JPH06234324A - 車両サンバイザの支承軸に用いられる対応支承台 - Google Patents

車両サンバイザの支承軸に用いられる対応支承台

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Publication number
JPH06234324A
JPH06234324A JP6010876A JP1087694A JPH06234324A JP H06234324 A JPH06234324 A JP H06234324A JP 6010876 A JP6010876 A JP 6010876A JP 1087694 A JP1087694 A JP 1087694A JP H06234324 A JPH06234324 A JP H06234324A
Authority
JP
Japan
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locking
lock
bearing
shaft
bearing shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6010876A
Other languages
English (en)
Inventor
Xavier Renahy
レナイ グザヴィ
Patrick Storck
ストルク パトリック
Jean Pascal Henneguet
パスカル エネグ ジャン
Philippe Vilquin
ヴィルカン フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson Controls Interiors GmbH and Co KG
Original Assignee
Gebrueder Happich GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Gebrueder Happich GmbH filed Critical Gebrueder Happich GmbH
Publication of JPH06234324A publication Critical patent/JPH06234324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J3/00Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles
    • B60J3/02Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles adjustable in position
    • B60J3/0204Sun visors
    • B60J3/0213Sun visors characterised by the mounting means
    • B60J3/023Additional support bracket releasably holding the sun visor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温時と高温時とにおける導入力および引き
出し力の差を極めて僅かにする。 【構成】 導入スリット5に対して所定の間隔を置いて
設けられた軸7を中心として、ロック位置とロック解除
位置との間で旋回可能なロック部材6が設けられてお
り、ロック位置においては導入スリット5を少なくとも
部分的に閉鎖して、ロック解除位置においては支承軸2
を解放するロック突起8が、ロック部材6に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両サンバイザの支承
軸に用いられる対応支承台であって、車両ボデー面に取
り付け可能な支承体が設けられており、該支承体が、有
利にはプラスチック射出成形部分として形成可能であ
り、支承体に設けられたアームと支承体との間に、支承
軸に用いられる導入スリットが形成されている形式のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の対応支承台は、車両の
フロントガラスの前に旋回可能に支承されて、しかも旋
回支承体を介してサイドガラスに向かって旋回できるよ
うなサンバイザのために役立つ。サンバイザ本体がフロ
ントガラスの手前に位置する場合には、このような対応
支承台は、旋回支承体とは反対側の範囲でサンバイザを
収容する。サイドガラスに向かって旋回させるために
は、支承軸が対応支承台から引き出され、サンバイザ本
体が、旋回支承体を中心としてサイドガラスに向かって
旋回させられる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第2803731号
