JPH06237306A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JPH06237306A
JPH06237306A JP2286493A JP2286493A JPH06237306A JP H06237306 A JPH06237306 A JP H06237306A JP 2286493 A JP2286493 A JP 2286493A JP 2286493 A JP2286493 A JP 2286493A JP H06237306 A JPH06237306 A JP H06237306A
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JP
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call
intercom
telephone
circuit
main body
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JP2286493A
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English (en)
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Shingo Nozaki
真吾 野崎
Katsunori Kitagawa
勝則 北川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使い勝手良く、本体装置でドアホン通話を行う
ことを可能とする。 【構成】ドアホンDと電話機Cとが夫々接続された本体
装置Aを備える。本体装置Aで外線L1 と電話機Cとの
間に通話路を形成して外線通話を行わせる。また、ドア
ホンDと電話機Cとの間に通話路を形成してドアホン通
話を行わせる。上記本体装置Aにハンズフリー通話部を
一体に設ける。ハンズフリー通話部は、マイク10、ス
ピーカ11、音声スイッチ回路14、増幅回路12,1
3からなる。ドアホン呼出時に対するハンズフリー通話
部の応答時に通話制御手段でハンズフリー通話部とドア
ホンDとの間に通話路を形成してドアホン通話を行わせ
る。本体装置Aで受話器あるいはハンドセットを持たず
にドアホン通話を行えるようにして、使い勝手良くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機を用いてドアホ
ン通話と共に外線通話を行えるインターホン装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機を用いてドアホン通話
を行えるようにしたインターホン装置が提供されてい
る。この種のインターホン装置では、電話機でドアホン
通話と共に外線通話も行えるようにしてある。例えば、
この種のインターホン装置では、ドアホンと電話機とが
夫々接続された本体装置を備え、本体装置で電話回線で
ある外線と電話機との間に通話路を形成して外線通話を
行わせると共に、ドアホンと電話機との間に通話路を形
成してドアホン通話を行わせるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のイン
ターホン装置では、比較的に大掛かりな装置であるにも
かかわらず、通話などのためには使用されないため、使
用者によってはいかにも割高感を与えるという問題があ
った。そこで、本体装置に電話機能を付加し、本体装置
の有効活用を図り、使用者に与える割高感を解消したも
のが提供されている。なお、従来のこの種のインターホ
ン装置では、受話器あるいはハンドセットを用いて通話
を行うようにしてある。
【0004】この種の従来の本体装置は比較的に外形が
大きいため、一般的にはダイニングあるいはキッチンな
どに設置される場合が多い。このようにダイニングある
いはキッチンなどに設置されると、受話器(あるいはハ
ンドセット)を持って通話を行うことが不便な場合が往
々にしてあり、受話器を持たずに通話を行えるようにす
ることが望まれている。なお、ダイニングあるいはキッ
チン以外の場所に設置される場合にも、受話器を持たず
に通話を行えるようにする方が使い勝手が良い場合も多
い。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、使い勝手良く、本体装
置でドアホン通話を行えるインターホン装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、ドアホンと電話機とが夫々接
続された本体装置を備え、本体装置で電話回線である外
線と電話機との間に通話路を形成して外線通話を行わせ
