JP2022037700A - 飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法 - Google Patents

飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】攪拌部に飲料用原料の残渣が残ることを抑制することが可能な飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法を提供する。【解決手段】この飲料製造装置100は、制御部7は、洗浄部3に給水部6から液体を供給するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で洗浄する第1処理と、給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理と、洗浄部3に給水部6から液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。【選択図】図3

Description

この発明は、飲料製造装置に関し、特に、攪拌部を液体により洗浄する洗浄部を備える飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法に関する。
従来、攪拌部を液体により洗浄する洗浄部を備える飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、容器内の飲料用原料を攪拌して粉砕する攪拌翼と、攪拌翼を洗浄するための洗浄容器とを備える飲料製造装置が開示されている。上記特許文献1では、攪拌翼に付着した飲料用原料の残渣を取り除くために、洗浄容器内で攪拌翼を回転させるとともに、洗浄容器に液体を供給することにより攪拌翼を洗浄している。また、上記特許文献1では、洗浄した後の廃水は、排水タンクに排出される。
特開2020-62146号公報
上記特許文献1に開示されているように、洗浄後に液体を排出することにより飲料用原料の残渣は攪拌翼(攪拌部)から取り除かれるが、飲料用原料の残渣の一部が液体中を浮遊し、排出中に攪拌部に付着することが考えられる。この場合、洗浄したのにもかかわらず攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が残るという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することが可能な飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法を提供することである。
この発明の第1の局面による飲料製造装置は、本体部と、本体部内に設けられ、容器内の飲料用原料を攪拌する攪拌部と、本体部内に設けられ、攪拌部を洗浄するための洗浄容器を含み、攪拌部を液体により洗浄する洗浄部と、洗浄部に液体を供給する給水部と、攪拌部および給水部を制御する制御部とを備え、制御部は、洗浄部に給水部から液体を供給するとともに、攪拌部を洗浄部内で洗浄する第1処理と、給水部を停止させて洗浄容器内の液体を排液する第2処理と、洗浄部に給水部から液体を供給して攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。
この発明の第1の局面による飲料製造装置では、上記のように、制御部は、洗浄部に給水部から液体を供給するとともに、攪拌部を洗浄部内で洗浄する第1処理と、給水部を停止させて洗浄容器内の液体を排液する第2処理と、洗浄部に給水部から液体を供給して攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。これにより、攪拌部を洗浄する第1処理および給水部を停止させて洗浄容器内の液体を排液する第2処理に加えて攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理を行うことにより、攪拌部を洗浄した後に排液する際に、攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が付着したとしても、第3処理により攪拌部から飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することができる。
また、第1の局面による飲料製造装置において、好ましくは、給水部は、液体を供給するポンプを含み、攪拌部は、攪拌部を回転させるモータを含み、制御部は、第1処理において洗浄部に液体を供給するようにポンプを制御するとともに、攪拌部を洗浄部内で回転させるようにモータを制御し、第2処理において洗浄容器への給水を停止するようにポンプを制御し、かつ、第3処理において洗浄部に液体を供給するようにポンプを制御するように構成されている。このように構成すれば、制御部がポンプとモータとを制御することにより第1処理から第3処理が行われるため、複雑な制御を行わなくとも、攪拌部に飲料用原料の残渣が残ることを抑制することができる。
また、第1の局面による飲料製造装置において、好ましくは、第3処理の処理時間は、第1処理の処理時間よりも短くなるように構成されている。このように構成すれば、第3処理が第1処理よりも短い時間で行われるため、第1処理の開始から第3処理の終了までの攪拌部の洗浄に必要な時間が長くなることを抑制することができるとともに、第3処理を行う際に使用する液体の量を第1処理よりも少なくすることができる。
