JPH06228490A - 潤滑性塗料および磁性塗料並びに磁気記録媒体 - Google Patents

潤滑性塗料および磁性塗料並びに磁気記録媒体

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JPH06228490A
JPH06228490A JP30333893A JP30333893A JPH06228490A JP H06228490 A JPH06228490 A JP H06228490A JP 30333893 A JP30333893 A JP 30333893A JP 30333893 A JP30333893 A JP 30333893A JP H06228490 A JPH06228490 A JP H06228490A
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JP
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molecule
acrylic resin
magnetic
lubricating
functional group
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JP30333893A
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Toshihiro Abe
敏浩 阿部
Kenji Kono
研二 河野
Ichiji Miyata
一司 宮田
Yusuke Kawakami
雄資 川上
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分子内
に潤滑成分を有するアクリル樹脂や、分子片末端に吸着
官能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するとともに
活性水素基を併せ持つアクリル樹脂を含有させた潤滑性
塗料、磁性塗料により摩擦係数が小さくて耐久性に優れ
た塗膜および磁性層を得、この磁性層を設けて磁性層表
面の摩擦係数が小さくて耐久性に優れた磁気記録媒体を
得る。 【構成】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分子内
に潤滑成分を有するアクリル樹脂や、分子片末端に吸着
官能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するとともに
活性水素基を併せ持つアクリル樹脂が含まれてなる潤滑
性塗料、磁性塗料並びに磁気記録媒体

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は潤滑性塗料および磁性
塗料並びに磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは、非磁
性粉末や磁性粉末などの分散性が良好で潤滑性に優れた
塗膜や磁性層を形成できる潤滑性塗料や磁性塗料、並び
に磁性層表面の摩擦係数が小さくて耐久性に優れた磁気
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、通常、磁性粉末、結合
剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分からなる磁性
塗料を、ポリエステルフィルムなどの基体表面に塗布、
乾燥してつくられ、磁性層表面の摩擦係数が小さくて、
耐久性に優れていることが要求される。
【0003】また、磁気記録媒体が走行する際、ガイド
部材などと摺接するポリエステルフィルムなどの基体の
裏面も摩擦係数が小さくて、良好に走行できることが要
求され、ガイド部材などの摺接面も摩擦係数が小さいこ
とが望まれる。
【0004】このため、従来から、磁性粉末の分散性に
優れた結合剤樹脂を使用し、また種々の潤滑剤を磁性層
中に混入するなどして、磁性粉末の分散性を改善すると
ともに、磁性層表面の摩擦係数を小さくして耐久性を改
善することが行われており(特開昭57−37732
号、特開昭57−103125号)、基体裏面に潤滑剤
を含むバックコ−ト層を設けて走行性を改善することが
行われている。また、ガイド部材などの表面に潤滑性塗
膜を形成するなどして、摩擦係数を小さくすることも行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
方法では、磁性層やバックコ−ト層中に混入させた潤滑
剤によって、使用初期においてはその潤滑効果が充分に
発揮され、磁性層表面や基体裏面の摩擦係数が充分に低
減されるものの、繰り返し使用する度に潤滑剤が散逸
し、潤滑効果が低下してしまうという難点があり、耐久
