JP4454724B2 - 遊技媒体管理システム - Google Patents

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俊明 尾崎
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスロットマシンやパチンコ台といった遊技機にて使用するメダルやパチンコ玉等の遊技媒体を管理する遊技媒体管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スロットマシンやパチンコ台等の遊技機およびこれに隣接して配置される遊技媒体貸出機に対しては、長時間に及ぶ連続稼働を実現するために、遊技媒体の補給を行うことが不可欠である。遊技媒体の補給は、通常、遊技媒体の管理を行う遊技媒体管理システムによって自動的に行われることが多い。ところが、このような自動補給を実現するには、遊技媒体管理システムが遊技機および遊技媒体貸出機に連通する媒体配給コンベアやその動作を制御するコンピュータ等を有する必要があるため、システム構成の複雑化および大型化等を招いてしまい、そのコスト等に難点が生じてしまう可能性がある。そのため、遊技媒体管理システムの中には、遊技媒体の補給を遊技場の店員等(以下「作業者」という)の手作業で行う、いわゆるマニュアル補給に対応したものがある。
【0003】
マニュアル補給に対応した遊技媒体管理システムとしては、例えばメダルを遊技媒体とするスロットマシンおよびこれに隣接して配置されるメダル貸出機に対し、作業者がメダルを移し換えるための容器であるメダルジョッキを用いてメダルの補給を行うように構成されたものが知られている。このシステムによれば、作業者が遊技場内における特定箇所(メダル計数機の設置箇所等)にて無蓋有底容器状のメダルジョッキ内にメダルを収納し、そのメダルを収納したメダルジョッキを補給対象となるスロットマシンまたはメダル貸出機の設置箇所まで持ち運んだ後に、そのスロットマシンまたはメダル貸出機の前面パネルを開けて、メダルジョッキ内メダルをスロットマシン内またはメダル貸出機内に移し換えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシステムでは、マニュアル補給を行うのにあたって、メダルジョッキ内へのメダルの収納およびメダルジョッキ内からスロットマシン内またはメダル貸出機内へのメダルの移し換えを作業者が手作業で行わなければならないので、作業者にとっては非常に煩わしく手間のかかるものとなってしまう。また、その作業の際に、メダルの移し換えを正しく行えずにメダルが溢れてしまうといった作業ミスが生じる可能性もある。さらには、これらに伴って、メダルのマニュアル補給を行うのに多くの時間を費やしてしまうことも考えられる。
【0005】
つまり、従来の遊技媒体管理システムでは、上述した理由から迅速なマニュアル補給を行うのが困難であるため、結果として遊技者を待たせてしまったり、遊技機の稼働率低下を招いてしまうおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、そのマニュアル補給を迅速に行うことを可能にする遊技媒体管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体管理システムで、遊技媒体の投入を条件に遊技を開始するとともにその遊技の結果に応じて遊技媒体の払い戻しを行う遊技機と、前記遊技機に投入するための遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機と、前記遊技機に投入された遊技媒体または前記遊技機が払い戻した遊技媒体を回収する遊技媒体回収機と、を備えてなるものである。そして、前記遊技媒体回収機は、着脱自在に形成された媒体補給容器が挿着される容器収納手段と、前記容器収納手段に挿着された媒体補給容器内に回収した遊技媒体を供給する媒体供給手段とを備えており、前記遊技機および前記遊技媒体貸出機のうちの少なくとも一つは、払い戻しまたは貸し出しに用いるための遊技媒体を貯留しておく媒体貯留手段と、前記媒体貯留手段の上方に前記容器収納手段から取り出した媒体補給容器を挿着するための被挿着手段とを備えており、前記媒体補給容器は、前記被挿着手段に挿着されると当該媒体補給容器の底板が開いた状態となるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成の遊技媒体管理システムによれば、遊技媒体回収機の容器収納手段に媒体補給容器が挿着されると、その媒体補給容器に対して媒体供給手段が遊技媒体を供給する。これにより、媒体補給容器内には、遊技媒体回収機で回収した遊技媒体が収納されることになる。その後、遊技媒体を収納した媒体補給容器が容器収納手段から取り出され、遊技機または遊技媒体貸出機の被挿着手段に挿着されると、その媒体補給容器は、底板が開いた状態となる。これにより、媒体補給容器に収納されていた遊技媒体は、その媒体補給容器内から媒体貯留手段内に落下して、その媒体貯留手段内に貯留されることになる。つまり、媒体補給容器を容器収納手段から取り出して被挿着手段に挿着すれば、媒体貯留手段内への遊技媒体の補給が行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明に係る遊技媒体管理システムについて説明する。なお、ここでは、本発明を、スロットマシンにて使用されるメダルについての管理を行うメダル管理システムに適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は本発明に係るメダル管理システムの一例を示す外観斜視図である。
【0010】
図例のように、本実施形態のメダル管理システム1は、複数の並設されたスロットマシン10と、各スロットマシン10に隣接して配置された複数のメダル貸出機20と、これらによって構成されるいわゆるスロットマシン島の島端に配設されたメダル回収機30と、を備えてなるものである。ただし、スロットマシン10およびメダル貸出機20は、少なくとも一つ設けられていれば、複数のものが並設されていなくてもよい。以下、これらについて順に詳しく説明する。
【0011】
〔スロットマシンの構成〕
スロットマシン10は、その前面にメダル投入口と遊技操作部とを有しており、メダル投入口にメダルが投入されると、投入されたメダル枚数及び遊技操作部での操作に応じて、遊技者に所定の遊技を行わせるものである。また、遊技操作部の下方には、遊技の結果に応じてメダルを払い戻すための下皿が設けられている。この下皿へのメダルを払い戻しを円滑に行うために、スロットマシン10では、その内部に所定枚数(例えば200枚)のメダルを貯留しておくようになっている。
【0012】
〔メダル貸出機の構成〕
