JPH0623094A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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Publication number
JPH0623094A
JPH0623094A JP4084426A JP8442692A JPH0623094A JP H0623094 A JPH0623094 A JP H0623094A JP 4084426 A JP4084426 A JP 4084426A JP 8442692 A JP8442692 A JP 8442692A JP H0623094 A JPH0623094 A JP H0623094A
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JP
Japan
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reel
stop
reels
switch
stopping
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Application number
JP4084426A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Fukuda
清彦 福田
Shunichi Kinoshita
俊一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0623094A publication Critical patent/JPH0623094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リールの停止動作を手動、自動いずれにも切り
換えられるようにすることにより、遊戯者の好みに応じ
たリールの停止方法を容易に選択できるようにする。 【構成】スロットマシン1の機体2前面に、リールの停
止方法を選択するための選択スイッチ5を設ける。選択
スイッチ5を押操作することによって、リール3A,3
B,3Cは、制御部内でランダム設定された停止順序・
停止時間に基づき、自動的に停止する。選択スイッチ5
の押操作がない場合は、停止スイッチ8a,8b,8c
の押操作による手動停止方法が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個のリールを始
動させた後、各リールを個別に停止させて、停止ライン
上に並ぶ図柄の組み合わせに応じてゲームの勝敗を決す
るスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンでは、機体の前面
のリール表示窓に提示された複数のリールが一斉に始動
した後停止して、所定の停止ライン上にいずれか有効図
柄の組み合わせが成立した際、配当として所定のメダル
を払い戻す構造になっている。
【0003】また、これらスロットマシンには、リール
の停止動作に関して、各リールを停止釦スイッチなどの
操作により停止させる手動停止方式のものと、制御部で
ランダム設定される時間の後に自動的に停止させる自動
停止方式の2種類がある。上記2種類のスロットマシン
のうち前者では、リールの停止動作に停止釦スイッチの
操作という遊戯者の技術が介入する。一方、後者におい
ては、全く偶然にリールが停止することになり、遊戯者
の操作技術の介入する余地がない。したがって、操作に
熟練した遊戯者は前者の手動タイプを、初心者は後者の
自動タイプを好む傾向が見られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら2種類のスロッ
トマシンを遊戯場に設置すれば、熟練者,初心者ともに
おのおのに応じたタイプのマシンでゲームを楽しむこと
が可能となるが、遊戯場の稼働率を高くするためには、
それぞれのスロットマシンについて、客の好みの比率を
把握して導入比率を決める必要がある。
【0005】しかしながら、実際の遊戯場で客の好みを
正確に把握するのは困難であり、2種類のスロットマシ
ンの導入比率は容易に決定できないという問題がある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、リールの停止動作を手動,自動いずれにも切り
換えられるようにすることにより、遊戯者の好みに応じ
たリールの停止方法を容易に選択できるスロットマシン
