JPS63291785A - 自動二,三輪車用倒立型前フォークの加圧室構造 - Google Patents

自動二,三輪車用倒立型前フォークの加圧室構造

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JPS63291785A
JPS63291785A JP12884287A JP12884287A JPS63291785A JP S63291785 A JPS63291785 A JP S63291785A JP 12884287 A JP12884287 A JP 12884287A JP 12884287 A JP12884287 A JP 12884287A JP S63291785 A JPS63291785 A JP S63291785A
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JP
Japan
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pressurizing chamber
piston
pressurizing
front fork
spring
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望月 正美
芳明 広瀬
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Showa Corp
Yamaha Motor Co Ltd
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Showa Seisakusho Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二、三輪車用前フォークおいて、ピスト
ンロフトがシリンダチューブ内に進入した際の、該ピス
トンロッドの進入体積に相当する量の作動油を流入させ
る加圧室の構造に関し、特に該加圧室を形成するフリー
ピストンの付勢構造の改善に関する。
〔従来の技術〕
−aに自動二、三輪車用前フォークは、アウタチューブ
内にインナチューブを伸縮自在に挿入してなるフォーク
本体と、シリンダチューブ内にピストンロッドを摺動自
在に挿入するとともに両者を伸長状態に付勢してなる緩
衝器とから構成されている。そして上記緩衝器において
は、ピストンロッドがシリンダチューブ内に進入すると
、ピストンロッドの進入体積分だけシリンダチューブ内
の容積が減少することとなる。
そこで従来から、上記進入体積に相当する量の作動油を
流入させるとともに、該流入した作動油を所定の加圧状
態に保持する加圧室を設けている。
このような加圧室構造として、従来、例えばシリンダチ
ューブとインナチューブとの間に、フリーピストンを摺
動自在に配置して加圧室を拡縮自在に形成し、これを緩
衝器の付勢ばねで縮小方向に付勢するようにした構造が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来構造の前フオークでは、フリーピス
トンを緩衝器の付勢ばねで加圧していることからフリー
ピストンの加圧力の選定が自由にできないという問題が
ある。即ち、緩衝器の付勢ばねは車重1乗りごこち等を
考慮しながら路面からの衝撃力を吸収できるように設定
される。一方、加圧室の加圧力は収縮時の減衰力を考慮
しながらキャビチーシランが生じないように設定される
従って上記付勢ばねでフリーピストンを加圧する構造で
は、加圧力は緩衝器の付勢力で決定されることとなり、
その結果加圧力は上記キャビチーシラン防止に適した値
とは必ずしもならない。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、緩衝器の付勢ばねは緩衝機能に基づいて選定で
きるとともに、作動油に作用させるべき加圧力に最適の
付勢力でフリーピストンを付勢できる自動二、三輪車用
前フォークの加圧室構造を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フォーク本体内に緩衝器を配設してなる自動
二、三輪車用前フォークにおいて、上記シリンダチュー
ブ、インナチューブ間にフリーピストンを摺動自在に配
設して加圧室を形成し、収縮時にピストンロフトのシリ
ンダチューブ内への進入体積に相当する作動油を上記加
圧室内に流入させるようにした加圧室構造であって、上
記加圧室近傍に付勢用ばね受は及び加圧用ばね受けを形
