JPH06231493A - 基板位置決め機構および記録再生装置 - Google Patents

基板位置決め機構および記録再生装置

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JPH06231493A
JPH06231493A JP1654793A JP1654793A JPH06231493A JP H06231493 A JPH06231493 A JP H06231493A JP 1654793 A JP1654793 A JP 1654793A JP 1654793 A JP1654793 A JP 1654793A JP H06231493 A JPH06231493 A JP H06231493A
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substrate
recording
electrode
electrodes
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JP1654793A
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English (en)
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Toshimitsu Kawase
俊光 川瀬
Toshihiko Miyazaki
俊彦 宮▲崎▼
Akira Kuroda
亮 黒田
Masahiro Tagawa
昌宏 多川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で高精度の位置決めを可能とするととも
に、位置決めされる基板の交換を容易にする。 【構成】 記録媒体2の、記録媒体支持基板1との対向
面には誘電体114が形成される。記録媒体支持基板1
は、固定台115と、電極116と、圧電材料からなる
圧電シート117を積層したものである。圧電シート1
17の表面には、その中央部に2つの媒体保持電極11
9、120が形成されるとともに、8つのθ移動電極1
18がリング状に形成される。各媒体保持電極119、
120に電圧を印加することで記録媒体支持基板1に記
録媒体2が静電吸着されて保持され、各θ移動電極11
8に所定の交流電圧を印加することで記録媒体2が回転
され、位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型トンネル顕微鏡
や原子間力顕微鏡等の、先端が鋭利な探針を用いて試料
表面を観察する表面観察装置を応用して、高密度で情報
を記録し、再生することのできる記録再生装置に用いら
れる基板位置決め機構および記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、実空間で導体表面を原子スケール
の分解能で観察できる走査型トンネル顕微鏡(以下、
「STM」という)が開発された〔G.Binnig et al.,He
lveticaActra.,55,726(1982) 〕。このSTMの面内分
解能は、0.1nm程度である。このように分解能の高
い理由として、先端が鋭利に尖った導電性の探針と導電
性の試料との間に流れるトンネル電流が、その距離に指
数関数的に依存することが、理論的にも実験的にも確認
されている。つまり、探針と試料との間の距離が1Åの
変化に対し、トンネル電流が1桁変化するものである。
【0003】また、STMが導体表面の観察に適してい
るのに対し、絶縁体表面の観察が可能な原子間力顕微鏡
(以下、「AFM」という)が、近年STM技術を応用
した装置としてSTMと同様に、表面観察装置として有
力である〔Binnig et al.,Phys.Rev.Lett.56(1986)93
0〕。AFMは、先端径の小さな探針をもつプローブ電
極であるカンチレバーと、このカンチレバーの曲がりを
測定する変位測定部から構成される。
【0004】さらに、上記STMやAFMの構成を応用
した種々の顕微鏡が開発され、これを走査型プローブ顕
微鏡(以下、「SPM」という)と称している。SPM
は、表面観察装置としてだけでなく、原子・分子が観察
できることを生かし、大容量メモリー装置へ応用しよう
と全世界で勢力的に研究されている。一方、Si基板上
に極微細機械を形成するマイクロメカニクス技術の研究
が報告されるなか、大容量メモリー装置も小型化にむけ
ていくつかの提案がなされている。例えば、Si基板上
にマイクロメカニカル技術により、一体構成された片持
ちビーム上に前記探針を有するカンチレバー(概ね、長
さ1000μm、幅200μm、厚さ8μm)を同一面
内に複数個(マルチ)形成させて、装置の超小型化およ
び大容量化を図ろうとしている(〔Thomas R.Albecht e