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のリー
ルを有し、各リールを駆動させた後、各リールを停止さ
せて、ゲームが実行されるスロットマシンにおいて、各
リールの駆動を停止させるための停止釦スイッチと、各
リールを個別に駆動しかつ停止させるリール駆動機構
と、リールの停止動作を手動停止または自動停止のいず
れかに切り換えるための選択スイッチと、前記選択スイ
ッチにより手動停止が選択されたとき前記停止釦スイッ
チの操作に応答して対応するリールのリール駆動機構を
停止動作させ、選択スイッチにより自動停止が選択され
たとき全リール始動後の所定の時間経過に応答して対応
するリールのリール駆動機構を停止動作させる制御装置
とを備えた構造のものである。
【0008】また請求項2の発明においては、前記選択
スイッチは、全てのリールの停止動作を手動停止または
自動停止のいずれかに切り換えるための単一のスイッチ
であり、さらに請求項3の発明では、選択スイッチは、
個々のリールの停止動作を手動停止または自動停止のい
ずれかに切り換えるためのスイッチ群により構成されて
いる。
【0009】
【作用】選択スイッチによって、リールの停止操作を手
動、自動いずれにも切り換えられるので、遊戯者の好み
に応じたリールの停止方法が容易に設定できる。また請
求項3の発明では、各リールの停止方法を個別に設定し
て、技術の介入性と偶然性との比率を自由に設定するこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるスロット
マシン1の外観を示す。このスロットマシン1は、周面
に複数の図柄がそれぞれ表示された3個のリール3A,
3B,3Cを備え、機体2の前面には、リール表示窓
4,選択スイッチ5,メダルの預け枚数表示器6,ゲー
ムタイプ表示器9A,9B,メダル投入口10,始動レ
バー7,停止スイッチ8a,8b,8c,ゲームスイッ
チ11,切替スイッチ12,精算スイッチ13,メダル
排出口14,メダル受け皿15などが設けられている。
【0011】前記リール表示窓4には3個の各リール3
A,3B,3Cが位置し、このリール表示窓4より各リ
ール3A,3B,3Cの回転状態が透視可能であると共
に、リール3A,3B,3Cを停止させたとき、各リー
ルの3駒分の図柄が上、中、下、斜めの各停止ラインL
1 〜L5 上に整列して並ぶようになっている。これら停
止ラインL1 〜L5 は、メダルの投入枚数に応じて順次
有効化するものであって、1枚のメダルが投入されたと
きは停止ラインL1 を、2枚のメダルが投入されたとき
は停止ラインL1 〜L3 を、3枚のメダルが投入された
ときは停止ラインL1 〜L5 を、それぞれ有効ラインと
して、ライン上の図柄の組み合わせがいずれか入賞にか
かるものであれば、所定の枚数のメダルが払い出され
る。
【0012】前記始動レバー7は3個のリール3A,3
B,3Cを一斉に始動させるためのもの、停止スイッチ
8a,8b,8cは各リール3A,3B,3Cをそれぞ
れ停止させるためのものである。
【0013】前記メダル投入口10はゲームの開始に先
立ち、多数枚のメダルを投入したり、各ゲーム毎に1枚
ないし複数枚のメダルを投入する箇所であり、メダル受
け皿15はメダルの配当または精算に際してメダル排出
口14から放出されるメダルを収容する。
【0014】このスロットマシンは、遊戯者が多数枚の
メダルを機械に預けて貯蔵し、その貯蔵メダルを使って
ゲームを実行することが可能な方式を採用しており、預
け枚数表示器6には貯蔵メダルの残り枚数がディジタル
表示される。前記ゲームスイッチ11はゲームの実行に
際して貯蔵メダルを用いることを指示し、1回押操作す
ると1枚のメダルが、2回押操作すると2枚のメダル
が、3回押操作すると3枚のメダルが、それぞれ自動投
入される。
【0015】精算スイッチ13は貯蔵メダルを精算して
返還すべき枚数のメダルをメダル受け皿15へ放出させ
る。切替スイッチ12はゲーム毎にメダルをメダル投入
口7から投入してゲームを行うか、または貯蔵メダルを
消費してゲームを行うかを切り替えるスイッチである。
【0016】前記選択スイッチ5は、内側に豆ランプを
設けた背照式の押釦スイッチであって、各リールを前記
停止スイッチ8a,8b,8cの操作によって停止させ
るか、または後述する制御部17内に設定される所定の
時間後に自動的に停止させるかを選択するためのもので
ある。この選択スイッチ5が押操作されたとき、自動停
止方式が選択されるように設定されている。
【0017】ゲームタイプ表示器9A,9Bは、現在選
