JPH06234941A - 粉体塗料用ポリエステル樹脂及び組成物 - Google Patents

粉体塗料用ポリエステル樹脂及び組成物

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JPH06234941A
JPH06234941A JP5044717A JP4471793A JPH06234941A JP H06234941 A JPH06234941 A JP H06234941A JP 5044717 A JP5044717 A JP 5044717A JP 4471793 A JP4471793 A JP 4471793A JP H06234941 A JPH06234941 A JP H06234941A
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JP
Japan
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polyester resin
powder coating
acid
resin
weather resistance
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Pending
Application number
JP5044717A
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English (en)
Inventor
Yumi Tanahashi
由美 棚橋
Tetsuo Matsumoto
哲夫 松本
Tokuzo Nozaki
徳三 野崎
Katsuyoshi Atsumi
勝義 渥美
Takayuki Sumi
隆行 角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的低コストで、優れた長期耐候性を有す
る粉体塗料用ポリエステル樹脂を提供する。 【構成】 促進耐候性試験において、1000時間経過後の
60度グロスの光沢保持率が80%以上であるヒドロキシル
末端基リッチのポリエステル樹脂。具体的には、酸成分
としてイソフタル酸、アルコール成分としてネオペンチ
ルグリコールを主たる構成成分とし、水酸基価が 230〜
1500geq/106g、極限粘度が0.15〜0.40dl/gのポリエステ
ル樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長期耐候性を有する粉
体塗料用ポリエステル樹脂及び組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】昨今、塗料の塗り替え周期を延長し、メ
ンテナンス費用を低減するため、屋外用塗料に高耐候性
化が要求されている。このような外装用上塗り塗料とし
て使用に耐えうるのは、フッ素樹脂系塗料、アクリルシ
リコン樹脂系の溶剤型塗料しかなかった。しかし、有機
溶剤を使用する溶剤型塗料は、環境を汚染するおそれが
あるうえ、フッ素樹脂やシリコン樹脂は塗料用樹脂とし
ては著しく高価であるという問題もあり、用途が限定さ
れていた。
【0003】一方、粉体塗料は、従来の溶剤型塗料と比
較して、無公害塗料であること、塗装直後でも利用に供
しうること、多層の重ね塗りが不要であること、比較的
安価であること、回収再利用が可能であること等の利点
が認められ、家電製品等の塗料として近年急速に需要が
拡大している。
【0004】粉体塗料には、エポキシ系、エポキシ−ポ
リエステルハイブリッド系、アクリル系及びポリエステ
ル系のものが主に知られているが、なかでもポリエステ
ル系粉体塗料は、物性とコストのバランスのとれたいわ
ゆるコストパフォーマンスに最も優れた塗料として知ら
れている。
【0005】粉体塗料用ポリエステル樹脂の場合、塗料
を製造する工程で、樹脂と硬化剤及び添加剤を混合して
溶融混練するので、硬化剤と反応しない温度において混
練できるものでなくてはならず、樹脂の融点は高々 150
℃とすることが必要となる。従来、粉体塗料用ポリエス
テル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートに第3
成分を共重合して融点を低下させたものが一般に使用さ
れている。そして、第3成分としては、ネオペンチルグ
リコールが一般に使用されている。(樹脂のガラス転移
温度が低いと樹脂がゴム状となって粉体塗料とならない
ので、ガラス転移温度を低下させない第3成分を用いる
必要があるが、ネオペンチルグリコールはこの目的に合
致している。)
【0006】また、ネオペンチルグリコールを共重合し
たポリエチレンテレフタレートは、耐溶剤性や耐汚染性
が劣るため、この性能を補償するためさらに、第4成分
として、イソフタル酸を補助的に使用する場合もあっ
た。
【0007】しかし、粉体塗料用ポリエステル樹脂は、
耐候性が十分でなく、耐候性の要求される用途には適さ
ないという問題があった。すなわち、従来の粉体塗料用
ポリエステル樹脂では、促進耐候性試験において、最良
のものでも 600時間、汎用のものでは 400時間程度の経
