JP2001062136A - 遊技媒体管理システム - Google Patents

遊技媒体管理システム

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JP2001062136A
JP2001062136A JP23925799A JP23925799A JP2001062136A JP 2001062136 A JP2001062136 A JP 2001062136A JP 23925799 A JP23925799 A JP 23925799A JP 23925799 A JP23925799 A JP 23925799A JP 2001062136 A JP2001062136 A JP 2001062136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニュアル補給に対応する場合であっても、
そのマニュアル補給を迅速に行うことを可能にする。 【解決手段】 遊技媒体回収機30には、媒体補給容器
40が挿着される容器収納手段と、挿着された媒体補給
容器40内に回収した遊技媒体を供給する媒体供給手段
とを設け、遊技機10または遊技媒体貸出機20には、
払い戻しまたは貸し出しに用いるための遊技媒体を貯留
しておく媒体貯留手段と、その上方に前記容器収納手段
から取り出した媒体補給容器40を挿着するための被挿
着手段とを設ける。そして、媒体補給器具40は、前記
被挿着手段に挿着されると当該媒体補給器具40の底板
が開いた状態となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスロットマ
シンやパチンコ台といった遊技機にて使用するメダルや
パチンコ玉等の遊技媒体を管理する遊技媒体管理システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スロットマシンやパチンコ台等
の遊技機およびこれに隣接して配置される遊技媒体貸出
機に対しては、長時間に及ぶ連続稼働を実現するため
に、遊技媒体の補給を行うことが不可欠である。遊技媒
体の補給は、通常、遊技媒体の管理を行う遊技媒体管理
システムによって自動的に行われることが多い。ところ
が、このような自動補給を実現するには、遊技媒体管理
システムが遊技機および遊技媒体貸出機に連通する媒体
配給コンベアやその動作を制御するコンピュータ等を有
する必要があるため、システム構成の複雑化および大型
化等を招いてしまい、そのコスト等に難点が生じてしま
う可能性がある。そのため、遊技媒体管理システムの中
には、遊技媒体の補給を遊技場の店員等(以下「作業
者」という)の手作業で行う、いわゆるマニュアル補給
に対応したものがある。
【0003】マニュアル補給に対応した遊技媒体管理シ
ステムとしては、例えばメダルを遊技媒体とするスロッ
トマシンおよびこれに隣接して配置されるメダル貸出機
に対し、作業者がメダルを移し換えるための容器である
メダルジョッキを用いてメダルの補給を行うように構成
されたものが知られている。このシステムによれば、作
業者が遊技場内における特定箇所(メダル計数機の設置
箇所等)にて無蓋有底容器状のメダルジョッキ内にメダ
ルを収納し、そのメダルを収納したメダルジョッキを補
給対象となるスロットマシンまたはメダル貸出機の設置
箇所まで持ち運んだ後に、そのスロットマシンまたはメ
ダル貸出機の前面パネルを開けて、メダルジョッキ内に
メダルをスロットマシン内またはメダル貸出機内に移し
換えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムでは、マニュアル補給を行うのにあた
って、メダルジョッキ内へのメダルの収納およびメダル
ジョッキ内からスロットマシン内またはメダル貸出機内
へのメダルの移し換えを作業者が手作業で行わなければ
ならないので、作業者にとっては非常に煩わしく手間の
かかるものとなってしまう。また、その作業の際に、メ
ダルの移し換えを正しく行えずにメダルが溢れてしまう
といった作業ミスが生じる可能性もある。さらには、こ
れらに伴って、メダルのマニュアル補給を行うのに多く
の時間を費やしてしまうことも考えられる。
【0005】つまり、従来の遊技媒体管理システムで
は、上述した理由から迅速なマニュアル補給を行うのが
困難であるため、結果として遊技者を待たせてしまった
り、遊技機の稼働率低下を招いてしまうおそれがある。
【0006】そこで、本発明は、システム構成の簡素化
等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、そ
のマニュアル補給を迅速に行うことを可能にする遊技媒
体管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された遊技媒体管理システムで、遊技
媒体の投入を条件に遊技を開始するとともにその遊技の
結果に応じて遊技媒体の払い戻しを行う遊技機と、前記
遊技機に投入するための遊技媒体の貸し出しを行う遊技
媒体貸出機と、前記遊技機に投入された遊技媒体または
前記遊技機が払い戻した遊技媒体を回収する遊技媒体回
収機と、を備えてなるものである。そして、前記遊技媒
体回収機は、着脱自在に形成された媒体補給容器が挿着
される容器収納手段と、前記容器収納手段に挿着された
媒体補給容器内に回収した遊技媒体を供給する媒体供給
手段とを備えており、前記遊技機および前記遊技媒体貸
出機のうちの少なくとも一つは、払い戻しまたは貸し出
しに用いるための遊技媒体を貯留しておく媒体貯留手段
と、前記媒体貯留手段の上方に前記容器収納手段から取
り出した媒体補給容器を挿着するための被挿着手段とを
備えており、前記媒体補給器具は、前記被挿着手段に挿
着されると当該媒体補給器具の底板が開いた状態となる
ように構成されていることを特徴とする。
【0008】上記構成の遊技媒体管理システムによれ
ば、遊技媒体回収機の容器収納手段に媒体補給容器が挿
着されると、その媒体補給容器に対して媒体供給手段が
遊技媒体を供給する。これにより、媒体補給容器内に
は、遊技媒体回収機で回収した遊技媒体が収納されるこ
とになる。その後、遊技媒体を収納した媒体補給容器が
容器収納手段から取り出され、遊技機または遊技媒体貸
出機の被挿着手段に挿着されると、その媒体補給容器
は、底板が開いた状態となる。これにより、媒体補給容
器に収納されていた遊技媒体は、その媒体補給容器内か
ら媒体貯留手段内に落下して、その媒体貯留手段内に貯
留されることになる。つまり、媒体補給容器を容器収納
手段から取り出して被挿着手段に挿着すれば、媒体貯留
手段内への遊技媒体の補給が行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
遊技媒体管理システムについて説明する。なお、ここで
は、本発明を、スロットマシンにて使用されるメダルに
ついての管理を行うメダル管理システムに適用した場合
を例に挙げて説明する。図1は本発明に係るメダル管理
システムの一例を示す外観斜視図である。
【0010】図例のように、本実施形態のメダル管理シ
ステム1は、複数の並設されたスロットマシン10と、
各スロットマシン10に隣接して配置された複数のメダ
ル貸出機20と、これらによって構成されるいわゆるス
ロットマシン島の島端に配設されたメダル回収機30
と、を備えてなるものである。ただし、スロットマシン
10およびメダル貸出機20は、少なくとも一つ設けら
れていれば、複数のものが並設されていなくてもよい。