また、第1の局面による飲料製造装置において、好ましくは、洗浄部の洗浄容器の開口部を覆う蓋部をさらに備え、洗浄部は、洗浄容器の内面に設けられるとともに給水部から供給された液体を噴出するノズル部をさらに含み、ノズル部は、蓋部の下面に向かって液体を噴出するように構成されている。このように構成すれば、蓋部に向かって液体を噴出することにより、蓋部を洗浄することができるため、蓋部に付着した飲料用原料の残渣を洗い流すことができる。
この場合、好ましくは、蓋部は、環状であるとともに、ノズル部は、ノズル部に近い蓋部の内周面側の下面に向かって液体を噴出するように構成されている。このように構成すれば、蓋部が環状であるため、蓋部に向かって噴射された液体を噴射の勢いにより蓋部全体に流通させることができる。また、ノズル部は、ノズル部に近い蓋部の下面に向かって液体を噴出するように構成されていることにより、蓋部の下面のノズル部に近い位置から離れる位置に向かって液体を流通させることができるため、蓋部全体を洗浄することができる。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、洗浄容器の内周面には、上方側に延びるリブ部が設けられている。このように構成すれば、上方側に延びるリブ部が設けられていることにより、攪拌部の回転により形成された渦流がリブ部に沿って上方へ向かうため、蓋部に液体を当てることができる。その結果、蓋部に飲料用原料の残渣が残ることをより抑制することができる。
この発明の第2の局面による飲料製造装置の洗浄方法は、容器内の飲料用原料を攪拌する攪拌部と、攪拌部を液体により洗浄する洗浄部とを備える飲料製造装置の洗浄方法であって、洗浄部に液体を供給するとともに、攪拌部を洗浄部内で回転させて攪拌部を洗浄する工程と、攪拌部を洗浄する工程の後に、液体の供給を停止させるとともに、洗浄部から液体を排液する工程と、洗浄部から液体を排液する工程の後に、洗浄部に液体を供給して攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程と、を備える。
この発明の第2の局面による飲料製造装置の洗浄方法では、上記のように、洗浄部から液体を排液する工程の後に、洗浄部に液体を供給して攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程を備えている。これにより、洗浄部に液体を供給するとともに、攪拌部を洗浄部内で回転させて攪拌部を洗浄する工程に加え、洗浄部から液体を排液する工程の後に、洗浄部に液体を供給して攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程を備えていることにより、排液工程時に攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が付着したとしても、攪拌部に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程により付着した飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部に飲料用原料の残渣が残ることを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、攪拌部に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することができる飲料製造装置および飲料製造装置の洗浄方法を提供することができる。
飲料製造装置の斜視図である。 飲料製造装置の正面図である。 図2の300-300線に沿った断面図である。 第1実施形態による飲料製造装置の制御的な構成を示すブロック図である。 飲料製造時の攪拌部と洗浄部との移動を説明するための図である。 洗浄時のモータとポンプとの状態を示す図である。 攪拌部の洗浄の制御を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態における洗浄容器の断面図である。 ノズル部を説明するための部分拡大図である。 蓋部を下面側から見た図である。 第3実施形態におけるリブ部を正面から見た断面図である。 第3実施形態における洗浄容器の部分拡大図である。 第3実施形態におけるリブ部を側面から見た断面図である。 変形例における洗浄時のモータとポンプとの状態を示す図である。 別の変形例における洗浄時のモータとポンプとの状態を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1~図6を参照して、第1実施形態による飲料製造装置100の構成について説明する。図1および図2に示すように、飲料製造装置100は、容器110内の固形物である飲料用原料(たとえば、野菜や果物を凍らせた凍結物)を粉砕した飲料(スムージーなど)を製造する装置である。本明細書において、「スムージー」とは、野菜や果物をミキサーなどにより攪拌して製造した飲料のことをいう。
飲料製造装置100は、たとえば、コンビニエンスストアなどの店舗に配置され、店舗の顧客などの利用者により利用される。飲料用原料は、冷凍されており、飲料用原料を収容した容器110は、冷凍庫内に保存される。また、容器110は、上部を覆う包装材が設けられている。包装材(蓋)を開封することにより、容器110の上部が開放される。利用者は、容器110内に飲料用原料が収容された状態で、容器110を飲料製造装置100に配置し、飲料製造開始の操作を行う。飲料製造開始の操作が行われると、飲料製造装置100は、容器110内の飲料用原料を攪拌し、粉砕して飲料を製造する。ここで、飲料製造装置100において、利用者が位置する側を前側(Y1側)とし、その反対側を後側(Y2側)とし、前後方向をY方向とする。また、水平方向において前後方向と直交する方向を左右方向(X方向)とし、前後方向および左右方向に直交する方向を上下方向(Z方向)とする。