メダル貸出機20は、貨幣の投入等を条件に、スロットマシン10のメダル投入口へ投入可能なメダルの貸し出しを行うものである。そのために、メダル貸出機20には、その前面側に、貨幣が投入される貨幣投入口201と、メダルが払い出されるメダル払出口202と、が設けられている。つまり、このメダル貸出機20では、貨幣投入口201への貨幣の投入があると、その投入額に応じた枚数のメダルをメダル払出口202から払い出すようになっている。なお、メダル払出口202は、払い出すメダルをスロットマシンの下皿へ案内する、いわゆるノズルシュート式のものであっても、あるいは払い出すメダルを遊技者が手で一旦受け取るように構成された、いわゆるヘルメット式のものであってもよい。
【0013】
ここで、このメダル貸出機20についてさらに詳しく説明する。
図2は本発明に係るメダル管理システムに用いられるメダル貸出機の概略構成の一例を示す側断面図である。
【0014】
図例のように、メダル貸出機20の内部には、メダル払出口202の背面側に、メダル払出ホッパー203と、メダル払出機構204と、が設けられている。
【0015】
メダル払出ホッパー203は、メダル払出口202から払い出すためのメダルを貯留しておくものであり、そのために上方に開口を有した無蓋容器状に形成されたものである。また、メダル払出ホッパー203には、このメダル払出ホッパー203内におけるメダルの貯留量が予め定められた所定量(例えば50枚)よりも少ないか否かを検出するためのセンサ(ただし不図示)が設けられている。このセンサは、例えばメダルが接触すると導通する接触型のスイッチ、磁気等を利用した非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式のフォトセンサ等によって構成すればよい。
【0016】
メダル払出機構204は、メダル払出ホッパー203内のメダルをそのメダル払出ホッパー203から受け取って、これをメダル払出口202側へ払い出すものである。そのために、メダル払出機構204では、図示しないモータ等の駆動源駆動され、その駆動によってメダル払出口202側へのメダルの払い出しを行うようになっている。
【0017】
これらメダル払出ホッパー203およびメダル払出機構204の上方には、カートリッジ式のメダルジョッキ40を挿着し得るようになっている。
メダルジョッキ40は、その内部にメダルを収納し得るように形成されたものである。そのために、メダルジョッキ40は、例えば底板401および側壁402からなる略直方体の無蓋有底容器状に形成されている。ただし、メダルジョッキ40は、無蓋有底容器であれば、他の形状(すり鉢状、円筒状等)に形成されたものであってもよい。
【0018】
また、メダルジョッキ40は、その底板401がメダル貸出機20への挿抜方向に沿ってスライドし得るようになっており、これにより底板401が開閉自在となるように構成されている。なお、底板401には、スライドを容易に行い得るようにするため、その底板401よりもさらに下方に突出する凸片(ただし不図示)が設けられている。
【0019】
さらに、メダルジョッキ40の一側面には、メダル貸出機20への挿抜および内部にメダルを収納した状態での持ち運びが行えるように、把手403が設けられている。
【0020】
このように構成されたメダルジョッキ40の挿着のために、メダル貸出機20では、その前面パネルの一部分205、さらに詳しくは少なくともメダル払出ホッパー203の上方に相当する箇所が開閉するようになっている。なお、その前面パネルの一部分205には、作業者以外の者による開閉を防止するためのキーロック機構が付設されているものとする。
【0021】
また、前面パネルの一部分205の背面側には、メダルジョッキ40の底部および側部を摺動させて案内する案内レール206が設けられている。この案内レール206に案内されることによって、メダルジョッキ40は、メダル貸出機20の内部に挿入され、メダル払出ホッパー203の上方に位置決めされる。つまり、案内レール206の案内によって、メダルジョッキ40は、いわゆる引き出し状にメダル貸出機20に対して挿抜し得るようになっている。
【0022】
なお、案内レール206の近傍には、詳細を後述するように、メダルジョッキ40の底板401に設けられた凸片と係合する開閉ピン(ただし不図示)が突設されていてもよい。
【0023】
〔メダル回収機の構成〕
また図1において、メダル回収機30は、メダルの回収および補給、すなわちスロットマシン島内におけるメダルの流れを管理するためのものである。そのために、メダル回収機30では、メダル計数機301と、図示しないメダル回収コンベアと、ジョッキ収納部303と、を有している。
【0024】
メダル計数機301は、その上部に設けられたメダル投入口301aにメダルが投入されると、投入されたメダル枚数を計数するものである。このメダル計数機301のメダル投入口301aには、主に、スロットマシン10が下皿へ払い戻したメダル、すなわちいわゆる勝ちメダルが遊技者等によって投入される。つまり、メダル計数機301では、スロットマシン10が遊技者に対して払い戻したメダルを回収するようになっている。
【0025】
メダル回収コンベアは、各スロットマシン10の並設方向に沿ってその下方側に配設されたもので、各スロットマシン10のメダル投入口への投入によって内部での貯留量が所定枚数を超えて溢れることになったメダルを受け取って、これをメダル回収機30側に向けて搬送するものである。つまり、メダル回収コンベアでは、スロットマシン10のメダル投入口に投入されたメダルのうちの一部を回収するようになっている。
【0026】
ジョッキ収納部303は、例えばメダル回収機30の両側面、すなわちスロットマシン10およびメダル貸出機20と並ぶ面側に設けられたもので、両側面で合わせて例えば四つのメダルジョッキ40をメダル回収機30内に挿着し得るようになっている。ただし、ジョッキ収納部303は、各メダルジョッキ40を着脱自在に収納するようになっていることから、不特定者による着脱を防止すべく、キーロック機構等が付設された開閉扉303aに覆われている。なお、メダルジョッキ40の収納数は、システム構成(例えばメダル貸出機20の設置台数)や遊技場の稼働状況に基づいて任意に決定すればよい。
【0027】
これらを有することにより、メダル回収機30では、メダル計数機301およびメダル回収コンベアで回収したメダルを、ジョッキ収納部303に挿着されたメダルジョッキ40内に供給する。ここで、このようなメダルの流れを実現するために必要なメダル回収機30の内部構成について説明する。
図3および図4は本発明に係るメダル管理システムに用いられるメダル回収機の一例を示す内部構成図であり、図5はその外観図である。
【0028】
図3に示すように、メダル回収機30は、メダル計数機301、メダル回収コンベア302およびジョッキ収納部303の他に、サブタンク304と、メダルリフター305と、メダルリフターシュート306と、分岐コンベア307と、上タンク308と、メダル補給シュート309と、メダル補給シャッタ310と、図示しない補給検出センサと、を備えている。さらには、図4に示すように、メインタンク311と、メダル洗浄機50と、を備えている。
【0029】
サブタンク304は、メダル回収機30内の下方に設けられているもので、メダル計数機301による計数後のメダルおよびメダル回収コンベア302により搬送された後のメダルを受け取って、これを一時的に貯留しておくものである。このサブタンク304のメダル貯留容量は、例えば2万5千枚程度である。
