JPH09239114A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09239114A
JPH09239114A JP8083212A JP8321296A JPH09239114A JP H09239114 A JPH09239114 A JP H09239114A JP 8083212 A JP8083212 A JP 8083212A JP 8321296 A JP8321296 A JP 8321296A JP H09239114 A JPH09239114 A JP H09239114A
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JP
Japan
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game
double
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special
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JP8083212A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09239114A publication Critical patent/JPH09239114A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定条件の成立によりサブゲームを行うと共
に、そのサブゲームの結果に応じて特定遊技状態乃至特
別遊技状態の遊技価値を変更することで遊技性の向上を
招来し得る弾球遊技機を提供することにある。 【解決手段】 大当り図柄の導出直後に特別可変表示装
置30にダブルアップ選択確認表示を行うと共に、その
選択確認表示の期間内で通過玉検出器19が通過玉を検
出すると、これに基づいてダブルアップゲームを実行す
る。そして、このダブルアップ成功時には、特定遊技状
態及び特別遊技状態の各遊技価値を増大制御する一方、
ダブルアップ失敗時には、特定遊技状態及び特別遊技状
態の各遊技価値を減少制御する。これにより、従来では
一律に設定されていた特定遊技状態及び特別遊技状態の
遊技価値をダブルアップゲームの判定結果に応じて変更
することができ、ひいては遊技性の向上が招来できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め定めた特定表
示結果を導出したときに特定遊技状態を発生し得る可変
表示装置を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機としてのパチ
ンコ遊技機に設けられる可変表示装置は、複数列の可変
表示部で図柄を可変表示し、各可変表示部の表示結果が
予め定めた大当り図柄(特定表示結果)となったときに
特定遊技状態を発生して遊技者に所定の遊技価値を付与
するようになっていた。また、このような可変表示装置
には、予め定めた特定の図柄で大当りしたときに前記特
定遊技状態の発生に加えて当り判定の当り確率を変更し
たり(以下、これを確率変動ともいう)、当り判定の図
柄変動表示時間を短くする(以下、これを時間短縮とも
いう)等の特別遊技状態を発生するものも提案されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような可変表示装置では、大当り図柄の導出に伴って発
生する特定遊技状態乃至特別遊技状態の遊技価値を一律
に設定していた。このため、遊技の焦点は、大当り図柄
の導出と共にその大当り図柄の種類(特別遊技状態を発
生させる特定の図柄か否か)に集中していた。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、特定条件の成立によりサブゲームを行うと
共に、そのサブゲームの結果に応じて特定遊技状態乃至
特別遊技状態の遊技価値を変更することで遊技性の向上
を招来し得る弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
構成においては、特定条件の成立によりサブゲームの実
行を決定するサブゲーム決定手段と、該サブゲーム決定
手段によって実行決定されたサブゲームの結果を判定す
るサブゲーム判定手段と、該サブゲーム判定手段による
判定結果に応じて特定遊技状態の遊技価値を増減させる
特定遊技変更手段と、サブゲーム判定手段による判定結
果を可変表示装置に表示制御する結果表示制御手段と、
を備えたので、特定遊技状態の遊技価値を一律に設定す
ることなく、サブゲームの判定結果に応じて変更可能と
することで遊技性の向上が招来できる。
【0005】また、本発明の請求項2記載の構成におい
ては、特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利
な特別遊技状態を所定条件の成立に基づいて発生し得る
特別遊技発生手段と、特定条件の成立によりサブゲーム
の実行を決定するサブゲーム決定手段と、該サブゲーム
決定手段によって実行決定されたサブゲームの結果を判
定するサブゲーム判定手段と、該サブゲーム判定手段に
よる判定結果に応じて特別遊技状態の遊技価値を増減さ
せる特別遊技変更手段と、サブゲーム判定手段による判
定結果を可変表示装置に表示制御する結果表示制御手段
と、を備えたので、特別遊技状態の遊技価値を一律に設
定することなく、サブゲームの判定結果に応じて変更可
能とすることで遊技性の向上が招来できる。
【0006】また、上記請求項2記載の構成における特
別遊技変更手段は、前記特別遊技状態の発生期間を変更
することで特別遊技状態の遊技価値を増減させる構成と
することができる。
【0007】なお、図1に示す特別可変表示装置30に
より、予め定めた特定表示結果(大当り図柄)を導出し
たときに特定遊技状態を発生し得る本発明の可変表示装
置の一例を構成している。
【0008】また、図1に示す通過玉検出器19によ
り、特定条件の成立(所定期間内での通過玉検出)によ
りサブゲーム(ダブルアップゲーム)の実行を決定する
本発明のサブゲーム決定手段の一例を構成している。
【0009】また、図12に示すダブルアップゲーム処
理のS6により、前記サブゲーム決定手段によって実行
決定された前記サブゲームの結果(ダブルアップゲーム
の成否)を判定する本発明のサブゲーム判定手段の一例
を構成している。
【0010】また、図14に示す特定遊技状態の遊技価
値の設定変更により、前記サブゲーム判定手段による判
定結果(J)に応じて前記特定遊技状態の遊技価値(継
続回数R、カウント数K、開放時間T、賞球数M)を増
減させる本発明の特定遊技変更手段の一例を構成してい
る。
【0011】また、図12に示すダブルアップゲーム処
理のS8又はS11により、前記サブゲーム判定手段に
よる判定結果を前記可変表示装置に表示制御する本発明
の結果表示制御手段の一例を構成している。
【0012】また、図5(B)に示す特別図柄の確変制
御及び図16(C)に示す普通図柄の確変制御により、
前記特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利な
特別遊技状態を所定条件の成立に基づいて発生し得る本
発明の特別遊技発生手段の一例を構成している。
【0013】また、図14に示す特別遊技状態の遊技価
値の設定変更により、前記サブゲーム判定手段による判
定結果(J)に応じて前記特別遊技状態の遊技価値(大
当り判定値Y、確変期間L)を増減させる本発明の特別
遊技変更手段の一例を構成しており、確変期間Lの設定
変更により、前記特別遊技状態の発生期間を変更するこ
とで特別遊技状態の遊技価値を増減させる構成の一例を
示している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技
盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す
