JPH06233102A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06233102A
JPH06233102A JP5015426A JP1542693A JPH06233102A JP H06233102 A JPH06233102 A JP H06233102A JP 5015426 A JP5015426 A JP 5015426A JP 1542693 A JP1542693 A JP 1542693A JP H06233102 A JPH06233102 A JP H06233102A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラー再送時に、他の通信による出力との混
在を防止する。 【構成】 通信開始時に、送信してくる相手の電話番号
等を回路38に記憶し、通信(受信)エラーがあったと
きには、回路38に記憶した相手からのエラー再送以外
の受信は拒否する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、特
に、エラーしたページからの再送が可能なファクシミリ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエラーしたページからの再送が可
能なファクシミリ装置においては、送信機から受信機
に、エラーしたページからの再送ができる旨を通知した
り、実際にエラーしたページからの再送をしている時、
その旨を手順信号により通知することはしていなかっ
た。
【0003】ここで、エラーしたページからの再送をし
ている場合、画情報の一部にその旨を情報を含ませて送
信することは提案されていた。しかし手順信号に、その
旨を含ませることは行っていなかったので、受信機は通
常の受信動作であるか、エラーしたページからの再送で
あるかを認識できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら受信
機は、エラーしたページからの再送信であるかを認識で
きなかったので、エラーした通信(受信)と、エラーし
たページからの再送信の通信(受信)の間に、他の通信
(受信)が入ってしまい、ユーザーは、一目見て、これ
ら2つの通信(受信)が同じ通信(受信)であると認識
できず、正しく配布できないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、通信エ
ラーが発生時、エラーしたページからの再送信が可能な
ファクシミリ装置において、前手順時、相手受信機にそ
の旨を通知することが可能になった。そして、受信機が
送信機から、通信エラーが発生時、エラーしたページか
らの再送信が可能である旨を通知された時、途中でエラ
ーしたページの情報の記録をしない。そして、送信機か
らエラーが発生時、エラーしたページからの再送信が可
能である旨を通知された受信にて、通信途中でエラーが
発生した場合、所定時間該エラーのあった相手先以外か
らの受信を拒否。さらには、それに加えてエラーしたペ
ージからの再送信以外からの受信は、拒否する。また送
信機から受信機へエラーしたページからの再送信が行わ
れる時、この旨を送信機から受信機に通知できる。
【0006】これにより、通信エラーが発生時、送信機
からエラーしたページからの再送信が行われた場合、受
信機側において、これらの2通信(受信)の間に他の通
信(受信)が入ることなく連続して出力することが可能
になり、ユーザーは、適切に配布することが可能になっ
た。そして、エラーページからの再送信の機能が、従来
より有効に使用することが可能になった。
【0007】以上は受信機側において、受信情報をメモ
リに格納するための記憶容量が少なく、1ページの受信
終了後、該ページの記録を開始を行うシステムを教えて
きた。次に、受信機側において、受信情報をメモリに格
納するための記憶容量が多く、1通信の受信終了後、該
通信の記録を開始するシステムについて考える。
【0008】前述のファクシミリ装置において、受信機
が受信情報を記憶する手段を有する場合には、受信情報
を記憶手段に格納し、1通信分、記憶手段への格納が終
了したら、記録動作をし、受信機が送信機から、通信エ
ラーが発生時、エラーしたページからの再送信が可能で
ある旨を通知された受信で、途中でエラーが発生した場
合、他の相手先からの受信を許可し、1通信分、記憶手
段に格納された時には、順次記録をしていき、エラーし
たページからの再送信が行われた場合は、記憶手段にペ
ージ数を連続して格納していき、1通信分、記憶手段に