【0030】
メダルリフター305は、メダル回収機30内で垂直方向に延びるリフターまたはコンベア等からなるもので、サブタンク304から受け取ったメダルを、モータ等の駆動源による駆動を利用して、上方に持ち上げるものである。
【0031】
メダルリフターシュート306は、メダルリフター305が上方に持ち上げたメダルを受け取って、これを自然落下を利用して分岐コンベア307まで案内するものである。
【0032】
分岐コンベア307は、メダル回収機30内の上方で水平方向に延びるコンベア等からなるもので、メダルリフターシュート306から受け取ったメダルを、モータ等の駆動源による駆動を利用して、メインタンク311と上タンク308とのいずれか一方へ選択的に搬送するものである。
【0033】
上タンク308は、分岐コンベア307から受け取ったメダルを貯留しておくものである。この上タンク308には、分岐コンベア307によって、メダル洗浄機50での洗浄済のメダルが搬送されてくるようになっている。なお、上タンク308のメダル貯留容量は、例えば1万5千枚程度である。
【0034】
メダル補給シュート309は、上タンク308からその下方に向けて延びるもので、上タンク308から受け取ったメダルを、自然落下を利用しつつ、ジョッキ収納部303に挿着されたメダルジョッキ40内まで案内するものである。
【0035】
メダル補給シャッタ310は、電磁ソレノイド等の駆動源によって開閉状態が切り換えられるもので、上タンク308に貯留されたメダルをメダル補給シュート309へ排出するか否かを選択したり、メダル補給シュート309に排出されたメダルをジョッキ収納部303に挿着されたうちのどのメダルジョッキ40へ案内するかを選択するためのものである。メダル補給シャッタ310では、その開閉状態が、補給検出センサでの検出結果に応じて切り換えられるものとする。ただし、タイマー機能等を利用して、予め設定された時間に従いつつ、開閉状態を切り換えるようにすることも考えられる。
【0036】
補給検出センサは、ジョッキ収納部303にメダルジョッキ40が挿着されているか否かを検出するとともに、挿着されたメダルジョッキ40内に既に適量のメダル(例えば200枚)が収納されているか否かを検出するものである。この補給検出センサは、例えばメダルが接触すると導通する接触型のスイッチ、磁気等を利用した非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式のフォトセンサ等によって構成すればよい。
【0037】
メインタンク311は、上タンク308と同様に、分岐コンベア307から受け取ったメダルを貯留しておくものである。ただし、このメインタンク311には、分岐コンベア307によって、メダル洗浄機50での洗浄前のメダルが搬送されてくるようになっている。なお、メインタンク311のメダル貯留容量は、例えば4万枚程度である。
【0038】
メダル洗浄機50は、詳細を後述するように、メインタンク311に貯留されている洗浄前のメダルをそのメインタンク311から受け取って、これを洗浄するものである。なお、メダル洗浄機50では、洗浄後のメダルをメダルリフター305へ送出するようになっている。
【0039】
また図5に示すように、メダル回収機30の正面側には、外部から視認し得るように、表示パネル312と、タンクメダル量表示ランプ313と、が設けられている。また、ジョッキ収納部303の上方には、メダルジョッキ40の収納数に対応したジョッキ用モニタランプ314が設けられている。
【0040】
表示パネル312は、各メダル貸出機20毎に個別に定められた台番号を表示するLCD(Liquid Crystal Display)パネル等からなるものである。この表示パネル312では、各メダル貸出機20のメダル払出ホッパー203に設けられたセンサによる検出結果を基に、メダル払出ホッパー203内のメダル貯留量が所定量よりも少なくなったメダル貸出機20の台番号を表示するようになっている。ただし、表示パネル312は、例えば各メダル貸出機20に対応した数の表示ランプ等からなるものであってもよい。
【0041】
タンクメダル量表示ランプ313は、サブタンク304、メインタンク311および上タンク308といった各タンクのメダル貯留量、すなわちメダル回収機30内におけるメダル貯留量の表示するためのものである。この表示は、例えばメダル計数機301への投入枚数に基づいて行ったり、あるいは各タンクにメダル貯留量を検出するセンサを設けることによって行えばよい。ただし、タンクメダル量表示ランプ313は、遊技場内に複数のメダル管理システムが設けられている場合に、各システムのメダル計数機301へのメダル投入量を調整して、各システム間におけるメダル貯留量の均等化を図るものであるため、必ずしも必須の構成ではない。
【0042】
ジョッキ用モニタランプ314は、ジョッキ収納部303へのメダルジョッキ40の挿着状態および各メダルジョッキ40内におけるメダルの収納状態を、外部から視認し得るようにするためのものである。そのために、ジョッキ用モニタランプ314は、補給検出センサによる検出結果を基に、例えばメダルジョッキ40の未挿着状態およびメダルジョッキ40内へのメダル補給待ち状態には消灯し、メダル補給中には点滅し、メダルの補給が完了すると点灯するようになっている。
【0043】
〔メダル洗浄機の構成〕
ところで、このような構成のメダル回収機30において、メダル洗浄機50は、常温水洗方式によりメダルの洗浄を行うようになっている。ここで、この常温水洗方式によるメダル洗浄機50について詳しく説明する。
図6は本発明に係るメダル管理システムに用いられるメダル洗浄機の一例を示す概略構成図であり、図7はそのメダル洗浄機の要部を示す概略構成図であり、図8はメダル洗浄機の他の例を示す概略構成図である。
【0044】
図6に示すように、メダル洗浄機50は、メダル洗浄部51と、メダル乾燥部52と、を備えている。
【0045】
メダル洗浄部51は、メインタンク311から受け取ったメダルに対して洗浄処理を行うものである。そのために、メダル洗浄部51は、洗浄すべきメダルが投入される洗浄ドラム511と、この洗浄ドラム511を回転可能に支持するドラム支持部512と、このドラム支持部512に支持された洗浄ドラム511をモータ等の駆動源により回転させるドラム駆動部513と、メダルの洗浄液を貯留する洗浄槽514と、を備えている。
【0046】
このうち洗浄ドラム511は、洗浄槽514内の洗浄液に浸すことを考慮して、パンチング穴を有した部材やメッシュ状の部材等によって、一方にメダル投入口を有し、かつ、他方にメダル排出口を有した円筒状に形成されている。また、その洗浄ドラム511内には、図7に示すように、隔壁511aと、研磨ブラシ511bと、排出用係止爪511cと、が設けられている。
【0047】
隔壁511aは、洗浄ドラム511の軸方向に沿って螺旋状に延びるように配設されたものであり、ナイロン部材等でブラシ状に形成されたものである。これに対して、研磨ブラシ511bは、洗浄ドラム511の内壁の全面(ただし、隔壁511aが設けられた部分および後述する排出用係止爪511cが設けられた領域を除く)にわたって配設されたもので、隔壁511aの高さよりも毛足の短いナイロン部材等でブラシ状に形成されたものである。したがって、洗浄ドラム511内には、毛足の長さが異なる二種類のブラシが存在することになる。