正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状
に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領
域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、左・
中・右の各特別図柄表示部33a〜33cで識別情報
(以下、特別図柄という)の可変表示(以下、変動とも
いう)を可能にする特別可変表示装置30が配置されて
いる。なお、特別可変表示装置30の詳細な構成につい
ては後に詳述するものである。
【0015】特別可変表示装置30の下方には、普通可
変入賞球装置5及び特別可変入賞球装置9等の各種構成
部材を遊技盤1に取り付けるための取付基板4が設けら
れている。取付基板4の中央上端部には、特別図柄の変
動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装置5が
配置されている。この普通可変入賞球装置5は、ソレノ
イド6によって垂直(通常開放)位置と傾動(拡大開
放)位置との間で可動制御される一対の可動翼片7a・
7bを有して、いわゆるチューリップ型役物として構成
され、その普通可変入賞球装置5には入賞した打玉を検
出する始動玉検出器8が設けられている。なお、可動翼
片7a・7bが垂直(通常開放)位置のときも普通可変
入賞球装置5に入賞可能になっている。また、普通可変
入賞球装置5への入賞に基づく特別図柄の変動は、変動
中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶さ
れ、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED36によっ
て表示されるようになっている。
【0016】前記取付基板4の中央部には、ソレノイド
10によって入賞領域を開閉制御する開閉板11を備え
た特別可変入賞球装置9が配置されている。特別可変入
賞球装置9の入賞領域内の左端部には、入賞玉の検出に
より開閉板11を再度開成(後述する継続権の成立)さ
せることができる特定玉検出器12が配置されている。
また、入賞領域内のほぼ中央部には、入賞玉数を検出す
るために入賞玉検出器13も設けられている。特別可変
入賞球装置9の下方には、遊技盤1の前方側に突出した
突出部材14が設けられている。なお、取付基板4の左
右両端部には、それぞれ飾りLED15を備えた入賞口
16が設けられており、また、特別可変入賞球装置9の
入賞領域内壁には、継続権の成立を報知する特定玉入賞
表示LED17が設けられている。
【0017】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置9は、以下のように作動する。即ち、打玉
が普通可変入賞球装置5に入賞して始動玉検出器8をO
Nさせると、特別可変表示装置30が変動を開始し、一
定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図柄
が確定され、その確定された図柄の組み合せが所定の大
当り組合せ(同一図形のゾロ目)となったときに特定遊
技状態となる。そして、この特定遊技状態においては、
特別可変入賞球装置9の開閉板11が所定期間(例え
ば、29.5秒)あるいは所定個数(例えば、10個)
の入賞玉が発生するまで開放(開放サイクル)するよう
に設定され、その開放している間遊技盤1の表面を落下
する打玉を受け止めるようになっている。そして、受け
止められた打玉が特定玉検出器12をONすると、再度
上記した開放サイクルを繰り返し、特定玉検出器12が
ONする毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16
回繰り返すことができるようになっている。なお、本実
施形態では、特定遊技状態の終了によって所定条件を成
立させて、所定期間での確率変動(大当り判定確率を通
常時と異なる確率に変更した特別遊技状態)を特別遊技
状態として発生するようになっている。また、この確率
変動(以下、これを確変ともいう)の期間、大当り判定
値、特定遊技状態の発生に伴う特別可変入賞球装置9の
開放時間、開放の継続回数、入賞玉のカウント数、入賞
に伴う賞球数は、それぞれ後で詳述するダブルアップゲ
ームの成否に応じて変更されるものである。
【0018】また、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0019】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 また、特別可変表示装置30の左側方には、通過口18
aが形成されてなる通過部材18が配置されている。通
過口18aは、その上端開口から受け入れた打玉を前記
普通可変入賞球装置5側に誘導放出する通路形状をなし
ており、その通路途中には通過玉検出器19が設けられ
ている。該通過玉検出器19は、通過玉を検出すると後
述する普通図柄表示器34に表示される普通図柄の変動
を許容するようになっている。なお、普通図柄表示器3
4は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入
賞球装置5の可動翼片7a・7bを所定時間が経過する
まで開放制御するものであるが、確率変動が生じたとき
には、開放時間が長くなるように設定されている。ま
た、普通図柄の変動は、変動中を除いて所定回数(本実
施形態では、4回)記憶され、その旨が後述する普通図
柄記憶表示LED35によって表示されるようになって
おり、その変動時間は、確率変動時では通常時に比べて
短縮されるようになっている。なお、普通図柄の変動記
憶は常に一定(例えば、4回)に設定する必要はなく、
例えば通常時では1回にする一方で、確率変動中では4
回にすることも可能である。
【0020】また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面に
は、上記した構成以外にも、飾りランプ20、風車ラン
プ21aを内蔵した風車21、袖ランプ22aを内蔵し
た入賞口22、サイドランプ23aを内蔵したサイドラ
ンプ飾り23、アウト口24、バック玉防止部材25等
が設けられている。また、パチンコ弾球遊技機には、特
定遊技状態時あるいは変動時に点灯又は点滅してその旨
を報知する遊技効果ランプ及び遊技効果LEDが設けら
れると共に効果音を発生するスピーカ26(図3に符号
のみ記載)が設けられている。
【0021】次に、本実施形態の要部を構成する特別可
変表示装置30の構成について説明する。特別可変表示
装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付
基板31を有し、該取付基板31には、長方形状の窓枠
部32が形成されている。そして、この窓枠部32の後
方には、左・中・右の各特別図柄を個々に可変表示し得
る特別図柄表示部33a〜33cを有するLCD表示器
33が臨設されている。特別図柄表示部33a〜33c
に表示される左・中・右の各特別図柄は、図4に示すよ
うに、それぞれ「0〜9・F・X・G・P・R」順の1
5種類から構成されており、これら左・中・右の各図柄
には、WCRND L・C・Rの各ランダム数が対応し
て設けられている。大当り図柄の組合せは、左・中・右
の各図柄が同一図柄にて揃った組合せであり、この組合
せはWCRND Lの抽出値に基づいて決定される。な
お、LCD表示器33は、後で詳述するダブルアップゲ
ーム時などに、左・中・右に3分割した各特別図柄表示
部33a〜33cを画像表示部60(図11参照)に切
り換えることで画面全体を用いた一表示領域での画像表
示を可能にしている。また、窓枠部32の上方には、普
通図柄表示器34、普通図柄記憶表示LED35、特別
図柄記憶表示LED36、及び飾りLED37が設けら
れ、窓枠部32の左右側方には、それぞれ飾りLED3