図3に示すように、飲料製造装置100は、本体部1を備える。また、飲料製造装置100は、本体部1の内部に設けられる攪拌部2と、洗浄部3と、トレイ4と、ドレンパン5と、給水部6と、制御部7(図4参照)とを備える。
図1に示すように、本体部1は、直方体の形状を有している。本体部1の正面側の下方には扉部11が設けられているとともに、上方には表示部12が設けられている。
扉部11は、飲料製造装置100の内部と外部とを区画する扉であり、飲料製造装置100の前側(Y1方向側)に設けられている。扉部11は、左右方向(X方向)の一方端側に設けられた、上下方向(Z方向)に沿って延びる軸を中心に、回動可能に構成されている。扉部11は、扉部11が開いた状態(開状態)において、利用者が容器保持部8に容器110を載置することができるとともに、扉部11が閉まった状態(閉状態)において、利用者が容器保持部8に載置された容器110に触れることができないように構成されている。扉部11は、透明な材料により構成されている。また、扉部11は、調理時はロックされて開閉できないように構成されている。
表示部12は、利用者が操作を行うための画像、および、飲料供給に関する情報の画像を表示する。表示部12は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの薄型ディスプレイである。
図3に示すように、攪拌部2は、本体部1の内部の前面側(Y1方向側)に位置している。また、攪拌部2は、本体部1の内部の上方(Z1方向側)に位置している。攪拌部2は、容器110内の飲料用原料を攪拌するように構成されている。具体的には、攪拌部2は、上下方向(Z方向)に沿って延びる回転軸21と、回転軸21の先端部(Z2方向側の端部)に設けられた刃部22とを含んでいる。また、攪拌部2の回転軸21は、上下方向に沿って延びる回転軸線回りに回転される。攪拌部2は、モータ23により回転する。また、回転軸21の先端部には、容器110内の飲料用原料を攪拌する際に、容器110の上部開口を覆うための蓋部24(破線部)が設けられている。蓋部24により、攪拌時の飲料用原料の容器110からの飛散を抑制することが可能である。飲料製造装置100では、攪拌部2が容器110内の飲料用原料を攪拌することにより飲料用原料を調理し飲料を作成している。攪拌部2は、上下方向(Z方向)に移動するための攪拌部上下駆動部25を備えている。攪拌部上下駆動部25により、攪拌部2は、容器110内まで刃部22が下降された攪拌位置M(下降位置)と、容器110外まで刃部22が上昇された退避位置E(上昇位置)との間で上下方向に移動可能に構成されている。
洗浄部3は、攪拌部2よりも下方(Z2方向側)に配置される。また、洗浄部3は、容器110を保持するための容器保持部8よりもY2側に配置される。洗浄部3は、液体を貯留することが可能な洗浄容器31を含む。洗浄容器31は、底面に廃液を排出するための排出孔32が設けられている。また、洗浄容器31は、給水部6から供給される液体の給水量を調整するとともに、攪拌部2を回転させることによる遠心力を発生させることにより、単位時間当たりの排水量よりも供給量が大きくなる結果、液体を貯留することができる。洗浄容器31は、給水部6と供給管61aを介して接続されている。液体は、たとえば、温水または冷水である。
トレイ4は、洗浄容器31と、容器保持部8とが配置される。容器保持部8には、容器110が保持される。トレイ4には、洗浄容器31と容器保持部8との間を仕切る仕切り板41が設けられている。トレイ4は、容器110を保持して容器110を作業位置Wに移動させる。具体的には、図3および図4に示すように、飲料製造装置100は、トレイ4を前後方向(Y方向)に移動させる移動機構42を備えている。移動機構42は、作業位置W(後方位置)と取出位置R(前方位置)とに容器保持部8を移動可能に構成されている。作業位置Wは、攪拌部2の刃部22の直下に容器保持部8が配置された位置である。取出位置Rは、容器保持部8が容器110を取り出すことができる位置であり、攪拌部2の直下に洗浄部3が配置された位置である。
飲料製造装置100は、図3に示すように、トレイ4が取出位置Rに位置することを検知するための取出位置検知センサRSと、トレイ4が作業位置Wに位置することを検知するための作業位置検知センサWSとを備えている。取出位置検知センサRSおよび作業位置検知センサWSは、たとえば、マイクロスイッチである。トレイ4は、取出位置検知センサRSが検知する位置(取出位置R)まで、移動機構42により前方向(Y1方向)に移動される。また、トレイ4は、作業位置検知センサWSが検知する位置(作業位置W)まで、移動機構42により後方向(Y2方向)に移動される。
図3に示すように、ドレンパン5は、洗浄容器31の排出孔32から排出される廃液を受けるように構成されている。ドレンパン5は、廃液を受けるパン部51と、パン部51で受けた排液を排出するための排出通路52とを含んでいる。排出通路52には、排液を排水タンク20に導くホース53が接続されている。排液は、排出通路52およびホース53を介して排水タンク20に一時的に貯留される。また、ドレンパン5は、トレイ4を前後方向(Y方向)に移動可能に保持している。
給水部6は、貯留部60、第1流路61、第2流路62を含んでいる。給水部6は、洗浄時には第1流路61を介して洗浄部3に液体を供給するとともに、飲料製造時には第2流路62を介して容器110に液体を供給する。
