JP2007115062A - カップ式自動販売機のストロー供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合でも、飲料入りのカップ内にストローを適切かつ確実に挿入することができるカップ式自動販売機のストロー供給装置を提供する。
【解決手段】販売時に、飲料を入れたカップCにストローSを供給するカップ式自動販売機のストロー供給装置1であって、ストローSを、起立した姿勢でカップCに上方から投入するストロー投入装置3と、カップCに投入されたストローSを、上下方向に移動しないように保持するホルダ28と、ストローSがカップCに投入された後、カップCを、ストローSがカップCにさらに入り込むように、上下方向に移動させる駆動装置12と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、飲料をカップに入れて販売するカップ式自動販売機に内蔵され、購入者への飲料の提供前に、飲料入りのカップに自動的にストローを供給するカップ式自動販売機のストロー供給装置に関する。
従来、カップ式自動販売機のストロー供給装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。このストロー供給装置は、多数のストローを横倒しの状態で収納するストロー収納器と、その下端部に設けられ、販売時に、ストローを1本ずつ下方に払い出すストロー払出し装置と、払い出されたストローを、下方のカップに案内するストローシュートとを備えている。ストローシュートは、漏斗状に形成されており、横倒しの姿勢で払い出され、自重で落下するストローを、起立した姿勢に制御しながら下方に案内し、それにより、ストローがカップ内に挿入される。
このようなストロー供給装置を備えた自動販売機では、販売される飲料が液体のみのジュースなどである場合には、カップに飲料が入れられた後でも、ストローシュートを介して、ストローを自重によって、カップ内に深く挿入することが可能である。しかし、カップ内の飲料が、例えばシャーベット状のフローズン飲料や、ヨーグルトのような半固形状飲料である場合には、ストローの自重に対し、飲料側の抵抗が大きいため、ストローをカップ内に十分な深さまで適切に挿入できないことがある。その場合には、飲料の購入者が、自動販売機の商品取出口からカップを取り出す際に、ストローが商品取出口の縁部につかえることなどによって、ストローがカップから抜け出てしまうことがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合でも、飲料入りのカップ内にストローを適切かつ確実に挿入することができるカップ式自動販売機のストロー供給装置を提供することを目的とする。
実公平7−55666号公報
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、販売時に、飲料を入れたカップにストローを供給するカップ式自動販売機のストロー供給装置であって、ストローを、起立した姿勢でカップに上方から投入するストロー投入装置と、カップおよびカップに投入されたストローの一方を、上下方向に移動しないように保持するホルダと、ストローがカップに投入された後、カップおよびストローの他方を、ストローがカップにさらに入り込むように、上下方向に移動させる駆動装置と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、販売時に、ストロー投入装置により、ストローを、起立した姿勢で、飲料入りのカップに上方から投入する。その後、ホルダによって上下方向に移動しないように保持されたカップおよびストローの一方に対し、駆動装置により、カップおよびストローの他方を、ストローがカップにさらに入り込むように、上下方向に移動させる。この場合、カップ内の飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などであって、カップに投入された直後のストローが、飲料側の抵抗によって、カップ内に十分な深さまで挿入されない場合でも、上述したようにして、カップまたはストローを移動させることにより、ストローをカップ内の十分な深さまで挿入することができる。