JPH05122399A - 切換装置 - Google Patents

切換装置

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JPH05122399A
JPH05122399A JP28172691A JP28172691A JPH05122399A JP H05122399 A JPH05122399 A JP H05122399A JP 28172691 A JP28172691 A JP 28172691A JP 28172691 A JP28172691 A JP 28172691A JP H05122399 A JPH05122399 A JP H05122399A
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JP
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telephone
switch
extension
line
call
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JP28172691A
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Shingo Nozaki
真吾 野崎
Yutaka Kato
豊 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】十分な明るさが得られ、安価に製造可能とす
る。 【構成】オルタネイト型のスイッチSW1 と、このスイ
ッチSW1 を介して印加される直流電圧で点灯する発光
ダイオードLD1 とで形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の市販の電話機
で外線通話及び内線通話を可能とし、特定の内線にファ
クシミリが接続される電話交換システムに用いられ、外
線着信時にファクシミリを自動応答させるか否か切り換
える切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、公衆電話回線である外線に接
続された電話交換機に、内線を介して複数台の市販の電
話機を接続し、電話交換装置で外線と内線あるいは内線
同士の通話路を切換形成し、上記市販の電話機で外線通
話及び内線通話を行えるようにした電話交換システムが
提供されている。
【0003】ところで、この種の電話交換システムで
は、特定の1つの内線にファクシミリを接続できるよう
にしたものがある。このようにファクシミリが電話機の
代わりに接続されると、ファクシミリを自動応答状態に
設定しておくと、外線着信を電話機で受けることができ
ない場合がある。そこで、使用者の在宅時には、ファク
シミリが自動応答しないようにして、外線着信を電話機
で受けてファクシミリに転送するようにし、逆に外出時
にはファクシミリを自動応答に設定するスイッチを必要
とする。なお、この種のスイッチでは、設定状態を明確
に把握できるように、表示付のものが使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のス
イッチとしては、スイッチ自体が表示機能を有するも
の、発光ダイオードを内蔵する表示付スイッチが用いら
れていた。しかしながら、この種の表示付スイッチで
は、スイッチ機構内に発光ダイオードを組み込むため
に、発光効率が悪く、十分な発光ダイオードの明るさを
確保することが難しいという問題があった。しかも、こ
の種の表示付スイッチは高価であるという問題もあっ
た。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、十分な明るさを得るこ
とができ、しかも安価な切換装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、オルタネイト型のスイッチと、このス
イッチを介して印加される直流電圧で点灯する発光ダイ
オードとで形成してある。なお、壁面などへの取付を容
易とするために、上記スイッチ及び発光ダイオードを内
蔵するケースの外形を、既製の埋込型の配線器具の3個
モジュール寸法に形成し、上記既製の配線器具を壁面に
取り付ける取付枠に着脱自在とすることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明は、上述のようにスイッチとは別個に発