格納された時、記録を開始する。また途中で、エラーが
発生した場合、所定時間以内にエラーページからの再送
がない場合、通信エラーとして処理し、今まで、受信し
ていた情報を記憶手段から出力してもよい。
【0009】これにより、受信機側で、1通信分の受信
情報記憶手段に格納終了後、記録を行うファクシミリ装
置においては、通信の拒否なく、常に通信エラーが発生
した受信と、エラーしたページからの再送信の受信を、
その間に通信(受信)が行われても、これら2つの受信
を連続して出力することが可能になり、ユーザーは非常
に使い易くなった。
【0010】次に、通信エラーが発生時、1ページ目か
らの再送信が可能なファクシミリ装置について考える。
このファクシミリ装置において、前手順時、送信機から
相手受信機にその旨を通知することが可能になった。さ
らに、1ページ目からの再送信が行われる時、その旨を
送信機から受信機に通知する。ここで、受信機が受信情
報を記憶する手段を有する場合には受信情報を記憶手段
に格納し、1通信分記憶手段への格納が終了したら、記
録動作をし、受信機が送信機から、通信エラーが発生
時、1ページ目からの再送信が可能である旨を通知され
た受信で、途中で、エラーが発生した場合、該受信情報
を記憶手段から消去してしまう。また、受信機が送信機
から、通信エラーが発生時、1ページ目からの再送信が
可能である旨を通知された受信で、途中で、エラーが発
生した場合、該受信情報を、1ページ目のみ記憶手段に
残して、他のページは消去し、所定時間以内に1ページ
目からの再送がない場合は、通信エラーとして処理し
て、1ページ目の情報を通信結果レポート等に合わせて
出力してもよい。
【0011】これらにより、通信エラー時、1ページ目
から再送するファクシミリ送信機で、受信機側は、1通
信分、メモリに格納してから記録する場合、通信途中
で、エラーが発生した場合、メモリに格納されている情
報をほとんど消去できるので、メモリの有効利用が可能
になり、また、エラーした通信と、1ページ目から再送
信された情報をもとに出力することはなくなったので、
記録紙の有効利用が可能になった。
【0012】
【実施例】(実施例1)以下、図面に示す実施例に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0013】図1には、本発明によるファクシミリ装置
の実施例がブロック図として図示されている。
【0014】図1において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、その回線の端末に接続して、電話交換
網の接続制御を行ったり、デー通信路への切替えを行っ
たり、ループの保持を行う網制御装置NCU(Netw
ork Control Unit)である。信号線2
aは、電話回線である。NCU2は、信号線40aの信
号を入力し、この信号レベルが「0」であれば、電話回
線を電話機側、すなわち、信号線2aを信号線2bに接
続する。また、信号線40aの信号を入力し、この信号
レベルが「1」であれば、電話回線をファクシミリ装置
側、すなわち、信号線2aを信号線2cに接続する。通
常の状態では、電話回線は、電話機側に接続されてい
る。
【0015】4は、電話機である。
【0016】6は、送信系の信号と受信系の信号を分離
するハイブリッド回路である。すなわち、信号線20a
の送信信号は、信号線2cを通り、NCU2を介して電
話回線に送出される。また、相手側から送られてきた信
号は、NCU2を介した後、信号線2cを通り、信号線
6aに出力される。
【0017】8は、公知のCCITT勧告V21に基づ
いた変調を行う変調器である。変調器8は、信号線40
bの手順信号を入力し、変調を行い、変調データも信号
線8aに出力する。
【0018】10は、読取回路であり、送信原稿より、
主走査方向1ライン分の画信号を順次読み取り、白黒の
2値を表わす信号列を作成する。CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系で構成される。白黒の2値化
された信号列は、信号線10aに出力される。
【0019】12は、信号線10aに出力されている読
取データを入力し、符号化(K=8のMR(モディファ
イド リード)符号化)したデータを信号線12aに出
力する。
【0020】14は、メモリ回路であり、信号線40c
の制御に従い、信号線12aに出力されている符号化デ
ータをメモリ回路14に格納し、また、信号線40cの
制御に従い、メモリ回路14に格納されているデータを
信号線14aに出力する。