なお、隔壁511aの高さ(洗浄ドラム511の内壁面から軸心へ向けての大きさ)は、研磨ブラシ511b先端からの突出量が洗浄すべきメダルの径よりも大きくなるように形成されているものとする。また、隔壁511aは、洗浄ドラム511内に一つのみ設けても、あるいは例えば二条ねじの如く複数のものを互いに交差しないように設けてもよい。
【0048】
排出用係止爪511cは、洗浄ドラム511のメダル排出口側の領域に設けられたもので、洗浄ドラム511の内壁面から軸心へ向けて延び、かつ、先端に折り返し部分を有したる板状に形成されており、洗浄ドラム511が回転した場合にその洗浄ドラム511内のメダルが板状部分に載り得るようになっている。すなわち、排出用係止爪511cは、洗浄ドラム511の回転に伴って、その洗浄ドラム511内のメダルを板状部分に載せて上方側まで持ち上げた後に下方に向けて落下させるようになっている。また、この排出用係止爪511cが設けられた側のメダル排出口には、排出用係止爪511cによって上方から落下してくるメダルを受け取って洗浄ドラム511外へ案内するためのメダル排出シュートが嵌通し得るようになっている。
【0049】
このように構成された洗浄ドラム511は、略直方体状の無蓋有底容器によって形成された洗浄槽514が貯留している洗浄液に浸る状態となるように、ドラム支持部512によって支持される。このときの洗浄ドラム511の浸漬量は、少なくとも最下方に位置する隔壁511aの先端が洗浄液に浸る程度であるものとする。なお、洗浄槽514内に貯留される洗浄液としては、メダルの洗浄に好適なものであればよく、例えば水、湯、洗剤が混入された溶液、アルコール等の溶剤などが挙げられる。
【0050】
なお、メダル洗浄部51は、図8に示すように構成されたものであってもよい。すなわち、メダル洗浄部51は、洗浄すべきメダルが投入される洗浄ドラム515と、メダルの洗浄液を貯留する洗浄槽514と、その洗浄槽514内に設けられ超音波を発生させることでいわゆる超音波洗浄を行う超音波振動素子516と、を備えるものであってもよい。
【0051】
この場合における洗浄ドラム515は、この洗浄ドラム515内に配設された隔壁515aがブラシ状ではなく例えば板状の金属部材あるいは樹脂部材等によって形成された点、および、その内壁面に研磨ブラシが配設されていない点で、上述した場合とは異なる。また、この場合に、洗浄槽514内に貯留される洗浄液としては、超音波振動素子516が行う超音波洗浄を考慮して、ハロゲン化炭化水素系溶剤、石油系溶剤、アルカリ脱脂剤、乳剤クリーナー等を用いるとより一層好適である。
【0052】
一方、図6において、メダル乾燥部52は、メダル洗浄部51から排出されたメダルに対して乾燥処理を行うものである。そのために、メダル乾燥部52は、メダル排出シュート521と、その途中に設けられた脱水ローラ部522と、メダル排出シュート521により案内されるメダルが投入される乾燥ドラム523と、その乾燥ドラム523の周囲に設けられたヒーター524と、を備えている。
【0053】
脱水ローラ部522は、スポンジ等の吸水性を有する部材によって形成された一対の脱水ローラを有しており、メダル洗浄部51から案内されてきたメダルをその脱水ローラの間を通過させて、そのメダルに付着した水分を吸収することにより、そのメダルに対する脱水処理を行うものである。
【0054】
乾燥ドラム523は、洗浄ドラム511と同様に、一端にメダル投入口を有し他端にメダル排出口を有した円筒状に形成され、かつ、その円筒内に螺旋状の隔壁523aが設けられたものであり、さらにはドラム支持部523bによって回転可能に支持され、ドラム駆動部523cによって所定方向に回転されるものである。ただし、この乾燥ドラム523では、ドラム本体内に研磨ブラシ511bが配設されておらず、隔壁523aも金属部材によって形成されている。しかも、ドラム本体は、ヒーター524からの熱が乾燥ドラム523内に伝わりやすいように、メッシュ状の金属部材によって形成されているものとする。
【0055】
ヒーター524は、例えば電熱素子を用いて乾燥ドラム523を熱射して、その熱射により乾燥ドラム523内のメダルを乾燥させるためのものである。このヒーター524を挟んで乾燥ドラム523と対向する側には、ヒーター524からの熱を反射させる熱反射板524aを設けておくことが望ましい。
【0056】
〔メダル識別排除機構の構成〕
また、メダル回収機30は、上述した構成に加えて、メダル識別排除機構を備えていてもよい。メダル識別排除機構は、メダル回収機30にて回収したメダルが予め定められた規定種類のものであるか否かを判別し、規定種類でないメダルを選別して排除するためのものである。
【0057】
ここで、このメダル識別排除機構について詳しく説明する。
図9は本発明に係るメダル管理システムに用いられるメダル識別排除機構の概略構成の一例を示す平面図である。
【0058】
図例のように、メダル識別排除機構60は、メダル搬送路601と、メダル判別センサ602と、落下用シャッター603と、開閉ストッパー604と、図示しない排除メダル収納ボックスと、メダルカウントセンサ605と、から構成されている。
【0059】
メダル搬送路601は、メダル回収機30にて回収したメダル、すなわち識別の対象となるメダルが、1枚ずつそれぞれ並んだ状態で通過するように形成されたものである。
【0060】
メダル判別センサ602は、メダル搬送路601を通過するそれぞれのメダルについて、予め定められた規定種類のものであるか否かを判別するためのものである。規定種類のものであるかは、例えば他の遊技場のメダルとの相違を明らかにするためにメダル表面に付された模様や刻印等を基に判別すればよい。したがって、この判別は、例えば周知のパターン認識技術を用いて行うことが考えられる。ただし、他の遊技場のメダルとの相違がメダルの色、形状または材質等によって明らかにされている場合には、その色、形状または材質等に対応したセンサを用いて判別を行うようにすればよい。
【0061】
落下用シャッター603は、メダル搬送路601上のメダルの下側ガイドの一部が開いた状態になることによって、メダル判別センサ602によって規定種類でないと判別されたメダルを、そのメダルをメダル搬送路601上から下方に落下させるためのものである。この落下用シャッター603の開閉は、メダル判別センサ602での判別結果に応じて動作する電磁ソレノイド等の駆動源603aによって行われるものとする。
【0062】
開閉ストッパー604は、ロータリソレノイド等の駆動源によりその一部がメダル搬送路601内に突出し得るように形成された扇状の板片等からなるもので、落下用シャッター603の手前にてメダル搬送路601上のメダルを一時的に停止させるものである。これにより、メダル搬送路601上でメダルが連続して搬送されても、落下用シャッター603の一度の開閉で二枚以上のメダルが落下してしまうのを防げるようになる。ただし、メダル搬送速度とシャッター開閉速度との関係によっては、開閉ストッパー604は設けられていなくてもよい。
