JPH06232528A - 混成集積回路基板及びその製法 - Google Patents

混成集積回路基板及びその製法

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JPH06232528A
JPH06232528A JP5019855A JP1985593A JPH06232528A JP H06232528 A JPH06232528 A JP H06232528A JP 5019855 A JP5019855 A JP 5019855A JP 1985593 A JP1985593 A JP 1985593A JP H06232528 A JPH06232528 A JP H06232528A
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Japan
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circuit board
integrated circuit
film
conductor
passive element
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JP5019855A
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Toshio Ogawa
敏夫 小川
Shuji Kato
修治 加藤
Noritaka Kamimura
典孝 神村
Mitsuru Hasegawa
長谷川  満
Takao Kobayashi
喬雄 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
    • H05K1/0298Multilayer circuits
    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高精度の電気的特性を有する膜状受
動素子を包含した小型,高密度の混成集積回路基板及び
その製法と用途とを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、表層に膜状受動素子を形成し、トリ
ミング工程によって高精度に調整後、集積回路素子を重
畳して配置する。 【効果】本発明によれば、集積回路素子の下部に、高精
度の膜状受動素子を包含できるので、電子部品を小型化
もしくは高密度化できるという効果がある。さらに、導
体配線距離を低減することによって、処理信号の高速
化,高周波化に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生用やコンピュータ
用など電子工業に用いられる回路基板に係り、詳しくは
絶縁層上に集積回路素子及びもしくはパッケージされた
電子部品及び高精度の膜状受動素子を配置し、これらを
導体材料によって電気的に接続した高密度回路基板及び
その製法と用途とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のハイブリッドICは、より小型
化,高密度化の要求から、絶縁体表面のみに回路を形成
する構成の基板に加えて、グリーンシート上に電極パタ
ーンを印刷形成し、これらを積層,焼結することによっ
て、もしくは、スクリーン印刷の繰返しによって多層化
し、焼結することによって、基板内部に配線パターンを
持つセラミック多層配線基板が用いられてきた。その基
板を大別すると次の二つがある。その一つとして、例え
ば、特開平2−129997 号に記載されるように、WやMo
を配線導体として使用し、1500〜1600℃の高い
温度で同時焼成するセラミックス多層基板がある。
【0003】他の一つとして、例えば、特開平3−69194
号に開示される、通常1000℃以下の比較的低い温度
で絶縁体の焼結ができる低温焼結性セラミックス基板が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁体
表面のみに回路を形成する基板では、2次元でパターン
設計する必要があり、配線の自由度が小さく、高密度配
線の実現は難しい。また、上記の高温で焼成される基板
は、WやMoなど導体の抵抗率が大きく、高周波用回路
への適用に難があると共に、微細配線化による回路の高
密度化ができないという欠点があった。一方、低温焼結
性の基板では、焼成温度が低いので、同時焼成する内蔵
配線用導体材料として、Au,Ag,Cuなどのいわゆ