【0021】16は、信号線40dの制御に従い、必要
に応じて、信号線14aに出力されている情報を復号化
し、そして、相手受信機に合わせて変倍し、再度、符号
化した情報を信号線16aに出力する復号化、変倍、符
号化回路である。
【0022】18は、公知のCCITT勧告V27te
r(差動位相変調)あるいはV29(直交変調)に基づ
いた変調を行う変調器である。変調器18は、信号線1
6aの信号を入力し、変調を行い、変調データを信号線
18aに出力する。
【0023】20は、信号線8aと信号線18aの信号
を入力し、加算した結果を信号線20aに出力する加算
回路である。
【0024】22は、公知のCCITT勧告V21に基
づいた復調を行う復調器である。復調器22は、信号線
6aの信号を入力し、V21復調を行い、復調データを
信号線22aに出力する。
【0025】24は、公知のCCITT勧告V27te
r(差動位相変調)あるいは、V29(直交変調)に基
づいた復調を行う復調器である。復調器24は、信号線
6aの信号を入力し、復調を行ない、復調データを信号
線24aに出力する。
【0026】26は信号線40eの制御に従い、信号線
24aに出力されている情報を入力し、一度、復号化し
て、そして、再度、K=8のMRで符号化したデータを
信号線26aに出力し、また復号化したデータを信号線
26bに出力する復号化・符号化回路である。
【0027】28は、メモリ回路であり、信号線40f
の制御に従い信号線26aに出力されている符号化デー
タをメモリ回路28に格納し、また、信号線40fの制
御に従い、メモリ回路28に格納されているデータを信
号線28aに出力する。
【0028】30は、信号線28aに出力されている信
号を入力し、復号化、MR(モディファイド リード)
復号化)したデータを信号線30aに出力する復号化回
路である。
【0029】32は、信号線30aに出力されているデ
ータを入力し、順次1ラインずつ記録を等速で行なう記
録回路(LBP)である。
【0030】34は、自動発呼回路であり、信号線40
hに発呼命令パルスが発生した時、信号線40gに出力
されている電話番号情報を入力し、選択信号を信号線2
bに出力する。
【0031】36は、エラー再送する相手先を記憶する
回路である。回路36に、通信エラーが発生し、再送を
行う相手先を記憶する場合には、信号線36aに、相手
先番号(00から09までの10通信を考える。この中
の1つであり、例えば00)、そしてスペース、そし
て、通信番号、(0000から9999までのどれか1
つであり、例えば1000)、そして、スペース、そし
て、通信開始日時分、(例えば、92年○4月15日1
0時10分の場合は、9204151010)、そし
て、スペース、そして相手先電話番号(例えば、03−
3758−2111)を出力後、制御回路40は信号線
40iにライトパルスを発生する。また、回路36に記
憶されている情報を読み出す時には、信号線36aに、
相手先番号(例えば00)を出力後制御回路40は制御
回路40jにリードパルスを発生する。そうすると、相
手先番号(例えば00)に対応して登録されている通信
番号(例えば1000)、そして、スペース、そして通
信開始日時分(例えば、9204151010)そし
て、スペース、そして、相手先電話番号(例えば、03
−3758−2111)を信号線36aに出力する。
【0032】38は、送信機側から、通信途中でエラー
が発生した時、エラーしたページからの再送を行うとい
う情報を通知された通信において、通信途中で、エラー
があった場合、その送信相手先番号送信相手先から通知
される電話番号通信番号、通信開始時刻を記憶する回路
である。回路38に登録する時には、送信相手先番号
(00から、09までの10通信を考え、例えば0
1)、そして、スペース、そして通信機側の電話番号
(03−3481−1111)、そして、スペース、そ
して、送信側の通信番号(例えば、1111)、そし
て、スペース、そして、通信開始時刻(92年4月15
日10時20分の時には、9204151020)を信
号線38aに出力後、信号線40kにライトパルスを発
生する。また、回路38に登録されている情報を読み出
す時には、信号線38aに、送信相手先番号(例えば0
1)を出力後、信号線40lにリードパルスを発生す
る。そうすると、送信相手先番号(例えば01)に対応
して登録されている送信機側の電話番号(03−348
1−1111)、そして、スペース、そして送信側の通
信番号(例えば、1111)そして、スペース、そし
て、通信開始時刻(例えば、9204151020)を
