JPH0530227A - 家庭用電話交換システム - Google Patents

家庭用電話交換システム

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JPH0530227A
JPH0530227A JP18662691A JP18662691A JPH0530227A JP H0530227 A JPH0530227 A JP H0530227A JP 18662691 A JP18662691 A JP 18662691A JP 18662691 A JP18662691 A JP 18662691A JP H0530227 A JPH0530227 A JP H0530227A
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JP
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telephone
line
call
signal
telephone exchange
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JP18662691A
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Shoichi Akiyama
正一 秋山
Takeshi Ueda
毅 上田
Tatsuo Inukai
辰生 犬飼
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】集合住宅管理システムと共に装備しても使い勝
手を良くする。 【構成】外線L1 が接続された電話交換機Aに内線L2
及び制御線L3 とを介して複数の電話コンセントBを接
続する。この電話コンセントBに電話機Cを着脱自在に
接続する。上記電話交換機Aに通話線L4 を介してドア
ホンDを接続する。電話交換機Aで通話路を切換形成し
て電話機Cで外線通話、内線通話及びドアホン通話を行
わせる。集合住宅管理システムにおける通話路44とド
アホン用の通話線とを制御端末40を介して接続する。
管理人室の呼出及び電気錠43の解錠に対応して夫々設
定された特定のダイヤル信号を電話機Cから入力する。
集合住宅管理システム用の呼出信号及び解錠信号とを作
成する出力インターフェースを電話交換機Aに設ける。
この出力インターフェースの出力を制御端末40の呼出
信号及び解錠信号の入力端子に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市販の電話機を用い
て、外線通話、内線通話及びドアホン通話を行える家庭
用電話交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用電話交換システムとしては、公衆
電話回線である外線が接続された電話交換機と、この電
話交換機に通線線としての内線及び信号伝送線としての
制御線とを介して接続された複数の電話コンセントと、
この電話コンセントに着脱自在に接続される市販の電話
機と、上記電話交換機に通話線を介して接続されたドア
ホンとを備え、上記電話交換機で外線と内線、内線同
士、あるいは内線と通話線との間の通話路を切換形成し
て電話機で外線通話、内線通話及びドアホン通話を行え
るようにし、制御線を通じて電話コンセントで各種呼出
や通話表示などを行えるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のマン
ションなどでは集合住宅管理システムを装備したものが
ある。この集合住宅管理システムは、制御端末及び通話
装置を管理人室、共同玄関及び各住戸に夫々設け、制御
端末を用いて各住戸と管理人室あるいは共同玄関との間
の呼出、各通話装置間の通話路の開閉制御、及び共同玄
関の電気錠の解錠制御を行い、各住戸の通話装置と管理
人室あるいは共同玄関の通話装置との間で通話が行え、
また各住戸から電気錠を解錠できるようにしたものがあ
る。このようなマンションなどにおいて、集合住宅管理
システムと別個に家庭用電話交換システムを装備する
と、各システムが混在して使い勝手が悪くなる問題を生
じることがあった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、集合住宅管理システム
と共に装備しても使い勝手の良い家庭用電話交換システ
ムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、管理人室、共同玄関及び各住戸に夫々
制御端末及び通話装置を設け、制御端末を用いて各住戸
と管理人室あるいは共同玄関との間の呼出、各通話装置
間の通話路の開閉制御、及び共同玄関の電気錠を解錠す
る制御を行い、各住戸の通話装置と管理人室あるいは共
同玄関の通話装置との間の通話及び各住戸からの電気錠
の解錠操作を行わせる集合住宅管理システムにおける上
記通話路とドアホン用の通話線とを制御端末を介して接
続し、管理人室の呼出及び電気錠の解錠に対応して夫々
設定された特定のダイヤル信号が電話機から入力される
と、集合住宅管理システム用の呼出信号及び解錠信号と
を作成する信号作成手段を上記電話交換機に設け、この
信号作成手段の出力を制御端末の呼出信号及び解錠信号
の入力端子に信号線を介して入力してある。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
家庭用電話交換システムの電話機を用いて集合住宅管理
システムの管理人室あるいは共同玄関の通話装置との間
の通話及び各住戸からの電気錠の解錠操作を行わせるこ
とができるようにして、家庭用電話交換システムを集合
住宅管理システムと一体的なものとして使用できるよう
にし、これにより集合住宅管理システムと共に装備して
も使い勝手が悪くなることがないようにしたものであ
る。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に発明の一実施例を示す。本実
施例の家庭用電話交換システムは、図1に示すように、
公衆電話回線である外線L1 に接続された電話交換機A
と、この電話交換機Aに通話線としての内線L2 及び信
号伝送線としての制御線L 3 で夫々接続され市販の電話
機Cが着脱自在に接続される複数の電話コンセントBと
で構成され、上記電話交換機Aで外線L1 と内線L2
るいは内線L2 同士の通話路を切換形成して、電話コン
セントBに接続された電話機Cで外線通話及び内線通話
が行われる。
【0008】各電話コンセントBには、モジュラジャッ
クMを設け、このモジュラジャックMによって一般の市
販の電話機Cを着脱自在に接続可能としてある。また、
この電話コンセントBは制御線L3 を介して送られてく
る内線呼出音あるいはドアホン呼出音等の報知信号を再
生するためのスピーカSPと、この制御線L3 を介して
送られてくる電圧信号である表示信号を弁別して内線通
話中あるいは外線通話中等の表示を行う発光表示部L
a,Lbを備えており、これらスピーカSP及び発光表
示器La,Lbで報知及び表示動作を行う。なお、音量
調節スイッチVSを用いて呼出音の音量調節を行えるよ
うにしてある。
【0009】ところで、本実施例では図2に示すように
電話交換機A内に電話機Cとしての機能部及び電話コン
セントBとしての機能部とを一体に組み込んであり、1
つの電話コンセントBに対応する内線L2 及び制御線L
3を上記電話交換機Aの電話機としての機能部及び電話
コンセントBとしての機能部に夫々内部接続してある。
【0010】このようにすると、本来は電話交換機Aに
接続される1台の電話機Cとしての機能を電話交換機A
に組み込むことができ、電話交換機Aで外線通話、内線
通話及びドアホン通話を行える。また、この電話交換機
Aに電話コンセントBとしての機能部を組み込んである
ので、本来の家庭用電話交換システムとして用いられる
電話機Cの場合と同様に上記電話交換機Aを用いること
ができる。
【0011】図2は上記電話交換機Aの外観を示す図で
あり、電話機機能として通話用のハンドセット30と、
テンキー釦やその他の機能釦からなる操作部31と、電
話コンセントBの通話状態を表示する発光表示素子L
a,Lbに相当する表示部32と、電話コンセントBの
各種の呼出音などを報知するスピーカSPに相当する報
知部33とを備えている。
【0012】さらに、本実施例では集合住宅管理システ
ムの各住戸の通話装置と管理人室あるいは共同玄関の通
話装置との間の通話及び各住戸からの電気錠の解錠操作
を行わせることができるようにしてある。つまりは、本
実施例の家庭用電話交換システムの電話機Cあるいは上
記電話交換機Aの電話機能を用いて、管理人室あるいは
共同玄関の通話が行え、また電話機Cから特定のダイヤ
ル信号を入力することで共同玄関の電気錠の解錠するこ
とができるようになっている。なお、上記動作を可能と