光ダイオードを用いることにより、スイッチ内に発光ダ
イオードが内蔵されたもののように、発光効率が低下す
ることがなく、これにより十分な明るさを得ることがで
きるようにし、しかもスイッチと発光ダイオードとの単
体を組み込んだ構造であることにより、構造が簡単で、
発光ダイオード内蔵型の表示付スイッチよりも安価とな
るようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1乃至図5に本発明の一実施例を示す。本
実施例の電話交換システムは家庭用に用いられる簡易型
のものであり、この電話交換システムは、図5に示すよ
うに、切分器G及び保安器Hを介して公衆電話回線であ
る外線L1 で電話局Eに接続された電話交換機Aと、こ
の電話交換機Aに内線L2及び制御線L3 で夫々接続さ
れ市販の電話機Cが着脱自在に接続される複数の電話コ
ンセントBとで構成され、上記電話交換機Aで外線L1
と内線L2 あるいは内線L2 同士の通話路を切換形成し
て、電話コンセントBに接続された電話機Cで外線通話
及び内線通話が可能となっている。そして、本実施例の
場合には最大で6台の電話機Cを接続できるようになっ
ている。
【0009】各電話コンセントBにはモジュラジャック
Mを設け、このモジュラジャックMによって一般の市販
の電話機Cが着脱自在に接続される。また、この電話コ
ンセントBは制御線L3 を介して送られてくる内線呼出
音あるいはドアホン呼出音等の報知信号を再生するため
のスピーカSPと、この制御線L3 を介して送られてく
る電圧信号である表示信号を弁別して内線通話中あるい
は外線通話中等の表示を行う発光表示部La,Lbを備
え、これらスピーカSP及び発光表示器La,Lbで報
知及び表示動作を行う。なお、スピーカSPの音量は音
量調節スイッチVSで調整可能としてある。
【0010】また、この電話交換システムでは、通話線
4 でドアホンDを電話交換機Aに接続し、電話機Cを
用いてドアホン通話も行えるようにしてある。なお、こ
のドアホンDと電話機Cとの間の通話路の切換形成も電
話交換機Aで行う。まず、電話交換機Aの構成を動作と
共に簡単に説明する。電話交換機Aでは、図4に示すよ
うに、電話コンセントBが接続される内線L2 毎にリレ
ー接点r1 〜r6 を設け、このリレー接点r1 〜r6
内線L2 と外線L1 との接続切離しを行い、内線L2
外線L1 から切り離された状態での内線通話あるいはド
アホン通話のための通話電流を通話電流供給回路41
6 から供給する。なお、上記リレー接点r1 〜r6
通常内線L2 を外線L1 から切り離す側に切り換えられ
ており、外線通話時のみ外線L1 側に切り換えられる。
【0011】今、外線着信が着信検出回路5で検出され
たとすると、CPUで構成された制御回路11が疑似着
信信号発生回路23を駆動して、各内線L2を通じて疑
似着信信号(電話局Eから送出される着信信号と略同一
の信号、16Hz)を電話機Cに送ることにより、電話
機Cの内蔵するベルなどを鳴動させて外線呼出を行わせ
る。
【0012】この呼出に応じて電話機Cの受話器が取り
上げられると、リレー接点r1 〜r 6 が外線L1 から切
り離される経路に設けられたフック・DP(ダイヤルパ
ルス)検出回路21 〜26 が、電話機Cのオフフックか
ら応答状態を検出し、この検出出力に応じて制御回路1
1が応答した内線L2 に対応するリレー接点r1 〜r 6
を切り換えて、その内線L2 を外線L1 に接続し、外線
通話を可能とする。なお、上記フック・DP検出回路2
1 〜26 は、電話機Cのフック状態を検出する以外に、
電話機Cから入力されるダイヤルパルス(DP) 信号に
よるダイヤル信号も検出する。
【0013】このようにして、外線通話が開始される
と、制御回路11は表示制御回路18から制御線L3
通じて各電話コンセントBに表示信号を送出させ、各電
話コンセントBの発光表示部Laの点灯により外線通話
中の表示を行わせる。次に、電話機Cから外線発信を行
う場合には、受話器を上げてダイヤル操作を行う。な
お、以下の説明では電話回線契約がダイヤルパルス回線
になっている場合について説明する。上記電話機Cのオ
フフック状態はフック・DP検出回路2で検出され、こ
のとき制御回路11は信号音発生回路20を駆動して電
話局Eから送られてくる発信音(ツー音) と同様の疑似
発信音を内線L2 を通じて電話機Cに送る。なお、この
疑似発信音の送出はフック・DP検出回路2で1番目の
ダイヤル信号が検出された時点で停止される。