以下、これらについて順に詳しく説明する。
【0011】〔スロットマシンの構成〕スロットマシン
10は、その前面にメダル投入口と遊技操作部とを有し
ており、メダル投入口にメダルが投入されると、投入さ
れたメダル枚数及び遊技操作部での操作に応じて、遊技
者に所定の遊技を行わせるものである。また、遊技操作
部の下方には、遊技の結果に応じてメダルを払い戻すた
めの下皿が設けられている。この下皿へのメダルを払い
戻しを円滑に行うために、スロットマシン10では、そ
の内部に所定枚数(例えば200枚)のメダルを貯留し
ておくようになっている。
【0012】〔メダル貸出機の構成〕メダル貸出機20
は、貨幣の投入等を条件に、スロットマシン10のメダ
ル投入口へ投入可能なメダルの貸し出しを行うものであ
る。そのために、メダル貸出機20には、その前面側
に、貨幣が投入される貨幣投入口201と、メダルが払
い出されるメダル払出口202と、が設けられている。
つまり、このメダル貸出機20では、貨幣投入口201
への貨幣の投入があると、その投入額に応じた枚数のメ
ダルをメダル払出口202から払い出すようになってい
る。なお、メダル払出口202は、払い出すメダルをス
ロットマシンの下皿へ案内する、いわゆるノズルシュー
ト式のものであっても、あるいは払い出すメダルを遊技
者が手で一旦受け取るように構成された、いわゆるヘル
メット式のものであってもよい。
【0013】ここで、このメダル貸出機20についてさ
らに詳しく説明する。図2は本発明に係るメダル管理シ
ステムに用いられるメダル貸出機の概略構成の一例を示
す側断面図である。
【0014】図例のように、メダル貸出機20の内部に
は、メダル払出口202の背面側に、メダル払出ホッパ
ー203と、メダル払出機構204と、が設けられてい
る。
【0015】メダル払出ホッパー203は、メダル払出
口202から払い出すためのメダルを貯留しておくもの
であり、そのために上方に開口を有した無蓋容器状に形
成されたものである。また、メダル払出ホッパー203
には、このメダル払出ホッパー203内におけるメダル
の貯留量が予め定められた所定量(例えば50枚)より
も少ないか否かを検出するためのセンサ(ただし不図
示)が設けられている。このセンサは、例えばメダルが
接触すると導通する接触型のスイッチ、磁気等を利用し
た非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式のフォトセ
ンサ等によって構成すればよい。
【0016】メダル払出機構204は、メダル払出ホッ
パー203内のメダルをそのメダル払出ホッパー203
から受け取って、これをメダル払出口202側へ払い出
すものである。そのために、メダル払出機構204で
は、図示しないモータ等の駆動源に駆動され、その駆動
によってメダル払出口202側へのメダルの払い出しを
行うようになっている。
【0017】これらメダル払出ホッパー203およびメ
ダル払出機構204の上方には、カートリッジ式のメダ
ルジョッキ40を挿着し得るようになっている。メダル
ジョッキ40は、その内部にメダルを収納し得るように
形成されたものである。そのために、メダルジョッキ4
0は、例えば底板401および側壁402からなる略直
方体の無蓋有底容器状に形成されている。ただし、メダ
ルジョッキ40は、無蓋有底容器であれば、他の形状
(すり鉢状、円筒状等)に形成されたものであってもよ
い。
【0018】また、メダルジョッキ40は、その底板4
01がメダル貸出機20への挿抜方向に沿ってスライド
し得るようになっており、これにより底板401が開閉
自在となるように構成されている。なお、底板401に
は、スライドを容易に行い得るようにするため、その底
板401よりもさらに下方に突出する凸片(ただし不図
示)が設けられている。
【0019】さらに、メダルジョッキ40の一側面に
は、メダル貸出機20への挿抜および内部にメダルを収
納した状態での持ち運びが行えるように、把手403が
設けられている。
【0020】このように構成されたメダルジョッキ40
の挿着のために、メダル貸出機20では、その前面パネ
ルの一部分205、さらに詳しくは少なくともメダル払
出ホッパー203の上方に相当する箇所が開閉するよう
になっている。なお、その前面パネルの一部分205に
は、作業者以外の者による開閉を防止するためのキーロ
ック機構が付設されているものとする。
【0021】また、前面パネルの一部分205の背面側
には、メダルジョッキ40の底部および側部を摺動させ
て案内する案内レール206が設けられている。この案
内レール206に案内されることによって、メダルジョ
ッキ40は、メダル貸出機20の内部に挿入され、メダ
ル払出ホッパー203の上方に位置決めされる。つま
り、案内レール206の案内によって、メダルジョッキ
40は、いわゆる引き出し状にメダル貸出機20に対し
て挿抜し得るようになっている。
【0022】なお、案内レール206の近傍には、詳細
を後述するように、メダルジョッキ40の底板401に
設けられた凸片と係合する開閉ピン(ただし不図示)が
突設されていてもよい。
【0023】〔メダル回収機の構成〕また図1におい
て、メダル回収機30は、メダルの回収および補給、す
なわちスロットマシン島内におけるメダルの流れを管理
するためのものである。そのために、メダル回収機30
では、メダル計数機301と、図示しないメダル回収コ
ンベアと、ジョッキ収納部303と、を有している。
【0024】メダル計数機301は、その上部に設けら
れたメダル投入口301aにメダルが投入されると、投
入されたメダル枚数を計数するものである。このメダル
計数機301のメダル投入口301aには、主に、スロ
ットマシン10が下皿へ払い戻したメダル、すなわちい
わゆる勝ちメダルが遊技者等によって投入される。つま
り、メダル計数機301では、スロットマシン10が遊
技者に対して払い戻したメダルを回収するようになって
いる。
【0025】メダル回収コンベアは、各スロットマシン
10の並設方向に沿ってその下方側に配設されたもの
で、各スロットマシン10のメダル投入口への投入によ
って内部での貯留量が所定枚数を超えて溢れることにな
ったメダルを受け取って、これをメダル回収機30側に
向けて搬送するものである。つまり、メダル回収コンベ
アでは、スロットマシン10のメダル投入口に投入され
たメダルのうちの一部を回収するようになっている。
【0026】ジョッキ収納部303は、例えばメダル回
収機30の両側面、すなわちスロットマシン10および
メダル貸出機20と並ぶ面側に設けられたもので、両側
面で合わせて例えば四つのメダルジョッキ40をメダル
回収機30内に挿着し得るようになっている。ただし、
ジョッキ収納部303は、各メダルジョッキ40を着脱
自在に収納するようになっていることから、不特定者に
よる着脱を防止すべく、キーロック機構等が付設された
開閉扉303aに覆われている。なお、メダルジョッキ
40の収納数は、システム構成(例えばメダル貸出機2
0の設置台数)や遊技場の稼働状況に基づいて任意に決
定すればよい。
【0027】これらを有することにより、メダル回収機
30では、メダル計数機301およびメダル回収コンベ
アで回収したメダルを、ジョッキ収納部303に挿着さ
れたメダルジョッキ40内に供給する。ここで、このよ
うなメダルの流れを実現するために必要なメダル回収機
30の内部構成について説明する。図3および図4は本
発明に係るメダル管理システムに用いられるメダル回収
機の一例を示す内部構成図であり、図5はその外観図で
ある。
