JPH06231357A - カップ式自動販売機の販売口装置 - Google Patents

カップ式自動販売機の販売口装置

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JPH06231357A
JPH06231357A JP3455993A JP3455993A JPH06231357A JP H06231357 A JPH06231357 A JP H06231357A JP 3455993 A JP3455993 A JP 3455993A JP 3455993 A JP3455993 A JP 3455993A JP H06231357 A JPH06231357 A JP H06231357A
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Hajime Erikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料供給ノズルや販売口の洗浄における一連
の作業を、極めて効率よく行い得るカップ式自動販売機
の販売口装置を提供することを目的とする。 【構成】 前面開口31をカップ取出口に臨ませた販売
口6と、販売口6の上部に取り付けられ、カップCを販
売口6内に導き入れるカップシュート5と、販売口6内
に臨んで、販売口6内のカップCに販売飲料を供給する
供給ノズル7とを備え、カップシュート5は、販売口6
に対し、カップCを導き入れる起立位置と、販売口6の
上部を開放すると共に販売口6の前面開口31を閉塞す
る倒伏位置との間で、起倒自在に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部にカップシュート
を取り付けた販売口に、販売飲料の供給ノズルを臨ませ
たカップ式自動販売機の販売口装置に関し、特に販売口
内の洗浄を良好に行い得る販売口装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は、この種の販売口装置
を備えた従来のカップ式自動販売機を示している。この
カップ式自動販売機は、自動販売機本体61内に、カッ
プCを収納するカップディスペンサ62と、カップディ
スペンサ62から落下したカップCを受け入れ、これに
販売飲料を供給する販売口装置63と、販売口装置63
からの排水を受ける排水バケツ64とを、上下方向に配
設して構成されている。販売口装置63は、カップディ
スペンサ62からのカップCを導き入れるカップシュー
ト65と、カップシュート65からのカップCを所定の
位置に受け取る販売口66と、販売口66内に斜め上部
後方から臨む飲料供給ノズル(図示ではノズルの上流側
は省略されている)67とで構成されている。
【0003】販売口66は、前面開口68を有してお
り、この前面開口68が図外のカップ取出口に臨んでい
て、カップCを外部から取り出せるようになっている。
カップシュート65は、偏平のホッパー状に形成され、
下部が販売口66の上板69を貫通した状態で、上板6
9に固着されている。上板69は、販売口66の両側板
70,70にビス71より着脱可能に取り付けられてお
り、カップシュート65と共に販売口66から取り外す
ことにより、販売口66の上部を開放できるようになっ
ている。一方、飲料供給ノズル67は、上板69の後部
に形成した切欠部(図示省略)から販売口66内に臨ん
で、販売口66内のカップCに対して適正位置から販売
飲料を供給する。
【0004】販売指令が出力されると、カップディスペ
ンサ62からカップCが落下し、カップシュート65に
導かれて販売口66の所定の位置にセットされ、このセ
ットされたカップCに、飲料供給ノズル67から販売飲
料が供給される。一方、図7および図8に示すように、
飲料供給ノズル67および販売口66を洗浄する場合に
は、カップディスペンサ62を開放すると共に、ビス7
1を緩めてカップシュート65および上板69を販売口
66から取り外し、販売口66の上部を開放しておい
て、備え付けの温水スプレー72により、飲料供給ノズ
ル67の先端部および販売口66の内面に温水を吹き付
けて、汚れを洗い流すようにする。その際、販売口66
の前面開口68から作業者側に温水が飛び散らないよう
に、備え付けの閉塞板73で前面開口68を閉塞してお
くようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の販売口装置63では、飲料供給ノズル67および
