JP4538648B2 - メダル貸出装置及びメダル貸出装置におけるメダルの貸出方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、受け入れた価値情報に基づいて所定数のメダルを貸し出すメダル貸出装置に関する。
特に、受け入れた価値情報に基づいて所定数のメダルを、指定された数に分割して貸し出すメダル貸出装置に関する。
さらに詳しくは、受け入れた価値情報に基づいて所定数のメダルを、指定された数に分割して払出すメダルを容器に収納して貸し出すメダル貸出装置に関する。
なお、本明細書で使用する「メダル」は、ゲーム機用のメダル、トークン、代用コイン等の遊技媒体の総称である。
以下、ゲーム機のメダル貸出装置を例として説明する。
【0002】
【従来の技術】
メダルの収納容器を自動的に払出部に供給し、その容器に投入金額に対応する所定数のメダルを自動的に払出して貸し出す装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2860818号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、一般的に使用されているメダルの容器は、メダル約300枚で満杯になる。
一方、メダル単価は営業的に設定されるため、投入金額に対する払出メダル数は一義的に決定される。
例えば、投入金額千円に対してメダル100枚、二千円に対し210枚、3千円に対し360枚、五千円に対し650枚に設定される。
【0005】
利用者が3人でゲーム場に入った場合、一人ずつ千円分のメダルを購入するよりも、3千円分まとめ買いした方が60枚プラスして払出される。
そのため、まとめ買いした後、手作業で120枚ずつカウントしたり、目分量で分割することが行われている。
手作業でカウントする場合、面倒であり、また、目分量の場合、分配メダル数のバラツキが発生し、不公平である。
そのため、払出されるメダルを均等に分配して貸し出すメダル貸機の出現が強く望まれている。
さらに、払出すメダル数が多くなった場合、容器から溢れることがあるため、メダルが多量になった場合においても、容器から溢れることなくメダルを払出すことができるメダル貸機の出現が望まれている。
【0006】
本発明は、この要望に基づいてなされたものである。
本発明の第1の目的は、貸し出す多量のメダルを指定された数に分割して払出すことである。
本発明の第2の目的は、貸し出す多量のメダルを指定された数の容器に分割して払出すことである。
本発明の第3の目的は、貸し出す多量のメダルを指定された数に分割して払出すと共に容器からメダルが溢れないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明にかかるメダル貸出装置は以下のように構成されている。
受け入れた価値媒体の受入金額を出力する受入ユニット、前記受入ユニットからの受入金額に相当する総払出メダル数を設定する総払出数設定ユニット、 予め設定された分割数を選択する選択ボタンの選択毎に対応する分割指示数の信号を出力する分割指示ユニット、前記総払出数設定ユニットにおいて設定された総払出数を前記分割指示ユニットからの分割指示数にて除算して整数の分割払出メダル数を分割ユニットに出力する分割払出数設定ユニット、前記メダルを収納する容器を所定位置に保持する払出部、前記分割払出数設定ユニットの出力に基づいて前記所定位置に保持された容器にメダルを1つずつ区分けして払出すメダル払出ユニット、前記メダル払出ユニットから1つずつ区分けして払出されたメダル数を検出する払出数検出ユニット、前記分割ユニットに設定された分割払出メダル数又は前記容器のフル値と前記払出数検出ユニットの検出メダル数とが一致した場合、前記メダル払出ユニットを停止する停止ユニット、前記容器のフル値と前記検出メダル数とが一致した場合、前記分割払出メダル数から前記容器のフル値を減算して新たな分割払出メダル数を前記分割ユニットに設定する残量払出ユニット、前記容器検出ユニットからの新たな存在信号及び前記残量払出ユニットからの信号に基づいて前記新たな分割払出メダル数を払出す前記メダル払出ユニット、を備えるメダル貸出装置である。
また、受け入れた価値媒体の受入金額を出力する受入ユニット、前記受入ユニットからの受入金額に相当する総払出メダル数を設定する総払出数設定ユニット、予め設定された分割数を選択する選択ボタンの選択毎に対応する分割指示数の信号を出力する分割指示ユニット、前記総払出数設定ユニットにおいて設定された総払出数を前記分割指示ユニットからの分割指示数にて除算して整数の分割払出メダル数を分割ユニットに出力する分割払出数設定ユニット、前記選択ボタンの操作に基づいてメダルを収納する容器の容器供給ユニットの分離ユニットを起動させる払出指示ユニット、前記分離ユニットによって分離された前記容器を所定位置に保持する払出部、前記払出部における前記容器を検知して存在信号を出力する容器検出ユニット、前記容器検出ユニットからの存在信号に基づいて前記所定位置に保持された容器にメダルを1つずつ区分けして払出すメダル払出ユニット、前記メダル払出ユニットから払出されたメダル数を検出する払出数検出ユニット、前記分割払出数設定ユニットによって設定された分割払出メダル数又は前記容器のフル値と前記払出数検出ユニットの検出メダル数とが一致した場合、前記メダル払出ユニットを停止する停止ユニット、前記容器のフル値と前記検出メダル数とが一致した場合、前記分割払出メダル数から前記容器のフル値を減算して新たな分割払出メダル数を前記分割ユニットに設定する残量払出ユニット、前記容器検出ユニットからの新たな存在信号及び前記残量払出ユニットからの信号に基づいて前記新たな分割払出メダル数を1つずつ区分けして払出す前記メダル払出ユニット、を備えるメダル貸出装置である。