t al,J.Vac,Sci,Techol.,A8(1),Jan/Feb 1990 317 〜31
7 〕、〔S.Akamine et al,Sensors and Actuators, A21
〜A23(1990)964〜970 〕)。これは、さらに小型化を生
かした高速記録再生を行なう上でも必須の技術である。
【0005】記録再生装置は、記録ビットをトラック溝
に沿って書き込みと読み出しを行なう。このためには、
記録媒体上に構成されているトラック溝と前記複数個の
カンチレバー上の探針との位置合わせを高精度で行なう
必要がある。これらの装置には、記録媒体とSi基板上
のマルチカンチレバー間の三次元位置決めを行なう6軸
(x,y,z,α,β,θ)位置決め機構を有する。ま
た、記録装置への記録媒体の取付や交換が必要なとき
に、従来はねじや接着剤を用いた固定方法が一般的であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
位置決め機構では、機構が複雑かつ大がかりなものであ
ったので、基板の小型化に合った大きさの記録再生装置
が提供できず、装置が大型化してしまう。一方、SPM
に用いられる位置決め機構は、上述したように高精度の
位置合わせを行なう必要があり、これには建物の振動や
音響振動等の外来振動が大きく影響してくる。ところ
が、記録再生装置が大型であると装置の固有振動数が低
くなり外来振動に対して共振してしまうので、記録再生
時のエラーを生じる原因となっていた。
【0007】記録再生装置により異なるが、数Mbps
のビットレートを得るためには数kHz以上の走査周波
数が必要であり、この走査周波数において記録再生を行
なったときに外来振動の影響を受けないようにするため
には、記録再生装置の固有振動数は数十kHz以上でな
ければならない。これを達成するために装置の軽量化が
行なわれているが、6軸の機構を形成する位置決め装置
で主流となっている平行ヒンジの重ね合わせ機構では、
固有振動数を数十kHz以上に上げるのは困難であり、
除振機構を用いる必要があった。
【0008】一方、記録再生装置では、記録媒体の容量
がいっぱいになり書き込みが不能となったとき、あるい
は探針の損傷や劣化によりビット読み出しができなくな
ったときには、記録媒体基板やセンサーヘッド基板の交
換を行なう必要がある。従来、これらの固定はねじや接
着剤により行なっていたので以下のような問題が生じて
いた。 (1)ねじによる固定では、ねじ自身の質量がかさむた
め装置の軽量化の障害となり、高速走査に向かない。 (2)接着剤による固定では、固定の仕方により不均一
応力が発生して面と面との均一な固定が難しくなるので
基板の変形が発生する。さらに、接着剤自身のクリープ
があり、装置性能の劣化を伴う。 (3)交換に手間がかかる。 このように、記録媒体やセンサーヘッド基板の固定部分
に関する配慮が欠如していた。
【0009】本発明の目的は、小型で高精度の位置決め
を可能とするとともに、位置決めされる基板の交換が容
易な基板位置決め機構および記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の基板位置決め機構は、互いに対向配置された2
枚の基板を有し、前記2枚の基板のいずれか一方の基板
の、他方の基板との対向面には誘電体が形成されるとと
もに、前記他方の基板の、前記一方の基板との対向面に
は、前記誘電体との間で電気制御による吸引力を発生さ
せるための第1の電極と、前記一方の基板に電気制御に
よる前記対向面と平行な方向への移動力を発生させるた
めの第2の電極とが形成されていることを特徴とする。
【0011】また、前記電気制御による吸引力が、静電
気力により与えられるものや、前記電気制御による前記
対向面と平行な方向への移動力が、前記他方の基板に設
けられた圧電材料の定在波振動により与えられるもので
あってもよく、前記第2の電極が、リング状に配置され
た複数個の電極からなるものであってもよい。
【0012】さらに、前記第2の電極が、リング状に配
置された複数個の電極および直線状に配置された複数個
の電極からなるものでもよく、この場合に、前記直線状
に配置された複数個の電極は、互いに直交する2つの方
向に配置されたものであってもよい。
【0013】本発明の記録再生装置は、記録媒体支持基
板に載置された記録媒体に対向配置されたプローブ電極
と、前記記録媒体と前記プローブ電極とをその対向面と
平行な方向へ相対的に移動させる位置決め機構と、前記
記録媒体と前記プローブ電極との間に電圧を印加する電
圧印加手段と、前記記録媒体と前記プローブ電極との間
に流れる電流を検出する電流検出手段とを有する記録再
生装置において、前記位置決め機構は、前記記録媒体の
前記記録媒体支持基板との対向面に形成された誘電体
と、前記記録媒体支持基板の前記記録媒体との対向面に
形成された、前記誘電体との間で電気制御による吸引力