貯留部60には、給水元から供給された液体が貯留される。貯留部60は、本体部1の内部の後方に配置されており、攪拌部2および洗浄部3よりも後方に配置される。
第1流路61は、貯留部60から洗浄部3へ液体を供給するための流路である。第1流路61は、供給管61aと、吐出部61bと、電磁弁61cとを含んでいる。第1流路61は、ポンプ67により送液される貯留部60内の液体を、電磁弁61c、供給管61aを介して吐出部61bから吐出して、吐出した液体により攪拌部2を洗浄する。攪拌部2を洗浄した液体(廃液)は、ドレンパン5に排出される。
第2流路62は、攪拌部2により容器110内の飲料用原料を攪拌する際に、貯留部60の液体を飲料用原料が収容された容器110内に供給するように構成されている。また、第2流路62は、供給管62aと、吐出部62bと、電磁弁62cとを含んでいる。第2流路62は、ポンプ67により送液される貯留部60内の液体を、電磁弁62c、供給管62aを介して吐出部62bから吐出して、吐出した液体を、飲料用原料が収容された容器110内に供給する。つまり、供給管62aは、貯留部60内の水を容器110内に導くように構成されている。吐出部62bは、攪拌位置における容器110の斜め上方に位置するように配置されている。また、第2流路62は、平面視において容器110の中央近傍に液体を供給するように構成されている。
ポンプ67は、貯留部60の液体を送液するように構成されている。ポンプ67は、駆動時間に比例した量の液体を送液するように構成されている。つまり、ポンプ67は、運転時間が制御されることにより、送液する液体の量が制御される。
図4に示すように、制御部7は、CPU71(Central Processing Unit)と、メモリ72とを含んでいる。メモリ72には、洗浄時の第1処理、第2処理および第3処理の処理時間と、給水部6からの給水量と、攪拌部2の回転数とが記憶されている。なお、洗浄時の第1処理、第2処理および第3処理の処理時間と、給水部6からの給水量と、攪拌部2の回転数とは、使用者により任意に設定される。制御部7は、攪拌部2および給水部6を制御する。具体的には、制御部7は、攪拌部2のモータ23と、攪拌部上下駆動部25とを制御する。また、制御部7は、電磁弁61cと、電磁弁62cと、ポンプ67とを制御する。さらに制御部7は、トレイ4を取出位置Rおよび作業位置Wに移動させるように移動機構42を制御する。
(飲料の製造)
図5に基づいて、飲料の製造について説明する。なお、図5では、装置構成を簡略化して記載している。図5(A)に示す調理前の飲料製造装置100では、攪拌部2が洗浄部3の上方に位置し、扉部11が閉状態である。ここで、飲料製造装置100では、利用者が操作することにより、飲料製造が開始される。容器保持部8には、事前に飲料用原料が収容された容器110が利用者により設置されている。飲料製造開始の操作が行われると、図5(B)に示すように、移動機構42(図3参照)によりトレイ4が後方に動き、攪拌部2の下に容器保持部8が位置する作業位置Wへ移動する。次に、図5(C)に示すように、貯留部60の温水が、飲料用原料が収容された容器110内に供給される。
図5(D)に示すように、攪拌部2が、容器110内の飲料用原料を調理(攪拌)して粉砕可能な攪拌位置まで、攪拌部上下駆動部25(図3参照)により攪拌部2が下方向に移動される。次に、攪拌部2の回転軸21および刃部22が、モータ23(図3参照)により回転されるとともに、攪拌部上下駆動部25により昇降される。これにより、容器110内の飲料用原料が攪拌されて粉砕される。
攪拌部2による攪拌が完了すると、図5(E)に示すように、攪拌部2が、攪拌部上下駆動部25により上方向に移動される。図5(F)に示すように、移動機構42(図3参照)によってトレイ4が前方へ移動し、容器110を取り出すことができる取出位置Rまで移動する。なお、容器110を取り出すことができる位置に移動したとき、洗浄部3の上方に攪拌部2が位置する。これにより、図5(G)に示すように、利用者は、扉部11を開状態とすることにより、製造された飲料を収容する容器110を、トレイ4に配置された容器保持部8から取り出すことが可能となる。そして、攪拌部2の洗浄が開始される。
(攪拌部の洗浄)
図6に基づいて、攪拌部2の洗浄について説明する。まず、制御部7は、飲料製造後の時間t0から第1処理開始の時間t1までの間、攪拌部上下駆動部25を駆動して、攪拌部2を洗浄容器31の内部まで下降させる。攪拌部2が、洗浄容器31の内部まで移動した後の時間t1から時間t2までの間、制御部7は、ポンプ67を制御して、洗浄部3に液体を供給するとともに、モータ23を制御して攪拌部2を洗浄部3内で回転させることで攪拌部2を洗浄する工程(第1処理)が行われる。攪拌部2を洗浄する工程の後の時間t2から時間t3までの間、制御部7は、ポンプ67を制御して液体の供給を停止させるとともに、洗浄部3から液体を排液する工程(第2処理)が行われる。そして、洗浄部3から液体を排液する工程の後の時間t3から時間t4までの間、制御部7は、ポンプ67を制御して、洗浄部3に液体を供給し、攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程(第3処理)が行われる。第1処理、第2処理、および第3処理は、この順で順次行われる。図6では、駆動している場合をONとし、停止している場合をOFFとする。