信号線38aに出力する。
【0033】40は、通信エラーが発生時、エラーした
ページからの再送信が可能なファクシミリ装置におい
て、送信機は、まず、前手順時、相手受信機にその旨を
通知する。ここで、受信機は、送信機から通信エラーが
発生時、エラーしたページからの再送信が可能である旨
を通知された時、途中で、エラーしたページの記録はし
なく、通信途中でエラーが発生した場合、所定時間は、
該エラーのあった相手先でかつ同一相手先からのエラー
したページからの再送信以外は受信を拒絶する。また送
信機はエラーしたページからの再送信をしている時、こ
の旨を手順信号にて、受信機に通知する。以上の制御を
主に行う制御回路である。
【0034】図2には、図1制御回路40の制御の流れ
図が図示されている。
【0035】図2において、ステップS50は、始めを
表わしている。
【0036】ステップS52においては、信号線40a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0037】ステップS54においては、受信が選択さ
れたか否かが判断される。受信が選択されると、ステッ
プS60に進み、受信が選択されていないと、ステップ
S56に進む。
【0038】ステップS56においては、送信が選択さ
れたか否かが判断される。送信が選択されると、ステッ
プS114(図5)に進み、送信が選択されていない
と、ステップS58に進み、その他の処理を行う。
【0039】ステップS60においては、信号線40a
に、信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。
【0040】ステップS62は、前手順を表わしてい
る。ここで、エラー再送した情報を受信時、実施例のエ
ラーしたページからの再送を連続して受信する機能を有
していることを通知する。
【0041】ステップS64においては、送信機は、エ
ラー発生時、本実施例のエラーしたページからの再送機
能を有しているか否かが判断され、エラーしたページか
ら再送機能を有している場合は、ステップS70に進
み、エラーしたページからの再送機能を有していない場
合には、ステップS66に進む。
【0042】ステップS66は、画信号の受信/記録を
表わしている。
【0043】ステップS68は、後手順を表わしてい
る。
【0044】ステップS70においては、送信相手先番
号に対応して、送信機から、通知される電話番号、通信
番号、通信開始時刻を回路38に記憶する。
【0045】ステップS72は、画信号のメモリ回路2
8への受信と、メモリ回路28からの記録を表わしてい
る。
【0046】ステップS74においては、1ページの受
信が終了したか否かが判断される。1ページの受信が終
了すると、ステップS78に進み、1ページの受信が終
了していないとステップS76に進む。
【0047】ステップS76においては、エラーが発生
したか否かが判断され、エラーが発生すると、ステップ
S90(図3)に進み、エラーが発生していないと、ス
テップS72に進む。
【0048】ステップS78は、中間手順を表わしてい
る。ここで記録中のページ情報の記録は続行する。
【0049】ステップS79においては、エラーが発生
したか否かが判断され、エラーが発生すると、ステップ
S90(図3)に進み、エラーが発生していないと、ス
テップS80に進む。
【0050】ステップS80においては、次ページがあ
るか否かが判断される。次ページがある時には、ステッ
プS72に進み、次ページがない時には、ステップS8
2に進む。
【0051】ステップS82は後手順を表わしている。
ここで、記録中のページ情報の記録は続行する。
【0052】ステップS84(図3)においては、信号
線40aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLを
オフする。
【0053】ステップS86は、未記録ページの情報を
全て記録することを表わしている。
【0054】ステップS88においては、エラーがなく
通信が終了したので、ステップS70にて回路38に送
信相手先番号に対応して登録した送信機から通知された
電話番号、通信番号、通信開始時刻を消去する。
【0055】ステップS90においては、信号線40a
に、信号レベル「0」の信号を出力しCMLをオフす
る。
【0056】ステップS92は、エラーのあった前ペー
ジまでの情報を記録することを表わしている。
【0057】ステップS94においては、タイマーT1
に5分をセットすることを表わしている。
【0058】ステップS96においては、着信があった