販売口66を洗浄する前後の作業として、カップシュー
ト65を着脱することに加え、備え付けの閉塞板73を
取り出して、前面開口68に取り付けおよび取り外すこ
とが必要となり、洗浄の際の準備作業および復旧作業が
煩雑なものとなっていた。また、閉塞板73は、単品と
してカップ式自動販売機内に備え付けられているので、
取り付けを忘れたり、あるいは閉塞板73自体を紛失し
たりすると、洗浄作業の際に作業者や床を濡らすおそれ
があり、また、取り外しを忘れると、商品販売が不能に
なってしまう。このように、洗浄に伴う一連の作業は、
定期的にかつ頻繁に行われる作業であるにもかかわら
ず、極めて作業性が悪く、かつ煩雑なものであった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、飲料供給ノズルや販売口の洗浄におけ
る一連の作業を、極めて効率よく行い得るカップ式自動
販売機の販売口装置を提供することををその目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1の発明は、前面開口をカップ取出口に臨ませた販
売口と、販売口の上部に取り付けられ、カップを販売口
内に導き入れるカップシュートと、販売口内に臨んで、
販売口内のカップに販売飲料を供給する供給ノズルとを
備え、カップシュートは、販売口に対し、カップを導き
入れる起立位置と、販売口の上部を開放すると共に販売
口の前面開口を閉塞する倒伏位置との間で、起倒自在に
取り付けられていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、前面開口をカッ
プ取出口に臨ませた販売口と、販売口の上部に取り付け
られ、カップを販売口内に導き入れるカップシュート
と、販売口内に臨んで、販売口内のカップに販売飲料を
供給する供給ノズルとを備え、カップシュートは、販売
口に対し、カップを導き入れる起立位置と、販売口の上
部を開放する開放位置との間で移動自在に構成されてお
り、カップシュートの開放位置への移動に連動して、販
売口の前面開口を閉塞する閉塞部材を更に備えているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、販売口に対しカップ
シュートを、カップを導き入れる起立位置と、販売口の
上部を開放すると共に販売口の前面開口を閉塞する倒伏
位置との間で、起倒自在に取り付けることにより、洗浄
作業のためにカップシュートを起立位置から倒伏位置に
移動させると、販売口の上部が開放されると同時に、販
売口の前面開口が閉塞される。すなわち、販売口の上部
を開放する動作により、販売口の前面開口を自動的に閉
塞でき、販売口の上部の開放と販売口の前面開口の閉塞
とを、1つの動作で行うことができる。これにより、洗
浄水が前面開口から前方に飛び散ることを防止でき、販
売口や供給ノズルの洗浄が可能になる。一方、洗浄完了
後は、カップシュートを倒伏位置から起立位置に復帰さ
せれば、販売口の上部が自動的に閉塞されると共に、販
売口の前面開口が自動的に開放される。すなわち、販売
口の上部の閉塞と販売口の前面開口の開放とを、1つの
動作で行うことができる。
【0010】また、請求項2の構成によれば、閉塞部材
が、カップシュートの移動に連動して、カップシュート
が開放位置に移動したときに販売口の前面開口を閉塞す
ることにより、カップシュートを起立位置から開放位置
に移動させて販売口の上部を開放させるのに伴って、閉
塞部材により販売口の前面開口を自動的に閉塞すること
ができる。すなわち、販売口の上部の開放と販売口の前
面開口の閉塞とを、1つの動作で行うことができ、閉塞
部材の取り付けを忘れたり、紛失したりすることを防止
することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る販売口装置が適用されたカップ式自動販売機に
ついて説明する。図1は第1実施例に係るカップ式自動
販売機の斜視図であり、この図では、販売口装置を除
き、メインドアと共に内部の主要機器が省略されてい
る。同図に示すように、このカップ式自動販売機は、自
動販売機本体1内に、カップCをストックしておくカッ
プディスペンサ2と、カップディスペンサ2から落とし
込まれたカップCを受け取り、これに販売飲料を供給す
る販売口装置3と、販売口装置3からの排水を受ける排
