JPH05122330A - 電話交換システム - Google Patents

電話交換システム

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JPH05122330A
JPH05122330A JP28016591A JP28016591A JPH05122330A JP H05122330 A JPH05122330 A JP H05122330A JP 28016591 A JP28016591 A JP 28016591A JP 28016591 A JP28016591 A JP 28016591A JP H05122330 A JPH05122330 A JP H05122330A
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JP28016591A
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Hisao Kata
久夫 片
Yutaka Kato
豊 加藤
Shingo Nozaki
真吾 野崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリの受信モード設定用のスイッチを
個別に施工する必要を無くし、コストを低減する。 【構成】電話交換機が外線L1 と内線L2 あるいは内線
2 同士の通話路を切換形成して、電話機で外線通話及
び内線通話を行える。いずれかの内線L2 にファクシミ
リが接続される。転送モードでは、ファクシミリに対す
る外線着信に対して電話機で受けた後にファクシミリに
転送する。自動応答モードでは、ファクシミリを外線着
信に対して自動応答させる。上記夫々のモード設定を行
う受信セットスイッチSW1 を電話交換機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の電話機で外線
通話及び内線通話を可能とし、いずれかの内線にファク
シミリが接続される電話交換システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、公衆電話回線である外線に接
続された電話交換機に、内線を介して複数台の電話機を
接続し、電話交換装置で外線と内線あるいは内線同士の
通話路を切換形成し、上記電話機で外線通話及び内線通
話を行えるようにした電話交換システムが提供されてい
る。
【0003】ところで、この種の電話交換システムで
は、いずれかの内線に電話機の代わりにファクシミリを
接続できるようにし、在宅時にはファクシミリに対する
外線着信に対して電話機で受けた後にファクシミリに転
送する転送モードに設定でき、外出時にはファクシミリ
を外線着信に対して自動応答させる自動応答モードに設
定することができるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の電話交換システムでは、上記モード設定を行う
スイッチを別個に施工していたため、スイッチの施工工
事が必要であり、且つコストアップとなるという問題が
あった。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、ファクシミリの受信モー
ド設定用のスイッチを個別に施工する必要がなく、コス
トを低減できる電話交換システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ファクシミリに対する外線着信に対し
て電話機で受けた後にファクシミリに転送する転送モー
ドと、ファクシミリを外線着信に対して自動応答させる
自動応答モードとの切換設定を行うモード設定手段を電
話交換機に設けてある。
【0006】また、電話交換機の施工場所を自由に設定
できるようにする場合には、電話機による特定のダイヤ
ル信号の入力により上記モード設定手段でモードが設定
されるようにすることが好ましい。さらに、電話交換機
の施工場所を自由に設定できるようにする他の方法とし
て、電話機の代わりに特定操作用のダイヤル信号の入力
を行う装置により上記モード設定手段でモードが設定さ
れるようにしてもよい。
【0007】なお、電話機として機能スイッチの設定が