ると共に、ドアホンと電話機との間に通話路を形成して
ドアホン通話を行わせる通話制御手段を本体装置が備え
るインターホン装置において、上記本体装置にハンズフ
リー通話部を一体に設け、ドアホン呼出時に対するハン
ズフリー通話部の応答時に通話制御手段でハンズフリー
通話部とドアホンとの間に通話路を形成してドアホン通
話を行わせるようにしてある。
【0007】請求項2の発明では、さらに本体装置で外
線通話もハンズフリーで行えるようにするために、上記
通話制御手段が外線着信時にハンズフリー通話部と外線
との間に通話路を形成して外線通話を行わせるようにし
てある。請求項3の発明では、NTT以外の各社と契約
している場合に、使い勝手を良くし、且つ通話料金を安
くするために、少なくとも時間、曜日、距離などを考慮
して通話料金の最も安い電話会社を選択してダイヤルを
行う選択ダイヤル手段を上記本体装置に設けてもよい。
【0008】
【作用】請求項1の発明は、上述のように構成すること
により、本体装置にハンズフリー通話機能を付加し、本
体装置で受話器あるいはハンドセットを持たずにドアホ
ン通話を行えるようにし、使い勝手良く、本体装置でド
アホン通話を行うようにしてある。
【0009】請求項2の発明は、上述のように構成する
ことにより、本体装置で受話器あるいはハンドセットを
持たずに外線通話も行えるようにし、さらに使い勝手を
良くする。請求項3の発明は、上述のように構成するこ
とにより、選択ダイヤル手段で通話料金の最も安い電話
会社を選択してダイヤルを行えるようにし、通話料金を
安価とし、NTT以外の各社と契約している場合に、使
い勝手を良くするようにしてある。
【0010】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図5に基づいて本発明の一実施例
を説明する。本実施例のインターホン装置は、基本的に
は図2に示すように、電話回線である外線L1 に接続さ
れた本体装置Aと、内線L2 を介して本体装置Aに接続
された電話機Cと、通話線L 3 を介して本体装置Aに接
続されたドアホンDとで構成され、本体装置Aによる通
話路の切換、つまりは電話機Cを接続した内線L2 を、
外線L1 あるいは通話線L3 のいずれかに選択的に接続
する切換により、電話機Cを用いて外線通話及びドアホ
ン通話を行えるようになっている。
【0011】なお、電話機Cは、図2の破線で示すよう
に、内線L2 にモジュラジャックMを用いて直接に接続
してもよいのであるが、本インターホン装置の場合に
は、基本的には、報知ユニットBを介して電話機Cを内
線L2 に接続する構成としてある。報知ユニットBは、
図1に示すように、報知回路30とモジュラジャックM
とを一体化したもので、報知回路30はドアホン呼出時
に呼出音(ピンポンという音)を鳴動するものである。
電話機Cでは電話コードの先端にモジュラプラグPを一
体に備えるものを用い、報知ユニットBのモジュラジャ
ックMに着脱自在に接続可能としてある。
【0012】本インターホン装置では、以上のように本
体装置Aに対して報知ユニットBを介して1台の電話機
Cのみを接続する構成が基本的であるが、図2に示すよ
うに増設ユニットEを用いて電話機Cを増設することも
可能としてある。増設ユニットEは、上述した報知回路
30と、直流電源回路31とで構成してある。直流電源
回路31は、商用電源(AC100V)から電源を作成
し、上記報知回路30に与えると共に、ドアホン通話時
に電話機Cに通話電流を供給する働きがある。なお、電
話機Cは報知ユニットBやモジュラジャックMを介して
増設ユニットEに接続される。ここで、電話機Cの増設
は電話機C毎に必ず増設ユニットEを介して接続して行
い、最大で3台まで増設可能としてある。さらに、呼出
の報知のみを行う報知器Fなども、上記増設ユニットE
を用いて設置可能としてある。
【0013】ところで、上述のように電話機Cを内線L
2 に対して接続することもできるが、場合によっては本
体装置Aの近傍に電話機Cを設置することも考えられ
る。この場合には内線L2 を介さずに本体装置Aに直接
に電話機Cを接続する方が便利である。そこで、上記本
体装置AにモジュラジャックMを一体的に設け、本体装
置Aに直接に電話機Cを接続可能としてある。なお、モ
ジュラジャックMは、図3(a)に示すように本体装置
Aのハウジング20の前面にプラグ装着口を臨ませて配
置してあり、プラグ装着口には開閉自在な扉24を設
け、電話機Cの非接続時には扉24でプラグ装着口を閉
塞する構造としてある。
【0014】本体装置Aのハウジング20の寸法は、規
格化された配線器具を壁面などに埋設する場合に用いら
れる4連接用の埋込ボックス(既製の配線器具を縦3個
連設し、横に4列連設する大きさの埋込ボックス)に対
