JP2007097721A - メダル回収洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
洗浄手段装置での故障に伴う、二次的被害を最小限に抑えることができる、メダル回収洗浄装置を提供する。
【解決手段】
上方が開口したホッパと、常時稼動状態の第一リフトと、メダルを貯留する上方を開口した下部タンクと、下部タンクから溢れたメダルを貯める上方を開口したオーバーフロータンクと、メダルを定量排出する排出機構と、メダル通過経路が曲折するように複数のブラシローラを配置した洗浄部と、メダルに付着した水分を吸い取る乾燥部を備えた洗浄装置と、洗浄済みメダルを揚送する第二リフトと、洗浄済みメダルを貯留する上方を開口した上部タンクと、洗浄済みメダルを払出す分配路と、メダルを供給するジョッキと、から構成され、洗浄装置をメダル回収洗浄装置の下部に配置した。
【選択図】図1
Description
この文献に明示されたメダル供給装置は、メダルを使用する複数の遊技機を少なくとも有する遊技機列の上方を通るように設けられたメダル補給手段および遊技機列の下方を通るように設けられたメダル回収手段を備える遊技装置に対し、その側方に配設されており、メダル回収手段にて回収されると共にメダル補給手段へ供給するためのメダルを貯留するためのメインタンク(メダル貯留手段)を備えており、上記メダル回収手段にて回収されたメダルを美化処理し、美化処理したメダルをメインタンクへ供給するメダル美化処理手段と、メダル美化処理手段にて美化処理される前のメダルをメインタンクへ迂回させる迂回手段と、を具備する。
しかし、洗浄装置で故障などにより、洗浄液が洗浄装置外へと漏れた場合、洗浄装置の下方に配置された他の装置類が濡れて、二次的故障発生の原因となる。
図1および図2は、スロットゲーム遊技施設に適した実施の形態の全体構造を示す図である。
遊技機2を横方向に並べた遊技島1において、遊技機1の下方に各遊技機から溢れたメダルを回収する常時稼動状態の回収樋3が延び、島端に設けられたメダル回収洗浄装置4に接続している。
また、前記下部タンク7下方には該下部タンク7から溢れたメダルを貯留するオーバーフロータンク9が備わる。
排出機構8は、例えば、下部タンク7で貯留されているメダルを受入れる流入口8aと、メダルを排出する排出口8bを設けた、円筒体8c内に、回動可能な状態で挿入された螺旋体8dと、この螺旋体8dの中心部分に固定された回転軸8eとを備え、回転駆動部8fにより回転される前記回転軸8eと一体に前記螺旋体8dを回転させてメダルを螺旋体8dにより前記円筒体8c内を移送させ、洗浄装置20の洗浄能力に合せて定量ずつ排出させる。
分配路12は、上部タンク11の底部に配置され、前記上部タンク11内に貯留されている洗浄済みメダルを、上部タンク11底部の排出口より受けて搬送するための水平に配置されているベルトコンベヤ12aであって、前記ベルトコンベヤ12aは、ベルトやギヤを介して駆動部12bにより駆動させる。前記駆動部12bを正転駆動することにより、メダルをベルトコンベヤ12aにて一方の端部側に搬送してジョッキセット部13のジョッキ14内に供給し、駆動部12bを逆転駆動することにより、メダルをベルトコンベヤ12aにて他方の端部側に搬送してジョッキセット部13内のジョッキ14内に供給する構成としている。このように略水平に配置したベルトコンベヤ12aを正逆回転駆動することにより、左右に設置されているジョッキ内にそれぞれ自動的に供給することが出来る。
洗浄部20は長四角形状のケース21内に、その長手方向に傾斜して設置されたコンベア26を備える。洗浄コンベア26はそのフレーム27をケースの側壁22aに支持されている。なお、図5にはケース21の手前側の側壁22aに支持されている。なお、図5にはケース21の手前側の側壁22aを切り欠いて示している。
洗浄コンベア26のベルト29は、モータ75で駆動される不図示のエンドプーリに支持されて、図5に矢印Aで示す方向へ回転される。メダルMは第一リフト6からベルト29上の図5中右側の低い側に供給され、洗浄コンベヤ26の高端部に向かって搬送される。
洗浄ローラ30に続いて、洗浄コンベヤ26に対して折り返し方向にかつ洗浄コンベヤ26の傾斜に概略そう形で、順次移送ローラ40(40a、40b)と洗浄液吸着ローラ50(50a、50b)が洗浄コンベヤ26の低い側へ向かって配置される。
各洗浄液吸着ローラ50の後述するローラ組の下側のローラ53には、それぞれ洗浄液絞りローラ60が付設されている。
洗浄コンベヤ26の高端部近傍で、洗浄ローラ30の上方には、パイプ状の洗浄ノズル70が配置され、管壁に設けられた多数の小孔72から洗浄液を洗浄ローラ30上に散布するようになっている。
ケース21の底壁23には、下流側の洗浄液吸着ローラ50bの下に、第二リフト10と連通する穴24が開口している。
一方、右側のブラシローラ31bのまわりで互いに隣接している下側のブラシローラ31cと左側のブラシローラ31cと左側のブラシローラ31aとは、例えばメダルMの厚み分など、極く近接するが接触はしないように設定されている。