択されているリールの停止方式を表示するもので、表面
にはそれぞれ「自動」「手動」などの文字がプリント印
刷されるとともに、それぞれの内部に異なる色彩の豆ラ
ンプ(例えばゲームタイプ表示器9Aには赤、ゲームタ
イプ表示器9Bには黄色)を内蔵している。前記選択ス
イッチ5が押操作されたとき、図1に示すように、スイ
ッチ内部の豆ランプとともにゲームタイプ表示器9Aの
豆ランプが点灯して自動停止方式が選択されたことが示
される。また選択スイッチ5がOFFのときはゲームタ
イプ表示器9Bの豆ランプが点灯して手動停止方式が選
択されていることが表示される。
【0018】図2は、上記スロットマシンの主要な回路
構成例を示している。図中、マイクロプロセッサなどで
構成される制御部17は、CPU18にバス19を介し
てROM20やRAM21が接続された公知の構成を備
えている。
【0019】CPU18は制御・演算の主体であって、
前記ROM20のプログラムやデータに従ってRAM2
1に対するデータの読み書きを行い、入出力各部の動作
を一連に制御する。
【0020】図3はRAM21内のワークエリア33の
内容を示すもので、このワークエリア33にはゲームの
実施に必要なデータを記憶させるための複数の領域34
〜40が設定されている。
【0021】領域35〜37は、自動停止が選択された
場合に停止するリールの順序について記憶するものであ
って、領域35には自動停止が選択された場合に第1番
目に停止させるリール(以下「第1のリール」という)
の番号R1が、領域36には第2番目に停止するリール
(以下「第2のリール」という)の番号R2が、領域3
7には第3番目に停止するリール(以下「第3のリー
ル」という)の番号R3が、それぞれ記憶される。ここ
でいう「リールの番号」とは、リール3Aが「1」,リ
ール3Bが「2」,リール3Cが「3」であり、これら
の番号を該当するリールの停止順序ごとに領域35,3
6,37へ記憶させている。
【0022】さらに、領域38〜40は、自動停止が選
択された場合、前記第1〜第3の各リールが始動した後
停止するまでの時間を記憶するためのもので、領域38
には第1のリールの停止時間T1が、領域39には第2
のリールの停止時間T2が、領域40には第3のリール
の停止時間T3がそれぞれ記憶される。なお、領域34
は、投入されたメダル枚数Nを記憶するための領域であ
る。
【0023】図2にもどって、ROM20は、プログラ
ムメモリ22,停止順序設定テーブル23,停止時間設
定テーブル24,図柄変換テーブル25,入賞テーブル
26,配当テーブル27などを含み、前記プログラムメ
モリ22には機械動作の手順を示すプログラムが格納さ
れている。
【0024】停止順序設定テーブル23は、リールの停
止順序の組み合わせデータ(実施例の場合は6通り)
を、停止時間設定テーブル24は、リールが始動した後
自動的に停止するまでの時間を、それぞれ記憶するため
のものである。
【0025】図柄変換テーブル25は、後述するCPU
18のカウンタ部45の計数値をリール3A,3B,3
Cのシンボルに変換するためのものである。
【0026】入賞テーブル26は、有効な停止ライン上
に並んだリール3A,3B,3Cの図柄の組み合わせの
うち、入賞にかかる図柄を記憶し、配当テーブル27
は、入賞テーブルに記憶された入賞図柄の組み合わせそ
れぞれについてのメダルの払出枚数を記憶する。
【0027】前記バス19にはI/Oインターフェイス
30を介してリール駆動部28が、表示インターフェイ
ス32を介して表示回路29が、それぞれ接続されてい
る。リール駆動部28はCPU18からの指令をうけて
各リール駆動用のステッピングモータの作動を制御す
る。表示回路29は前記預け枚数表示器6,選択スイッ
チ5の豆ランプ,およびゲームタイプ表示器9A,9B
などを表示動作させる。
【0028】始動レバー7,停止スイッチ8a〜8c,
選択スイッチ5は第2のI/Oインターフェイス31を
介してそれぞれ接続され、その操作による電気信号がC
PU18に取り込まれる。
【0029】図4には、前記リール駆動部28の回路構
成例とCPU18の機能とがあわせて示してある。なお
同図はリール3A(他のリールも同様)についての回路
構成のみが示してある。
【0030】図中、リール駆動部28はクロック信号を
受けて駆動パルスpを生成し、この駆動パルスpをステ
ッピングモータより成るリールモータ47aへ供給し
て、リールを駆動する。このリール駆動部28にはCP
U18のリール制御部44よりスタート指令やストップ
指令が与えられる。