性および走行性を未だ充分に向上させることができな
い。
【0006】また、ガイド部材の表面に設けた従来の潤
滑性塗膜では、未だ充分に摩擦係数を小さくすることが
できず、このガイド部材と接する磁気記録媒体の走行性
を未だ充分に向上させることができない。
【0007】この発明は、かかる問題点を解消し、磁気
記録媒体の磁性層やバックコ−ト層中に潤滑効果に優れ
た結合剤樹脂を含有させて、磁気記録媒体の耐久性や走
行性を充分に向上させることを目的とし、またガイド部
材などの表面に潤滑性に優れた塗膜を形成して、このガ
イド部材などと摺接する磁気記録媒体などの走行性を充
分に向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、分子片末端
に吸着官能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するア
クリル樹脂や、分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ持つ
アクリル樹脂を含有させた潤滑性塗料とし、またこの種
のアクリル樹脂を磁性粉末とともに含有させて磁性塗料
とし、さらにこの種のアクリル樹脂を磁性層中に含有さ
せて磁気記録媒体としている。
【0009】この発明の潤滑性塗料、磁性塗料並びに磁
気記録媒体は、このような分子末端に吸着官能基を有
し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂や、分
子片末端に吸着官能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を
有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂を含
有させているため、この種のアクリル樹脂の無機粉末に
対する優れた分散性や、潤滑性が充分に発揮され、この
種のアクリル樹脂を含有する潤滑性塗料や磁性塗料を塗
布して形成される塗膜や磁性層は、非磁性粉末や磁性粉
末の分散性が良好に維持され、摩擦係数も充分に低減さ
れる。
【0010】従って、このような潤滑性塗料や磁性塗料
を用いてバックコ−ト層や磁性層が形成された磁気記録
媒体は耐久性や走行性が一段と向上される。また、この
ような潤滑性塗料の塗布により摺接面に塗膜が形成され
たガイド部材等は、潤滑性が良好となり、摺接面の摩擦
係数が一段と低減される。
【0011】この発明において、分子片末端に吸着官能
基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂
は、吸着官能基が分子片末端にのみあるため、分子末端
の吸着官能基が非磁性粉末や磁性粉末の粒子表面に吸着
し、吸着したアクリル樹脂の立体反発効果が生じる。し
かして、非磁性粉末や磁性粉末の分散性が良好に維持さ
れる。
【0012】また、分子内の潤滑成分による優れた潤滑
効果によって、塗膜や磁性層を形成すると、塗膜表面や
磁性層表面の摩擦係数が充分に低減される。そして、こ
の分子内の潤滑成分はアクリル樹脂に化学的に結合した
構造を取り、しかも末端の吸着官能基が非磁性粉末や磁
性粉末の表面に吸着しているので、繰り返し使用におい
てもこの優れた潤滑性を有する潤滑成分の散逸がなく、
塗膜表面や磁性層表面の摩擦係数が充分に低減された状
態で長期間維持される。
【0013】また、潤滑成分は親油性を示すために、一
般に用いられている塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体、繊維素系樹脂およびウレタン樹脂等の結合剤樹脂と
の相溶性が良好に維持される。
【0014】従って、この種の分子片末端に吸着官能基
を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂を
結合剤樹脂の少なくとも一成分として使用した潤滑性塗
料や磁性塗料を用いて塗膜や磁性層を形成すると、塗膜
表面や磁性層表面の摩擦係数が長期間にわたって充分に
低減され、耐久性が一段と向上される。そして、耐久性
に優れた磁気記録媒体が得られる。
【0015】また、分子片末端に吸着官能基を有し、か
つ分子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ
もつアクリル樹脂は、前記の分子片末端に吸着官能基を
有し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂と同
じ効果を発揮する他、ポリイソシアネ−ト等の架橋剤と
併用すると、分子内の活性水素基でもってポリイソシア
ネ−ト架橋剤等と充分に反応し、強固な三次元網目構造
を有する塗膜や磁性層が形成されて、塗膜や磁性層の耐
久性がさらに一段と向上される。そして、一段と耐久性
に優れた磁気記録媒体が得られる。