【0014】ところで、この種の電話交換システムで
は、内線呼出等の通話処理を電話機Cから特定のダイヤ
ル信号を入力して行うので、電話機Cでダイヤル操作が
行われても、外線発信であるとは限らず、内線発信等の
他の通話処理の場合がある。そこで、ダイヤル信号を受
けた制御回路11はそのダイヤル信号の桁数が通話処理
用に割り当てたダイヤル信号の桁数(本実施例の場合に
は2桁) 以上になったときに初めて外線発信動作を開始
する。この外線発信は、一旦直流閉結回路3で直流閉結
させて回線を捕捉した後に、DP送出回路6を駆動して
ダイオードブリッジDBを介して外線L1 にDP信号を
送ることにより行う。
【0015】この外線発信に応じて通話相手が応答する
と、外線L1 の極性が反転するので、この極性反転を極
性反転検出回路16で検出し、その後外線L1 と外線発
信を行った電話機Cが接続された内線L2 とを接続する
ようにリレー接点rを切り換えて、外線通話を可能とす
る。なお、このときにも表示制御回路18により電話コ
ンセントBで外線通話中表示を行わせる。
【0016】また、外線L1 を通じて送られてくる発信
音、例えば話中音等は外線発信音検出回路8で検出し、
その際に信号音発生回路20から外線発信を行った電話
機Cに対して内線L2 を通じて話中音(ビジー音)を送
る。内線発信を行う場合には、上述の外線発信の場合と
同様にして受話器を上げてダイヤル信号を入力する。な
お、この内線発信であることは、ダイヤル信号の桁数か
ら制御回路11が判定し、このときには報知音発生回路
17を駆動して、被呼側の電話機Cに対応する制御線L
3 を通じて電話コンセントBに報知音信号を送り、電話
コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を鳴動させ
る。そして、被呼側が応答して電話機Cがオフフックさ
れたことがフック・DP検出回路2で検出されると、制
御回路11がクロスポイントスイッチ10を制御して呼
出側の電話機Cに対応する内線L2 と被呼側の電話機C
に対応するで内線L2 との接続を行わせて、内線通話を
可能とする。なお、この際には表示制御回路18により
電話コンセントBにおいて内線通話状態を表示させる。
【0017】ところで、上述の内線発信は特定の電話機
Cに対して行うものであったが、呼び出す電話機Cが不
特定である場合には、一斉呼出を行うことができる。こ
の場合には一斉呼出に対応するダイヤル信号を電話機C
から入力すると、各電話コンセントBから一斉に内線呼
出音が鳴動し、この呼出に応じていずれかの電話機Cが
オフフックされた場合に、その電話機Cに対応するフッ
ク・DP検出回路2の検出出力を受けて、制御回路11
がその電話機Cに対応する内線L2 と呼出側の電話機C
に対応する内線L2 とをクロスポイントスイッチ10を
制御して接続し、内線通話を可能とする。
【0018】さらに、この電話交換機Aでは電話機Cの
ダイヤル操作で保留操作も行え、この際には直流閉結回
路3で回線を捕捉した状態を保持し、保留メロディ音を
保留音送出回路9を介して送出する。なお、この保留時
には所定のダイヤル操作により外線通話を行う電話機C
を代えるいわゆる外線転送や、内線呼出に応答する内線
応答、ドアホンDからの呼出に応答するドアホン応答を
行うことができる。但し、この点は本発明には直接に関
係しないので詳細な説明は省略する。
【0019】ところで、上記説明では、回線契約がダイ
ヤルパルス回線になっている場合の説明であったが、回
線契約がプッシュボタン回線である場合には、プッシュ
ボタン式の電話機CからのPB信号によるダイヤル信号
をPBレシーバ12, 13で検出し、直流閉結回路3で
回線閉結を行った状態で、PBダイヤラー7から外線L
1 にダイヤル信号を送出する点を除いて、ダイヤルパル
ス回線の場合と同様に動作する。
【0020】次に、ドアホン呼出があった場合について
説明する。本実施例の場合には2台のドアホンDを接続
できるようになっており、ドアホンDの備える押釦が押
されたことをドアホン呼出検出回路14で検出し、この
検出出力を受けて制御回路11が報知音発生回路17か
らドアホン呼出に対応する報知音信号を各電話コンセン
トBに送出させ、電話コンセントBでドアホン呼出音を
鳴動させる。このドアホン呼出に応じていずれかの電話
機Cの受話器が取り上げられると、制御回路11は呼出
を行ったドアホンDの通話線L4 と応答した電話機Cの
内線L2 とを、スイッチS1 ,S2 のいずれかのオン、