する回路構成の説明は、電話交換機Aの基本回路構成及
び動作を説明した後に行う。
【0013】本実施例の電話交換機Aでは、図3に示す
ように、電話コンセントBが接続される内線L2 毎にリ
レー接点r1 〜r3 を設け、このリレー接点r1 〜r3
で内線L2 と外線L1 との接続切離しを行い、内線L2
が外線L1 から切り離された状態での内線通話あるいは
ドアホン通話のための通話電流を通話電流供給回路4 1
〜43 から供給する。なお、上記リレー接点r1 〜r3
は通常内線L2 を外線L1 から切り離す側に切り換えら
れており、外線着信時等に外線L1 側に切り換えられ
る。
【0014】今、外線着信が着信検出回路5で検出され
たとすると、CPUで構成された制御回路11がリレー
接点r1 〜r3 を外線L1 側に切り換える制御を行い、
外線L1 を通じて送られてくる外線着信信号を電話機C
に送り、電話機Cの内蔵するベル等を鳴動させて外線呼
出を行わせる。この呼出に応じて電話機Cの受話器を取
り上げると、外線通話が可能となる。ところで、上記リ
レー接点r1 〜r3 の電話コンセントB側にはフック・
DP検出回路21 〜23 を設け、電話機Cから入力され
るダイヤルパルス(DP) 信号によるダイヤル信号及び
電話機Cのフック状態を検出し、上述のように外線着信
時に電話機Cがオフフックされた場合には、その電話機
Cに対応するフック・DP検出回路2の出力を受けて制
御回路11が外線通話中であると判断し、この際には表
示制御回路18から制御線L3 を通じて各電話コンセン
トBに表示信号を送出させ、各電話コンセントBの発光
表示部Laの点灯により外線通話中の表示を行わせる。
なお、上記表示信号及び後述する報知音信号の送出経路
にはアンプAMPを挿入して信号を増幅してある。
【0015】電話機Cから外線発信を行う場合には、受
話器を上げてダイヤルを行う。なお、以下の説明では電
話回線契約がダイヤルパルス回線になっている場合につ
いて説明する。上記電話機Cのオフフック状態はフック
・DP検出回路2で検出され、このとき制御回路11は
信号音発生回路20を駆動して電話局から送られてくる
発信音( ツー音) と同様の疑似発信音を内線L2を通じ
て電話機Cに送る。なお、この疑似発信音の送出はフッ
ク・DP検出回路2で1番目のダイヤル信号が検出され
た時点で停止される。ところで、この種の家庭用電話交
換システムでは、内線呼出等の通話処理を電話機Cから
特定のダイヤル信号を入力して行うので、電話機Cでダ
イヤル操作が行われても、外線発信であるとは限らず、
内線発信等の通話処理の場合がある。そこで、ダイヤル
信号を受けた制御回路11はそのダイヤル信号の桁数が
通話処理用に割り当てられたダイヤル信号の桁数以上に
なったときに初めて外線発信動作を開始する。この外線
発信は、DP送出回路6を駆動してダイオードブリッジ
DBを介して外線L1 にDP信号を送ることにより行
う。この外線発信に応じて通話相手が応答すると、外線
1 の極性が反転するので、この極性反転を極性反転検
出回路16で検出し、その後外線L1 と外線発信を行っ
た電話機Cが接続された内線L2 とを接続するようにリ
レー接点rを切り換えて、外線通話を可能とする。な
お、このときにも表示制御回路18により電話コンセン
トBで外線通話中表示を行わせる。また、上記極性反転
検出回路16で極性反転が検出された後には、外線L1
に挿入されたダイオードの両端をリレー接点r0 で短絡
して、外線L1 に接続される電話機としての直流抵抗分
の増加を無くす。さらに、外線L1 を通じて送られてく
る発信音、例えば話中音等は外線発信音検出回路8で検
出し、その際に信号音発生回路20から外線発信を行っ
た電話機Cに対して内線L2 を通じて話中音(ビジー
音)を送る。
【0016】内線発信を行う場合には、上述の外線発信
の場合と同様にして電話機Cでダイヤル信号を入力す
る。なお、この内線発信であることは、ダイヤル信号の
桁数から制御回路11が判定し、このときには報知音発
生回路17を駆動して、被呼側の電話機Cに対応する制
御線L3 を通じて電話コンセントBに報知音信号を送
り、電話コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を
鳴動させる。そして、被呼側の電話機Cが応答してオフ
フックされたことをフック・DP検出回路2で検出し、
制御回路11がクロスポイントスイッチ10を制御して
呼出側の電話機Cに対応する内線L2 と被呼側の電話機