を発生させるための第1の電極と、前記記録媒体に電気
制御による前記対向面と平行な方向への移動力を発生さ
せるための第2の電極とにより構成されていることを特
徴とする。
【0014】また、前記電気制御による吸引力が、静電
気力により与えられるものや、前記電気制御による前記
対向面と平行な方向への移動力が、前記記録媒体支持基
板に設けられた圧電材料の定在波振動により与えられる
ものであってもよく、前記第2の電極が、リング状に配
置された複数個の電極からなるものであってもよい。
【0015】さらに、前記第2の電極が、リング状に配
置された複数個の電極および直線状に配置された複数個
の電極からなるものでもよく、この場合に、前記直線状
に配置された複数個の電極は、互いに直交する2つの方
向に配置されたものであってもよい。
【0016】
【作用】上記のとおり構成された本発明の基板位置決め
機構では、他方の基板に形成された第1の電極に電圧を
印加することにより一方の基板に形成された誘電体に電
荷が蓄積され、一方の基板と他方の基板とが静電吸着さ
れて固定される。また、他方の基板に形成された第2の
電極に電圧を印加することにより一方の基板には他方の
基板との対向面と平行な方向への移動力が発生し、一方
の基板の位置決めがなされる。この位置決めは、例えば
他方の基板に圧電材料を設け、個の圧電材料に定在波振
動を与えることで行なわれる。そして、第2の電極をリ
ング状に配置することで一方の基板には回転運動が与え
られ、第2の電極を直線状に配置することで一方の基板
には直線運動が与えられる。
【0017】このように、一方の基板の固定および位置
決めが簡単な構成で電気的に行なえるので、位置決め機
構は小型のものとなり、かつ基板の交換が容易となる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】(第1実施例)図1は、本発明の基板位置
決め機構の第1実施例の斜視図である。図1に示すよう
に記録媒体支持基板1は、Siからなる15mm四方の
大きさの固定台115と、固定台115に積層されたに
電極116と、さらにこの電極116上に積層された、
PZT、PMN、BT等の圧電材料からなる圧電シート
117とを有する。圧電シート117の表面(図示上
面)には、第2の電極としての8つのθ移動電極118
がリング状に配置されている。各θ移動電極118で形
作られるリングの内部には、その中心を対称点として前
記リングの内部を2分割するように配置された第1の電
極としての2つの媒体保持電極119、120が設けら
れている。さらに、圧電シート117の表面には、各θ
移動電極118から配線を引き出すためのパッド121
a、および各媒体保持電極119、120から配線を引
き出すためのパッド121bが設けられている。
【0020】一方、記録媒体支持基板1に載置される基
板である記録媒体2は、10mm四方の大きさの記録層
111と、記録層111の下地電極112と、酸化シリ
コンや窒化シリコン等からなる絶縁層113、ガラス等
の誘電体114とが順次積層されてなるものであり、誘
電体114が記録媒体支持基板1の圧電シート117と
互いに対向して配置される。また、記録層111の表面
(図示上面)には、記録層111と所定の間隔をおいて
対向配置される探針(不図示)と、記録層111上に形
成されるトラッキング溝(不図示)とのθ補正、および
x,y補正を行なうための4つのx,y,θ位置決め用
信号検出電極122が設けられている。次に、図1に示
した記録媒体支持基板の製造工程について図2を参照し
て説明する。
【0021】まず、図2の(a)に示す、Si(11
1)基板を用いた固定台115の表面に、抵抗加熱法に
よりAuを200nmの厚さで真空蒸着する。これによ
り、図2の(b)に示すように、固定台115の表面に
電極116が形成される。次いで、図2の(c)に示す
ように、電極116上に0.5mmの厚さの圧電シート
117を印刷する。この圧電シート117は、既知のド
クターブレード法によりPZT粉体、アセトン、PVA
有機バインダ(結合剤)、グリセリンを混合して作製し
たものである。そして、この圧電シート117上に、図
2の(d)に示すように各θ移動電極118および各θ
移動電極118用のパッド(不図示)を形成する。これ
ら各θ移動電極118および各θ移動電極118用のパ
ッドは、圧電シート117上に抵抗加熱法によりAuを
200nmの厚さで真空蒸着させた後、図1に示した各
θ移動電極118および各θ移動電極118用のパッド
121aのパターンをフォトリソグラフィー技術を用い
て形成する。さらに、各θ移動電極118および各θ移
動電極118用のパッドの形成方法と同様の方法で、図
2の(e)に示すように、厚さ50nmのAuからなる
各媒体保持電極119、210および各媒体保持電極1
19、120用のパッド121bを形成する。これを1
5×15mmの大きさにダイシングソーを用いて切断