及びクロスポイントスイッチ10の切換により接続し、
ドアホン通話を可能とする。なおここで、ドアホン通話
はドアホン通話回路15を介して行われる。また、上記
ドアホン通話は電話機CからドアホンDを呼び出して行
うこともできるようにしてある。
【0021】ところで、玄関あるいは勝手口などに電気
錠Iを設置してある場合には、ドアホン通話中にその電
気錠Iの開閉制御を電話機Cを用いて行うこともできる
ようにもなっている。この場合には、ドアホン通話中の
電話機Cにより特定のダイヤル信号を入力すると、開閉
制御回路26を通じて電気錠制御器Kに開閉信号が与え
られ、遠隔操作で電気錠Iの施解錠を行えるようになっ
ている。
【0022】さらに、この電話交換機Aでは、セキュリ
ティ装置(異常警報装置や非常押釦)を接続して、電話
コンセントBやドアホンDを用いて非常時の警報を発す
ることもできるようにしてある。ここで、異常信号や警
報信号などは異常検知回路27を介して制御回路11に
与えられる。なお、その他には、NTTで実施されてい
るキャッチホンサービス、トリオホンサービスなどの各
種のサービスも受けることが可能であり、この際の通話
処理は内線通話などの場合と同様に所定の電話機Cのダ
イヤル操作(フッキング操作も含む)で行えるようにし
てある。また、電話交換機Aは商用電源(AC100
V)を電源として動作し、商用電源から電源回路28が
各部用の電源を作成して供給している。
【0023】ところで、本実施例の電話交換機Aでは、
特定の1つの内線L2 にファクシミリFを接続すること
ができる。なお、ファクシミリFが不要の場合には、こ
の内線L2 には電話機Cを接続することができる。そし
て、本実施例では電話機Cから呼出音を鳴動させること
なくファクシミリFを自動応答させることができる無鳴
動着信サービスを受けることができるように、電話局E
から送られてくるファクシミリ着信信号(1300H
z)を検出するファクシミリ着信信号検出回路22を設
けてある。
【0024】いま、ファクシミリ着信信号検出回路22
によりファクシミリ着信信号が検出されると、制御回路
11はファクシミリFが接続された内線L2を外線L1
に接続する。これにより、ファクシミリFが無鳴動着信
サービスに対応するものであれば、ファクシミリFを自
動応答させることができる。このサービスを受けると、
ファクシミリFの着信を受けた場合に、ファクシミリF
に対して外線転送するという手間が省ける。
【0025】ところで、上記ファクシミリFとしてはす
べて無鳴動着信サービス対応型のものが使用されるとは
限らない。そこで、これに対応するために、本実施例で
はファクシミリ着信信号検出回路22でファクシミリF
への着信が検出された場合、ファクシミリFが接続され
た内線L2 のみに疑似着信信号(16Hz)を疑似着信
信号発生回路23から送ることができるようにしてあ
る。このようにすれば、無鳴動着信サービス対応型のフ
ァクシミリFを使用しない場合にも、無鳴動着信サービ
スを受けることができる。ここで、上記疑似着信信号を
ファクシミリFが接続された内線L2 のみに送る制御
は、制御回路11の制御の下で、送出制御回路24を制
御することにより行う。
【0026】さらに、無鳴動着信サービス対応型以外の
ファクシミリFを使用した場合に、ファクシミリFを常
に自動応答モードとしておくと、通常の着信時にファク
シミリFが先に応答して通話に支障を生じる場合があ
る。そこで、このような場合に対応するために、在宅時
にはファクシミリFを自動応答させることなく、着信後
の転送操作で着信させることができるようにしてある。
このため、本実施例では特定の1つの内線L2 にファク
シミリFを接続しているか否かを設定するスイッチを設
け、さらに図5に示すようにファクシミリFを自動着信
可能とするか否かを設定する切換装置としての受信セッ
トスイッチNを設けてある。なお、上記ファクシミリF
の接続の有無を設定するスイッチは、この電話交換機A
を契約回線に合わせる設定を行うPB/DP切換スイッ
チなどのスイッチと共に設定部19に設けてあり、この
設定部19には、使用者が在宅時にドアホンDの押釦を
押した後の一定時間内に、電話機Cの応答に関係なく、
電話コンセントBのスピーカを用いて帰宅したことを知
らせる連絡機能を付与する場合に設定される選択スイッ
チも設けてある。
【0027】いま、使用者が在宅時である場合には、こ
の受信セットスイッチNをオフにしておく。すると、こ
のときには外線着信時の疑似着信信号の送出は、ファク