過時間で60度グロスの光沢保持率が80%以下となってし
まうものであった。
【0008】なお、酸成分としてイソフタル酸と1,4−
シクロヘキサンジカルボン酸を主体とするものを用い
た、カルボキシル末端基リッチの粉体塗料用ポリエステ
ル樹脂が特開平2−284974号公報に開示されている。し
かし、この樹脂は、硬化剤としてトリグリシジルイソシ
アヌレートを使用する粉体塗料に適したものであり、ト
リグリシジルイソシアヌレートは、最近、変異原性等に
関し、衛生上の問題が指摘されており、結局、この樹脂
の使用は好ましくないものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的低コ
ストで、かつ長期耐候性を有する粉体塗料用ポリエステ
ル樹脂を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリエステ
ルの構成成分を適切に選定し、ヒドロキシル末端基リッ
チのポリエステルとすることにより従来の常識をはるか
に超える優れた耐候性を有する粉体塗料用ポリエステル
樹脂となることを見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は下記の促進耐候性試験
において、1000時間経過後の60度グロスの光沢保持率が
80%以上であるヒドロキシル末端基リッチの粉体塗料用
ポリエステル樹脂を要旨とするものである。
【0012】促進耐候性試験 ポリエステル樹脂にε−カプロラクタムでブロックした
イソホロンジイソシアネート(硬化剤)をポリエステル
樹脂の水酸基価に対応する官能基量となるように加え
る。次いで、樹脂と硬化剤の合計 100重量部に対して、
ブチルアクリレート系レベリング剤1重量部、ベンゾイ
ン 0.5重量部及び粒径0.25〜0.40μm のルチル型二酸化
チタン50重量部を加えて、ドライブレンドした後、 110
℃で溶融混練し、冷却、粉砕後、 145メッシュの金網で
分級 (20〜105 μm)して粉体塗料を得る。得られた粉体
塗料をリン酸亜鉛処理鋼板上に、膜厚が50〜60μm にな
るように静電塗装して焼付けを行った試験片について、
JIS K5400 に準じ、高湿条件でサンシャインウエザーメ
ーターによる促進試験を行い、JIS K 5400に準じ、グロ
スメーターで塗膜の60度グロスを測定する。
【0013】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の粉体塗料用ポリエステル樹脂は、上記促進耐候性
試験において、1000時間経過後の60度グロスの光沢保持
率が80%以上という実用上の要求レベルを満足するもの
である。
【0014】塗料は、基材の保護と装飾という主機能を
有しており、それを評価するのには塗膜の光沢を選ぶの
が普通である。すなわち、長期における耐候性の評価と
しては、塗膜の劣化の状態を数値で評価するのに、その
光沢保持率で評価するのが妥当である。光沢保持率が80
%以上であれば、目視による塗膜の光沢低下が確認し難
いが、80%未満になると、肉眼で見ても塗膜の光沢低下
が確認できるようになる。
【0015】なお、サンシャインウエザーメーターによ
る促進耐候性試験は、紫外領域に豊富なエネルギーを有
し、可視、赤外とも太陽光線に近似しているカーボンア
ーク燈の光線を照射するので、おおむね屋外での曝露試
験と大差のない結果を与えることが知られている。
【0016】本発明のポリエステル樹脂は、ポリエステ
ルの構成成分を適切に選定し、ヒドロキシル末端基リッ
チのポリエステルとすることにより得られる。
【0017】具体的には、酸成分としてイソフタル酸、
アルコール成分としてネオペンチルグリコールを主たる
構成成分とし、水酸基価が 230〜1500geq/106g、極限粘
度が0.15〜0.40dl/gとしたポリエステル樹脂が挙げられ
る。
【0018】ポリエステル樹脂の酸成分としては、主と
してイソフタル酸が用いられるが、その割合は、通常70
モル%以上、好ましくは80モル%以上、最適には90モル
%以上とされる。
【0019】イソフタル酸とともに、少量(30モル%以
下) の他のジカルボン酸を併用してもよい。そのような
ジカルボン酸としては、テレフタル酸等の芳香族ジカル
ボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデ
カン二酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカ
ルボン酸等の脂環族ジカルボン酸が挙げられる。さら
に、ポリエステル樹脂をゲル化させない範囲で、トリメ
リット酸、ピロメリット酸、トリメシン酸等の三価以上
のカルボン酸を併用してもよい。
【0020】また、アルコール成分としては、主として
ネオペンチルグリコールが用いられるが、その割合は、
通常70モル%以上、好ましくは80モル%以上、最適には
90モル%以上とされる。水酸基のβ位にある炭素原子に
水素原子が結合していない脂肪族ジオールを共重合した
ポリエステル樹脂は耐候性が良いという知見があり、そ
のような脂肪族ジオールとして、ネオペンチルグリコー
