JP5125588B2 - 金銭処理装置 - Google Patents

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本発明は、スーパーマーケットのPOS(Point Of Sales)レジなどに接続されて使用される金銭処理装置に関するものであり、特に、投入された貨幣を収納庫に収納するとともに、出金指示により収納庫から釣銭を出金する一方で、収納庫における貨幣の収納状況に関する情報を表示する表示部を備えた金銭処理装置に関する。
従来、スーパーマーケットなどのPOSレジに接続され、買い物客からの預かり金の入金および釣銭の出金を行う金銭処理装置が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。この金銭処理装置は、投入された貨幣を収納庫に収納する一方で、出金指示により収納庫から釣銭を出金するものである。
このような金銭処理装置では通常、収納庫の貨幣収納枚数が貨幣収納可能枚数に到達すると、その収納庫がフル(満杯)状態となるので入金機能が停止される。金銭処理装置を釣銭の出金が主体の釣銭機として運用する場合は、釣銭の出金が可能であれば入金(収納)機能は滞っても大きな問題とはならない。これは、お客からの預かり金の計数が担当者による暗算で行われ、上位機であるPOSレジへの金額の入力は手打ちで行えば解決できるからである。しかし、より厳正にレジ業務の機械化を行う場合は、預かり金の計数および金額の入力も機械(金銭処理装置)にて行う必要がある。
このように、入金機能が停止することはレジ業務が停止することを意味している。このため、上記の従来の金銭処理装置には、入金機能を停止させないようにすることが求められていた。ここで、従来の金銭処理装置には、収納庫のフル状態の解除を行う解除手段を具備しているものがあるが、このフル状態の解除を行うには取り扱いマニュアルやハンドブックの熟知が必要であるので、不慣れな担当者には難しい。また、このような担当者を管理する管理者の負担も大きいという問題があった。さらに、貨幣収納枚数を計数するセンサの汚れや劣化も入金機能の停止に結びつく事象であることから、担当者が容易にセンサの清掃等を行えることが求められていた。
これに対し、例えば特許文献3に示すように、マニュアルなどを熟知していなくても余剰金の回収や不足金の補充、さらにはセンサの清掃や交換などを担当者が容易に実行することができる装置が本願発明者の一人によって提案されている。
特許文献3に示される装置では、収納庫の貨幣の金種毎の収納状況が7セグメントのLED表示部に表示されるようになっている。例えば1000円紙幣について見ると、収納枚数が1〜20枚の範囲にあってニアエンプティ(少なめ)と判断される場合には、7セグメントのLED表示部における下段の横棒は点滅状態になる。また、21〜60枚の適量(少)の場合には同下段の横棒が点灯状態に、61〜110枚の適量(中)の場合には下段と中断の横棒が点灯状態に、111〜220枚の適量(多)の場合には下段と中断と上段の3本の横棒が点灯状態に、221〜250枚のニアフルおよびフル(多すぎ)の場合には下段と中断と上段の3本の横棒が点滅状態になる。また、収納枚数0のエンプティ(無し)は数字の0のセグメント表示となる。
特開平11−306416号公報 特開平10−334313号公報 特開2008−3832号公報
ところで、上記の特許文献3の装置において、例えば1000円紙幣の場合、ニアエンプティ(少なめ)の収納状況は1〜20枚の範囲に設定されている。したがって、収納庫の1000円紙幣の在高枚数が1枚の場合であっても20枚の場合であっても7セグメントのLED表示部には下段の横棒が同じように点滅状態に表示されるだけであり、表示状態に差がない。このため、ニアエンプティ状態にあるときに出金が急増して収納庫の在高枚数が1枚近くまで減ると、7セグメントの表示がニアエンプティ状態表示からエンプティ状態表示へと突然切り替わり、釣銭払い出しなどの出金機能が突然停止してレジ業務が中断してしまうおそれがある。
このように、ニアエンプティ側は出金機能の停止に結びつく重要な領域であるにもかかわらず、担当者は収納庫内の実収納枚数を把握しづらく、いつエンプティ状態になるのかを予測することは困難であった。