JP4194675B2 - 遊技媒体計数装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコホール等において遊技客が獲得した遊技媒体を計数するための遊技媒体計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技媒体計数装置においては、同装置の上部のホッパ部に投入された遊技媒体(パチンコ玉)が複数列に整列されながら流下通路を流れ、各列に配置された計数手段によりその個数が計数されるようになされている。
【0003】
上記流下通路は、遊技媒体の直径より小さい間隔をおいて平行に並設される棒材、あるいは直立する板材により構成されており、遊技媒体に付着していた塵埃等の異物は上記棒材や板材の間から下方に落下させ、流下通路の下方に外方へ引出し可能に配設された受皿を清掃時等に係員が引出して異物を回収するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかして近年では、各遊技機の前方下部に遊技媒体計数装置を配設するようにしたシステムが提供されており、遊技客は獲得した遊技媒体をその場で計数し、その計数結果が記録された記録媒体(カード)を受取ったり、あるいは貯玉するシステムを有している。これにより遊技客は重い遊技媒体を持ってホール内を移動する必要がなくなるうえ、ホール側が準備する遊技媒体の総数を少なくすることができるようになっているが、このような遊技媒体計数装置に前述の異物回収手段を適用しようとした場合、次のような問題点がある。
【0005】
すなわち▲1▼遊技媒体計数装置が配置されるスペースが限られているため、前記受皿やその引出機構を設けることが難しい。▲2▼遊技媒体計数装置の下方部位は係員からは見えにくい箇所であり、このような部位に受皿を引出すための開口部を設けることは不正行為が行われる可能性が高くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、大きなスペースを必要とすることなく、かつ不正行為を予防し得て安全性を高めることを課題としてなされたもので、列設される複数台の遊技機のそれぞれに対応してその前面下部に配設される遊技媒体計数装置において、前記各遊技機の前面下部にあって、各遊技媒体計数装置の上面を覆う閉鎖位置と同上面を開放する開放位置とにわたり移動可能に設けられ、遊技媒体を受け入れる投入孔を備えた蓋状部材と、この蓋状部材の下方に配設される遊技媒体流下通路と、この流下通路中に配設され当該通路を流下する遊技媒体の個数を計数する計数手段と、前記流下通路の一部を構成するとともに、流下する遊技媒体の一部を支持して流動させる通路部材およびその下方に位置する底部材を有し、前記蓋状部材を開放位置として遊技媒体計数装置の上面を開放した状態で前記通路部材と前記底部材とが一体となって遊技媒体計数装置に対して上方から着脱可能とされた着脱通路部とを具有せしめたことにある。
【0007】
上記蓋状部材にはキーにより施解錠し得るロック機構を設けることがより好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0009】
図示の実施形態は、遊技機1としてパチンコ台に本発明を適用した場合を示しており、図1に示すように遊技機1および周辺機器類によって構成される遊技ユニットが幅方向に複数台列設されて各ユニット列を図2のように背中合わせに配置して遊技島が形成されている。
【0010】
上記遊技島の内部には、各遊技機1や台間玉貸機2にパチンコ玉を補給するための玉補給通路3をはじめ、パチンコ玉を回収するための玉回収通路4が配設されている。上記玉補給通路3は、図示しない揚送手段により揚送されたパチンコ玉を遊技島の列設方向に搬送し、各遊技機1や台間玉貸機2に供給するようになっており、また上記玉回収通路4は、各遊技機1や計数装置18から排出されたパチンコ玉を回収して一箇所に搬送し、図示しない揚送手段に送り込むようになっている。
【0011】
なお上記の台間玉貸機2は、その前面上方位置に異常発生時等に点滅して異常等を店員に知らせるための状態表示ランプ5が、その下方位置に後述する玉計数装置による計数結果に応じて点滅する5個の玉積みランプ6、さらにその下部に硬貨投入口7、操作部8、遊技機1の上皿9へパチンコ玉を案内する玉投出ノズル10、カード挿入口11が順に配設されており、遊技機1の側部に1台ずつ配置される。上記操作部8は、詳細は図示しないが2桁の数値を表示可能なLED表示部、パチンコ玉の投出を指示する投出ボタン、カード挿入口11に挿入されたカードの返却を指示するカード返却ボタン、呼出しランプ13を作動させる呼出しボタン、後述する暗証番号の入力等に用いられるテンキー等を有している。