Cに対応するで内線L2 との接続を行わせて、内線通話
を可能とする。なお、この際には表示制御回路18によ
り電話コンセントBにおいて内線通話状態を表示させ
る。
【0017】ところで、上述の内線発信は特定の電話機
Cに対して行うものであったが、呼び出す電話機Cが不
特定である場合には、一斉呼出を行うことができる。こ
の場合には一斉呼出に対応するダイヤル信号を電話機C
から入力すると、各電話コンセントBから一斉に内線呼
出音が鳴動し、この呼出に応じていずれかの電話機Cが
オフフックされた場合に、その電話機Cに対応するフッ
ク・DP検出回路2の検出出力を受けて、制御回路11
がその電話機Cに対応する内線L2 と呼出側の電話機C
に対応する内線L2 とを接続し、内線通話を可能とす
る。
【0018】さらに、この家庭用電話交換システムでは
保留操作を行え、保留メロディ音を送出する保留音送出
回路9を備えている。なお、この保留操作で上述した外
線通話の転送を行える。また、電話回線契約がプッシュ
ボタン回線である場合には、プッシュボタン式の電話機
CからのPB信号によるダイヤル信号をPBレシーバ1
2, 13で検出し、直流閉結回路3で回線閉結を行った
状態で、PBダイヤラー7から外線L1 にダイヤル信号
を送出する点を除いて、ダイヤルパルス回線の場合と同
様に動作する。さらにまた、電源電圧の低下を検出する
電源電圧検出回路19を備え、制御回路11内部のバッ
ファに記憶された内容が電源電圧の低下で破壊された場
合に対処させる構成としてある。
【0019】次に、ドアホン呼出があった場合について
説明する。本実施例の場合には2台のドアホンDを接続
できるようになっており、ドアホンDの備える押釦が押
されたことを通話線L4 間が略短絡されることからドア
ホン呼出をドアホン呼出検出回路14が検出し、このド
アホン呼出検出回路14の検出出力を受けて制御回路1
1が報知音発生回路17からドアホン呼出に対応する報
知音信号を各電話コンセントBに送出させ、電話コンセ
ントBでドアホン呼出音を鳴動させる。このドアホン呼
出に応じていずれかの電話機Cの受話器が取り上げられ
ると、制御回路11は呼出を行ったドアホンDの通話線
4 と応答した電話機Cの内線L2 とを、スイッチ
1 ,S2 のいずれかのオン、及びクロスポイントスイ
ッチ10の切換により接続し、ドアホン通話を可能とす
る。なお、この際に受話器を上げた後にドアホンに対応
する特定のダイヤル信号の入力でドアホン通話を行える
ようにすることもできる。また、ドアホン通話はドアホ
ン通話回路15を介して行われる。
【0020】なお、詳細は説明しないが、電話機Cのダ
イヤル操作あるいはフック操作及びこれらの組み合わせ
により保留後に電話機Cをかける場所を変えたり、外線
通話を転送したりする機能も備える。また、通常の電話
機と同様に、NTTの各種サービス(キャッチホンサー
ビスやトリオホンサービスなど)を受けることができ
る。
【0021】さらに、本実施例では、火災やガス漏れ、
防犯等の各種のセンサの出力を集中監視するセキュリテ
ィユニットから警報信号を警報受信回路(図示せず)で
受け、この警報信号に応じて各電話コンセントBのスピ
ーカSPから警報音を発することもできるようにしてあ
る。なお、電話コンセントBでは各異常などに応じて識
別容易な警報音を発するようにしてある。
【0022】以下に、本実施例の特徴とする点について
説明する。本実施例の家庭用電話交換システムは図1に
示すように集合住宅管理システムと一体に装備される。
集合住宅管理システムは、管理人室、共同玄関及び各住
戸に夫々制御端末40〜42及び通話装置を設け、制御
端末40〜42を用いて各住戸と管理人室あるいは共同
玄関との間の呼出、各通話装置間の通話路44の開閉制
御、及び共同玄関の電気錠43の解錠制御を行うもので
ある。なお、管理人室及び共同玄関の通話装置は制御端
末41,42と一体になっている。そこで、以降の説明
では、管理人室の制御端末41を監視盤と呼び、共同玄
関の制御端末42をロビーインターホンと呼ぶことにす
る。上記集合住宅管理システムにおける各住戸と管理人
室や共同玄関との間に形成される通話路44には、ドア
ホン用の通話線L4 の一方が各住戸の制御端末40を介
して接続してある。また、電話交換機Aと制御端末40
との間は信号線L6 で接続され、この信号線L6 を通じ
て電話交換機Aから集合住宅管理システム用の呼出信号
及び電気錠43の解錠信号を制御端末40に与える。な