水バケツ4とを、上下方向に配設して構成されている。
販売口装置3は、カップディスペンサ2からのカップC
を導き入れるカップシュート5と、カップシュート5か
らのカップCを所定の位置に受け取る販売口6と、販売
口6内に斜め上部後方から臨む複数本の飲料供給ノズル
(図示ではノズルの上流側は省略されている)7とで構
成されている。
【0012】カップディスペンサ2は、自動販売機本体
1の前部に開き戸形式で開閉自在に取り付けられてお
り、原料の補充や販売口6の洗浄の際に開放されるよう
になっている。カップディスペンサ2は、例えば、大き
さの大小異なる2種類のカップCを、多数ストックして
おくもので、下部に小、大、小(小カップの使用数が多
い)の3連のカップ落下口8が横並びに設けられてい
る。販売指令が出力されると、カップディスペンサ2の
内部機構が駆動し、いずれかのカップ落下口8から大、
小の所望のサイズのカップCが、カップシュート5内に
落とし込まれるようになっている。
【0013】カップシュート5は、上端がカップディス
ペンサ2の3連のカップ落下口8に対応して横長に形成
され、全体が偏平のホッパー状に形成されたシュート本
体21と、販売口6の上板を兼ねる支持板22とで構成
されている。シュート本体21は、下部が支持板22に
貫通した状態で支持板22に固着され、この支持板22
が販売口6の上部に取り付けられている。カップディス
ペンサ2からカップシュート5に落とし込まれたカップ
Cは、シュート本体21の内面に案内されて、販売口6
の中央位置、すなわちカップCのセット位置に落とし込
まれる。さらに、販売口6内には、図示しないがカップ
シュート5に連なるカップホルダが設けられており、販
売口6内に落とし込まれカップCは、カップホルダによ
り、セット位置まで案内されると共にセット位置で不動
に保持される。
【0014】販売口6は、前面開口31を有する箱体で
構成され、上部をカップシュート5の支持板22で覆わ
れている。販売口6の底部にはカップステージ32が設
けられており、販売口6内に落とし込まれカップCは、
このカップステージ32の中央、すなわちセット位置に
載置される。また、販売口6の底板33の中央部には排
水口34が形成され、販売口6内にこぼれ出た水が、こ
の排水口34から下方の排水バケツ4に排水されるよう
になっている(図3参照)。
【0015】飲料供給ノズル7は、各種原料や希釈用の
水および湯などがそれぞれ供給される複数のノズルで構
成され、その先端が、カップシュート5の支持板22の
後部切欠部(図示せず)から販売口6内に臨んでいる。
飲料供給ノズル7の先端は、カップステージ32にセッ
トされたカップCに向けられており、販売指令に基づい
て、所定の飲料供給ノズル7から原料や水などがカップ
C内に供給され、かつ混合されて、ここで販売飲料が作
られる。そして、商品購入者は、販売口6の前面開口3
1が臨んでいる前方のカップ取出口(図示せず)から、
カップCに満たされた飲料を提供されるようになってい
る。
【0016】ここで、本実施例の要部について詳細に説
明する。カップシュート5は、支持板22の前端部で、
販売口6の前端上部に設けた支軸23により、販売口6
に回動自在に取り付けられており、また支持板22の後
端部で、販売口6の後端上部に突き出した板ばね状のク
リップ35に係止されている。カップシュート5は、ク
リップ35に係止されて、その支持板22で販売口6の
上部を覆う起立位置と、クリップ35を外して前方へ倒
れ込ませた倒伏位置との間で、起倒自在に構成されてい
る。
【0017】図3に示すように、倒伏位置におけるカッ
プシュート5は、販売口6の上部を開放すると共に、販
売口6の前面開口31をその前壁21aで閉塞するよう
になっている。このため、カップシュート5のシュート
本体21は、倒伏位置において販売口6の前面開口31
を閉塞できる高さに形成されている。もっとも、シュー
ト本体21の前壁21aのみ販売口6の前面開口31に
合わせて、高く形成するようにしてもよいし、前壁21
aのみ販売口6の前面開口31に縦横が合致するように
形成してもよい。
【0018】ここで、図2および図3を参照して、飲料
供給ノズル7および販売口6の洗浄について、簡単に説
明する。この洗浄作業は、飲料の販売に伴い、飲料供給
ノズル7および販売口6に汚れを生ずるため、原料の補
給時などに行われる。洗浄に先立ち、まず、カップディ
スペンサ2を開放する。次に、クリップ35を外してカ