し、チップ化した。
【0022】以上説明した本実施例において、θ移動電
極118が8個のものの例を示したが、その数は必要に
応じて増減することができる。また、圧電シート117
の製造方法も上述した方法に限るものではなく、例えば
市販のPZTシートや薄膜圧電素子等を用いることがで
きる。さらに、各電極118、119、120の厚さに
ついても、上述した厚さに限るものではない。
【0023】次に、本実施例の基板位置決め機構の駆動
方法について図3、図4および図5を参照して説明す
る。
【0024】まず、予め記録媒体支持基板1を電極11
6において接地しておき、記録媒体2を記録媒体支持基
板1に載置する。その後、各媒体保持電極119、12
0用の各パッド121b間を接続する回路に設けられた
スイッチ303をONして、電源302から各媒体保持
電極119、120間に100Vの電圧を印加する。こ
れにより、誘電体114の各媒体保持電極119、12
0に対向する部位が電荷蓄積されその部分に静電力が働
くので、記録媒体2は記録媒体支持基板1に静電吸着さ
れ、保持される。このとき、各θ移動電極118の膜厚
は各媒体保持電極119、120の膜厚と比較して15
0nm厚く形成されているので、記録媒体2は、各θ移
動電極118とは密着し、各媒体保持電極119、12
0との間には150nmの隙間ができる。
【0025】記録媒体2が記録媒体支持基板1に保持さ
れたら、記録層111に対向配置された探針(不図示)
と記録層111上のトラッキング溝(不図示)とのθ補
正を行なう。θ補正に際しては、8つのθ移動電極11
8を、各媒体保持電極119、120の分割線を境に2
つの群に分け、さらに各群のθ移動電極118をそれぞ
れ1つおきのものが同じ組になるような2つの群に分け
て合計4つの群をつくり、これらをそれぞれA群301
a、B群301b、C群301c、およびD群201d
とする。
【0026】そして、A群301aの各θ移動電極11
8にCsin(ωt)、C群301cの各θ移動電極1
18にCcos(ωt)の交流電圧(E1,E2)を掃
引し、圧電シート117に90°位相のずれた2つの定
在波振動を与える。ここで、Cは振動の振幅、ωは振動
数fの2π倍にあたる角周波数である。A群301aお
よびC群301cの各θ移動電極118に上記交流電圧
を掃引すると、図4の(a)の波形図に示すような進行
波が発生し、記録媒体2は図3において時計回りに回転
する。本実施例では、Cの値を1μm、ωの値を30k
Hzとして、定在波振動を与えた。このとき、各x,
y,θ位置決め用信号検出電極122(図1参照)から
回転信号が検出され、回転角を得ると同時に記録媒体2
の位置合わせが行なわれる。
【0027】一方、記録媒体2を反時計回りに回転させ
たいときには、B群301aの各θ移動電極118に−
Csin(ωt)、D群301dの各θ移動電極118
に−Ccos(ωt)の交流電圧(E1,E2)を掃引
する。これにより、図4の(b)の波形図に示すよう
に、図4の(a)の波形図に示した定在波とは逆向きに
進行する進行波が発生し、記録媒体2は図3において反
時計回りに回転する。
【0028】以上説明したように本実施例の基板位置決
め機構は、半導体プロセスのリソグラフィー技術を用い
て作製することができるので、安定にかつ高精度の形成
が可能であるし、量産にも適している。また、各θ移動
電極118により記録媒体2自体を移動させる機構とな
っているので、その構造が極めて簡単である。さらに、
記録媒体2の裏面(誘電体)と記録媒体支持基板1とは
摩擦接触しているので、耐振動性にも優れたものとな
る。加えて、記録媒体2の保持を面内方向で均一に行な
うことができ、記録媒体2の変形を発生させにくい。
【0029】次に、本実施例の基板位置決め機構を用い
た記録再生装置の一例について説明する。
【0030】図5は、図1に示した基板位置決め機構を
備えた、本発明の記録再生装置の一実施例の機構部の分
解斜視図である。図5に示すように本記録再生装置で
は、xy粗動機構501上にxy微動機構502が設け
られており、このxy微動機構502上に記録媒体支持
基板1が設けられている。そして、上述したように記録
媒体支持基板1上に、トラッキング溝111aが設けら
れた記録層111を有する記録媒体2が載置される。記
録層111としては、特開昭63−161552号公報
および特開昭63−161553号公報に記載されてい
る、電気メモリー効果を有するスクアリリウム−ビス−
6−オクチルアズレン(SOAZ)をLB法(累積法)
により8層累積した構造のものを用いた。
【0031】xy粗動機構501は、後述するプローブ
電極としてのマルチカンチレバーチップ506と記録媒
体支持基板1とを、磁気、静電、あるいは電磁モータ等
のアクチュエータで相対移動させるためのものであり、
本実施例では、30×30×5mmの大きさの磁気駆動