【0016】この発明で用いられる分子片末端に吸着官
能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹
脂は、たとえば、潤滑成分を分子内に含有するモノマ−
と、アクリル酸アルキルエステルを主成分とする主モノ
マ−またはメタアクリル酸アルキルエステルを主成分と
する主モノマ−とを、分子内に吸着官能基を含有する連
鎖移動剤または分子内に吸着官能基を含有する重合開始
剤のいずれかもしくは両者の存在下で、常法によりラジ
カル重合させて製造され、使用される。
【0017】このようなアクリル樹脂の潤滑成分として
は、シロキサン鎖、フッ化アルキル鎖、炭化水素鎖等が
挙げられ、シロキサン鎖を分子内に含有するモノマ−と
しては、数平均分子量がGPCによるポリメチルメタク
リレ−ト換算で20000より大きくなると、溶媒に対
する溶解性が低下し、重合の妨げになるため、100〜
20000のものが好ましく使用され、100〜100
00の範囲のものがより好ましく使用される。具体例と
しては、たとえば、オリゴジメチルシロキサニルプロピ
ルメタクリレ−ト、オリゴジメチルシロキサニルプロピ
ルアクリレ−ト等が挙げられる。
【0018】また、フッ化アルキル鎖としては、パ−フ
ルオロアルキル鎖、フルオロポリエ−テル鎖などがあ
り、これらのフッ化アルキル鎖を分子内に含有するモノ
マ−としては、数平均分子量がGPCによるポリメチル
メタクリレ−ト換算で20000より大きくなると、溶
媒に対する溶解性が低下し、重合の妨げになるため、1
50〜20000のものが好ましく使用され、200〜
10000の範囲のものがより好ましく使用される。具
体例としては、たとえば、パ−フルオロアルキルメチル
メタクリレ−ト等が挙げられる。
【0019】さらに、炭化水素鎖を分子内に含有するモ
ノマ−としては、直鎖状のものとして、メタクリル酸ト
リアコンチル、メタクリル酸ドコシル、メタクリル酸ス
テアリル等が挙げられ、枝別れ状のものとして、末端に
重合性官能基を有するポリステアリルメタクリレ−ト等
が挙げられる。
【0020】主モノマ−として用いられるアクリル酸ア
ルキルエステルおよびメタアクリル酸アルキルエステル
は、アクリル酸またはメタアクリル酸のエステルで、た
とえば、メチルアクリレ−ト、メチルメタクリレ−ト、
エチルアクリレ−ト、エチルメタクリレ−ト、プロピル
アクリレ−ト、プロピルメタクリレ−ト、ブチルアクリ
レ−ト、ブチルメタクリレ−ト、ヘキシルアクリレ−
ト、ヘキシルメタクリレ−ト、ラウリルアクリレ−ト、
ラウリルメタクリレ−ト、ステアリルアクリレ−ト、ス
テアリルメタクリレ−ト等が好適なものとして挙げら
れ、その1種または2種以上が併用して用いられる。
【0021】このようなアクリル酸アルキルエステルお
よびメタアクリル酸アルキルエステルは、主モノマ−と
してこれ単独で使用する他、これらのアクリル酸アルキ
ルエステルやメタアクリル酸アルキルエステルととも
に、他のモノマ−をアクリル酸アルキルエステルやメタ
アクリル酸アルキルエステルとの合計量中50重量%以
下となる割合で併用してもよい。
【0022】このように併用される他のモノマ−として
は、たとえば、分子内に活性水素を含有するモノマ−、
分子内に電子供与性基を含有するモノマ−、スチレンま
たはその誘導体、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、酢酸ビニルなどが挙げられる。
【0023】併用される分子内に活性水素基を含有する
モノマ−としては、たとえば、2−ヒドロキシエチルア
クリレ−ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、ヒ
ドロキシプロピルアクリレ−ト、ヒドロキシプロピルメ
タクリレ−ト等の水酸基含有モノマ−、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド等が挙げられ、単独であるいは2
種以上が併用して用いられる。
【0024】この種の分子内に活性水素基を含有するモ
ノマ−は、ポリイソシアネ−ト等の架橋剤と併用する
と、分子内の活性水素基がポリイソシアネ−ト架橋剤等
と充分に反応して、強固な三次元綱目構造を有する潤滑
性塗膜や磁性層が形成され、潤滑性塗膜や磁性層の耐久
性の向上に特に好ましい結果が得られる。
【0025】分子内に吸着官能基を含有する連鎖移動剤
および重合開始剤は、これらの一方または両方を用いる
ことにより、得られるアクリル樹脂の分子片末端に吸着
官能基を導入させるためのものであり、分子内に吸着官
能基を含有する連鎖移動剤としては、たとえば、メルカ
プト酢酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプ
トプロピオン酸、o−メルカプト安息香酸、チオリンゴ
酸等が挙げられ、分子内に吸着官能基を含有する重合開
始剤としては、たとえば、4,4−アゾビス(4−シア
ノペンタノイック酸)、過酸化ジグルタル酸等が挙げら
れる。
【0026】なお、分子内に吸着官能基を含有する重合
開始剤を用いないときは、ラジカル重合のための通常の
重合開始剤が用いられ、たとえば、α、α−アゾビスイ
ソブチロニトリル等のアゾ系化合物や過酸化ベンゾイル
等の過酸化物が用いられる。
【0027】このような連鎖移動剤や重合開始剤によっ
て導入される吸着官能基としては、極性基の他二重結合
などがあり、極性基としては、たとえば、カルボキシル
基、リン酸基、スルホン酸基およびそれらの塩などの少
なくとも酸素原子を2個以上含む極性基や、アミノ基お
よびその塩などの窒素原子を1個以上含む極性基などが
好適なものとして導入される。
【0028】このような方法で得られる分子片末端に吸
着官能基を有し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリ
ル樹脂、および分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ持つ
アクリル樹脂は、その数平均分子量がGPCによるポリ
メチルメタクリレ−ト換算で500より小さいとアクリ
ル樹脂の性質が発現されず、50000より大きくなる
とアクリル樹脂の自由度が低下し、塗料化した場合の非
磁性粉末や磁性粉末の分散性が低下するため、通常50
0〜50000の範囲内にあるものが好ましく使用さ
れ、1000〜25000の範囲のものがより好ましく
使用される。
【0029】また、このアクリル樹脂中における潤滑成
分の割合は、5重量%より少ないと潤滑成分の特性が充
分に発現せず、70重量%より多くすると非磁性粉末や
磁性粉末の分散機能に支障が生じるため、5〜70重量
%にするのが好ましく、20〜50重量%の範囲にする
のがより好ましい。
【0030】さらに、このアクリル樹脂の分子内に活性
水素基を含有させる場合は、活性水素基が 0.2ミリモル
/gより少ないと耐久性の向上に寄与せず、5ミリモル
/gより多いと一般に潤滑性塗料や磁性塗料に用いられ
る有機溶剤に溶解したときの粘度が高くなり、塗料化が
困難になるため、通常、活性水素基の量を 0.2〜5ミル
リモル/gの範囲内にするのが好ましく、 0.5〜2ミル
モル/gの範囲内にするのがより好ましい。
【0031】このような分子片末端に吸着官能基を有
し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂、およ
び分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分子内に潤滑成
分を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
は、通常、他の結合剤樹脂と併用して使用され、たとえ
ば、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系共
重合体、繊維素系樹脂、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、エポキシ系
樹脂、フェノ−ル系樹脂、ポリイソシアネ−ト等の一般
に使用される結合剤樹脂と、相溶性よく併用される。
【0032】このように、他の結合剤樹脂と併用する場
合、アクリル樹脂の使用量は、他の結合剤樹脂との合計
量の2〜30重量%程度の使用量とするのが好ましい。
また非磁性粉末や磁性粉末などの無機粉末に対して 0.1
〜20重量%の範囲内にするのが好ましく、 0.5〜5重
量%の範囲内にするのがより好ましい。
【0033】このような分子片末端に吸着官能基を有
し、かつ分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂、また
は分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分子内に潤滑成
分を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
を含む潤滑性塗料は、これらを他の結合剤樹脂と併用
し、非磁性粉末、有機溶剤およびその他の添加剤ととも
に混合分散して調製される。
【0034】そして、この潤滑性塗料は、磁気記録媒体
の基体裏面や磁性層上に塗布されて、バックコ−ト層や
トップコ−ト層などが形成され、また、ガイド部材その
他の摺接部材の表面に塗布されて潤滑性塗膜が形成され
る。その結果、摩擦係数が充分に低減されて、耐久性に
優れた磁気記録媒体が得られ、また耐久性に優れた摺接
部材が得られる。