このように、上記のストロー供給装置によれば、飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合でも、飲料入りのカップ内にストローを適切かつ確実に挿入することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置において、ストロー投入装置は、複数のストローを収納するストロー収納器と、このストロー収納器に設けられ、販売時にストローを1つずつ払い出すストロー払出し装置と、上下方向に延びるとともに下部にストロー収容部を設けたストロー通路を有し、ストロー収納器から払い出されたストローを、ストロー通路を介してカップに投入するとともに、投入されたストローの上部をストロー収容部内に収容するストローシュートと、を有し、駆動装置は、カップを昇降させるためのカップ昇降装置と、ストローがカップに投入された後、カップを所定の高さ上昇させるように、カップ昇降装置を制御するカップ制御装置と、を有し、ホルダは、ストローシュートのストロー収容部の上端付近に、ストロー通路内に突出するように設けられ、カップ昇降装置によるカップの上昇時に、ストロー収容部に収容されたストローの上端が当接することにより、ストローの上方への移動を阻止するストッパを有していることを特徴とする。
この構成によれば、販売時に、ストロー払出し装置により、ストロー収納器からストローが1つずつ払い出され、その払い出されたストローが、ストローシュートの上下方向に延びるストロー通路を介して、下方のカップに投入される。前述したように、カップ内の飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合には、カップに投入されたストローは、下端部が飲料の上部に刺さった状態になるとともに、上部がストロー通路の下部に設けられたストロー収容部に収容される。その後、カップ昇降装置により、カップを所定の高さ上昇させる。上記ストローシュートのストロー収容部の上端付近には、ストロー通路内に突出するストッパが設けられているので、カップ昇降装置によるカップの上昇時に、ストロー収容部に収容されたストローの上端が上記ストッパに当接することにより、そのストローの上方への移動が阻止される。したがって、カップを上昇させることにより、ストローをカップ内の十分な深さまで挿入することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置において、駆動装置は、カップを水平に移動させるためのカップ水平駆動装置をさらに有し、カップ制御装置は、ストローがカップに投入された後、カップ昇降装置によるカップの上昇前に、カップを水平に移動させることによって、ストローの上端をストッパの真下に位置させるように、カップ水平駆動装置を制御することを特徴とする。
この構成によれば、ストローがカップに投入された後、カップ昇降装置によるカップの上昇前に、カップ水平駆動装置により、カップを水平に移動させることによって、ストローの上端をストッパの真下に位置させる。これにより、カップの上昇時には、ストローをストッパに下方から確実に当接させ、ストローの上方への移動を確実に阻止することができる。その結果、ストローをカップ内の十分な深さまで確実に挿入することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置において、ストロー投入装置は、複数のストローを収納するストロー収納器と、このストロー収納器に設けられ、販売時にストローを1つずつ払い出すストロー払出し装置と、上下方向に延びるとともに下部にストロー収容部を設けたストロー通路を有し、ストロー収納器から払い出されたストローを、ストロー通路を介してカップに投入するとともに、投入されたストローの上部をストロー収容部内に収容するストローシュートと、を有し、駆動装置は、カップを昇降させるためのカップ昇降装置と、ストローがカップに投入された後、カップを所定の高さ上昇させるように、カップ昇降装置を制御するカップ制御装置と、を有し、ホルダは、ストローシュートのストロー収容部の上端付近に設けられ、開放位置と閉鎖位置とに移動することにより、ストロー通路を開閉するシャッタと、このシャッタを駆動するシャッタ駆動装置と、ストローをカップに投入する際にシャッタを開放位置に位置させるとともに、カップ昇降装置によるカップの上昇前に、シャッタを閉鎖位置に位置させることにより、カップの上昇時に、閉鎖位置に位置するシャッタにストロー収容部に収容されたストローの上端が当接することによって、ストローの上方への移動を阻止するように、シャッタ駆動装置を制御するシャッタ制御装置と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、前述したように、カップ内の飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合には、ストローシュートのストロー通路を介してカップに投入されたストローは、下部が飲料の上部に刺さった状態になるとともに、上部がストロー通路の下部のストロー収容部に収容される。