【0012】
また台間玉貸機2の内部には、硬貨の識別、収納、返却、釣硬貨の返却を行う硬貨処理部、パチンコ玉投出機構、カードの識別、保持、返却を行うカード処理部が設けられている。
【0013】
さらに遊技機1の上方部には幕板12、呼出しランプ13が、下方部には腰板14が配置されている。
【0014】
貸玉を入れる上皿9の直下位置には勝玉が入る下皿15が設けられ、この下皿15の右側には遊技用のハンドル16が配設され、その下方には蓋状部材としての天板17が手前側に張出して設けられるようになっており、この天板17の下部に位置してパチンコ玉を計数する計数装置18を内装しかつ底部19aが後方に向け下り傾斜する構造のカバー19が遊技機1の前面下部に固着されている。
【0015】
上記蓋状部材を構成する天板17は、前記カバー19側に対しその上面を開放する開放位置と上面を覆う閉鎖位置とをとり得るようになっている。
【0016】
図4〜図7に示す実施形態ではカバー19に対し天板17を着脱することによりカバー19の上面を開放または閉鎖するようにした場合の一例を示すもので、天板17の下面後部に左右一対の後向きフック状の第1係合部20,20が、下面前部に左右一対の前向きフック状の第2係合部21,21がそれぞれ設けられており、後部の第1係合部20,20はカバー19側に固設の係合ピン22に係脱自在とされ、前部の第2係合部21,21にはカバー19側に支持部23,23間に回動自在に支持された回動軸24上に固設の回動部材25,25のロックピン26,26が係脱自在とされている。この回動軸24の一端には錠筒部材27が設けられ、この錠筒部材27にキー28を挿入して前記回動軸24を回すことができ、キー28以外の手段では回すことができないようにしたロック機構を構成している。
【0017】
したがって図6(A)に示す天板17を同図(B)のように取付けるには、その後部下面の第1係合部20,20を係合ピン22に係合させて水平状態に下げ、その前方下面をカバー19の受部19b上に載置し、次いで前記のキー28により回動軸24を回動させ、その回動部材25,25のロックピン26,26を第2係合部21,21に係合させることによりカバー19の上面が覆われて閉鎖状態となる。
【0018】
上記天板17は、その上面に遊技媒体収納箱30を載置するため該収納箱30の下底部が嵌合する浅い窪み17aが形成されており、その中央位置には上記収納箱30の底部の排出孔31と整合して収納部30内のパチンコ玉を受入れる投入孔29が開口され、上記窪み17aの両側には遊技客がタバコ等の小物品を置くためのスペース32,33が若干窪ませて設けられている。また一方のスペース33の手前端には、複数枚の硬貨を立てて置いておけるようにするための半円柱状の凹部からなる硬貨保持部34が形成されており、さらに一側端部には荷物類を吊り下げておくための荷物用フック35が設けられている。
【0019】
上記天板17の手前中央位置には、計数値を表示する表示部36(7セグメントLED、5桁)と操作ボタン37を有する操作部38が前傾姿勢として視認性をよくするとともに外部からの衝撃を受けにくくして設けられている。
【0020】
上記天板17の下面には、前記投入孔29の直下位置から前方に向けるゆるやかに下り傾斜して流下通路の一部を構成する受板39が設けられており、前記投入孔29の下面側には当該投入孔29を開閉するためのシャッタ部材40が水平方向に進退自在に設けられ、このシャッタ部材40はシャッタユニット41内の図示しないモータによりガイドレール42にそって矢印方向に開閉移動されるようになっている。
【0021】
前記収納箱30(玉箱)の本体は、合成樹脂(非導電性材料)により一体成形され上面が開放された角箱状のもので、両側部上端縁には図8、図9に示すように持ち運びの際に手掛けとなる把手30a,30aが形成され、底板30bはその中央が低くなるよう中央に向って傾斜する傾斜面とされており、最も低くなった位置に前述の排出孔31が開口されている。
【0022】