か否かが判断される。着信があるとステップS98に進
み、着信がないと、ステップS102に進む。
【0059】ステップS98においては、信号線40a
に、信号レベル「1」の信号を出力しCMLをオンす
る。
【0060】ステップS100は前手順を表わしてい
る。ここで、エラー再送した情報を受信時、本実施例の
エラーしたページからの再送情報を受信する機能を働か
せることを通知する。
【0061】ステップS102においては、タイマーT
1がタイムオーバーしたか否かが判断されタイマーT1
がタイムオーバーしたか否かが判断される。タイマーT
1がタイムオーバーするとステップS104に進み、タ
イムオーバーしていないとステップS96に進む。
【0062】ステップS104においては、エラー通信
があったが、所定時間以内に、再送信がないので、エラ
ー通信のあった旨を表示し、そして、ステップS70に
て回路38に送信相手先番号に対応して登録した送信機
から通知された電話番号、通信番号、通信開始時刻を消
去する。
【0063】ステップS106(図4)においては、回
路38に登録されている情報と今受信した情報を比較
し、今、エラー通信のあった相手先からの受信であるか
否かが判断され、肯定時には、ステップS108に進
み、否定時には、ステップS112に進む。
【0064】ステップS108においては、送信機側か
らエラーしたページからの再送信である旨の通知があっ
たか否かが判断される。エラーしたページからの再送信
である場合には、ステップS110に進み、エラーした
ページからの再送信でない場合には、ステップS112
に進む。
【0065】ステップS110においては、回路38に
登録されている情報を入力し、送信機から指定された通
信番号は、エラーした情報の通信番号と同じであるか否
かが判断され、同じである場合には、ステップS72
(図2)に進み、異なる場合には、ステップS112に
進む。
【0066】ステップS112においては、受信を拒否
した旨を表示する。ここで、同時に相手先電話番号等も
表示する。
【0067】ステップS114(図5)においては、信
号線40aに信号レベル「1」の信号を出力しCMLを
オンする。
【0068】ステップS116は前手順を表わしてい
る。
【0069】ステップS118においては、受信機はエ
ラー再送した情報を受信時、本実施例のエラーしたペー
ジからの再送情報を連続して受信する機能を有している
か否かが判断され、有している時にはステップS120
に進み、有していない時にはステップS160(図6)
に進む。
【0070】ステップS120は残りの前手順を表わし
ている。ここでエラーしたページからの再送機能を有し
ていること、及び送信機側の電話番号、通信番号を通知
する。
【0071】ステップS122においては、発呼した相
手先を相手先番号に対応して、通信番号及び通信開始時
刻、相手先電話番号を回路36に記憶する。
【0072】ステップS124においては、画信号のメ
モリ回路14への格納と、また、メモリ回路14に格納
されている情報を送信することを表わしている。
【0073】ステップS126においては、1ページの
送信が終了したか否かが判断され、1ページの送信が終
了していると、ステップS128に進み、1ページの送
信が終了していないと、ステップS124に進む。
【0074】ステップS128は、中間手順を表わして
いる。
【0075】ステップS130においては、エラー終了
したか否かが判断され、エラー終了していると、ステッ
プS138に進み、エラー終了していないと、ステップ
S132に進む。
【0076】ステップS132においては、次ページが
あるか否かが判断され、次ページがあると、ステップS
124が進み、次ページがないと、ステップS134に
進む。
【0077】ステップS134は後手順を表わしてい
る。
【0078】ステップS136においては、エラーがな
くて通信が終了したので、ステップS122にて、回路
36に相手先番号に対応して登録した通信番号及び通信
開始時刻、相手先電話番号を消去する。
【0079】ステップS138においては、エラーした
ページ数を記憶しておく。そして、ステップS158
(図6)に続く画信号の通信において、このページから
の再送信を行う。
【0080】ステップS140においては、信号線40
aに、信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフ
する。
【0081】ステップS142は、1分ウェイトするこ
とを表わしている。
【0082】ステップS144においては、リダイヤル
回数として3を格納する。
