JPH06224652A - 光受信回路 - Google Patents

光受信回路

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JPH06224652A
JPH06224652A JP1088593A JP1088593A JPH06224652A JP H06224652 A JPH06224652 A JP H06224652A JP 1088593 A JP1088593 A JP 1088593A JP 1088593 A JP1088593 A JP 1088593A JP H06224652 A JPH06224652 A JP H06224652A
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amplifier
differential
circuit
terminals
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Hideaki Masuoka
岡 秀 昭 桝
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 S/N比が大きく、ダイナミックレンジに優
れ、オフセット電圧が小さく、しかも、AGC回路と同
一のチップに形成することができる光受信回路を提供す
る。 【構成】 フォトダイオード11の両端にバイアス素子
18,19を接続すると共に、この両端をコンデンサ1
2,13を介して差動アンプ15の入力端子に接続す
る。差動アンプ15の正入力と反転出力との間および負
入力と正出力との間に抵抗素子16,17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光通信等に使用
される高速用の光受信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速光通信用の光受信回路の一例
を、図5に示す。図5に示したように、受光素子として
のフォトダイオード61は、カソード端子が電源Vcc
接続され、また、アノード端子がトランスインピーダン
スアンプ62の入力に接続されている。トランスインピ
ーダンスアンプ62は、アンプ63と、このアンプ63
の出力と負入力との間に設けられた抵抗素子64とを有
している。また、このアンプ63の正入力は接地されて
おり、一方、負入力はトランスインピーダンスアンプ6
2の入力として、上述のフォトダイオード61のP型領
域側の端子と接続されている。
【0003】このトランスインピーダンスアンプ62の
出力、すなわちアンプ63の出力は、シングル−差動変
換アンプ65の正入力端子に接続されている。また、こ
のシングル−差動変換アンプ65の負入力には、基準電
圧Vref が取り込まれる。
【0004】このような構成によれば、フォトダイオー
ド61で発生した電流をトランスインピーダンスアンプ
62に取り込んで電圧信号に変換し、この電圧信号をさ
らにシングル−差動変換アンプ65に取り込んで差動信
号として出力することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光受信回路においては、トランスインピーダ
ンスアンプ62内などで発生するノイズが大きいため、
取り出した差動信号のS/N比が小さいという課題があ
った。
【0006】また、この差動信号は直流成分を含んでい
るため、ダイナミックレンジが悪いという課題もあっ
た。
【0007】さらに、シングル−差動変換アンプ65の
正入力(すなわち、トランスインピーダンスアンプ62
の出力電圧)と負入力(すなわち、基準電圧Vref )と
のマッチングが取りにくいため、このシングル−差動変
換アンプ65にオフセット電圧が発生しやすいという課
題もあった。
【0008】加えて、高速の光受信回路の場合は、この
光受信回路の出力を自動制御するためのAGC(Automa
tic Gain Control)回路を、かかる光受信回路と同一チ
ップ内に一体化させて形成することができないという課
題もあった。これは、これらの回路を同一チップ内に一
体に形成すると、回路の周辺部がコンデンサとなって両
回路が結合され、発振してしまうからである。したがっ
て、従来は、高速の光受信回路とAGC回路とは、別個
のチップに形成しなければならず、回路が全体として大
規模化してしまっていた。
【0009】なお、これらの課題のうち、ダイナミック
レンジが悪いという課題は、光受信回路を図6に示すよ