【0031】メダルの投入がありかつ始動レバー7が操
作されると、前記リール制御部44にはスタート信号が
入力され、リール制御部44はスタート指令を発してリ
ール駆動部28を作動させる。また停止スイッチ8aの
操作あるいはCPU18内のタイマ48が始動後所定の
時間が経過したとき、これに対応してストップ信号がリ
ール制御部44に入力される。リール制御部44はこの
ストップ信号を受けてリール駆動部28へストップ指令
を発してリールモータ47aの作動を停止させる。
【0032】前記駆動パルスpは、CPU18のカウン
タ部45に与えられて計数される。このカウンタ部45
の計数値はリールが一回転する毎に与えられる基準信号
によりリセットされる。かくて図柄検出部46はこのカ
ウンタ部45の計数値から前記ROM20内の図柄変換
テーブル25を参照して、リール上のどの図柄が有効ラ
イン上に位置するのかを検出し、その検出結果を出力す
る。
【0033】図5はこの発明にかかる他の実施例を示
す。この実施例のスロットマシンも、機体前面に3つの
リール3A,3B,3Cを表示するリール表示窓4,預
け枚数表示器6,メダル投入口10,始動レバー7,停
止スイッチ8a,8b,8c,ゲームスイッチ11,切
替スイッチ12,精算スイッチ13,メダル排出口1
4,メダル受け皿15などを備えている。これらはすべ
て、第1の実施例と同様の構造のものであり、ここでは
その説明を省略する。
【0034】この実施例では、上記のほかに、各リール
3A,3B,3Cにそれぞれ対応する3つの選択スイッ
チ5a,5b,5cおよびゲームタイプ表示器9a,9
b,9cが備えられている。選択スイッチ5a,5b,
5cは第1の実施例の選択スイッチ5と同様の構造の背
照式の押釦スイッチであって、これら選択スイッチ5
a,5b,5cのいずれかが押操作されたとき、対応す
るリールが自動停止するように設定される。
【0035】ゲームタイプ表示器9a,9b,9cは、
それぞれ内部に異なる色彩の2種類の豆ランプ(例えば
赤と黄色など)を有し、前記選択スイッチ5a〜5cの
押操作によって対応するリールが自動停止するよう選択
されたときは第1のランプが、また選択スイッチが押操
作されずに手動停止が選択されたときは第2のランプ
が、それぞれ点灯するように設定されている。図5の実
施例では、選択スイッチ5aのみが押操作されてリール
3Aが自動停止し、残りのリール3B,3Cは手動停止
するように設定されている。
【0036】この実施例のスロットマシンの主な回路構
成およびリールの駆動機構については、第1の実施例の
図2,図4にそれぞれ示したものと同様であって、ここ
ではその説明を省略する。
【0037】図6は、この実施例におけるRAM21の
ワークエリア33の内容を示す。ワークエリア33に
は、第1の実施例と同様のデータを記憶する領域34〜
40のほかに、各リールについて選択された停止方法を
確認するためのフラグF1,F2,F3をそれぞれ記憶
する領域41,42,43が存在する。
【0038】図7および図8は、第1の実施例のスロッ
トマシンにおける制御手順をステップ1(図中「ST
1」で示す)〜ステップ24で示すもので、以下、同図
の手順に従って上記スロットマシンの動作を説明する。
【0039】まず、CPU18は、ステップ1でメダル
の投入を判定する。前記メダル投入口10からのメダル
投入、あるいはゲームスイッチ11による貯蔵メダルの
消費が行われたとき、ステップ1の判定は「YES」と
なって、つぎにCPU18はステップ2で始動レバー7
の操作に待機する。
【0040】始動レバー7が操作されるとステップ2の
判定が「YES」となって、CPU18はつぎのステッ
プ3で選択スイッチ5が押操作されているか否かを判定
する。この判定が「YES」のとき、すなわちリール3
A,3B,3Cが自動停止するよう選択されていると
き、CPU18はつぎのステップ4で、つぎのような処
理により、リールの停止順序および停止時間を設定す
る。
【0041】例えば、制御部の乱数回路で発生した乱数
を1〜6のいずれかの整数値に置き換えるような演算を
行い、停止順序設定テーブル23から得られた整数値に
対応する番地のデータを読み出した後、このデータより
第1〜第3のリールがリール3A,3B,3Cのいずれ
に相当するかを判読して、RAM21の領域35,3
6,37へそれぞれ格納する。さらに、CPU18は、
停止時間設定テーブル24から各リールが始動の後停止
するまでの時間T1,T2,T3をランダムに(ただし
T1<T2<T3となるように)読み出し、これをRA
M21内の領域38〜40に書き込む。上記の処理の