お、このように電話交換機Aから呼出信号あるいは解錠
信号を制御端末40に与えるために、電話交換機Aには
電話機Cから入力される特定のダイヤル信号に応じて呼
出信号及び解錠信号を作成する信号作成手段としての出
力インターフェース21を設けてある。
【0023】いま、各住戸から管理人室に対して通話す
る場合には、電話機Cから特定のダイヤルを入力する。
このとき、電話交換機Aの制御回路11の制御により出
力インターフェース21から制御端末40に呼出信号が
与えられる。この信号を受けた制御端末40は、その呼
出信号を集合住宅管理システム用の適宜信号に変換して
監視盤41に対して送る。
【0024】上記呼出用の信号を受けた管理人室の監視
盤40では呼出音を発生して呼出状態を報知し、通話開
始操作(ハンドセットが取り上げられるなど)が行われ
ると、監視盤40はスイッチなどからなる通話路開閉手
段を用いて通話機能部を通話路44に接続する。そし
て、このとき制御端末40もスイッチなどからなる通話
路開閉手段を用いて通話線L4 を集合住宅管理システム
の通話路44に接続する。従って各住戸と管理人室との
間で通話が可能となる。
【0025】次に、ロビーインターホン42から各住戸
を呼び出す場合には、各住戸を特定する釦操作をロビー
インターホン42で行う。この場合には、ロビーインタ
ーホン42から該当する住戸の制御端末40にロビーイ
ンターホン呼出用の信号が送られる。このとき、制御端
末40はドアホンDからの呼出の場合と同様にして、通
話線L4 間を略短絡状態とする。従って、ドアホン呼出
検出回路14を用いてロビーインターホン呼出を検出で
きる。そして、この検出出力を受けた制御回路11は電
話コンセントBから呼出音を鳴動させる。
【0026】そして、使用者がロビーインターホン呼出
に応答する場合には、上述したドアホン呼出の場合と同
様にしてロビーインターホン42との間で通話が行え
る。なお、制御回路11ではいずれのドアホン呼出検出
回路14で検出出力が生じたかを識別することが可能で
あるので、制御端末40を接続する通話線L4 を固定し
た場合には、ロビーインターホン呼出の場合には呼出音
をドアホン呼出の場合と異ならせて、使用者が容易にロ
ビーインターホン呼出であることを識別できるようにす
ることも可能である。そして、この場合にはロビーイン
ターホン42に対するダイヤル信号の入力などの通話処
理により、ロビーインターホン通話を可能とすればよ
い。
【0027】ここで、このロビーインターホン42との
通話中に特定のダイヤル信号が電話機Cから入力される
と、各住戸から共同玄関の電気錠43の解錠を行える。
この場合には、制御盤41にてロビーインターホン42
と各住戸との間の通話状態を監視しており、その通話中
の住戸に対応する制御端末40から解錠用の信号が伝送
されてきた場合に、制御盤41が電気錠43の解錠を行
う。なお、電話機Cから電気錠43の解錠用の特定のダ
イヤル信号が入力されたとき、電話交換機Aが解錠信号
を出力インターフェース21を介して制御端末40に送
る。
【0028】本実施例によれば、家庭用電話交換システ
ムの電話機C(電話交換機A自体も含む)を用いて集合
住宅管理システムの管理人室の監視盤41あるいは共同
玄関のロビーインターホン42との間の通話及び各住戸
からの電気錠43の解錠操作を行うことができ、このた
め家庭用電話交換システムを集合住宅管理システムと一
体的なものとして使用でき、よって集合住宅管理システ
ムと共に装備しても使い勝手が悪くなることがない。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、管理人室、共同
玄関及び各住戸に夫々制御端末及び通話装置を設け、制
御端末を用いて各住戸と管理人室あるいは共同玄関との
間の呼出、各通話装置間の通話路44の開閉制御、及び
共同玄関の電気錠を解錠する制御を行い、各住戸の通話
装置と管理人室あるいは共同玄関の通話装置との間の通
話及び各住戸からの電気錠の解錠操作を行わせる集合住
宅管理システムにおける上記通話路44とドアホン用の
通話線とを制御端末を介して接続し、管理人室の呼出及
び電気錠の解錠に対応して夫々設定された特定のダイヤ
ル信号が電話機から入力されると、集合住宅管理システ
ム用の呼出信号及び解錠信号とを作成する信号作成手段
を上記電話交換機に設け、この信号作成手段の出力を制
御端末の呼出信号及び解錠信号の入力端子に信号線を介