さらに、本発明において、前記分割払出設定ユニット及び残量払出ユニットは、許容限度払出数を設定する設定手段に予め定められた前記容器の許容限度数に基づいて払出メダル数を決定することを特徴とする請求項1または2に記載したメダル貸出装置であることが好ましい。
【0008】
この構成において、受け入れた紙幣等の金額に基づいてメダルの総払出数が総払出数設定ユニットから出力される。
一方、利用者の選択に基づいて分割指示ユニットから分割指令が出力される。
分割払出数設定ユニットは、前記メダルの総払出数及び前記分割指令に基づいて、分割払出数を設定する。
払出信号に基づいてメダル払出ユニットが作動され、メダルを払出す。
【0009】
払出されたメダルは払出数検出ユニットによって検出され、払出数が前記分割払出数になった場合、メダル払出ユニットが停止され、メダル払出しが中断される。
払出されたメダルが取り出された後、手動或いは自動的に払出信号が出力され、分割払出メダル数、検出メダル数及び容器の収容メダル数に基づいて前記容器の収容メダル数を超えない範囲で新たに設定された分割払出メダル数に基づいて次の分割払出分のメダルが前述同様にメダル払出ユニットから払出される。
この工程が繰り返されて所定数に均等分割されてメダルが払出される。
結果として、総払出数を所定数に分割したメダルの払出が自動的に行われるので、手作業でカウントすることもなく、また、均等に分割されるので、利用者にとって便利なメダル貸出装置である。
【0010】
本発明において、前記分割払出数設定ユニットは、受け入れた金額に基づいてメダルの総払出数を設定する総払出数設定ユニット、前記分割指示ユニットの分割指示数に基づいて分割して払出すメダル数を出力し、前記払出数検出ユニットが前記分割払出数のメダル数を検出したとき前記メダル払出ユニットを停止するための信号を出力する分割ユニット、を含んでいることが好ましい。
【0011】
この構成において、受け入れた金額に基づいて総払出数設定ユニットがメダルの総払出数を出力し、分割指示ユニットが分割指示数を出力する。
分割払出数設定ユニットは、これらの出力に基づいて1回の払出時に払出す分割払出メダル数を出力する。
分割ユニットは、払出数検出ユニットからの払出数と分割払出メダル数とが一致したとき、停止ユニットを作動させ、メダル払出ユニットを停止する。
このように、受け入れた金額に基づいて総払出数がその都度設定されるので、メダルの換算率が変更になった場合、何ら変更することなく対処することができる。
【0012】
本発明において、さらに、前記メダル払出ユニットからのメダル払出に先立ってメダルを収納する容器を一個ずつ払出部に供給する容器供給ユニットを備えていることが好ましい。
この構成において、メダルの払出に先立ってメダル払出部にメダルを収納するための容器が自動的に供給される。
したがって、メダル払出ユニットから払出されたメダルは容器に収納されるので、利用者は容器を払出部から取り出せばよいので、利用者の利便性が高い。
【0013】
本発明において、さらに、前記メダル払出検知ユニットの所定のメダル数検出に基づいて前記払出部の容器の除去信号を出力する容器除去信号出力ユニット、前記払出部の容器の有無を検出する容器検出ユニット、前記容器検出ユニットの容器無し信号に基づいて前記容器供給ユニット及び前記メダル払出ユニットを起動する残量払出ユニットを備えていることが好ましい。
【0014】
この構成において、メダル払出検知ユニットが分割出しのメダル数を検知した場合、容器除去信号出力ユニットが除去信号を出力する。
この除去信号に基づいて表示や音声等視覚、聴覚に訴える手段によって利用者に払出部の容器の取り出しを促す。
払出部の容器が利用者によって取り出された場合、容器検出ユニットが容器無しを検出して容器無し信号を出力する。
この容器無し信号に基づいて残量払出ユニットが容器供給ユニットを作動し、自動的に容器を1個払出部に供給する。
この後、残量払出ユニットが払出信号を出力してメダル払出ユニットを起動させ、メダル残量の払出を行う。
したがって、メダル容器の取り出しに基づいて自動的に容器が供給され、さらにメダル払出が行われるので利用者にとって利便性が高い。
さらに、払出のメダル数を容器から溢れない数にセットしておくことにより、容器からメダルを溢れさせることがないので、さらに利用者の利便性が高まる。