【0063】
排除メダル収納ボックスは、落下用シャッター603が開くことによってメダル搬送路601上から落下してきたメダル、すなわち規定種類ではないと判別されたメダルを受け取って、これを規定種類のメダルとは別に収納しておくものである。
【0064】
メダルカウントセンサ605は、落下用シャッター603で落下することなくメダル搬送路601上を搬送されてきたメダル、すなわち規定種類であると判別されたメダルの枚数を計数するためのものである。ただし、メダルカウントセンサ605は、必ずしも設けられていなくてもよい。
【0065】
このような構成のメダル識別排除機構は、メダル計数機301、分岐コンベア307または上タンク308のいずれかに付随して設けられるものとする。ただし、分岐コンベア307または上タンク308に付随して設けられた場合には、メダル計数機301のみならずメダル回収コンベア302で回収したメダルについても規定種類のものであるか否かの選別ができるようになるので、規定種類以外のものを完全に排除する上では非常に好適なものとなる。
【0066】
また、メダル識別排除機構は、メダル計数機301、分岐コンベア307または上タンク308のいずれかに付随して設けられることから、メダル搬送路601上におけるメダルの通過も、メダル計数機301がメダルを計数する際の駆動源、分岐コンベア307がメダルを搬送する際の駆動源または上タンク308がメダルを排出する際の駆動源を利用して行うようにすれば、構成の簡素化が図れる点で非常に好ましいものとなる。
【0067】
〔メダル回収処理の動作例〕
次に、以上のように構成されたメダル管理システム1が行うメダルの流れの管理動作について説明する。先ず、ここでは、メダル管理システム1におけるメダルの回収処理の動作例について、図3および図4を参照しながら説明する。
【0068】
スロットマシン10が払い戻したメダルをメダル計数機301が回収すると、そのメダルは、メダル計数機301でのメダル枚数の計数後に、サブタンク304に一時的に貯留される。サブタンク304がメダルを一時貯留するのは、メダル計数機301の処理能力(例えば毎分5千枚程度)とメダルリフター305との処理能力の違いを吸収するためである。また、このときに、メダル計数機301にメダル識別排除機構60が設けられていれば、メダル識別排除機構60は、メダル枚数の計数に合わせて、規定種類でないメダルを選別して規定種類のメダルと分別し、分別された規定種類でないメダルをメダル識別排除機構60の排除メダル収納ボックスへ収納して排除する。
【0069】
そして、サブタンク304内に一時貯留されたメダルは、メダル回収コンベア302で回収されてきたメダルと共に、メダルリフター305にて上方に持ち上げられ、メダルリフターシュート306を経て、分岐コンベア307に案内される。ただし、これらのメダルは、メダル洗浄機50による洗浄が行われておらず、例えば媒体同士が接触したり遊技者が手で触れることにより粉塵や油脂等の汚れが付着した状態のものである。したがって、分岐コンベア307は、案内されたメダルを、上タンク308ではなく、メインタンク311へ搬送する。これにより、メインタンク311内には、メダル洗浄機50による洗浄前のメダルが貯留される。なお、メダル識別排除機構60が分岐コンベア307に付随して設けられていれば、この分岐コンベア307による搬送の時点で、規定種類でないメダルの選別および排除が行われる。
【0070】
その後、上タンク308におけるメダル貯留量が減ってくると、メダル回収機30では、メインタンク311内のメダルの上タンク308への供給を開始する。ただし、上タンク308内には洗浄済メダルが貯留されるのに対して、メインタンク311内では、洗浄前のメダルを貯留している。そこで、メインタンク311は、上タンク308へのメダル供給に際し、先ず、このメインタンク311下方とメダル洗浄機50とを連通するコンベア等を利用して、上タンク308へ供給すべきメダルをメダル洗浄機50へ送出する。なお、メダル識別排除機構60がメインタンク311に付随して設けられていれば、この時点で規定種類でないメダルの選別および排除が行われる。
【0071】
〔メダル洗浄処理の動作例〕
このようにして、メインタンク311から洗浄前のメダルが送出されてくると、メダル洗浄機50は、その洗浄前のメダルに対して常温水洗方式による洗浄を開始する。ここで、このメダル洗浄機50によるメダル洗浄処理の動作例について、図6を参照しながら説明する。
【0072】
メダル洗浄機50がメインタンク311からのメダルを受け取ると、そのメダルは、順次洗浄ドラム511に案内され、そのメダル投入口から洗浄ドラム511内に投入される。
このとき、洗浄ドラム511は、ドラム駆動部513の駆動によって回転している。ただし、洗浄ドラム511内に投入されたメダルは、洗浄ドラム511が回転しても、メダル自身の重みによって、洗浄ドラム511内の下方側に位置し続けるようとする。したがって、洗浄ドラム511内のメダルは、洗浄ドラム511が回転すると、その洗浄ドラム511内に設けられた螺旋状の隔壁511aに案内されて、メダル投入口側からメダル排出口側に向けて、排出用係止爪511cが設けられた領域まで洗浄ドラム511内を移動することになる。
【0073】
この移動によって、洗浄ドラム511内のメダルは、その表面の汚れが擦り落とされる。これは、洗浄ドラム511内のメダルが、その内壁全面に配設された研磨ブラシ511bに接しつつ、メダル排出口側に向けて移動するからである。しかも、洗浄ドラム511内のメダルは、洗浄ドラム511の下方側が洗浄槽514内の洗浄液に浸るように支持されていることから、その洗浄液に浸った状態で洗浄ドラム511内を移動することになる。これにより、そのメダルに対しては、研磨ブラシ511bと洗浄液との双方の作用によって汚れを除去することになるので、メダル表面に固着したいわゆる頑固な汚れであっても十分に除去し得るようになる。
【0074】
さらに、この洗浄ドラム511では、隔壁511aもブラシ状に形成されているので、洗浄ドラム511内のメダルが隔壁511aに案内される際にも、そのメダル表面の汚れが擦り落とされることになり、より一層効果的な汚れの除去が実現できる。
【0075】
なお、メダル投入口から投入されたメダルをメダル排出口側へ移動させるのにあたって、例えば遠心力によってメダルが洗浄ドラム511内の上方側まで上昇するように洗浄ドラム511の回転速度を設定したり、メダルが係止する突起等を洗浄ドラム511内に設ければ、メダルが洗浄ドラム511内にていわゆる踊る状態となることから、メダルの表裏にわたって確実に汚れを除去できるようになる。
【0076】
また、メダル洗浄部51が図8のように構成されている場合には、洗浄ドラム515内におけるメダルの移動に加えて、超音波振動素子516が洗浄槽514に貯留された洗浄液内にて超音波を発生させている。これにより、洗浄液中のメダルは、その超音波によって起こるキャビテーション現象により微振動することになる。つまり、洗浄液中のメダルに対しては、超音波振動素子516および洗浄槽514内の洗浄液による超音波洗浄によって、メダル表面に固着したいわゆる頑固な汚れであっても十分に除去し得るようになる。
