JPH06230343A - 液晶コントラスト調整装置 - Google Patents
液晶コントラスト調整装置Info
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- JPH06230343A JPH06230343A JP1866893A JP1866893A JPH06230343A JP H06230343 A JPH06230343 A JP H06230343A JP 1866893 A JP1866893 A JP 1866893A JP 1866893 A JP1866893 A JP 1866893A JP H06230343 A JPH06230343 A JP H06230343A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲温度及び液晶ユニット内の温度変化に対
して液晶パネルのコントラストを最適に調整できる液晶
コントラスト調整装置を提供する。 【構成】 照度の値を検出する照度センサ−17と、温
度の値を検出する温度センサ−18と、照度センサ−1
7からの出力値及び温度センサ−18からの出力値に基
づいて液晶駆動用電圧を出力して液晶表示のコントラス
トを調整するコントラスト調整部14とを備えている。
して液晶パネルのコントラストを最適に調整できる液晶
コントラスト調整装置を提供する。 【構成】 照度の値を検出する照度センサ−17と、温
度の値を検出する温度センサ−18と、照度センサ−1
7からの出力値及び温度センサ−18からの出力値に基
づいて液晶駆動用電圧を出力して液晶表示のコントラス
トを調整するコントラスト調整部14とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータやワード
プロセッサに用いられている液晶ディスプレイのコント
ラストを調整できる液晶コントラスト調整装置に関す
る。
プロセッサに用いられている液晶ディスプレイのコント
ラストを調整できる液晶コントラスト調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置は、特開平3−24
9730号公報及び特開平3−264921号公報に記
載されているように、液晶装置のコントラストを最適に
するために、照度センサー等の照度検出手段を用いて照
度を検出し、その検出結果に基づいて液晶駆動電圧を変
化させて液晶のコントラストを調整するように構成され
ている。
9730号公報及び特開平3−264921号公報に記
載されているように、液晶装置のコントラストを最適に
するために、照度センサー等の照度検出手段を用いて照
度を検出し、その検出結果に基づいて液晶駆動電圧を変
化させて液晶のコントラストを調整するように構成され
ている。
【0003】図7は、従来の液晶コントラスト調整装置
の一構成例を示すブロック図である。
の一構成例を示すブロック図である。
【0004】図7の液晶コントラスト調整装置は、中央
処理装置(CPU)部51、CPU部51に接続された
液晶表示(LCD)コントロ−ル部52、LCDコント
ロ−ル部52に接続されたLCDパネル53、CPU部
51、LCDコントロ−ル部52、及びLCDパネル5
3に接続されたコントラスト調整部54、コントラスト
調整部54に接続された照度センサ−55によって構成
されている。
処理装置(CPU)部51、CPU部51に接続された
液晶表示(LCD)コントロ−ル部52、LCDコント
ロ−ル部52に接続されたLCDパネル53、CPU部
51、LCDコントロ−ル部52、及びLCDパネル5
3に接続されたコントラスト調整部54、コントラスト
調整部54に接続された照度センサ−55によって構成
されている。
【0005】LCDパネル53は、LCDコントローラ
部52から液晶用表示信号、コントラスト調整部54か
ら液晶駆動電圧をそれぞれ受け取ることにより表示を行
う。照度センサー55は、照度を検出し、検出した照度
の値から演算処理に基づいて最適なコントラストの液晶
駆動電圧を決定し、この決定された液晶駆動電圧に基づ
いて、ホストコンピュ−タに搭載されているソフトウェ
アの内容を変更して、コントラスト調整部54によりL
CDパネル53のコントラストを調整する。
部52から液晶用表示信号、コントラスト調整部54か
ら液晶駆動電圧をそれぞれ受け取ることにより表示を行
う。照度センサー55は、照度を検出し、検出した照度
の値から演算処理に基づいて最適なコントラストの液晶
駆動電圧を決定し、この決定された液晶駆動電圧に基づ
いて、ホストコンピュ−タに搭載されているソフトウェ
アの内容を変更して、コントラスト調整部54によりL
CDパネル53のコントラストを調整する。
【0006】次に、図8のフロ−チャ−トを参照して、
上記ソフトウェアの内容の変更処理を説明する。
上記ソフトウェアの内容の変更処理を説明する。