【0015】
本発明において、さらに表示ユニットを備え、前記容器除去信号に基づいて前記表示ユニットに容器の取り出しを促す表示を行うことが好ましい。
この構成において、容器に払出されたメダルが所定量になった場合、その満杯容器の取り出しを促す表示を行うので容器取り出しが確実に行われる。
また、表示装置で促すので安価に構成できる。
【0016】
本発明において、前記払出数検出ユニットが前記メダル払出ユニットからの払出数をカウントするカウンタであることが好ましい。
この構成において、払出数検出ユニットがカウンタであるので、容器の容量が変更された場合、その払出数の設定を変更するのみで対処ができ、極めて容易に対処できる。
また、その変更機能は、ソフトウエアによって構成できるので、安価である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、第1実施例のメダル貸出装置の概要図である。
図2は、第1実施例のブロック図である。
図3は、第1実施例の作動説明用のフローチャートである。
図4は、第2実施例のメダル貸出装置の概要図である。
図5は、第2実施例のブロック図である。
図6は、第2実施例の作動説明用のフローチャートである。
【0018】
図1において、メダル貸出装置10は、その箱型の筐体12内に紙幣識別受入ユニット14、硬貨識別受入ユニット16、メダル払出ユニット18、メダルの払出部20、表示ユニット22、操作ボード24および制御ユニット26が配置されている。
紙幣識別受入ユニット14は、受入口28に挿入された紙幣の真偽を判別し、偽紙幣の場合返却し、真紙幣の場合、紙幣の金種を制御ユニット26に出力すると共に収納部(図示せず)に収納する。
硬貨識別受入ユニット16は、投入口30に投入された硬貨の真偽を判別し、偽硬貨の場合返却し、真硬貨の場合硬貨の金種を制御ユニット26に出力すると共に収納部(図示せず)に収納する。
【0019】
価値媒体の受入ユニットとして、金額情報を記憶している磁気カードやICカードの読み込み書き込みユニットを用いることができる。
また、前記価値媒体の受け入れユニットを適宜組み合わせて装着してもよい。
メダル払出ユニット18は、払出信号に基づいてメダルを一つずつ区分けして払出す機能を有している。
メダル払出ユニット18は、例えば実用新案登録第2538531号に開示された所謂コインホッパーが使用される。
【0020】
このコインホッパーは、払出したメダルのカウントのためのセンサを有しているので好ましい。
また、メダルの払出を迅速に行うため、メダル払出ユニットを複数配置することができる。
払出部20は、ほぼボックス形の凹部であり、メダル払出ユニット18から払出されたメダルがシュート32を介して供給される。
すなわち、下面、左右側面及び裏面が平板状の壁により囲われ、前面と上面が解放されたボックス34であり、シュート32は右側壁の上部に附設されている。
【0021】
シュート32から落下するメダルは、ボックス34の底壁上に堆積し、また、容器36が払出部に置かれた場合、その容器36内に供給される。
容器36は、利用者が自由に使用できるようメダル貸出装置10の側に積み重ねられている。
しかし、メダル払出ユニット18からダイレクトに払出部20の容器36内に投出してもよい。
メダルの払出数検出ユニット38は、払出部20に払出されたメダル数を検出する機能を有している。
【0022】
実施例の払出数検出ユニット38は、メダル払出ユニット18からメダルシュート32へ一つずつ払出されるメダルを光学的に検出してカウンタによってカウントする間接方式である。
このカウントは、メダル払出ユニット18が払出されたメダルに基づいて信号を出力するセンサを備えている場合、そのセンサからの信号をカウントすることによって行ってもよい。
【0023】
表示ユニット22は、利用者に対する各種メッセージを表示する機能を有し、液晶表示ユニット、CRT、蛍光表示管、プラズマディスプレイ等のドット表示ユニット等公知の表示ユニットで構成される。
操作ボード24は、利用者が価値媒体からメダルに両替する際、各種処理を開始させるゲイン機能を有している。
例えば、紙幣識別受入ユニット14および硬貨識別受入ユニット16に投入した貨幣によって両替を行うかどうか決定すると共に分割出しを行うか否かの決定ボタンを備えている。
【0024】
すなわち、ボタンスイッチ40は、分割出しを行わない一回出し選択ボタンである。
ボタンスイッチ42は、二分割出しを行う分割選択ボタンである。
ボタンスイッチ43は、両替する金額を決定するための金額決定ボタンであり、二千円、五千円及び一万円紙幣を紙幣識別受入ユニット14が受入可能である場合、両替する金額を決定する機能を有する。
したがって、金額決定ボタン43は、両替金額に応じた複数にすることができる。
【0025】
例えば、五千円紙幣が紙幣識別受入ユニット14に投入され、二千円の金額決定ボタンが押された場合、二千円に相当するメダルが払出され、図示しない紙幣払出ユニットから三千円の釣り札が払出される。