うに構成することによって解決することも可能である。
図6に示した光受信回路は、フォトダイオード61とト
ランスインピーダンスアンプ62との間にコンデンサ6
6を介在させるとともに、このフォトダイオード61に
バイアス素子67を接続することによって、DCバイア
ス電圧を与えることとしたものである。
【0010】このような構成によれば、トランスインピ
ーダンスアンプ62には、フォトダイオード61で発生
した電流のAC成分のみを取り出して入力させることが
できるので、ダイナミックレンジを向上させることがで
きる。しかし、このような光受信回路では、バイアス素
子67がノイズ源となってしまうため、S/N比がさら
に悪化してしまう。また、オフセット電圧が発生しやす
いという課題やAGC回路を同じチップに形成できない
という課題を解決することはできなかった。
【0011】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、S/N比が大きく、ダイナミ
ックレンジに優れ、オフセット電圧が小さく、しかも、
AGC回路と同一のチップに形成することができる光受
信回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる光受
信回路は、2端子型の受光素子と、この受光素子の両方
の端子にそれぞれ定電圧を供給するためにこれらの端子
に接続された2個のバイアス素子と、正入力端子が前記
受光素子の前記端子の一方に第1のコンデンサを介して
接続され、且つ、負入力端子が前記端子の他方に第2の
コンデンサを介して接続された差動型トランスインピー
ダンスアンプと、を有することを特徴とする。
【0013】第2の発明に係わる光受信回路は、2端子
型の受光素子と、この受光素子の両方の端子にそれぞれ
定電圧を供給するためにこれらの端子に接続された2個
のバイアス素子と、入力端子が前記受光素子の前記端子
の一方に第1のコンデンサを介して接続された第1のト
ランスインピーダンスアンプと、入力端子が前記受光素
子の前記端子の他方に第2のコンデンサを介して接続さ
れた第2のトランスインピーダンスアンプと、2個の入
力端子が、それぞれ、前記第1,第2のトランスインピ
ーダンスアンプの出力端子と接続された差動アンプと、
を有することを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、従来の光受信回路(図
5、図6参照)で使用されていたトランスインピーダン
スアンプに代えて差動型トランスインピーダンスアンプ
を用いることとしたので、オフセット電圧を相殺するこ
とができ、したがって、オフセット電圧を小さく抑える
ことができる。
【0015】さらに、この差動型トランスインピーダン
スアンプの2個の入力端子にそれぞれ受光素子の両端を
接続することとしたので、従来の光受信回路と比較して
2倍の出力電圧を得ることができる。一方、かかる2個
の入力端子から入力される各信号におけるノイズは互い
にランダムな位相を持つので、両信号のノイズの和は、
従来の光受信回路の21/2 倍としかならない。したがっ
て、S/N比は、従来の光受信回路に比べて21/2 倍と
なる。
【0016】また、2個の入力端子と受光素子の両端と
の間にそれぞれ第1,第2のコンデンサを介在させると
ともに、この受光素子の両端にそれぞれバイアス素子を
接続することとしたので、図6に示した従来の光受信回
路と同様、ダイナミックレンジを向上させることができ
る。
【0017】併せて、差動型トランスインピーダンスア
ンプを用いて差動出力としていること、および、上述し
たようにオフセット電圧が小さいことより、高速の光受
信回路であっても発振することがなく、したがって、A
GC回路と同一のチップに形成することができる。
【0018】また、第2の発明によれば、2個のトラン
スインピーダンスアンプの入力端子にそれぞれ受光素子
の両端を接続することとしたので、上述した第1の発明
と同様、従来の光受信回路(図5、図6参照)の2倍の
出力電圧を得ることができ、その一方で、かかる2個の
トランスインピーダンスアンプにおけるノイズの和は従
来の光受信回路の21/2 倍となる。したがって、S/N
比は、従来の光受信回路に比べて、21/2 倍となる。
【0019】また、2個のトランスインピーダンスアン
プと受光素子の両端との間にコンデンサを介在させると
ともに、この受光素子の両端にそれぞれバイアス素子を
接続することとしたので、図6に示した従来の光受信回
