JPH0623018Y2 - プリント基板の接合構造 - Google Patents

プリント基板の接合構造

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JPH0623018Y2
JPH0623018Y2 JP7752988U JP7752988U JPH0623018Y2 JP H0623018 Y2 JPH0623018 Y2 JP H0623018Y2 JP 7752988 U JP7752988 U JP 7752988U JP 7752988 U JP7752988 U JP 7752988U JP H0623018 Y2 JPH0623018 Y2 JP H0623018Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
solder
land portion
joint structure
Prior art date
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JP7752988U
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JPH02769U (ja
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洋一 川井
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二つのプリント基板の一方を他方に差し込
んで両基板の電極パターン間を半田付けするようにした
プリント基板の接合構造に関する。
〔従来の技術〕
第6図は、従来のプリント基板の接合構造の一例を示す
斜視図である。
2は第1のプリント基板(例えばサブプリント基板)で
あり、所要の電子部品が搭載されており(図示省略)、
かつ舌片部4の片面に1以上の電極パターン6が延設さ
れると共にそれぞれに半田付け用のランド部8が設けら
れている。
12は第2のプリント基板(例えば主プリント基板)で
あり、これにも所要の電子部品が搭載されており(図示
省略)、かつ前記舌片部4と嵌合する穴14の周辺部
に、裏面側において、前記各ランド部8に対応するよう
に電極パターン16が延設されると共にこの例ではそれ
ぞれに半田付け用のランド部18が設けられている。
そしてこのような第1のプリント基板2の舌片部4を第
2のプリント基板12の穴14に差し込んで、両プリン
ト基板2、12の対応するランド部8、18間をそれぞ
れ半田付けし、それによって両プリント基板2、12間
の接合を行うようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
その場合、ここでは第1のプリント基板2側に注目する
と、上記のように接合する前に、それに搭載した電子部
品と電極パターン間を半田付けしておく必要があるが、
それには通常は自動化等のために、溶融した半田槽に接
合面を浸す浸漬半田付けが用いられる。
ところがそのようにすると、例えば第7図に示すよう
に、舌片部4におけるランド部8にも半田10が同時に
付着するが、従来はこの半田10が大きく盛り上がり、
プリント基板2の舌片部4の半田10を含めた全体の厚
みTが、プリント基板12の穴14の幅Wより大にな
り、それによってプリント基板2の差し込みが不可能に
なる場合があった。
ちなみにそのような場合は、プリント基板2のランド部
8に付着している半田10を別加工で取り除く作業が必
要になり、そのため組立の作業性が低下すると共に、半
田10を取り除く際の熱による悪影響によって製品の信
頼性が低下する恐れが出てくる。
そこでこの考案は、このような点を改善したプリント基
板の接合構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のプリント基板の接合構造は、前述したような
第1のプリント基板の各ランド部に、半田付着を妨げる
領域を部分的にそれぞれ設けたことを特徴とする。
〔作用〕
各ランド部に半田付着を妨げる領域を部分的にそれぞれ
設けると、当該各ランド部に対する半田付着量が減り半
田の盛り上がりが小さくなる。従って例えば、第1のプ
リント基板を浸漬半田付けした後にその舌片部を第2の
プリント基板の穴に差し込むような場合でも、各ランド
部における半田の盛り上がりによって差し込みが不可能
になることがおこるのを防止することができる。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は、それぞれ、実施例に係るプリン
ト基板の接合構造における第1のプリント基板の一ラン
ド部を拡大して示す正面図である。第6図および第7図
の例と同等部分には同一符号を付し、以下においては従
来例との相違点を主に説明する。
第1図の実施例では、前述したような第1のプリント基
板2の舌片部4におけるランド部8に相当する各ランド
部28に、半田付着を妨げる領域の例として、丸い穴3
0を幾つか設けている。
第2図の例では、同ランド部28に、スリット31を何
本か入れている。
このようにすると、穴30やスリット31の部分には原
則として半田は乗らないので、各ランド部28に対する
半田付着量が減り半田の盛り上がりが小さくなる。
従って例えば、当該プリント基板2を浸漬半田付けした
後にその舌片部4を前述したような第2のプリント基板
12の穴14に差し込むような場合でも、各ランド部2
8における半田の盛り上がりによって差し込みが不可能