ップシュート5を前方に引き倒し、販売口6の上部を開
放すると共に、販売口6の前面開口31を閉塞する。そ
して、備え付けの温水スプレー9により、飲料供給ノズ
ル7の先端および販売口6の内面を十分に洗浄する。こ
の洗浄に用いる温水は、飲料調合用の湯であり、図外の
湯タンクから供給される。洗浄が完了したら、カップシ
ュート5を引き起こし、販売口6の上部を閉塞すると共
に、販売口6の前面開口31を開放する。
【0019】以上のように第1実施例によれば、販売口
6の上部を開放すべくカップシュート5を引き倒すこと
により、カップシュート5自体で販売口6の前面開口3
1を閉塞することができ、また逆に、販売口6の上部を
閉塞すべくカップシュート5を引き起こすことにより、
販売口6の前面開口31を開放することができる。すな
わち、洗浄作業の開始および終了に合わせて、カップシ
ュート5を起倒する動作により、自動的に販売口6の前
面開口31を開閉することができる。したがって、飲料
供給ノズル7や販売口6の洗浄に際し、カップシュート
5の起倒動作だけで、特段の後処理や前処理を必要とす
ることなく、洗浄水の飛散の防止と販売準備への復旧と
を、簡単かつ自動的に行うことができる。
【0020】また、洗浄水の飛散の防止は、カップシュ
ート5自体で行われるため、専用の部材を必要とするこ
となく、飛散の防止構造を簡単かつ安価に構成できる。
さらに、カップシュート5を完全に前方に倒してしまう
構造であるため、洗浄作業の邪魔になることがなく、洗
浄作業の作業性を損なうことがない。
【0021】次に、図4および図5を参照して、本発明
の第2の実施例について説明する。この実施例では、カ
ップシュート5に代えて、専用の閉塞板(閉塞部材)1
1により販売口6の前面開口31を閉塞できるようにな
っている。カップシュート5は、起立位置と、横倒しに
なって販売口6の上部を開放する開放位置との間で、ほ
ぼ90゜の角度範囲で前後方向に回動され、この回動動
作に連動して、閉塞板11は、カップシュート5に沿っ
て起立する起立位置と、販売口6の前面開口31を閉塞
する閉塞位置との間で、ほぼ180゜の角度範囲で前後
方向に回動される。すなわち、閉塞板11の基部は、販
売口6の前端上部にピン12を介して回動自在に取り付
けられており、このピン12の部分と、カップシュート
5の支軸23の部分との間に、連動機構13が設けられ
ている。
【0022】連動機構13は、図5に示すように、上記
ピン12と同軸上に閉塞板11の基部に固定された小プ
ーリ41と、上記支軸23と同軸上にカップシュート
(支持板)5に固定された大プーリ42と、両端を大小
両プーリ41,42にそれぞれ巻回した状態で、両プー
リ41,42間に渡したワイヤ43とで構成されてい
る。大プーリ42と小プーリ41の直径比率は、2:1
となっており、小プーリ41は、大プーリ42の回動に
対し、倍の角度回動されるようになっている。したがっ
て、図5(a)の状態から、起立位置にある閉塞板11
に対し、起立位置にあるカップシュート5を前方に引き
倒してゆくと、閉塞板11もその重さで前方に倒れてゆ
く。そして、図5(b)に示すように、カップシュート
5が開放位置まで倒されると、ちょうど閉塞板11が販
売口6の前面開口31を閉塞する閉塞位置まで倒され
る。逆に、図5(b)の状態から、カップシュート5を
起立位置まで引き起こすと、閉塞板11も起立位置まで
引き起こされる(図5(a))。
【0023】以上のように第2実施例によれば、販売口
6の上部を開閉するカップシュート5の回動動作に連動
させて、閉塞板11により、販売口6の前面開口31を
開閉することができるので、飲料供給ノズル7や販売口
6を洗浄する場合に、販売口6の上部を開放する動作に
より、販売口6の前面開口31を自動的に閉塞すること
ができ、かつ、販売口6の上部を閉塞する動作により、
販売口6の前面開口31を自動的に開放することができ
る。したがって、洗浄に基づく準備や復旧などの一連の
作業を簡単かつ確実に行うことができる。
【0024】なお、第1実施例では、カップシュートを
販売口に対して回動自在に設けるようにしているが、販
売口の上部および前面開口に対して、それぞれ着脱自在
に構成し、販売口の上部と前面開口との間で、カップシ
ュートを付け替えるような構造にしてもよい、また、第
2実施例では、連動機構を2個のプーリとワイヤで構成
しているが、これをリンク機構や歯車機構などで構成す
るようにしてもよい。さらに、閉塞板に代えてシート状