明細書に開示された対応支承台の場合、支承軸は、ばね
弾性的に旋回可能な少なくとも1つのばね舌片によっ
て、アンダカットされた導入スリットに保持されてい
る。サンバイザ本体を上方および下方に向かって旋回さ
せる場合、ならびに、支承軸を引き出し、再び対応支承
台に差し込む場合に、このばね舌片は、支承軸を取り囲
む化粧シートの著しく大きな面圧を回避し、ひいてはこ
の被覆シートの損傷を回避するために役立つ。さらに、
このばね舌片は、そのばね弾性に基づき、対応支承台に
おけるバタつきのない確実な支承軸の保持を保証する。
支承台の材料のために、実際に生じる温度範囲内では僅
かな差しか示さない、比較的高い弾性係数を有する材料
が使用されるので、この公知の対応支承台は、寒冷時に
も温暖時にも、技術的な要件を完全に満たす機能能力を
有している。
【0004】このような種類の車両装置部分の機能に対
する要件はますます高まっており、低温時と高温時とに
おける導入力および引き出し力の差ができる限り僅かで
あることが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の対応支承台を改良して、低温時と高温時
とにおける導入力および引き出し力の差が極めて僅かで
あるような、車両サンバイザに用いられる対応支承台を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、導入スリットに対して所定の間隔
をおいて設けられた軸を中心として、ロック位置とロッ
ク解除位置との間で旋回可能な、支承軸に用いられるロ
ック部材が設けられており、さらに、ロック位置におい
ては導入スリットを少なくとも部分的に閉鎖して、ロッ
ク解除位置においては支承軸を解放するロック突起がロ
ック部材に配置されているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による対応支承台においては、導
入スリットはアンダカット部を有していない。それどこ
ろか、支承軸は、旋回可能なロック部材に設けられたロ
ック突起によって、ロック位置に保持される。これに対
してこのロック突起は、ロック解除位置では、ロック部
材の旋回によって支承軸を解放する。
【0008】このロック部材が、支承軸に適合させられ
た、旋回軸とは反対側に向かって開いた切欠きを有して
いると有利である。この切欠きの一方の側面はロック突
起を形成し、他方の側面はロックストッパを形成してい
る。支承軸を導入スリットに導入すると、支承軸はロッ
クストッパに当接し、ロック部材の方向転換を生ぜしめ
るので、ロック突起は導入スリットを少なくとも部分的
に閉鎖し、支承軸をバタつきなく対応支承台を保持す
る。
【0009】ロック解除は、導入スリットから支承軸を
引き出し、さらに、これにより生ぜしめられたロック部
材の旋回によって得ることができる。しかしながら、ロ
ック部材と共働するロック解除ハンドルが設けられてい
てもよい。このロック解除は、対応支承台から支承軸を
引き出す前に操作される。この後で、サンバイザの、サ
イドガラスに向けた旋回が自由に可能になる。ロック部
材は、所定の係止部分によって、少なくともロック位置
において保持することができると有利である。
【0010】本発明による対応支承台の構成によれば、
ロック解除ハンドルは、ロック部材と一体に製造され
て、ロック位置において、支承体またはアームから押し
ボタン状に突出していてよい。ロック部材と支承体また
はアームと互いに共働する、ロック部材をロック位置お
よびロック解除位置に保持する係止突起が配置されてい
てよい。これらの係止突起は、ハンドルの、支承体に向
けられた側に配置された係止舌片と、支承体に配置され
た係止ピンとから成っていてよい。
【0011】本発明の別の有利な構成によれば、これら
の係止突起は、ロック部材のL字形を成して接する平ら
な面取り部と、支承体の真っ直ぐに延びる対応面または
突起状に突出した対応面とから成っているか、またはそ
の逆から成っていてもよい。これらの平らな面取り部の
弾性的な従動性は、ロック部材に、支持面の背後の範囲
で、材料のない室が配置されていることにより増大され
る。
【0012】本発明の別の有利な構成によれば、ロック
解除ハンドルが旋回可能に、支承体またはアームに配置
されていてよい。このロック解除ハンドルは、ロック位
置では、支承体またはアームから押しボタン状に突出し
ており、ロック部材に設けられた係止突起と共働するロ
ック突起を有している。このロック解除ハンドルは、旋
回軸から所定の間隔をおいて設けられた支持体に片側
で、旋回可能に支持されており、弾性的な中間部材を介
して、ロック部材に設けられた切欠きに係合することが
できる。この場合、切欠きの各側面が係止突起を形成し