のリニアxyステージにより構成した。このxy粗動機
構501の位置決め精度は0.3μmである。また、x
y微動機構502は、マルチカンチレバーチップ506
と記録媒体支持基板1とを、圧電素子、磁気、あるいは
静電等のアクチュエータを用いて微小相対移動させるた
めのものであり、本実施例では、Al材料を炭酸ガスレ
ーザー加工機により、外形が30×30×2mmの大き
さの、xy方向に変位可能な平行ヒンジ機構に加工した
ものを用いた。可動部の大きさは15×15×2mmと
し、アクチュエータには1×3×7mmの大きさの積層
PZT圧電素子を4箇所に配置してプッシュ−プル駆動
を可能にした。このxy微動機構502の分解能は、n
m以下の精度である。
【0032】一方、xy微動機構502に対向して、電
磁モータ等のアクチュエータによりz方向の移動および
xy平面に対する傾きが調整されるz駆動機構510が
配置される。z駆動機構510の図示下端には、z駆動
機構510からの変位を伝達するための、着磁性材料か
らなる3つの可動部材511(1つは不図示)が設けら
れている。各可動部材511は、xy微動機構502の
図示上面に設けられた、各可動部材511の機械的位置
決めを行なうための、磁性体材料からなる3つの位置決
めガイド512にそれぞれ挿入され、これにより、z駆
動機構510がxy微動機構502上に支持される。本
実施例では、z駆動機構510の駆動源として3つの超
小型のDCサーボモータを用い、各DCサーボモータを
同時に駆動することでz駆動機構510がz方向に移動
され、各DCサーボモータをそれぞれ独立して駆動する
ことで、z駆動機構510のxy平面に対する傾きが調
整される構成となっている。また、z駆動機構510の
図示下端中央部には、固定台507を介して、マルチカ
ンチレバーチップ506が固定される。マルチカンチレ
バーチップ506は、x、y、z各方向に変位可能な複
数個のカンチレバー505が一体的に設けられたもの
で、各カンチレバー505の先端部には、それぞれ記録
層111に情報の書き込みや読み出しを行なうための探
針504が形成されている。
【0033】次に、本実施例の記録再生装置の動作につ
いて、図6を参照して説明する。
【0034】まず、マルチカンチレバーチップ保持回路
601により固定台507に100Vの電圧を印加し
て、マルチカンチレバーチップ506を固定台507に
静電保持するとともに、記録媒体支持基板1の各パッド
121b(図1参照)に接続された媒体保持回路602
により記録媒体支持基板1の各媒体保持電極119、1
20(図3参照)間に100Vの電圧を印加して、記録
媒体2を記録媒体支持基板1に静電保持する。
【0035】次いで、各可動部材511をそれぞれ各位
置決めガイド512(図5参照)に挿入する。着磁性の
材料である各可動部材511は、それぞれ磁性体材料で
ある各位置決めガイド512に磁力吸着される。これに
より、マルチカンチレバーチップ506と記録媒体2と
が互いに対向して配置される。このとき、マルチカンチ
レバーチップ506と記録媒体2との間隔は数十μm程
度の間隔に調整される。その後、z制御回路603によ
りz駆動機構510を駆動させ、マルチカンチレバーチ
ップ506を記録媒体2に接近させる。
【0036】この間、マルチカンチレバーチップ506
と記録媒体2との間の間隔情報はz信号検出回路604
によりフィードバックされており、その間隔が数μm程
度になったときにz駆動機構510の駆動が停止され
る。このとき、x,y,θ位置決め信号検出回路605
により、図7に示す記録層111のトラッキング溝11
1aとカンチレバー505との相対的な角度ずれ量Δθ
を検出し、この角度ずれがなくなるように、記録媒体支
持基板1の各パッド121aに接続されたθ駆動回路6
06に補正指令を送る。θ駆動回路606ではx,y,
θ位置決め信号検出回路605からの指令に基づいて、
記録媒体支持基板1の各θ移動電極118(図3参照)
に、図4の(a)あるいは(b)に示した交流電圧を与
える。その結果、記録媒体2は記録媒体支持基板1上で
時計回りあるいは反時計回りに所定角度だけ回転され、
上記角度すれが補正される。また、カンチレバー505
とトラッキング溝111aとのx方向およびy方向のず
れ量についても、x,y,θ位置決め信号検出回路60
5にて検出されており、x,y,θ位置決め信号検出回
路605から、xy粗動制御回路607を介してxy粗
動機構501に補正信号が与えられるとともに、xy微
動制御回路608を介してxy微動機構502に補正信
号が与えられる。この補正信号に基づいてxy粗動機構
501およびxy微動機構502が駆動され、x方向お
よびy方向の位置ずれの補正が行なわれる。
【0037】記録媒体2とマルチカンチレバーチップ5
06との位置合わせが終了したら、記録層111(図5
参照)への情報の書き込みや、記録層111に書き込ま