【0007】照度センサ−55で検出された照度の値を
CPU部51が読み込み(ステップW1)、CPU部5
1で読み込まれた照度の値に基づいてLCDパネル53
のコントラスト設定値の演算処理を行い(ステップW
2)、CPU部51が演算処理した値をコントラスト調
整部54に書き込み(ステップW3)、電源がオフ(O
FF)の状態かどうかを判断し(ステップW4)、上記
ステップW4で電源がOFFでない(ONである)と判
断された場合には、上記ステップW1に戻って処理を繰
り返し実行し、上記ステップW4で電源がOFFである
と判断された場合には、処理を終了する。
CPU部51が読み込み(ステップW1)、CPU部5
1で読み込まれた照度の値に基づいてLCDパネル53
のコントラスト設定値の演算処理を行い(ステップW
2)、CPU部51が演算処理した値をコントラスト調
整部54に書き込み(ステップW3)、電源がオフ(O
FF)の状態かどうかを判断し(ステップW4)、上記
ステップW4で電源がOFFでない(ONである)と判
断された場合には、上記ステップW1に戻って処理を繰
り返し実行し、上記ステップW4で電源がOFFである
と判断された場合には、処理を終了する。
【0008】図9は、上記コントラスト調整部54の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【0009】図9に示すように、コントラスト調整部5
4では、コントラストの調整は、トランジスタTR21
〜トランジスタTR5の各トランジスタを制御して+V
DDと−VEEと間の抵抗値を変化させることによって
行う。
4では、コントラストの調整は、トランジスタTR21
〜トランジスタTR5の各トランジスタを制御して+V
DDと−VEEと間の抵抗値を変化させることによって
行う。
【0010】トランジスタTR2〜トランジスタTR5
の各トランジスタの制御はCPU部51から出力される
出力命令(OUT命令)によって行い、アドレスデコ−
ダ部IC2でそのアドレスがデコードされるとバ−CS
端子がロ−(Low)となり、論理和回路素子(OR回
路素子)IC3でバ−WR信号との論理和(OR)が算
出され、その算出結果がフリップフロップIC1のCL
K信号として入力され、データバスの値を保持し、トラ
ンジスタTR2〜トランジスタTR5のオン/オフ(O
N/OFF)を決める。
の各トランジスタの制御はCPU部51から出力される
出力命令(OUT命令)によって行い、アドレスデコ−
ダ部IC2でそのアドレスがデコードされるとバ−CS
端子がロ−(Low)となり、論理和回路素子(OR回
路素子)IC3でバ−WR信号との論理和(OR)が算
出され、その算出結果がフリップフロップIC1のCL
K信号として入力され、データバスの値を保持し、トラ
ンジスタTR2〜トランジスタTR5のオン/オフ(O
N/OFF)を決める。
【0011】また、端子Bと端子Cの間の抵抗値は、抵
抗R、R2、R3、R4、R5により、次式(1)
抗R、R2、R3、R4、R5により、次式(1)
【0012】
【数1】
【0013】で表される。
【0014】但し、トランジスタTR2〜トランジスタ
TR5のいずれかがオフ(OFF)している場合は、該
当の抵抗値を省いた数式となる。例えば、トランジスタ
TR4、TR5がオフ(OFF)の場合には、式(1)
は、次式(2)のようになる。
TR5のいずれかがオフ(OFF)している場合は、該
当の抵抗値を省いた数式となる。例えば、トランジスタ
TR4、TR5がオフ(OFF)の場合には、式(1)
は、次式(2)のようになる。
【0015】
【数2】
【0016】端子Bと端子Cの間の抵抗値をRXとする
と端子Bの電位は、次式(3)のようになる。
と端子Bの電位は、次式(3)のようになる。
【0017】
【数3】
【0018】ここで、−VLCDは、VB の電位にトラ
ンジスタTR1のバイアス分が加わった電圧を表わす。
ンジスタTR1のバイアス分が加わった電圧を表わす。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の液晶コントラスト調整装置では、液晶パネルを
長時間使い続けていると、液晶駆動電圧とは無関係に液
晶ユニットの内部温度が上昇して液晶パネルのコントラ
ストが変化してしまうという問題点があった。また、明
るさとは無関係に周囲温度の変動により液晶パネルのコ
ントラストが変化してしまうという問題点があった。
た従来の液晶コントラスト調整装置では、液晶パネルを
長時間使い続けていると、液晶駆動電圧とは無関係に液
晶ユニットの内部温度が上昇して液晶パネルのコントラ
ストが変化してしまうという問題点があった。また、明
るさとは無関係に周囲温度の変動により液晶パネルのコ
ントラストが変化してしまうという問題点があった。
【0020】本発明の目的は、上記従来の液晶コントラ
スト調整装置における問題点に鑑み、周囲温度及び液晶
ユニット内の温度変化に対して液晶パネルのコントラス