【0083】ステップS146(図6)においては、エ
ラーした通信相手先の電話番号の情報を回路36から入
力し、発呼する。
【0084】ステップS148においては、相手先はビ
ジーであるか否かが判断され、相手先がビジーである場
合には、ステップS150に進み、リダイヤル回数の値
を1つデクリメントし、相手先がビジーでない場合には
ステップS156に進む。
【0085】ステップS152においては、リダイヤル
回数が0であるか否かが判断され、0である場合には、
ステップS136に進み、0でない場合には、ステップ
S154に進み、1分間ウェイトする。
【0086】ステップS156においては、信号線40
aに、信号レベル「1」の信号を出力しCMLをオンす
る。
【0087】ステップS158は、前手順を表わしてい
る。ここでエラーした通信のエラーしたページからの通
信である旨と、送信機側の電話番号、通信番号を通知す
る。
【0088】ステップS160は、残りの前手順を表わ
している。
【0089】ステップS162は画信号の読取りと送信
を表わしている。
【0090】ステップS164は、後手順を表わしてい
る。
【0091】(実施例2)前記実施例においては、通信
途中でエラーが発生した時、エラーページからの再送
は、通信が、最後まで、エラーなく終了するまで行うこ
とを考えた。しかしこの再送を行う回数に制限を設けて
もよい。
【0092】(実施例3)前記実施例においては、受信
機は、途中でエラーが終了した時、同一相手先(電話番
号の一致)かつ同一通信番号(送信機から送られる通信
番号がエラーする前と、エラー後の再送信と同じであ
る)かつ、エラー再送信である旨の通知があった場合に
限り、受信を許可することを考えた。しかし、受信を拒
否する条件は、これらのうちの2つとしてもよく、また
他の条件でもよい。
【0093】(実施例4)前記実施例においては、送信
が選択された場合、相手受信機が前記実施例の機能をし
ていない場合、通信エラーが発生時、エラーしたページ
からの再送はしないことを考えた。しかし、この場合に
おいても、通信エラーが発生時エラーしたページからの
再送をしてもよい。
【0094】(実施例5)受信機が受信情報を記憶する
手段を有する場合には、受信情報を記憶手段に格納し、
1通信分、記憶手段への格納が終了したら、記録動作を
し受信機が送信機から通信エラーが発生時、エラーした
ページからの再送信が可能である旨を通知された受信で
途中で、エラーが発生した場合、くせの相手先からも、
受信を許可し、1通信分、記憶手段に格納された時には
順次記録をしていき、エラーしたページからの再送信が
行われた場合は、記憶手段にページ数を連続して格納し
ていき、1通信分記憶手段に格納された時、記録を開始
する。そして、途中でエラーが発生した場合、所定時間
以内に、エラーページからの再送がない場合、通信エラ
ーとして処理し、今まで受信していた情報を記憶手段か
ら出力する。
【0095】以上の制御の具体例が図7、図8に図2〜
図6の制御の異なる部分のみ図示されている。
【0096】図7において、図2ステップS72を「画
信号のメモリ回路28への格納」に変える。
【0097】また図2ステップS78、S82におい
て、ともに「記録動作はしない」制御とする。
【0098】図3ステップS86を「全ページの記録」
に変える。
【0099】ステップS170は図2ステップS62を
表わしている。
【0100】ステップS172においては、エラーした
通信の再送信であるか否かが判断され、再送信である時
には、ステップS176に進み、再送信でない時には、
ステップS174(図2、ステップS64)に進む。
【0101】ステップS176は、指定された通信相手
先送信通信番号に対応して、メモリ回路28に情報を連
続的に格納する。
【0102】ステップS178は、図2ステップS72
を表わしている。
【0103】ステップS180は図3ステップS90を
表わしている。
【0104】ステップS182においては、該通信が、
エラーした旨を回路38に記憶しておく。また、メモリ
回路28へ受信情報を連続的に格納できるための制御を
しておく。
【0105】ステップS184は図2、ステップS52
を表している。
【0106】ステップS186(図8)は、図2ステッ
プS58を表している。
【0107】ステップS188においては、回路38に
おいて、エラーした通信は残っているか否かが判断され
る。エラーした通信が残っていると、ステップS190
に進み、エラーした通信が残っていないと、ステップS
196(図2ステップS54)に進む。
【0108】ステップS190においては、該エラーし