シミリFが接続された内線L2 には行われない。つまり
は、電話機Cが接続された内線L2 だけに行われる。従
って、ファクシミリFが電話機Cによる応答よりも先に
自動応答することを防止できる。ここで、上記疑似着信
信号の送出制御は上述した送出制御回路24で行う。
【0028】逆に、使用者が外出する場合などには、上
記受信セットスイッチNをオンとしておけば、すべての
内線L2 に対して疑似着信信号が送出され、ファクシミ
リFを自動応答させることができる。なお、これは無鳴
動着信サービスを受けていない場合の説明であり、勿論
無鳴動着信サービスを受けている場合にはこのような問
題は生じないので、上記受信セットスイッチNの設定に
関係なく、ファクシミリ(無鳴動着信サービス対応型で
あるか否を問わない)Fを自動応答させることができ
る。また、ファクシミリFを接続しない場合には、ファ
クシミリFの接続の有無を設定するスイッチをファクシ
ミリFを接続していない側に設定しておけば、上記受信
セットスイッチNの設定に関係なく、すべての内線L2
に対して疑似着信信号が送出され、誤って受信セットス
イッチNが操作された場合にも対処できるようにしてあ
る。
【0029】ここで、上記受信セットスイッチN及び電
話交換機A側の受信セットスイッチNのオン,オフを検
知するオン,オフ検知回路25は、図3に示す構成とし
てある。つまり、オン,オフ検知回路25では、受信セ
ットスイッチNが接続される端子T1 ,T2 の両端に一
定電圧を印加しておき、端子T1 ,T2 間の短絡状態を
検知することにより受信セットスイッチNのオン,オフ
を検知するようにしてある。
【0030】いま、受信セットスイッチNがオンされる
と、受信セットスイッチN側に電流が流れるので、これ
をオン,オフ検知回路25で検知して、制御回路11に
検知信号を出力する。ここで、上記受信セットスイッチ
Nのオン時には、オン表示用の発光ダイオードLD1
ダイオードブリッジdbの出力で点灯して、ファクシミ
リFを自動応答モードとしてあることを表示するように
してある。また、オン,オフ検知回路25の出力に設け
たダイオードD1 ,D2 で誤結線やサージに対する保護
機能を持たせ、且つトランジスタQ1 及び抵抗R1 〜R
3 からなる回路で定電流を受信セットスイッチNに供給
すると共に、短絡保護を行う機能を持たせてあり、受信
セットスイッチNのオン,オフ状態はトランジスタQ2
のオン,オフで検知するようにしてある。
【0031】受信セットスイッチN側は、スイッチSW
1 をダイオードブリッジdbを介して出力端子T11,T
12の両端に接続してあり、ダイオードブリッジdbの出
力で限流抵抗R0 を介して発光ダイオードLD1 に電流
が供給され、ダイオードブリッジdbの出力間に接続さ
れたツェナダイオードZD1 で出力電圧を一定電圧に制
限して、一定電圧以上の電圧が発光ダイオードLD1
印加されないようにしてある。なお、本実施例では受信
セットスイッチNを無極性で接続できるように、ダイオ
ードブリッジdbを用いてあるが、双方向性の発光ダイ
オードLD1 を用いてもよい。
【0032】ところで、本実施例でスイッチSW1 とし
て押圧操作する毎に接点の開閉状態が交互に切り換わる
いわゆるオルタネイト形のスイッチを用いてあるのは、
例えば受信セットスイッチNとして押圧操作していると
きだけオンとなるいわゆるモーメンタリスイッチを用い
ると、電話交換機A側にラッチングリレーもしくはメモ
リなどを設けて停電対策を講じる必要があるが、上記構
成であれば停電時などにおいても設定状態が変わらず、
しかも安価であるからである。なお、本実施例ではプッ
シュ方式のオルタネイト型のスイッチSW1を用いた場
合ついて説明したが、操作方法が必ずしもプッシュ式で
ある必要はない。
【0033】上記受信セットスイッチNの外観形状を図
2に示す。この受信セットスイッチNのケース30は、
合成樹脂性のボディ31及びカバー32とで形成され、
ボディ31内部に図1に示すようにスイッチSW1 及び
発光ダイオードLD1 などを実装したプリント基板33
が収められる。なお、図1中のJPはジャパー線を示
す。
【0034】上記ケース30の外形は、既製の埋込型の
配線器具の3個モジュール寸法に形成してあり、且つ上
記既製の配線器具を壁面に取り付ける取付枠40に着脱
自在としてある。なお、この取付枠40の着脱自在にす
る構造は、周知の既製の配線器具の構造と同じであるの
で、説明は省略する。カバー32のスイッチSW1 に対