8(これを飾りLED−Bともいう)と飾りLED39
とが設けられている。一方、窓枠部32の下方には、各
飾りLED40・41が設けられている。なお、左右一
対の飾りLED−Bは、後で詳述する営業方法種別用の
判定表示手段をなしており、その表示結果(点灯、点
滅、消灯)によって大当りに伴う賞球の交換乃至連続遊
技を決定するようになっている。また、左側の飾りLE
D−B(以下、これを飾りLED−B1ともいう)には
「WINNER」の文字を記した透光性シールが貼着さ
れ、右側の飾りLED−B(以下、これを飾りLED−
B2ともいう)には「CRUSH」の文字を記した透光
性シールが貼着されている(図18(C)及び図19
(B)参照)。
【0022】以上、特別可変表示装置30を含むパチン
コ遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、そ
れらの遊技装置は、図2及び図3に示す遊技制御回路に
よって制御される。図2及び図3は、遊技制御回路をブ
ロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RA
M、入出力回路を含む基本回路42によって制御されて
いる。しかして、基本回路42は、入力回路43を介し
て始動玉検出器8、特定玉検出器12、入賞玉検出器1
3、及び通過玉検出器19からの検出信号が入力され、
アドレスデコード回路44から基本回路42にチップセ
レクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセ
ット回路45から基本回路42にリセット信号が与えら
れ、所定時間毎に定期リセット回路46から基本回路4
2に定期リセット信号が与えられる。
【0023】一方、基本回路42からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路47
を介してLCD表示器33(図2中には、LCD表示装
置と記載)に表示制御信号が与えられ、LED回路48
を介して普通図柄表示器34、特別図柄記憶表示LED
36、普通図柄記憶表示LED35、特定玉入賞表示L
ED17、及び各飾りLED15・37〜41に表示駆
動信号が与えられ、ソレノイド回路49を介して各ソレ
ノイド6・10に駆動信号が与えられ、ランプ回路50
を介して風車ランプ21a、袖ランプ22a、及びサイ
ドランプ23aに表示制御信号が与えられ、音声合成回
路51及び音量増幅回路52を介してスピーカ26に音
声信号が与えられる。なお、ランプ回路50からは各種
のランプ制御データが出力されることで、上記した構成
部材以外のランプを表示制御するようになっている。さ
らに、基本回路42は、情報出力回路53を介して外部
(ホールコンピュータや呼び出しランプ等)に情報コモ
ン、有効始動情報、大当り情報、及び時短変動情報を出
力し、また、賞球個数信号出力回路54を介して外部に
各種の賞球個数信号を出力している。なお、上記した装
置や回路には、電源回路55から各種の電圧を有する電
力が供給されている。
【0024】次に、前記特別可変表示装置30による特
別図柄の変動動作について図5乃至図9に示すタイムチ
ャート及び説明図等を参照して説明する。先ず、特別可
変表示装置30の変動動作に用いられるランダム数につ
いて説明する。特別可変表示装置30では、図5(A)
に示すような6種類のランダム数が使用されており、こ
れらのランダム数は、大当り決定用のWCRND1と、
左図柄表示用であり且つ大当り表示用のWCRND
と、中図柄表示用のWCRND Cと、右図柄表示用の
WCRND Rと、リーチ動作指定用のWCRND
CTと、サブゲーム判定用のWCRND SBと、から
構成されている。WCRND1は、「0〜224」の2
25通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されるこ
とで刻々と変化するものであり、WCRND Lは、
「0〜14」の15通りの数値が0.002秒毎に1ず
つ加算されることで刻々と変化するものであり、WCR
ND Cは、「0〜14」の15通りの数値が割り込み処
理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化する
ものであり、WCRND Rは、「0〜14」の15通
りの数値がWCRND Cの桁上げ時に1ずつ加算され
ることで刻々と変化するものであり、WCRND AC
Tは、「1〜100」の100通りの数値が割り込み処
理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化する
ものであり、WCRND SBは、「1〜10」の10
通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで
刻々と変化するものである。
【0025】そして、図5(B)に示すように、WCR
ND1から抽出された値が「Y」であり大当りと判定さ
れると、WCRND L(0〜14)のデータにより大
当りとなる図柄が決定され、この大当り図柄が特別可変
表示装置30の各特別図柄表示部33a〜33cに表示
される。一方、WCRND1で「Y」以外の値が抽出さ
れて外れと判定されると、WCRND L・C・Rから
の各抽出値に対応する図柄が外れ図柄として特別可変表
示装置30の各特別図柄表示部33a〜33cに表示さ
れる。なお、WCRND L・C・Rからの各抽出値が
偶然にも大当り図柄と一致した場合には、WCRND
Rのデータに「1」を加算して外れ図柄にして表示する
ものである。また、確率変動時(高確率時)には、WC
RND1内の「3・7・11・13・17・19・31
・37」の各値が大当り決定用のランダム数となってい
る。また、上記した大当り判定値の「Y」は判定値に対
応して変わる変数であり(図14参照)、初期設定で
「3」のみの設定となっている。
【0026】特別図柄の具体的な変動は図8及び図9の
タイムチャートに示すようになっている。なお、左・中
・右の各図柄の変動は、図6(A)の一覧表図に示すパ
ターンに基づいて行われる。変動パターンAは、一定の
速度で変動(16.7msに1図柄変動)するパターン
であり、変動パターンBは、除々に減速して停止(3図
柄変動)するパターンであり、変動パターンCは、除々
に減速するパターンであり、変動パターンDは、低速の
一定速度で変動(333.3msに1図柄変動、1周期
が5.000秒)するパターンであり、変動パターンE
は、除々に減速して停止(1図柄変動)するパターンで
ある。また、図8及び図9の各タイムチャート中に記載
の条件1〜3、及び※1〜3は、図6(B)及び図7の
各一覧表図に示すものである。なお、※3の一覧表図
は、ハズレ時及び大当り時毎にリーチ種類を決定するた
めの各条件1〜3とWCRND ACTの抽出値との振
り分け表図である。
【0027】先ず、図8において、普通可変入賞球装置
5に打玉が入賞し始動玉検出器8が始動信号を導出する
と、その始動信号の立ち上がり時に、WCRND1から
数値を抽出してこれを格納する。その後、始動信号の立
ち上がりより0.002秒後には、WCRND L・C
・Rから数値を抽出すると共に、格納したWCRND1
の読み出し及び判定を行う。なお、このとき、リーチと
なる場合は、WCRND ACTから数値を抽出する。
そして、始動信号の立ち上がりより0.004秒後に、
左・中・右の全図柄を変動パターンAにて変動させる。
その後、左図柄は、6.260秒間変動パターンAにて
変動された後、0.420秒間変動パターンBにて変動
されて停止表示される。また、右図柄は、6.680秒
間変動パターンAにて変動された後、0.420秒間変
動パターンBにて変動されて停止表示される。なお、こ
のような左・右の各図柄の変動パターンAにおいて、※
2のとき、即ち始動口入賞による記憶が3以上ある場合
には、変動時間がそれぞれ4.760秒及び5.180
秒に短縮される。
【0028】一方、中図柄は、リーチ以外のとき、7.