になるようなことが起こるのを防止することができる。
その結果、従来例と違ってランド部28の半田を別加工
で取り除く必要が無くなるので、組立の作業性が向上す
ると共に、その際の熱による悪影響を受けないので製品
の信頼性も向上する。
尚、各ランド部28に設ける半田付着を妨げる領域の形
状や手段等は、上記例のような穴30およびスリット3
1以外にも種々のものが採り得る。
例えば、第3図に示すように、浸漬半田付けにおいてプ
リント基板2を矢印のように移動させる場合は、その移
動方向に沿うようにスリット32を設けると、半田の溜
りが少なくなるので、ランド部28における半田の盛り
上がりはより小さくなる。
また、上記と同様の場合、例えば第4図に示すように、
ランド部28の半田が溜り易い後方側に重点的にスリッ
ト33を入れても同様の効果が得られる。
また、ランド部28に上記のような穴30やスリット3
1〜33を設ける代わりに、半田レジストをそれらと同
様のパターンで各ランド部28上に付着させておいても
良い。
第5図はその一例を示すものであり、前述したような電
極パターン6上に、かつその先端部のランド部28上に
その電極28eがくし形に露出するように、半田付着を
妨げる半田レジスト膜34を被せている。
また、プリント基板2の舌片部4に設けるランド部28
自体の形状や数等は、必ずしも上記例のようなものに限
定されるものではなく、種々の、ものが採り得る。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、第1のプリント基板の
各ランド部に、半田付着を妨げる領域を部分的にそれぞ
れ設けたので、当該各ランド部に対する半田付着量が減
り半田の盛り上がりが小さくなる。従って例えば、当該
第1のプリント基板を浸漬半田付けした後にその舌片部
を第2のプリント基板の穴に差し込むような場合でも、
各ランド部における半田の盛り上がりによって差し込み
が不可能になるようなことが起こるのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、それぞれ、実施例に係るプリン
ト基板の接合構造における第1のプリント基板の一ラン
ド部を拡大して示す正面図である。第6図は、従来のプ
リント基板の接合構造の一例を示す斜視図である。第7
図は、第6図の差し込み部分を拡大して示す側面図であ
る。 2……第1のプリント基板、4……舌片部、6,16…
…電極パターン、8,18,28……ランド部、10…
…半田、12……第2のプリント基板、14……穴、3
0……穴、31〜33……スリット、34……半田レジ
スト膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舌片部に1以上の電極パターンを延設しそ
    れぞれに半田付け用のランド部を設けた第1のプリント
    基板の当該舌片部を、穴の周辺部に前記各ランド部に対
    応するように電極パターンを延設した第2のプリント基
    板の当該穴に差し込み、両プリント基板の対応するラン
    ド部と電極パターン間をそれぞれ半田付けするようにし
    たプリント基板の接合構造において、前記第1のプリン
    ト基板の各ランド部に、半田付着を妨げる領域を部分的
    にそれぞれ設けたことを特徴とするプリント基板の接合
    構造。
JP7752988U 1988-06-10 1988-06-10 プリント基板の接合構造 Expired - Lifetime JPH0623018Y2 (ja)

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JP7752988U JPH0623018Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プリント基板の接合構造

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JP7752988U JPH0623018Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プリント基板の接合構造

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Publication Number Publication Date
JPH02769U JPH02769U (ja) 1990-01-05
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ID=31302508

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JP7752988U Expired - Lifetime JPH0623018Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プリント基板の接合構造

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JP2803493B2 (ja) * 1992-09-02 1998-09-24 理研軽金属工業 株式会社 大型の表示用下地枠体

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JPH02769U (ja) 1990-01-05

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