JPH0622Y2 - 口紅容器 - Google Patents

口紅容器

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JPH0622Y2
JPH0622Y2 JP1106989U JP1106989U JPH0622Y2 JP H0622 Y2 JPH0622 Y2 JP H0622Y2 JP 1106989 U JP1106989 U JP 1106989U JP 1106989 U JP1106989 U JP 1106989U JP H0622 Y2 JPH0622 Y2 JP H0622Y2
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JP
Japan
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lid
cylinder
lipstick
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outer cylinder
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JP1106989U
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JPH02102113U (ja
Inventor
邦夫 山根
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器の蓋を利用した回転によって口紅を進出
させ、使用後、逆回転によって口紅を収納するようにし
た口紅容器にかかるものである。
(従来の技術) 外すと紛失しやすい口紅容器の蓋を紛失しないように回
転用部材に利用して口紅を進退させる考案は、1例とし
て実公昭50−10928号公報に開示され、第4図に
示すように外筒1Aの上口端部内側に蓋下端部の突出片
41がはめ込まれて段部11に掛支した蓋4′を外して外筒
1Aの下口端部内側に該蓋の突出片41をはめて段部12に
掛支させ、該突出片41と、受け皿3′に固定した口紅5
を収納した内筒2Aの下端突出片22とを噛み合わせて該
蓋を回転することにより、前記受け皿3′の突起31が内
筒2Aの案内溝23,24から突出して外筒の螺旋溝13′に
沿って回転、上下動可能に掛支している該内筒2Aを回
転させて口紅5を進出させて使用するようにし、使用後
は逆回転により口紅を後退させた後、蓋をするようにな
っている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術の蓋4′の構成では突出片41が該蓋の下端
部として形成され、該突出片が長いと蓋を回転させる上
部が短くなるので必要なつまみ代hを確保すると蓋全高
が増す。また蓋による回転は前記突出片41と22の薄い端
面同士の噛み合わせによるため、力がかかり難く成形精
度によっては確実な噛み合わせが得られないおそれがあ
る。前記所定のつまみ代hを得ようとすると図示のよう
に蓋口端から蓋天板までが長寸となり、口紅の先端から
蓋天板までにむだな空間が生じる。
本考案は、上記従来の技術にみられる欠点を除去して蓋
が短寸であってもその回転を容易、確実にする指のつま
み代を確保し得る構成の口紅容器を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、有底短筒状の蓋を断面2重環状の内筒部と外
筒部で小間隙をおいて構成し、かつ該内筒部内面に滑り
止め用の凸条を縦設し、該蓋の内筒部が嵌入する外筒
と、その内側に嵌合した内筒および口紅を固定して該内
筒内を回転上下摺動する受皿とからなる容器本体におい
て、下端部の小径回転基部の外面に滑り止め用の凸条を
縦設した前記内筒と外筒との下端部間に蓋が嵌入する環
状隙間を形成し、該蓋の内筒部を該環状隙間に嵌着掛支
するようにし、前記容器本体の外筒内周にはねじ溝を設
け、前記受皿はその周壁下端部の突起を該内筒に縦設し
た案内溝から突出させて外筒のねじ溝に掛支してなる。
(作用) 外した蓋の内筒部を容器本体の内筒下端の環状隙間に嵌
着し、露出した蓋の外筒部を指でつまんで回転すると容
器本体の内筒と受け皿が回転し、受け皿は該内筒の案内
溝に沿って上昇し口紅を使用に適した長さだけ内筒から
進出させる。使用後は蓋を逆回転すれば口紅は後退し、
蓋を容器本体の上開口部内に嵌合する。
(実施例) 第1図は、本考案口紅容器の閉蓋状態の半縦断面図で、
1は容器本体の外筒、2は有底の内筒でその下端は小径
の回転基部2′と外筒1の下端部間に環状隙間6を形成
している。3は受け皿、4は蓋、5は口紅を示し、外筒
1と内筒2は内筒上端部の凹凸1″で回転可能に嵌合し
ている。有底短筒状の蓋4は断面2重環状で内筒部4aが
長く、外筒部4bは短く形成され、該内筒部4aは容器本体
の外筒1の内側にはまりこみ、内筒部4aと外筒部4bとの
間隙に外筒1の上端開口部が嵌着する。図面中、hは蓋
回転用のつまみ代を示す。1′は外筒内周のねじ溝、1
a,1bは外筒の上、下開口部の外周と内周にそれぞれ設