ストローシュートのストロー収容部の上端付近には、ストロー通路を開閉するシャッタが設けられており、ストローをカップに投入する際には、シャッタ駆動装置により、シャッタを開放位置に位置させることにより、ストロー通路を開放し、これにより、上述したように、ストロー通路を介して、ストローがカップに投入される。その後、カップ昇降装置により、カップを所定の高さ上昇させる。このカップの上昇前には、シャッタを閉鎖位置に位置させることにより、ストロー通路を閉鎖し、それにより、カップの上昇時に、ストロー収容部に収容されたストローの上端がシャッタに当接することにより、そのストローの上方への移動が阻止される。したがって、カップを上昇させることにより、ストローをカップ内の十分な深さまで挿入することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。本発明のストロー供給装置は、飲料をカップに入れて販売するカップ式自動販売機に内蔵され、購入者への飲料の提供前に、飲料入りのカップに自動的にストローを供給するものである。また、この自動販売機によって販売され、ストローを供給すべきカップに入れられる飲料は、例えばシャーベット状のフローズン飲料や、ヨーグルトのような半固形状飲料など、ストローを自重によってカップに投入しただけでは、ストローをカップ内に深く挿入しにくい飲料であるものとする。
図1は、本発明の一実施形態によるストロー供給装置を、自動販売機の前面に設けられたメインドアの背面側から示し、図2は、図1のストロー供給装置を右方から見たときのカップの周囲を拡大して示している。両図に示すように、ストロー供給装置1は、メインドア2の背面に取り付けられ、カップCにストローSを投入するストロー投入装置3と、自動販売機内でカップCを搬送するカップ搬送装置4(駆動装置)とを備えている。
カップ搬送装置4は、カップCを自動販売機内で搬送するX−Y機構11(水平移動装置)と、このX−Y機構11に支持され、カップCを保持するとともにこれを昇降させるカップ保持昇降部12(カップ昇降装置)と、これらを制御するマイクロコンピュータからなる図示しない制御装置(カップ制御装置)などで構成されている。X−Y機構11は、一般的なカップ式自動販売機に内蔵されるものと同様に構成されており、カップ保持昇降部12を前後左右に水平に移動させることによって、これに保持されたカップCを自動販売機内の複数の所定位置に搬送する。具体的には、例えば、図示しないカップ供給装置から受け取ったカップCを、飲料を供給するための飲料供給位置や、供給された飲料を攪拌するための飲料攪拌位置などに搬送した後、商品取出口2aに搬送する。
一方、カップ保持昇降部12は、X−Y機構11に支持されたボックス状の本体部13と、本体部13から前方(図2の右方)に延び、カップCが載置される昇降自在のカップ台14と、本体部13の前面上部から前方に延び、カップ台14上のカップCを左右から把持するためのカップ把持部15とを有している。本体部13には、カップ台14を支持するとともに、これを昇降させる図示しない駆動機構が内蔵されている。
図1に示すように、ストロー投入装置3は、多数のストローSを収納するストロー収納器21と、このストロー収納器21の下部に設けられたストロー払出し装置22と、払い出されたストローSを、上下方向に延びるストロー通路23を介して下方に案内するストローシュート24とを備えている。ストロー収納器21は、ボックス状に形成されており、多数のストローSを横倒し姿勢で収納する。また、ストロー払出し装置22は、ストロー収納器21に収納された最下位のストローSを、横倒し姿勢のまま、販売時に1本ずつ下方に払い出すように構成されている。さらに、ストローシュート24は、横倒し姿勢で払い出されたストローSを、起立した姿勢に制御する姿勢制御部25と、その下端部に連結され、姿勢制御部25によって起立した姿勢に制御されたストローSを下方に案内するガイド部26とで構成されている。
また、図2に示すように、ストローシュート24のガイド部26では、その下端から所定高さHまでのストロー通路23の前後方向(図2では左右方向)の幅寸法W1が、上記高さHよりも上側のストロー通路23の幅寸法W2に対し、ほぼ2倍の長さに形成されている。つまり、ストロー通路23の上記幅寸法W1を有する拡幅部27(ストロー収容部)では、その天井部28(ホルダ、ストッパ)が、ストロー通路23内に突出するように形成されている。また、この天井部28には、後述するストローSのカップCへの挿入時にストローSの上端部を係止する、下方に開口した凹状のストロー係止部28aが設けられている。