応する部分には、操作ハンドル34を取り付ける開口を
形成し、この開口に操作ハンドル34が前後方向に進退
自在に取り付けられている。また、カバー32の発光ダ
イオードLD1 に対応する位置には、表示窓35を形成
し、この表示窓35から発光ダイオードLD1 を露呈さ
せるようにしてある。
【0035】ボディ31の下面には、電話交換機Aとの
間を接続する電線接続用の端子部36を形成し、端子部
36の端子T11,T12は、端子板37と、この端子板3
7にねじ止めされる座金付の端子ねじ38とからなるい
わゆるねじ止め端子構造となっている。上記端子板37
はボディ31を貫通して内部に挿入され、プリント基板
33に形成された取付孔39部分に半田付けする構造と
してある。
【0036】ところで、上述の説明では受信セットスイ
ッチを例として説明したが、この種の切換操作が行われ
る表示付の切換装置であれば、本発明を適用できること
は言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のように、オルタネイト型
のスイッチと、このスイッチを介して印加される直流電
圧で点灯する発光ダイオードとで形成したものであり、
別個に発光ダイオードを用いてあるので、スイッチ内に
発光ダイオード内蔵するもののように、発光効率が低下
することがなく、このため十分な明るさを得ることがで
き、しかもスイッチと発光ダイオードとの単体を組み込
んだ構造であると、構造が簡単であり、発光ダイオード
内蔵型の表示付スイッチよりも安価に製造できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例の受信セッ
トスイッチを構成するプリント基板の平面図及び側面図
である。
【図2】(a)〜(d)は、受信セットスイッチを取付
枠に取り付けた状態を示す平面図、一部を破断した側面
図、底面図及び正面図である。
【図3】受信セットスイッチ及びそのオン,オフを検知
するオン,オフ検知回路の具体回路図である。
【図4】同上の受信セットスイッチが接続される電話交
換機の回路構成を示すブロック図である。
【図5】上記受信セットスイッチを備える電話交換シス
テムのシステム構成図である。
【符号の説明】
A 電話交換機 C 電話機 F ファクシミリ N 受信セットスイッチ L1 外線 L2 内線 SW1 スイッチ LD1 発光ダイオード 30 ケース 40 取付枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線である外線に接続された電
    話交換機と、この電話交換機に内線を介して接続された
    複数台の市販の電話機とを備え、上記電話交換機で外線
    と内線あるいは内線同士の通話路を切換形成して、電話
    機で外線通話及び内線通話を可能とし、いずれかの内線
    にファクシミリが接続される電話交換システムにおい
    て、外線着信時にファクシミリを自動応答させるか否か
    を切り換える切換装置であって、オルタネイト型のスイ
    ッチと、このスイッチを介して印加される直流電圧で点
    灯する発光ダイオードとで形成して成ることを特徴とす
    る切換装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチ及び発光ダイオードを内蔵
    するケースの外形を、既製の埋込型の配線器具の3個モ
    ジュール寸法に形成し、上記既製の配線器具を壁面に取
    り付ける取付枠に着脱自在として成ることを特徴とする
    請求項1記載の切換装置。
JP28172691A 1991-10-28 1991-10-28 切換装置 Withdrawn JPH05122399A (ja)

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JP28172691A JPH05122399A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 切換装置

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JP28172691A JPH05122399A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 切換装置

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