して入力してあるので、家庭用電話交換システムの電話
機を用いて集合住宅管理システムの管理人室あるいは共
同玄関の通話装置との間の通話及び各住戸からの電気錠
の解錠操作を行わせることができ、このため家庭用電話
交換システムを集合住宅管理システムと一体的なものと
して使用でき、従って集合住宅管理システムと共に装備
しても使い勝手が悪くなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】同上の電話交換機を外観を示す斜視図である。
【図3】同上の電話交換機の回路図である。
【符号の説明】
A 電話交換機 C 電話機 D ドアホン L1 外線 L2 内線 L4 通話線 L5 信号線 11 制御回路 21 出力インターフェース 40 制御端末 41 監視盤 42 ロビーインターホン 43 電気錠
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】家庭用電話交換システムとしては、公衆
電話回線である外線が接続された電話交換機と、この電
話交換機に通線としての内線及び信号伝送線としての
制御線とを介して接続された複数の電話コンセントと、
この電話コンセントに着脱自在に接続される市販の電話
機と、上記電話交換機に通話線を介して接続されたドア
ホンとを備え、上記電話交換機で外線と内線、内線同
士、あるいは内線と通話線との間の通話路を切換形成し
て電話機で外線通話、内線通話及びドアホン通話を行え
るようにし、制御線を通じて電話コンセントで各種呼出
や通話表示などを行えるようにしたものがある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 公衆電話回線である外線が接続された電
    話交換機と、この電話交換機に内線で夫々接続された複
    数台の市販の電話機と、上記電話交換機に通話線を介し
    て接続されたドアホンとを備え、上記電話交換機で外線
    と内線、内線同士、あるいは内線と通話線との間の通話
    路を切換形成して電話機で外線通話、内線通話及びドア
    ホン通話を行わせる家庭用電話交換システムであって、
    管理人室、共同玄関及び各住戸に夫々制御端末及び通話
    装置を設け、制御端末を用いて各住戸と管理人室あるい
    は共同玄関との間の呼出、各通話装置間の通話路の開閉
    制御、及び共同玄関の電気錠を解錠する制御を行い、各
    住戸の通話装置と管理人室あるいは共同玄関の通話装置
    との間の通話及び各住戸からの電気錠の解錠操作を行わ
    せる集合住宅管理システムにおける上記通話路とドアホ
    ン用の通話線とを制御端末を介して接続し、管理人室の
    呼出及び電気錠の解錠に対応して夫々設定された特定の
    ダイヤル信号が電話機から入力されると、集合住宅管理
    システム用の呼出信号及び解錠信号とを作成する信号作
    成手段を上記電話交換機に設け、この信号作成手段の出
    力を制御端末の呼出信号及び解錠信号の入力端子に信号
    線を介して入力して成ることを特徴とする家庭用電話交
    換システム。
JP18662691A 1991-07-25 1991-07-25 家庭用電話交換システム Pending JPH0530227A (ja)

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JP (1) JPH0530227A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222649A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 F I T:Kk 帯電装置
KR19990074606A (ko) * 1998-03-12 1999-10-05 윤종용 경비시스템에서 세대와 타경비실의 통화구현방법
JP2001069253A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Matsushita Electric Works Ltd 電話回線/ドアホン切替アダプタ
JP2018206259A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 株式会社ハウ 非常警報設備

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