る低抵抗性導体材料が使用できる。その為、前述の導体
抵抗率に関する問題点は解決できる。しかしながら、こ
の基板の表層部に例えばチップ抵抗などの受動素子を配
置し、さらに面積占有率の高い集積回路素子などを同一
平面上に並べて配置することになり、回路基板の実装密
度をさらに高めるという観点から問題がある。特に、受
動素子数の多い、例えばビデオカメラ用映像処理回路な
どの基板ではこれら受動素子の占める面積が大きく、回
路の小型化もしくは高密度化に難がある。
【0005】さらに、表層部に形成した受動素子の精度
を確保する目的で、レーザービームによるトリミング工
程を加えると、その熱影響によって素子周辺の絶縁層も
同時に溶融してしまうという問題が生ずる。すなわち、
レーザービームの出力が低いと、素子の切断が十分でな
く、高い信頼性が得られない。一方、出力が高過ぎる
と、低温焼結性材料であるため、絶縁体そのものが損傷
を受け、例えば層間の絶縁特性保障ができなくなってし
まうなどの障害がある。従って、レーザートリミングの
条件が極めて狭い領域に限定され、実用上難がある。
【0006】以上記したように、低抵抗性導体配線を内
蔵し、表層に膜状受動素子及び集積回路素子などを配置
した従来の回路基板では高密度の回路基板を得にくいと
いう問題があった。本発明は、こうした問題点を解決
し、小型かつ高密度の、高周波用途を含む電子工業用回
路基板及びその製法と用途とを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、絶縁性材料を積層した基板の表層もし
くは内層部に、Au,Ag,Cu,Ag/Pd,Ag/
Ptなどの低抵抗性導体配線を配置し、該導体に接続し
て膜状受動素子を形成し、さらに該膜状受動素子に重畳
して、集積回路素子などの電子部品を配置することによ
って、実装密度の向上を容易ならしめ、小型かつ高密度
の、高周波用途を含む電子工業用回路基板を実現するも
のである。
【0008】前記絶縁性材料は通常、軟化点の低い低温
焼結性ガラスで構成され、内層の配線導体と同時焼成さ
れる。前記膜状受動素子は通常印刷−焼成工程によるい
わゆる厚膜技術によって形成される。表層導体の形成に
当たっては、絶縁材料に含まれるガラスの影響により、
半田濡れ性が著しく低下する現象がみられる。これは無
機結合剤として有効量の酸化ビスマスを導体中に含ませ
ることで改善できる。本発明による上記積層回路基板の
表層の少なくとも受動素子のレーザートリミングされる
部分に耐熱性の表層部を設けることによって、その後の
レーザービームを用いたトリミング工程が容易となり、
高精度の素子を包含し、小型かつ高密度の回路基板が得
られる。さらに、受動素子として容量素子を形成した場
合にも、その電極部分をレーザートリミングすることに
より、素子の容量調整が容易に可能となる。
【0009】本発明による、前記耐熱性表層部を形成す
るに当たって、組成の異なる内層絶縁体部との境界領域
に、両組成の混合層による適度の濃度勾配を設けた、い
わゆる傾斜組成構造化することによって、たとえば温度
変化時の熱膨張係数の差異による応力の発生など不安定
現象を抑制することができ、高信頼性回路基板が提供で
きる。
【0010】そして、本発明で得られる回路基板は、高
精度の膜状受動素子を包含し、かつ高密度の実装が可能
であり、携帯用のカメラ一体型ビデオ装置並びに信号を
高速化した通信用電子機器やコンピュータなどを構成す
る電子回路基板として有効活用できる。
【0011】
【作用】本発明は、低抵抗性の導体配線を内蔵し、その
表面に耐熱性表層部を設けた上面に膜状受動素子を形成
し、さらにその上に重畳して集積回路などの電子部品を
配置する構造である。従って、実装に必要な回路基板の
要求面積を大幅に低減できる。その為、小型,高密度の
回路基板を実現するものである。また、本発明は膜状受
動素子の下部に表層耐熱部を具備した構造を有する。そ
の結果として、レーザービームによるトリミングに際し
て、ビームの熱影響による基板表層周辺の絶縁体並びに
内層の導体配線の損傷を抑制することができる。その
為、精度の高いトリミングが容易に可能となり、高精度
の膜状受動素子を包含する低抵抗配線化した多層回路基
板を実現するものである。さらに、表層の導体中に酸化
ビスマスを有効量含ませることにより、導体焼成時にお
けるガラスの拡散を抑制する一方半田との界面エネルギ
ーを低減する効果が有り、電子部品の接続に際して、強
固な半田接合が容易に得られる。
【0012】上記回路基板用導体材料として、Au,A