自在なものである場合には、電話機にモード設定手段の
モードを設定する操作釦を設けるようにしてもよい。ま
た、上記モード設定手段のモード設定状態を表示する表
示手段を設けると、モード設定状態を的確に認識できて
好ましい。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように電話交換機自体にモー
ド設定手段を設けることにより、個別にモード設定用の
スイッチを設ける場合のように、スイッチを施工する必
要を無くし、コストを低減できるようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例の電話交換システムは家庭用に用いられる簡易型
のものであり、この電話交換システムは、図2に示すよ
うに、切分器G及び保安器Hを介して公衆電話回線であ
る外線L1 で電話局Eに接続された電話交換機Aと、こ
の電話交換機Aに内線L2及び制御線L3 で夫々接続さ
れ市販の電話機Cが着脱自在に接続される複数の電話コ
ンセントBとで構成され、上記電話交換機Aで外線L1
と内線L2 あるいは内線L2 同士の通話路を切換形成し
て、電話コンセントBに接続された電話機Cで外線通話
及び内線通話が可能となっている。そして、本実施例の
場合には最大で6台の電話機Cを接続できるようになっ
ている。
【0010】各電話コンセントBにはモジュラジャック
Mを設け、このモジュラジャックMによって一般の市販
の電話機Cが着脱自在に接続される。また、この電話コ
ンセントBは制御線L3 を介して送られてくる内線呼出
音あるいはドアホン呼出音等の報知信号を再生するため
のスピーカSPと、この制御線L3 を介して送られてく
る電圧信号である表示信号を弁別して内線通話中あるい
は外線通話中等の表示を行う発光表示部La,Lbを備
え、これらスピーカSP及び発光表示器La,Lbで報
知及び表示動作を行う。なお、スピーカSPの音量は音
量調節スイッチVSで調整可能としてある。
【0011】また、この電話交換システムでは、通話線
4 でドアホンDを電話交換機Aに接続し、電話機Cを
用いてドアホン通話も行えるようにしてある。なお、こ
のドアホンDと電話機Cとの間の通話路の切換形成も電
話交換機Aで行う。まず、電話交換機Aの構成を動作と
共に簡単に説明する。電話交換機Aでは、図1に示すよ
うに、電話コンセントBが接続される内線L2 毎にリレ
ー接点r1 〜r6 を設け、このリレー接点r1 〜r6
内線L2 と外線L1 との接続切離しを行い、内線L2
外線L1 から切り離された状態での内線通話あるいはド
アホン通話のための通話電流を通話電流供給回路41
6 から供給する。なお、上記リレー接点r1 〜r6
通常内線L2 を外線L1 から切り離す側に切り換えられ
ており、外線通話時のみ外線L1 側に切り換えられる。
【0012】今、外線着信が着信検出回路5で検出され
たとすると、CPUで構成された制御回路11が疑似着
信信号発生回路23を駆動して、各内線L2を通じて疑
似着信信号(電話局Eから送出される着信信号と略同一
の信号、16Hz)を電話機Cに送ることにより、電話
機Cの内蔵するベルなどを鳴動させて外線呼出を行わせ
る。
【0013】この呼出に応じて電話機Cの受話器が取り
上げられると、リレー接点r1 〜r 6 が外線L1 から切
り離される経路に設けられたフック・DP(ダイヤルパ
ルス)検出回路21 〜26 が、電話機Cのオフフックか
ら応答状態を検出し、この検出出力に応じて制御回路1
1が応答した内線L2 に対応するリレー接点r1 〜r 6
を切り換えて、その内線L2 を外線L1 に接続し、外線
通話を可能とする。なお、上記フック・DP検出回路2
1 〜26 は、電話機Cのフック状態を検出する以外に、
電話機Cから入力されるダイヤルパルス(DP) 信号に
よるダイヤル信号も検出する。
【0014】このようにして、外線通話が開始される
と、制御回路11は表示制御回路18から制御線L3
通じて各電話コンセントBに表示信号を送出させ、各電
話コンセントBの発光表示部Laの点灯により外線通話
中の表示を行わせる。次に、電話機Cから外線発信を行
う場合には、受話器を上げてダイヤル操作を行う。な
お、以下の説明では電話回線契約がダイヤルパルス回線