【0077】
そして、図6において、汚れを除去されたメダルが排出用係止爪511cの領域に到達すると、そのメダルは、その領域で排出用係止爪511cによって係止されて上方側に持ち上げられる。詳しくは、排出用係止爪511cが設けられた領域に到達したメダルは、その領域にて、排出用係止爪511cの板状部分に載った状態で、洗浄ドラム511の回転に伴ってその洗浄ドラム511内の上方側まで持ち上げられ、その後、板状部分から下方に向けて落下する。このとき、洗浄ドラム511のメダル排出口にはメダル排出シュート521が嵌通しているので、落下したメダルは、そのメダル排出シュート521内に投入されることになる。
【0078】
つまり、メダル投入口から洗浄ドラム511内に投入されたメダルは、汚れを除去する洗浄処理が行われた後に、メダル排出シュート521へ投入され、これによりメダル排出口から排出されることになる。この排出にあたって、洗浄ドラム511が排出用係止爪511cを用いてメダルを一旦上方に持ち上げるようにしているのは、洗浄槽514内に洗浄液が貯留されていることを考慮したものである。
【0079】
メダル排出口から排出されたメダル、すなわちメダル排出シュート521内に投入されたメダルは、脱水ローラ部522による脱水処理を経た後に、乾燥ドラム523内に投入される。このとき、乾燥ドラム523は、ドラム駆動部523cの駆動によって回転している。また、ヒーター524は、乾燥ドラム523に対する熱射を行っている。したがって、この乾燥ドラム523内に投入されたメダルは、先に説明した洗浄ドラム511の場合と同様に、隔壁523aに案内されてメダル投入口側からメダル排出口側に向けて移動することになる。さらに、その移動の際に、ヒーター524に熱せられることによって、メダル表面に付着残留した水分等が蒸発することになる。
【0080】
このようにして、乾燥ドラム523では、メダルに対する乾燥処理が行われる。なお、この乾燥ドラム523においても、メダルが乾燥ドラム523内にて踊る状態となるようにすれば、メダルの表裏にわたって偏ることなく熱せられるので、迅速かつ確実な乾燥処理を実現できるようになる。
【0081】
その後、乾燥ドラム523内のメダルは、その乾燥ドラム523のメダル排出口からメダルリフター305へ排出される。なお、乾燥ドラム523では、洗浄ドラム511の場合のようなメダルを一旦上方に持ち上げる動作を行っていない。これは、乾燥ドラム523においては、洗浄槽514内の洗浄液を考慮する必要がないからである。
【0082】
〔ジョッキへのメダル収納処理の動作例〕
次いで、メダル洗浄機50による洗浄後のメダルをメダルジョッキ40内へ収納するメダル収納処理の動作例について、再び図3を参照しながら説明する。
【0083】
メダルリフター305へ排出された洗浄後のメダルは、再び、メダルリフター305にて上方に持ち上げられ、メダルリフターシュート306を経て、分岐コンベア307へ案内される。ただし、分岐コンベア307に案内されたメダルは、メダル洗浄機50による洗浄済のものである。したがって、分岐コンベア307は、案内されたメダルを、今度はメインタンク311ではなく上タンク308へ搬送する。これにより、上タンク308内には、メダル洗浄機50による洗浄後のメダルのみが貯留される。なお、メダルリフター305および分岐コンベア307等は、洗浄前のメダルと洗浄後のメダルが混合しないように動作制御されているものとする。
【0084】
そして、このときに、ジョッキ収納部303に空のメダルジョッキ40が挿着されていると、上タンク308内のメダルは、補給検出センサでの検出結果等に基づくメダル補給シャッタ310の開閉状態の切り換えにより、その空のメダルジョッキ40まで案内され、そのメダルジョッキ40内に補給される。これにより、そのメダルジョッキ40内には、適量のメダルが収納されることになる。なお、メダルジョッキ40が適量のメダルを収納すると、そのメダルジョッキ40に対応するジョッキ用モニタランプ314が点灯することにより、その旨が作業者に通知されるようになっている。
【0085】
〔メダルのマニュアル補給処理の動作例〕
続いて、適量のメダルを収納したメダルジョッキ40を用いて、メダル貸出機20に対するメダルのマニュアル補給を行う場合の処理動作例について、図1および図2を参照しながら説明する。
【0086】
各メダル貸出機20では、メダル払出ホッパー203内のメダル貯留枚数が所定量よりも少なくなったことをそのメダル払出ホッパー203に設けられたセンサが検出すると、その旨をメダル回収機30へ通知する。この通知を受けて、メダル回収機30の表示パネル312は、通知のあったメダル貸出機20の台番号を表示する。
【0087】
そして、この表示に応じて、作業者は、そのメダル貸出機20に対するメダルのマニュアル補給を行う。具体的には、先ず、点灯中のジョッキ用モニタランプ314に対応するメダルジョッキ40をジョッキ収納部303から取り出す。このとき、そのメダルジョッキ40には、既に適量のメダルが収納されている。したがって、作業者は、ジョッキ収納部303からメダルジョッキ40を取り出すだけで、補給すべき適量のメダルを収納したメダルジョッキ40が得られるようになり、メダルジョッキ40内へメダルを収納する手間を必要とすることなく、迅速なマニュアル補給を実現できるようになる。
【0088】
このようにして適量のメダルを収納したメダルジョッキ40を得ると、次に、作業者は、そのメダルを収納したメダルジョッキ40を、表示パネル312に台番号が表示されたメダル貸出機20、すなわちメダル補給の対象となるメダル貸出機20の設置箇所まで運ぶ。そして、そのメダル貸出機20の前面パネルの一部分205を開き、そのメダル貸出機20の案内レール206に案内されるようにメダルジョッキ40を挿入する。これにより、メダルジョッキ40は、メダル払出ホッパー203の上方に位置決めされることになる。
【0089】
この状態で、作業者は、メダルジョッキ40の底板401に設けられた凸片をその挿入方向と反対方向にスライドさせることで、その底板401を引き抜き、そのメダルジョッキ40の底板401が開いた状態にする。
【0090】
ただし、このとき、案内レール206の近傍に開閉ピンが突設されていれば、メダルジョッキ40の底板401は、メダルジョッキ40のメダル貸出機20への挿入に合わせて自動的に開いた状態になる。これは、底板401に設けられた凸片と開閉ピンとが係合することによって、メダルジョッキ40の挿入に伴ってその挿入方向と反対方向に底板401がスライドするようになるからである。つまり、開閉ピンが突設されていれば、メダルジョッキ40をメダル貸出機20内へ挿入するだけで、メダルジョッキ40の底板401は開いた状態となる。したがって、かかる場合には、作業者の手間をより一層軽減できるとともに、作業ミスの発生も未然に防げるようになる点で、非常に好ましいものとなる。
【0091】