成し、付勢用ばね受けで付勢ばねを支持するとともに、
これとは別個の加圧ばねを加圧用ばね受けと上記フリー
ピストンとの間に配設したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る加圧室構造では、緩衝器を伸長状態に付勢
する付勢ばねと、フリーピストンを加圧室の縮小方向に
付勢する加圧ばねとを別個に設けたので、付勢ぼねは緩
衝器の必要な衝撃吸収特性を確保する観点から、加圧ば
ねは必要な加圧力を確保する観点からそれぞれ選定でき
、その結果前フオークの衝撃吸収性能を向上できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による前フオー
クの加圧室構造を説明するための図であろ0図において
、1は本実施例の前フオークが採用された不整地走行用
自動二輪車であり、これのクレードル型車体フレーム2
の略中夫にはエンジン3が搭載され、後部にはリヤアー
ム4が揺動自在に枢支され、該リヤアーム4の後端には
後輪5が回転自在に軸支されている。またこの車体フレ
ーム2の上部には燃料タンク6、シート7が搭載されて
いる。
さらにまた、車体フレーム2の前端に固着された操向軸
筒8には操向軸9が回動自在に軸支されている。該操向
軸9にはハンドルブラケット10により左、右一対の前
フオーク1)が固定されており、咳前フォーク1)の下
端には前輪12が回転自在に支持されている。
上記前フオーク1)は、フォーク本体13内に油圧式緩
衝器14を配設して構成されている。このフォーク本体
13は、上端がハンドルブラケット10で固定された円
筒状のアウタチューブ15内に、下端に車輪支持ブラケ
ット16が固定されたインナチューブ17を下方から摺
動自在に挿入してなる、いわゆる倒立型のものである。
上記シリンダチューブ18内にはピストン22が摺動自
在に挿入されており、該ピストン22に固定されたピス
トンロフト23の上端には、ゴム製のストツパ24の軸
方向位置を規制するブラケット25が取り付けられ、該
ブラケット25にはスペーサ26が固定されている。こ
のスペーサ26は下方に延び、下端にばばね受け27が
固定されており、該ばね受け27は上記シリンダチュー
ブ1日の上部に嵌装され、該チューブ18のガイドとな
っている。またこのばね受け27と、シリンダチューブ
18の下部に固定された付勢用ばね受け28との間には
付勢ばね29が配設されており、これにより上記緩衝器
14は伸長状態に付勢されている。
また、上記アウタチューブ15の上端にはキャップボル
ト30により支持板31が挟持固定されている。該支持
板31に形成された挿通孔31a内には、上記ピストン
ロッド23の上端に装着されたカラー33が挿通されて
いる。このピストンロフト23の突出部には皿ばね32
a、ワンシャ32bを介してロックナンド34が螺着さ
れており、また上記支持板31の挿通孔31aはカラー
33より大径に形成されており、これによりピストンロ
ッド23の上端は軸直角方向に移動可能にアウタチュー
ブ15によって支持されている。
上記緩衝器14のシリンダチューブ18の下端は上記支
持ブラケット16に固定されている。また上記シリンダ
チェーブ18.インナチェーブ17間の下端にはフリー
ピストン19が摺動自在に配設されている。該ピストン
19に形成された油通路19aの入口側には開閉板19
bが配設されており、この開閉板19bは皿ばね19c
で閉方向に付勢されている。そしてこのフリーピストン
19、シリンダチェーブエ8.インナチェーブ17及び
支持ブラケット16で囲まれた空間が加圧室35となっ
ており、該加圧室35と上記シリンダチューブ18内と
は連通孔18aで連通されている。また、上記フリーピ
ストン19の上面と、シリンダチューブ18に固定され
た加圧用ばね受け20との間には該フリーピストン19
を下方に付勢する加圧ばね21が配設されている。この
加圧ばね21は上記加圧室35内に流入する作動油、ひ
いては緩衝器14内の油圧を所定値に保持できるばね力
に設定されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
自動二輪車1において凹凸のある路面を走行する場合は
、前フオーク1)が伸縮して該凹凸を吸収することとな
る。このとき、該前フオーク1)の収縮行程においては
、シリンダチューブ18内をピストン22が内方に移動
するとともに、該ピストン226開閉弁が開かれ、作動
油が該開閉弁を通ってピストン22より上側の油圧室に