ボタンスイッチ44は、残量の払出信号を出力するための残量払出ボタンである。
ボタンスイッチ40、42、43及び44は、操作手順の理解を助けるため、発光体を内蔵し、操作が必要な場合、点灯するタイプがよい。
【0026】
しかし、操作ボード24は、キーボードやタッチパネル等を用いることができる。
容器36は、メダル貸出装置10の側に積み重ねておき、必要に応じ利用者が払出部20にセットする。
制御ユニット26は、紙幣識別受入ユニット14、硬貨識別受入識別ユニット16、操作ボード24及び払出数検出ユニット38から信号を入力して所定の演算を行い、メダル払出ユニット18及び表示ユニット22に所定の処理を行わせる。
【0027】
制御ユニット26は、マイクロプロセッサである。
次に、制御ユニット26を図2のブロック図を参照して説明する。
制御ユニット26は、少なくとも払出指示ユニット50、払出数設定ユニット52及び分割ユニット57並びに停止ユニット58を含んでいる。
払出指示ユニット50は、一回出し選択ボタン40及び分割選択ボタン42を含んでいる。
【0028】
すなわち、払出指示ユニット50は、所定数のメダルを一回で払出部20に払出すか2分割して払出すかを選択する機能を有する。
分割選択ボタン42は、分割指示ユニットである。
払出数設定ユニット52は、払出指示ユニット50の選択に基づいて受入金額に対する払出メダル数を設定する機能を有する。
本実施例においては、一回出し選択ボタン40が押された場合、千円の受入に対して100枚のメダル払出信号を出力する一回出し数設定ユニット54と、分割選択ボタン42が押された場合、二千の受入を判別して千円に対し110枚のメダル払出信号を出力する分割払出数設定ユニット56を含んでいる。
【0029】
本実施例は、千円又は二千円に対するメダル貸出に限定されているため、総払出数設定ユニットは分割払出数設定ユニット56である。
換言すると、総払出数は、分割払出数設定ユニット56の二倍に一義的に決定される。
分割ユニット57は、払出数検出ユニット38からの払出数信号と1回出し数設定ユニット54又は分割払出数設定ユニット56からの設定数が一致した場合、停止ユニット58に停止信号を出力する。
払出数検出ユニット38は、この停止信号によりリセットされる。
停止ユニット58は、前記停止信号を受けた場合、メダル払出ユニット18を停止する。
【0030】
また、前記停止信号に基づいて表示ユニット22は、払出部20からのメダルの取り出しを促す表示を行う。
また、残量払出ボタン44が押された場合、メダル払出ユニット18が起動され、メダルの払出を再開する。
メダル払出ユニット18は、これらユニットの出力に基づいてメダルの払出を行う。
【0031】
次に図3のフローチャートを参照して第1実施例の作動を説明する。
紙幣識別受入ユニット14又は硬貨識別受入ユニット16の金種判別信号に基づいて、受入口28又は投入口30に貨幣が投入されたことをステップS1において判別した場合、ステップS2に進む。
ステップS2において、表示ユニット22に受入金額を表示すると共に、選択可能な一回出し選択ボタン40及び分割選択ボタン42の発光体が点灯され、ステップS3に進む。
ステップS3において一回出し選択ボタン40が押されない場合、ステップS4に進む。
【0032】
ステップS4において、分割選択ボタン42が押されない場合、ステップS3に戻る。
受入口28又は投入口30に千円が投入され、かつ、ステップS3において一回出し選択ボタン40が押された場合、前記点灯が終了するとともに、ステップS5進む。
ステップS5において金額決定ボタン43が点灯され、ステップS6に進む。
【0033】
ステップS6において金額決定ボタン43が押されたか判定し、押された場合、ステップS7に進む。
ステップS7において、一回出し数設定ユニット54からメダル払出ユニット18と分割ユニット57に指示信号が出力される(金額決定ボタン43の点灯も終了)。
この指示信号によりステップS8において、分割ユニット57が受け入れた金額千円に対応して100に設定されると共にメダル払出ユニット18が起動し、メダルの払出を開始する。
【0034】
払出されたメダルは、シュート32に落下した後、シュート32上を滑って払出部20に払出される。
払出数検出ユニット38はシュート32に落下するメダルを検知し、ステップS9においてカウントアップする。
分割ユニット57はステップS10において、払出数検出ユニット38のカウント値と一回出し設定ユニット54の設定数と比較し、同じになった場合ステップS11に進む。
【0035】
ステップS11においてメダル払出ユニット18が停止され、払出処理が終了する。
二千円が紙幣識別受入ユニット14に二千円が投入され、分割選択ボタン42が押されたケースを説明する。
分割選択ボタン42が押された場合、ステップS4からステップS12に進む。
ステップS12に進む途中において、金額決定ボタン43が点灯される。
【0036】
ステップS12において、金額決定ボタン43が押された場合、ステップS13に進む。