て、中間部材に互いに間隔を置いて設けられた各突起が
ロック突起を形成している。
【0013】本発明の別の有利な構成によれば、ロック
解除ハンドルとロック部材との間に、逆向きの旋回を生
ぜしめるばね部材が配置されている。ロック部材は、ロ
ック解除ハンドルの切欠きに係合する係止突起を有して
いて、この係止突起が、ロック位置においては、切欠き
の一方の側面に隣接した、ロック解除ハンドルの突起に
支持され、ロック解除位置においては、切欠きに係合し
て反対側の側面に当接する。
【0014】本発明の別の有利な構成によれば、ロック
部材が、支承体に摺動可能に配置されたスライド部材に
連動されてよい。さらに、ロック部材がスライド部材に
おいて、ロック解除ハンドルに作用してよい。この連動
は、ロック部材に設けられた歯付きセグメントと、この
歯付きセグメントと共働する、スライド部材に設けられ
たラック部材とによって生ぜしめることができる。この
スライド部材はロック解除位置に向かってばね負荷され
ていてよい。このことは、ロック解除ハンドルが支承体
から押しボタン状に突出して、係止突起によって、スラ
イド部材の係止切欠きに係合することにより行われると
有利である。このスライド部材は、ロック部材に用いら
れる支承台に被さるように係合している。このロック解
除ハンドルは、支承台に設けられた斜めガイドにおいて
案内されており、スライド部材に設けられた係止切欠き
と共働する側方のロック突起を有している。
【0015】ロック解除ハンドルと車両ボデー面との間
のギャップを閉鎖するために、ロック解除ハンドルに
は、弾性変形可能な舌片が設けられていてもよい。この
舌片の自由な一端は、車両ボデー面の切欠きに係合す
る。
【0016】
【実施例】以下に本発明の4つの実施例を詳しく説明す
る。
【0017】車両のサンバイザのうち、支承軸2を備え
たサンバイザ部分範囲1が示されている。この支承軸2
は対応支承台と共働する。この対応支承台は、車両ボデ
ー面に取り付け可能な、アーム4を備えた支承体3と、
これらのアームおよび支承体によって形成された導入ス
リット5とから成っている。支承軸2に用いられるロッ
ク部材6は、旋回軸7、例えばピンを中心として旋回可
能に支承体3に支承されており、切欠き10の両側に、
ロック突起8ならびにロックストッパ9を有している。
このロック部材6にはロック解除ハンドル11が一体に
形成されている。このロック解除ハンドル11は、図2
に示したロック位置において、押しボタン状に支承体3
から突出している。係止舌片12がロック解除ハンドル
11に一体成形されている。さらにこの係止舌片12
は、支承体3を貫通したピン14か、またはこの支承体
3と一体成形されたピンにばね弾性的に接触している。
係止舌片12に設けられた係止突起13は、図2に示し
たロック位置と図4に示したロック解除位置とを規定し
ている。
【0018】図2に示したロック位置においては、支承
軸2は、ロック部材6に設けられたロック突起8によっ
て切欠き10に保持されていて、ロック解除ハンドル1
1が図4に示した位置に押し付けられて初めて導入スリ
ット5から引き出すことができる。これにより、ロック
突起8は沈み込み、導入スリット5をもはや閉鎖しな
い。今や支承軸2は導入スリット5から自由に引き出さ
れるので、サンバイザをただちにサイドガラスに向かっ
て旋回させることができる。
【0019】支承軸2が再び対応支承台にロックしたい
場合には、この支承軸がロックストッパ9に接触するま
で、支承軸2は導入スリット5に導入される。ついで僅
かな付加的な圧力を加えると、このロック部材6は図2
に示した位置に戻るように旋回し、支承軸はロック突起
8によって導入スリット5に係合する。
【0020】支承軸2はこの位置でバタつきなく支承体
3に保持され、この位置から自然には脱離することはな
い。それでもなお、外方への旋回を問題なく行うことが
できる。それというのは、このロック解除は、ロック解
除ハンドル11を指で簡単に押圧することによって行う
ことができるからである。
【0021】図5および図6に示した実施例ならびに図
7および図8に示した実施例は、図1〜図4に示した実
施例とは、ロック部材と解除ハンドルとが2つの部分か
ら形成されている点で異なっている。
【0022】図5および図6に示した実施例の場合、ア
ーム16を備えた支承体15と、これらのアームと支承
体との間に配置された導入スリット17とが設けられて
いる。この場合、ロック部材18が旋回軸19を中心と
して旋回可能に支承されている。このロック部材18は
ロック突起20ならびにロックストッパ21を有してお
り、これらのロック突起とロックストッパとは切欠き2
2の各側面を形成している。
【0023】ロック解除ハンドル23は弾性的な中間部
