JPH06234386A - 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 - Google Patents
自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置Info
- Publication number
- JPH06234386A JPH06234386A JP10679893A JP10679893A JPH06234386A JP H06234386 A JPH06234386 A JP H06234386A JP 10679893 A JP10679893 A JP 10679893A JP 10679893 A JP10679893 A JP 10679893A JP H06234386 A JPH06234386 A JP H06234386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping force
- adjusting device
- force adjusting
- motorcycle
- front fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動二輪車のライダが乗車姿勢のままでフロン
トフォーク内上端に設けられた油圧ダンパの減衰力調整
装置を容易に操作できる自動二輪車用サスペンションの
減衰力調整装置を提供するものである。 【構成】フロントフォーク内29の油圧ダンパ40の減
衰力を調整する減衰力調整装置37が上記フロントフォ
ーク内29上端に設けられた自動二輪車11において、
上記減衰力調整装置37の調整操作手段38をフォーク
軸方向上方に延長して配置したものである。
トフォーク内上端に設けられた油圧ダンパの減衰力調整
装置を容易に操作できる自動二輪車用サスペンションの
減衰力調整装置を提供するものである。 【構成】フロントフォーク内29の油圧ダンパ40の減
衰力を調整する減衰力調整装置37が上記フロントフォ
ーク内29上端に設けられた自動二輪車11において、
上記減衰力調整装置37の調整操作手段38をフォーク
軸方向上方に延長して配置したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車用サスペンシ
ョンの減衰力調整装置に関する。
ョンの減衰力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車において、フロントサスペン
ションの減衰作用にオイルを用いる油圧ダンパをフロン
トフォーク内に備えるものがある。
ションの減衰作用にオイルを用いる油圧ダンパをフロン
トフォーク内に備えるものがある。
【0003】油圧ダンパの減衰力の最適値は、車両の積
載重量、路面状況、走行方法等によって変化する。した
がって、これらの条件の変化に対応して油圧ダンパの減
衰力を変化させることが望ましい。
載重量、路面状況、走行方法等によって変化する。した
がって、これらの条件の変化に対応して油圧ダンパの減
衰力を変化させることが望ましい。
【0004】近年、多くの自動二輪車のフロントフォー
ク内に備えられた油圧ダンパは、減衰力を強弱に調整可
能とする減衰力調整装置が備えられており、フロントサ
スペンションの特性を任意に選択できるようになってい
る。
ク内に備えられた油圧ダンパは、減衰力を強弱に調整可
能とする減衰力調整装置が備えられており、フロントサ
スペンションの特性を任意に選択できるようになってい
る。
【0005】また、圧側減衰力調整装置は従来フロント
フォーク下端に設けられており、走行中の調整は不可能
であったが、近年、前記圧側減衰力調整装置をフロント
フォーク内上端に設けることが技術的に可能になった
(例えば、実公平2−22511号公報参照)。
フォーク下端に設けられており、走行中の調整は不可能
であったが、近年、前記圧側減衰力調整装置をフロント
フォーク内上端に設けることが技術的に可能になった
(例えば、実公平2−22511号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(a),(b)に示すように、フロントフォーク1内上
端に設けられた減衰力調整装置2は、調整部3をドライ
バ等で回転させて調整するものが多く、走行中の調整は
不可能であった。また、図6(a),(b)に示すよう
に、調整部3に調整ノブ4を設けたものもあるが、図7
(a),(b)に示すように、調整ノブ4がハンドルバ
ー5に近いところに位置するため、手が入りづらく、グ
ローブをはめた手で走行中に細かな調整を行うのは非情
に困難であった。
(a),(b)に示すように、フロントフォーク1内上
端に設けられた減衰力調整装置2は、調整部3をドライ
バ等で回転させて調整するものが多く、走行中の調整は
不可能であった。また、図6(a),(b)に示すよう
に、調整部3に調整ノブ4を設けたものもあるが、図7
(a),(b)に示すように、調整ノブ4がハンドルバ
ー5に近いところに位置するため、手が入りづらく、グ
ローブをはめた手で走行中に細かな調整を行うのは非情
に困難であった。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままでフロン
トフォーク内上端に設けられた油圧ダンパの減衰力調整
装置を容易に操作できる自動二輪車用サスペンションの
減衰力調整装置を提供することを目的とする。
もので、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままでフロン
トフォーク内上端に設けられた油圧ダンパの減衰力調整
装置を容易に操作できる自動二輪車用サスペンションの