トを最適に調整できる液晶コントラスト調整装置を提供
することにある。
スト調整装置における問題点に鑑み、周囲温度及び液晶
ユニット内の温度変化に対して液晶パネルのコントラス
トを最適に調整できる液晶コントラスト調整装置を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、照度の
値を検出する照度検出手段と、温度の値を検出する温度
検出手段と、照度検出手段からの出力値及び温度検出手
段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出力して液
晶表示のコントラストを調整する調整手段とを備えてい
る液晶コントラスト調整装置によって達成される。
値を検出する照度検出手段と、温度の値を検出する温度
検出手段と、照度検出手段からの出力値及び温度検出手
段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出力して液
晶表示のコントラストを調整する調整手段とを備えてい
る液晶コントラスト調整装置によって達成される。
【0022】
【作用】本発明の液晶コントラスト調整装置では、照度
検出手段は照度の値を検出し、温度検出手段は温度の値
を検出し、調整手段は照度検出手段からの出力値及び温
度検出手段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出
力して液晶表示のコントラストを調整する。
検出手段は照度の値を検出し、温度検出手段は温度の値
を検出し、調整手段は照度検出手段からの出力値及び温
度検出手段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出
力して液晶表示のコントラストを調整する。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の液晶コント
ラスト調整装置の実施例を詳細に説明する。
ラスト調整装置の実施例を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の液晶コントラスト調整装
置の第1実施例であるタイマ−割り込み方式を用いた液
晶コントラスト調整装置の構成を示すブロック図であ
る。
置の第1実施例であるタイマ−割り込み方式を用いた液
晶コントラスト調整装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図1の液晶コントラスト調整装置は、中央
処理装置(CPU)11、CPU11に接続された液晶
表示(LCD)コントロ−ラ部12、LCDコントロ−
ラ部12に接続されたLCDパネル13、CPU11、
LCDコントロ−ラ部12、及びLCDパネル13に接
続された調整手段であるコントラスト調整部14、コン
トラスト調整部14に接続されたアナログ/ディジタル
変換部15、コントラスト調整部14に接続されたアナ
ログ/ディジタル変換部16、アナログ/ディジタル変
換部15に接続された照度検出手段である照度センサ−
17、アナログ/ディジタル変換部16に接続された温
度検出手段である温度センサ−18によって構成されて
いる。
処理装置(CPU)11、CPU11に接続された液晶
表示(LCD)コントロ−ラ部12、LCDコントロ−
ラ部12に接続されたLCDパネル13、CPU11、
LCDコントロ−ラ部12、及びLCDパネル13に接
続された調整手段であるコントラスト調整部14、コン
トラスト調整部14に接続されたアナログ/ディジタル
変換部15、コントラスト調整部14に接続されたアナ
ログ/ディジタル変換部16、アナログ/ディジタル変
換部15に接続された照度検出手段である照度センサ−
17、アナログ/ディジタル変換部16に接続された温
度検出手段である温度センサ−18によって構成されて
いる。
【0026】図1のLCDコントローラ部12は、LC
Dパネル13に液晶表示信号を出力する。また、コント
ラスト調整部14は、LCDパネル13に液晶駆動用電
圧を出力する。そして、図1の液晶コントラスト調整装
置は、コントラスト調整部14から出力される液晶駆動
用電圧を変化させることによりLCDパネル13のコン
トラストを調整するように構成されている。
Dパネル13に液晶表示信号を出力する。また、コント
ラスト調整部14は、LCDパネル13に液晶駆動用電
圧を出力する。そして、図1の液晶コントラスト調整装
置は、コントラスト調整部14から出力される液晶駆動
用電圧を変化させることによりLCDパネル13のコン
トラストを調整するように構成されている。
【0027】次に、図1の液晶コントラスト調整装置の
動作を図2のフロ−チャ−トを参照して説明する。
動作を図2のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0028】まず、照度センサー17により照度の値を