になっている場合について説明する。上記電話機Cのオ
フフック状態はフック・DP検出回路2で検出され、こ
のとき制御回路11は信号音発生回路20を駆動して電
話局Eから送られてくる発信音(ツー音) と同様の疑似
発信音を内線L2 を通じて電話機Cに送る。なお、この
疑似発信音の送出はフック・DP検出回路2で1番目の
ダイヤル信号が検出された時点で停止される。
【0015】ところで、この種の電話交換システムで
は、内線呼出等の通話処理を電話機Cから特定のダイヤ
ル信号を入力して行うので、電話機Cでダイヤル操作が
行われても、外線発信であるとは限らず、内線発信等の
他の通話処理の場合がある。そこで、ダイヤル信号を受
けた制御回路11はそのダイヤル信号の桁数が通話処理
用に割り当てたダイヤル信号の桁数(本実施例の場合に
は2桁) 以上になったときに初めて外線発信動作を開始
する。この外線発信は、一旦直流閉結回路3で直流閉結
させて回線を捕捉した後に、DP送出回路6を駆動して
ダイオードブリッジDBを介して外線L1 にDP信号を
送ることにより行う。
【0016】この外線発信に応じて通話相手が応答する
と、外線L1 の極性が反転するので、この極性反転を極
性反転検出回路16で検出し、その後外線L1 と外線発
信を行った電話機Cが接続された内線L2 とを接続する
ようにリレー接点rを切り換えて、外線通話を可能とす
る。なお、このときにも表示制御回路18により電話コ
ンセントBで外線通話中表示を行わせる。
【0017】また、外線L1 を通じて送られてくる発信
音、例えば話中音等は外線発信音検出回路8で検出し、
その際に信号音発生回路20から外線発信を行った電話
機Cに対して内線L2 を通じて話中音(ビジー音)を送
る。内線発信を行う場合には、上述の外線発信の場合と
同様にして受話器を上げてダイヤル信号を入力する。な
お、この内線発信であることは、ダイヤル信号の桁数か
ら制御回路11が判定し、このときには報知音発生回路
17を駆動して、被呼側の電話機Cに対応する制御線L
3 を通じて電話コンセントBに報知音信号を送り、電話
コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を鳴動させ
る。そして、被呼側が応答して電話機Cがオフフックさ
れたことがフック・DP検出回路2で検出されると、制
御回路11がクロスポイントスイッチ10を制御して呼
出側の電話機Cに対応する内線L2 と被呼側の電話機C
に対応するで内線L2 との接続を行わせて、内線通話を
可能とする。なお、この際には表示制御回路18により
電話コンセントBにおいて内線通話状態を表示させる。
【0018】ところで、上述の内線発信は特定の電話機
Cに対して行うものであったが、呼び出す電話機Cが不
特定である場合には、一斉呼出を行うことができる。こ
の場合には一斉呼出に対応するダイヤル信号を電話機C
から入力すると、各電話コンセントBから一斉に内線呼
出音が鳴動し、この呼出に応じていずれかの電話機Cが
オフフックされた場合に、その電話機Cに対応するフッ
ク・DP検出回路2の検出出力を受けて、制御回路11
がその電話機Cに対応する内線L2 と呼出側の電話機C
に対応する内線L2 とをクロスポイントスイッチ10を
制御して接続し、内線通話を可能とする。
【0019】さらに、この電話交換機Aでは電話機Cの
ダイヤル操作で保留操作も行え、この際には直流閉結回
路3で回線を捕捉した状態を保持し、保留メロディ音を
保留音送出回路9を介して送出する。なお、この保留時
には所定のダイヤル操作により外線通話を行う電話機C
を代えるいわゆる外線転送や、内線呼出に応答する内線
応答、ドアホンDからの呼出に応答するドアホン応答を
行うことができる。但し、この点は本発明には直接に関
係しないので詳細な説明は省略する。
【0020】ところで、上記説明では、回線契約がダイ
ヤルパルス回線になっている場合の説明であったが、回
線契約がプッシュボタン回線である場合には、プッシュ
ボタン式の電話機CからのPB信号によるダイヤル信号
をPBレシーバ12, 13で検出し、直流閉結回路3で
回線閉結を行った状態で、PBダイヤラー7から外線L
1 にダイヤル信号を送出する点を除いて、ダイヤルパル
ス回線の場合と同様に動作する。