減衰力調整装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
用サスペンションの減衰力調整装置は、上述した課題を
解決するために、請求項1に記載したように、フロント
フォーク内の油圧ダンパの減衰力を調整する減衰力調整
装置が上記フロントフォーク内上端に設けられた自動二
輪車において、上記減衰力調整装置の調整操作手段をフ
ォーク軸方向上方に延長して配置したものである。
用サスペンションの減衰力調整装置は、上述した課題を
解決するために、請求項1に記載したように、フロント
フォーク内の油圧ダンパの減衰力を調整する減衰力調整
装置が上記フロントフォーク内上端に設けられた自動二
輪車において、上記減衰力調整装置の調整操作手段をフ
ォーク軸方向上方に延長して配置したものである。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、フロン
トフォーク内に備えられた油圧ダンパの減衰力調整装置
の調整操作手段をフォーク軸方向上方に延長して配置し
たため、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままで減衰力
調整装置を容易に操作できる。
トフォーク内に備えられた油圧ダンパの減衰力調整装置
の調整操作手段をフォーク軸方向上方に延長して配置し
たため、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままで減衰力
調整装置を容易に操作できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1は、本発明の一実施例が適用された自
動二輪車の左側面図である。この自動二輪車11は、車
体フレーム12の前方下部にエンジン13が装着され、
このエンジン13の上方に燃料タンク14が、この燃料
タンク14の後方に運転シート15がそれぞれ設置され
る。
動二輪車の左側面図である。この自動二輪車11は、車
体フレーム12の前方下部にエンジン13が装着され、
このエンジン13の上方に燃料タンク14が、この燃料
タンク14の後方に運転シート15がそれぞれ設置され
る。
【0012】また、車体フレーム12の中央下部に架設
されたピボット軸16には、後輪17を支持するスイン
グアーム18がピボット軸16廻りに回動自在に枢着さ
れる。
されたピボット軸16には、後輪17を支持するスイン
グアーム18がピボット軸16廻りに回動自在に枢着さ
れる。
【0013】スイングアーム18の基端部側には、リア
ショックアブソーバ19ならびにリンク20,21から
構成されるリアサスペンション機構22が設けられる。
ショックアブソーバ19ならびにリンク20,21から
構成されるリアサスペンション機構22が設けられる。
【0014】なお、符号23は排気マフラ、24はリア
フェンダ、25はサイドカバーである。
フェンダ、25はサイドカバーである。
【0015】車体フレーム12のヘッドパイプ26に
は、ステアリング機構27が設けられ、このステアリン
グ機構27に前輪28を回転自在に支持するフロントフ
ォーク29が備えられる。
は、ステアリング機構27が設けられ、このステアリン
グ機構27に前輪28を回転自在に支持するフロントフ
ォーク29が備えられる。
【0016】フロントフォーク29は、一般的なテレス
コピック型のもので、前輪28を挟む左右一対のアウタ
ーチューブ30に、同じく左右一対のインナーチューブ
31がそれぞれ摺動自在に挿嵌されており、左右のイン
ナーチューブ31はステアリング機構27のアッパーブ
ラケット32とロアーブラケット33によって平行に固
定される。またステアリング機構27には、ハンドルバ
ー34や計器灯火類ユニット35、フロントフェンダ3
6等が設けられ、フロントフォーク29とともに左右回
転自在に枢着される。
コピック型のもので、前輪28を挟む左右一対のアウタ
ーチューブ30に、同じく左右一対のインナーチューブ
31がそれぞれ摺動自在に挿嵌されており、左右のイン
ナーチューブ31はステアリング機構27のアッパーブ
ラケット32とロアーブラケット33によって平行に固
定される。またステアリング機構27には、ハンドルバ
ー34や計器灯火類ユニット35、フロントフェンダ3
6等が設けられ、フロントフォーク29とともに左右回
転自在に枢着される。
【0017】左右のインナーチューブ31内の上端部に
は、それぞれ減衰力調整装置37が設けられており、こ
れらの減衰力調整装置37には、調整ノブ38が延長ロ
ッド39を介在してフォーク軸方向上方に取り付けられ
る。
は、それぞれ減衰力調整装置37が設けられており、こ
れらの減衰力調整装置37には、調整ノブ38が延長ロ
ッド39を介在してフォーク軸方向上方に取り付けられ
る。
【0018】フロントフォーク29の内部には油圧ダン
パ40が設けられており、この油圧ダンパ40の一構造
例を図2に示す。
パ40が設けられており、この油圧ダンパ40の一構造
例を図2に示す。
【0019】油圧ダンパ40は、図2(a)および
(b)に示すように、アウターチューブ30と、アウタ
ーチューブ30内に設けられるシリンダ41とを組み合
わせたもので、シリンダ41の下端はアウターチューブ
30の底部に固定される。アウターチューブ30とシリ
ンダ41との間はオイルリザーバ室42となっており、
フロントフォークオイルが充填される。また、アウター
チューブ30とシリンダ41とは、シリンダ41内下方
に設けられた減衰力発生バルブ60と、シリンダ41壁
下方に穿設された開口部61とによって連通する。この
減衰力発生バルブ60は、フロントサスペンションの圧
縮時のみ開くようになっている。
(b)に示すように、アウターチューブ30と、アウタ