上記排出孔31の下面側には、当該排出孔31を開閉するためのシャッタ部材43が設けられている。このシャッタ部材43は、図8〜図11にみられるように、収納箱30の底板30bの下面に一端が軸44により枢支して設けられ、そのシャッタ部43aは前記排出孔31を全閉する位置(図8示)と全開する位置(図9示)とにわたり回動されるようになっており、操作レバー部43bは収納箱30の手前側の下部に位置されて開閉操作自在とされ、常時は捩りバネ45により前記シャッタ部43aが排出孔31を全閉する位置におかれるよう付勢されている。
【0023】
上記収納箱30の後部(前記操作レバー部43bが位置する面とは反対面)の下隅部には、位置決め兼除電用のスリット46,46が左右対称位置の2箇所に形成されている。このスリット46は、図3、図11に表わされているように底板30bの一部から側板30cの一部にかけて断面においてL形状に切設されたもので、収納箱30を天板17上の所定位置(窪み17a)に置くとき遊技島側から突設された導電材料からなる平板状の突起47に係合されるようになっており、前記スリット46を突起47に係合させることにより収納箱30の位置が定められると同時にずれ動きが防がれ、かつ収納箱30内のパチンコ玉50のいくつかが突起47に接触するようになっていて、パチンコ玉50が帯電していた場合にこの突起49およびこの突起47に接続されたアース線48を通じてアースされるようになっている。なお上記突起47は遊技機1から突設するほか天板17から上向きに突設するようにしてもよい。
【0024】
前記カバー19内には、前記天板17下面の受板39の末端が臨む位置に設けられ該受板39上を転動するパチンコ玉50が衝き当る垂直面部51aおよびその下端から後方へ向けて下り傾斜する底面部51bを有していてこれら各面部51a,51bにパチンコ玉50が通過し得ない大きさの多数の水抜き用の小孔51c,51c…が穿設され流下通路の一部を構成する方向変換ユニット51と、この方向変換ユニット51の後部に位置し、パチンコ玉50を整列させ同じく流下通路の一部を構成する着脱通路部52と、この着脱通路部52に続いて計数部53が配設される。
【0025】
上記方向変換ユニット51の水抜き用小孔51cは、投入孔29に誤ってあるいは故意にジュース等の液体が流入したとき、受板39の末端から方向変換ユニット51に流れ落ちた液体が小孔51c,51c…からカバー19の底部19a上に排出され、この底部19aの傾斜にそってその下端の水抜き孔54を通じて直ちに外部に排出させるためのものである。
【0026】
前記着脱通路部52は、図12〜図14に取出して示すように、両側壁55a,55aと底部55bとで構成されるユニット本体55内に複数列(図では5列を例示)の整列通路56,56…が形成されている。この整列通路56は、前記方向変換ユニット51の底面部51bの末端と前記計数部53の傾斜通路47の始端とに入口端および出口端のレベルが一致する傾斜した上端縁58aを有する通路板58,58…(5枚)がパチンコ玉50の直径よりやや大きい間隔をおいて底部55b上にその長手方向にそって立設され、これら通路板58,58…の間の中央位置にはその上端縁59aが後方に向け上り傾斜する仕切板59,59…(4枚)が立設されており、この仕切板59,59…の上端縁59aの始端のレベルは前記通路板58,58…の上端縁58aの始端のレベルと略同一とされている。
【0027】
上記ユニット本体55の後端上部の側壁55a,55a間には、該本体55の上面後半部をメンテナンス時に開閉する開閉板60の基端が軸61により開閉自在に枢支されており、この開閉板61の自由端には前記通路板58,58…と対応してボールチエン62,62…が取付けられ、このボールチエン62,62…は通路板58,58…の上端縁58a上を転動するパチンコ玉50に接触し得る位置まで垂下されるようになっており、パチンコ玉50を1層状態にならす機能を有している。この場合、ボールチエン62は揺動自在であるから、固定のガイドによる場合のようにパチンコ玉50の詰りを生じることが起きにくくすることができる。なお63,63はユニット本体55の両側に突設されたガイドで、カバー19側の溝に嵌合して所定の位置に位置を定めて取付けるためのものである。
【0028】
したがって前記天板17を取外した状態とし、シャッタユニット41を上方に退避させれば、着脱通路部52を上方に抜取ることができ、着脱通路部52を抜出して反転させればその底部55b上に積った塵埃等の異物を容易に回収することができる。
【0029】