このようにしてメダルジョッキ40の底板401が開いた状態になると、そのメダルジョッキ40内に収納されていたメダルは、メダル払出ホッパー203の上方開口を経て、そのメダル払出ホッパー203内へ落下する。これにより、メダル払出ホッパー203内には適量のメダルが補給されることになる。
【0092】
以上のように、本実施形態のメダル管理システム1は、請求項1に記載の発明の如く、メダル回収機30のジョッキ収納部303にメダルジョッキ40が挿着されると、メダル補給シャッタ310の開閉状態を切り換えてそのメダルジョッキ40にメダルを供給するとともに、そのメダルジョッキ40がジョッキ収納部303から取り出されメダル貸出機20の案内レール206上に挿着されると、そのメダルジョッキ40の底板401が開いた状態となり、メダルジョッキ40内のメダルがメダル払出ホッパー203内に落下して、そのメダル払出ホッパー203内に貯留されるようになっている。そのため、このメダル管理システム1では、ジョッキ収納部303にメダルジョッキ40を挿着するだけで、そのメダルジョッキ40内にメダルが収納され、またそのメダルジョッキ40をジョッキ収納部303から取り出してメダル貸出機20の案内レール206上に挿着するだけで、そのメダル貸出機20のメダル払出ホッパー203内へのメダルのマニュアル補給が行えるようになる。
【0093】
したがって、このメダル管理システム1において、メダルジョッキ40を用いてメダル貸出機20に対するメダルのマニュアル補給を行えば、その作業に要する手間を従来よりも大幅に軽減できるので、作業者が煩わしさを感じてしまうの抑えることができる。また、メダル払出ホッパー203の上方にメダルジョッキ40を挿着するだけでよいので、従来のような作業ミスが生じてしまうこともない。さらには、これらのことから、作業に要する時間を従来よりも短縮でき、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。
【0094】
つまり、メダルジョッキ40を本実施形態のようなカートリッジ式にし、かつ、そのメダルジョッキ40を交換することでメダル払出ホッパー203内へメダル補給を行うようにすれば、迅速なマニュアル補給を行うことが可能になる。これにより、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、従来のように遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。特に、メダル貸出機20側では、これに隣接するスロットマシン10に比べて、メダルの補給を必要とする頻度が高いため、マニュアル補給の迅速化を実現することは、遊技者に快適な遊技環境を提供し、かつ、稼働率低下を防ぐ上で、非常に好適なものとなる。
【0095】
なお、ここでは、メダルジョッキ40の底板401がスライドによって開閉する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、メダルジョッキ40の底板401は、メダル貸出機20内への挿着時に開いた状態となり、かつ、閉じた状態のときにメダルジョッキ40内にメダルを収納して持ち運べれば、他の機構によって開閉自在に構成されたものであってもよい。他の機構としては、例えば、底板401を揺動自在に支持するヒンジ機構および底板401を閉じた状態に保持するラッチ機構を用いて構成することが考えられる。この場合、メダル貸出機20内への挿入時には、例えば開閉ピンがラッチ機構のラッチを解除することで、底板401が開いた状態になるようにすればよい。
【0096】
さらに、ここでは、メダル貸出機20内への挿入時におけるメダルジョッキ40の底板401の開閉を、作業者の手作業または底板401と係合する開閉ピンが行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばメダルジョッキ40の位置検出センサおよび電磁ソレノイド等の駆動源を用いて底板401を開閉するようにしてもよい。
【0097】
また、本実施形態のメダル管理システム1は、請求項2に記載の発明の如く、各メダル貸出機20のメダル払出ホッパー203に設けられたセンサによる検出結果を基に、メダル払出ホッパー203内のメダル貯留量が所定量よりも少ないメダル貸出機20の台番号を、メダル回収機30の表示パネル312が表示して、遊技場の店員等に警告するようになっている。つまり、表示パネル312は、メダル貯留量が無くなりそうなメダル貸出機20を予告表示する。
【0098】
したがって、このメダル管理システム1によれば、メダル貸出機20におけるメダル貯留量が完全に無くなる前に、遊技場の店員等、すなわちマニュアル補給の作業者にメダル補給を促すことができるので、メダル貸出機20がメダル切れで貸出中止になってしまうのを防げるようになり、遊技者に快適な遊技環境を提供し、かつ、稼働率低下を防ぐ上で、より一層好適なものとなる。
【0099】
特に、本実施形態のように、メダル貸出機20側のメダル残量を予告表示して警告することは、以下に述べる理由から、遊技者に快適な遊技環境を提供する上で非常に望ましい。通常、スロットマシーン10側でのメダル切れのエラーは、遊技者による遊技結果がいわゆる勝った状態で発生する。したがって、遊技者は、スロットマシーン10側でメダル切れのエラーが発生しても、メダルの補給が完了するまで気分を害することなく待つことが多い。ところが、メダル貸出機20側でのメダル切れは、遊技者による遊技結果がいわゆる負けた状態で発生する可能性が高い。そのため、遊技者は、待たされることに対して必要以上にイライラすることもある。こういった状況を無くすためにも、表示パネル312は、メダル貸出機20のメダル残量が少なくなった時点でその旨を表示し、迅速なマニュアル補給に対応し得るようにすることが望ましい。
【0100】
また、本実施形態のメダル管理システム1では、請求項3に記載の発明の如く、メダル回収機30がメダル識別排除機構60を備えていれば、そのメダル識別排除機構60が、メダル回収機30で回収したメダルが予め定められた規定種類のものであるか否かを判別し、規定種類でないメダルを選別して排除するようになっている。したがって、回収したメダル群の中に、例えば他の遊技場のメダルや偽造メダルといった規定種類でないメダルが混入されても、これを選別して確実に排除することができる。つまり、メダル回収機30がメダル識別排除機構60を備えていれば、不正行為を有効に防止し得るとともに、規定種類でない不正メダルを遊技者に対して貸し出してしまうことがなくなる。
【0101】
また、本実施形態のメダル管理システム1では、請求項4に記載の発明の如く、メダル回収機30が回収したメダルを洗浄するメダル洗浄機50を備えているとともに、そのメダル洗浄機50による洗浄後のメダルのみをメダルジョッキ40内に供給するようになっている。したがって、このメダル管理システム1によれば、汚れた状態のメダルを遊技者に対して貸し出してしまうことがないので、遊技者が快適に遊技を行えるようになる。
【0102】