g,Cu,Pt,Pdのうちの少なくとも一つを適用す
ることによって、回路の導電性を良好にすることがで
き、導体配線の微細パターン化が可能である。従って、
上記受動素子に重畳して配置した集積回路素子と相俟っ
て、より小型,高密度の回路基板が実現できる。さら
に、5μmΩ−cm以下の低抵抗性の導体材料を適用する
ことで、回路で処理する信号の高速化もしくは高周波化
が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されない。本実施例
に示す配合割合等は重量基準とする。
【0014】実施例1 図1に本発明の一実施例を示す。図1は本発明による多
層回路基板の厚膜抵抗体を含む部分断面図を示してい
る。
【0015】まず、ほうけい酸鉛ガラス粉と耐熱性フリ
ットとしてのアルミナ粉末に、ポリビニルブチラール等
の有機溶媒を加えてかくはんし、でいしょう化状態にす
る。このでいしょうを、ドクターブレードを用いたキャ
スティング成膜法によって末焼成の絶縁性グリーンシー
トを複数枚形成する。このグリーンシートを形成する段
階で、含有するアルミナ粉末の量を2水準とする。アル
ミナ粉末の多い順にA,Bの2種のグリーンシートを準
備する。アルミナ粉末の添加量は、焼成後のセラミック
中に占める体積比基準でそれぞれおよそ50%,20%
となるように調節する。
【0016】次に、ステンレス等から成る金型で外形と
複数個の孔部(ビアホール)とを同時にパンチングして
形成する。このグリーンシート上に、通常3μmΩ−cm
より低い抵抗率が得られる銀を主成分とする導体ペース
トを、スクリーン印刷法によって塗布して、電極パター
ン11もしくは内層導体配線16を形成すると共にビア
ホール14を充填する。同様に作成した複数のグリーン
シートBを用いて順次積み重ね、所定層数の内層導体配
線部16を構成する。さらに、アルミナ含有量の高いグ
リーンシートAを1層加え、耐熱性表層部19を構成す
る。次いで、熱プレス機等を用いて温度120℃、圧力
200kg/cm2 の条件で上下面から熱圧着して、グリ
ーンの積層体を得る。
【0017】この成形体を、空気中、温度350℃で約
1時間脱脂した後、やはり空気中で800−1000℃
約10分の焼成によって、表層部との導通をとるビヤ1
4及び内層導体配線部16を低温焼結性の電気絶縁性ガ
ラスセラミック組成部18に内蔵した多層回路基盤を得
る。次に、Ag,Pd、無機結合剤の粉末をそれぞれ重
量基準で75:15:10の比率で混合した。無機結合
剤はSiO2,B23,CaO,PbOからなる非晶質
ガラス1に対してBi23を2加えたものである。この
混合粉に適量の有機ビヒクル及び分散剤などを加えて混
練,作製した導体ペーストを用いて所定形状の導体パタ
ーンをスクリーン印刷によって形成後、焼成工程を経て
表層導体11を得る。さらに、この基板上にRuO2
主体とする抵抗体12をスクリーン印刷によって形成し
た後、乾燥−焼成して厚膜抵抗体を構成する。通常は、
さらにこの抵抗体上にガラスペーストを印刷−乾燥し、
600℃以下の低い温度で焼成して、保護皮膜15を形
成して、多層回路基板が完成する。この状態で、抵抗体
12の抵抗値を測定すると、ばらつきが大きく、通常目
標値の約±15%の範囲に分散する。次いで、レーザー
ビームによって、目標とする個別の抵抗値に対応して、
トリミング部13を形成して抵抗値調節する。この工程
により、抵抗体12の抵抗値は目標値に対する誤差を±
1%以内に容易に設定できる。なお、ガラスペーストに
よる保護皮膜を形成しない状態で、トリミングした後、
抵抗体12表面に200℃以下の温度で樹脂等による保
護被膜15を形成する事により、同様に抵抗値の安定性
を向上させることができる。また、使用環境によっては
保護被膜15を省いた状態でも使用できる。
【0018】次いで、表層の厚膜抵抗体12上に重畳す
る位置に集積回路素子17を配置して、その端子を表層
導体11に半田接合することにより、小型もしく高密度
の回路基板が得られる。本実施例では、膜状受動素子と
して厚膜抵抗体の例について示したが、これは厚膜もし
くは薄膜プロセスなどで形成される他の受動素子、例え
ば抵抗素子,インダクタ,容量素子などの場合にも同様
にトリミングが容易に可能である。また、内層の導体材
料として、Agを用いた例について詳細に記してきた
が、Au,Pt,Pd及びこれらの合金についても同様
に使用可能である。Cuについても、不活性ガス中で焼
成することにより同様に適用可能である。 実施例2 実施例1と同様の手順によって、ビアホール14に導体