【0028】図3に示すように、メダル回収機30は、
メダル計数機301、メダル回収コンベア302および
ジョッキ収納部303の他に、サブタンク304と、メ
ダルリフター305と、メダルリフターシュート306
と、分岐コンベア307と、上タンク308と、メダル
補給シュート309と、メダル補給シャッタ310と、
図示しない補給検出センサと、を備えている。さらに
は、図4に示すように、メインタンク311と、メダル
洗浄機50と、を備えている。
【0029】サブタンク304は、メダル回収機30内
の下方に設けられているもので、メダル計数機301に
よる計数後のメダルおよびメダル回収コンベア302に
より搬送された後のメダルを受け取って、これを一時的
に貯留しておくものである。このサブタンク304のメ
ダル貯留容量は、例えば2万5千枚程度である。
【0030】メダルリフター305は、メダル回収機3
0内で垂直方向に延びるリフターまたはコンベア等から
なるもので、サブタンク304から受け取ったメダル
を、モータ等の駆動源による駆動を利用して、上方に持
ち上げるものである。
【0031】メダルリフターシュート306は、メダル
リフター305が上方に持ち上げたメダルを受け取っ
て、これを自然落下を利用して分岐コンベア307まで
案内するものである。
【0032】分岐コンベア307は、メダル回収機30
内の上方で水平方向に延びるコンベア等からなるもの
で、メダルリフターシュート306から受け取ったメダ
ルを、モータ等の駆動源による駆動を利用して、メイン
タンク311と上タンク308とのいずれか一方へ選択
的に搬送するものである。
【0033】上タンク308は、分岐コンベア307か
ら受け取ったメダルを貯留しておくものである。この上
タンク308には、分岐コンベア307によって、メダ
ル洗浄機50での洗浄済のメダルが搬送されてくるよう
になっている。なお、上タンク308のメダル貯留容量
は、例えば1万5千枚程度である。
【0034】メダル補給シュート309は、上タンク3
08からその下方に向けて延びるもので、上タンク30
8から受け取ったメダルを、自然落下を利用しつつ、ジ
ョッキ収納部303に挿着されたメダルジョッキ40内
まで案内するものである。
【0035】メダル補給シャッタ310は、電磁ソレノ
イド等の駆動源によって開閉状態が切り換えられるもの
で、上タンク308に貯留されたメダルをメダル補給シ
ュート309へ排出するか否かを選択したり、メダル補
給シュート309に排出されたメダルをジョッキ収納部
303に挿着されたうちのどのメダルジョッキ40へ案
内するかを選択するためのものである。メダル補給シャ
ッタ310では、その開閉状態が、補給検出センサでの
検出結果に応じて切り換えられるものとする。ただし、
タイマー機能等を利用して、予め設定された時間に従い
つつ、開閉状態を切り換えるようにすることも考えられ
る。
【0036】補給検出センサは、ジョッキ収納部303
にメダルジョッキ40が挿着されているか否かを検出す
るとともに、挿着されたメダルジョッキ40内に既に適
量のメダル(例えば200枚)が収納されているか否か
を検出するものである。この補給検出センサは、例えば
メダルが接触すると導通する接触型のスイッチ、磁気等
を利用した非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式の
フォトセンサ等によって構成すればよい。
【0037】メインタンク311は、上タンク308と
同様に、分岐コンベア307から受け取ったメダルを貯
留しておくものである。ただし、このメインタンク31
1には、分岐コンベア307によって、メダル洗浄機5
0での洗浄前のメダルが搬送されてくるようになってい
る。なお、メインタンク311のメダル貯留容量は、例
えば4万枚程度である。
【0038】メダル洗浄機50は、詳細を後述するよう
に、メインタンク311に貯留されている洗浄前のメダ
ルをそのメインタンク311から受け取って、これを洗
浄するものである。なお、メダル洗浄機50では、洗浄
後のメダルをメダルリフター305へ送出するようにな
っている。
【0039】また図5に示すように、メダル回収機30
の正面側には、外部から視認し得るように、表示パネル
312と、タンクメダル量表示ランプ313と、が設け
られている。また、ジョッキ収納部303の上方には、
メダルジョッキ40の収納数に対応したジョッキ用モニ
タランプ314が設けられている。
【0040】表示パネル312は、各メダル貸出機20
毎に個別に定められた台番号を表示するLCD(Liquid
Crystal Display)パネル等からなるものである。この
表示パネル312では、各メダル貸出機20のメダル払
出ホッパー203に設けられたセンサによる検出結果を
基に、メダル払出ホッパー203内のメダル貯留量が所
定量よりも少なくなったメダル貸出機20の台番号を表
示するようになっている。ただし、表示パネル312
は、例えば各メダル貸出機20に対応した数の表示ラン
プ等からなるものであってもよい。
【0041】タンクメダル量表示ランプ313は、サブ
タンク304、メインタンク311および上タンク30
8といった各タンクのメダル貯留量、すなわちメダル回
収機30内におけるメダル貯留量の表示するためのもの
である。この表示は、例えばメダル計数機301への投
入枚数に基づいて行ったり、あるいは各タンクにメダル
貯留量を検出するセンサを設けることによって行えばよ
い。ただし、タンクメダル量表示ランプ313は、遊技
場内に複数のメダル管理システムが設けられている場合
に、各システムのメダル計数機301へのメダル投入量
を調整して、各システム間におけるメダル貯留量の均等
化を図るものであるため、必ずしも必須の構成ではな
い。
【0042】ジョッキ用モニタランプ314は、ジョッ
キ収納部303へのメダルジョッキ40の挿着状態およ
び各メダルジョッキ40内におけるメダルの収納状態
を、外部から視認し得るようにするためのものである。
そのために、ジョッキ用モニタランプ314は、補給検
出センサによる検出結果を基に、例えばメダルジョッキ
40の未挿着状態およびメダルジョッキ40内へのメダ
ル補給待ち状態には消灯し、メダル補給中には点滅し、
メダルの補給が完了すると点灯するようになっている。
【0043】〔メダル洗浄機の構成〕ところで、このよ
うな構成のメダル回収機30において、メダル洗浄機5
0は、常温水洗方式によりメダルの洗浄を行うようにな
っている。ここで、この常温水洗方式によるメダル洗浄
機50について詳しく説明する。図6は本発明に係るメ
ダル管理システムに用いられるメダル洗浄機の一例を示
す概略構成図であり、図7はそのメダル洗浄機の要部を
示す概略構成図であり、図8はメダル洗浄機の他の例を
示す概略構成図である。
【0044】図6に示すように、メダル洗浄機50は、
メダル洗浄部51と、メダル乾燥部52と、を備えてい
る。
【0045】メダル洗浄部51は、メインタンク311
から受け取ったメダルに対して洗浄処理を行うものであ
る。そのために、メダル洗浄部51は、洗浄すべきメダ
ルが投入される洗浄ドラム511と、この洗浄ドラム5
11を回転可能に支持するドラム支持部512と、この
ドラム支持部512に支持された洗浄ドラム511をモ
ータ等の駆動源により回転させるドラム駆動部513
と、メダルの洗浄液を貯留する洗浄槽514と、を備え
ている。
【0046】このうち洗浄ドラム511は、洗浄槽51
4内の洗浄液に浸すことを考慮して、パンチング穴を有
した部材やメッシュ状の部材等によって、一方にメダル