前記計数部53は、前記着脱通路部52と同様な構成の通路板64と仕切板65とからなる通路構造を有し、各通路57,57…の上下部には投・受光器からなる計数センサS1 が設けられ、この通路57を流下するパチンコ玉50が上記計数センサS1 の光路(検知ライン)を遮光することで計数されるようになっている。なお図3において66は計数を停止させたいとき計数部53の通路57の入口部を閉じるためのシャッタである。
【0030】
上記計数部53の通路57に連通して遊技島内の玉回収通路4へパチンコ玉50を流すための中継通路67には不正防止用のチェックセンサS2 が設けられている。このチェックセンサS2 としては、圧力を検知する圧力検知センサや、通過するパチンコ玉によって直接押下される検知レバーと該検知レバーの動きを検知するフォトインタラプタを備えたセンサ等が用いられる。したがって前記計数センサS1 によるパチンコ玉の検知状況と、上記チェックセンサS2 による検知状況との間に設定値以上の差異が生じた場合、何らかの不正行為あるいは故障が発生したものと判断して計数停止や異常報知等の処理を行うようになされている。
【0031】
図15は天板17の開閉機構の他の実施形態を示すもので、この実施形態では天板17の後端をカバー19側に軸68により枢支して手前端を持ち上げることによりカバー19の上面を覆う閉鎖位置(鎖線図示)から上面を開放する開放位置(実線図示)に開閉するようにしたものである。この場合にも図示していないが閉鎖状態を維持するロック機構が設けられる。他の構成は前述の実施形態と同様であることからこれと同一符号を付すに留め、説明は省略する。また図示の実施形態では蓋状部材として天板17の場合について示したが、計数装置18の上面を開閉し得るものであればホッパ部材等の他の部材であってもよい。
【0032】
次に遊技に関しての貯玉・再プレイシステムの概要を図16を参照して説明する。
【0033】
遊技客は予め会員登録し、貯玉口座を設定するとともに会員カードを受取る。カウンタ等において店員が会員登録末端装置70を操作して会員登録し、会員カード発行装置71から発行される会員カードが遊技客(会員)に渡される。そして遊技客は暗証番号を登録する。
【0034】
会員となった遊技客は、遊技によって獲得したパチンコ玉を自分の貯玉口座に貯玉し、遊技時や景品交換時に引落す。口座からパチンコ玉を引落す際には、会員カードと暗証番号とが必要とされる。なお会員登録時や貯玉口座を貯玉がない場合には、現金によりパチンコ玉を借りる。
【0035】
貯玉データはホール内の管理コンピュータ72により管理されており、各計数装置18によって計数された獲得パチンコ玉を貯玉することができる。また台間玉貸機2に会員カードを挿入し、暗証番号を入力すれば、貯玉分からパチンコ玉を引落して遊技に利用することができる。さらにカウンタ等において貯玉分を景品と交換することもできる。
【0036】
会員でない遊技客が利用する場合は、現金によりパチンコ玉を借りて遊技を行えばよく、遊技を行うのに必ずしも会員である必要はない。ただし獲得したパチンコ玉を計数し、その計数結果のパチンコ玉数を貯玉しようとするためには貯玉口座が必要となるので、パチンコ玉を計数しようとする遊技客に対して仮会員カードを渡す。仮会員カードには1日だけ利用することができる貯玉口座が設定されており、計数した玉数データは貯玉口座に貯玉される。このカードを渡された遊技客(仮会員)は、遊技終了後にカウンタ等において景品を受取る。
【0037】
次に前記実施形態の作用を併せて説明する。
(1)待機状態
台間玉貸機2の玉積みランプ6は全て消灯状態にある。天板17上には空の収納箱30(玉箱)が置かれる。このとき収納箱30の底部は天板17の上面の浅い窪み17aに合わせて置くと同時に後部下隅部のスリット46,46を突起47,47に嵌合させる。これにより収納箱30は天板17上の定位置に置かれ、その底部の排出孔31と天板17の投入孔29との位置が整合するとともに突起47は収納箱30内に突出しておかれる。このとき収納箱30の排出孔31はシャッタ部材43のシャッタ部43aにより閉鎖されており、天板17の投入孔29はシャッタ部材40により閉鎖された状態にある。
(2)パチンコ玉の貸出し
遊技客が台間玉貸機2のカード挿入口11に会員カードを挿入すると、カード処理装置により当該カードの真偽が判定され、会員カードが真正であると確認されると暗証番号が入力可能となり、遊技客は操作部8のテンキーを操作して暗証番号を入力する。次いで会員カード情報と暗証番号との一致、不一致を管理コンピュータ72に問合わせる。