また、ストロー通路23の背面(図2の左側面)を画成するガイド部26の内面26aは、上側が下側よりも前方(図2の右方)に位置するように、鉛直方向に対して若干傾斜している。これにより、ストロー通路23を介して下方に案内されたストローSは、その上部が下部よりも前方に位置するように、鉛直方向に対して若干傾斜した姿勢で、カップCに投入される。
なお、図2において、実線で示すカップCは、商品取出口2aに搬送された直後の位置を示し、カップC内の破線は、飲料の液面を示している。また、同図において、1点鎖線で示すカップCは、商品取出口2aへの搬送直後の位置から水平に所定距離、前進させたときの前進位置を示し、一方、2点鎖線で示すカップCは、カップCを前進位置から所定高さ上昇させたときの上昇位置を示している。
次に、図3および図4を参照しながら、ストロー供給装置1によるカップCへのストローSの供給動作を説明する。図3(a)は、カップ搬送装置4のX−Y機構11により、飲料入りのカップCが商品取出口2aに搬送され、ストロー投入装置3により、ストロー通路23を介して、カップC内にストローSが投入された直後の状態を示している。同図に示すように、投入直後のストローSは、その下端部が、カップC内の飲料の上部に刺さった状態になるとともに、ストローSの上部が、ガイド部26のストロー通路23内に留まり、拡幅部27に収容された状態になる。次いで、同図(b)に示すように、X−Y機構11により、カップCを前進位置まで前進させる。このカップCの前進動作により、ストローSの上端は、拡幅部27の天井部28の真下に位置し、これにより、後述するカップCの上昇時に、ストローSの上端を天井部28に確実に当接させることができる。
次いで、カップ保持昇降部12によってカップ台14を上昇させることにより、カップCが上昇する。図3(c)は、ストローSの上端が拡幅部27の天井部28に下方から当接した直後の状態を示している。この場合、ストローSの上端部は、ストロー係止部28aに嵌り込んだ状態になる。この状態から、カップCを上昇位置までさらに上昇させると、ストローSが拡幅部27の天井部28で上方への移動が阻止されているため、図4(a)に示すように、ストローSは、カップC内に深く挿入される。その後、同図(b)に示すように、カップCを上昇前の元の位置まで下降させることにより、ストローSは、ガイド部26のストロー通路23から抜ける。以上により、カップCへのストローSの供給が終了し、同図(c)に示すように、ストロー付きの飲料入りカップCが、購入者によって、商品取出口2aから取り出される。
図5は、前述したストローシュート24のガイド部26の変形例を、自動販売機の正面側から示し、図6は、その変形例のガイド部31の縦断面およびその周囲を拡大して示している。両図に示すように、ガイド部31は、正面形状が下方に向かってテーパ状の筒を上下2段に連ねたように形成されており、上段の上ガイド部32と下段の下ガイド部33(ストロー収容部)との間には、ガイド部31内のストロー通路23と外部とを連通する開口31aが形成されている。また、上ガイド部32には、上記開口31aを介して、シャッタ34をストロー通路23に出没させることにより、ストロー通路23を開閉するストロー通路開閉装置35(ホルダ)が取り付けられている。
ストロー通路開閉装置35は、上ガイド部32に取り付けられたベース36と、このベース36に、上端部が回動自在に支持された上記シャッタ34と、ベース36に取り付けられ、シャッタ34を駆動するソレノイド37(シャッタ駆動装置)と、このソレノイド37の動作を制御するマイクロコンピュータからなる図示しない制御装置(シャッタ制御装置)とを備えている。シャッタ34は、正面形状がL字状に形成されており、上端部が前後方向(図6の表裏方向)に延びる回動軸38を中心として、開放位置(図6の実線で示す位置)と、閉鎖位置(図6の2点鎖線で示す位置)とに回動することにより、下端部がガイド部31の開口31aを介して、ストロー通路23に出没する。また、ソレノイド37は、本体部37aと、この本体部37aからガイド部31に向かって、所定ストローク進退する可動部37bとを有しており、この可動部37bが、シャッタ34の回動軸38の下方に、連結軸39を介して連結されている。したがって、ソレノイド37の可動部37bが前進すると、図6の2点差線で示すように、シャッタ34は、回動軸38を中心として反時計方向に回動し、下端部がガイド部31の開口31aを介して、ストロー通路23に入り込み、ストロー通路23を閉鎖する。逆に、ソレノイド37の可動部37bが後退すると、同図の実線で示すように、シャッタ34は、時計方向に回動し、ストロー通路23を開放する。