100秒間変動パターンAにて変動された後、0.85
0秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。
また、リーチ1での中図柄は、図9に示すように、変動
パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.42
0秒間の変動パターンC及び5.664〜10.340
秒間の変動パターンDにて変動され、その後1.184
秒間変動パターンEにて変動された後に停止表示され
る。リーチ2での中図柄は、変動パターンAでの7.1
00秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターン
C及び10.340秒間の変動パターンDにて変動さ
れ、その後0.400秒間の停止と0.200秒間の変
動とを0.600〜9.000秒の間交互に繰り返した
後に停止表示される。リーチ3での中図柄は、変動パタ
ーンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒
間の変動パターンC及び10.340秒間の変動パター
ンDにて変動され、その後0.400秒間一旦停止され
た後に再度変動パターンAにて0.167〜2.505
秒間変動されて停止表示される。なお、このようなリー
チ以外及び各リーチ1〜3での中図柄の変動パターンA
において、※2のときは変動時間が5.690秒に短縮
される。また、各リーチ1〜3の選択決定は、※3の一
覧表図に基づいてハズレ時及び大当り時毎に行われる。
【0029】次に、特別可変表示装置30での大当り図
柄の導出に伴うダブルアップゲームの実行制御を図10
乃至図15を参照して説明する。先ず、図10のタイム
チャートにおいて、最終停止図柄である中図柄の停止に
よって大当り図柄が導出されると、その中図柄の停止か
ら所定時間(3秒)が経過した時点で特別可変表示装置
30にダブルアップ選択確認表示を10秒間行う。この
ダブルアップ選択確認用の表示画像は、図11(A)に
示すように、画像表示部60内で遊技盤略図61を指し
示すキャラクター62と「ダブルアップゲームします
か、する人はここに玉を入れて!」の文字63と選択有
効時間64(図11(A)中には「あと10秒」と記
載)とを表示する画像である。これによって、ダブルア
ップゲームの実行を遊技者が選択する場合には、ダブル
アップ選択確認表示中(10秒以内)に遊技盤1の通過
玉検出器19に打玉を通過させる必要がある旨を報知す
るようになっている。そして、ダブルアップ選択確認表
示の時間内で通過玉検出器19の通過玉検出があると、
ダブルアップ確認表示に換えてダブルアップ判定表示を
8秒間行う。このダブルアップ判定用の表示画像は、図
11(B)に示すように、画像表示部60内でスロット
マシン65を操作するキャラクター66と「ダブルアッ
プ挑戦」の文字67とを表示する画像であり、スロット
マシン65には、「当り」図柄及び「スカ」図柄からな
る図柄列を可変表示する判定表示部65aが設けられて
いる。このダブルアップ判定表示では、キャラクター6
6の操作によりスロットマシン65の判定表示部65a
を変動させ、その判定表示部65aの表示結果によって
ダブルアップゲームの当り外れを決定する。なお、ダブ
ルアップゲームの当りを確定する場合には、図11
(C)に示すように、判定表示部65aに「当り」図柄
を停止表示すると共にキャラクター66にバンザイの動
作を行わせ、また前記「ダブルアップ挑戦」の文字67
に換えてダブルアップ成功の文字表示68(図11
(C)中には「ヤッター当り!確変100回」と記載)
を行う。
【0030】その後、ダブルアップ成功時には、ダブル
アップ判定表示の終了から4秒後に再度ダブルアップ選
択確認表示を行うことで繰り返しダブルアップゲームの
選択確認を行う。それ以降は前述と同様に、ダブルアッ
プ選択確認表示の時間内で通過玉検出器19の通過玉検
出があると、ダブルアップゲームを実行すべくダブルア
ップ確認表示に換えてダブルアップ判定表示を行う。一
方、ダブルアップ選択確認表示の時間内で通過玉検出器
19の通過玉検出がない場合には、これに基づいて遊技
者がダブルアップゲームの実行選択を行わなかったこと
を判定し、ダブルアップ選択確認表示の終了から4秒後
に特定遊技状態の発生として特別可変入賞球装置9の開
放を開始する。また、ダブルアップ失敗時においても同
様に、ダブルアップ判定表示の終了から4秒後に特定遊
技状態を発生する。なお、特定遊技状態の終了後は、特
別遊技状態として確変制御が行われるものである。
【0031】次に、上記したダブルアップゲームの実行
処理プロセスを図12及び図13の各フローチャートに
基づいて説明する。図12において、先ず、判定結果用
のカウンタJに「1」をセット(S1)すると共に判定
値Hに「10」をセット(S2)してS3の遊技者選択
処理に移行する。この遊技者選択処理のサブルーチン
は、図13のフローチャートに示す通りであり、先ず、
前述したダブルアップ選択確認表示の制御処理(S2
1)を行って前記選択有効時間64の計数用カウンタT
に「1」を加算する(S22)。その後、通過玉検出器
19がONしたか否か、即ち通過玉検出器19での通過
玉検出の有無を判別する(S23)。S23で通過玉検
出器19の通過玉検出がない場合は、通過検出用のカウ
ンタWに「0」をセット(S24)した後に、一方通過
玉検出器19の通過玉検出がある場合は、カウンタWに
「1」を加算(S25)した後にS26に移行する。S
26では前記S22で加算処理されるカウンタTが「5
000」を越えたか否かを判別する(S26)。そし
て、S26でカウンタTが「5000」以下と判別した
ときは再度S21に戻る。一方、S26でカウンタTが
「5000」を越えたことを判別すると、以上の遊技者
選択処理を終了すべくカウンタTを「0」にリセット
(S27)してメインフローに復帰する。なお、カウン
タTの加算周期は2mSに設定されている。このため、
前記S26でのカウンタTが「5000」を越えたか否
かの判別は、ダブルアップ選択確認表示を10秒(=5
000×2mS)間行ったか否かの判別ステップとなっ
ている。
【0032】上記した遊技者選択処理の終了後は、再度
図12のフローに戻り通過玉検出器19の通過玉検出が
1個以上あり前記カウンタWが「0」より大きい値を採