検出し(ステップS1)、A/D変換部15により照度
センサー17で検出された照度の値をアナログ量からデ
ィジタル量に変換し(ステップS2)、温度センサー1
8により温度の値を検出し(ステップS3)、A/D変
換部16により温度センサー18で検出された温度の値
をアナログ量からディジタル量に変換する(ステップS
4)。
検出し(ステップS1)、A/D変換部15により照度
センサー17で検出された照度の値をアナログ量からデ
ィジタル量に変換し(ステップS2)、温度センサー1
8により温度の値を検出し(ステップS3)、A/D変
換部16により温度センサー18で検出された温度の値
をアナログ量からディジタル量に変換する(ステップS
4)。
【0029】本実施例ではA/D変換部15,16で4
ビットのA/D変換にそれぞれ行っているが、この変換
は何ビットでも構わない。
ビットのA/D変換にそれぞれ行っているが、この変換
は何ビットでも構わない。
【0030】次に、タイマ−の割り込みがあるかどうか
を判断し(ステップS5)、上記ステップS5でタイマ
−の割り込みがないと判断された場合には、上記ステッ
プS1に戻って処理を繰り返す。
を判断し(ステップS5)、上記ステップS5でタイマ
−の割り込みがないと判断された場合には、上記ステッ
プS1に戻って処理を繰り返す。
【0031】上記ステップS5でタイマ−の割り込みが
あると判断された場合には、A/D変換部15の出力結
果(照度の値)とA/D変換部16の出力結果(温度の
値)をCPU11により読み出し(ステップS6)、読
み出した照度の値及び温度の値により最適コントラスト
の設定値を演算し(ステップS7)、設定値をコントラ
スト調整部14に書き込み(ステップS8)、コントラ
スト調整部14により書き込まれた設定値に応じてLC
Dパネル13に液晶駆動用電圧を出力する。
あると判断された場合には、A/D変換部15の出力結
果(照度の値)とA/D変換部16の出力結果(温度の
値)をCPU11により読み出し(ステップS6)、読
み出した照度の値及び温度の値により最適コントラスト
の設定値を演算し(ステップS7)、設定値をコントラ
スト調整部14に書き込み(ステップS8)、コントラ
スト調整部14により書き込まれた設定値に応じてLC
Dパネル13に液晶駆動用電圧を出力する。
【0032】そして、電源がオフかどうかを判別し(ス
テップS9)、上記ステップS9で電源がオフではない
と判別された場合には、上記ステップS1に戻って処理
を繰り返し、他方、上記ステップS9で電源がオフであ
ると判別された場合には、処理を終了する。
テップS9)、上記ステップS9で電源がオフではない
と判別された場合には、上記ステップS1に戻って処理
を繰り返し、他方、上記ステップS9で電源がオフであ
ると判別された場合には、処理を終了する。
【0033】上述したようなタイマー割り込みを使う
と、一定時間でコントラストの見直しを行うことができ
る。
と、一定時間でコントラストの見直しを行うことができ
る。
【0034】図1のコントラスト調整部14の構成を図
3に示す図3に示すように、コントラスト調整部14
は、ホストのCPU11が、照度値、温度値を読み込む
際には、IN命令が使われ、アドレスデコダーIC2
が、該当するアドレスへのアクセスであれば、−CS端
子にロ−(Low)信号を出力し、論理和回路素子(O
R回路素子)IC4で−RD信号と論理和(OR)が算
出されて、スリーステートバッファIC5のゲート信号
となり、データバスより4+4ビット(8ビット)で読
み込まれる。
3に示す図3に示すように、コントラスト調整部14
は、ホストのCPU11が、照度値、温度値を読み込む
際には、IN命令が使われ、アドレスデコダーIC2
が、該当するアドレスへのアクセスであれば、−CS端
子にロ−(Low)信号を出力し、論理和回路素子(O
R回路素子)IC4で−RD信号と論理和(OR)が算
出されて、スリーステートバッファIC5のゲート信号
となり、データバスより4+4ビット(8ビット)で読
み込まれる。
【0035】その読み込んだ値により、CPU11は最
適なコントラストを演算し、OUT命令により、アドレ
スデコダーIC2にてその有効なアドレスがデコードさ
れると−CS端子がLowとなり、論理和回路素子(O
R回路素子)IC3で−WR信号とORされフリップフ
ロップIC1のCLK信号として入力され、データバス
の値を保持し、トランジスタTR2〜トランジスタTR
5のオン/オフ(ON/OFF)を制御する。また、端
子Bと端子Cの間の抵抗値は、上記式(1)で表され
る。
適なコントラストを演算し、OUT命令により、アドレ
スデコダーIC2にてその有効なアドレスがデコードさ
れると−CS端子がLowとなり、論理和回路素子(O
R回路素子)IC3で−WR信号とORされフリップフ
ロップIC1のCLK信号として入力され、データバス
の値を保持し、トランジスタTR2〜トランジスタTR