【0021】次に、ドアホン呼出があった場合について
説明する。本実施例の場合には2台のドアホンDを接続
できるようになっており、ドアホンDの備える押釦が押
されたことをドアホン呼出検出回路14で検出し、この
検出出力を受けて制御回路11が報知音発生回路17か
らドアホン呼出に対応する報知音信号を各電話コンセン
トBに送出させ、電話コンセントBでドアホン呼出音を
鳴動させる。このドアホン呼出に応じていずれかの電話
機Cの受話器が取り上げられると、制御回路11は呼出
を行ったドアホンDの通話線L4 と応答した電話機Cの
内線L2 とを、スイッチS1 ,S2 のいずれかのオン、
及びクロスポイントスイッチ10の切換により接続し、
ドアホン通話を可能とする。なおここで、ドアホン通話
はドアホン通話回路15を介して行われる。また、上記
ドアホン通話は電話機CからドアホンDを呼び出して行
うこともできるようにしてある。
【0022】ところで、玄関あるいは勝手口などに電気
錠Iを設置してある場合には、ドアホン通話中にその電
気錠Iの開閉制御を電話機Cを用いて行うこともできる
ようにもなっている。この場合には、ドアホン通話中の
電話機Cにより特定のダイヤル信号を入力すると、開閉
制御回路26を通じて電気錠制御器Kに開閉信号が与え
られ、遠隔操作で電気錠Iの施解錠を行えるようになっ
ている。
【0023】さらに、この電話交換機Aでは、セキュリ
ティ装置(異常警報装置や非常押釦)を接続して、電話
コンセントBやドアホンDを用いて非常時の警報を発す
ることもできるようにしてある。ここで、異常信号や警
報信号などは異常検知回路27を介して制御回路11に
与えられる。なお、その他には、NTTで実施されてい
るキャッチホンサービス、トリオホンサービスなどの各
種のサービスも受けることが可能であり、この際の通話
処理は内線通話などの場合と同様に所定の電話機Cのダ
イヤル操作(フッキング操作も含む)で行えるようにし
てある。また、電話交換機Aは商用電源(AC100
V)を電源として動作し、商用電源から電源回路28が
各部用の電源を作成して供給している。
【0024】ところで、本実施例の電話交換機Aでは、
特定の1つの内線L2 にファクシミリFを接続すること
ができる。なお、ファクシミリFが不要の場合には、こ
の内線L2 には電話機Cを接続することができる。そし
て、本実施例では電話機Cから呼出音を鳴動させること
なくファクシミリFを自動応答させることができる無鳴
動着信サービスを受けることができるように、電話局E
から送られてくるファクシミリ着信信号(1300H
z)を検出するファクシミリ着信信号検出回路22を設
けてある。
【0025】いま、ファクシミリ着信信号検出回路22
によりファクシミリ着信信号が検出されると、制御回路
11はファクシミリFが接続された内線L2を外線L1
に接続する。これにより、ファクシミリFが無鳴動着信
サービスに対応するものであれば、ファクシミリFを自
動応答させることができる。このサービスを受けると、
ファクシミリFの着信を受けた場合に、ファクシミリF
に対して外線転送するという手間が省ける。
【0026】ところで、上記ファクシミリFとしてはす
べて無鳴動着信サービス対応型のものが使用されるとは
限らない。そこで、これに対応するために、本実施例で
はファクシミリ着信信号検出回路22でファクシミリF
への着信が検出された場合、ファクシミリFが接続され
た内線L2 のみに疑似着信信号(16Hz)を疑似着信
信号発生回路23から送ることができるようにしてあ
る。このようにすれば、無鳴動着信サービス対応型のフ
ァクシミリFを使用しない場合にも、無鳴動着信サービ
スを受けることができる。ここで、上記疑似着信信号を
ファクシミリFが接続された内線L2 のみに送る制御
は、制御回路11の制御の下で、送出制御回路24を制
御することにより行う。
【0027】さらに、無鳴動着信サービス対応型以外の
ファクシミリFを使用した場合に、ファクシミリFを常
に自動応答モードとしておくと、通常の着信時にファク
シミリFが先に応答して通話に支障を生じる場合があ
る。そこで、このような場合に対応するために、在宅時
にはファクシミリFを自動応答させることなく、着信後
の転送操作で着信させるいわゆる転送モードに切り換え