ーチューブ30内に設けられるシリンダ41とを組み合
わせたもので、シリンダ41の下端はアウターチューブ
30の底部に固定される。アウターチューブ30とシリ
ンダ41との間はオイルリザーバ室42となっており、
フロントフォークオイルが充填される。また、アウター
チューブ30とシリンダ41とは、シリンダ41内下方
に設けられた減衰力発生バルブ60と、シリンダ41壁
下方に穿設された開口部61とによって連通する。この
減衰力発生バルブ60は、フロントサスペンションの圧
縮時のみ開くようになっている。
【0020】インナーチューブ31上端はインナーチュ
ーブキャップ47により液密に塞がれる一方、インナー
チューブキャップ47下部にはバルブケース62が設け
られ、このバルブケース62には下方から油通路63を
有するインナーロッド48が嵌装される。
ーブキャップ47により液密に塞がれる一方、インナー
チューブキャップ47下部にはバルブケース62が設け
られ、このバルブケース62には下方から油通路63を
有するインナーロッド48が嵌装される。
【0021】上記バルブケース62内には減衰力調整装
置37の一部を構成する切換バルブ45が回動自在に設
けられ、この切換バルブ45に減衰力調整部の調整ノブ
38が延長ロッド39を介して接続される。図2のA−
A線に沿う断面図である図8に示すように、上記切換バ
ルブ45の外周面には複数の、例えば六つの連通口64
が穿設されるが、これらの連通口64の口径はそれぞれ
異なっている。また、連通口64の一つが対応する上記
バルブケース62の外周面には連通路65が形成され、
前記油通路63とインナーチューブ31内とを連通させ
る。なお、連通路65を流れるフロントフォークオイル
の流量は、切換バルブ45を回転させて口径の違う連通
口64を連通路65に対応させることにより調整でき
る。
置37の一部を構成する切換バルブ45が回動自在に設
けられ、この切換バルブ45に減衰力調整部の調整ノブ
38が延長ロッド39を介して接続される。図2のA−
A線に沿う断面図である図8に示すように、上記切換バ
ルブ45の外周面には複数の、例えば六つの連通口64
が穿設されるが、これらの連通口64の口径はそれぞれ
異なっている。また、連通口64の一つが対応する上記
バルブケース62の外周面には連通路65が形成され、
前記油通路63とインナーチューブ31内とを連通させ
る。なお、連通路65を流れるフロントフォークオイル
の流量は、切換バルブ45を回転させて口径の違う連通
口64を連通路65に対応させることにより調整でき
る。
【0022】前記インナーロッド48の下端には伸長バ
ルブ49および圧縮バルブ66を備えたピストン50が
設けられ、前記シリンダ41内を摺動自在に上下する。
また、シリンダ41内は、上記伸長バルブ49および圧
縮バルブ66によりインナーロッド48内の油通路63
と連通される。
ルブ49および圧縮バルブ66を備えたピストン50が
設けられ、前記シリンダ41内を摺動自在に上下する。
また、シリンダ41内は、上記伸長バルブ49および圧
縮バルブ66によりインナーロッド48内の油通路63
と連通される。
【0023】図3は、図1のX矢視によるステアリング
機構27周辺の平面図である。
機構27周辺の平面図である。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】図1において、自動二輪車11が走行する
と、フロントフォーク29下部に挟まれた前輪28を左
右から支持するアウターチューブ30が路面の状況に合
わせてフロントフォーク29の軸方向にインナーチュー
ブ31の外側を摺動する。この摺動は、インナーチュー
ブキャップ47の下部に一端を固定されたインナーロッ
ド48の下端に設けられたピストン50を油圧ダンパ4
0内のシリンダ41内で上下に摺動させることになる。
と、フロントフォーク29下部に挟まれた前輪28を左
右から支持するアウターチューブ30が路面の状況に合
わせてフロントフォーク29の軸方向にインナーチュー
ブ31の外側を摺動する。この摺動は、インナーチュー
ブキャップ47の下部に一端を固定されたインナーロッ
ド48の下端に設けられたピストン50を油圧ダンパ4
0内のシリンダ41内で上下に摺動させることになる。
【0026】図2(a)において、上記油圧ダンパ40
は、圧縮時にインナーロッド48が下方に引き下げられ
ると、シリンダ41内のオイルは矢印のように減衰力発
生バルブ60と開口部61とを通じてオイルリザーバ室
42に流入する。このときの流通抵抗で圧縮時の減衰力
が発生し、減衰作用が行われる。なお、シリンダ41内
の一部のオイルは矢印のように圧縮バルブ66からイン
ナーロッド48内の油通路63に流入し、切換バルブ4
5の連通口64およびバルブケース62の連通路65を
経てインナーチューブ31内に流入する。
は、圧縮時にインナーロッド48が下方に引き下げられ
ると、シリンダ41内のオイルは矢印のように減衰力発
生バルブ60と開口部61とを通じてオイルリザーバ室
42に流入する。このときの流通抵抗で圧縮時の減衰力
が発生し、減衰作用が行われる。なお、シリンダ41内
の一部のオイルは矢印のように圧縮バルブ66からイン
ナーロッド48内の油通路63に流入し、切換バルブ4
5の連通口64およびバルブケース62の連通路65を
経てインナーチューブ31内に流入する。
【0027】一方、図2(b)において、上記油圧ダン
パ40は、伸長時にインナーロッド48が上方へ押し上
げられると、インナーチューブ31内のオイルが、バル
ブケース62の連通路65および切換バルブ45の連通
口64を経てインナーロッド48内の油通路63に流入
し、伸長バルブ49を経てシリンダ41内に流入する。