5のオン/オフ(ON/OFF)を制御する。また、端
子Bと端子Cの間の抵抗値は、上記式(1)で表され
る。
【0036】但し、トランジスタがOFFしている場合
は、該当の抵抗値を省いた数式となる。例えば、トラン
ジスタTR4、TR5がOFFの場合には上記式(2)
のようになる)端子Bと端子Cの間の抵抗値をRXとす
ると端子Bの電位は上記式(3)のようになる。
は、該当の抵抗値を省いた数式となる。例えば、トラン
ジスタTR4、TR5がOFFの場合には上記式(2)
のようになる)端子Bと端子Cの間の抵抗値をRXとす
ると端子Bの電位は上記式(3)のようになる。
【0037】上述したタイマー割り込み方式以外では、
A/D変換部15からの出力値とA/D変換部16から
の出力値に変化が生じたときに割り込み要求を出力し、
その割り込みの処理ルーチンとして使用する比較割り込
み方式がある。
A/D変換部15からの出力値とA/D変換部16から
の出力値に変化が生じたときに割り込み要求を出力し、
その割り込みの処理ルーチンとして使用する比較割り込
み方式がある。
【0038】その際は、割り込み要求と割り込み要求解
除ができるハードウェアを追加する必要があるが、ホス
トのCPUの負担を軽減することができる。
除ができるハードウェアを追加する必要があるが、ホス
トのCPUの負担を軽減することができる。
【0039】図4は、本発明の液晶コントラスト調整装
置の第2実施例である比較割り込み方式を用いた液晶コ
ントラスト調整装置における追加したハ−ドウェアの構
成を示すブロック図である。
置の第2実施例である比較割り込み方式を用いた液晶コ
ントラスト調整装置における追加したハ−ドウェアの構
成を示すブロック図である。
【0040】図4のハ−ドウェアは、A/D変換部1
5、16に接続されたDフリップフロップ21、Dフリ
ップフロップ21に接続されたDフリップフロップ2
2、Dフリップフロップ21、22に接続された発振器
(OSC)23、Dフリップフロップ21、22に接続
された比較部24、比較部24に接続されたフリップフ
ロップ25、フリップフロップ25に接続されたバッフ
ァ26、アドレスデコ−ダ部27、アドレスデコ−ダ部
27に接続された論理和回路素子(OR回路素子)2
8、Dフリップフロップ21及びOR回路素子28に接
続されたバッファ29によって構成されている。
5、16に接続されたDフリップフロップ21、Dフリ
ップフロップ21に接続されたDフリップフロップ2
2、Dフリップフロップ21、22に接続された発振器
(OSC)23、Dフリップフロップ21、22に接続
された比較部24、比較部24に接続されたフリップフ
ロップ25、フリップフロップ25に接続されたバッフ
ァ26、アドレスデコ−ダ部27、アドレスデコ−ダ部
27に接続された論理和回路素子(OR回路素子)2
8、Dフリップフロップ21及びOR回路素子28に接
続されたバッファ29によって構成されている。
【0041】追加したハードウェアは、A/D変換部1
5、16よりの出力を記憶し、その値と次に出力される
値とを比較して、その結果、比較した値が違う場合に
は、ホストに対して割り込み要求信号をロ−(Low)
レベルで出力し、ソフトウェアの処理ルーチンを待つ。
追加したハードウェアは、割り込み要求信号をクリアす
る信号により、割り込み要求信号をロ−(Low)レベ
ルよりオープンの状態に変えるように構成されている。
5、16よりの出力を記憶し、その値と次に出力される
値とを比較して、その結果、比較した値が違う場合に
は、ホストに対して割り込み要求信号をロ−(Low)
レベルで出力し、ソフトウェアの処理ルーチンを待つ。
追加したハードウェアは、割り込み要求信号をクリアす
る信号により、割り込み要求信号をロ−(Low)レベ
ルよりオープンの状態に変えるように構成されている。
【0042】図5のフロ−チャ−トに基づいてソフトウ
ェアの処理ルーチンを説明する。
ェアの処理ルーチンを説明する。
【0043】ソフトウェアの処理ルーチンは、コントラ
スト調整部14から割り込み要求があるかどうかを判断
し(ステップT1)、上記ステップT1で割り込み要求
がないと判断された場合には割り込み要求があるまで待
機する。また、上記ステップT1で割り込み要求がある
と判断された場合にはA/D変換部15、16より出力
された新しい方の値をCPU11に読み込ませ(ステッ
プT2)、その値により最適コントラストの設定値を演
算し(ステップT3)、その設定値をコントラスト調整
部14に出力し(ステップT4)、割り込み要求信号を
クリアする信号を出力して(ステップT5)、電源がオ
フ(OFF)かどうかを判断し(ステップT6)、上記
ステップT6で電源がオフでない(オン(ON)であ
る)と判断された場合には上記ステップT1に戻って動
作を繰り返す。他方、上記ステップT6で電源がオフ
(OFF)であると判断された場合には操作を終了す
る。
スト調整部14から割り込み要求があるかどうかを判断