ることができるようにしてある。このため、従来では特
定の1つの内線L2 にファクシミリFを接続しているか
否かを設定するスイッチを設けると共に、ファクシミリ
Fを自動着信可能とするか否かを設定する受信セットス
イッチを個別に設けていた。
【0028】しかし、このように受信セットスイッチを
別個に設けると、上述したように施工の点及びコストの
面で問題がある。そこで、本実施例では上記受信セット
スイッチSW1 を図2に示すように電話交換機Aの前面
に露呈させて一体に設けてある。このようにすれば、受
信セットスイッチSW1 を別個に施工する必要がなく、
コストも低減できる。
【0029】なお、上記ファクシミリFの接続の有無を
設定するスイッチは、この電話交換機Aを契約回線に合
わせる設定を行うPB/DP切換スイッチなどのスイッ
チと共に設定部19に設けてあり、この設定部19に
は、使用者が在宅時にドアホンDの押釦を押した後の一
定時間内に、電話機Cの応答に関係なく、電話コンセン
トBのスピーカを用いて帰宅したことを知らせる連絡機
能を付与する場合に設定される選択スイッチも設けてあ
る。
【0030】いま、使用者が在宅の場合には、この受信
セットスイッチSW1 をオフにしておく。すると、この
ときには外線着信時の疑似着信信号の送出は、ファクシ
ミリFが接続された内線L2 には行われない。つまり
は、電話機Cが接続された内線L2 だけに行われる。従
って、ファクシミリFが電話機Cによる応答よりも先に
自動応答することを防止できる。ここで、上記疑似着信
信号の送出制御は上述した送出制御回路24で行う。
【0031】逆に、使用者が外出する場合などには、上
記受信セットスイッチSW1 をオンとしておけば、すべ
ての内線L2 に対して疑似着信信号が送出され、ファク
シミリFを自動応答させることができる。なお、これは
無鳴動着信サービスを受けていない場合の説明であり、
勿論無鳴動着信サービスを受けている場合にはこのよう
な問題は生じないので、上記受信セットスイッチSW1
の設定に関係なく、ファクシミリ(無鳴動着信サービス
対応型であるか否を問わない)Fを自動応答させること
ができる。また、ファクシミリFを接続しない場合に
は、ファクシミリFの接続の有無を設定するスイッチを
ファクシミリFを接続していない側に設定しておけば、
上記受信セットスイッチSW1 の設定に関係なく、すべ
ての内線L2 に対して疑似着信信号が送出され、誤って
受信セットスイッチSW1 が操作された場合にも対処で
きるようにしてある。
【0032】ここで、上記受信セットスイッチSW1
発光ダイオードLD1 と共に駆動電源に直列接続され、
上記受信セットスイッチSW1 がオンとなったときに、
発光ダイオードLD1 が点灯して、自動応答モード(あ
るいは転送モード)に設定してあることを表示するよう
にしてある。ところで、上述の場合には電話交換機Aに
設けられた受信セットスイッチSW 1 の操作でモード切
換を行うようにしていたが、この場合には受信セットス
イッチSW1 を手軽に操作できる場所に施工する必要が
あるので、電話交換機Aの施工場所が規制される。そこ
で、この点を解決する方法としては、電話機Cからの特
定のダイヤル信号を入力することにより、モード設定を
行えばよい。つまり、電話機Cから特定のダイヤル信号
が入力されると、このダイヤル信号により制御回路11
が内蔵するメモリに記憶された外線着信に対する処理モ
ードを転送モードあるいは自動応答モードに書換えるよ
うにし、制御回路11はそのメモリに書き込まれたモー
ドに従って上述した外線着信時にファクシミリFに対し
て疑似着信信号を送出するかどうかの動作を行うように
すればよい。
【0033】ところで、この種の電話交換システムの場
合には、内線L2 に対して電話機Cと並列的に接続し
て、電話機Cのダイヤル操作(フッキング操作も含む)
の代わりに簡便に操作を行えるようにしたいわゆる手元
操作ユニットを用いる場合がある。なお、この手元操作
ユニットについて簡単に説明すると、電話機C自体で通
話処理を行う場合には、ダイヤル番号と処理内容とを把
握する必要があり、場合によっては複数のダイヤルを操
作する必要があるときがあるので、このような対応関係