るか否か、即ち遊技者がダブルアップゲームの実行選択
を行ったか否かを判別する(S4)。S4でカウンタW
が「0」となりダブルアップゲームの実行選択を行わな
かった場合には、直接後述のS9に移行する。一方、S
4でカウンタWが「1」以上となりダブルアップゲーム
の実行選択を行った場合には、前記判定値Hの値を半分
にしてこれを判定値Hにセットする(S5)。その後
は、前記図5に示したサブゲーム判定用のWCRND
SB(1〜10)の抽出値が前記S5でセットされた判
定値H以下であるか否かを判別することでダブルアップ
ゲームの当り外れを判定する(S6)。S6でWCRN
SBの抽出値が判定値Hよりも大きい値を採ってダ
ブルアップゲームの外れを判定した場合には、前記判定
結果用カウンタJを「0」にリセット(S7)すると共
に前述したダブルアップ判定表示でハズレの表示を行う
(S8)。その後は、制御用の判定値Pに「0」をセッ
ト(S9)して後述のS13に移行する。
【0033】一方、上記S6でWCRND SBの抽出
値が判定値H以下の値を採ってダブルアップゲームの当
りを判定した場合には、判定結果用カウンタJに「1」
を加算(S10)すると共にダブルアップ判定表示で当
りの表示を行う(S11)。その後は、判定値Pに
「1」をセット(S12)してS13に移行する。S1
3では判定結果用カウンタJの値を判定結果Jとしてセ
ットする。その後、通過検出用カウンタWを「0」にリ
セットし(S14)、次に前記判定値Pが「1」の値を
採るか否か、即ちダブルアップゲームでの当りの有無を
判別する(S15)。そして、S15で判定値Pが
「1」の値を採りダブルアップが成功したときは、再度
ダブルアップゲームの選択確認表示を行うべく前記S3
に移行する。一方、S15で判定値Pが「1」以外の
「0」の値を採りダブルアップが失敗したとき又はダブ
ルアップゲームを実行選択しなかったときは、以上のプ
ロセスを終了してメインフローに復帰する。
【0034】次に、上記ダブルアップゲームの成否、言
い換えれば前記判定結果Jの値に応じて変更される特定
遊技状態及び特別遊技状態の各遊技価値について図14
の一覧表図を参照して説明する。図14に示すように、
特定遊技状態の遊技価値をなす特別可変入賞球装置9の
開放時間T、開放の継続回数R、入賞玉のカウント数
K、入賞に伴う賞球数M、及び特別遊技状態の遊技価値
をなす大当り判定値Y、確変期間Lに対して判定結果J
の値に応じた異なった設定が行われるようになってい
る。即ち、ダブルアップゲームを行わない場合、言い換
えれば判定結果Jが「1」の値を採る場合には、開放時
間Tが7秒、継続回数Rが7回、カウント数Kが7個、
賞球数Mが8個にそれぞれ設定されて特定遊技状態が発
生され、また、大当り判定値Yが「3」(大当り確率が
1/400)、確変期間Lが特別図柄の始動50回まで
にそれぞれ設定されて特別遊技状態が発生される。そし
て、1回目のダブルアップゲームが成功して判定結果J
が「2」の値を採ると、開放時間Tが7秒から10秒、
継続回数Rが7回から10回、カウント数Kが7個から
8個、賞球数Mが8個から10個にそれぞれ増大されて
特定遊技状態が発生され、また、大当り判定値Yが
「3」から「3・7」(大当り確率が1/200)、確
変期間Lが50回から100回にそれぞれ増大されて特
別遊技状態が発生される。
【0035】その後、2回目のダブルアップ成功時(判
定結果Jが「3」)及び3回目のダブルアップ成功時
(判定結果Jが「4」)は、1回目と同様に成功毎に特
定遊技状態及び特別遊技状態の遊技価値が増大制御され
る。なお、3回目のダブルアップゲームが成功して判定
結果Jが「4」の値を採る場合の確変期間Lには、特別
図柄の始動回数ではなく「A」がセットされる。これに
よって、確変制御は次の大当りが発生するまでの期間で
継続的に行われる。一方、ダブルアップ失敗(ハズレ)
時及び4回目のダブルアップ挑戦時(この場合、ダブル
アップ成功はない)には、それぞれ判定結果Jが「0」
となり、開放時間Tが5秒、継続回数Rが5回、カウン
ト数Kが5個、賞球数Mが5個にそれぞれ減少されて特
定遊技状態が発生され、また、確変期間Lが0回となり
特別遊技状態の発生がなくなる。なお、図14の一覧表
図には、ダブルアップゲームの成否及び成功回数毎に判
定確率Sを記している。この判定確率Sは、前記図12
に示したS6の判定値Hによる判別ステップに基づいた
ものであり、ダブルアップゲームを行わないときには、
当り(成功)判定の判定値Hが全てとなって判定確率S
が100%となる。これに対して、1回目乃至4回目の
ダブルアップゲームの実行時には、当り判定の判定値H
が順次半分となって判定確率Sが50%、20%、10
%、0%と低下していく。
【0036】次に、上記した確変期間Lの値に基づく確
変回数の計数制御について図15のフローチャートを参
照して説明する。図15において、先ず、始動玉検出器
8による有効始動玉の検出の有無を判別する(S3
1)。なお、S31で判別する有効始動玉の検出の有無
には、始動記憶における始動データの読み出しの有無を
含むものである。S31で有効始動玉の検出があり特別
図柄の変動が許容されたと判別すると、次に確変期間L
の値が「0」であるか否かを判別する(S32)。S3
2で確変期間Lが「0」でなく「1」以上の値を採ると
判別した場合は、確変フラグをセット(S33)した
後、確変期間Lが「A」であるか否かを判別する(S3
4)。S34で確変期間Lが「A」であると判別したと
きは、各特別図柄表示部33a〜33cに「高確率中」
の文字(図示しない)を重畳表示して(S35)、後述
のS38に移行する。一方、S34で確変期間Lが
「A」以外であり特別図柄の始動回数であると判別した
ときは、確変期間Lから「1」を減算(S36)した後
に各特別図柄表示部33a〜33cに「確変はあとL
回」の文字(図示しない)を重畳表示する(S37)。
その後は、S38に移行して前記S35又はS37の表
示に対応した音声出力によって確変期間を音声で報知し
(S38)、続いて特別図柄の変動表示の制御(S3
9)を行った後にメインフローに復帰する。また、上記
したS32で確変期間Lが「0」であることを判別した
場合には、S33でセットした確変フラグをクリアし
(S40)、その後S39に移行する。
【0037】次に、前記普通図柄表示器34に表示され