このため、貨幣の補充操作など出金機能停止を回避するためのアクションを開始するタイミングの見極めが難しいなど、次のアクションへの準備行動がとりにくいという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、エンプティに近いニアエンプティ状態にある金種の実収納枚数を把握し易くした金銭処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る金銭処理装置は、投入口に投入された貨幣を金種毎に鑑別して計数し、前記金種毎に設けられた収納庫または混合金種の収納庫に収納する一方で、制御部からの出金指示に基づいて金種および枚数を決定して前記収納庫から釣銭を出金し、前記収納庫の前記貨幣の収納状況に関する情報を表示して所要のガイダンスを行う操作表示部を備える金銭処理装置において、前記操作表示部は、前記貨幣の金種毎に設けられ、前記収納庫における前記貨幣の金種毎の収納状況を表示する7セグメント表示器を備え、前記7セグメント表示器は、前記収納庫における前記貨幣の少なくとも一つの金種の収納枚数が一桁の数である場合には、前記収納庫における収納枚数が一桁の数である前記金種の前記収納枚数を表示し、前記収納庫における前記貨幣の少なくとも一つの金種の収納枚数が一桁の数でない場合には、前記収納枚数に応じた図柄を表示することを特徴とする。
本発明に係る金銭処理装置によれば、操作表示部が、エンプティに近いニアエンプティ状態にある金種の貨幣の収納枚数を表示する枚数表示モードを有するので、担当者はニアエンプティ状態にある金種の実収納枚数を容易に把握することができるとともに、いつエンプティ状態になるのかを予測することが容易となる。このため、担当者は貨幣の補充操作など出金機能停止を回避するためのアクションなどの次の準備行動を取り易くなる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る金銭処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る金銭処理装置の概略的な外観を示す斜視図である。図2の(a)は図1の概略の上面図、(b)は概略の正面図である。
図1および図2に示すように、この金銭処理装置100は、紙幣の収納庫を有する紙幣部1と硬貨の収納庫を有する硬貨部2とから構成され、不図示の上位機器であるPOSレジと情報をやり取りする伝送部3と、必要な情報を記憶する不図示のメモリ(記憶媒体)と、不図示の制御部とを有している。また、金銭処理装置100は、上記収納庫の貨幣(紙幣および硬貨)の収納状況に関する情報を表示して所要のガイダンスを行う操作表示部4を備える。
紙幣部1には、紙幣投入口5および紙幣出金口6が設けられ、硬貨部2には硬貨投入口7、硬貨出金口8および硬貨入金キャンセル口11が設けられている。また、金銭処理装置100は、1万円札紙幣を回収するための万券回収庫9、上記メモリの記憶情報を変更するための外部コネクタ10を備える。
上記伝送部3は、操作表示部4に表示もしくは音声出力する情報をPOSレジから受け取る。また、操作表示部4に表示もしくは音声出力する情報を記憶するメモリは金銭処理装置100内になくてもよく、外部のUSBメモリなどから外部コネクタ10を通して情報を入力するようにしてもよい。
金銭処理装置100は、紙幣投入口5および硬貨投入口7から投入された貨幣を金種毎に鑑別して計数し、金種毎に設けられた収納庫もしくは混合金種の収納庫に収納し、POSレジからの出金指示に基づいて金種および数を決定して上記収納庫から釣銭を出金する入出金機である。伝送部3は上記出金指示金額と預かり金金額をPOSレジから受け取り、預かり金金額を受け取ると入金許可状態とし、紙幣投入口5および硬貨投入口7に投入された貨幣をPOSレジから受け取った預かり金金額と照合する。また操作表示部4は、上記預かり金金額を表示し、預かり金金額の表示から貨幣の入金計数毎に減算表示する。
図3は、金銭処理装置100の操作表示部4の外観構成を示す図である。この操作表示部4は、金種毎の貨幣の収納状況を表示する7セグメントのLED表示器4aと、その貨幣の収納状況に関する情報および他の必要な情報を文章で表示するLCD表示器4bとを備えており、それらの情報を音声出力することも可能である。そして、紙幣部1および硬貨部2の収納庫の貨幣収納枚数が予め設定した所定の枚数以上あるいは以下になったときにその情報を表示するかもしくは音声出力する。
また、操作表示部4は、図3に示すように、表示もしくは音声出力すべき情報があることを示すヘルプランプ4c(表示器)と、その情報を表示もしくは音声出力させるヘルプスイッチ4d(出力スイッチ)とを有している。さらに、操作表示部4は、紙幣部1および硬貨部2の収納庫の貨幣収納枚数が予め設定した所定の枚数になったときに余剰金回収動作を実行するための回収スイッチ4eと、不足金補充動作を実行するための補充スイッチ4fと、これら動作の実行を許可するかしないかを設定する設定スイッチ4gおよび実行するための実行スイッチ4hとを有している。
次に、この金銭処理装置100の制御部の構成について説明する。
図4は、金銭処理装置100の制御部12の構成例を示すブロック図である。金銭処理装置100の制御部12は、入金判別センサ14および出金判別センサ16に接続された金種判別部18と、プロセッサ(CPU)20と、メモリ22と、搬送モータ24を制御駆動する搬送制御部26とを備えている。さらに制御部12は、操作表示部4の表示内容を制御する表示制御部28と、操作表示部4からの操作信号を受け取る入力制御部30とを備えている。