応する大きさに形成してあり、配線器具を壁面などに埋
設する場合に用いられる既製の取付枠21を用いて壁面
などに埋設する構造としてある。このようにしておけ
ば、既製の配線器具を壁面などに設置する場合と同様に
して、本インターホン装置の本体装置Aを壁面に設置で
きる。しかも、建物の壁面などの内部に内線L2 などを
先行配線しておくことができ、配線が露出せず、見映え
が良くなる。
【0015】さらに、本実施例のインターホン装置で
は、本体装置Aにハンズフリー通話機能を設けてある点
に特徴がある。このハンズフリー通話機能を果たす構成
としては、図3に示すように、音声を入力するマイク1
0と、音声を出力するスピーカ11と、通話の開始,終
了の操作を行う通話スイッチ15とで構成してある。な
お、スピーカ11は本体装置Aでドアホン呼出を報知す
るスピーカと兼用してある。
【0016】本体装置Aは商用電源(AC100V)を
電源として動作するもので、商用電源から適宜電圧の直
流電源を作成する電源回路9を本体装置Aに設け(図1
参照)、この電源回路9から後述する各回路に電源の供
給を行う。上記電源線は、図4(a)に示すように、ハ
ウジング20の背面に設けられたいわゆる速結構造の端
子23を用いて接続される。ここで、速結構造の端子
は、比較的に強度のある単線構造の電線を接続する場合
に用いられるもので、電線の被覆を剥がした芯線を挿入
孔に差し込むだけで電線接続が行われるもので、速結構
造の端子の構成及び構造は従来より周知であるので、詳
細な説明は省略する。なお、この端子23の背面には端
子カバー25を被嵌して絶縁してある。
【0017】電源線以外の電線、つまりは外線L1 及び
内線L2 も速結構造の端子22aを用いて接続される。
ところで、報知ユニットBには制御線L4 を介して呼出
信号が送られ、この制御線L4 も端子22aを用いて接
続される。なお、ドアホンDとの間を接続する通話線L
3 は、その電線の線種の関係から、ねじ締め構造の端子
22bを用いてある。上記端子22a,22bからなる
端子部22もハウジング20の背面に設けてあり、絶縁
を図るために、端子23と距離をおいて配置してある。
【0018】以下に、本体装置Aの回路構成について説
明する。本体装置Aに接続された外線L1 と内線L2
は、図1に示すように、リレーRyの接点rを介して接
続してある。ここで、接点rと内線L2 との間にはフッ
ク検出回路2を設けてあるが、本実施例の場合にはこの
フック検出回路2はドアホン通話時に使用される回路で
あるので、説明は後述する。なお、フック検出回路2の
内線L2 と接続される端子間には、本体装置Aに設けら
れたモジュラジャックMが並列接続してある。
【0019】上記リレーRyは、制御回路1の制御の下
で駆動され、その接点rの切換により、内線L2 の外線
1 への接続、及び外線L1 からの切離を行うものであ
る。制御回路1はマイクロコンピュータで構成され、以
下に説明する各回路の出力に応じた判断処理や各回路の
動作制御を一括的に行う中枢的機能を果たす回路であ
る。
【0020】上記リレーRyの接点rは、ドアホン通話
時以外のときには外線L1 と内線L 2 とを接続する側に
切り換えられている。このため、通常の電話機Cと同様
にして使用される。つまりは、外線着信時には電話機C
の内蔵ベルなどの鳴動に応じて受話器を取り上げれば、
外線通話が行え、外線発信時には受話器を取り上げて、
ダイヤルを行うことにより外線通話を行える。
【0021】次に、ドアホン通話に関連する構成につい
て説明する。ドアホン通話のための通話路の形成はリレ
ーRyで行われる。つまりは、リレーRyの接点rが外
線L 1 から内線L2 を切り離すように切り換えられたと
き、通話線L3 と内線L2 とが接続される。上記通話路
にはドアホン通話回路7を設けてあり、このドアホン通
話回路7により電話機CとドアホンDとの間で双方向で
通話を行えるようになっている。上記ドアホン通話回路
7は、制御回路1の制御の下でオン,オフされるアナロ
グスイッチS5 がオンとなったときに、ドアホン通話路
を介する通話を可能とする構成としてある。
【0022】ドアホン通話は、ドアホンDに設けられた
図示しない呼出釦が押されたときに、ドアホン通話のた
めの処理が制御回路1で開始される。上記呼出釦が押さ
れたこと、つまりはドアホン呼出を検出するために呼出
検出回路4を設けてある。ドアホン呼出が検出される
と、制御回路1はリレーRyを駆動して内線L2 を外線
1 から切り離して、電話機CとドアホンDとの間にド
アホン通話路を形成する。このとき、電話機Cでは外線
1 を通じた通話電流の供給が停止されるので、本体装
置Aに給電回路8を設け、ドアホン通話路が形成された
場合に、この給電回路8から電話機Cに通話電流を供給