を把握することなく、簡単な操作で、通話処理を行える
ようにしたものである。そこで、この種の手元操作ユニ
ットを用いる場合には、電話機Cの代わりにこの手元操
作ユニットで上記モード設定を行うようにしてもよい。
【0034】また、上述の実施例は家庭用の簡易な電話
交換システムを例としたもので、且つ電話機Cとして市
販のものが使用されるものについて説明したが、電話機
として機能スイッチの設定が自在なものである場合に
は、電話機に上記モード設定手段のモードを設定する操
作釦を設けるようにしてもよい。さらに、電話機Cから
モード設定を行うものでも、モード設定状態を表示する
表示手段を設けることが好ましいことは言うまでもな
い。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のように、ファクシミリに
対する外線着信に対して電話機で受けた後にファクシミ
リに転送する転送モードと、ファクシミリを外線着信に
対して自動応答させる自動応答モードとの切換設定を行
うモード設定手段を電話交換機に設けてあるので、個別
にモード設定用のスイッチを設ける場合のように、スイ
ッチを施工する必要を無くして、コストを低減すること
ができる。
【0036】また、電話機による特定のダイヤル信号の
入力により上記モード設定手段のモードが設定されるよ
うにすると、電話交換機の施工場所が規制されない利点
が得られる。さらに、電話機の代わりに特定操作用のダ
イヤル信号の入力を行う装置によりモード設定手段のモ
ードを設定するようにしても、電話交換機の施工場所を
自由に設定できる。
【0037】さらにまた、電話機として機能スイッチの
設定が自在なものである場合に、電話機にモード設定手
段のモードを設定する操作釦を設けると、電話機でモー
ド設定が行え、電話交換機の施工場所が規制されない。
また、上記モード設定手段のモード設定状態を表示する
表示手段を設けると、モード設定状態を的確に認識でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電話交換装置の主要構成を
示す概略構成図である。
【図2】同上を用いた電話交換システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
A 電話交換機 C 電話機 F ファクシミリ L1 外線 L2 内線 SW1 受信セットスイッチ LD1 発光ダイオード 11 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線である外線に接続された電
    話交換機と、この電話交換機に内線を介して接続された
    複数台の電話機とを備え、上記電話交換機で外線と内線
    あるいは内線同士の通話路を切換形成して、電話機で外
    線通話及び内線通話を可能とし、いずれかの内線に電話
    機の代わりにファクシミリが接続される電話交換システ
    ムにおいて、ファクシミリに対する外線着信に対して電
    話機で受けた後にファクシミリに転送する転送モード
    と、ファクシミリを外線着信に対して自動応答させる自
    動応答モードとの切換設定を行うモード設定手段を上記
    電話交換機に設けて成ることを特徴とする電話交換シス
    テム。
  2. 【請求項2】 電話機による特定のダイヤル信号の入力
    により上記モード設定手段でモードが設定されることを
    特徴とする請求項1記載の電話交換システム。
  3. 【請求項3】 電話機の代わりに特定操作用のダイヤル
    信号の入力を行う装置により上記モード設定手段でモー
    ドが設定されることを特徴とする請求項1記載の電話交
    換システム。
  4. 【請求項4】 電話機にモード設定手段のモードを設定
    する操作釦を設けて成ることを特徴とする請求項1記載
    の電話交換システム。
  5. 【請求項5】 上記モード設定手段のモード設定状態を
    表示する表示手段を設けて成ることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の電話交換システム。
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