の部材を用い、巻き上げ構造にしてもよい。何となれ
ば、特別に連動機構を用いることなく、起立状態のカッ
プシュートに寄り掛かるように閉塞板を設け、カップシ
ュートの引き倒しに連動させて、閉塞板を引き倒すよう
にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
カップシュート自体により、販売口の前面開口を閉塞す
るようにしているので、洗浄に先立ち、カップシュート
を起立位置から倒伏位置に移行させて、販売口の上部を
開放する動作が、すなわち販売口の前面開口を閉塞する
動作となり、逆に、販売口の上部を閉塞してカップシュ
ートを元に復帰させる動作が、すなわち販売口の前面開
口を開放する動作となる。したがって、販売口の前面開
口を閉塞する特別の部材を必要とすることなく、この一
連の作業を簡単かつ確実に行うことができる。
【0026】また、請求項2の発明によれば、カップシ
ュートと、閉塞部材とを連動させるようにしているの
で、カップシュートを起立位置から開放位置に移動さ
せ、販売口の上部を開放する動作に連動して、閉塞部材
により販売口の前面開口を閉塞することができ、この場
合も、販売口の前面開口を自動的に閉塞することができ
る。したがって、この一連の作業を簡単かつ確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る販売口装置を適用し
たカップ式自動販売機の外観図である。
【図2】第1実施例に係る販売口装置の洗浄時の状態を
表したカップ式自動販売機の外観図である。
【図3】第1実施例に係る販売口装置の洗浄時の状態を
表した裁断側面図である。
【図4】第2実施例に係る販売口装置の洗浄時の状態を
表した裁断側面図である。
【図5】第2実施例に係る販売口装置の連動機構廻りの
側面図である。
【図6】従来の販売口装置を適用したカップ式自動販売
機の外観図である。
【図7】従来の販売口装置の洗浄時の状態を表したカッ
プ式自動販売機の外観図である。
【図8】従来の販売口装置の洗浄時の状態を表した裁断
側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 3 販売口装置 5 カップシュート 6 販売口 7 飲料供給ノズル 11 閉塞板 13 連動機構 C カップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口をカップ取出口に臨ませた販売
    口と、当該販売口の上部に取り付けられ、カップを販売
    口内に導き入れるカップシュートと、当該販売口内に臨
    んで、当該販売口内のカップに販売飲料を供給する供給
    ノズルとを備え、 前記カップシュートは、前記販売口に対し、カップを導
    き入れる起立位置と、当該販売口の上部を開放すると共
    に当該販売口の前面開口を閉塞する倒伏位置との間で、
    起倒自在に取り付けられていることを特徴とするカップ
    式自動販売機の販売口装置。
  2. 【請求項2】 前面開口をカップ取出口に臨ませた販売
    口と、当該販売口の上部に取り付けられ、カップを販売
    口内に導き入れるカップシュートと、当該販売口内に臨
    んで、当該販売口内のカップに販売飲料を供給する供給
    ノズルとを備え、 前記カップシュートは、前記販売口に対し、カップを導
    き入れる起立位置と、 当該販売口の上部を開放する開放位置との間で移動自在
    に構成されており、 前記カップシュートの開放位置への移動に連動して、当
    該販売口の前面開口を閉塞する閉塞部材を更に備えてい
    ることを特徴とするカップ式自動販売機の販売口装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101974116B1 (ko) * 2019-01-21 2019-05-02 (주)에어리코리아 자동판매기용 음료 토출 구조체 및 이를 구비한 음료 판매용 자동판매기

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KR101974116B1 (ko) * 2019-01-21 2019-05-02 (주)에어리코리아 자동판매기용 음료 토출 구조체 및 이를 구비한 음료 판매용 자동판매기

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