するようにしてある。
【0023】上記呼出検出回路4でドアホン呼出が検出
されたときには、同時に報知ユニットBの報知回路30
を用いてドアホン呼出を行うために、呼出音(ピンポ
ン)を発生する呼出音発生回路5と、呼出音を増幅する
増幅回路6と、アナログスイッチS1 〜S3 を設けてあ
る。アナログスイッチS1 は増幅回路6に呼出音発生回
路5の出力を入力させる制御を行うためのものであり、
アナログスイッチS2 は増幅回路6を動作させるもので
ある。なお、呼出音(ピンポン)をドアホンDにバック
トーンとして送る必要があるため、アナログスイッチS
3 を設けて、呼出音発生回路5の出力と通話線L3 の間
に信号路を形成して、ドアホンDからバックトーンを鳴
動させるようにしてある。
【0024】上記ドアホン呼出後において使用者の応答
を検知するために、フック検出回路2を設けてある。フ
ック検出回路2は、電話機Cのフック状態を検出するも
ので、このフック検出回路2の出力から制御回路1がド
アホン呼出に対して応答があったか否かの判断を行う。
なお、このフック検出回路2の出力から制御回路1はド
アホン通話の終了の判断も行う。
【0025】いま、フック検出回路2で受話器がオフフ
ックされたことが検出されたならば、制御回路1はドア
ホン呼出に対して応答があったと判断し、アナログスイ
ッチS5 をオンとして、ドアホン通話回路7を動作さ
せ、電話機CとドアホンDとの間で通話を可能とする。
ドアホン通話動作について以下に説明する。制御回路1
におけるドアホン通話制御は、ドアホンDに設けられた
呼出釦を押すことで開始される。このときの呼出は呼出
検出回路4で検出され、その検出出力に応じて制御回路
1がリレーRyをその接点rがドアホン通話路を形成す
る側に切り換えられるように駆動する。これと同時に、
制御回路1は呼出音発生回路5を動作させて呼出音を発
生させる。このとき、呼出音発生回路5から出力される
呼出音は、増幅回路6を介して報知ユニットBに送ら
れ、報知ユニットBから呼出音が鳴動される。上記呼出
音は、ドアホンDにも送られ、ドアホンDからバックト
ーンが鳴動される。
【0026】上記呼出音に応じて電話機Cの受話器が取
り上げられると、その状態を制御回路1はフック検出回
路2の出力から判断し、ドアホン通話回路7を動作さ
せ、これによりドアホン通話を可能とする。ここで、上
記ドアホン通話の終了は、一定時間(例えば、数分)が
経過した時点、あるいは受話器がオンフックされた時点
で行われる。受話器のオンフックは、フック検出回路2
の検出出力から制御回路1が判断する。また、一定時間
の経過は、制御回路1の内蔵するタイマの計時時間で判
断する。ここで、一定時間の経過後にドアホン通話を終
了させているのは、受話器のオンフックを忘れたとき
に、ドアホン通話状態が継続されることを防止するため
である。
【0027】ドアホン通話の終了は、アナログスイッチ
5 をオフとし、リレーRyの接点rを外線L1 側に切
り換えることにより、つまりはアナログスイッチS5
びリレーRyの接点rをドアホン通話開始前の状態に復
帰させて行う。本実施例のインターホン装置では、ドア
ホン通話中に外線着信があった場合に、外線着信がある
ことを知らせる機能を備えている。このため、外線着信
を検出する着信検出回路3と、リレーRyの接点rのド
アホン通話路側の端子と呼出音発生回路5との間に挿入
されたアナログスイッチS4 とを設けてある。
【0028】上記外線着信があったとき、着信検出回路
3の出力から制御回路1が外線着信であると判断し、そ
のときには呼出音発生回路5からドアホン呼出音とは異
なる音色の外線着信音(例えば、”プルプル”という
音)を発生させ、同時にアナログスイッチS4 をオンと
して、ドアホン通話路に外線着信音を送る。このとき、
外線着信音によりドアホン通話を行っている使用者が外
線着信があることを知ることができる。
【0029】ここで、外線着信に応答する場合には、受
話器を一旦オンフックして、ドアホン通話を終了させ、
再度受話器をオフフックすることにより、外線着信を受
けることができる。なお、外線通話中においてドアホン
Dからの呼出があった場合には、上述した報知ユニット
Bを用いた呼出音の鳴動により、ドアホン呼出があるこ
とを知らせることができる。
【0030】以上の構成は本実施例のいわば基本構成の
説明であったが、本実施例では本体装置Aに上記構成に
加えてハンズフリー通話機能を設けてある。このハンズ
フリー通話機能を果たす構成は、上述したマイク10、
スピーカ11及び通話スイッチ15と、増幅回路12,
13、音声スイッチ回路14及びアナログスイッチS 6
とからなる。
【0031】ここで、ハンズフリー通話機能を構成する
回路自体は従来より周知のものであるので、詳細な説明