路と同様、ダイナミックレンジを向上させることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)第1の発明に係わる光受信回路の1実施例
について説明する。図1は、本実施例に係わる光受信回
路の回路構成を概略的に示す電気回路図である。図1に
おいて、受光素子としてのフォトダイオード11のカソ
ード端子には、コンデンサ12を介して、差動型トラン
スインピーダンスアンプ14の正入力に接続されてい
る。また、フォトダイオード11のアノード端子には、
コンデンサ13介して、差動型トランスインピーダンス
アンプ14の負入力に接続されている。
【0021】差動型トランスインピーダンスアンプ14
は、差動アンプ15と、この差動アンプ15の正入力と
反転出力との間に設けられた抵抗素子16と、かかる差
動アンプ15負入力と正出力との間に設けられた抵抗素
子17とを有している。フォトダイオード11のカソー
ド端子にはバイアス素子18が、アノード端子にはバイ
アス素子19が、それぞれ接続されている。さらに、バ
イアス素子18の他端は電源Vccに接続され、バイアス
素子19の他端は接地されている。
【0022】このような構成によれば、バイアス素子1
8,19によってDCバイアス電圧を与え、且つ、コン
デンサ12,13によってDC成分を除去することによ
り、差動アンプ15の正入力端子および負入力端子に
は、フォトダイオード11で発生した電流のAC成分の
みが入力される。また、抵抗素子16,17を設けたこ
とにより、この差動アンプ15の入力信号は電圧信号と
なる。
【0023】図2は、図1に示した光受信回路の、具体
的な回路構成の一例を示すものである。なお、同図にお
いて、図1と同じ符号を付した構成部分は、図1と同じ
ものを示す。図2に示したように、本実施例の光受信回
路では、差動アンプ15を、差動増幅回路20と、2個
のエミッタフォロア21,22とによって構成してい
る。
【0024】差動増幅回路20は、トランジスタ23,
24からなるトランジスタ対と、これらのトランジスタ
23,24のコレクタと電源電圧Vccとの間に設けられ
た抵抗素子34,35とを有している。また、トランジ
スタ25,26および抵抗素子31〜33はカレントミ
ラー回路を構成しており、このカレントミラー回路によ
って、トランジスタ23,24に定電流が供給される。
【0025】一方、エミッタフォロア21は、トランジ
スタ23のコレクタ電圧をベースに入力するトランジス
タ27と、このトランジスタ27のエミッタ電圧をベー
スに取り込むトランジスタ28とを有している。これら
のトランジスタ27,28のコレクタはともに電源電圧
ccに接続されており、また、エミッタはともに抵抗素
子36,37を介して接地されている。
【0026】エミッタフォロア22も、かかるエミッタ
フォロア21と同様の構成であり、トランジスタ24の
コレクタ電圧をベースに入力するトランジスタ29と、
このトランジスタ29のエミッタ電圧をベースに取り込
むトランジスタ30と、これらのトランジスタ29,3
0のエミッタとグランドとの間に設けられた抵抗素子3
6,37とによって構成されている。また、かかるトラ
ンジスタ29,30のコレクタも、ともに電源電圧Vcc
に接続されている。
【0027】このような構成によれば、差動アンプ15
の負入力端子および正入力端子(図1参照)から入力さ
れた2種類の入力信号は、電圧信号として、それぞれト
ランジスタ23,24のベースに取り込まれる。このと
き、かかるトランジスタ23,24のコレクタ電位の差
は、ベースに入力された入力信号の電位差に対応してい
る。
【0028】トランジスタ23のコレクタ電圧は、まず
トランジスタ27で増幅され、さらにトランジスタ28
で増幅されて、出力端子40から反転出力として出力さ
れる。同様に、トランジスタ24のコレクタ電圧は、ま
ずトランジスタ29で増幅され、さらにトランジスタ3
0で増幅されて、出力端子41から正出力として出力さ
れる。
【0029】このようにして、差動アンプ15の負入力
端子および正入力端子に入力された電圧信号の差に対応
した差動電圧を得ることができる。また、図2に示した
ように、バイアス素子16,17は、トランジスタを用
いて構成することができる。ここで、このバイアス素子
16,17は、フォトダイオード11の両端にDC電圧
を供給することによってフォトダイオード11の両端の
電圧を一定に保つことができさえすれば、他の構成であ
ってもよい。例えば、このバイアス素子16,17を、
ダイオード或いは抵抗素子等を使用して構成することも