後、CPU18はさらに前記タイマ48をスタートさせ
た後、全リールを始動させる(ステップ5,6)。
【0042】つぎのステップ7で、CPU18はステッ
プ4で設定した第1のリールの停止時間T1が経過した
かどうかを判定し、この判定が「YES」となったと
き、ステップ8で第1のリールを停止させる。第2,第
3のリールについても同様に、設定された時間が経過し
たとき、対応するリールを停止させる(ステップ9〜ス
テップ12)。
【0043】上記の処理により、3つのリール3A,3
B,3Cすべてが停止すると、CPU18はステップ2
2の処理へと移行する。
【0044】一方、ステップ3の判定が「NO」のと
き、すなわち選択スイッチ5が押操作されず手動停止が
選択されたときは、CPU18はステップ14で全リー
ルを始動させた後、ステップ15〜17で停止スイッチ
8a,8b,8cのいずれかの操作に待機する。そして
これらの判定のいずれかが「YES」となったとき、操
作された停止スイッチに対応するリールを停止させる
(ステップ18〜20)。
【0045】つぎにCPU18はステップ21で全リー
ルが停止したかどうかを判定し、この判定が「NO」で
あるときは、再びいずれか停止スイッチの操作に待機す
る。
【0046】上記ステップ21の判定が「YES」とな
ったとき、あるいは前記ステップ12の処理後、CPU
18は前記入賞テーブル26を参照して3つのリール3
A,3B,3Cの有効ライン上に入賞にかかる図柄が成
立しているかどうかを判定する(ステップ22)。この
判定が「YES」のとき、CPU18はさらにつぎのス
テップ23で、前記配当テーブル27を参照して所定の
メダルを払い出した後、ステップ24でRAM21内の
データをクリアし、ゲームを終了させる。
【0047】図7は、第2の実施例のスロットマシンに
おける制御手順を示す。まず、CPU18は、第1の実
施例と同様、ステップ1でメダルの投入に、ステップ2
で始動レバー7の操作に待機する。
【0048】ステップ1,ステップ2の判定がともに
「YES」となると、CPU18はつぎのステップ3
で、選択スイッチ5aが押操作されているかどうかを判
定する。この判定が「YES」のとき、CPU18はつ
ぎのステップ4で、RAM21内の前記領域41にフラ
グF1をセットする。
【0049】第2,第3の選択スイッチ5b,5cにつ
いても、ステップ5およびステップ7で同様の判定を行
い、その判定が「YES」のとき、対応するRAM21
内の領域42,43にそれぞれフラグF2,F3をセッ
トする(ステップ6,ステップ8)。
【0050】つぎに、CPU18はステップ9で、前記
領域41〜43のいずれかにフラグがセットされている
かどうかを判定し、この判定が「YES」のとき、第1
の実施例と同様に前記停止順序設定テーブル23および
停止時間設定テーブル24よりランダムにデータを読み
出し、リールの停止順序・停止時間を設定した後、タイ
マ48をスタートさせる(ステップ10,11)。
【0051】つぎにCPU18は、ステップ12で全リ
ールを始動させた後、つぎのステップ13〜18で各停
止スイッチ8a,8b,8cの操作の有無およびタイマ
48の経過時間を判定する。
【0052】ステップ13の判定が「YES」のとき、
すなわち停止スイッチ8aが操作されたとき、CPU1
8はつぎのステップ19でRAM21内の領域41のフ
ラグF1を判定する。フラグF1がオフのときこの判定
が「YES」となって、CPU18はつぎのステップ2
0でリール3Aを停止させる。フラグF1がセットされ
ている場合、すなわちリール3Aが自動停止するよう設
定されている場合は、ステップ19の判定は「NO」と
なり、リール3Aは停止せず、ステップ31へと移行す
る。
【0053】ステップ14の判定が「YES」のとき、
すなわち停止スイッチ8bが操作されたときは、つぎの
ステップ21,22で、またステップ15の判定が「Y
ES」のとき、すなわち停止スイッチ8cが操作された
ときは、つぎのステップ23,24で上記と同様の処理
が行われる。
【0054】ステップ16の判定が「YES」のとき、
すなわち第1のリールの停止時間T1が経過したときも
同様に、CPU18はつぎのステップ25で停止すべき
リールに対応するRAM21内の領域にフラグがセット
されているかどうかを判定する。この判定が「YES」
のとき、すなわちこのリールについて自動停止が選択さ
れているとき、CPU18はつぎのステップ26で該当
するリールを停止させる。
【0055】ステップ17,ステップ18でも同様に、