れた情報の読み出しを行なう。情報の書き込みは、タイ
ミング制御回路610からの制御信号に基づき、電圧印
加手段としての記録再生用電圧印加回路611により探
針504と記録層111との間にパルス状電圧(パルス
高さが数V、パルス幅が数十μsec)を印加し、図7
に示すように記録層111上に直径10nm程度の記録
ビット111bを形成して行なわれる。この操作を、x
y微動機構607を駆動しつつ繰り返すことで、トラッ
キング溝111aに沿った所望の位置に記録ビット11
1bの列が安定にかつ高速に形成される。また、書き込
まれた情報の読み出し時には、記録再生用電圧印加回路
611は探針504と記録層111との間に読み出し用
の電圧を印加し、このときに、探針504と記録層11
1との間に流れる電流を、電流検出手段としての波形整
形回路612により検出することで行なわれる。切り替
え回路609は、タイミング制御回路610からの信号
で各探針504への信号の切り替え、各探針504から
の信号を切り換えて波形整形回路612へ伝えるもので
ある。
【0038】また、記録媒体2は、電源(図3参照)の
ON/OFFの切り替えを行なうだけで簡単に保持/解
除が行なえ、記録媒体2の交換が簡単に行なえる。記録
媒体2の交換後、再び記録媒体2を保持し、位置合わせ
を行なって記録再生動作に入るまでは、数秒で実施でき
る。これは、交換時のクリープが少なく待ち時間がほと
んど必要ないためである。
【0039】本実施例の記録再生装置では、記録媒体支
持基板1の各パッド121a、121bと各回路とを接
続する配線には、ねじりに強い柔軟な樹脂を主体とする
絶縁物が被覆されたフレキシブルケーブルが用いられて
おり、このフレキシブルケーブルと各パッド121a、
121bとは、ワイヤーボンディングにより接続されて
いる。また、記録再生装置の小型化を図るために各回路
のIC化を行ない、記録再生装置の内部にこのICチッ
プを形成してもよい。
【0040】以上説明したように、記録媒体2とマルチ
カンチレバーチップ506との相対的な位置決めを記録
媒体支持基板1を用いて行なうことで、記録再生装置の
小型化が実現でき、しかも高精度の位置決めを行なうこ
とができる。また、記録再生装置の小型化により装置の
固有振動数が高くなり、記録再生の高速化が可能とな
る。さらに、記録媒体2およびマルチカンチレバーチッ
プ506の保持を静電力を利用して行なうので、記録媒
体2やマルチカンチレバーチップ506の交換が容易に
なる。
【0041】本実施例では、記録媒体2を移動させてマ
ルチカンチレバーチップ506との相対的な位置決めを
行なうものの例について説明したが、それに限らず、マ
ルチカンチレバーチップ506を記録媒体支持基板1と
同様の機構を用いて移動させて、記録媒体2との相対的
な位置決めを行なう構造としてもよい。また、記録媒体
支持基板1は8個のθ移動電極118が形成されたもの
の例を示したが、θ移動電極118の個数については必
要に応じて増減することができる。
【0042】(第2実施例)図8は、本発明の基板位置
決め機構の第2実施例の斜視図である。本実施例の基板
位置決め機構は、以下の点で第1実施例で示したものと
異なっている。
【0043】(1)固定台815の表面(図示上面)に
電極および圧電シートを積層せず、直接各媒体保持電極
819、820および各θ移動電極818を、いずれも
100nmの膜厚で形成した。
【0044】(2)固定台815の表面に、3つのギャ
ップ調整台823を形成した。これら各ギャップ調整台
823は、記録媒体802を記録媒体支持基板801に
載置した際に、各媒体保持電極819、820および各
θ移動電極818と、記録媒体802との間のギャップ
を確保するためのものであり、酸化シリコンを用い、真
空蒸着法にて200nmの膜厚で形成したものである。
【0045】その他の構成については第1実施例で示し
たものと同様の構成であるので、その説明は省略する。
【0046】本実施例では、まず、第1実施例と同様に
各媒体保持電極819、820間に電圧を印加して記録
媒体802を静電吸着保持する。その後各θ移動電極8
18に、それぞれ隣り合うθ移動電極818が互いに逆
極性となるような電圧を、誘電体814を通して印加す
る。これにより、誘電体814の、各θ移動電極818
と対向する部位には、電流の向きに応じた電荷が蓄積さ
れる。そして、各θ移動電極818に印加する電圧の極
性をそれぞれ逆転させることにより、誘電体814に蓄
積された電荷も逆転する。これと同時に記録媒体802
には回転力も働き、記録媒体802を各θ移動電極81
8のピッチ分だけ移動させることができる。
【0047】本実施例の記録媒体支持基板801を、図
6に示したような記録再生装置に適用することで、第1
実施例と同様に小型で位置決め精度に優れた記録再生装
置が可能となる。
【0048】(第3実施例)図10は、本発明の基板位