【0038】
会員カード情報と暗証番号との一致が確認されると、台間玉貸機2による貯玉の引出しが可能となる。したがって投出ボタン37を押すと所定個数のパチンコ玉が玉投出ノズル10を通じて遊技機1の上皿9内に投出される。また会員カード情報の確認に応じてシャッタ部材40が駆動され、天板17の投入孔29が開放されて玉計数装置18の使用が可能な状態となる。
【0039】
会員カード情報と暗証番号との一致が確認されない場合には貯玉の引出しはできず、玉計数装置18の使用が可能な状態にはならない。
【0040】
なお現金でパチンコ玉を借りるときは、台間玉貸機2の硬貨投入口7に硬貨を投入し、投出ボタンを押すと、所定個数のパチンコ玉が玉投出ノズル10を通じて遊技機1の上皿9内に投出される。したがって貯玉分を引出したくない会員、引出す貯玉がない会員、および貯玉口座を有していない非会員は現金によってパチンコ玉を借りて遊技する。但し会員カードの照合を行わない場合は天板17の投入孔29は閉鎖されたままであり、玉計数装置18の利用はできない。
(3)遊技動作
ハンドル16の操作により遊技が可能となり、パチンコ玉が打出される。遊技によって獲得したパチンコ玉は遊技機1の下皿15内に投出され、この下皿15の底を開放するとその直下に置かれた収納箱30内にパチンコ玉が流れ落ちる。
【0041】
この収納箱30内に収納されたパチンコ玉は、収納箱30内に突出している突起47に接触し、上記流下時に発生する静電気は突起47、アース線48を通じて除電され、遊技客が収納箱30内のパチンコ玉をつかんだ際に電撃による不快感を与えたり、周辺機器類に悪影響を及ぼすことがない。
【0042】
上記収納箱30内のパチンコ玉がある状態で遊技中に上皿9のパチンコ玉がなくなりそうになったときは収納箱30内からパチンコ玉を取出して上皿9へ移すことにより遊技を殆んど中断することなく続行することができる。
(4)計数処理
ある程度のパチンコ玉が収納箱30に貯ると、シャッタ部材43の操作レバー部43bを図8の鎖線図示位置へ回動させて収納箱30の排出孔31を開放させ(図9示)、収納箱30内のパチンコ玉を上記排出孔31から天板17の投入孔29を通じて玉計数装置18へ送り込む。この場合、シャッタ部材43は水平面内で軸44を中心に回動するので、パチンコ玉の重量が加わっていてもシャッタ部材43が動かしにくくなることはない。
【0043】
上記のようにして天板17の投入孔29から流入したパチンコ玉はその直下に位置する受板39上に落下し、この受板39のゆるやかな傾斜により減速されながら前方へ転動し、その末端から方向変換ユニット51に向けて落下する。この方向変換ユニット51上に落下したパチンコ玉はその垂直面部51aから底面部51bにそって方向が変換され、後方に向かって流れる。
【0044】
上記方向変換ユニット51の底面部51bの末端に至ったパチンコ玉は着脱通路部52に入り、最初は不整列の状態であるが仕切板59,59…の上端縁59aと通路板58,58…の上端縁58aとが互いに逆方向に傾斜していることから仕切板59,59…が次第に高くなり、その間に各通路56,56…に仕分けられて5列状態に整列され、そのまま下流に向って転動する。この転動中にパチンコ玉が不規則な姿勢になると、着脱通路部52の開閉板60から垂下するボールチエン62,62…によりパチンコ玉がならされ、各通路56,56…毎に1列となって計数部53へ入る。パチンコ玉が着脱通路部52の各通路57,57…内を転動する間に、パチンコ玉と一緒に投入された塵埃等の異物は仕切板59,59…と通路板58,58…との間から落下し、着脱通路部52の底板55b上に堆積される。
【0045】
計数部53に入ったパチンコ玉はその通路57を転動する間に計数センサS1 の検知ラインを遮切り、カウントされる。次いで中継通路67を通り、チェックセンサS2 により検知がなされ、玉回収通路4へ流れる。
【0046】
上記のように計数部53の各通路57,57…における計数値の合計が獲得玉数として台間玉貸機2内の記憶部に記憶されるとともに玉計数装置18の前部にある表示部36に表示される。収納箱30の排出孔31を何度か開閉して複数回の計数を行った場合には、その都度計数結果が加算される。
【0047】