し(ステップT1)、上記ステップT1で割り込み要求
がないと判断された場合には割り込み要求があるまで待
機する。また、上記ステップT1で割り込み要求がある
と判断された場合にはA/D変換部15、16より出力
された新しい方の値をCPU11に読み込ませ(ステッ
プT2)、その値により最適コントラストの設定値を演
算し(ステップT3)、その設定値をコントラスト調整
部14に出力し(ステップT4)、割り込み要求信号を
クリアする信号を出力して(ステップT5)、電源がオ
フ(OFF)かどうかを判断し(ステップT6)、上記
ステップT6で電源がオフでない(オン(ON)であ
る)と判断された場合には上記ステップT1に戻って動
作を繰り返す。他方、上記ステップT6で電源がオフ
(OFF)であると判断された場合には操作を終了す
る。
【0044】図1の液晶コントラスト調整装置では、ホ
ストのCPU11で最適化の演算を実行してコントラス
ト調整部14にOUT命令を行うことでLCDパネル1
3のコントラストを変化させているが、これをリ−ド・
オンリ−・メモリ(ROM)化することもできる。
ストのCPU11で最適化の演算を実行してコントラス
ト調整部14にOUT命令を行うことでLCDパネル1
3のコントラストを変化させているが、これをリ−ド・
オンリ−・メモリ(ROM)化することもできる。
【0045】図6は、本発明の液晶コントラスト調整装
置の第3実施例であるROM方式の液晶コントラスト調
整装置の構成を示すブロック図である。
置の第3実施例であるROM方式の液晶コントラスト調
整装置の構成を示すブロック図である。
【0046】図6の液晶コントラスト調整装置は、RO
M30を除いて図1の液晶コントラスト調整装置と同じ
構成なので、それらの構成部分の説明は省略する。
M30を除いて図1の液晶コントラスト調整装置と同じ
構成なので、それらの構成部分の説明は省略する。
【0047】図6の液晶コントラスト調整装置は、コン
トラスト調整部14によりA/D変換部15、16から
の出力値をアドレスとしてROM30に出力し、入力さ
れたアドレスに対応するROM30のアドレスの値を演
算結果としてコントラスト調整部14に出力することに
よりLCDパネル13のコントラストの調整を行う。上
述した液晶コントラスト調整装置は、液晶の特性に起因
する温度変化によるコントラストの変化に対処すること
ができると共に、周囲温度の変化にも対処できる。特
に、単純マトリクス駆動の液晶では、温度変化によるコ
ントラストの変化が大きいので、本発明の液晶コントラ
スト調整装置を用いて液晶パネルのコントラストを調整
することが有効である。
トラスト調整部14によりA/D変換部15、16から
の出力値をアドレスとしてROM30に出力し、入力さ
れたアドレスに対応するROM30のアドレスの値を演
算結果としてコントラスト調整部14に出力することに
よりLCDパネル13のコントラストの調整を行う。上
述した液晶コントラスト調整装置は、液晶の特性に起因
する温度変化によるコントラストの変化に対処すること
ができると共に、周囲温度の変化にも対処できる。特
に、単純マトリクス駆動の液晶では、温度変化によるコ
ントラストの変化が大きいので、本発明の液晶コントラ
スト調整装置を用いて液晶パネルのコントラストを調整
することが有効である。
【0048】
【発明の効果】本発明の液晶コントラスト調整装置は、
照度の値を検出する照度検出手段と、温度の値を検出す
る温度検出手段と、照度検出手段からの出力値及び温度
検出手段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出力
して液晶表示のコントラストを調整する調整手段とを備
えているので、ユーザーが使用している環境の明るさ及
び周囲温度に応じて液晶パネルを最適なコントラストに
調整できる。
照度の値を検出する照度検出手段と、温度の値を検出す
る温度検出手段と、照度検出手段からの出力値及び温度
検出手段からの出力値に基づいて液晶駆動用電圧を出力
して液晶表示のコントラストを調整する調整手段とを備
えているので、ユーザーが使用している環境の明るさ及
び周囲温度に応じて液晶パネルを最適なコントラストに
調整できる。
【図1】本発明の液晶コントラスト調整装置の第1実施
例であるタイマー割り込み方式の液晶コントラスト調整
装置の構成を示すブロック図である。
例であるタイマー割り込み方式の液晶コントラスト調整
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の液晶コントラスト調整装置の動作を説明
するためのフロ−チャートである。
するためのフロ−チャートである。
【図3】図1のコントラスト調整部の一構成例を示す回
路図である。
路図である。
【図4】本発明の液晶コントラスト調整装置の第2実施
例である比較割り込み方式の液晶コントラスト調整装置
の追加ハードウェアの構成を示すブロック図である。