る普通図柄について説明する。普通図柄は、図16
(A)に示すように、「0・2・4・6・8・F」の6
種類であり、1図柄の表示時間を0.040秒とした1
周期0.240秒で可変表示される。普通図柄に対して
は、図16(B)に示す2種類のランダム数が設けられ
ており、これらのランダム数は、0.002秒毎に1ず
つ加算される当り決定用のWCRND2(3〜13)
と、割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄
表示用のWCRND F(0〜5)と、から構成されて
いる。WCRND F(0〜5)の各ランダム数は、
「0・2・4・6・8・F」の各普通図柄に対応して設
けられている。また、WCRND2(3〜13)からの
ランダム数の抽出において、図16(C)に示すよう
に、「3」の値が抽出されて当りと判定されると、普通
図柄表示器34にWCRND Fデータの「5」に対応
する「F」の当り図柄を表示して普通可変入賞球装置5
を所定時間開放(入賞口の拡大)する。一方、WCRN
D2で「3」以外の値が抽出されて外れと判定される
と、WCRND Fデータの値を抽出し、この値に対応
する外れ図柄を普通図柄表示器34に表示する。なお、
WCRND2で外れと判定されたにも関わらずWCRN
Fで抽出された値が偶然にも当り図柄となる場合に
は、「0」の外れ図柄を選択してこれを普通図柄表示器
34に表示するものである。また、上記WCRND2の
抽出に伴う当り外れの判定は、図柄の当り確率が通常時
のものであり、確率変動時(高確率時)には、WCRN
D2の「3〜12」の値が当り決定用の乱数となる。
【0038】次に、上記した普通図柄表示器34での普
通図柄の変動動作を図17(A)〜(C)の各タイムチ
ャートに基づいて説明する。先ず、図17(A)におい
て、通過玉検出器19(同図中には、普通図柄始動玉検
出器と記載)がONすると、これと同時にWCRND2
の抽出及び格納が行われる。その後、通過玉検出器19
のONから所定時間(0.002秒)が経過すると、W
CRND Fの抽出を行い、その0.002秒後に普通
図柄の変動を開始する。そして、通過玉検出器19のO
Nから所定時間(29.500秒)後に変動を停止す
る。なお、確率変動時には、普通図柄の変動時間が5.
000秒に短縮される。そして、通常時において停止表
示される普通図柄が当り図柄のときには、図17(B)
に示すように、普通図柄が停止してから所定時間(0.
500秒)後に普通可変入賞球装置5を0.500秒間
開放する。その後、通過玉検出器19への通過記憶があ
る場合には、普通可変入賞球装置5の閉鎖から0.00
2秒後に、格納したWCRND2の読み出し及び判定を
行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始
する。また、確率変動時(高確率時)において停止表示
される普通図柄が当り図柄のときには、図17(C)に
示すように、普通図柄が停止してから所定時間(0.5
00秒)が経過すると普通可変入賞球装置5を2.90
0秒間開放し、2.000秒のインターバルを置いた後
に再度2.900秒間開放する。その後、通過玉検出器
19への通過記憶がある場合には、普通可変入賞球装置
5の閉鎖から0.002秒後に、格納したWCRND2
の読み出し及び判定を行い、その0.002秒後に再度
普通図柄の変動を開始する。
【0039】次に、前記飾りLED−Bの変動動作につ
いて図18を参照して説明する。飾りLED−Bは、図
18(A)のタイムチャートに示すように、大当り決定
時の中図柄の停止から微少時間(0.8秒)後に変動を
開始して、7〜7.2秒後に表示結果を導出する。ま
た、この飾りLED−Bの変動開始時には、大当りの確
認判定と共に表示結果を決定するためのWCRND
ZUの抽出が行われる。該WCRND KZUは、図1
8(B)に示すように、「0〜9」の10通りの数値が
割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々
と変化するものであり、そのWCRND KZUの抽出
値に基づいた各飾りLED−B1・B2の表示結果及び
営業方法種別は、図18(C)の一覧表図に示すように
なっている。そして、これは遊技場が個々のルールに則
って賞球を使っての連続遊技を認めるか又は景品に交換
させるかを判定するために使用するもので、例えば、W
CRND KZUの抽出値が「0〜2」のいずれかの場
合は、飾りLED−B1・B2を共に消灯制御すること
で、今回の大当りでの賞球を全て景品に交換する一回交
換を決定する。WCRND KZUの抽出値が「3〜
5」のいずれかの場合は、飾りLED−B2を消灯した
状態で飾りLED−B1(WINNER)を点滅制御す
ることで、条件付き連続遊技、つまり大当りでの賞球を
連続使用できるが、その後の大当りで後述する飾りLE
D−B1を消灯した状態で飾りLED−B2を点灯する
表示が出た時点で景品交換とさせることを決定する。W
CRND KZUの抽出値が「6〜8」のいずれかの場合
は、飾りLED−B1を消灯した状態で飾りLED−B
2(CRUSH)を点灯制御することで、前記条件付き
連続遊技を終了する条件遊技時交換を決定する。WCR
ND KZUの抽出値が「9」の場合は、飾りLED−
B2を消灯した状態で飾りLED−B1(WINNE
R)を点灯制御することで、無制限の連続遊技、つまり
賞球は無制限で連続遊技を認めることを決定する。な
お、上記した一回交換の大当り後に再度大当りして条件
遊技時交換となった場合には、その大当り後に賞球を交
換する一回交換となる。
【0040】次に、上記した飾りLED−Bでのダブル
アップゲームの実行制御を図19に基づいて説明する。
なお、飾りLED−Bでのダブルアップゲームは、前記
条件付き連続遊技が決定された場合にのみ実行可能とな
っている。先ず、図19(A)のタイムチャートにおい
て、前記判定結果Jに基づいて決定された大当りの継続
回数Rが全て終了すると、そのR回目の特別可変入賞球
装置9の閉鎖から3秒が経過した時点で特別可変表示装
置30にダブルアップ判定表示(同図中には、判定画面
と記載)を行う。このダブルアップ判定表示は、遊技者
がダブルアップゲームを実行選択する場合、その判定表
示の終了時点から15秒以内に通過玉検出器19に打玉