メモリ22は、1000円紙幣枚数カウンタ、5000円紙幣枚数カウンタ、1万円紙幣枚数カウンタなどの取り扱う金種分の在高カウンタなどの収納状況に関する情報や、操作表示部4に表示もしくは音声出力する情報を有している。制御部12は、伝送部3を介して上位機器としてのPOSレジ32に接続されている。
搬送制御部26は、プロセッサ20が紙幣投入口5および硬貨投入口7の近傍に設けられた図示しない投入検知センサからの貨幣投入検知を受けたときや、POSレジ32から釣銭の払出し指令があったとき、搬送モータ24を起動するよう制御し、貨幣を搬送する。金種判別部18は、流通している貨幣の金種を判別する機能を有している。この金種判別部18は入金時に入金判別センサ14が検出した貨幣の金種を判別し、その判別結果をプロセッサ20に送る。プロセッサ20はその判別結果を受けてメモリ22の該当する金種のカウンタに送り、+1の加算をする。金種判別部18はまた、出金判別センサ16が収納庫から繰り出された貨幣を検出したとき、その金種を判別し、プロセッサ20に送る。プロセッサ20はその判別結果をメモリ22に送り、該当する金種のカウンタに対して−1の減算をする。
これにより、紙幣投入口5および硬貨投入口7を通じて入出金された貨幣の枚数は、メモリ22にて金種毎に管理されていることになる。また、メモリ22に予め収納庫内の金種毎の初期の在高枚数および収納限界枚数を設定しておくことにより、現時点における金種毎の在高枚数および収納限界までの残り枚数が常時把握されることになる。
プロセッサ20は、メモリ22からの信号を受けて収納庫の貨幣収納枚数と貨幣収納可能枚数とを比較し、貨幣収納枚数が貨幣収納可能枚数に到達した時点でその収納庫の金種のみ貨幣の受付を禁止するように制御する。また、収納庫の金種毎の貨幣収納枚数と出金指示金額に対応する金種毎の出金指示枚数とを比較し、いずれかの金種の収納枚数がその金種に対応する出金指示枚数を下回った時点でその金種による貨幣の出金を禁止するように制御する。この場合、プロセッサ20は、表示制御部28を介して、操作表示部4が貨幣の収納状況に関する情報および他の必要な情報を表示もしくは音声出力するように制御する。さらに、プロセッサは、表示制御部28を介して、操作表示部4が収納庫の貨幣収納枚数を計数するセンサの清掃および交換が必要になったときにその情報を表示するかもしくは音声出力するかの少なくともいずれかの制御を行う。また、入力制御部30は、操作表示部4の回収スイッチ4eと、補充スイッチ4fと、設定スイッチ4gおよび実行スイッチ4hなどのスイッチに対する操作信号を受け取り、この信号をプロセッサ20に送る。プロセッサ20はこれら信号に基づいて搬送制御部26や表示制御部28などの制御を行う。
表示制御部28は、収納庫における金種の在高枚数が1〜9枚のニアエンプティの場合に、この枚数を操作表示部4に点滅表示させる枚数表示モードと、従来のように下段横棒を操作表示部4に点滅表示させる図柄表示モードとを有しており、これら表示モードは、操作表示部4の設定スイッチ4gの操作を通じて予め切替可能にされている。なお、この表示モードは、上位機器であるPOSレジ(不図示)からのコマンドによっても切替可能にされている。この場合、例えば、表示モードが予め枚数表示モードに設定されている場合には、収納庫における金種の在高枚数が1〜9枚になると操作表示部4はこの枚数を点滅表示する。一方、表示モードが予め図柄表示モードに設定されている場合には、在高枚数が1〜9枚であっても操作表示部4は従来のように下段横棒を点滅表示する。
次に、上記構成の金銭処理装置100の基本的な動作について説明する。ここでは、入金先行動作時の貨幣の受け渡しについて説明する。また、操作表示部4における表示モードは、枚数表示モードに予め設定されているものとする。
(1)お客の買い上げ品の登録(スキャン)が終了すると、POSレジは合計額を計算し、POSレジの表示部に表示する。通常は、レジ担当者がその金額を読み上げ、お客は買い上げ額以上の貨幣を預かり金としてレジ担当者に渡す。
(2)レジ担当者は、預かり金金額を読み上げるとともに、金銭処理装置100に入金する。金銭処理装置100は、その入金額を計数し、その後POSレジに入金合計金額を通知する。レジ担当者は、お客に金銭処理装置100が計数した入金額を読み上げ、納得していただく。
(3)POSレジは、「釣銭金額」=「預かり金金額(金銭処理装置100より通知された金額)−買い上げ額」を計算し、金銭処理装置100に通知する。
(4)金銭処理装置100は、受け取った金額に従い、各貨幣の金種および枚数を計算し、釣銭を出金する。