て残っている通信は、受信開始してから、30分以上経
過したか否かが判断され30分以上、経過していると、
ステップS192に進み、経過していないと、ステップ
S196に進む。
【0109】ステップS192においては、そのエラー
通信に対応してメモリに格納されている情報を出力しエ
ラー通信である旨を表示する。
【0110】ステップS194は図3ステップS104
に進み、上記の通信番号の情報を回路38から削除す
る。
【0111】(実施例6)通信エラーが発生時、1ペー
ジ目からの再送信が可能なファクシミリ装置において、
前手順時、相手受信機にその旨を通知する。また1ペー
ジ目からの再送信が行われている時、その旨を通信機か
ら受信機に通知する。ここで、受信機が受信情報を記憶
する手段を有する場合には、受信情報を記憶手段に格納
し、1通信分記憶手段への格納が終了したら、記録動作
をし、受信機が、送信機から通信エラーが発生時1ペー
ジ目からの再送信が可能である旨を受信で、途中でエラ
ー発生した場合、該受信情報を記憶手段から消去してし
まう。
【0112】以上の制御の具体例が図9に図7〜図8の
制御と異なる部分のみ図示されている。
【0113】図9において、まず、ステップS62(図
2)、S64(図2)、S118(図5)、S120
(図5)、S158(図6)はすべてエラーしたページ
からの再送でなく、「1ページ目からの再送」に変更す
る。
【0114】ステップS200は図7、ステップS18
0を表わしている。
【0115】ステップS202においては、該通信がエ
ラーした旨を回路38に記憶しておく。一方、メモリ回
路28に格納されている途中までの受信情報をメモリか
ら消去する。
【0116】ステップS204は図2、ステップS52
を表わしている。
【0117】ステップS206は図7ステップS172
のYesを表わしている。
【0118】ステップS208は、指定された通信番号
に対応してメモリ回路28に受信情報を格納することを
表わしている。
【0119】ステップS210は図2、ステップS72
に進むことを表わしている。
【0120】また図8、ステップS186から、ステッ
プS196の制御を削除する (実施例7)前記実施例6において、受信機が送信機か
ら、通信エラーが発生時、1ページ目からの再送信が可
能である旨を通知された受信で、途中で、エラーが発生
した場合、該受信情報を1ページ目のみ記憶手段に残し
て他のページは消去し所定時間以内に1ページ目からの
再送がない場合は、通信エラーとして処理して、1ペー
ジ目の情報を通信結果レポート等に合わせて出力する。
【0121】この制御の具体例が図10に、図9の制御
と異なる部分のみ図示されている。
【0122】図10において、図9、ステップS202
をメモリ回路28からの情報の消去として、1ページ目
のみメモリに残しておく様に変更する。
【0123】また、ステップS186から、ステップS
196の制御を復活させる。
【0124】
【発明の効果】以上説明した様に、本願発明によると、
エラー通信があり、エラーしたページからの再送が行わ
れた時、受信機側においては、これら2通信(受信)の
間に他の受信情報の記録が入ることなく連続して記録す
ることが可能になり、ユーザーは、受信情報を適切に配
布することが可能になった。そしてエラーページからの
再送信の機能が、従来より有効に利用できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置のブロック図であ
る。
【図2】本実施例の制御回路のフローチャート図であ
る。
【図3】本実施例の制御回路のフローチャート図であ
る。
【図4】本実施例の制御回路のフローチャート図であ
る。
【図5】本実施例の制御回路のフローチャート図であ
る。
【図6】本実施例の制御回路のフローチャート図であ
る。
【図7】実施例5のフローチャート図である。
【図8】実施例5のフローチャート図である。
【図9】実施例6のフローチャート図であるる
【図10】実施例7のフローチャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 V21変調器 10 読取回路 12 符号化回路 14 メモリ回路 16 復号化・変信・符号化回路 18 V27terあるいはV29の変調器 20 加算回路 22 V21復調器 24 V27terあるいはV29復調器 26 復号化・符号化回路 28 メモリ回路 30 復号化回路 32 記録回路 34 自動発呼回路 36 エラー再送する相手先記憶回路 38 通信途中でエラーのあった相手先、通信番号、通