移動する。また、伸長行程では上記作動油がピストン2
2の小孔を通って下側の油圧室に移動し、この際の流動
抵抗で付勢ばね29による伸張運動が減衰されることと
なる。
そして、上記シリンダチューブ18内にピストン22が
進入すると、ピストンロッド23の進入体積に相当する
量の作動油は、上記連通孔18aを通って加圧室35内
に流入する。これにより加圧室35内ひいては緩衝器1
4内は加圧ばね21の付勢力に応じた圧力となる。
このように本実施例では、フリーピストン19を付勢ば
ね29とは別個の加圧ばね21で付勢するようにしたの
で、付勢ばね29の付勢力は前フ゛  オーク1)の衝
撃吸収力を確保する観点から選定することができ、かつ
加圧ばね21の付勢力はフリーピストン19の必要な加
圧力を確保する観点から選定でき、その結果前フオーク
1)の性能を向上できる。
また、従来この緩衝器14の伸縮において、ピストンロ
ッド23あるいはシリンダチューブ18が長いものとな
るほど、その製造誤差による歪あるいは使用により生じ
た歪によってピストン22とシリンダチューブ18とが
せりあい、作動の円滑性が確保しにくいという問題があ
った。これに対して本実施例では、上記歪等によりピス
トン22とシリンダチューブ18とがせりあう場合は、
ピストンロッド23の上端が軸直角方向に移動し、この
歪を吸収することとなる。その結果本実施例では緩衝器
14を長くしても円滑な作動を確保できる。
なお、上記実施例では、ばね受け20.28をシリンダ
チューブ1日に固定したが、これはインナチェープ17
に固定してもよく、また、アウタチューブ15を上方に
位置させた倒立型の前フオークについて説明したが、本
発明は勿論、インナチューブ17を上方に位置させたい
わゆる正立型のものにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二、三輪車用前フォーク
の加圧室構造によれば、フリーピストンを加圧する加圧
ばねを緩衝器の付勢ばねと別個に設けたので、緩衝器の
付勢ばねに影響されることなく所望の加圧力を設定でき
、前フオークの性能を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による加圧室構
造を説明するための図で、第1図はその加圧室部分の拡
大断面図、第2図は前フオークの断面側面図、第3図は
本実施例構造が適用された自動二輪車の側面図である。 図において、1は自動二輪車、1)は前フオーク、13
はフォーク本体、14は緩衝器、15はアウタチューブ
、17はインナチューブ、18はシリンダチューブ、2
2はピストン、23はピストンロッド、19はフリーピ
ストン、20は加圧用ばね受け、21は加圧ばね、28
は付勢用ばね受け、29は付勢ばね、35は加圧室であ
る。 特許出願人  株式会社昌和製作所 特許出願人  ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下布 努 第1.図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アウタチューブ内にインナチューブを伸縮自在に
    挿入してなるフォーク本体と、該フォーク本体内に配設
    され、シリンダチューブ内にピストンロッドを摺動自在
    に挿入するとともに両者を付勢ばねで伸長状態に付勢し
    てなる緩衝器とを備えた自動二、三輪車用前フォークに
    おいて、上記シリンダチューブ、インナチューブ間にフ
    リーピストンを摺動自在に配設して加圧室を形成すると
    ともに、該フリーピストンを加圧室の縮小方向に付勢し
    、緩衝器の収縮時にピストンロッドのシリンダチューブ
    内への進入体積に相当する作動油を所定の加圧状態で上
    記加圧室内に流入させるようにした加圧室構造であって
    、上記加圧室近傍に付勢用ばね受け、及び加圧用ばね受
    けを形成し、付勢用ばね受けで上記付勢ばねを支持する
    とともに、加圧用ばね受けと上記フリーピストン間に加
    圧用ばねを配設したことを特徴とする自動二、三輪車用
    前フォークの加圧室構造。
JP62128842A 1987-05-25 1987-05-25 自動二,三輪車用倒立型前フォークの加圧室構造 Expired - Fee Related JP2666895B2 (ja)

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