ステップS13において、分割払出数設定ユニット56が払出数110を出力し、ステップS14に進む。
ステップS14において、メダル払出ユニット18が起動され、分割ユニット57に払出数110が設定される。
メダル払出ユニット18から払出されたメダルはステップS15において前述のようにカウントされ、ステップS16において設定数110と比較される。
【0037】
カウント数が110になった場合、ステップS17に進み、メダル払出ユニット18を停止する。
前記メダル払出停止と共に、表示ユニット22に払出部20からのメダルの取り出した後、残量払出ボタン44のプッシュを促す表示を行う。
この後、ステップS18において払出が一回目かどうか判別し、一回目の場合、ステップS19に進む。
ステップS19に進む途中で残量払出ボタン44が点灯される。
一回目でない場合、換言すれば、二回目の場合、処理を終了する。
【0038】
一回目の場合、利用者は、払出部20からメダルを取りだし、残量払出ボタン44を押す。
ステップS19において、残量払出ボタン44が押されたかどうか判別する。
残量払出ボタン44が押された場合、ステップS14に戻り、前述同様ステップS17へ進み、メダルを払出してメダル払出ユニット18を停止する。
次にステップS18において1回目かどうか判定するが、二回目であるので処理を終了する。
第1実施例において、メダルの払出を二分割する例を説明したが、三分割以上にすることができる。
この場合、当然ながら分割ボタンを分割数に対応して設ける必要がある。
【0039】
次にメダルを収容するための容器の自動補給ユニットを備えた第2実施例を説明する。
第1実施例と同一部には同一符号を付し、説明を省略する。
容器供給ユニット60は、供給信号に基づいて、メダルを収納するバケット形のメダル収納容器36を自動的に一つずつ払出部20に供給する機能を有している。
このため、容器36が積み重ねられた容器保留部62と、その積み重ねられた最下の容器36を区分けし、払出部20へ供給する分離ユニット64とを有する。
【0040】
容器供給ユニット60は、払出部20の上方に配置されており、分離ユニット64によって落下させられた容器36は、垂直落下し、ボックス34の底で受け止められる。
したがって、容器36が所定の位置に落下し、かつ、保持されるよう、案内装置や衝撃緩和装置を附設することができる。
分離ユニット64は、例えば前記特許第2860818号に開示された装置を用いるのがよい。
ボックス34の側壁に、払出部20における容器36の有無を検出する容器検出ユニット66が取り付けられている。
【0041】
この容器検出ユニット66は、容器36の有無を検出する機能を有していれば、光電式、機械式、音波式等何れの方式でもよい。
本実施例の操作ボード24には、選択ボタン40及び42に加え、3分割ボタン65と4分割ボタン67が配置されている。
分割は、五分割以上にすることができる。
制御ユニット68は、第1実施例同様マイクロコンピュータであり、図5に示すブロック回路の機能が組み込まれている。
【0042】
次に図5に示すブロック回路を説明する。
受入金額判別ユニット70は、紙幣識別受入ユニット14及び硬貨識別受入ユニット16で受け入れた貨幣の価値を判別し、総受入金額を総払出数設定ユニット72に出力する。
総払出数設定ユニット72は、換算率設定ユニット74に設定された換算率及びボーナス設定ユニット76に設定された金額毎の付加枚数に基づいて受入金額に対する総払出メダル数を分割払出設定ユニット78に出力する。
なお、ボーナス設定ユニット76は、設けないことができる。
分割払出設定ユニット78は、分割指示ユニットである操作パネル24上の選択されたボタンに応じた分割数を分割払出数設定ユニット78に出力する。
【0043】
換言すれば、選択ボタン40が押された場合、分割数1、選択ボタン42が押された場合分割数2、選択ボタン64が押された場合分割数3、選択ボタン67が押された場合分割数4の信号が出力される。
分割払出数設定ユニット78は、前記分割数信号を受けて、総払出数設定ユニット72からの総払出数を除算し、分割ユニット57へ出力する。
総払出数を分割数で除算した値が整数にならない場合、繰り上げ或いは繰り下げ処理をして分割払出数が整数になるようにする。
【0044】
前記選択ボタンの操作に基づく分割数の出力に基づいて、払出指示ユニット52は容器供給ユニット60の分離ユニット64に起動信号を出力する。
容器36が払出部20に供給され、容器検出ユニット66からの検出信号に基づいて払出指示ユニット52はメダル払出ユニット18に起動信号を出力する。
払出指示ユニット52は、容器検出ユニット66の容器無し出力に基づいて分離ユニット64及びメダル払出ユニット18に起動信号を出力する。
【0045】
残量払出ユニット80は、容器検出ユニット66から払出部20における容器36の無し信号を受信した場合、最初に容器供給ユニット60すなわち分離ユニット64を作動させて容器36を払出部20に一個落下させる。
次いで払出指示ユニット52を介してメダル払出ユニット18を作動させ、払出残のメダルを払出部20の容器36に払出す。