図7は、上記ガイド部31およびストロー通路開閉装置35を備えたストロー供給装置1によるカップCへのストローSの供給動作を順に示している。同図(a)は、ストロー投入装置3により、ストロー通路23を介して、カップC内にストローSが投入された直後の状態を示している。同図に示すように、投入直後のストローSは、その下端部がカップC内の飲料の上部に刺さった状態になるとともに、ストローSの上部が、下ガイド部33内に収容された状態になる。なお、このストローSのカップCへの投入の際には、シャッタ34は、開放位置に位置し、ストロー通路23が開放されている。次いで、同図(b)に示すように、シャッタ34が閉鎖位置に回動し、ストロー通路23が閉鎖される。
その後、シャッタ34によってストロー通路23を閉鎖した状態のまま、カップ保持昇降部12によってカップ台14を上昇させることにより、カップCを上昇させる。これにより、ストローSの上端がシャッタ34に下方から当接し、カップCを上昇位置までさらに上昇させると、ストローSがシャッタ34で上方への移動が阻止されているため、図7(c)に示すように、ストローSは、カップC内に深く挿入される。その後、同図(d)に示すように、カップCを上昇前の元の位置まで下降させることにより、ストローSは、下ガイド部33のストロー通路23から抜ける。以上により、カップCへのストローSの供給が終了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、ストローシュート24のストロー通路23を介してカップCに投入されたストローSの上部を、ストローシュート24の下端部の拡幅部27や下ガイド部33内に収容し、拡幅部27の天井部28や閉鎖位置のシャッタ34によって、ストローSの上方への移動を阻止した状態で、カップCを上昇させるので、カップC内の飲料がフローズン飲料や半固形状飲料などである場合でも、ストローSをカップC内の十分な深さまで、適切かつ確実に挿入することができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、カップCに投入されたストローSを、拡幅部27の天井部28やシャッタ34によって、上方への移動を阻止した状態で、カップCを上昇させることにより、ストローSをカップC内に深く挿入させたが、カップCの下方への移動を阻止した状態で、カップCに投入されたストローSを上方から押圧する機構などによって、ストローSをカップCに深く挿入させるようにしてもよい。また、実施形態で示したストロー供給装置1の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
本発明の一実施形態によるストロー供給装置を、自動販売機のメインドアの背面側から示す図である。 カップ付近のストロー供給装置を拡大して示す図である。 カップへのストロー供給動作を順に説明する説明図であり、(a)は、カップへのストロー投入直後の状態、(b)は、カップが前進した状態、(c)は、カップが上昇し、ストローの上端が拡幅部の天井部に当接した直後の状態を示す。 図3に続く説明図であり、(a)は、カップが上昇し、ストローがカップに深く挿入された状態、(b)は、カップが下降し、ストローがストロー通路から抜けた状態、(c)は、カップが取り出された状態を示す。 本発明の他の実施形態によるストロー供給装置の一部を、自動販売機の正面側から示す図である。 図5のストロー供給装置におけるストローシュートのガイド部およびその周囲を拡大して示す図である。 図5のストロー供給装置によるカップへのストロー供給動作を順に説明する説明図であり、(a)は、カップへのストロー投入直後の状態、(b)は、ストロー通路がシャッタで閉鎖された状態、(c)は、カップが上昇し、ストローがカップに深く挿入された状態、(d)は、カップが下降し、ストローがストロー通路から抜けた状態を示す。
符号の説明
1 ストロー供給装置
3 ストロー投入装置
4 カップ搬送装置(駆動装置)
11 X−Y機構(水平移動装置)
12 カップ保持昇降部(カップ昇降装置)
21 ストロー収納器
22 ストロー払出し装置