ルの他にも2−メチル−2−ブチル1,3−プロパンジオ
ール等もあるが、樹脂の製造コストを考慮するとネオペ
ンチルグリコールが最適である。
【0021】ネオペンチルグリコールとともに、少量
(30モル%以下) の他のジオールを併用してもよい。そ
のようなジオールとしては、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジオール、
ビスフェノールA等が挙げられる。さらに、ポリエステ
ル樹脂をゲル化させない範囲で、トリメチロールプロパ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の三価以上の
アルコールを併用してもよい。
【0022】また、4−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプ
ロラクトン等のオキシカルボン酸を少量併用してもよ
い。
【0023】本発明のポリエステル樹脂は、上記のよう
な成分 (それらのエステル形成性誘導体を含む。) を原
料として、ポリエステル製造の常法によって調製するこ
とができる。
【0024】ポリエステル樹脂は、水酸基価が 230〜15
00geq/106g、極限粘度が0.15〜0.40dl/gとすることが望
ましい。
【0025】ポリエステル樹脂の水酸基価が230geq/106
g 未満であると塗膜の表面に大きな凹凸が生じ、平滑性
が低下する傾向にあり、1500geq/106gを超えると塗膜の
機械的強度が低下する傾向にあるばかりか、硬化剤を樹
脂の水酸基価に対応する官能基量となるように添加する
と、塗料としたときの価格が高くなってしまう。
【0026】また、ポリエステル樹脂の極限粘度が0.15
dl/g未満の場合、組成物の耐ブロッキング性が悪くなる
場合があり、一方、0.40dl/gを超えると、粉砕性が悪く
なる場合がある。特に好ましいものは、極限粘度が0.20
〜0.35dl/gのものである。また、ポリエステル樹脂の平
均重合度は粉体化が可能な4〜50の範囲のものが好まし
い。
【0027】さらに、粉体塗料に用いるためそれらの軟
化点は50〜150 ℃の範囲のものが好ましい。軟化点が50
℃未満であると、粉体化した樹脂が凝集して固化し易
く、耐ブロッキング性が劣る傾向があり、一方、150 ℃
を超えると混練温度を高くすることになり、塗料化時に
硬化剤との反応が進み、結果として塗膜の平滑性や機械
的強度が低下する傾向がある。
【0028】本発明のポリエステル樹脂は、粉体塗料と
する場合、イソシアネート系硬化剤を配合して用いられ
る。イソシアネート系硬化剤としては、塗膜の外観や機
械的強度等の観点からブロックドイソシアネート化合物
が好ましい。ブロックドイソシアネート系硬化剤の具体
例としては、ε−カプロラクタムでブロックしたイソホ
ロンジイソシアネートからなるヒュルス社製B 1065、B
1530等が挙げられる。また、内部ブロック型イソシアネ
ート系硬化剤、例えば、ウレトジオン結合を有する内部
ブロックドイソホロンジイソシアネートからなるヒュル
ス社製IPDI-BF1540を用いることもできる。
【0029】イソシアネート系硬化剤の配合量は、ポリ
エステル樹脂のヒドロキシル基の量とほぼ当量となる量
(0.8〜1.2 倍当量) とするのが適当である。
【0030】粉体塗料用樹脂組成物を調製するには、ポ
リエステル樹脂に硬化剤と、必要に応じてレベリング
剤、二酸化チタン、カーボンブラック等の顔料その他の
添加剤とを配合し、ニーダー又はロールを用いて、70〜
150 ℃で混練すればよい。
【0031】
【作用】前述のように、粉体塗料用ポリエステル樹脂と
して、従来、主としてポリエチレンテレフタレートをネ
オペンチルグリコールで変性するという考えで製造され
ており、イソフタル酸成分とネオペンチルグリコール成
分とを主体とするヒドロキシル末端基リッチの粉体塗料
用樹脂は知られていなかった。また、イソフタル酸を多
量に共重合したポリエステル樹脂は、機械的物性の低下
が著しく、イソフタル酸は少量しか使用できないという
のが常識であった。しかるに、イソフタル酸成分とネオ
ペンチルグリコール成分とを主体とするヒドロキシル末
端基リッチのポリエステル樹脂が、耐候性に優れるのみ
ならず、粉体塗料用樹脂として物性的にもほぼ実用レベ
ルにあるということはまさに驚くべきことである。
【0032】本発明において、イソフタル酸成分とネオ
ペンチルグリコール成分とを主体とするポリエステル樹
脂が優れた耐候性を有する理由は、十分解明されていな
いが、フリース転移として知られているような光反応か
ら類推すれば、2つのカルボキシル基がメタ位にあると
いうイソフタル酸の持つ分子構造とβ位にある炭素原子
に水素原子が結合していないというネオペンチルグリコ
ールの分子構造によって、光によるポリマー骨格の劣化
がなく、塗料としたときにも優れた長期耐候性を保持す
るものと推察される。
【0033】従来の粉体塗料用ポリエステル樹脂は、促
進耐候性試験において、60度グロスの光沢保持率が80%
以上を示すのは高々 600時間までであったのに対して、
本発明の粉体塗料用ポリエステル樹脂は、これが1000時