総払出数設定ユニット72、分割払出数設定ユニット78、分割ユニット57、停止ユニット58及び残量払出ユニット80が制御ユニット68であり、ソフトウエアで構成されている。
【0046】
次に第2実施例の作用を図6のフローチャートを参照して説明する。
稼働に先立ち、換算率設定ユニットに、換算率0.1、換言すれば千円に対しメダル100枚、ボーナス設定ユニット76に、二千円に対しメダル30枚、三千円に対しメダル60枚、四千円に対しメダル120枚及び五千円に対しメダル200枚のボーナスを設定する。
換言すれば、千円投入した場合メダル総払出数は100枚、二千円投入した場合230枚、三千円投入した場合360枚、四千円投入した場合520枚、五千円投入した場合700枚のメダルが払出される。
また、容器36のフル値が300枚に設定される。
【0047】
メダルへの両替に先だって、紙幣識別受入ユニット14および、または硬貨識別受入ユニット16に貨幣が投入され、ステップS21において紙幣受入を検知した場合、ステップS22に進み、受入金額を表示ユニット22に表示すると共に選択可能な選択ボタン内の発光体を発光する。
例えば、一万円投入した場合、表示ユニット22に一万円が表示され、かつ、選択ボタン40、42、65及び67の発光体が発光される。
利用者は、選択ボタン40、42、65及び67のうち購入希望の選択ボタンを押す。
例えば、三分割の選択ボタン65を押す。
ステップS23において、選択ボタン65の選択を判別した場合、ステップS24に進み、選択されたボタン64のみ点灯を継続し、他の発光体を消灯する。
次にステップS25において、金額決定ボタン43が押されたか判定する。
【0048】
例えば、三千円の金額ボタン43が押された場合、受入金額判別ユニット70は金額信号を総払出設定ユニット72に出力する。
なお、つり札七千円は、図示しない払出ユニットから払出される。
次にステップS26において、総払出数設定ユニット72は360枚の払出信号を分割払出数設定ユニット78に出力する。
選択ボタン65が押された場合、換言すれば、総払出枚数を三分割する場合、ステップS27において、分割払出数設定ユニット78は360を3で除して一分割分の払出枚数を120に設定し、分割ユニット57に出力する。
【0049】
分割ユニット57への出力に基づいて、払出指示ユニット52が容器供給ユニット60に容器36の供給信号を出力する。
この供給信号に基づいてステップS28において分離ユニット64が作動され、容器保留部62の最下の容器36を払出部20に供給する。
すなわち、最下の容器36のみが分離ユニット64によって落下されるので、落下した容器36は、図示しないガイド装置によって案内されて払出部20の所定位置に供給される。
【0050】
次にステップS29に進み、容器検出ユニット66からの容器36の存在信号を判定する。
容器存在信号が無い場合、ステップS30に進み、分離ユニット64の作動から所定時間経過したか判断する。
ステップS30において、所定時間経過した場合、換言すれば分離ユニット64が作動した後所定時間経過しても容器36が払出部20に存在しない場合、表示ユニット22にエラー表示をし、全ての処理を中断する異常処理を行って待機状態になる。
【0051】
ステップS29において容器36が存在する場合、ステップS31に進み払出指示ユニット52がメダル払出ユニット18を作動させる。
これにより、メダル払出ユニット18は、メダルを一個ずつ区分けしてメダルシュート32に払出す。
【0052】
メダルシュート32に落下したメダルは、メダルシュート32を滑落して払出部20の容器36内に落下する。
このメダルの払出と並行してメダル払出ユニット18から払出されるメダルを払出数検出ユニット38で検出して制御ユニット68内のソフトカウンタでカウントし、容器36へのメダル払出数を検出する。
【0053】
次にステップS32において、前記カウント値がフル値の300と比較される。
メダル120枚の場合、当然300以下であるので、ステップS33に進む。
ステップS33において、ステップS27で設定された分割払出数120と比較される。設定数に満たない場合、ステップS32に戻り、払出を継続する。
ステップS33において、カウントが設定数の120と一致したとき、ステップS34に進む。
【0054】
ステップS34において、メダル払出ユニット18を停止し、一分割目の払出処理が終了する。
次にステップS35において、ステップS26で設定された総払出枚数と比較され、総払出枚数よりも少ない場合、ステップS36に進む。
ステップS36において、表示ユニット22に払出部20から容器36の取り出しを促す表示及び、又は音を発する。
【0055】
容器除去信号出力ユニットは、このステップS36である。
利用者が、払出部20から容器36を取り出した場合、容器検出ユニット66は容器無し信号を出力する。
ステップS37において、容器無し信号を判定した場合、ステップS38に進む。
容器無し信号を受信しない場合、ステップS39に進み、所定時間計時する。