23 ストロー通路
24 ストローシュート
27 拡幅部(ストロー収容部)
28 天井部(ホルダ、ストッパ)
31 ガイド部
33 下ガイド部(ストロー収容部)
34 シャッタ
35 ストロー通路開閉装置(ホルダ)
37 ソレノイド(シャッタ駆動装置)
C カップ
S ストロー

Claims (4)

  1. 販売時に、飲料を入れたカップにストローを供給するカップ式自動販売機のストロー供給装置であって、
    ストローを、起立した姿勢で前記カップに上方から投入するストロー投入装置と、
    前記カップおよび当該カップに投入されたストローの一方を、上下方向に移動しないように保持するホルダと、
    ストローが前記カップに投入された後、当該カップおよび当該ストローの他方を、当該ストローが当該カップにさらに入り込むように、上下方向に移動させる駆動装置と、
    を備えていることを特徴とするカップ式自動販売機のストロー供給装置。
  2. 前記ストロー投入装置は、
    複数のストローを収納するストロー収納器と、
    このストロー収納器に設けられ、販売時にストローを1つずつ払い出すストロー払出し装置と、
    上下方向に延びるとともに下部にストロー収容部を設けたストロー通路を有し、前記ストロー収納器から払い出されたストローを、前記ストロー通路を介して前記カップに投入するとともに、当該投入されたストローの上部を前記ストロー収容部内に収容するストローシュートと、を有し、
    前記駆動装置は、
    前記カップを昇降させるためのカップ昇降装置と、
    ストローが前記カップに投入された後、当該カップを所定の高さ上昇させるように、前記カップ昇降装置を制御するカップ制御装置と、を有し、
    前記ホルダは、前記ストローシュートの前記ストロー収容部の上端付近に、前記ストロー通路内に突出するように設けられ、前記カップ昇降装置による前記カップの上昇時に、前記ストロー収容部に収容されたストローの上端が当接することにより、当該ストローの上方への移動を阻止するストッパを有していることを特徴とする請求項1に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置。
  3. 前記駆動装置は、前記カップを水平に移動させるためのカップ水平駆動装置をさらに有し、
    前記カップ制御装置は、ストローが前記カップに投入された後、前記カップ昇降装置による前記カップの上昇前に、当該カップを水平に移動させることによって、前記ストローの上端を前記ストッパの真下に位置させるように、前記カップ水平駆動装置を制御することを特徴とする請求項2に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置。
  4. 前記ストロー投入装置は、
    複数のストローを収納するストロー収納器と、
    このストロー収納器に設けられ、販売時にストローを1つずつ払い出すストロー払出し装置と、
    上下方向に延びるとともに下部にストロー収容部を設けたストロー通路を有し、前記ストロー収納器から払い出されたストローを、前記ストロー通路を介して前記カップに投入するとともに、当該投入されたストローの上部を前記ストロー収容部内に収容するストローシュートと、を有し、
    前記駆動装置は、
    前記カップを昇降させるためのカップ昇降装置と、
    ストローが前記カップに投入された後、当該カップを所定の高さ上昇させるように、前記カップ昇降装置を制御するカップ制御装置と、を有し、
    前記ホルダは、
    前記ストローシュートの前記ストロー収容部の上端付近に設けられ、開放位置と閉鎖位置とに移動することにより、前記ストロー通路を開閉するシャッタと、
    このシャッタを駆動するシャッタ駆動装置と、
    ストローを前記カップに投入する際に前記シャッタを前記開放位置に位置させるとともに、前記カップ昇降装置による前記カップの上昇前に、前記シャッタを前記閉鎖位置に位置させることにより、当該カップの上昇時に、前記閉鎖位置に位置するシャッタに前記ストロー収容部に収容されたストローの上端が当接することによって、当該ストローの上方への移動を阻止するように、前記シャッタ駆動装置を制御するシャッタ制御装置と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のカップ式自動販売機のストロー供給装置。
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