JPH0622609U - ステープル - Google Patents

ステープル

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Publication number
JPH0622609U
JPH0622609U JP6033192U JP6033192U JPH0622609U JP H0622609 U JPH0622609 U JP H0622609U JP 6033192 U JP6033192 U JP 6033192U JP 6033192 U JP6033192 U JP 6033192U JP H0622609 U JPH0622609 U JP H0622609U
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JP
Japan
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horizontal portion
cross
leg
staple
view
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Pending
Application number
JP6033192U
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English (en)
Inventor
健二 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6033192U priority Critical patent/JPH0622609U/ja
Publication of JPH0622609U publication Critical patent/JPH0622609U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステープルを被打込材に打ち込む際の水平部
の曲がりや脚部の挫屈を防止し、容易且つ確実に施工で
きるようにする。 【構成】 水平部2及び両側の脚部3の巾方向の断面形
状を、外方に開いたV字状に屈曲形成することによっ
て、断面係数及び慣性モーメントを大きくする。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、木材同士の接続、モルタル下地へのラス材の止め付け等に好適に使 用されるステープルに関する。
【従来の技術】
木材同士の接続、モルタル下地へのラス材の止め付け等に使用されるステープ ルとしては、例えば実公昭57−47446号公報に示されているように、水平 部の両側に脚部が設けられてコの字状に形成されたものが、従来より広く使用さ れている。 上記公報記載のステープルは、打ち込み状態の安定化、止着状態の信頼性向上 を目的として、脚部先端の尖鋭な傾斜部を改良したものである。
【0001】 これらのステープルは、図6に示されるように、水平部a及び脚部bの断面が 長方形に形成されている。また通常、脚部bの先端には傾斜部cが形成されてい て、ステープルをタッカー、ステープラー等の専用打込み工具、あるいはハンマ ー等の手工具等で木材等の被打込材Wに打ち込む際、脚部bが傾斜部cの形成さ れている側と反対側へ湾曲して進入し、良好な保持力が得られるようになされて いる。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のステープルでは、断面の内外方向の寸法(厚さ)が充分で ないために、被打込材Wに打ち込む際、図7(A)のように2本の木材を連結す るような場合、ステープルの水平部aが曲がって開き、2本の木材を美麗に連結 できないことがある。また、図7(B)のようにステープルの脚部bが不規則に 湾曲することがある。また、図7(C)のように脚部bが挫屈して、水平部aと 脚部bとのコーナー部rがつぶれてしまう等の現象を起こす。 いずれにしても、従来のステープルでは施工に著しく困難を伴うことがあり、 且つこのために材料や工数の無駄が発生することがある。
【0003】 本考案は上記のような従来のステープルの問題点に鑑みてなされたものであっ て、水平部の曲がりや脚部の挫屈を発生しにくくし、容易且つ確実に施工できる ステープルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、水平部の両側に脚部が設けられてコ の字状に形成されたステープルであって、水平部もしくは脚部はその巾方向の断 面形状が溝形に形成されているか、または水平部もしくは脚部の長さ方向に沿っ てリブが形成されていることを要旨とするものである。
【0005】
【作用】
本考案のステープルは、水平部もしくは脚部はその巾方向の断面形状が溝形に 形成されているか、または水平部もしくは脚部の長さ方向に沿ってリブが形成さ れているので、従来の単なる長方形断面のものに比べて内外方向の断面係数が大 きくなり、被打込材への打ち込みの打撃に対する曲げ抵抗が増大し、水平部もし くは脚部の曲がりが起こりにくい。
【0006】 また、慣性モーメントが大きくなって、脚部の挫屈抵抗が増大し、脚部のへた り(挫屈)や水平部と脚部とのコーナー部の曲がり、つぶれが起こりにくい。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を、図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は (B)図のX1 −X1 線もしくはX2 −X2 線における断面図である。(X1 − X1 線における断面図とX2 −X2 線における断面図は同じである。) 本実施例のステープル1は、図1(B)に示すように、水平部2及び両側の脚 部3の断面がいずれも外方に開いたV字状に屈曲形成されている。このため、従 来の長方形断面形状のものに比べ、断面係数及び慣性モーメントが大きく、施工 時の打撃力及び被打込材からの反力によって容易に曲がったり挫屈することがな い。
【0008】 また、脚部3が被打込材中に進入しやすいように、脚部3の先端には図1に示 すように、前後方向に傾斜部4、5が形成され尖鋭となされている。なお、傾斜 部は前後方向の他に外側のみ、内側のみ、あるいは外側及び内側の両方に形成さ れていてもよい。
【0009】 本考案のステープルの場合、脚部3の断面係数及び慣性モーメントが大きいの で、脚部3の片側のみに傾斜部が形成されている場合でも脚部3が曲がらずに真 直に進入しやすく、従って被打込材の保持力が小さくなる心配があるが、脚部3 は被打込材に充分深く進入する上、その断面が溝形に形成されているので、被打 込材との接触面積が大きくなり、充分な保持力が得られる。