例である比較割り込み方式の液晶コントラスト調整装置
の追加ハードウェアの構成を示すブロック図である。
【図5】図4の液晶コントラスト調整装置の動作を説明
するためのフロ−チャ−トである。
するためのフロ−チャ−トである。
【図6】本発明の液晶コントラスト調整装置の第3実施
例であるROM方式の液晶コントラスト調整装置の構成
を示すブロック図である。
例であるROM方式の液晶コントラスト調整装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】従来の液晶コントラスト調整装置の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図8】図7の従来の液晶コントラスト調整装置の動作
を説明するためのフロ−チャ−トである。
を説明するためのフロ−チャ−トである。
【図9】図7のコントラスト調整部の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
11 中央処理装置(CPU) 12 LCDコントロ−ラ部 13 LCDパネル 14 コントラスト調整部 15,16 A/D変換部 17 照度センサ− 18 温度センサ−
Claims (1)
- 【請求項1】 照度の値を検出する照度検出手段と、温
度の値を検出する温度検出手段と、該照度検出手段から
の出力値及び該温度検出手段からの出力値に基づいて液
晶駆動用電圧を出力して液晶表示のコントラストを調整
する調整手段とを備えていることを特徴とする液晶コン
トラスト調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1866893A JPH06230343A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 液晶コントラスト調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1866893A JPH06230343A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 液晶コントラスト調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06230343A true JPH06230343A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11977990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1866893A Pending JPH06230343A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 液晶コントラスト調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06230343A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08294489A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Toshiba Medical Eng Co Ltd | 超音波診断装置 |
JPH08314412A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-29 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
KR100987079B1 (ko) * | 2008-10-24 | 2010-10-11 | 하종근 | 액정 표시 장치의 화면 밝기 조절 장치 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP1866893A patent/JPH06230343A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08294489A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Toshiba Medical Eng Co Ltd | 超音波診断装置 |
JPH08314412A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-29 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
KR100987079B1 (ko) * | 2008-10-24 | 2010-10-11 | 하종근 | 액정 표시 장치의 화면 밝기 조절 장치 |
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