材24を備えており、この中間部材の、横方向に互いに
間隔をおいたロック突起27が、ロック部材18に設け
られた切欠き25に突入する。この切欠き25の各側面
は係止突起26を形成している。ロック解除ハンドル2
3は一方の側で、支承体15に設けられた支持体28に
支持されている。図示された実施例では、この支持体2
8は差し込まれたピンによって形成されているが、しか
し、支承体15に一体成形されていてもよい。
【0024】図5に示した位置では、導入スリット17
がロック突起20によって狭められて、この導入スリッ
ト17内で切欠き22に接触した状態で位置する支承軸
が保持されるようになっている。ロック解除ハンドル2
3は、押しボタン状に支承体15から突出している。ロ
ック解除ハンドル23が指圧によって、図6に示した位
置にもたらされると、ロック部材18はロック解除され
て図6に示した位置に旋回する。この位置で、ロック突
起20が内方に向かって旋回させられる。これに対し
て、ロックストッパ21は導入スリット17の開口に向
かって旋回させられて、支承軸を前に押し出して解放す
る。
【0025】支承軸を導入してロックするためには、こ
の支承軸を小さな圧力によって切欠きに向かって案内す
ることで充分である。これによりロックストッパ21と
ロック部材全体とが旋回させられて図5に示した位置に
達する。
【0026】図7および図8に示した実施例の場合に
は、アーム30と導入スリット31とを備えた支承体2
9は、図1〜図6に示した実施例の場合と似たように成
形されている。ロック部材32は、差し込まれたピンの
形で形成された旋回軸33を中心として、旋回可能に支
承体29に配置されていて、ロック突起34ならびにロ
ックストッパ35を有している。これらのロック突起3
4ならびにロックストッパ35は、切欠き36の両側に
位置されている。ロック突起34は係止突起37に移行
しており、この係止突起37は、図7に示したロック位
置においては、ロック解除ハンドル38に設けられた突
起40に接触している。ロック解除ハンドル38は、旋
回軸41を形成するピンによって支承体29に支承され
て、押しボタン状にこの支承体から突出している。ロッ
ク解除ハンドル38に設けられた切欠き39は、図8に
示したロック解除位置において、係止突起37を収容す
るために役立つ。ロック解除ハンドル38に設けられた
突出部42には、脚ばねの形状を有するばね部材43の
一方の脚部が支持されている。この脚ばねの巻きは旋回
軸33に嵌められている。この脚ばねの他方の脚部はロ
ック部材32に支持されて、これらのロック部材32と
ロック解除ハンドル38とが、ばねによって互いに逆方
向に旋回させられるようになっている。このことは次の
ことを生ぜしめる。すなわち、ロック解除ハンドル38
を操作すると、係止突起37が突起40の傍らを擦過し
て切欠き39の範囲に達するやいなや、ロック部材32
が、図8に示した位置に急激に旋回する。これにより、
ロック突起37が導入スリット31の開口を解放し、ロ
ックされた支承軸は導入スリット31から出ることがで
きる。
【0027】支承軸を導入スリット31に再びロックす
るためには、支承軸をロックストッパ38とロック部材
32とに向かって図7に示した位置に移動させることで
十分である。ばね部材43の作用により、ロック解除ハ
ンドル38は、ロック部材32とは逆向きに旋回しよう
とする。このことは、係止突起37が切欠き39から持
ち上げられた瞬間に可能になる。突起40は、係止突起
37の下に押しずらされ、しかもロック部材32を再び
ロック位置で固持する。
【0028】図9〜図11に示した実施例では、支承体
44はアーム45と導入スリット46とを有している。
ロック部材47は、旋回軸48として形成されたピンに
よって、旋回可能に支承体44に支承されている。この
旋回軸48は別個の構成部分である必要はなく、ロック
部材47に一体成形されていてもよい。
【0029】ロック部材47は通常用いられるロック突
起49と、ロックストッパ50と、これらのロック突起
とロックストッパとの間に形成された切欠き51とを有
している。ロック部材47を旋回させるために、このロ
ック部材は歯付きセグメント対52を備えている。この
歯付きセグメント対は、スライド部材53に設けられ
た、対応するラック部材対54に係合している。ラック
部材対54の2つの延長部は、係止切欠き55を備えて
いる。スライド部材53は支承台56に被さって係合し
ている。この支承台56は、一方ではロック部材47を
支持して保持するために役立ち、他方では架台状のスラ
イドシュー59を斜めガイド57において案内するため
に役立つ。スライドシュー59にはロック解除ハンドル
がピン58の形で固定されている。このロック解除ハン
ドルは、支承体44から押しボタン状に突出している。