(5)レジ担当者は、レシートおよび上記金銭処理装置100から出金された釣銭をお客に渡す。
以上で、貨幣の受け渡しが終了するが、釣銭機としても用いられる金銭処理装置100においては、(4)の動作において収納庫内の貨幣の在高が不足すれば釣銭の出金ができなくなってレジ機能が停止することになる。そこで、本発明に係る金銭処理装置100では、収納庫内のいずれかの金種の在高がエンプティ近くになった場合に、その金種の実際の在高枚数を表示する。こうすることによってレジ担当者はエンプティ近くになった金種の貨幣の実枚数を把握することができるので、貨幣の補充操作等に対する準備行動をとりやすくなる。
図5は、枚数表示モードにおける操作表示部4の収納庫の貨幣収納枚数に応じた収納状況の表示例を示す図である。この収納状況は、操作表示部4のLED表示器4aに貨幣の金種毎に設けられた7セグメントのLEDの表示によって示される。7セグメントにおける「1」〜「9」の点滅表示は、対応する金種における実際の在高枚数を示しており、例えば「1」の点滅表示は収納庫におけるその金種の残り枚数が1枚であることを示し、「9」の点滅表示は残り枚数が9枚であることを示している。この一桁数字の表示は在高枚数の減少と共にカウントダウンする。
また、7セグメントのLEDにおいて、下段の横棒の点滅状態は残り枚数が10枚以上のニアエンプティ(少なめ)を表している。同下段の横棒の点灯状態は適量(少)を、下段と中断の横棒の点灯状態は適量(中)を、下段と中断と上段の3本の横棒の点灯状態は適量(多)をそれぞれ表し、下段と中断と上段の3本の横棒の点滅状態はニアフル&フル(多すぎ)を表している。また、収納枚数0のエンプティ(無し)は数字の0のセグメント表示となる。
図6は、枚数表示モードにおける操作表示部4の貨幣毎の収納枚数と表示の対応の表示例を示す図である。ここでは、上述のエンプティ、ニアエンプティ、適量、ニアフル、フルに対する収納枚数とヘルプランプ4cを点滅させる枚数のマトリックス表として示している。例えば、ヘルプランプ4cはフル枚数(収納可能枚数上限)までの入金可能枚数が10枚未満になった場合や、エンプティまでの出金可能枚数が10枚未満になった場合に点灯するように設定している。すなわち、貨幣収納枚数がエンプティに対して予め設定しておいた枚数分加算した枚数に到達した場合や、貨幣収納枚数が収納可能枚数上限に対して予め設定しておいた枚数分差し引いた枚数に到達した場合に、不足金補充や余剰金回収を促すためにヘルプランプ4cを点滅させる。例えば1000円紙幣について余剰金を回収する場合には、通常預かり枚数の平均が1.5枚であれば、約6枚が取引き分となる。
図7は、操作表示部4の待機時の表示例を示す図である。LED表示器4aには上記の各金種毎の収納状況が表示され、LCD表示器4bには直近の取引きにおける入金金額と出金金額が表示される。また、ガイダンス事項が発生するとヘルプランプ4cが点灯あるいは点滅する。
次に、操作表示部4のガイダンス内容が不足金補充の実行指示待ちのときに、補充スイッチ4fの押下により不足金補充処理を実行する場合の動作について説明する。図8は、枚数表示モードにおける操作表示部4の不足金補充時の表示例を示す図である。この例では、1000円紙幣を補充する場合を示している。
1000円紙幣のニアエンプティが発生し、その収納枚数が10枚未満になると(図6参照)、1000円紙幣に対応する7セグメントの表示部4aに実収納枚数が点滅表示されるとともにヘルプランプ4cが点滅表示される(図8の(a)参照)。例えば実収納枚数が5枚の場合には「5」が点滅表示される。レジ担当者は、このときの取引きが終了した時点あるいは他の適当な時点でヘルプスイッチ4dを押下する。これにより、LCD表示器4bに1000円紙幣の不足分の補充を促すガイダンスが表示される(図8の(b)参照)。このとき、不足金の補充を行うために補充スイッチ4fを押下すると、不足金補充の表示が行われる(図8の(c)参照)。不足金の補充を行わない場合に、取消・復旧スイッチ4jを押下すると、図7に示す待機時の表示に戻る。また、上記不足金補充の表示が行われている間に実行スイッチ4hを押下すると、不足金補充が行われ、図8の(d)に示す表示となる。
図9は、操作表示部4の他の不足金補充を促す表示例を示す図である。LCD表示器4bには、現在の収納状況と対処方法のみが表示されている。この場合、ヘルプランプ4cおよびヘルプスイッチ4dとガイダンスは連動していない。また、万が一ニアエンプティ解除のための不足金補充が適時行えなかった場合でも、エンプティに到達してしまった金種の貨幣の出金を禁止することができるように制御部12によって制御するようにしておけば、出金機能が停止することはない。