第2,第3のリールの停止時間T2,T3が経過したか
どうかが判定され、この判定が「YES」となり、かつ
停止すべきリールに対応するRAM21内の領域にフラ
グがセットされているとき、該当するリールを停止させ
る(ステップ27,28およびステップ29,30)。
【0056】ステップ31ではリール3A,3B,3C
すべてが停止したかどうかが判定され、この判定が「Y
ES」となるまで上記の処理が繰り返される。ステップ
31の判定が「YES」となると、CPU18はステッ
プ32で、有効ライン上の図柄の組み合わせを判定し、
入賞にかかる図柄であればステップ33で所定の枚数の
メダルを払い出した後、つぎのステップ34でRAM2
1内のデータをクリアしてゲームを終了する。
【0057】
【発明の効果】この発明では、上記のごとく、選択スイ
ッチにより、リールの停止方法を自動停止、手動停止の
いずれにも設定できるようにしたから、遊戯者の好みに
合わせて停止方法を自由に設定することが可能となる。
また、請求項3の発明ではさらに、各リールについて自
動停止,手動停止のいずれかが選択できるようにしたか
ら、遊戯者の希望に応じて技術の介入性と偶然性との比
率を自由に設定でき、遊戯者の好みに合わせたゲームを
実現することが可能となるなど、発明の目的を達成した
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
外観を示す正面図である。
【図2】スロットマシンの回路構成例を示すブロック図
である。
【図3】RAMのワークエリアの内容を示す説明図であ
る。
【図4】リール駆動部の回路構成およびCPUの機能を
示すブロック図である。
【図5】この発明の第2の実施例にかかるスロットマシ
ンの外観を示す正面図である。
【図6】RAMのワークエリアの内容を示す説明図であ
る。
【図7】制御部による制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】制御部による制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】制御部による制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】制御部による制御手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 3A,3B,3C リール 5,5a,5b,5c 選択スイッチ 8a,8b,8c 停止スイッチ 18 CPU 20 ROM 21 RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリールを有し、各リールを駆動さ
    せた後、各リールを停止させて、ゲームが実行されるス
    ロットマシンにおいて、 各リールの駆動を停止させるための停止釦スイッチと、 各リールを個別に駆動しかつ停止させるリール駆動機構
    と、 リールの停止動作を手動停止または自動停止のいずれか
    に切り換えるための選択スイッチと、 前記選択スイッチにより手動停止が選択されたとき前記
    停止釦スイッチの操作に応答して対応するリールのリー
    ル駆動機構を停止動作させ、選択スイッチにより自動停
    止が選択されたとき全リール始動後の所定の時間経過に
    応答して対応するリールのリール駆動機構を停止動作さ
    せる制御装置とを備えてなるスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記選択スイッチは、全てのリールの停
    止動作を手動停止または自動停止のいずれかに切り換え
    るための単一のスイッチである請求項1に記載のスロッ
    トマシン。
  3. 【請求項3】 前記選択スイッチは、個々のリールの停
    止動作を手動停止または自動停止のいずれかに切り換え
    るためのスイッチ群により構成されている請求項1に記
    載のスロットマシン。
JP4084426A 1992-03-05 1992-03-05 スロットマシン Pending JPH0623094A (ja)

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JP4084426A JPH0623094A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 スロットマシン

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