間以上となり、ポリエステル樹脂系粉体塗料よりも1ラ
ンク上の耐候性を有するとされているアクリル樹脂系粉
体塗料と同等以上の耐候性を示すのである。
【0034】
【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、ポリエステル樹脂の特性値は次の方法で測
定した。 極限粘度 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、温度20℃で測定した。 水酸基価 アセチル化した後、水酸化カリウムメタノール溶液で滴
定して求めた。 酸価 ジオキサンに溶解し、水酸化カリウムメタノール溶液で
滴定して求めた。 60度鏡面光沢度 JIS K 5400に準じて求めた。 耐衝撃性 JIS K 5400に準じ、直径 1/2インチ、1kgの球を使用し
て求めた。 促進耐候性 前述の促進耐候性試験により求めた。ただし、硬化剤と
してヒュルス社製B 1530、レベリング剤としてバスフ社
製アクロナール4F 、ルチル型二酸化チタンとして石原
産業社製CR-90 、サンシャインウエザーメーターとして
スガ試験機社製WEL-6XS-HC-B・ Ec型、グロスメーターと
して村上色彩技術研究所製CM-26D型を用いた。この際、
サンシャインウエザーメーターでの照射は、ブラックパ
ネル温度を63℃に設定し、1サイクルを 120分間とし、
そのうちの18分間は水の霧を吹き付けて、約78時間毎に
塗膜の60度グロスを測定した。
【0035】実施例1〜5、比較例1〜3 イソフタル酸、テレフタル酸、ネオペンチルグリコール
(1) 及びエチレングリコールを表1に示した量(重量
部)でエステル化反応槽に仕込み、温度を 100℃から徐
々に昇温し、250 ℃で4時間エステル化反応を行った。
得られたエステル化物を重縮合反応槽に移送した後、触
媒として三酸化アンチモン5.84g(2×10-4モル/酸成
分1モル)を添加し、0.5 トル以下に減圧し、280 ℃で
3時間重縮合反応を行い、極限粘度0.45dl/gのポリエス
テルを得た。次いで、このポリエステルにトリメチロー
ルプロパン、グリセリン、ネオペンチルグリコール(2)
を表1に示した量で添加し、不活性雰囲気中、常圧下、
270℃で1時間解重合反応を行い、表1に示す特性値を
有するポリエステル樹脂を得た。得られたポリエステル
樹脂に硬化剤、レベリング剤、ベンゾイン及びルチル型
二酸化チタンを添加し、FM10B 型ヘンシェルミキサー
(三井三池製作所製)でドライブレンドした後、PR-46
型コ・ニーダー(ブッス社製)を用い 110℃で溶融混練
し、冷却、粉砕、分級して粉体塗料を得、これを用い
て、促進耐候性試験用の試験片を得た(塗装後の焼き付
け条件は、 210℃×20分間とした。) 。この試験片につ
いて、塗膜の60度グロス及び耐衝撃性を測定するととも
に、促進耐候性試験を行った。結果を表1に示す。(光
沢保持率は、1000時間経過後の値である。) なお、比較例3では、樹脂の粉砕が困難で、試験に供し
得る粉体塗料が得られなかった。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、比較的低コストで、優
れた長期耐候性を有する粉体塗料用ポリエステル樹脂が
提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 175/06 PHQ 8620−4J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本文中に記載した促進耐候性試験におい
    て、1000時間経過後の60度グロスの光沢保持率が80%以
    上であるヒドロキシル末端基リッチの粉体塗料用ポリエ
    ステル樹脂。
  2. 【請求項2】 酸成分としてイソフタル酸、アルコール
    成分としてネオペンチルグリコールを主たる構成成分と
    するポリエステル樹脂であって、水酸基価が230 〜1500
    geq/106g、極限粘度が0.15〜0.40dl/gである請求項1記
    載の粉体塗料用ポリエステル樹脂。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のポリエステル樹脂にイソ
    シアネート系硬化剤を配合した粉体塗料用ポリエステル
    樹脂組成物。
JP5044717A 1993-02-08 1993-02-08 粉体塗料用ポリエステル樹脂及び組成物 Pending JPH06234941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001115089A (ja) * 1999-10-21 2001-04-24 Shinto Paint Co Ltd 粉体塗料組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001115089A (ja) * 1999-10-21 2001-04-24 Shinto Paint Co Ltd 粉体塗料組成物

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