第1処理では、制御部7は、時間t1から時間t2までの間、モータ23とポンプ67とを駆動させる制御を行う。これにより、洗浄容器31の内部に液体が供給されるとともに、モータ23の駆動により回転軸21および刃部22が回転して、洗浄容器31に液体を溜めながら、回転軸21および刃部22を洗浄することができる。このとき、ポンプ67からの液体の供給量が、洗浄容器31の排出量よりも大きいため、時間t1から時間t2までの間において、洗浄容器31内の液体の貯留量が増大する。洗浄容器31には、上端近くまで水が溜められる。第1処理により回転軸21および刃部22に付着した飲料用原料の残渣(野菜および果物の皮、種、繊維など)が液体内を浮遊する。
第2処理では、制御部7は、時間t2から時間t3までの間、モータ23とポンプ67とを制御して停止させる。これにより、洗浄容器31への液体の供給が停止するため、廃水が洗浄容器31に設けられた排出孔32と、ドレンパン5とを通って排水タンク20に流通する。第2処理は、第1処理と処理時間が同じである。第2処理では、ポンプ67からの液体の供給量が、洗浄容器31の排出量よりも小さくなるため、完全に液体が洗浄容器31から排出される。
第3処理では、制御部7は、時間t2から時間t3までの間、モータ23とポンプ67とを駆動させる制御を行う。これにより、洗浄容器31の内部に液体が供給されるとともに、モータ23の駆動により回転軸21および刃部22が回転するため、洗浄容器31に液体を溜めるとともに、回転軸21および刃部22に液体をかけてすすぐことができる。このとき、ポンプ67からの液体の供給量が、洗浄容器31の排出量よりも大きいため、時間t3から時間t4までの間において、洗浄容器31内の液体の貯留量が増大する。第3処理は、第1処理および第2処理よりも処理時間が短く設定されている。また、第3処理では、貯留された液体の水面が刃部22よりも上であり、刃部22が浸かる程度になるように液体が貯留される。そして、モータ23とポンプ67とが停止することで、洗浄容器31に設けられた排出孔32と、ドレンパン5とを通って排水タンク20に排水され、洗浄が完了する。
図7に基づいて、攪拌部2を洗浄するときの制御部7の制御について説明する。ステップS51では、制御部7は、ポンプ67を駆動して洗浄容器31に液体を供給する制御を行う。なお、洗浄容器31に液体を供給する時は、制御部7は、予め電磁弁61cを開状態にするとともに、電磁弁62cを閉状態にする制御を行う。ステップS52では、モータ23を駆動して攪拌部2を回転させる。ステップS51とステップS52とが第1処理である。また、フローチャートでは便宜上ポンプ67を駆動させる制御を先に記載しているが、図6に示したように同時に行ってもよく、順番が逆でもよい。そして、ステップS53では、所定時間が経過したか否かで次のステップが変わる。所定時間はメモリ72に記憶された第1処理の処理時間である。所定時間が経過していなければ、制御部7は、第1処理を継続し、所定時間が経過しているとステップS54に進み、第2処理が開始される。
ステップS54では、制御部7は、ポンプ67を停止し、洗浄容器31への液体の供給を停止する。そして、ステップS55では、制御部7は、モータ23を停止させる。ステップS54とステップS55とが第2処理である。フローチャートでは便宜上ポンプ67を停止させる制御を先に記載しているが、図6に示したようにステップS54とステップS55とは同時に行ってもよく、順番が逆でもよい。そして、ステップS56では、所定時間が経過したか否かで次のステップが変わる。所定時間はメモリ72に記憶された第2処理の処理時間である。所定時間が経過していなければ、制御部7は、第2処理を継続し、所定時間が経過しているとステップS57に進み、第3処理が開始される。
ステップS57では、制御部7は、ポンプ67を駆動して洗浄容器31に液体を供給する制御を行う。ステップS58では、モータ23を駆動して攪拌部2を回転させる。ステップS57とステップS58とが第3処理である。また、フローチャートでは便宜上ポンプ67を駆動させる制御を先に記載しているが、図6に示したように、ステップS57とステップS58とは同時に行ってもよく、順番が逆でもよい。そして、ステップS59では、所定時間が経過したか否かで次のステップが変わる。所定時間はメモリ72に記憶された第3処理の処理時間である。所定時間が経過していなければ、制御部7は、第3処理を継続し、所定時間が経過していると攪拌部2の洗浄を終了する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、制御部7は、洗浄部3に給水部6から液体を供給するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で洗浄する第1処理と、給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理と、洗浄部3に給水部6から液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。これにより、攪拌部2を洗浄する第1処理および給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理に加えて攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理を行うことにより、攪拌部2を洗浄した後に排液する際に、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が付着したとしても、第3処理により攪拌部2から飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記の通り、給水部6は、液体を供給するポンプ67を含み、攪拌部2は、攪拌部2を回転させるモータ23を含み、制御部7は、第1処理において洗浄部3に液体を供給するようにポンプ67を制御するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で回転させるようにモータ23を制御し、第2処理において洗浄容器31への給水を停止するようにポンプ67を制御し、かつ、第3処理において洗浄部3に液体を供給するようにポンプ67を制御するように構成されている。