右側のブラシローラ31bは洗浄液吸着ローラ50に近い側であり、後述するように、上記左右2つのブラシローラ31a、31bの対向点F1および下側のブラシローラ31cと右側のブラシローラ31bの対向点F2はメダルMが洗浄液吸着ローラ50側へ向けて通過する通過経路Tを形成する。
ローラ本体42はメダルMの直径と同程度の直径とされ、弾性リング44の上記所定間隔はメダルMの直径寸法よりも小さく設定されている。さらに、一方の移送ローラ40aの弾性リング44aが軸方向において他方の移送ローラ40bの弾性リング44bの間に位置して互い違いになるように設定されている。
また、ブラシローラ31cとこれに隣接する移送ローラ40aとの間隔も、移送ローラ40aの弾性リング44aがブラシローラ31cのブラシ33に重なる程度に設定されている。
図5、図6に示すように、移送ローラ40は3つ目のブラシローラ31cに並んで洗浄コンベヤ26の低い側へ向かって2連に設けられている。すなわち、各移送ローラ40a、40bは洗浄コンベヤ26からの距離が3つ目のブラシローラ31cとほぼ同じとなっている。
各ローラ組の下側のローラ53は、洗浄コンベヤ26からの距離において移送ローラ40とほぼ同じ距離(高さ)に並べられている。
洗浄液絞りローラ60は、図9に示すように、ローラ本体62の外周面に螺旋状の突条64が形成され、各下側のローラ53に圧接されている
洗浄ローラ30のほぼ同じ高さに並べられた2つのブラシローラ31a、31bは、互いに逆方向に回転する。すなわち、図6おいて左側のブラシローラ31aは時計方向に、右側のブラシローラ31bは反時計方向に回転して、洗浄コンベヤ26から落下するメダルMを両者の間に挟んで下方へ送る。
ここで、左側および下側のブラシローラ31a、31cの回転速度の絶対値はそれぞれ右側のブラシローラ31bの回転速度よりも大きく設定されている。
2連の洗浄液吸着ローラ50は、各ローラ組において、上側のローラ52は反時計方向、下側のローラ53は時計方向に回転し、上下のローラ52,53間に移送ローラ40からのメダルMを挟んで下流側へ送る。上下のローラ52,53の回転速度は同じである。
そして、洗浄コンベヤ26および洗浄ローラ30、移送ローラ40、洗浄液吸着ローラ50にわたる各ローラの回転速度は、全体としてメダルMをほぼ一定速度で送るように設定され、送り速度の違いによって途中でメダルが詰まることがないようになっている。
各ローラは常時上述のように回転しており、洗浄コンベヤ26に運ばれてその高端部から落下したメダルMは、洗浄液ノズル70から洗浄液が散布されている洗浄ローラ30の2つのブラシローラ31a、31bの間(対向点F1)に入る。
ここで、メダルMは2つのブラシローラ31a、31bの間を送られる間、左側のブラシローラ31aの回転速度が右側のブラシローラ31bの回転速度よりも大きく、送り量が相対的に異なるために、2つのブラシローラ31a、31bの間でこじられるとともに、その後さらに下側のブラシローラ31cに案内されて向きを変え、右側のブラシローラ31bと下側のブラシローラ31cの間(対向点F2)へ入る。
すなわち、メダルMの一方の面に右側のブラシローラ31bのブラシ33が強く接触し、他方の面には左側のブラシローラ31aのブラシと下側のブラシローラ31cのブラシが強く接触する。この結果、メダルMは洗浄液に濡れた状態で両面ともにブラシローラのブラシ33によって充分に擦られ、確実に汚れが落とされる。
メダルMに付着した洗浄液は、相互に付勢されて上下から両面に押し付けられた吸水性の吸着層55によって吸着され、除去される。
2連の洗浄液吸着ローラ50によって2段階に洗浄液が除去されたメダルMは、洗浄液吸着ローラ50を通過した後落下して、ケースの底壁23の穴24を通って第二リフト10により揚送される。
しかも、メダルMは方向転換時の姿勢変化によってその両面に各ブラシローラのブラシ33が押し付けられるので、ブラシ33が相当磨耗しても通過経路Tの対向点F1,F2におけるブラシローラ間の間隙は厳しく管理する必要がなく、管理工程が低減するという効果を有する。
また、移送ローラ40は、円柱の外周面に軸方向所定間隔で弾性リング44を備えているので、弾性リング44に乗ったメダルMから洗浄液が滴下しやすく、洗浄液の除去が促進される。
また、洗浄ローラ30ではブラシローラの対向点F1,F2においてブラシ先端が描く外周円が互いに接するように初期設定されるものとしたが、これに限定されず、各対向点において所定の間隔を持つように設定してもよい。ただし、その際の間隙はメダルの厚さより小さい範囲とするが好ましい。
さらに、洗浄液絞りローラ60は外周面に螺旋状の突条64を有するものとしたが、突条64の代わりに螺旋状の溝としてもよい。
2 遊技機
2a メダル貸機
3 回収樋
4 メダル回収洗浄装置
5 ホッパ
6 第一リフト
7 下部タンク
7a オーバーフロー排出口
8 排出機構