は省略する。但し、本実施例では、本体装置Aに直接に
接続される電話機Cでドアホン呼出を知ることができる
ために設けられた構成、つまりは呼出音発生回路5の出
力を増幅する増幅回路12と、呼出音を鳴動するスピー
カ11とを、ハンズフリー通話機能用の構成として兼用
することにより、コストアップを極力少なくしてある点
に特徴がある。
【0032】いま、ドアホン呼出があると、上述したよ
うに呼出音発生回路5から呼出音がが出力され、この呼
出音がアナログスイッチS1 を介して増幅回路6と共に
増幅回路12に入力される。これにより、スピーカ11
から呼出音が鳴動される。ここで、スピーカ11からの
呼出音の音量は、図3(a)に示すモジュラジャックM
の上方に設けられた音量調節スイッチ26で設定できる
ようにしてある。なお、この音量調節スイッチ26及び
モジュラジャックMの扉24などは報知ユニットBも同
様に備える構成である。
【0033】このドアホン呼出に対してハンズフリー通
話で応答する場合には、通話スイッチ15をオンとす
る。このように通話スイッチ15がオンされると、制御
回路1はハンズフリー通話であると判断し、音声スイッ
チ14を介してアナログスイッチS6 をオンさせる制御
を行う。このようにアナログスイッチS6 がオンされる
と、アナログスイッチS6 及びドアホン通話回路7を介
して音声スイッチ回路14が通話線L3 に接続され、電
話機Cの場合と同様にしてハンズフリーでドアホン通話
が行える。
【0034】そして、上述した一定時間の経過か、ある
いは通話スイッチ15を再度オンすることにより、ドア
ホン通話が終了される。ここで、一定時間の経過時点で
自動的にドアホン通話を停止させるようにしておくと、
ハンズフリー通話で特に問題となる終了操作の忘れに対
応できる。図5は上記本体装置Aの概略構成を示す分解
斜視図であり、ハウジング20が前面が開口する箱状の
ボディ20aと、このボディ20aの前面に被嵌される
カバー20bとからなり、ねじ29を用いて組立られ
る。このハウジング20の内部には、前後2枚のプリン
ト基板27a,27bが収められ、背面側のプリント基
板27aには、主に、電源回路9及び端子22,23に
関連する部品が実装され、前面側のプリント基板27b
にはその他の回路部品が実装される。そして、カバー2
0bの前面には化粧シート28を貼着する構造となって
いる。
【0035】(実施例2)図6に本発明の他の実施例を
示す。実施例1の場合にはドアホン通話だけが行えるも
のであったが、本実施例では本体装置Aでハンズフリー
で外線通話を行えるようにしたものである。回路構成的
には、リレー接点rのドアホン通話路側の端子とドアホ
ン通話回路7とを結ぶ通話路に対して、ダイオードブリ
ッジDB、インピーダンス整合回路16、通話インター
フェース17及びアナログスイッチS7 を設け、本体装
置Aの内部に新たに外線通話経路を形成したものであ
る。
【0036】外線着信が着信検出回路3で検出される
と、呼出音発生回路5で外線着信音(プルプル音)を発
生させ、同時にアナログスイッチS1 ,S2 をオンとし
て、本体装置Aに設けられたスピーカ11から外線着信
音を鳴動させる。なお、電話機Cでも同時に上述した内
蔵ベルによる外線呼出が行われることは言うまでもな
い。
【0037】この外線着信音に応じて通話スイッチ15
をオンとすれば、制御回路1が制御回路1ではアナログ
スイッチS6 ,S7 をオンとし、音声スイッチ回路1
4、アナログスイッチS6 、アナログスイッチS7 、通
話インターフェース17、インピーダンス整合回路1
6、ダイオードブリッジDBの通話路を形成する。これ
により、本体装置Aでハンズフリーで外線通話を行え
る。
【0038】そして、外線通話を終了する場合には、通
話スイッチ15をオフすればよく、このときにはアナロ
グスイッチS6 ,S7 をオフとすることにより、上記外
線通話路を遮断して外線通話が終了される。なお、本実
施例でもその他の機能は実施例1で説明したと同様に備
えている。ところで、実施例1の場合も同様であるが、
図3(a)に示すように、通話状態を表示する表示器3
3を通話スイッチ15の上方に設けてある。この表示器
33では呼出中を点滅で示し、通話中を連続表示で示
す。なお、本実施例の場合には、外線通話も行えるの
で、この外線通話と内線通話とを2色表示で行うように
してある。
【0039】(実施例3)図7に本発明のさらに他の実
施例を示す。本実施例では、基本構成的には実施例1の
構成と同じであり、本実施例の特徴とするところは、少
なくとも時間、曜日、距離などを考慮して通話料金の最
も安い電話会社を選択してダイヤルを行う選択ダイヤル
手段をとしてのα−LCR回路18を外線L1 に並列的