この所定時間の間に前記容器無し信号が出力されない場合、前記異常処理を行う。
【0056】
ステップS37において容器無し信号を判定した場合、ステップS38において表示部22の容器取り出し表示を終了し、ステップS28に戻る。
ステップS28において再び、分離ユニット64を作動させて、容器36を払出部20に供給した後、ステップS29において容器36の存在を判別した後、ステップS31でメダル払出ユニット18を作動させてメダルを払出し、ステップS32でフル枚数と比較した後、ステップS33において分割払出枚数と比較する。
二分割目であるため、分割払出枚数よりも少ないのでステップS32に戻り、メダル払出を継続する。
【0057】
ステップS33において分割払出数に達した場合、前述のようにステップS34に進み、メダル払出ユニット18を停止した後、ステップS35に進み、総払出枚数との比較を行う。
この場合、未だ総払出枚数に達しないのでステップS36に進み、容器36の取り出しを促す表示等を行う。
ステップS37で容器検出ユニット66からの容器なし信号に基づいてステップS38に進んで容器取り出し表示を終了した後、再々度ステップS28に戻り、分離ユニット64を作動させて払出部20に容器36を供給する。
その後前述のようにメダル払出ユニット18からメダル払出をおこなう。
ステップS35おいて総払出数360に一致した場合、メダル払出を終了する。
【0058】
次に、3000円で一回出しの選択スイッチ40が押されたケースを説明する。
前記説明と同様に、ステップS26において、払出枚数が360枚に設定される。
さらに、ステップS27において、分割数1で除した分割払出数が設定される。
したがって、総払出枚数と分割払出枚数とは同一である。
そして前述同様ステップS28で分離ユニット64が作動されて容器36が払出部20に供給された後、ステップS31でメダル払出ユニット18が作動されてメダルが容器36に払出される。
【0059】
ステップS32において、払出数検出ユニット38のカウント値がフル値である300になった場合、ステップS40に進む。
ステップS40において、総払出枚数360からフル枚数の300を減算して残払出枚数60を分割払出数に設定する。
この後、ステップS41においてメダル払出ユニット18を停止し、ステップS36において容器取り出し表示を行い、次いでステップS37で容器無し信号が出力された場合、ステップS38で容器取り出し表示を終了してステップS28に戻る。
【0060】
そして再び分離ユニット64を作動させて容器36を払出部20に供給した後メダル払出ユニット18を作動させてメダルを払出す。
次にステップS33において、払出数が60になった場合、ステップS34に進んでメダル払出ユニット18を停止する。
これにより、払出されたメダルは、受入許容限度である300枚と60枚に自動的に分割されて容器36に払出される。
次にステップS35において総払出枚数と払出数が同一であるので払出処理を終了する。
【0061】
4分割の選択ボタン67が押された場合、前述の3分割と同様に4分割されて容器36にメダルの払出が行われる。
また、五千円が投入された場合、総払出枚数は720枚であり、二分割の選択ボタンが押された場合、360枚ずつ分割払出が行われる。
この場合、払出数検出ユニット38のカウント値が300になった場合、フル枚数であるため、前述同様一回目の払出が中断され、次に補給された容器36に残りの60枚が払出される。
次に供給された容器36に二回目の300枚が払出された後、新たに供給された容器36に残りの60枚が払出されて払出を終了する。
【0062】
上記実施例のように、払出数検出ユニット38をメダル払出ユニット18から払出されるメダルのカウンタで構成した場合、容器36のフル値をデジタルできめ細かに設定できるので、いたずらに容器の取り出し処理を増加することがないと共に毎回同一数のメダルを容器に払出すことができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明は、総払出数を所定数に分割したメダルの払出が自動的に行われるので、手作業でカウントすることもなく、また、均等に分割されるので、利用者にとっても便利なメダル貸出装置である。
また、受け入れた金額に基づいて総払出数がその都度設定されるので、メダルの換算率が変更になった場合などの対応が容易である。
また払出すメダルが多量であってもそのメダルは、1回当たりの払出枚数の制限のもとで払出動作を行うことで分けて払出しができ、かつ払出部や容器からメダルを溢れさせないで、全てのメダルを払出せる。
さらに、メダル払出ユニットから払出されたメダルは容器に収納されるので、容器を払出部から取り出せばよいので、利用者の利便性が高い。
【0064】
さらにまた、メダル容器の取り出しに基づいて自動的に容器が供給され、残りのメダル払出が行われるので利用者にとってより利便性が高い。
さらに、容器に払出されたメダルが所定量になった場合、その満杯容器の取り出しを促す表示を行うので容器取り出しが確実に行われ、かつ、表示ユニットで促すので安価に構成できる。