8a 流入口
8b 排出口
8c 円筒体
8d 螺旋体
8e 回転軸
8f 回転駆動部
9 オーバーフロータンク
9a キャスター
10 第二リフト
10a ベルト
10b 桟
11 上部タンク
12 分配路
12a ベルトコンベヤ
12b 駆動部
13 ジョッキセット部
14 ジョッキ
20 洗浄部
21 ケース
22a、22b 側壁
23 底壁
24 穴
26 洗浄コンベヤ
27 フレーム
29 ベルト
30 洗浄ローラ
31a、31b、31c ブラシローラ
32 軸部
33 ブラシ
40、40a、40b 移送ローラ
42 ローラ本体
43 リング溝
44a、44b 弾性リング
50a、50b 洗浄液吸着ローラ
52、53 ローラ
55 吸着層
60 洗浄液絞りローラ
62 ローラ本体
64 突条
70 洗浄液ノズル
72 小孔
75 モータ
F1,F2 対向点
M メダル
T 通過経路
Claims (1)
- 複数の遊技機を並列に配置した遊技場等において、
前記遊技機の下方に設置された遊技機から溢れたメダルを回収する常時稼動状態の回収樋から回収されたメダルを受ける上方が開口したホッパと、
前記ホッパに接続されたメダルを揚送する、上下に掛け渡したベルトにメダルを載せる多数の積載部を設けた常時稼動状態の第一リフトと、
前記第一リフトにより揚送されたメダルを貯留する上方を開口した下部タンクと、
前記下部タンク下方に配置された下部タンクから溢れたメダルを貯める上方を開口したオーバーフロータンクと、
前記下部タンク下部に設けたメダルを定量排出する排出機構と、
前記排出機構に接続された、メダル通過経路が曲折するように複数のブラシローラを配置した洗浄部と、メダルに付着した水分を吸い取る乾燥部を備えた洗浄装置と、
前記洗浄装置と接続された洗浄済みメダルを揚送する上下に掛け渡したベルトにメダルを載せる多数の積載部を設けた第二リフトと、
前記第二リフトにより揚送された洗浄済みメダルを貯留する最上部に位置する上方を開口した上部タンクと、
前記上部タンク底部に配置された洗浄済みメダルを払出す分配路と、
前記分配路から排出されたメダルを供給するジョッキと、
から構成されたことを特徴とするメダル回収洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005289370A JP2007097721A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | メダル回収洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005289370A JP2007097721A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | メダル回収洗浄装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007097721A true JP2007097721A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38025252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005289370A Pending JP2007097721A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | メダル回収洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007097721A (ja) |
Citations (4)
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JP2001062136A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Oizumi Corp | 遊技媒体管理システム |
JP2001229429A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-24 | Glory Kiki Co Ltd | メダル洗浄装置 |
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JP2003190380A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Glory Kiki Co Ltd | メダル補給装置 |
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2005
- 2005-09-30 JP JP2005289370A patent/JP2007097721A/ja active Pending
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