置決め機構の第3実施例の斜視図である。図9に示すよ
うに本実施例の記録媒体支持基板901は、固定台91
5の表面(図示上面)の、y方向側における両端部に、
それぞれx方向に並列配置された複数個のx方向移動電
極924が形成されているとともに、x方向側における
両端部に、それぞれy方向に並列配置された複数個のy
方向移動電極925が形成されている。これら各x方向
移動電極924および各y方向移動電極925は、第1
実施例のものと同様に形成された各θ移動電極918お
よび各媒体保持電極919、920と同様に、フォトリ
ソグラフィー技術、真空蒸着技術を用いて形成されたも
のである。その他の構成については第2実施例のものと
同様であるので、その説明は省略する。
【0049】以上説明した構成に基づいて、まず、記録
媒体支持基板901上に記録媒体(不図示)を載置す
る。そして、各x方向移動電極924にそれぞれ、第2
実施例において各θ移動電極818(図8参照)に印加
した電圧と同様に電圧を印加する。これにより、記録媒
体の誘電体に電荷が蓄積され、第2実施例と同様に記録
媒体にはx方向への移動力が作用する。一方、各y方向
移動電極925にそれぞれ、各x方向移動電極924と
同様に電圧を印加すると、記録媒体にはy方向への移動
力が作用する。これにより本実施例の記録媒体支持基板
901においては、記録媒体をθ方向に回転させる他
に、x方向およびy方向へ移動させることもできる。本
実施例では、記録媒体を静電気力により移動させる場合
の例を示したが、記録媒体支持基板901を、第1実施
例と同様に固定台と電極と圧電シートとの積層体で構成
して各x方向移動電極924および各y方向移動電極9
25に交流電圧を印加することで、第1実施例で説明し
たような定在波による駆動方式により移動させることも
できる。
【0050】そして、本実施例の記録媒体支持基板90
1を記録再生装置に適用すると、図6に示したようなx
y微動機構502が必要なくなるので、記録再生装置を
さらに小型化することができる。
【0051】以上説明した各実施例においては、記録媒
体支持基板に各電極を形成するとともに、記録媒体に誘
電体を形成したものの例を示したが、それに限らず、記
録媒体に各電極を形成するとともに、記録媒体支持基板
に誘電体を形成したものでもよい。また、基板位置決め
機構を記録再生装置に適用した例について示したが、記
録のみを行なう記録装置、再生のみを行なう再生装置、
または走査型プローブ顕微鏡に適用してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0053】本発明の基板位置決め機構においては、一
方の基板に誘電体を形成するとともに、他方の基板に第
1の電極および第2の電極を形成することで、接着剤や
ねじを用いずに一方の基板を電気的制御で他方の基板に
吸着保持し、一方の基板の位置決めを電気的制御で行な
うことができる。その結果、一方の基板の保持および位
置決めが簡単な構成で行なえ、基板位置決め機構は小型
のものとすることができる。
【0054】また、本発明の記録再生装置においては、
位置決め機構に本発明の基板位置決め機構を用いている
ので、記録再生装置の小型化が達成できる。これによ
り、記録再生装置の固有振動数を高くして外来振動の影
響を受けにくくすることができるので、プローブ電極と
記録媒体との高速位置決めおよび高速での記録再生が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板位置決め機構の第1実施例の斜視
図である。
【図2】図1に示した記録媒体支持基板の製造工程を説
明するための断面図である。
【図3】図1に示した基板位置決め機構の駆動方法を説
明するための、電気配線とともに示した基板位置決め機
構の斜視図である。
【図4】図1に示した基板位置決め機構において各θ移
動電極に掃引する交流電圧の波形図であり、同図の
(a)は記録媒体を時計回りに回転させるときの波形
図、同図の(b)は記録媒体を反時計回りに回転させる
ときの波形図を示す。
【図5】図1に示した基板位置決め機構を備えた、本発
明の記録再生装置の一実施例の機構部の分解斜視図であ
る。
【図6】図5に示した記録再生装置のブロック図であ
る。
【図7】図5に示した記録再生装置のカンチレバーと記
録層のトラッキング溝との位置関係を示す、記録層近傍
の拡大斜視図である。
【図8】本発明の基板位置決め機構の第2実施例の斜視
図である。
【図9】本発明の基板位置決め機構の第3実施例の斜視
図である。
【符号の説明】
1、801、901 記録媒体支持基板 2、802 記録媒体 111 記録層 111a トラッキング溝 111b 記録ビット 112 下地電極 113 絶縁層 114 誘電体 115、815、915 固定台 116 電極 117 圧電シート 118、818、918 θ移動電極 119、120、819、820、919、920
