき遊技者にとって有利な特別遊技を実行する遊
    技機であって、 複数種類の図柄を可変表示可能な可変表示手段と、 当該可変表示手段の表示図柄が特定図柄の場合に、前記
    特定の入賞部への遊技球の入賞を有効化する特定入賞部
    有効化手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、遊技球が前記所定の入賞
    部に入賞した場合に、前記可変表示手段における可変表
    示を作動停止させる可変表示制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載した遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機は、 前記特定図柄の出現率を変更可能な特定図柄出現率変更
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載した遊技
    機。
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