けた段部で該上開口部該周の段部1aには蓋4の外筒部4b
が被嵌し、下開口部内周の段部1bには内筒2の下端部突
縁2bが上方逸脱不可に掛支している。案内溝2aは内筒2
に1対縦設され、受け皿3の1対の突起3aを突出支持
し、該突起3aは前記外筒のねじ溝1′に掛支している。
2cは回転基部2′の外面に縦設した滑り止め用の凸条で
ある。内筒2は有底であって従来容器のように底面から
突出片などが突出せず商品としての外観良好である。
第2図は外した蓋4を容器本体下端の環状隙間6に嵌合
して回転させ口紅を上方進出させた状態を示し、蓋4と
容器本体は第3図に示すようにその各滑り止め用の凸条
2c,4cが掛支している。
口紅5を進退させる作用は従来技術と同様であり、第3
図に示す状態で蓋4の外筒部4bをつまんで回転すること
により内筒2が回転しその案内溝2aに掛支した受け皿3
の突起3aがねじ溝1′に螺合して回転しながら上昇す
る。後退は蓋を逆回転させる。蓋4は回転用部材として
常に容器本体の上端または下端に嵌合されるから紛失の
おそれがない。
(考案の効果) 本考案の口紅容器は上記の構成、作用を有するから該蓋
を容器本体から外し、容器本体下端の環状隙間に嵌入す
ると、(1)蓋内筒部と容器本体の内筒回転基部との滑り
止め用凸条による嵌合であるから蓋が脱落するおそれな
く、また従来のような薄い突出片の端面同士の掛支では
ないから掛支、回転が確実で外れるおそれがない。(2)
該凸嵌合を確実にするため凸条を長くしても蓋全体の長
さに影響をおよぼさずに蓋回転用のつまみ代すなわち外
筒部4bを下方へ延ばして長くし指先での蓋の回転を容易
にすることができ、(3)従来例では蓋のつまみ代hを長く
すると蓋全体が長くなり容器全体が無駄に長くなってい
たが本考案は前記蓋の構成によりそのような欠点は除去
された。
以上のように本考案は簡単な蓋の改良構成で確実な作用
効果を有する口紅容器を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の口紅容器の半縦断側面図、 第2図は同上、使用状態の斜視図、 第3図は同上、要部拡大縦断面図、 第4図は従来例の縦断面図である。 1……外筒、 2……内筒 2′……回転基部、 2c……凸条 3……受け皿、 4……蓋 4a……内筒部、 4b……外筒部 4c……凸条、 5……口紅 6……環状隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面にねじ溝1′を有する外筒1と、該外
    筒の内筒に回転のみ可能に嵌着し案内溝2aを縦設した内
    筒2と、前記ねじ溝1′に螺合し該内筒の案内溝2aによ
    り回転、上下動可能に内筒内に嵌合し口紅5を固定した
    受け皿3と、前記外筒1の上下口端部に嵌合する蓋4と
    からなる口紅容器において、該蓋4は内筒部4aとこれよ
    り短寸の外筒部4bを所定隙間を置いて断面2重環状に形
    成し、該内筒部4aの内面に滑り止め用の凸条4cを縦設
    し、前記内筒下端の小径の回転基部2′と外筒1の下端
    部間に環状隙間6を形成するとともに該回転基部外面に
    滑り止め用の凸条2cを設けて蓋の内筒部4aを嵌合掛支す
    るようにしてなり、前記外筒部4bを必要に応じて蓋の高
    さを変えることなく下方へ長くし得るようにしたことを
    特徴とする口紅容器。
JP1106989U 1989-01-31 1989-01-31 口紅容器 Expired - Lifetime JPH0622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1106989U JPH0622Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 口紅容器

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JP1106989U JPH0622Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 口紅容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102113U JPH02102113U (ja) 1990-08-14
JPH0622Y2 true JPH0622Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31219296

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JP1106989U Expired - Lifetime JPH0622Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 口紅容器

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JPH02102113U (ja) 1990-08-14

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