媒体保持電極 121a、121b パッド 122 x,y,θ位置決め用信号検出電極 301a A群 301b B群 301c C群 301d D群 302 電源 303 スイッチ 501 xy粗動機構 502 xy微動機構 504 探針 505 カンチレバー 506 マルチカンチレバーチップ 507 固定台 510 z駆動機構 511 可動部材 512 位置決めガイド 601 マルチカンチレバーチップ保持回路 602 媒体保持回路 603 z制御回路 604 z信号検出回路 605 x,y,θ位置決め信号検出回路 606 θ駆動回路 607 xy粗動制御回路 608 xy微動制御回路 609 切り替え回路 610 タイミング制御回路 611 記録再生用電圧印加回路 612 波形整形回路 823 ギャップ調整台 924 x方向移動電極 925 y方向移動電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多川 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配置された2枚の基板を有
    し、 前記2枚の基板のいずれか一方の基板の、他方の基板と
    の対向面には誘電体が形成されるとともに、 前記他方の基板の、前記一方の基板との対向面には、前
    記誘電体との間で電気制御による吸引力を発生させるた
    めの第1の電極と、前記一方の基板に電気制御による前
    記対向面と平行な方向への移動力を発生させるための第
    2の電極とが形成されていることを特徴とする基板位置
    決め機構。
  2. 【請求項2】 前記電気制御による吸引力が、静電気力
    により与えられる請求項1に記載の基板位置決め機構。
  3. 【請求項3】 前記電気制御による前記対向面と平行な
    方向への移動力が、前記他方の基板に設けられた圧電材
    料の定在波振動により与えられる請求項1または2に記
    載の基板位置決め機構。
  4. 【請求項4】 前記第2の電極が、リング状に配置され
    た複数個の電極からなる請求項1、2または3に記載の
    基板位置決め機構。
  5. 【請求項5】 前記第2の電極が、リング状に配置され
    た複数個の電極および直線状に配置された複数個の電極
    からなる請求項1、2または3に記載の基板位置決め機
    構。
  6. 【請求項6】前記直線状に配置された複数個の電極は、
    互いに直交する2つの方向に配置されたものである請求
    項5に記載の基板位置決め機構。
  7. 【請求項7】 記録媒体支持基板に載置された記録媒体
    に対向配置されたプローブ電極と、前記記録媒体と前記
    プローブ電極とをその対向面と平行な方向へ相対的に移
    動させる位置決め機構と、前記記録媒体と前記プローブ
    電極との間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記記録
    媒体と前記プローブ電極との間に流れる電流を検出する
    電流検出手段とを有する記録再生装置において、 前記位置決め機構は、 前記記録媒体の前記記録媒体支持基板との対向面に形成
    された誘電体と、 前記記録媒体支持基板の前記記録媒体との対向面に形成
    された、前記誘電体との間で電気制御による吸引力を発
    生させるための第1の電極と、前記記録媒体に電気制御
    による前記対向面と平行な方向への移動力を発生させる
    ための第2の電極とにより構成されていることを特徴と
    する基板位置決め機構。
  8. 【請求項8】 前記電気制御による吸引力が、静電気力
    により与えられる請求項7に記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記電気制御による前記対向面と平行な
    方向への移動力が、前記記録媒体支持基板に設けられた
    圧電材料の定在波振動により与えられる請求項7または
    8に記載の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の電極が、リング状に配置さ
    れた複数個の電極からなる請求項7、8または9に記載
    の記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の電極が、リング状に配置さ
    れた複数個の電極および直線状に配置された複数個の電
    極からなる請求項7、9または9に記載の記録再生装
    置。
  12. 【請求項12】前記直線状に配置された複数個の電極
    は、互いに直交する2つの方向に配置されたものである
    請求項11に記載の記録再生装置。
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