を通過させる必要がある旨を8秒間報知するようになっ
ている。そして、15秒の有効期間内で通過玉検出器1
9の通過玉検出があると、その通過玉の検出時点で再度
WCRND KZUの抽出及び判定を行い、有効期間の
終了から0.8秒後に飾りLED−Bの変動を再開して
ダブルアップゲームを実行する。その後は、7〜7.2
秒間の変動後に飾りLED−Bの表示結果を導出するこ
とでダブルアップゲームの成否を決定報知する。また、
ダブルアップゲームでのWCRND KZUの抽出値に
基づいた各飾りLED−B1・B2の表示結果及び営業
方法種別は、図19(B)の一覧表図に示す通りであ
る。即ち、WCRND KZUの抽出値が「0〜4」の
いずれかの場合は、飾りLED−B1を消灯した状態で
飾りLED−B2(CRUSH)を点灯制御すること
で、ダブルアップ失敗として条件遊技時交換を決定す
る。一方、WCRND KZUの抽出値が「5〜9」の
いずれかの場合は、飾りLED−B2を消灯した状態で
飾りLED−B1(WINNER)を点灯制御すること
で、ダブルアップ成功として連続遊技を決定する。
【0041】以上のように、本実施形態に係る遊技機
は、大当り図柄の導出直後に特別可変表示装置30にダ
ブルアップ選択確認表示を行うと共に、その選択確認表
示の期間内で通過玉検出器19が通過玉を検出すると、
これに基づいて遊技者がダブルアップの実行を選択した
旨を判定してダブルアップゲームを実行するようになっ
ている。そして、このダブルアップ成功時には、特定遊
技状態及び特別遊技状態の各遊技価値を増大制御する一
方、ダブルアップ失敗時には、特定遊技状態及び特別遊
技状態の各遊技価値を減少制御するようになっている。
このため、従来では一律に設定されていた特定遊技状態
及び特別遊技状態の遊技価値をダブルアップゲームの判
定結果に応じて変更することができ、ひいては遊技性の
向上を招来するようになっている。
【0042】また、本実施形態では、大当り図柄の導出
直後に飾りLED−Bの変動を開始し、その表示結果に
よって大当り賞球に対する営業方法種別を決定するよう
になっている。そして、この営業方法種別が予め定めた
所定の種別(条件付き連続遊技)となる場合には、特定
遊技状態の終了後に飾りLED−Bによるダブルアップ
ゲームの実行選択を可能にし、ダブルアップ成功時には
連続遊技を決定する一方、ダブルアップ失敗時には一回
交換を決定するようになっている。このように、本実施
形態では、前記特別可変表示装置30でのダブルアップ
ゲームに加えて営業方法種別用の判定表示手段をなす飾
りLED−Bでのダブルアップゲームを可能にすること
で、より一層遊技性の向上を招来している。
【0043】なお、上記した実施形態は、本発明を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。例えば、本実施形態では可変表示装置をLCD
表示器にて構成しているが、特にこれに限定するもので
はなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラ
ズマ等の表示器で構成することも可能である。また、弾
球遊技機の構成として、始動玉検出器の入賞玉の検出に
伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識
別情報が所定の表示結果となると特定遊技状態が発生し
て可変入賞球装置を開放する弾球遊技機(これを俗に第
1種という)を例示しているが、特にこれに限定するも
のではなく、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴って可変
表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所
定の表示結果となると権利発生状態となり、この状態で
特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態が発生する弾
球遊技機(これを俗に第3種という)であっても良い。
また、弾球遊技機全体をLCD表示器等の表示装置にて
構成する、即ち「打玉」「可変入賞球装置」等の構成部
材を疑似的に表示器に表示することで弾球遊技機を構成
することも可能である。なお、この場合では、賞球の払
出しを得点等で代行しても良い。
【0044】また、上記した実施形態では、特別図柄及
び普通図柄の確変制御を特別遊技状態としているが、こ
れに限定するものではなく、例えば、特別図柄乃至普通
図柄に対しての時短制御又は確変制御を特別遊技状態と
してもよい。また、電役の開放期間の延長制御、特別図
柄乃至普通図柄に対しての始動通過領域の増設制御(例
えば、普通入賞口を特別図柄の始動入賞口として設定変
更する制御)、賞球数の増加制御(例えば、入賞に伴う
賞球を通常時の13個から15個に増加する制御)、あ
るいは所定領域への通過率向上制御(例えば、始動入賞
口の上流側に打玉規制装置を設け、該打玉規制装置の作
動により始動入賞率を向上する制御)を特別遊技状態と
してもよく、さらには前記第3種の弾球遊技機に本発明
を適用した場合には、特定領域への入賞率向上制御を特
別遊技状態としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1記載の構成においては、特定条件
の成立によりサブゲームの実行を決定するサブゲーム決
定手段と、該サブゲーム決定手段によって実行決定され
たサブゲームの結果を判定するサブゲーム判定手段と、
該サブゲーム判定手段による判定結果に応じて特定遊技
状態の遊技価値を増減させる特定遊技変更手段と、サブ
ゲーム判定手段による判定結果を可変表示装置に表示制
御する結果表示制御手段と、を備えたので、特定遊技状
態の遊技価値を一律に設定することなく、サブゲームの
判定結果に応じて変更可能とすることで遊技性の向上が
招来できる。
【0046】また、本発明の請求項2記載の構成におい
ては、特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利
な特別遊技状態を所定条件の成立に基づいて発生し得る
特別遊技発生手段と、特定条件の成立によりサブゲーム
の実行を決定するサブゲーム決定手段と、該サブゲーム
決定手段によって実行決定されたサブゲームの結果を判
定するサブゲーム判定手段と、該サブゲーム判定手段に