スライドシュー59の側方には、係止突起60が配置さ
れており、これらの係止突起は、スライド部材53に設
けられた係止切欠き55と共働する。スライド部材53
とスライドシュー59との間には圧縮ばね61が配置さ
れている。この圧縮ばねは、スライド部材53を摺動さ
せようとする。スライドシュー59が図10に示した位
置に位置している限り、スライド部材53は摺動できな
い。それというのは、スライドシュー59に設けられた
係止突起60が、スライド部材53に設けられた係止切
欠き55に係合しているからである。このような位置で
は、ロック突起49は導入スリット46の範囲に向かっ
て突入して、この導入スリットを部分的に閉鎖している
ので、この導入スリットに配置された支承軸が固持され
る。ピン58が図11に示した位置に達するように、こ
のピン58を指圧によりこの支承体44に押し込むと、
係止突起60がスライド部材53を解放する。このスラ
イド部材53は、圧縮ばね61の作用を受けて摺動し、
ラック部材対54と歯付きセグメント対52とを介して
ロック部材47を図11に示した位置に旋回させる。こ
のような位置で、ロック突起49は導入スリット46か
ら出て、さらに、支承軸は導入スリット46から出るこ
とができる。
【0030】支承軸を再び導入スリット46にロックし
たい場合には、この支承軸がロックストッパ50に向か
って押圧される。これにより、ロック部材47が旋回す
る。この旋回運動は歯付きセグメント対52とラック部
材対54とを介してスライド部材53を連行する。この
係止突起60は再び係止切欠き55の範囲に達する。ス
ライドシュー59は、斜めガイド57において、圧縮ば
ね61によって図10に示した位置に摺動させられ、ス
ライド部材53を再びロックする。
【0031】本発明による対応支承台の部分全体は、ば
ね部材43および圧縮ばね61を例外としてプラスチッ
クから製造することができる。特に、支承体3,15,
29,44が1鉛直平面内で分割されるように構成され
て、個々の部分の組み付けの後に接着されるか溶接され
る場合には、ピン14と、ピン状に形成された旋回軸
7,19,33,41,48と支持体28とは、支承体
3,15,29,44、ロック部材6,18,32,4
7および/またはロック解除ハンドル23,38に一体
形成されてもよい。
【0032】図12および図13に示した実施例の場
合、支承体3はほぼ図2および図4に示した実施例のよ
うに形成されている。図12に示したロック解除位置お
よび、図13に示したロック位置における係止のため
に、ロック部材6が、L字形、有利には鈍角を成して接
している平らな面取り部63,64を有している。これ
らの面取り部は、支承体3に設けられた突起状に突出し
た対応面66と共働している。面取り部63,64の弾
性変形可能性を高めるために、ロック部材6には、材料
のない室67が設けられている。
【0033】図12に示したロック解除位置において
は、面取り部64は、突起状に突出した対応面66に接
触している。ロック部材6は、面取り部63,64の背
後で、図示されたロック解除位置に保持されている。こ
れとは逆に、図13に示したロック位置においては、面
取り部63は、突起状に突出した対応面66に接触し
て、このロック部材6をこの位置に固持している。一方
の位置から他方の位置への移行時には、これらの面取り
部63,64は弾性的に変形して、各終端位置に達する
まで、材料のない室67に弾性的に後退する。この終端
位置で、面取り部は再び図示された位置をとり、ロック
部材のためのロック部分を形成する。弾性変形可能な舌
片68が、膜ヒンジによってロック解除ハンドルに結合
されており、車両ボデー面に設けられた切欠き69に突
入している。このように、車両ボデー面とロック解除ハ
ンドル11との間のギャップは、ロック位置において
は、図13に示したような形式でカバーされる。
【0034】図14および図15に示した実施例は、図
12および図13に示した実施例とは、ロック部材6
が、旋回軸7に用いられる支承突起62を有している点
で異なっている。この支承突起62には、鈍角を成して
接している面取り部63,64が配置されている。これ
らの面取り部は、支承体3に設けられた真っ直ぐに延び
る対応面65と共働する。この実施例の作用形式は、図
12および図13に示した実施例における作用形式と同
じである。しかし、この実施例におけるロック作用およ
びロック解除作用は、支承体3とロック部材6と旋回軸
7との弾性変形可能性に関連しているので、ここでは、
製造正確さに対する高められた要求が与えられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による支承台と、支承軸を備えたサンバ