【0035】ここで、非磁性粉末としては、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、α−酸化鉄、酸化チタン、アルミ
ナ、ジルコニア、炭化ケイ素、酸化亜鉛、酸化クロム、
炭酸マグネシウム、クロムエロ−、コバルト青などが使
用される。
【0036】また、有機溶剤としては、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ト
ルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなど、一般に潤滑性塗料に使
用されるものが単独もしくは二種以上混合して使用され
る。
【0037】磁性塗料の場合は、前記の潤滑性塗料を調
製するとき使用される非磁性粉末の代わりに磁性粉末を
使用して調製され、磁気記録媒体は、この磁性塗料をポ
リエステルフィルムなどの基体上に、吹き付けもしくは
ロ−ル塗りなどの任意の手段で塗布し、乾燥して形成さ
れる。
【0038】ここで、使用される磁性粉末としては、た
とえば、γ−Fe2 3 粉末、Fe3 4 粉末、γ−F
2 3 とFe3 4 との中間酸化状態の酸化鉄粉末、
Co含有γ−Fe2 3 粉末、Co含有Fe3 4
末、CrO2 粉末の他、Fe粉末、Co粉末、Fe−N
i−Cr合金粉末などの金属粉末およびバリウムフェラ
イト粉末、窒化鉄の如き窒化物系磁性粉末など、従来公
知の各種磁性粉末が広く包含される。
【0039】これらの磁性粉末は、針状の磁性粉末の場
合、その平均粒子径(長軸)が通常0.2〜 1.0μm程度
で、その平均軸比(平均長軸径/平均短軸径)が通常5
〜10程度であるのが好ましく、板状の場合は、その平
均長軸径が通常0.07〜 0.3μm程度であるのが好まし
い。
【0040】なお、潤滑性塗料や磁性塗料中には、通常
使用されている各種添加剤、たとえば、研磨剤、帯電防
止剤、分散剤などを任意に添加使用してもよい。
【0041】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 メチルメタクリレ−ト 333 重量部 α,α−アゾビスイソブチロニトリル 5.7 〃 メルカプトプロピオン酸 8.8 〃 1−オリゴジメチルシクロキサニルプロピルメチルメタクリ 167 〃 レ−ト(チッソ社製;FM0711) メチルエチルケトン 600 〃 この組成物を、冷却器を取りつけたフラスコ内に入れ、
充分に窒素置換した後、撹拌しながら60℃で3時間反
応させた。
【0042】次いで、得られた反応物を石油エ−テルお
よび水に再沈澱させて精製し、60℃で48時間減圧乾
燥させて、分子片末端にカルボキシル基を有し、かつ分
子内にシロキサン鎖を有するアクリル樹脂を得た。
【0043】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有する
アクリル樹脂は、分子内にシロキサンを33重量%の割
合で有し、数平均分子量は蒸気圧浸透法で 6.1×103
であった。
【0044】次に、このようにして得られた分子片末端
にカルボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を
有するアクリル樹脂を使用し、 α−Fe磁性粉末(保磁力1500エルステッド、飽和磁化 100 重量部 120 emu/g) アクリル樹脂 3 〃 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体(U.C.C 12 〃 社製;VAGH) ポリウレタン樹脂(日本ポリウレタン社製;M−5033) 8 〃 多官能イソシアネ−ト化合物 2 〃 カ−ボンブラック 3 〃 α−Al2 3 粉末 3 〃 ミリスチン酸 2 〃 ステアリン酸−n−ブチル 2.5 〃 シクロヘキサノン 130 〃 トルエン 130 〃
【0045】の組成物をボ−ルミル中で72時間混合分
散して磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ20μ
mのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが5μm
となるように塗布、乾燥して磁性層を形成した。
【0046】次いで、表面に磁性層を形成したポリエス
テルフィルムの裏面に、前記のようにして得られた分子
片末端にカルボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサ
ン鎖を有するアクリル樹脂を使用し、下記のバックコ−
ト層用塗料を塗布、乾燥して厚さ 1.0μmのバックコ−
ト層を形成し、カレンダ−処理後、8mm幅に裁断して
磁気テ−プを作製した。