これにより、制御部7がポンプ67とモータ23とを制御することにより第1処理から第3処理が行われるため、複雑な制御を行わなくとも、攪拌部2に飲料用原料の残渣が残ることを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記の通り、第3処理の処理時間は、第1処理の処理時間よりも短くなるように構成されている。これにより、第3処理が第1処理よりも短い時間で行われるため、攪拌部2の洗浄に必要な時間が長くなることを抑制することができるとともに、第3処理を行う際に使用する液体の量を第1処理よりも少なくすることができる。
また、第1実施形態では、上記の通り、洗浄部3から液体を排液する工程の後に、洗浄部3に液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程を備えている。これにより、洗浄部3に液体を供給するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で回転させて攪拌部2を洗浄する工程に加え、洗浄部3から液体を排液する工程の後に、洗浄部3に液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する工程を備えていることにより、洗浄工程後に攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部2に飲料用原料の残渣が残ることを抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、図1、図2、図3、図8、図9および図10を参照して、第2実施形態の飲料製造装置200について説明する。第2実施形態の飲料製造装置200では、洗浄部3はノズル部35を含む。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と同様の構成に関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、ノズル部35は、洗浄容器31の内周面31aの上部側に1つ設けられる。ノズル部35は、給水部6から供給された液体を洗浄容器31内に噴出する。
図9に示すように、ノズル部35は、矢印で示すように、蓋部24の下面に向かって液体を上方に噴出するように構成されている。ノズル部35は、ノズル部35に近い蓋部24の下面に向かって液体を噴出するように構成されている。ノズル部35に近い蓋部24の下面とは、断面視において蓋部24のX方向の中央よりもノズル部35が設けられる洗浄容器31の内周面側に位置する蓋部24の下面であることを意味している。ノズル部35の噴射角度θは、鉛直方向に対する傾斜角度である。ノズル部35は、直上ではなく、断面視において蓋部24のX方向の中央とノズル部35が配置されるY1側の角Cとの間の点SPに向かって噴射している。点SPは、蓋部24のX方向の中央とY1側の角Cとの間の中央に設けられてもよく、蓋部24のX方向の中央とY1側の角Cとの間の中央よりもY1側の角C側に位置してもよい。また、ノズル部35の噴射口の孔径d1は、たとえば、2.0mm以上5.0mm以下に設定されている。
図10に示すように、蓋部24は、環状であり、攪拌部2が通過するための貫通孔24aが設けられている。また、図8に示すように、蓋部24は、上下方向の断面において上方の角Cが下方側(Z2側)に向かって湾曲して丸みを帯びている。そのため、図10に示すように、ノズル部35は、直上ではなくY方向に傾斜して液体を噴射するため、ノズル部35から噴射された液体が、蓋部24の下面の湾曲した形状に沿ってY方向に広がる。また、蓋部24に噴射された液体は、噴射の勢いにより蓋部24の下面の湾曲した形状に沿ってX方向に広がり、環状の蓋部24全体に行き渡る。
第2実施形態の他の構成は、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、制御部7は、洗浄部3に給水部6から液体を供給するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で洗浄する第1処理と、給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理と、洗浄部3に給水部6から液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。これにより、攪拌部2を洗浄する第1処理および給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理に加えて攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理を行うことにより、攪拌部2を洗浄した後に排液する際に、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が付着したとしても、第3処理により攪拌部2から飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することができる。