投入口を有し、かつ、他方にメダル排出口を有した円筒
状に形成されている。また、その洗浄ドラム511内に
は、図7に示すように、隔壁511aと、研磨ブラシ5
11bと、排出用係止爪511cと、が設けられてい
る。
【0047】隔壁511aは、洗浄ドラム511の軸方
向に沿って螺旋状に延びるように配設されたものであ
り、ナイロン部材等でブラシ状に形成されたものであ
る。これに対して、研磨ブラシ511bは、洗浄ドラム
511の内壁の全面(ただし、隔壁511aが設けられ
た部分および後述する排出用係止爪511cが設けられ
た領域を除く)にわたって配設されたもので、隔壁51
1aの高さよりも毛足の短いナイロン部材等でブラシ状
に形成されたものである。したがって、洗浄ドラム51
1内には、毛足の長さが異なる二種類のブラシが存在す
ることになる。なお、隔壁511aの高さ(洗浄ドラム
511の内壁面から軸心へ向けての大きさ)は、研磨ブ
ラシ511b先端からの突出量が洗浄すべきメダルの径
よりも大きくなるように形成されているものとする。ま
た、隔壁511aは、洗浄ドラム511内に一つのみ設
けても、あるいは例えば二条ねじの如く複数のものを互
いに交差しないように設けてもよい。
【0048】排出用係止爪511cは、洗浄ドラム51
1のメダル排出口側の領域に設けられたもので、洗浄ド
ラム511の内壁面から軸心へ向けて延び、かつ、先端
に折り返し部分を有したる板状に形成されており、洗浄
ドラム511が回転した場合にその洗浄ドラム511内
のメダルが板状部分に載り得るようになっている。すな
わち、排出用係止爪511cは、洗浄ドラム511の回
転に伴って、その洗浄ドラム511内のメダルを板状部
分に載せて上方側まで持ち上げた後に下方に向けて落下
させるようになっている。また、この排出用係止爪51
1cが設けられた側のメダル排出口には、排出用係止爪
511cによって上方から落下してくるメダルを受け取
って洗浄ドラム511外へ案内するためのメダル排出シ
ュートが嵌通し得るようになっている。
【0049】このように構成された洗浄ドラム511
は、略直方体状の無蓋有底容器によって形成された洗浄
槽514が貯留している洗浄液に浸る状態となるよう
に、ドラム支持部512によって支持される。このとき
の洗浄ドラム511の浸漬量は、少なくとも最下方に位
置する隔壁511aの先端が洗浄液に浸る程度であるも
のとする。なお、洗浄槽514内に貯留される洗浄液と
しては、メダルの洗浄に好適なものであればよく、例え
ば水、湯、洗剤が混入された溶液、アルコール等の溶剤
などが挙げられる。
【0050】なお、メダル洗浄部51は、図8に示すよ
うに構成されたものであってもよい。すなわち、メダル
洗浄部51は、洗浄すべきメダルが投入される洗浄ドラ
ム515と、メダルの洗浄液を貯留する洗浄槽514
と、その洗浄槽514内に設けられ超音波を発生させる
ことでいわゆる超音波洗浄を行う超音波振動素子516
と、を備えるものであってもよい。
【0051】この場合における洗浄ドラム515は、こ
の洗浄ドラム515内に配設された隔壁515aがブラ
シ状ではなく例えば板状の金属部材あるいは樹脂部材等
によって形成された点、および、その内壁面に研磨ブラ
シが配設されていない点で、上述した場合とは異なる。
また、この場合に、洗浄槽514内に貯留される洗浄液
としては、超音波振動素子516が行う超音波洗浄を考
慮して、ハロゲン化炭化水素系溶剤、石油系溶剤、アル
カリ脱脂剤、乳剤クリーナー等を用いるとより一層好適
である。
【0052】一方、図6において、メダル乾燥部52
は、メダル洗浄部51から排出されたメダルに対して乾
燥処理を行うものである。そのために、メダル乾燥部5
2は、メダル排出シュート521と、その途中に設けら
れた脱水ローラ部522と、メダル排出シュート521
により案内されるメダルが投入される乾燥ドラム523
と、その乾燥ドラム523の周囲に設けられたヒーター
524と、を備えている。
【0053】脱水ローラ部522は、スポンジ等の吸水
性を有する部材によって形成された一対の脱水ローラを
有しており、メダル洗浄部51から案内されてきたメダ
ルをその脱水ローラの間を通過させて、そのメダルに付
着した水分を吸収することにより、そのメダルに対する
脱水処理を行うものである。
【0054】乾燥ドラム523は、洗浄ドラム511と
同様に、一端にメダル投入口を有し他端にメダル排出口
を有した円筒状に形成され、かつ、その円筒内に螺旋状
の隔壁523aが設けられたものであり、さらにはドラ
ム支持部523bによって回転可能に支持され、ドラム
駆動部523cによって所定方向に回転されるものであ
る。ただし、この乾燥ドラム523では、ドラム本体内
に研磨ブラシ511bが配設されておらず、隔壁523
aも金属部材によって形成されている。しかも、ドラム
本体は、ヒーター524からの熱が乾燥ドラム523内
に伝わりやすいように、メッシュ状の金属部材によって
形成されているものとする。
【0055】ヒーター524は、例えば電熱素子を用い
て乾燥ドラム523を熱射して、その熱射により乾燥ド
ラム523内のメダルを乾燥させるためのものである。
このヒーター524を挟んで乾燥ドラム523と対向す
る側には、ヒーター524からの熱を反射させる熱反射
板524aを設けておくことが望ましい。
【0056】〔メダル識別排除機構の構成〕また、メダ
ル回収機30は、上述した構成に加えて、メダル識別排
除機構を備えていてもよい。メダル識別排除機構は、メ
ダル回収機30にて回収したメダルが予め定められた規
定種類のものであるか否かを判別し、規定種類でないメ
ダルを選別して排除するためのものである。
【0057】ここで、このメダル識別排除機構について
詳しく説明する。図9は本発明に係るメダル管理システ
ムに用いられるメダル識別排除機構の概略構成の一例を
示す平面図である。
【0058】図例のように、メダル識別排除機構60
は、メダル搬送路601と、メダル判別センサ602
と、落下用シャッター603と、開閉ストッパー604
と、図示しない排除メダル収納ボックスと、メダルカウ
ントセンサ605と、から構成されている。
【0059】メダル搬送路601は、メダル回収機30
にて回収したメダル、すなわち識別の対象となるメダル
が、1枚ずつそれぞれ並んだ状態で通過するように形成
されたものである。
【0060】メダル判別センサ602は、メダル搬送路
601を通過するそれぞれのメダルについて、予め定め
られた規定種類のものであるか否かを判別するためのも
のである。規定種類のものであるかは、例えば他の遊技
場のメダルとの相違を明らかにするためにメダル表面に
付された模様や刻印等を基に判別すればよい。したがっ
て、この判別は、例えば周知のパターン認識技術を用い
て行うことが考えられる。ただし、他の遊技場のメダル
との相違がメダルの色、形状または材質等によって明ら
かにされている場合には、その色、形状または材質等に
対応したセンサを用いて判別を行うようにすればよい。
【0061】落下用シャッター603は、メダル搬送路
601上のメダルの下側ガイドの一部が開いた状態にな
ることによって、メダル判別センサ602によって規定
種類でないと判別されたメダルを、そのメダルをメダル
搬送路601上から下方に落下させるためのものであ
る。この落下用シャッター603の開閉は、メダル判別
センサ602での判別結果に応じて動作する電磁ソレノ
イド等の駆動源603aによって行われるものとする。
【0062】開閉ストッパー604は、ロータリソレノ