信開始時刻記憶回路 40 制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信エラーが発生時、エラーしたページ
    からの再送信が可能なファクシミリ装置において、前手
    順時、相手受信機にその旨を通知することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において受信機が送信機から通
    信エラーが発生時、エラーしたページからの再送信が可
    能である旨を通知された時、途中でエラーしたページ情
    報の記録をしないことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において送信機からエラーが発
    生時、エラーしたページからの再送信が可能である旨を
    通知された受信にて通信途中でエラーが発生した場合、
    所定時間は該エラーのあった相手先以外からの受信を拒
    否することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、送信側から受信
    側へエラーしたページからの再送信が行われる時、この
    旨を送信機から受信機に通知する手段を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、受信を許可するの
    は、同一相手先からのエラーしたページからの再送信と
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、受信機が受信情
    報を記憶する手段を有する場合には受信情報を記憶手段
    に格納し、1通信分記憶手段への格納が終了したら、記
    録動作をし、受信機が送信機から、通信エラーが発生
    時、エラーしたページからの再送信が可能である旨を通
    知された受信で途中でエラーが発生した場合、他の相手
    先からも受信を許可し、1通信分記憶手段に格納された
    時には、順次記録をしていて、エラーしたページからの
    再送信が行われた場合は、記憶手段にページ数を連続し
    て格納していき、1通信分記憶手段に格納された時、記
    録を開始することを特許とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、途中でエラーが発生
    した場合、所定の時間以内にエラーページからの再送が
    ない場合、通信エラーとして処理し、今まで受信してい
    た情報を記憶手段から出力することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  8. 【請求項8】 通信エラーが発生時、1ページ目からの
    再送信が可能なファクシミリ装置において、前手順時相
    手受信機にその旨を通知することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、1ページ目からの再
    送信が行われる時、その旨を通信機から受信機に通知す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項8〜9において、受信機が受信
    情報を記憶する手段を有する場合には、受信情報を記憶
    手段に格納し、1通信分記憶手段への格納が終了したら
    記録動作をし、受信機が送信機から通信エラーが発生
    時、1ページ目からの再送信が可能である旨を通知され
    た受信で、途中でエラーが発生した場合、該受信情報を
    記憶手段から消去してしまうことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、受信機が送信機
    から通信エラーが発生時、1ページ目からの再送信が可
    能である旨を通知された受信で、途中でエラーが発生し
    た場合、該受信情報を1ページ目のみ記憶手段に残し
    て、他のページは消去し、所定時間以内に1ページ目か
    らの再送がない場合は、通信エラーとして処理して、1
    ページ目の情報を通信結果レポート等に合わせて出力す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015207845A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置

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