第2実施形態では、上記のように、洗浄部3の洗浄容器31の開口部を覆う蓋部24をさらに備え、洗浄部3は、洗浄容器31の内面に設けられるとともに給水部6から供給された液体を噴出するノズル部35をさらに含み、ノズル部35は、蓋部24の下面に向かって液体を噴出するように構成されている。これにより、蓋部24に向かって液体を噴出することにより、蓋部24を洗浄することができるため、蓋部24に付着した飲料用原料の残渣を洗い流すことができる。
第2実施形態では、上記のように、蓋部24は、環状であるとともに、ノズル部35は、ノズル部35に近い蓋部24の内周面側の下面に向かって液体を噴出するように構成されている。これにより、蓋部24が環状であるため、蓋部24に向かって噴射された液体を噴射の勢いにより蓋部24全体に流通させることができる。また、ノズル部35は、ノズル部35に近い蓋部24の下面に向かって液体を噴出するように構成されていることにより、蓋部24の下面のノズル部35に近い位置から離れる位置に向かって液体を流通させることができるため、蓋部24全体を洗浄することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、第1実施形態の効果と同様である。
[第3実施形態]
次に、図1、図2、図3、図11、図12および図13を参照して、第3実施形態の飲料製造装置300について説明する。第3実施形態の飲料製造装置300では、洗浄容器31の内周面31aには、上方側に延びるリブ部34が設けられている。なお、第3実施形態において、上記第1実施形態および第2実施形態と同様の構成に関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、リブ部34は、洗浄容器31の内周面31aに設けられる。図12に示すように、リブ部34は、上方側に延びるにつれて厚みd2が小さくなるように構成されている。具体的には、リブ部34は、途中までは、厚みd2が均一であり、上下方向の中央から上方に行くにつれて、厚みが小さくなるように形成されている。そのため、リブ部34の上方の厚みd3は、リブ部34の下方の厚みd2よりも小さくなる。これにより、リブ部34は、上方側に延びるにつれて内側に向かって傾斜するため、矢印FPで示すように、攪拌部2の回転より洗浄容器31内に形成される渦流がリブ部34の傾斜面に沿って上方に流れる。図13に示すように、リブ部34は、洗浄容器31内に複数設けられる。
第3実施形態の他の構成は、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、制御部7は、洗浄部3に給水部6から液体を供給するとともに、攪拌部2を洗浄部3内で洗浄する第1処理と、給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理と、洗浄部3に給水部6から液体を供給して攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている。これにより、攪拌部2を洗浄する第1処理および給水部6を停止させて洗浄容器31内の液体を排液する第2処理に加えて攪拌部2に付着した飲料用原料の残渣を除去する第3処理を行うことにより、攪拌部2を洗浄した後に排液する際に、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が付着したとしても、第3処理により攪拌部2から飲料用原料の残渣を除去することができる。その結果、攪拌部2に飲料用原料の残渣の一部が残ることを抑制することができる。
第3実施形態では、上記のように、洗浄容器31の内周面31aには、上方側に延びるリブ部34が設けられている。これにより、上方側に延びるリブ部34が設けられていることにより、攪拌部2の回転により形成された渦流がリブ部34の傾斜面に沿って上方へ向かうため、蓋部24に液体を当てることができる。その結果、蓋部24に飲料用原料の残渣が残ることをより抑制することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、第1実施形態の効果と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1~3実施形態では、第1処理において、制御部がポンプとモータとを同時に停止させる制御を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図14に示すように、制御部は、ポンプをモータよりも先に停止させる制御を行い、第1処理と第2処理とをオーバーラップさせてもよい。
また、上記第1~3実施形態では、第2処理において、制御部は、モータを停止させる制御を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図15に示すように、第2処理において、制御部は、モータを停止させる制御を行わなくともよい。
また、上記第1~3実施形態では、第1処理の処理時間と第2処理の処理時間とが同じ例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1処理の処理時間と第2処理の処理時間とが異なっていてもよく、たとえば、粘性の高い飲料用原料の残渣の場合は、第1処理の処理時間を第2処理の処理時間よりも長くしてもよい。
また、上記第1~3実施形態では、第3処理の処理時間が、第1処理および第2処理の処理時間よりも短い例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第3処理の処理時間と、第1処理の処理時間および第2処理の処理時間とを同じにしてもよく、第3処理の処理時間を第1処理の処理時間および第2処理の処理時間よりも長くしてもよい。