【0047】 バックコ−ト層用塗料 硫酸バリウム粉末 80 重量部 アクリル樹脂 7 〃 ニトロセルロ−ス(旭化成社製;ニトロセルロ−スHIG1) 20 〃 ウレタンエラストマ−(グッドリッチケミカル社製;エスタン 19 〃 5702) 多官能イソシアネ−ト化合物 8 〃 カ−ボンブラック 10 〃 α−Al2 3 粉末 10 〃 ミリスチン酸 3 〃 ステアリン酸−n−ブチル 1 〃 メチルエチルケトン 300 〃 シクロヘキサノン 300 〃 トルエン 300 〃
【0048】実施例2 メチルメタクリレ−ト 247 重量部 2−ビトロキシエチルメタクリレ−ト 86.7 〃 α,α−アゾビスイソブチロニトリル 5.4 〃 メルカプトプロピオン酸 8.8 〃 1−オリゴジメチルシクロキサニルプロピルメチルメタクリ 167 〃 レ−ト(チッソ社製;FM0711) メチルエチルケトン 600 〃 この組成物を、冷却器を取りつけたフラスコ内に入れ、
充分に窒素置換した後、撹拌しながら60℃で3時間反
応させた。
【0049】次いで、得られた反応物を石油エ−テルお
よび水に再沈澱させて精製し、60℃で48時間減圧乾
燥させて、分子片末端にカルボキシル基を有し、かつ分
子内にシロキサン鎖を有するとともに活性水素基を併せ
持つアクリル樹脂を得た。
【0050】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有する
とともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂は、分子内
にシロキサンを33重量%の割合で有し、また活性水素
基としての水酸基を 1.3ミリモル/gの割合で有し、数
平均分子量は蒸気圧浸透法で 6.6×103 であった。
【0051】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有する
とともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂を、実施例
1における磁性塗料およびバックコ−ト層用塗料の組成
において、実施例1で使用した分子片末端にカルボキシ
ル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有するアクリ
ル樹脂に代えて同量使用した以外は、実施例1と同様に
して磁気テ−プを作製した。
【0052】実施例3 メチルメタクリレ−ト 247 重量部 2−ビトロキシエチルメタクリレ−ト 86.7 〃 α,α−アゾビスイソブチロニトリル 5.4 〃 メルカプトプロピオン酸 8.8 〃 1H,1H−パ−フルオロデシルエチルメタクリレ−ト 167 〃 (ダイキンファインケミカル社製;M−2020) メチルエチルケトン 600 〃 この組成物を、冷却器を取りつけたフラスコ内に入れ、
充分に窒素置換した後、撹拌しながら60℃で3時間反
応させた。
【0053】次いで、得られた反応物を石油エ−テルお
よび水に再沈澱させて精製し、60℃で48時間減圧乾
燥させて、分子片末端にカルボキシル基を有し、かつ分
子内にパ−フルオロアルキル鎖を有するとともに活性水
素基を併せ持つアクリル樹脂を得た。
【0054】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内にパ−フルオロアルキル
鎖を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
は、分子内にパ−フルオロアルキルを33重量%の割合
で有し、また活性水素基としての水酸基を 1.3ミリモル
/gの割合で有し、数平均分子量は蒸気圧浸透法で 7.4
×103 であった。
【0055】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内にパ−フルオロアルキル
鎖を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
を、実施例1における磁性塗料およびバックコ−ト層用
塗料の組成において、実施例1で使用した分子片末端に
カルボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有
するアクリル樹脂に代えて同量使用した以外は、実施例
1と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0056】実施例4 メチルメタクリレ−ト 247 重量部 2−ビトロキシエチルメタクリレ−ト 86.7 〃 α,α−アゾビスイソブチロニトリル 5.4 〃 メルカプトプロピオン酸 8.8 〃 ドコシルメタクリレ−ト 167 〃 メチルエチルケトン 600 〃 この組成物を、冷却器を取りつけたフラスコ内に入れ、
充分に窒素置換した後、撹拌しながら60℃で3時間反
応させた。
【0057】次いで、得られた反応物を石油エ−テルお