イド等の駆動源によりその一部がメダル搬送路601内
に突出し得るように形成された扇状の板片等からなるも
ので、落下用シャッター603の手前にてメダル搬送路
601上のメダルを一時的に停止させるものである。こ
れにより、メダル搬送路601上でメダルが連続して搬
送されても、落下用シャッター603の一度の開閉で二
枚以上のメダルが落下してしまうのを防げるようにな
る。ただし、メダル搬送速度とシャッター開閉速度との
関係によっては、開閉ストッパー604は設けられてい
なくてもよい。
【0063】排除メダル収納ボックスは、落下用シャッ
ター603が開くことによってメダル搬送路601上か
ら落下してきたメダル、すなわち規定種類ではないと判
別されたメダルを受け取って、これを規定種類のメダル
とは別に収納しておくものである。
【0064】メダルカウントセンサ605は、落下用シ
ャッター603で落下することなくメダル搬送路601
上を搬送されてきたメダル、すなわち規定種類であると
判別されたメダルの枚数を計数するためのものである。
ただし、メダルカウントセンサ605は、必ずしも設け
られていなくてもよい。
【0065】このような構成のメダル識別排除機構は、
メダル計数機301、分岐コンベア307または上タン
ク308のいずれかに付随して設けられるものとする。
ただし、分岐コンベア307または上タンク308に付
随して設けられた場合には、メダル計数機301のみな
らずメダル回収コンベア302で回収したメダルについ
ても規定種類のものであるか否かの選別ができるように
なるので、規定種類以外のものを完全に排除する上では
非常に好適なものとなる。
【0066】また、メダル識別排除機構は、メダル計数
機301、分岐コンベア307または上タンク308の
いずれかに付随して設けられることから、メダル搬送路
601上におけるメダルの通過も、メダル計数機301
がメダルを計数する際の駆動源、分岐コンベア307が
メダルを搬送する際の駆動源または上タンク308がメ
ダルを排出する際の駆動源を利用して行うようにすれ
ば、構成の簡素化が図れる点で非常に好ましいものとな
る。
【0067】〔メダル回収処理の動作例〕次に、以上の
ように構成されたメダル管理システム1が行うメダルの
流れの管理動作について説明する。先ず、ここでは、メ
ダル管理システム1におけるメダルの回収処理の動作例
について、図3および図4を参照しながら説明する。
【0068】スロットマシン10が払い戻したメダルを
メダル計数機301が回収すると、そのメダルは、メダ
ル計数機301でのメダル枚数の計数後に、サブタンク
304に一時的に貯留される。サブタンク304がメダ
ルを一時貯留するのは、メダル計数機301の処理能力
(例えば毎分5千枚程度)とメダルリフター305との
処理能力の違いを吸収するためである。また、このとき
に、メダル計数機301にメダル識別排除機構60が設
けられていれば、メダル識別排除機構60は、メダル枚
数の計数に合わせて、規定種類でないメダルを選別して
規定種類のメダルと分別し、分別された規定種類でない
メダルをメダル識別排除機構60の排除メダル収納ボッ
クスへ収納して排除する。
【0069】そして、サブタンク304内に一時貯留さ
れたメダルは、メダル回収コンベア302で回収されて
きたメダルと共に、メダルリフター305にて上方に持
ち上げられ、メダルリフターシュート306を経て、分
岐コンベア307に案内される。ただし、これらのメダ
ルは、メダル洗浄機50による洗浄が行われておらず、
例えば媒体同士が接触したり遊技者が手で触れることに
より粉塵や油脂等の汚れが付着した状態のものである。
したがって、分岐コンベア307は、案内されたメダル
を、上タンク308ではなく、メインタンク311へ搬
送する。これにより、メインタンク311内には、メダ
ル洗浄機50による洗浄前のメダルが貯留される。な
お、メダル識別排除機構60が分岐コンベア307に付
随して設けられていれば、この分岐コンベア307によ
る搬送の時点で、規定種類でないメダルの選別および排
除が行われる。
【0070】その後、上タンク308におけるメダル貯
留量が減ってくると、メダル回収機30では、メインタ
ンク311内のメダルの上タンク308への供給を開始
する。ただし、上タンク308内には洗浄済メダルが貯
留されるのに対して、メインタンク311内では、洗浄
前のメダルを貯留している。そこで、メインタンク31
1は、上タンク308へのメダル供給に際し、先ず、こ
のメインタンク311下方とメダル洗浄機50とを連通
するコンベア等を利用して、上タンク308へ供給すべ
きメダルをメダル洗浄機50へ送出する。なお、メダル
識別排除機構60がメインタンク311に付随して設け
られていれば、この時点で規定種類でないメダルの選別
および排除が行われる。
【0071】〔メダル洗浄処理の動作例〕このようにし
て、メインタンク311から洗浄前のメダルが送出され
てくると、メダル洗浄機50は、その洗浄前のメダルに
対して常温水洗方式による洗浄を開始する。ここで、こ
のメダル洗浄機50によるメダル洗浄処理の動作例につ
いて、図6を参照しながら説明する。
【0072】メダル洗浄機50がメインタンク311か
らのメダルを受け取ると、そのメダルは、順次洗浄ドラ
ム511に案内され、そのメダル投入口から洗浄ドラム
511内に投入される。このとき、洗浄ドラム511
は、ドラム駆動部513の駆動によって回転している。
ただし、洗浄ドラム511内に投入されたメダルは、洗
浄ドラム511が回転しても、メダル自身の重みによっ
て、洗浄ドラム511内の下方側に位置し続けるようと
する。したがって、洗浄ドラム511内のメダルは、洗
浄ドラム511が回転すると、その洗浄ドラム511内
に設けられた螺旋状の隔壁511aに案内されて、メダ
ル投入口側からメダル排出口側に向けて、排出用係止爪
511cが設けられた領域まで洗浄ドラム511内を移
動することになる。
【0073】この移動によって、洗浄ドラム511内の
メダルは、その表面の汚れが擦り落とされる。これは、
洗浄ドラム511内のメダルが、その内壁全面に配設さ
れた研磨ブラシ511bに接しつつ、メダル排出口側に
向けて移動するからである。しかも、洗浄ドラム511
内のメダルは、洗浄ドラム511の下方側が洗浄槽51
4内の洗浄液に浸るように支持されていることから、そ
の洗浄液に浸った状態で洗浄ドラム511内を移動する
ことになる。これにより、そのメダルに対しては、研磨
ブラシ511bと洗浄液との双方の作用によって汚れを
除去することになるので、メダル表面に固着したいわゆ
る頑固な汚れであっても十分に除去し得るようになる。
【0074】さらに、この洗浄ドラム511では、隔壁
511aもブラシ状に形成されているので、洗浄ドラム
511内のメダルが隔壁511aに案内される際にも、
そのメダル表面の汚れが擦り落とされることになり、よ
り一層効果的な汚れの除去が実現できる。
【0075】なお、メダル投入口から投入されたメダル
をメダル排出口側へ移動させるのにあたって、例えば遠
心力によってメダルが洗浄ドラム511内の上方側まで
上昇するように洗浄ドラム511の回転速度を設定した
り、メダルが係止する突起等を洗浄ドラム511内に設
ければ、メダルが洗浄ドラム511内にていわゆる踊る
状態となることから、メダルの表裏にわたって確実に汚
れを除去できるようになる。
【0076】また、メダル洗浄部51が図8のように構
成されている場合には、洗浄ドラム515内におけるメ
ダルの移動に加えて、超音波振動素子516が洗浄槽5