に設けた点にある。
【0040】いま、使用者が受話器をオフフックしてダ
イヤル入力を行うと、α−LCR回路18がダイヤルパ
ルスを読み込み、外線発信されたダイヤル番号を読み込
む。このダイヤル番号が入力されたとき、α−LCR回
路18が電話料金を考慮して、最も電話料金の安い契約
会社を選択し、α−LCR回路18が該当する電話会社
のダイヤル番号を上記電話機Cから入力されたダイヤル
番号に付してダイヤル発信を行う。このようにすれば、
NTT以外の各社と契約している場合に使用者にとって
便利になる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、ドアホ
ンと電話機とが夫々接続された本体装置を備え、本体装
置で電話回線である外線と電話機との間に通話路を形成
して外線通話を行わせると共に、ドアホンと電話機との
間に通話路を形成してドアホン通話を行わせる通話制御
手段を本体装置が備えるインターホン装置において、上
記本体装置にハンズフリー通話部を一体に設け、ドアホ
ン呼出時に対するハンズフリー通話部の応答時に通話制
御手段でハンズフリー通話部とドアホンとの間に通話路
を形成してドアホン通話を行わせているので、本体装置
にハンズフリー通話機能を付加し、本体装置で受話器を
用いずにドアホン通話を行え、使い勝手良く、本体装置
の通話を行える。
【0042】請求項2の発明は上述のように、上記通話
制御手段が外線着信時にハンズフリー通話部と外線との
間に通話路を形成して外線通話を行わせているので、本
体装置で受話器を持たずに外線通話も行え、さらに使い
勝手良く、本体装置で通話が行える。請求項3の発明で
は上述のように、少なくとも時間、曜日、距離などを考
慮して通話料金の最も安い電話会社を選択してダイヤル
を行う選択ダイヤル手段を上記本体装置に設けてあるの
で、選択ダイヤル手段で通話料金の最も安い電話会社を
選択してダイヤルを行え、通話料金を安価とでき、NT
T以外の各社と契約している場合に、使い勝手を良くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の本体装置の回路図である。
【図2】インターホン装置の全体構成を示す説明図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は、本体装置の正面図、同図
(a)のA1 −A10線断面図、及び側面図である。
【図4】(a),(b)は本体装置の背面図、及び図3
(a)のB1 −B6 線断面図である。
【図5】本体装置の分解斜視図である。
【図6】他の実施例の本体装置の回路図である。
【図7】さらに他の実施例の本体装置の回路図である。
【符号の説明】
A 本体装置 C 電話機 D ドアホン Ry リレー r 接点 S1 〜S7 アナログスイッチ L1 外線 1 制御回路 7 ドアホン通話回路 10 マイク 11 スピーカ 14 音声スイッチ回路 15 通話スイッチ 16 インピーダンス整合回路 17 通話インターフェース 18 α−LCR回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアホンと電話機とが夫々接続された本
    体装置を備え、本体装置で電話回線である外線と電話機
    との間に通話路を形成して外線通話を行わせると共に、
    ドアホンと電話機との間に通話路を形成してドアホン通
    話を行わせる通話制御手段を本体装置が備えるインター
    ホン装置において、上記本体装置にハンズフリー通話部
    を一体に設け、ドアホン呼出時に対するハンズフリー通
    話部の応答時に通話制御手段でハンズフリー通話部とド
    アホンとの間に通話路を形成してドアホン通話を行わせ
    て成ることを特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】 上記通話制御手段が外線着信時にハンズ
    フリー通話部と外線との間に通話路を形成して外線通話
    を行わせて成ることを特徴とする請求項1記載のインタ
    ーホン装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも時間、曜日、距離などを考慮
    して通話料金の最も安い電話会社を選択してダイヤルを
    行う選択ダイヤル手段を上記本体装置に設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
JP2286493A 1993-02-10 1993-02-10 インターホン装置 Pending JPH06237306A (ja)

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