よび水に再沈澱させて精製し、60℃で48時間減圧乾
燥させて、分子片末端にカルボキシル基を有し、かつ分
子内に炭化水素鎖のドコシル基を有するとともに活性水
素基を併せ持つアクリル樹脂を得た。
【0058】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内に炭化水素鎖のドコシル
基を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
は、分子内に炭化水素鎖のドコシル基を33重量%の割
合で有し、また活性水素基としての水酸基を 1.3ミリモ
ル/gの割合で有し、数平均分子量は蒸気圧浸透法で6.
6×103 であった。
【0059】このようにして得られた分子片末端にカル
ボキシル基を有し、かつ分子内に炭化水素鎖のドコシル
基を有するとともに活性水素基を併せ持つアクリル樹脂
を、実施例1における磁性塗料およびバックコ−ト層用
塗料の組成において、実施例1で使用した分子片末端に
カルボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を有
するアクリル樹脂に代えて同量使用した以外は、実施例
1と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0060】実施例5 実施例1において、バックコ−ト層の形成を省いた以外
は、実施例1と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0061】実施例6 実施例2において、バックコ−ト層の形成を省いた以外
は、実施例2と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0062】実施例7 実施例3において、バックコ−ト層の形成を省いた以外
は、実施例3と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0063】実施例8 実施例4において、バックコ−ト層の形成を省いた以外
は、実施例4と同様にして磁気テ−プを作製した。
【0064】比較例1 実施例1における磁性塗料およびバックコ−ト層用塗料
の組成において、分子片末端にカルボキシル基を有し、
かつ分子内にシロキサン鎖を有するアクリル樹脂を省い
た以外は、実施例1と同様にして磁気テ−プを作製し
た。
【0065】比較例2 実施例5における磁性塗料の組成において、分子片末端
にカルボキシル基を有し、かつ分子内にシロキサン鎖を
有するアクリル樹脂を省いた以外は、実施例5と同様に
して磁気テ−プを作製した。
【0066】各実施例および比較例で得られた磁気テ−
プについて、磁性層表面およびバックコ−ト層表面の動
摩擦係数を下記の方法で測定した。
【0067】<動摩擦係数>8mm方式のVTRを用い
て、得られた各磁気テ−プを、ヘッド厚 2.5g/c
2 、相対走行速度 3.8m/秒にて繰り返し走行させ、
所定の走行回数に達した際の磁気テ−プの磁性層側の動
摩擦係数を測定した。また、磁性層側の動摩擦係数の測
定と同様にしてバックコ−ト層側の動摩擦係数を測定し
た。下記表1はその結果である。
【0068】
【0069】
【発明の効果】上記の表1から明らかなように、実施例
1ないし8で得られた磁気テ−プは、比較例1および2
で得られた磁気テ−プに比し、磁性層およびバックコ−
ト層の動摩擦係数が小さくて、繰り返し走行に対する動
摩擦係数の変化が少なく、このことからこの発明によっ
て得られる潤滑性塗料および磁性塗料を使用すると、摩
擦係数が小さいバックコ−ト層や磁性層が得られること
がわかり、またこの発明によって得られる磁気記録媒体
は、耐久性に優れていることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/704 7215−5D (72)発明者 河野 研二 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 宮田 一司 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 川上 雄資 愛知県愛知郡長久手町長湫西作田35

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
    子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂が含まれてなる潤
    滑性塗料
  2. 【請求項2】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
    子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ持つ
    アクリル樹脂が含まれてなる潤滑性塗料