14に貯留された洗浄液内にて超音波を発生させてい
る。これにより、洗浄液中のメダルは、その超音波によ
って起こるキャビテーション現象により微振動すること
になる。つまり、洗浄液中のメダルに対しては、超音波
振動素子516および洗浄槽514内の洗浄液による超
音波洗浄によって、メダル表面に固着したいわゆる頑固
な汚れであっても十分に除去し得るようになる。
【0077】そして、図6において、汚れを除去された
メダルが排出用係止爪511cの領域に到達すると、そ
のメダルは、その領域で排出用係止爪511cによって
係止されて上方側に持ち上げられる。詳しくは、排出用
係止爪511cが設けられた領域に到達したメダルは、
その領域にて、排出用係止爪511cの板状部分に載っ
た状態で、洗浄ドラム511の回転に伴ってその洗浄ド
ラム511内の上方側まで持ち上げられ、その後、板状
部分から下方に向けて落下する。このとき、洗浄ドラム
511のメダル排出口にはメダル排出シュート521が
嵌通しているので、落下したメダルは、そのメダル排出
シュート521内に投入されることになる。
【0078】つまり、メダル投入口から洗浄ドラム51
1内に投入されたメダルは、汚れを除去する洗浄処理が
行われた後に、メダル排出シュート521へ投入され、
これによりメダル排出口から排出されることになる。こ
の排出にあたって、洗浄ドラム511が排出用係止爪5
11cを用いてメダルを一旦上方に持ち上げるようにし
ているのは、洗浄槽514内に洗浄液が貯留されている
ことを考慮したものである。
【0079】メダル排出口から排出されたメダル、すな
わちメダル排出シュート521内に投入されたメダル
は、脱水ローラ部522による脱水処理を経た後に、乾
燥ドラム523内に投入される。このとき、乾燥ドラム
523は、ドラム駆動部523cの駆動によって回転し
ている。また、ヒーター524は、乾燥ドラム523に
対する熱射を行っている。したがって、この乾燥ドラム
523内に投入されたメダルは、先に説明した洗浄ドラ
ム511の場合と同様に、隔壁523aに案内されてメ
ダル投入口側からメダル排出口側に向けて移動すること
になる。さらに、その移動の際に、ヒーター524に熱
せられることによって、メダル表面に付着残留した水分
等が蒸発することになる。
【0080】このようにして、乾燥ドラム523では、
メダルに対する乾燥処理が行われる。なお、この乾燥ド
ラム523においても、メダルが乾燥ドラム523内に
て踊る状態となるようにすれば、メダルの表裏にわたっ
て偏ることなく熱せられるので、迅速かつ確実な乾燥処
理を実現できるようになる。
【0081】その後、乾燥ドラム523内のメダルは、
その乾燥ドラム523のメダル排出口からメダルリフタ
ー305へ排出される。なお、乾燥ドラム523では、
洗浄ドラム511の場合のようなメダルを一旦上方に持
ち上げる動作を行っていない。これは、乾燥ドラム52
3においては、洗浄槽514内の洗浄液を考慮する必要
がないからである。
【0082】〔ジョッキへのメダル収納処理の動作例〕
次いで、メダル洗浄機50による洗浄後のメダルをメダ
ルジョッキ40内へ収納するメダル収納処理の動作例に
ついて、再び図3を参照しながら説明する。
【0083】メダルリフター305へ排出された洗浄後
のメダルは、再び、メダルリフター305にて上方に持
ち上げられ、メダルリフターシュート306を経て、分
岐コンベア307へ案内される。ただし、分岐コンベア
307に案内されたメダルは、メダル洗浄機50による
洗浄済のものである。したがって、分岐コンベア307
は、案内されたメダルを、今度はメインタンク311で
はなく上タンク308へ搬送する。これにより、上タン
ク308内には、メダル洗浄機50による洗浄後のメダ
ルのみが貯留される。なお、メダルリフター305およ
び分岐コンベア307等は、洗浄前のメダルと洗浄後の
メダルが混合しないように動作制御されているものとす
る。
【0084】そして、このときに、ジョッキ収納部30
3に空のメダルジョッキ40が挿着されていると、上タ
ンク308内のメダルは、補給検出センサでの検出結果
等に基づくメダル補給シャッタ310の開閉状態の切り
換えにより、その空のメダルジョッキ40まで案内さ
れ、そのメダルジョッキ40内に補給される。これによ
り、そのメダルジョッキ40内には、適量のメダルが収
納されることになる。なお、メダルジョッキ40が適量
のメダルを収納すると、そのメダルジョッキ40に対応
するジョッキ用モニタランプ314が点灯することによ
り、その旨が作業者に通知されるようになっている。
【0085】〔メダルのマニュアル補給処理の動作例〕
続いて、適量のメダルを収納したメダルジョッキ40を
用いて、メダル貸出機20に対するメダルのマニュアル
補給を行う場合の処理動作例について、図1および図2
を参照しながら説明する。
【0086】各メダル貸出機20では、メダル払出ホッ
パー203内のメダル貯留枚数が所定量よりも少なくな
ったことをそのメダル払出ホッパー203に設けられた
センサが検出すると、その旨をメダル回収機30へ通知
する。この通知を受けて、メダル回収機30の表示パネ
ル312は、通知のあったメダル貸出機20の台番号を
表示する。
【0087】そして、この表示に応じて、作業者は、そ
のメダル貸出機20に対するメダルのマニュアル補給を
行う。具体的には、先ず、点灯中のジョッキ用モニタラ
ンプ314に対応するメダルジョッキ40をジョッキ収
納部303から取り出す。このとき、そのメダルジョッ
キ40には、既に適量のメダルが収納されている。した
がって、作業者は、ジョッキ収納部303からメダルジ
ョッキ40を取り出すだけで、補給すべき適量のメダル
を収納したメダルジョッキ40が得られるようになり、
メダルジョッキ40内へメダルを収納する手間を必要と
することなく、迅速なマニュアル補給を実現できるよう
になる。
【0088】このようにして適量のメダルを収納したメ
ダルジョッキ40を得ると、次に、作業者は、そのメダ
ルを収納したメダルジョッキ40を、表示パネル312
に台番号が表示されたメダル貸出機20、すなわちメダ
ル補給の対象となるメダル貸出機20の設置箇所まで運
ぶ。そして、そのメダル貸出機20の前面パネルの一部
分205を開き、そのメダル貸出機20の案内レール2
06に案内されるようにメダルジョッキ40を挿入す
る。これにより、メダルジョッキ40は、メダル払出ホ
ッパー203の上方に位置決めされることになる。
【0089】この状態で、作業者は、メダルジョッキ4
0の底板401に設けられた凸片をその挿入方向と反対
方向にスライドさせることで、その底板401を引き抜
き、そのメダルジョッキ40の底板401が開いた状態
にする。
【0090】ただし、このとき、案内レール206の近
傍に開閉ピンが突設されていれば、メダルジョッキ40
の底板401は、メダルジョッキ40のメダル貸出機2
0への挿入に合わせて自動的に開いた状態になる。これ
は、底板401に設けられた凸片と開閉ピンとが係合す
ることによって、メダルジョッキ40の挿入に伴ってそ
の挿入方向と反対方向に底板401がスライドするよう
になるからである。つまり、開閉ピンが突設されていれ
ば、メダルジョッキ40をメダル貸出機20内へ挿入す
るだけで、メダルジョッキ40の底板401は開いた状
態となる。したがって、かかる場合には、作業者の手間
をより一層軽減できるとともに、作業ミスの発生も未然
に防げるようになる点で、非常に好ましいものとなる。
【0091】このようにしてメダルジョッキ40の底板