獲得玉数が1000個に達すると、玉積みランプ6の一つが点灯され、2000個に達すると二つが点灯され、その遊技客がどれ位のパチンコ玉を獲得しているかが他の遊技客や店員に分る。
【0048】
パチンコ玉を計数した後に持玉がなくなった場合、投出ボタンを押せば獲得玉数分からパチンコ玉が払い戻され、前記の記憶部に記憶されている数値および表示部36に表示されている数値が減算される。
【0049】
パチンコ玉の払い戻しによって獲得玉数が減少し、玉積みランプ6の点灯基準を下回った場合には玉積みランプ6は消灯する。
【0050】
なお上記の払い戻されるパチンコ玉は計数部53により計数されたパチンコ玉ではなく、新たに供給されるものである。
【0051】
会員でない遊技客が獲得したパチンコ玉を計数しようとする場合には、台間玉貸機2の呼出しボタンを押して店員を呼出し、店員から仮会員カードを受取る。その仮会員カードを台間玉貸機2のカード挿入口11に挿入すると、玉計数装置18の投入口29のシャッタ部材40が開放移動し、玉計数装置18の使用が可能な状態となる。こうして収納箱30のシャッタ部材43を回動して開け、収納箱30内のパチンコ玉を前述の場合と同様にして計数することができ、計数データの記憶部への記憶、計数分からのパチンコ玉の払い戻しができる点等は会員の場合と同様に行われる。
(5)終了処理
会員である遊技客が遊技を終了する場合には、手持ちのパチンコ玉を計数または遊技により無くした状態にして台間玉貸機2の返却ボタンを押す。これにより記憶されていた獲得玉数データがホール管理コンピュータ72に送信され、当該会員の貯玉口座に貯玉されるとともに台間玉貸機2の記憶部や玉計数装置18の表示部36がクリアされる。こうしてホール管理コンピュータ72と台間玉貸機2との間の通信処理が完了すると、台間玉貸機2から会員カードが返却され、玉計数装置18の投入孔29のシャッタ部材40が閉じ方向に移動して投入孔29が閉鎖される。なお獲得玉数データが「0」の場合は当然ながら貯玉されず、会員カードが返却されるだけとなる。
【0052】
会員でない遊技客が獲得玉数を有している状態で遊技を終了する場合も、会員が獲得玉数を有する状態で終了する場合と同様である。また会員でない遊技客が、玉計数装置18を使用することなく持玉がなくなって遊技を終了する場合は、特に操作の必要はなく、そのまま離席すればよい。さらに会員でない遊技客が仮会員カードを受取って計数を行ったが、その後に負けて獲得玉数データ上のパチンコ玉をすべて使いきって遊技を終了する場合も、そのまま離席すればよい。このとき仮会員カードは返却されず、台間玉貸機2内に保持されたままとなる。仮会員カードが保持されかつ遊技が行われない状態が所定時間継続すると、玉計数装置18の投入孔29のシャッタ部材40が閉じられるとともに呼出しランプが点灯し、駆けつけた係員が仮会員カードを回収し、遊技機1を待機状態に戻す。
(6)異常処理
玉計数装置18が計数作動中にチェックセンサS2 が異常を検出した場合には、玉計数装置18の投入孔29のシャッタ部材40が閉鎖されるとともに報知手段により係員が呼出される。また返却ボタンや投出ボタン等の操作部も操作不能な状態とされる。このとき会員カード、仮会員カードは台間玉貸機2内に保持されたままにおかれる。
【0053】
係員が所定の異常解除処理を行うことにより遊技可能な状態に戻される。これは、遊技状態に連続性がない場合には待機状態に戻され、連続性がある場合には異常発生前の状態に戻される。
【0054】
台間玉貸機2内に保持されたままとなっていた会員カード(または仮会員カード)は、係員によって取出され、偽造等の問題がなければ遊技客に返却される。問題がある場合は係員が回収し、爾後対応処理がなされる。
(7)景品交換
遊技を終了した遊技客は、カウンタにおいて会員カードを係員に手渡す。係員が会員カードを会員カード読取装置73に挿入すると、会員データが読取られ、当該会員の貯玉口座の持玉数が呼出され、遊技客の景品の選択に応じて景品管理端末装置74を操作し、持玉数がその分減算される。特殊景品については景品投出装置75から投出される。
【0055】
遊技客が会員である場合は、必ずしもすべての持玉を景品に交換する必要はなく、貯玉口座に残しておくことができる。また全く景品と交換せずに獲得玉数のすべてを貯玉口座に貯玉しておくことも可能である。
【0056】
こうした処理が終了すると会員カードは会員である遊技客に返却される。遊技客が会員でなく、仮会員カードの利用者の場合には、貯玉口座はその日限りのものであるためすべての持玉を景品と交換することになり、仮会員カードは店側へ回収される。