ペーストが充填され、かつ内層導体配線16を形成した
複数枚のグリーンシートを積層,焼結して多層基板を得
る。次いで、導体ペーストを用いて表層導体パターン1
1を形成する。この時、実施例1に示す導体ペースト中
の無機結合剤を構成する非晶質ガラスとBi23の量比
を、前者1に対して、0〜5の範囲で6段階に振って実
験した。同一基板上に2.5mm×2.5mmの導体パッドを
同一条件で40個形成し、その半田ぬれ性を評価した。
評価方法は、230℃の共晶半田浴中にフラックスを塗
布した前記基板を5秒間保持後引き上げて、半田ぬれ面
積を測定した。その結果を図2に示す。無機結合在中の
ガラスに対する割合が2以上で良好な半田ぬれ性が示さ
れた。
【0019】実施例3 実施例1と同様の材料及び手順によって、グリーンシー
トの積層体を得る。このグリーンシートを、予め準備し
ておいた焼成済みの所定数のビヤホールを有するセラミ
ック基板の表面に位置合わせして積層し、圧着して積層
体を得る。このグリーンシートの積層体を実施例1と同
様の条件で焼成する。さらに、次の工程で厚膜抵抗体を
形成し、実施例1と同様に高密度多層回路基板を得る。
【0020】以上の実施例は、いずれもセラミック多層
回路基板の例について示したが、例えば絶縁体材料の表
面のみに回路を形成した基板などにも、本発明の適用が
可能である。さらに、絶縁材料としてガラス−エポキシ
を用いたプリント配線基板などであっても、膜状受動素
子の形成に、例えば、200℃以下の低温プロセスで処
理できるゾル−ゲル法を採用することで、本発明の適用
が可能である。
【0021】実施例4 実施例1と同様の手順によって、導体層6層及び表面に
厚膜抵抗素子を配置した多層回路基板を作製する。この
多層基板に、いわゆる表面実装技術によってLSI,ト
ランジスタなどの能動素子を中心とする電子部品を前記
厚膜抵抗素子に重畳する位置に配置し、半田によって接
合する。さらに、回路外部への入出力用リードフレーム
を1.27mm の狭ピッチで半田接合し、本発明による映
像信号処理回路モジュールが完成する。この基板寸法は
35mm×27.5mm である。第1層及び第2層の回路パ
ターンを図3及び図4に示す。本発明によれば、高精度
で微細な厚膜抵抗素子を高密度に多数形成でき、さらに
その上にLSIなど比較的面積の広い素子を重ねて実装
することができ、30素子/cm2 以上の高密度実装が可
能となった。このモジュールをカメラ一体型ビデオ装置
もしくは携帯用電子機器に適用することによって、装置
のより小型化,高性能化に効果的である。 実施例5 実施例1と同様の手順によって、導体層15層及び表面
に終端抵抗などの厚膜抵抗素子を配置した多層回路基板
を作製する。この基板に実施例4と同様に電子部品を表
面実装し、周波数GHz帯まで使用できる高周波系回路
を作製し、通信用電子機器に適用する。本発明によれ
ば、厚膜抵抗素子に重ねてLSIを配置することができ
るので基板寸法の小型化が可能となる。その結果LSI
間の信号アクセス配線距離を短縮でき、通信回線の高周
波化,高速化に効果的である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高精度膜状受動素子を
包含し、かつ高集積回路素子をこれに重畳して配置する
構成であり、実装面積の大幅な低減が可能となり、電子
回路の小型化もしくは高密度化に貢献でき、特に高速化
または高周波化回路に有効使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多層回路基板の断面構
成図である。
【図2】本発明の実施例2による表層導体の半田ぬれ性
評価結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例4による多層基板の第1層回路
パターンを示す図である。
【図4】本発明の実施例4による多層基板の第2層回路
パターンを示す図である。
【符号の説明】
11…表層電極、12…抵抗体、13…トリミング部、
14…ビア、15…保護皮膜、16…内層導体、17…
集積回路素子、18…ガラスセラミック組成部、19…
耐熱性表層部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G11B 33/12 304 8 (72)発明者 長谷川 満 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小林 喬雄 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所AV機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁層上に膜状受動素子及び能動素子を含