401が開いた状態になると、そのメダルジョッキ40
内に収納されていたメダルは、メダル払出ホッパー20
3の上方開口を経て、そのメダル払出ホッパー203内
へ落下する。これにより、メダル払出ホッパー203内
には適量のメダルが補給されることになる。
【0092】以上のように、本実施形態のメダル管理シ
ステム1は、請求項1に記載の発明の如く、メダル回収
機30のジョッキ収納部303にメダルジョッキ40が
挿着されると、メダル補給シャッタ310の開閉状態を
切り換えてそのメダルジョッキ40にメダルを供給する
とともに、そのメダルジョッキ40がジョッキ収納部3
03から取り出されメダル貸出機20の案内レール20
6上に挿着されると、そのメダルジョッキ40の底板4
01が開いた状態となり、メダルジョッキ40内のメダ
ルがメダル払出ホッパー203内に落下して、そのメダ
ル払出ホッパー203内に貯留されるようになってい
る。そのため、このメダル管理システム1では、ジョッ
キ収納部303にメダルジョッキ40を挿着するだけ
で、そのメダルジョッキ40内にメダルが収納され、ま
たそのメダルジョッキ40をジョッキ収納部303から
取り出してメダル貸出機20の案内レール206上に挿
着するだけで、そのメダル貸出機20のメダル払出ホッ
パー203内へのメダルのマニュアル補給が行えるよう
になる。
【0093】したがって、このメダル管理システム1に
おいて、メダルジョッキ40を用いてメダル貸出機20
に対するメダルのマニュアル補給を行えば、その作業に
要する手間を従来よりも大幅に軽減できるので、作業者
が煩わしさを感じてしまうの抑えることができる。ま
た、メダル払出ホッパー203の上方にメダルジョッキ
40を挿着するだけでよいので、従来のような作業ミス
が生じてしまうこともない。さらには、これらのことか
ら、作業に要する時間を従来よりも短縮でき、結果とし
て迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。
【0094】つまり、メダルジョッキ40を本実施形態
のようなカートリッジ式にし、かつ、そのメダルジョッ
キ40を交換することでメダル払出ホッパー203内へ
メダル補給を行うようにすれば、迅速なマニュアル補給
を行うことが可能になる。これにより、システム構成の
簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であって
も、従来のように遊技者を待たせたり、稼働率低下を招
いてしまうことがなくなる。特に、メダル貸出機20側
では、これに隣接するスロットマシン10に比べて、メ
ダルの補給を必要とする頻度が高いため、マニュアル補
給の迅速化を実現することは、遊技者に快適な遊技環境
を提供し、かつ、稼働率低下を防ぐ上で、非常に好適な
ものとなる。
【0095】なお、ここでは、メダルジョッキ40の底
板401がスライドによって開閉する場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、メダルジョッキ40の底板401は、メダル
貸出機20内への挿着時に開いた状態となり、かつ、閉
じた状態のときにメダルジョッキ40内にメダルを収納
して持ち運べれば、他の機構によって開閉自在に構成さ
れたものであってもよい。他の機構としては、例えば、
底板401を揺動自在に支持するヒンジ機構および底板
401を閉じた状態に保持するラッチ機構を用いて構成
することが考えられる。この場合、メダル貸出機20内
への挿入時には、例えば開閉ピンがラッチ機構のラッチ
を解除することで、底板401が開いた状態になるよう
にすればよい。
【0096】さらに、ここでは、メダル貸出機20内へ
の挿入時におけるメダルジョッキ40の底板401の開
閉を、作業者の手作業または底板401と係合する開閉
ピンが行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばメダルジョッキ40
の位置検出センサおよび電磁ソレノイド等の駆動源を用
いて底板401を開閉するようにしてもよい。
【0097】また、本実施形態のメダル管理システム1
は、請求項2に記載の発明の如く、各メダル貸出機20
のメダル払出ホッパー203に設けられたセンサによる
検出結果を基に、メダル払出ホッパー203内のメダル
貯留量が所定量よりも少ないメダル貸出機20の台番号
を、メダル回収機30の表示パネル312が表示して、
遊技場の店員等に警告するようになっている。つまり、
表示パネル312は、メダル貯留量が無くなりそうなメ
ダル貸出機20を予告表示する。
【0098】したがって、このメダル管理システム1に
よれば、メダル貸出機20におけるメダル貯留量が完全
に無くなる前に、遊技場の店員等、すなわちマニュアル
補給の作業者にメダル補給を促すことができるので、メ
ダル貸出機20がメダル切れで貸出中止になってしまう
のを防げるようになり、遊技者に快適な遊技環境を提供
し、かつ、稼働率低下を防ぐ上で、より一層好適なもの
となる。
【0099】特に、本実施形態のように、メダル貸出機
20側のメダル残量を予告表示して警告することは、以
下に述べる理由から、遊技者に快適な遊技環境を提供す
る上で非常に望ましい。通常、スロットマシーン10側
でのメダル切れのエラーは、遊技者による遊技結果がい
わゆる勝った状態で発生する。したがって、遊技者は、
スロットマシーン10側でメダル切れのエラーが発生し
ても、メダルの補給が完了するまで気分を害することな
く待つことが多い。ところが、メダル貸出機20側での
メダル切れは、遊技者による遊技結果がいわゆる負けた
状態で発生する可能性が高い。そのため、遊技者は、待
たされることに対して必要以上にイライラすることもあ
る。こういった状況を無くすためにも、表示パネル31
2は、メダル貸出機20のメダル残量が少なくなった時
点でその旨を表示し、迅速なマニュアル補給に対応し得
るようにすることが望ましい。
【0100】また、本実施形態のメダル管理システム1
では、請求項3に記載の発明の如く、メダル回収機30
がメダル識別排除機構60を備えていれば、そのメダル
識別排除機構60が、メダル回収機30で回収したメダ
ルが予め定められた規定種類のものであるか否かを判別
し、規定種類でないメダルを選別して排除するようにな
っている。したがって、回収したメダル群の中に、例え
ば他の遊技場のメダルや偽造メダルといった規定種類で
ないメダルが混入されても、これを選別して確実に排除
することができる。つまり、メダル回収機30がメダル
識別排除機構60を備えていれば、不正行為を有効に防
止し得るとともに、規定種類でない不正メダルを遊技者
に対して貸し出してしまうことがなくなる。
【0101】また、本実施形態のメダル管理システム1
では、請求項4に記載の発明の如く、メダル回収機30
が回収したメダルを洗浄するメダル洗浄機50を備えて
いるとともに、そのメダル洗浄機50による洗浄後のメ
ダルのみをメダルジョッキ40内に供給するようになっ
ている。したがって、このメダル管理システム1によれ
ば、汚れた状態のメダルを遊技者に対して貸し出してし
まうことがないので、遊技者が快適に遊技を行えるよう
になる。
【0102】特に、このメダル管理システム1では、メ
ダル洗浄機50が、洗浄ドラム511内のメダルを隔壁
511aで案内しつつ移動させるとともに、その際にメ
ダルに付着している汚れを研磨ブラシ511bおよび洗
浄槽514内の洗浄液を用いて除去するようになってい
るので、メダルの表面に固着した汚れであっても十分に
除去することができる。しかも、洗浄ドラム511内へ