このときの流通抵抗で伸長時の減衰力が発生し、減衰作
用が行われる。
パ40は、伸長時にインナーロッド48が上方へ押し上
げられると、インナーチューブ31内のオイルが、バル
ブケース62の連通路65および切換バルブ45の連通
口64を経てインナーロッド48内の油通路63に流入
し、伸長バルブ49を経てシリンダ41内に流入する。
このときの流通抵抗で伸長時の減衰力が発生し、減衰作
用が行われる。
【0028】また、減衰力調整部の調整ノブ38を回す
と、切換バルブ45が回転されバルブケース62の連通
路65に対応する切換バルブ45の連通口64の口径が
変わり、ここを流れるオイルの流通抵抗が変化する。そ
の結果、減衰力発生バルブ60や圧縮バルブ66、伸長
バルブ49を通過するオイルの流速が変化して油圧ダン
パ40の減衰力が変化する。
と、切換バルブ45が回転されバルブケース62の連通
路65に対応する切換バルブ45の連通口64の口径が
変わり、ここを流れるオイルの流通抵抗が変化する。そ
の結果、減衰力発生バルブ60や圧縮バルブ66、伸長
バルブ49を通過するオイルの流速が変化して油圧ダン
パ40の減衰力が変化する。
【0029】なお、本実施例では減衰力調整部の調整ノ
ブ38を延長ロッド39で減衰力調整装置37に接続し
ているが、図4(a)に示すように、延長ロッド39の
回りにハウジング53をインナーチューブキャップ47
と一体に設けると、自動二輪車11の転倒時に延長ロッ
ド39を保護することができ、美観を損ねることもな
い。
ブ38を延長ロッド39で減衰力調整装置37に接続し
ているが、図4(a)に示すように、延長ロッド39の
回りにハウジング53をインナーチューブキャップ47
と一体に設けると、自動二輪車11の転倒時に延長ロッ
ド39を保護することができ、美観を損ねることもな
い。
【0030】また、このハウジング53の上面または調
整ノブ38上面に図4(b)に示すように目盛りまたは
番号等を表示すれば、減衰力の大小を自動二輪車のライ
ダが乗車姿勢のままで目視可能になり、便利である。
整ノブ38上面に図4(b)に示すように目盛りまたは
番号等を表示すれば、減衰力の大小を自動二輪車のライ
ダが乗車姿勢のままで目視可能になり、便利である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車用サスペンションの減衰力調整装置によれば、フ
ロントフォーク内に備えられた油圧ダンパの減衰力調整
装置の調整操作手段をフォーク軸方向上方に延長して配
置したため、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままで減
衰力調整装置を容易に操作できる。
二輪車用サスペンションの減衰力調整装置によれば、フ
ロントフォーク内に備えられた油圧ダンパの減衰力調整
装置の調整操作手段をフォーク軸方向上方に延長して配
置したため、自動二輪車のライダが乗車姿勢のままで減
衰力調整装置を容易に操作できる。
【図1】本発明に係る自動二輪車用サスペンションの減
衰力調整装置の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
衰力調整装置の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】(a)および(b)は油圧ダンパの一構造例を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図3】図1のX矢視によるステアリング機構周辺の平
面図。
面図。
【図4】(a)および(b)は延長ロッドのハウジング
の側面図および平面図。
の側面図および平面図。
【図5】(a)および(b)は従来の減衰力調整装置の
調整部を示す図。
調整部を示す図。
【図6】(a)および(b)は従来の減衰力調整装置の
調整部を示す図。
調整部を示す図。
【図7】(a)および(b)は従来の減衰力調整装置の
調整部を示す図。
調整部を示す図。
【図8】図2(a)のA−A線に沿う断面図。
11 自動二輪車 27 ステアリング機構 28 前輪 29 フロントフォーク 30 アウターチューブ 31 インナーチューブ 37 減衰力調整装置 38 調整ノブ 39 延長ロッド 40 油圧ダンパ
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントフォーク内の油圧ダンパの減衰
力を調整する減衰力調整装置が上記フロントフォーク内
上端に設けられた自動二輪車において、上記減衰力調整
装置の調整操作手段をフォーク軸方向上方に延長して配
置したことを特徴とする自動二輪車用サスペンションの
減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10679893A JPH06234386A (ja) | 1992-12-16 | 1993-05-07 | 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33623492 | 1992-12-16 | ||
JP4-336234 | 1992-12-16 | ||
JP10679893A JPH06234386A (ja) | 1992-12-16 | 1993-05-07 | 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234386A true JPH06234386A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=26446907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10679893A Pending JPH06234386A (ja) | 1992-12-16 | 1993-05-07 | 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06234386A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010109697A1 (ja) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