また、メダル払出検出ユニットがカウンタであるので、容器の容量が変更された場合、その払出数の設定を変更するのみでメダルが容器から溢れないよう変更ができ、極めて容易に変更できる。
さらに、その変更はソフトウエアによって構成できるので、安価である。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施例のメダル貸出装置の概要図である。
【図2】図2は、第1実施例のブロック図である。
【図3】図3は、第1実施例の作動説明用のフローチャートである。
【図4】図4は、第2実施例のメダル貸出装置の概要図である。
【図5】図5は、第2実施例のブロック図である。
【図6】図6は、第2実施例の作動説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
18 メダル払出ユニット
20 払出部
22 表示ユニット
24、52 分割指示ユニット
36 容器
38 払出数検出ユニット
56、78 払出数設定ユニット
57 分割ユニット
58 停止ユニット
60 容器供給ユニット
66 容器検出ユニット
56、72 総払出数設定ユニット
80 残量払出ユニット
S36 容器除去信号出力ユニット
Claims (3)
- 受け入れた価値媒体の受入金額を出力する受入ユニット(14、16)、
前記受入ユニットからの受入金額に相当する総払出メダル数を設定する総払出数設定ユニット(72)、
予め設定された分割数を選択する選択ボタン(40、42、65、67)の選択毎に対応する分割指示数の信号を出力する分割指示ユニット(42)、
前記総払出数設定ユニットにおいて設定された総払出数を前記分割指示ユニットからの分割指示数にて除算して整数の分割払出メダル数を分割ユニット(57)に出力する分割払出数設定ユニット(78)、
前記メダルを収納する容器を所定位置に保持する払出部(20)、
前記分割払出数設定ユニットの出力に基づいて前記所定位置に保持された容器にメダルを1つずつ区分けして払出すメダル払出ユニット(18)、
前記メダル払出ユニットから1つずつ区分けして払出されたメダル数を検出する払出数検出ユニット(38)、
前記分割ユニットに設定された分割払出メダル数又は前記容器のフル値と前記払出数検出ユニットの検出メダル数とが一致した場合、前記メダル払出ユニットを停止する停止ユニット(58)、
前記払出部における前記容器を検知して存在信号を出力する容器検出ユニット(66)、
前記容器のフル値と前記検出メダル数とが一致した場合、前記分割払出メダル数から前記容器のフル値を減算して新たな分割払出メダル数を前記分割ユニットに設定する残量払出ユニット(80)、
前記容器検出ユニットからの新たな存在信号及び前記残量払出ユニットからの信号に基づいて前記新たな分割払出メダル数を払出す前記メダル払出ユニット、
を備えるメダル貸出装置。 - 受け入れた価値媒体の受入金額を出力する受入ユニット(14、16)、
前記受入ユニットからの受入金額に相当する総払出メダル数を設定する総払出数設定ユニット(72)、
予め設定された分割数を選択する選択ボタン(40、42、65、67)の選択毎に対応する分割指示数の信号を出力する分割指示ユニット(42)、
前記総払出数設定ユニットにおいて設定された総払出数を前記分割指示ユニットからの分割指示数にて除算して整数の分割払出メダル数を分割ユニット(57)に出力する分割払出数設定ユニット(78)、
前記選択ボタンの操作に基づいてメダルを収納する容器(36)の容器供給ユニット(60)の分離ユニット(64)を起動させる払出指示ユニット(52)、
前記分離ユニットによって分離された前記容器を所定位置に保持する払出部(20)、
前記払出部における前記容器を検知して存在信号を出力する容器検出ユニット(66)、
前記容器検出ユニットからの存在信号に基づいて前記所定位置に保持された容器にメダルを1つずつ区分けして払出すメダル払出ユニット(18)、
前記メダル払出ユニットから払出されたメダル数を検出する払出数検出ユニット(38)、
前記分割払出数設定ユニットによって設定された分割払出メダル数又は前記容器のフル値と前記払出数検出ユニットの検出メダル数とが一致した場合、前記メダル払出ユニットを停止する停止ユニット(58)、
前記容器のフル値と前記検出メダル数とが一致した場合、前記分割払出メダル数から前記容器のフル値を減算して新たな分割払出メダル数を前記分割ユニットに設定する残量払出ユニット(80)、
前記容器検出ユニットからの新たな存在信号及び前記残量払出ユニットからの信号に基づいて前記新たな分割払出メダル数を1つずつ区分けして払出す前記メダル払出ユニット、
を備えるメダル貸出装置。 - 前記分割払出設定ユニット及び残量払出ユニットは、許容限度払出数を設定する設定手段に予め定められた前記容器の許容限度数に基づいて払出メダル数を決定することを特徴とする請求項1または2に記載したメダル貸出装置。
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