    む集積回路素子及び、もしくはパッケージされた電子部
    品が配置され、該受動素子及び該電子部品が導体材料に
    よって電気的に接続された回路基板において、該膜状受
    動素子の少なくとも1つが、該集積回路素子及び、もし
    くはパッケージされた電子部品に平面投影図上で重なり
    あう位置に配置してなることを特徴とする混成集積回路
    基板。
  2. 【請求項2】絶縁性材料を積層して構成された層間に、
    抵抗率5μΩ−cmを超えない低抵抗性導体配線を有し、
    かつ表層部に膜状受動素子が配置された多層回路基板に
    おいて、該基板表面の全面もしくは少なくとも該膜状受
    動素子の一部が重なりあう局部に耐熱性表層部を形成し
    て成ることを特徴とする請求項1記載の混成集積回路用
    多層基板。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記絶縁
    層が非晶質もしくは結晶質のガラスにより構成されてな
    ることを特徴とする混成集積回路基板。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2において、前記導体
    材料が無機結合剤を含む厚膜導体であって、該無機結合
    剤中の有効成分として、酸化ビスマスを含むことを特徴
    とした混成集積回路基板。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記無機結合剤中のガ
    ラス成分1に対する酸化ビスマスの重量比が少なくとも
    2であることを特徴とする混成集積回路基板。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記絶縁層が内部に導
    体配線もしくは受動素子を含む積層構造であることを特
    徴とする混成集積回路基板。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    混成集積回路基板を用いて構成されたことを特徴とする
    映像信号処理回路。
  8. 【請求項8】請求項1ないし6のいずれか1項記載の混
    成集積回路基板を構成部材として含むことを特徴とする
    カメラ一体型ビデオ装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし6のいずれか1項記載の混
    成集積回路基板を構成部材として含むことを特徴とする
    通信用電子機器。
  10. 【請求項10】絶縁層上に膜状受動素子及び能動素子を
    含む集積回路素子及び、もしくはパッケージされた電子
    部品が配置され、該受動素子及び該電子部品が導体材料
    によって電気的に接続された回路基板の製法において、
    該絶縁層上に膜状受動素子及び導体パターンを形成する
    工程、該膜状受動素子の電気的特性をレーザートリミン
    グ等の手段によって調節する工程、該膜状受動素子の少
    なくとも1つが平面投影図上で重なりあう位置に集積回
    路素子及びもしくはパッケージされた電子部品を配置
    し、該導体パターンに電気的に接続する工程とを含むこ
    とを特徴とする混成集積回路基板の製法。
JP5019855A 1993-02-08 1993-02-08 混成集積回路基板及びその製法 Pending JPH06232528A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100945622B1 (ko) * 2006-08-31 2010-03-04 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 부품 모듈
US9788433B2 (en) 2012-12-31 2017-10-10 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Circuit board and method of manufacturing the same

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