【0010】 図2は本考案の他の実施例を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C) は(B)図のY−Y線における断面図である。 図2に示されるように、本実施例のステープル11は、水平部21のほぼ全長 にわたって、中央の溝211の両側に二つのL字状部材212が背中合わせに配 置された断面形状に形成されており、L字状部材212の先端には傾斜部213 が形成され尖鋭とされている。
【0011】 また、脚部31は、図1の実施例と同じく、断面形状が外方に開いたV字状溝 形に形成され、その先端には傾斜部41、51が形成され尖鋭とされている。
【0012】 本実施例のステープル11も、水平部21が溝形に形成されているので断面係 数が大きく、水平部21は曲がりにくい。また、L字状部材212の先端の傾斜 部213が被打込材に食い込んで保持力を高める。なお、水平部21は溝211 の部分が空いているので、ステープル11を木材等の被打込材に打ち込んだ場合 に目立ちにくく、美観上も優れている。
【0013】 図3は本考案の更に他の実施例を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図であ る。 図3に示されるように、本実施例のステープル12は、水平部22と脚部32 が接続するコーナー部6の断面が内側にV字状に大きく突出し強化されたもので あって、特にコーナー部6での曲がりやへたりを起こしにくい。
【0014】 また、図4及び図5は水平部及び脚部の巾方向の断面形状の他の実施例を示す 断面図である。図4は水平部231に先端が尖鋭なリブ232が突設されて、断 面形状がT字状に形成されたステープル、即ち水平部231の長さ方向に沿って リブ232が形成されたものである。図5は両側の巾狭の水平部241とその間 を連結するV字状溝形に折曲したリブ242によって形成されたものである。 図4及び図5のステープルとも断面係数及び慣性モーメントが大きいので、曲 がりや挫屈が発生しにくく、更にリブ232または242の尖った先端が被打込 材に食い込んで保持力を増す。 なお、上では水平部の断面形状について述べたが、脚部についても同様である ことはいうまでもない。
【0015】 以上、本考案を実施例により説明してきたが、本考案は実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲での設計変更等は本考案に含まれる 。例えば、溝もしくはリブは、水平部と脚部のどちらか一方に設けるだけでもよ い。
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案のステープルは、被打込材に打ち込む際 に、水平部もしくは脚部が曲がったり脚部が挫屈したりすることが少なく、容易 且つ確実に施工することができる。 またこれによって、施工の失敗による材料の損失、やり直しのための工数の損 失等を少なくすることができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す説明図であって、(A)
は斜視図、(B)は正面図、(C)は(B)図のX1
1 線もしくはX2 −X2 線における断面図、である。
【図2】本考案の他の実施例を示す説明図であって、
(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は(B)図の
Y−Y線における断面図、である。
【図3】本考案の他の実施例を示す説明図であって、
(A)は斜視図、(B)は正面図、である。
【図4】水平部及び脚部の断面形状の他の実施例を示す
断面図である。
【図5】水平部及び脚部の断面形状の他の実施例を示す
断面図である。
【図6】従来品を示す説明図であって、(A)は斜視
図、(B)は正面図、(C)は(B)図のZ−Z線にお
ける断面図、である。
【図7】(A)(B)(C)は従来品の使用態様を示す
説明図である。
【符号の説明】
2,21,22 水平部 212 L字状部材 232,242 リブ 3,31,32 脚部 6 コーナー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平部の両側に脚部が設けられてコの字
    状に形成されたステープルであって、水平部もしくは脚
    部はその巾方向の断面形状が溝形に形成されているか、
    または水平部もしくは脚部の長さ方向に沿ってリブが形
    成されていることを特徴とするステープル。
JP6033192U 1992-08-27 1992-08-27 ステープル Pending JPH0622609U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6033192U JPH0622609U (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ステープル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6033192U JPH0622609U (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ステープル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622609U true JPH0622609U (ja) 1994-03-25

Family

ID=13139085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6033192U Pending JPH0622609U (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ステープル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622609U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041805A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Tyco Healthcare Group Lp 外科手術ステープル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120712A (en) * 1980-08-01 1982-07-27 Bekaert Sa Nv Staple
JPS6150814B2 (ja) * 1980-07-07 1986-11-06 Matsuda Kk

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