可能である。
【0030】このように、本実施例の光受信回路では、
従来の光受信回路(図5、図6参照)のように1端子出
力のアンプ63を使用するのではなく、差動アンプ15
を使用しているので、出力電圧のマッチングをとること
が非常に容易となる。したがって、オフセット電圧を小
さく抑えることができる。
【0031】また、従来の光受信回路のようにフォトダ
イオード61の一端を電源Vccに接続して他端から信号
を取り出すのではなく、フォトダイオード11の両端か
ら信号を取り出して差動アンプ15の入力信号としたの
で、この差動アンプ15の出力電圧は従来の光受信回路
の2倍となる。一方、かかる2個の入力端子からそれぞ
れ入力される信号のノイズは互いにランダムな位相を持
つので、両信号のノイズの和は、従来の光受信回路の2
1/2 倍にしかならない。したがって、本実施例の光受信
回路によれば、出力信号のS/N比を、従来の光受信回
路の21/2 倍にすることができる。
【0032】さらに、差動アンプ15の2個の入力端子
とフォトダイオード11の両端との間にそれぞれコンデ
ンサ12,13を介在させるとともに、このフォトダイ
オード11の両端にそれぞれバイアス素子18,19を
接続することとしたので、差動アンプ15の正入力端子
および負入力端子に、フォトダイオード11が出力した
信号のAC成分のみを入力させることができる。したが
って、光受信回路から出力される差動信号のダイナミッ
クレンジを向上させることができる。
【0033】(実施例2)次に、実施例2として、第1
の発明に係わる光受信回路とAGC回路とを有する半導
体素子を形成した場合について、図3を用いて説明す
る。なお、同図において、図1と同じ符号を付した構成
部分は、図1と同じものを示す。また、本実施例では、
バイアス素子として、正方向にバイアスさせたダイオー
ド18′,19′を使用している。
【0034】差動アンプ15の差動出力は、AGC回路
48の電圧制御用アンプ42に入力され、さらに、アン
プ43を介して、出力端子46,47から出力される。
DCフィードバック回路44はアンプ43の出力電圧を
取り込んで、このアンプ43の入力電圧を制御する。ま
た、AGCフィードバック回路45は、アンプ43の出
力電圧を取り込んで、この電圧制御用アンプ42の出力
電圧を制御する。なお、46,47は外付けのコンデン
サである。
【0035】このように、本実施例のAGC回路は、D
Cフィードバック回路44およびAGCフィードバック
回路45を用いた二重のフィードバック回路を備えてい
る。これにより、フォトダイオード11の受光光量にか
かわらずに、安定した差動出力を得ることが可能にな
る。
【0036】ここで、本実施例では、光受信回路の差動
型トランスインピーダンスアンプ14とAGC回路48
とを、同一の半導体素子内に一体に形成している。本実
施例では、光受信回路として、上述の実施例1と同じ構
成のものを使用しているので、このように、AGC回路
48を同一の半導体素子内に一体に形成することが可能
となる。すなわち、本実施例の光受信回路では、差動型
トランスインピーダンスアンプ14を用いているので、
出力が差動出力であり、また、オフセット電圧が小さく
なる。このため、高速の光受信回路であっても、AGC
回路48と容量結合されることによって発振することが
なく、したがって、AGC回路と同一のチップに形成す
ることができる。
【0037】(実施例3)次に、第2の発明に係わる光
受信回路の1実施例について、図4を用いて説明する。
なお、同図において、図1と同じ符号を付した構成部分
は、図1と同じものを示す。図4において、フォトダイ
オード11の両端から出力された信号は、それぞれコン
デンサ12,13を介して、トランスインピーダンスア
ンプ49,52に入力される。
【0038】トランスインピーダンスアンプ49は、ア
ンプ50と、このアンプ50の負入力と出力との間に設
けられた抵抗素子51とによって構成されている。ま
た、アンプ50の負入力はそのままトランスインピーダ
ンスアンプ49の入力となり、正入力は接地されてい
る。
【0039】また、トランスインピーダンスアンプ50
も、かかるトランスインピーダンスアンプ49と同様、
アンプ53と、このアンプ53の負入力と出力との間に
設けられた抵抗素子54とを有しており、アンプ53の
負入力をそのままトランスインピーダンスアンプ50の
入力とし、正入力を接地している。
【0040】かかるトランスインピーダンスアンプ4
9,52の出力は、それぞれ、差動アンプ55に入力さ