特に、このメダル管理システム1では、メダル洗浄機50が、洗浄ドラム511内のメダルを隔壁511aで案内しつつ移動させるとともに、その際にメダルに付着している汚れを研磨ブラシ511bおよび洗浄槽514内の洗浄液を用いて除去するようになっているので、メダルの表面に固着した汚れであっても十分に除去することができる。しかも、洗浄ドラム511内へのメダル投入および洗浄ドラム511からのメダル排出が順次行われるとともに、その洗浄ドラム511から排出されたメダルは続いて乾燥ドラム523へ投入されるので、その洗浄処理の自動化に対応しつつ、その洗浄処理を迅速に行うことが可能である。
【0103】
なお、本実施形態では、メダル貸出機20に対してのみ、メダルのマニュアル補給を行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスロットマシン10に対し全く同様に行ってもよいことはいうまでもない。すなわち、メダルジョッキ40を用いたメダル補給は、スロットマシン10とメダル貸出機20とのうちの少なくとも一つに対して行うように構成されていればよい。
【0104】
また、本実施形態では、遊技媒体がメダルである場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遊技媒体がパチンコ玉であっても適用可能であることは勿論である。
【0105】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の遊技媒体管理システムでは、遊技媒体回収機の容器収納手段に媒体補給容器を挿着するだけで、その媒体補給容器内に遊技媒体が収納され、またその媒体補給容器を容器収納手段から取り出して遊技機または遊技媒体貸出機の被挿着手段に挿着するだけで、その遊技機または遊技媒体貸出機の媒体貯留手段内への遊技媒体のマニュアル補給が行えるようになる。そのため、遊技媒体の補給作業に要する手間を従来よりも軽減できるので、作業者が煩わしさを感じてしまうの抑えられるとともに、従来のような作業ミスが生じてしまうことも防止できる。さらには、これらのことから、補給作業に要する時間を従来よりも短縮でき、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。したがって、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、従来のように遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技媒体管理システムの実施形態の一例を示す外観斜視図である。
【図2】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる遊技媒体貸出機の概略構成の一例を示す側断面図である。
【図3】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる遊技媒体回収機の一例を示す第1の概略構成図であり、(a)は遊技媒体回収機を正面から見た場合の図、(b)は遊技媒体回収機を右側面から見た場合の図である。
【図4】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる遊技媒体回収機の一例を示す第2の概略構成図であり、(a)は遊技媒体回収機を左側面から見た場合の図、(b)はそのA−A断面図である。
【図5】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる遊技媒体回収機の一例を示す外観図であり、(a)はその正面図、(b)はその右側面図である。
【図6】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる媒体洗浄機の一例を示す概略構成図であり、(a)はその左側面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図である。
【図7】図6の媒体洗浄機に用いられる洗浄ドラムの一例を示す概略構成図であり、(a)はその正面図、(b)はその左側面図、(c)はその右側面図である。
【図8】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる媒体洗浄機の他の例を示す概略構成図であり、(a)はその正面図、(b)はその右側面図である。
【図9】本発明に係る遊技媒体管理システムに用いられる媒体識別排除機構の概略構成の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…メダル管理システム、10…スロットマシン、20…メダル貸出機、30…メダル回収機、40…メダルジョッキ、50…メダル洗浄機、60…メダル識別排除機構、203…メダル払出ホッパー、206…案内レール、303…ジョッキ収納部、309…メダル補給シュート、310…メダル補給シャッタ、312…表示パネル、401…底板

Claims (4)

  1. 遊技媒体の投入を条件に遊技を開始するとともに該遊技の結果に応じて遊技媒体の払い戻しを行う遊技機と、前記遊技機に投入するための遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機と、前記遊技機に投入された遊技媒体または前記遊技機が払い戻した遊技媒体を回収する遊技媒体回収機と、を備えてなる遊技媒体管理システムにおいて、前記遊技媒体回収機は、着脱自在に形成された媒体補給容器が挿着される容器収納手段と、前記容器収納手段に挿着された媒体補給容器内に回収した遊技媒体を供給する媒体供給手段とを備えており、前記遊技機および前記遊技媒体貸出機のうちの少なくとも一つは、払い戻しまたは貸し出しに用いるための遊技媒体を貯留しておく媒体貯留手段と、前記媒体貯留手段の上方に前記容器収納手段から取り出した媒体補給容器を挿着するための被挿着手段とを備えており、前記媒体補給容器は、前記被挿着手段に挿着されると当該媒体補給容器の底板が開いた状態となるように構成されていることを特徴とする遊技媒体管理システム。
  2. 前記媒体貯留手段には、遊技媒体の貯留量が所定量よりも少ないか否かを検出する検出手段が設けられ、
    前記遊技媒体回収機には、前記検出手段により遊技媒体の貯留量が所定量よりも少ないことが検出されると、その旨を表示警告するアラーム手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体管理システム。
  3. 前記遊技媒体が予め定められた規定種類のものであるか否かを識別する識別手段と、
    前記識別手段により規定種類でないとされた遊技媒体を選別して排除する分別手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体管理システム。
  4. 前記遊技媒体回収機には、回収した遊技媒体を洗浄する媒体洗浄手段が設けられるともに、
    前記媒体供給手段は、前記媒体洗浄手段による洗浄後の遊技媒体を前記容器収納手段に挿着された媒体補給容器内に供給するものである
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の遊技媒体管理システム。
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