  3. 【請求項3】 アクリル樹脂の分子末端に有する吸着官
    能基が極性基である請求項1または請求項2記載の潤滑
    性塗料
  4. 【請求項4】 極性基が、少なくとも酸素原子を2個以
    上含む極性基または窒素原子を1個以上含む極性基であ
    る請求項3記載の潤滑性塗料
  5. 【請求項5】 アクリル樹脂の分子内に有する潤滑成分
    が、シロキサン鎖またはフッ化アルキル鎖もしくは炭化
    水素鎖である請求項1、請求項2、請求項3または請求
    項4記載の潤滑性塗料
  6. 【請求項6】 アクリル樹脂が、数平均分子量500〜
    50000のアクリル樹脂である請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4または請求項5記載の潤滑性塗料
  7. 【請求項7】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
    子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂が、磁性粉末とと
    もに含まれてなる磁性塗料
  8. 【請求項8】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ分
    子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ持つ
    アクリル樹脂が、磁性粉末とともに含まれてなる磁性塗
  9. 【請求項9】 アクリル樹脂の分子末端に有する吸着官
    能基が極性基である請求項7または請求項8記載の磁性
    塗料
  10. 【請求項10】 極性基が、少なくとも酸素原子を2個
    以上含む極性基または窒素原子を1個以上含む極性基で
    ある請求項9記載の磁性塗料
  11. 【請求項11】 アクリル樹脂の分子内に有する潤滑成
    分が、シロキサン鎖またはフッ化アルキル鎖もしくは炭
    化水素鎖である請求項7、請求項8、請求項9または請
    求項10記載の磁性塗料
  12. 【請求項12】 アクリル樹脂が、数平均分子量500
    〜50000のアクリル樹脂である請求項7、請求項
    8、請求項9、請求項10または請求項11記載の磁性
    塗料
  13. 【請求項13】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ
    分子内に潤滑成分を有するアクリル樹脂が含まれてなる
    磁性層を有する磁気記録媒体
  14. 【請求項14】 分子片末端に吸着官能基を有し、かつ
    分子内に潤滑成分を有するとともに活性水素基を併せ持
    つアクリル樹脂が含まれてなる磁性層を有する磁気記録
    媒体
  15. 【請求項15】 アクリル樹脂の分子末端に有する吸着
    官能基が極性基である請求項13または請求項14記載
    の磁気記録媒体
  16. 【請求項16】 極性基が、少なくとも酸素原子を2個
    以上含む極性基または窒素原子を1個以上含む極性基で
    ある請求項15記載の磁気記録媒体
  17. 【請求項17】 アクリル樹脂の分子内に有する潤滑成
    分が、シロキサン鎖またはフッ化アルキル鎖もしくは炭
    化水素鎖である請求項13、請求項14、請求項15ま
    たは請求項16記載の磁気記録媒体
  18. 【請求項18】 アクリル樹脂が、数平均分子量500
    〜50000のアクリル樹脂である請求項13、請求項
    14、請求項15、請求項16または請求項17記載の
    磁気記録媒体
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959097A2 (en) * 1998-05-21 1999-11-24 Teijin Limited Composite polyester film and magnetic recording medium.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959097A2 (en) * 1998-05-21 1999-11-24 Teijin Limited Composite polyester film and magnetic recording medium.
EP0959097B1 (en) * 1998-05-21 2006-08-23 Teijin Limited Composite polyester film and magnetic recording medium.

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