のメダル投入および洗浄ドラム511からのメダル排出
が順次行われるとともに、その洗浄ドラム511から排
出されたメダルは続いて乾燥ドラム523へ投入される
ので、その洗浄処理の自動化に対応しつつ、その洗浄処
理を迅速に行うことが可能である。
【0103】なお、本実施形態では、メダル貸出機20
に対してのみ、メダルのマニュアル補給を行う場合を例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えばスロットマシン10に対し全く同様に行
ってもよいことはいうまでもない。すなわち、メダルジ
ョッキ40を用いたメダル補給は、スロットマシン10
とメダル貸出機20とのうちの少なくとも一つに対して
行うように構成されていればよい。
【0104】また、本実施形態では、遊技媒体がメダル
である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば遊技媒体がパチンコ玉で
あっても適用可能であることは勿論である。
【0105】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の遊技媒
体管理システムでは、遊技媒体回収機の容器収納手段に
媒体補給容器を挿着するだけで、その媒体補給容器内に
遊技媒体が収納され、またその媒体補給容器を容器収納
手段から取り出して遊技機または遊技媒体貸出機の被挿
着手段に挿着するだけで、その遊技機または遊技媒体貸
出機の媒体貯留手段内への遊技媒体のマニュアル補給が
行えるようになる。そのため、遊技媒体の補給作業に要
する手間を従来よりも軽減できるので、作業者が煩わし
さを感じてしまうの抑えられるとともに、従来のような
作業ミスが生じてしまうことも防止できる。さらには、
これらのことから、補給作業に要する時間を従来よりも
短縮でき、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可
能になる。したがって、システム構成の簡素化等のため
マニュアル補給に対応する場合であっても、従来のよう
に遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうこと
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技媒体管理システムの実施形態
の一例を示す外観斜視図である。
【図2】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る遊技媒体貸出機の概略構成の一例を示す側断面図であ
る。
【図3】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る遊技媒体回収機の一例を示す第1の概略構成図であ
り、(a)は遊技媒体回収機を正面から見た場合の図、
(b)は遊技媒体回収機を右側面から見た場合の図であ
る。
【図4】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る遊技媒体回収機の一例を示す第2の概略構成図であ
り、(a)は遊技媒体回収機を左側面から見た場合の
図、(b)はそのA−A断面図である。
【図5】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る遊技媒体回収機の一例を示す外観図であり、(a)は
その正面図、(b)はその右側面図である。
【図6】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る媒体洗浄機の一例を示す概略構成図であり、(a)は
その左側面図、(b)はその正面図、(c)はその右側
面図である。
【図7】図6の媒体洗浄機に用いられる洗浄ドラムの一
例を示す概略構成図であり、(a)はその正面図、
(b)はその左側面図、(c)はその右側面図である。
【図8】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る媒体洗浄機の他の例を示す概略構成図であり、(a)
はその正面図、(b)はその右側面図である。
【図9】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられ
る媒体識別排除機構の概略構成の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…メダル管理システム、10…スロットマシン、20
…メダル貸出機、30…メダル回収機、40…メダルジ
ョッキ、50…メダル洗浄機、60…メダル識別排除機
構、203…メダル払出ホッパー、206…案内レー
ル、303…ジョッキ収納部、309…メダル補給シュ
ート、310…メダル補給シャッタ、312…表示パネ
ル、401…底板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体の投入を条件に遊技を開始する
    とともに該遊技の結果に応じて遊技媒体の払い戻しを行
    う遊技機と、前記遊技機に投入するための遊技媒体の貸
    し出しを行う遊技媒体貸出機と、前記遊技機に投入され
    た遊技媒体または前記遊技機が払い戻した遊技媒体を回
    収する遊技媒体回収機と、を備えてなる遊技媒体管理シ
    ステムにおいて、 前記遊技媒体回収機は、 着脱自在に形成された媒体補給容器が挿着される容器収
    納手段と、 前記容器収納手段に挿着された媒体補給容器内に回収し
    た遊技媒体を供給する媒体供給手段とを備えており、 前記遊技機および前記遊技媒体貸出機のうちの少なくと
    も一つは、 払い戻しまたは貸し出しに用いるための遊技媒体を貯留
    しておく媒体貯留手段と、 前記媒体貯留手段の上方に前記容器収納手段から取り出
    した媒体補給容器を挿着するための被挿着手段とを備え
    ており、 前記媒体補給器具は、前記被挿着手段に挿着されると当
    該媒体補給器具の底板が開いた状態となるように構成さ
    れていることを特徴とする遊技媒体管理システム。
  2. 【請求項2】 前記媒体貯留手段には、遊技媒体の貯留
    量が所定量よりも少ないか否かを検出する検出手段が設
    けられ、 前記遊技媒体回収機には、前記検出手段により遊技媒体
    の貯留量が所定量よりも少ないことが検出されると、そ
    の旨を表示警告するアラーム手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の遊技媒体管理システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体が予め定められた規定種類
    のものであるか否かを識別する識別手段と、 前記識別手段により規定種類でないとされた遊技媒体を
    選別して排除する分別手段と、 を備えることを特徴とする請求項1または2記載の遊技
    媒体管理システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技媒体回収機には、回収した遊技
    媒体を洗浄する媒体洗浄手段が設けられるともに、 前記媒体供給手段は、前記媒体洗浄手段による洗浄後の
    遊技媒体を前記容器収納手段に挿着された媒体補給容器
    内に供給するものであることを特徴とする請求項1,2
    または3記載の遊技媒体管理システム。
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