図10は、操作表示部4の若年層向けの表示例を示す図である。同図の(a)は通常待機時の表示例、(b)は不足金補充要求時の表示例をそれぞれ示している。このガイダンス表示の変更は、例えば外部コネクタ10に所定のファイルを記憶したUSBメモリを挿入して表示データを書き換えることでも可能であり、POSレジ32から表示データを入力することでも可能である。
図11は、操作表示部4の表示データのファイル例を示す図である。LCD表示器4bの仕様に合わせて、16文字×2行のデータで構成されている。また、初期設定に対して、不図示のパソコンなどによりフレンドリーな絵文字などを用いたり、口語で表したり、顧客側でカスタマイズ編集することができる。
上記のように、本発明に係る金銭処理装置100では、枚数表示モードにおいて、操作表示部4の複数桁の7セグメントからなるLED表示器4aが、エンプティに近いニアエンプティの数字一桁を点滅表示するので、レジ担当者はエンプティ直前における貨幣収納状況を正確に把握することができる。このため、不足金補充動作を開始するタイミングを図ることができるので、次のアクションに対する準備が行い易くなる。
上記の実施形態においては、ニアエンプティ側の在高枚数が一桁の枚数になった場合にその枚数を表示する枚数表示モードを有する場合について説明したが、このようにする代わりに、あるいはこれと併用して、ニアフル側における収納可能枚数を表示する表示モードを備えるようにしてもよい。この場合、例えば収納庫の収納限界までの残り枚数が「1」〜「9」の一桁の数となった時点において、この枚数を金種毎に設けられた7セグメントのLED表示器4aに表示してもよい。こうすることで、レジ担当者はニアフル側の収納可能な残り枚数をより正確に把握でき、余剰金回収動作を開始するタイミングを図ることができるので、次のアクションに対する準備が行い易くなる。
本発明の実施形態に係る金銭処理装置の概略的な外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る金銭処理装置の概略上面図および正面図である。 本発明の実施形態に係る金銭処理装置の操作表示部の外観構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る金銭処理装置の制御部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る枚数表示モードにおける操作表示部の収納庫の貨幣収納枚数に応じた収納状況の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る枚数表示モードにおける操作表示部の貨幣毎の収納枚数と表示の対応の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る操作表示部の待機時の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る枚数表示モードにおける操作表示部の不足金補充時の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る操作表示部の他の不足金補充を促す表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る操作表示部の若年層向けの表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る操作表示部の表示データのファイル例を示す図である。
符号の説明
1 紙幣部
2 硬貨部
3 伝送部
4 操作表示部
4a LED表示器
4b LCD表示器
5 紙幣投入口
6 紙幣出金口
7 硬貨投入口
8 硬貨出金口
9 万券回収庫
10 外部コネクタ
12 制御部
18 金種判別部
20 プロセッサ
22 メモリ
26 搬送制御部
28 表示制御部
30 入力制御部
100 金銭処理装置

Claims (1)

  1. 投入口に投入された貨幣を金種毎に鑑別して計数し、前記金種毎に設けられた収納庫または混合金種の収納庫に収納する一方で、制御部からの出金指示に基づいて金種および枚数を決定して前記収納庫から釣銭を出金し、前記収納庫の前記貨幣の収納状況に関する情報を表示して所要のガイダンスを行う操作表示部を備える金銭処理装置において、
    前記操作表示部は、前記貨幣の金種毎に設けられ、前記収納庫における前記貨幣の金種毎の収納状況を表示する7セグメント表示器を備え、
    前記7セグメント表示器は、
    前記収納庫における前記貨幣の少なくとも一つの金種の収納枚数が一桁の数である場合には、前記収納庫における収納枚数が一桁の数である前記金種の前記収納枚数を表示し、
    前記収納庫における前記貨幣の少なくとも一つの金種の収納枚数が一桁の数でない場合には、前記収納枚数に応じた図柄を表示することを特徴とする金銭処理装置。
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