また、上記第1~3実施形態では、第2処理において洗浄容器内の液体が完全に排出される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2処理において、洗浄容器内の液体が完全に排出されなくともよい。この場合、洗浄容器内に残る液体の水面は、刃部よりも下側に位置していることが好ましい。
また、上記第1~3実施形態では、洗浄容器に排出孔が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、洗浄容器に排出孔が設けられていなくてもよい。この場合、洗浄容器と排水タンクとをつなぐ排出通路にバルブを設け、制御部がバルブを調整することで洗浄容器内の廃水を排出してもよい。また、第4処理として、制御部がバルブを開く制御を行うことによる排液工程を含んでいてもよい。
また、上記第1~3実施形態では、洗浄容器内で攪拌部を回転させて洗浄する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、攪拌部を回転させずに洗浄してもよい。
また、上記第2実施形態では、ノズル部を洗浄容器の内周面に1つ設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ノズル部を洗浄容器の内周面に複数設けてもよい。
また、上記第3実施形態では、リブ部を洗浄容器の内周面に複数設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リブ部を洗浄容器の内周面に1つだけ設けてもよい。
また、上記第3実施形態では、リブ部が上方に延びるにつれて厚みが小さくなる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リブ部の厚みが均一であってもよい。
1 本体部
2 攪拌部
3 洗浄部
6 給水部
7 制御部
23 モータ
24 蓋部
31 洗浄容器
31a 内周面
34 リブ部
35 ノズル部
67 ポンプ
100、200、300 飲料製造装置
110 容器

Claims (7)

  1. 本体部と、
    前記本体部内に設けられ、容器内の飲料用原料を攪拌する攪拌部と、
    前記本体部内に設けられ、前記攪拌部を洗浄するための洗浄容器を含み、前記攪拌部を液体により洗浄する洗浄部と、
    前記洗浄部に前記液体を供給する給水部と、
    前記攪拌部および前記給水部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記洗浄部に前記給水部から前記液体を供給するとともに、前記攪拌部を前記洗浄部内で洗浄する第1処理と、前記給水部を停止させて前記洗浄容器内の前記液体を排液する第2処理と、前記洗浄部に前記給水部から前記液体を供給して前記攪拌部に付着した前記飲料用原料の残渣を除去する第3処理とを順次行うように構成されている、飲料製造装置。
  2. 前記給水部は、前記液体を供給するポンプを含み、
    前記攪拌部は、前記攪拌部を回転させるモータを含み、
    前記制御部は、前記第1処理において前記洗浄部に前記液体を供給するように前記ポンプを制御するとともに、前記攪拌部を前記洗浄部内で回転させるように前記モータを制御し、前記第2処理において前記洗浄容器への給水を停止するように前記ポンプを制御し、かつ、前記第3処理において前記洗浄部に前記液体を供給するように前記ポンプを制御するように構成されている、請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記第3処理の処理時間は、前記第1処理の処理時間よりも短くなるように構成されている、請求項1または2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記洗浄部の前記洗浄容器の開口部を覆う蓋部をさらに備え、
    前記洗浄部は、前記洗浄容器の内面に設けられるとともに前記給水部から供給された前記液体を噴出するノズル部をさらに含み、
    前記ノズル部は、前記蓋部の下面に向かって前記液体を噴出するように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の飲料製造装置。
  5. 前記蓋部は、環状であるとともに、
    前記ノズル部は、前記ノズル部に近い前記蓋部の下面に向かって前記液体を噴出するように構成されている、請求項4に記載の飲料製造装置。
  6. 前記洗浄容器の内周面には、上方側に延びるリブ部が設けられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の飲料製造装置。
  7. 容器内の飲料用原料を攪拌する攪拌部と、前記攪拌部を液体により洗浄する洗浄部とを備える飲料製造装置の洗浄方法であって、
    前記洗浄部に前記液体を供給するとともに、前記攪拌部を前記洗浄部内で回転させて前記攪拌部を洗浄する工程と、
    前記攪拌部を洗浄する工程の後に、前記液体の供給を停止させるとともに、前記洗浄部から前記液体を排液する工程と、
    前記洗浄部から前記液体を排液する工程の後に、前記洗浄部に前記液体を供給して前記攪拌部に付着した前記飲料用原料の残渣を除去する工程と、を備える、飲料製造装置の洗浄方法。
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