よる判定結果に応じて特別遊技状態の遊技価値を増減さ
せる特別遊技変更手段と、サブゲーム判定手段による判
定結果を可変表示装置に表示制御する結果表示制御手段
と、を備えたので、特別遊技状態の遊技価値を一律に設
定することなく、サブゲームの判定結果に応じて変更可
能とすることで遊技性の向上が招来できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図4】左・中・右の各特別図柄の種類を示す一覧表図
である。
【図5】同図(A)は特別図柄に用いられる各種ランダ
ム数を示す一覧表図であり、同図(B)は選択されたラ
ンダム数によって特別図柄の当り外れを決定する動作を
説明するための簡単なフローチャートである。
【図6】同図(A)は特別図柄の変動パターンを示す一
覧表図であり、同図(B)はリーチ種類を決定するため
の各条件を示す一覧表図である。
【図7】※1〜3を示す一覧表図である。
【図8】左右の各図柄の変動動作とリーチ以外での中図
柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図9】リーチ1〜3での中図柄の変動動作を示すタイ
ムチャートである。
【図10】大当りに伴うダブルアップゲームの実行制御
を示すタイムチャートである。
【図11】同図(A)はダブルアップ選択確認用の表示
画像を示す説明図であり、同図(B)(C)はそれぞれダ
ブルアップ判定用の表示画像を示す説明図である。
【図12】ダブルアップゲームの処理プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図13】ダブルアップゲーム処理のサブルーチンであ
る遊技者選択の処理プロセスを示すフローチャートであ
る。
【図14】ダブルアップゲームに伴う各種の判定結果を
示す一覧表図である。
【図15】確変回数計数制御の処理プロセスを示すフロ
ーチャートである。
【図16】同図(A)は普通図柄の種類を示す説明図で
あり、同図(B)は普通図柄に用いられる各種ランダム
数の一覧表図であり、同図(C)は選択されたランダム
数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図17】同図(A)は普通図柄始動検出に伴って普通
図柄が変動する動作を示すタイムチャートであり、同図
(B)は通常時に普通図柄が当ることに伴って普通可変
入賞球装置が開放する動作を示すタイムチャートであ
り、同図(C)は高確率時に普通図柄が当ることに伴っ
て普通可変入賞球装置が開放する動作を示すタイムチャ
ートである。
【図18】同図(A)は大当りに伴う飾りLED−Bの
変動動作を示すタイムチャートであり、同図(B)は飾
りLED−B表示用のWCRND KZUを示す一覧表
図であり、同図(C)はWCRND KZUの抽出値に
対応する飾りLED−Bの表示状態及び営業方法種別を
示す一覧表図である。
【図19】同図(A)は大当り終了後のダブルアップゲ
ームの実行制御を示すタイムチャートであり、同図
(B)は大当り終了後のダブルアップゲームにおけるW
CRND KZUの抽出値に対応する飾りLED−Bの
表示状態及び営業方法種別を示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 5 普通可変入賞球装置 8 始動玉検出器 9 特別可変入賞球装置 12 特定玉検出器 13 入賞玉検出器 19 通過玉検出器 30 特別可変表示装置 33a〜33c 特別図柄表示部 34 普通図柄表示器 35 普通図柄記憶表示LED 36 特別図柄記憶表示LED 42 基本回路 60 画像表示部 61 遊技盤略図 62・66 キャラクター 65 スロットマシン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた特定表示結果を導出したとき
    に特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備えた弾球
    遊技機において、 特定条件の成立によりサブゲームの実行を決定するサブ
    ゲーム決定手段と、 該サブゲーム決定手段によって実行決定された前記サブ
    ゲームの結果を判定するサブゲーム判定手段と、 該サブゲーム判定手段による判定結果に応じて前記特定
    遊技状態の遊技価値を増減させる特定遊技変更手段と、 前記サブゲーム判定手段による判定結果を前記可変表示
    装置に表示制御する結果表示制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 予め定めた特定表示結果を導出したとき
    に特定遊技状態を発生して遊技者に所定の遊技価値を付
    与し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機において、 前記特定遊技状態とは異なり且つ遊技者にとって有利な
    特別遊技状態を所定条件の成立に基づいて発生し得る特
    別遊技発生手段と、 特定条件の成立によりサブゲームの実行を決定するサブ
    ゲーム決定手段と、 該サブゲーム決定手段によって実行決定された前記サブ
    ゲームの結果を判定するサブゲーム判定手段と、 該サブゲーム判定手段による判定結果に応じて前記特別
    遊技状態の遊技価値を増減させる特別遊技変更手段と、 前記サブゲーム判定手段による判定結果を前記可変表示
    装置に表示制御する結果表示制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特別遊技変更手段は、前記特別遊技
    状態の発生期間を変更することで特別遊技状態の遊技価
    値を増減させることを特徴とする請求項2記載の弾球遊
    技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011019948A (ja) * 2010-10-29 2011-02-03 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP6443644B1 (ja) * 2017-12-27 2018-12-26 株式会社大一商会 遊技機

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