JP2013241985A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Kyb Co Ltd | 緩衝装置 |
IT201800005099A1 (it) * | 2018-05-07 | 2019-11-07 | Dispositivo ammortizzatore per una sospensione di una bicicletta | |
WO2024095554A1 (ja) * | 2022-11-01 | 2024-05-10 | カヤバ株式会社 | フロントフォーク |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10679893A patent/JPH06234386A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010109697A1 (ja) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
JP2010223413A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Showa Corp | 油圧緩衝器 |
JP2013241985A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Kyb Co Ltd | 緩衝装置 |
IT201800005099A1 (it) * | 2018-05-07 | 2019-11-07 | Dispositivo ammortizzatore per una sospensione di una bicicletta | |
WO2019215525A1 (en) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | Hiride Suspension S.r.l. | Damping device for a suspension of a bicycle |
JP2021523050A (ja) * | 2018-05-07 | 2021-09-02 | ハイライド サスペンション エス アール エルHiRide Suspension S.r.l. | 自転車のサスペンション用減衰装置 |
US11560932B2 (en) | 2018-05-07 | 2023-01-24 | Hiride Suspension S.r.l. | Damping device for a suspension of a bicycle |
WO2024095554A1 (ja) * | 2022-11-01 | 2024-05-10 | カヤバ株式会社 | フロントフォーク |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7364010B2 (en) | Exhaust system for a motorcycle, and motorcycle including same | |
US5516133A (en) | Steering stabilizer for bicycles | |
EP2123933A2 (en) | Shock absorber and vehicle | |
JP5244127B2 (ja) | 2輪車両 | |
EP1566330B1 (en) | Wheeled vehicle with suspension units | |
JP2010516545A5 (ja) | ||
JPH06234386A (ja) | 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 | |
JP2008037412A (ja) | 車両 | |
JPH07208529A (ja) | 自動二輪車のサスペンションストロークセンサ取付構造 | |
JPH1111374A (ja) | 自転車 | |
JP6745975B2 (ja) | ステアリングダンパ | |
JPH045187A (ja) | 自動二輪車の車高調整装置 | |
JPH07133838A (ja) | 二輪車等のフロントフォーク | |
JP4142291B2 (ja) | ステアリングダンパ装置 | |
JP4943794B2 (ja) | 車両 | |
JP2601010Y2 (ja) | 自転車用フロントフォークのダンパ装置 | |
JP4353471B2 (ja) | ステアリングダンパを備える車両 | |
JPH06179386A (ja) | 自動二輪車用サスペンションの減衰力調整装置 | |
JPS6033104Y2 (ja) | 二輪車等のフロントフオ−ク | |
JPH0239064Y2 (ja) | ||
JP2021173384A (ja) | エアサスペンション装置、及び、鞍乗り型車両 | |
JPS63291785A (ja) | 自動二,三輪車用倒立型前フォークの加圧室構造 | |
JP3157630U (ja) | 車両 | |
JPS6233676Y2 (ja) | ||
JP3159533U (ja) | 鞍乗型車両 |