れる。これにより、トランスインピーダンスアンプ4
9,52の出力電圧の差に対応した差動電圧を得ること
ができる。このように、本実施例の光受信回路において
も、従来の光受信回路のようにフォトダイオード61の
一端を電源Vccに接続して他端から信号を取り出すので
はなく、フォトダイオード11の両端から信号を取り出
してトランスインピーダンスアンプ49,52の入力信
号としたので、差動アンプ55の出力電圧は従来の光受
信回路の2倍となる。一方、かかる2個の信号のノイズ
は互いにランダムな位相を持つので、両信号のノイズの
和は、従来の光受信回路の21/2 倍にしかならない。し
たがって、本実施例の光受信回路によれば、出力信号の
S/N比を、従来の光受信回路の21/2 倍にすることが
できる。
【0041】さらに、フォトダイオード11の両端とト
ランスインピーダンスアンプ49,52の入力との間に
それぞれコンデンサ12,13を介在させるとともに、
このフォトダイオード11の両端にそれぞれバイアス素
子18,19を接続することとしたので、トランスイン
ピーダンスアンプ49,52に、フォトダイオード11
が出力した信号のAC成分のみを入力させることができ
る。したがって、差動アンプ55から出力される差動信
号のダイナミックレンジを向上させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わる光受信回路によれば、S/N比が大きく、ダイナミ
ックレンジに優れ、オフセット電圧が小さく、しかも、
AGC回路と同一のチップに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係わる光受信回路の回路構成を概略
的に示す電気回路図である。
【図2】図1に示した光受信回路の具体的な電気回路構
成の一例を示す電気回路図である。
【図3】実施例2に係わる光受信回路の回路構成を概略
的に示す電気回路図である。
【図4】実施例3に係わる光受信回路の回路構成を概略
的に示す電気回路図である。
【図5】従来の光受信回路の一構成例を概略的に示す電
気回路図である。
【図6】従来の光受信回路の他の構成例を概略的に示す
電気回路図である。
【符号の説明】
11 フォトダイオード 12,13 コンデンサ 14 差動型トランスインピーダンスアンプ 15,55 差動アンプ 16,17 抵抗素子 18,19 バイアス素子 48 AGC回路 49,52 トランスインピーダンスアンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2端子型の受光素子と、 この受光素子の両方の端子にそれぞれ定電圧を供給する
    ためにこれらの端子に接続された2個のバイアス素子
    と、 正入力端子が前記受光素子の前記端子の一方に第1のコ
    ンデンサを介して接続され、且つ、負入力端子が前記端
    子の他方に第2のコンデンサを介して接続された差動型
    トランスインピーダンスアンプと、 を有することを特徴とする光受信回路。
  2. 【請求項2】前記差動型トランスインピーダンスアンプ
    が、差動アンプと、この差動アンプの正入力と反転出力
    との間に設けられた第1の抵抗素子と、前記差動アンプ
    の負入力と正出力との間に設けられた第2の抵抗素子と
    を用いて構成されたことを特徴とする請求項1記載の光
    受信回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の差動型トランスイ
    ンピーダンスアンプと、この光受信回路の出力を自動制
    御するためのAGC回路とを、一体に集積形成したこと
    を特徴とする光受信回路。
  4. 【請求項4】2端子型の受光素子と、 この受光素子の両方の端子にそれぞれ定電圧を供給する
    ためにこれらの端子に接続された2個のバイアス素子
    と、 入力端子が前記受光素子の前記端子の一方に第1のコン
    デンサを介して接続された第1のトランスインピーダン
    スアンプと、 入力端子が前記受光素子の前記端子の他方に第2のコン
    デンサを介して接続された第2のトランスインピーダン
    スアンプと、 2個の入力端子が、それぞれ、前記第1,第2のトラン
    スインピーダンスアンプの出力端子と接続された差動ア
    ンプと、 を有することを特徴とする光受信回路。
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