イザの部分範囲とを示した斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を、図3のII−II線に
沿って示した、ロック位置における断面図である。
【図3】図4のIII−III線に沿って示した断面図
である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って示した、ロック解
除位置における断面図である。
【図5】本発明の第2実施例をロック位置で示した断面
図である。
【図6】本発明の第2実施例をロック解除位置で示した
断面図である。
【図7】本発明の第3実施例をロック位置で示した断面
図である。
【図8】本発明の第3実施例をロック解除位置で示した
断面図である。
【図9】本発明の第4実施例を、構成部材を互いに分解
した状態で示した斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例をロック位置で示した断
面図である。
【図11】本発明の第4実施例をロック解除位置で示し
た断面図である。
【図12】本発明の別の実施例をロック解除位置で示し
た断面図である。
【図13】図12に示した実施例をロック位置で示した
断面図である。
【図14】本発明のさらに別の実施例をロック位置で示
した断面図である。
【図15】図14に示した実施例をロック解除位置で示
した断面図である。
【符号の説明】
1 サンバイザ部分範囲、 2 支承軸、 3 支承
体、 4 アーム、 5導入スリット、 6 ロック部
材、 7 旋回軸、 8 ロック装置、 9ロックスト
ッパ、 10 切欠き、 11 ロック解除ハンドル、
12 係止舌片、 13 係止突起、 14 ピン、
15 支承体、 16 アーム、17 導入スリッ
ト、 18 ロック部材、 19 旋回軸、 20 ロ
ック突起、 21 ロックストッパ、 22 切欠き、
23 ロック解除ハンドル、24 中間部材、 25
切欠き、 26 係止突起、 27 ロック突起、2
8 支持体、 29 支承体、 30 アーム、 31
導入スリット、32 ロック部材、 33 旋回軸、
34 ロック突起、 35 ロックストッパ、 36
切欠き、 37 係止突起、 38 ロック解除ハン
ドル、 39 切欠き、 40 突起、 41 旋回
軸、 42 突出部、 43 ばね部材、 44 支承
体、 45 アーム、 46 導入スリット、 47
ロック部材、 48 旋回軸、 49 ロック突起、
50 ロックストッパ、 51切欠き、 52 歯付き
セグメント対、 53 スライド部材、 54 ラック
部材対、 55 係止切欠き、 56 支承台、 57
斜めガイド、 58ピン、 59 スライドシュー、
60 係止突起、 61 圧縮ばね、 62 支承突
起、 63,64 面取り部、 65,66 対向面、
67 室、68 舌片、 69 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ストルク フランス国 エシュノ ラ メラン パル ク ポール 33 (72)発明者 ジャン パスカル エネグ フランス国 ブリアンクール シュマン ヴァリギ (番地なし) (72)発明者 フィリップ ヴィルカン フランス国 ルクスーイュ レ バン リ ュ ジャン マルタン 47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両サンバイザの支承軸に用いられる対
    応支承台において、 (イ)車両ボデー面に取り付け可能な支承体(3,1
    5,29,44)が設けられており、 (ロ)支承体(3,15,29,44)に設けられたア
    ーム(4,16,30,45)と、支承体(3,15,
    29,44)との間に、支承軸(2)に用いられる導入
    スリット(5,17,31,46)が形成されており、 (ハ)導入スリット(5,17,31,46)に対して
    所定の間隔を置いて設けられた軸(7,19,33,4
    8)を中心として、ロック位置とロック解除位置との間
    で旋回可能なロック部材(6,18,32,47)が設
    けられており、 (ニ)ロック位置においては導入スリット(5,17,
    31,46)を少なくとも部分的に閉鎖して、ロック解
    除位置においては支承軸(2)を解放するロック突起
    (8,20,34,49)が、ロック部材(6,18,
    32,47)に設けられていることを特徴とする、車両
    サンバイザの支承軸に用いられる対応支承台。
JP6010876A 1993-02-03 1994-02-02 車両サンバイザの支承軸に用いられる対応支承台 Pending JPH06234324A (ja)

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