(8)清掃処理
キー操作により天板17を開放し、カバー19内から着脱通路部52を上方に取出す。次いでバケツ等の上で着脱通路部52を反転させれば底部55b上に溜っていた塵埃等の異物は落下して回収される。異物が粘着性を有するときは、指先や適当な道具を使用して取り除く。さらに汚れがひどいときは洗浄処理あるいは新しいものと交換する。
【0057】
清掃後は再び着脱通路部52を所定の位置にセットし、天板17を閉じてロックすることにより清掃処理を終える。
【0058】
なお本発明は、パチンコ台以外の遊技機であっても、ボール状の遊技媒体を使用するものであれば適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、遊技機の前面下部に設けられる天板等の蓋状部材を開閉可能とし、この蓋状部材の下部に遊技媒体計数装置を配設してこの計数装置内の遊技媒体流下通路の着脱通路部を上方へ抜き出し自在としてので、流下通路内に溜った異物の清掃時に蓋状部材のロックを外して開け、着脱通路部を取出して清掃することができ、従来のように下方位置の受皿引出し用の開口部を設ける必要がないので不正行為を行うことができず、安全性を著しく高めることができるとともに清掃作業を容易とすることができる。また元々存在すべき天板等の蓋状部材を開閉可能とし、開放した上方から着脱通路部を着脱するので余分なスペースを必要とすることがなく、計数装置を大型化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパチンコ台に適用した場合の遊技島の一部を示す正面図。
【図2】同、側面図。
【図3】本発明による遊技媒体計数システムの一実施形態を示す断面図。
【図4】遊技台の前部の平面図。
【図5】図3における天板の開閉ロック機構を示す断面図。
【図6】(A)、(B)は天板の取付け過程を示す断面図。
【図7】天板を取外し、着脱通路部を取出す状態を示す分解断面図。
【図8】図3における受入部におかれる収納箱の排出孔を閉じた状態の底面図。
【図9】同、排出孔を開いた状態の底面図。
【図10】図8における収納箱の正面図。
【図11】図8のA−A矢視断面図。
【図12】図3における着脱通路部の平面図。
【図13】同、正面図。
【図14】図12のB−B矢視断面図。
【図15】天板の開閉機構の他の例を示す断面図。
【図16】全体のシステム構成図。
【符号の説明】
1 遊技機(パチンコ台)
2 台間玉貸機
3 玉補給通路
4 玉回収通路
9 上皿
11 カード挿入口
15 下皿
17 天板
18 遊技媒体計数装置
19 カバー
20 第1係合部
21 第2係合部
22 係合ピン
24 回動軸
26 ロックピン
27 錠筒部材
28 キー
29 投入孔
30 収納箱
31 排出孔
38 操作部
39 受板
40,43 シャッタ部材
46 スリット
47 突起
50 パチンコ玉
51 方向変換ユニット
52 着脱通路部
53 計数部
56 整列通路
57 傾斜通路
58 通路板(通路部材)
59 仕切板
60 開閉板
62 ボールチェン
64 通路板
65 仕切板
1 計数センサ
2 チェックセンサ

Claims (2)

  1. 列設される複数台の遊技機のそれぞれに対応してその前面下部に配設される遊技媒体計数装置において、
    前記各遊技機の前面下部にあって、各遊技媒体計数装置の上面を覆う閉鎖位置と同上面を開放する開放位置とにわたり移動可能に設けられ、遊技媒体を受け入れる投入孔を備えた蓋状部材と、
    この蓋状部材の下方に配設される遊技媒体流下通路と、
    この流下通路中に配設され当該通路を流下する遊技媒体の個数を計数する計数手段と、
    前記流下通路の一部を構成するとともに、流下する遊技媒体の一部を支持して流動させる通路部材およびその下方に位置する底部材を有し、前記蓋状部材を開放位置として遊技媒体計数装置の上面を開放した状態で前記通路部材と前記底部材とが一体となって遊技媒体計数装置に対して上方から着脱可能とされた着脱通路部と
    を具有することを特徴とする遊技媒体計数装置。
  2. 前記蓋状部材はキーにより施解錠可能なロック機構を有している請求項1記載の遊技媒体計数装置。
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