JPS6216021Y2 - - Google Patents

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JPS6216021Y2
JPS6216021Y2 JP1985004711U JP471185U JPS6216021Y2 JP S6216021 Y2 JPS6216021 Y2 JP S6216021Y2 JP 1985004711 U JP1985004711 U JP 1985004711U JP 471185 U JP471185 U JP 471185U JP S6216021 Y2 JPS6216021 Y2 JP S6216021Y2
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JP
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transistor
current
photodiode
signal
light
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JP1985004711U
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JPS61121047U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオトカプラ(光結合アイソレータ)
を用いた信号伝送回路に関し、特に温度変化に対
する動作を安定化して、IC化に好適としたもの
である。
第1図は、従来の信号伝送回路を示し、同図に
おいて、1はフオトカプラを示す。フオトカプラ
1は発光ダイオード2とフオトダイオード3とが
ガラス板などを介して互いの発光面および受光面
が対向された状態で一体化されており、発光ダイ
オード2のアノードおよびカソードが入力端子4
aおよび4bとして導出される。この場合、受光
素子としてはフオトトランジスタその他の素子を
用いることもある。そしてフオトダイオード3の
アノードが増幅用トランジスタ5のベースに接続
され、そのカソードが電源端子6に接続される。
トランジスタ5のエミツタは接地され、そのコレ
クタが出力端子7として導出されると共に、負荷
抵抗器8を介して電源端子6に接続される。
入力端子4aおよび4b間にはトランジスタ等
の駆動手段を介して信号電流が流れ、発光ダイオ
ード2がそのレベルに応じた明るさで発光し、フ
オトダイオード3がこの光を受けて出力電流IP
を発生する。この電流IPはトランジスタ5のベ
ース電流に略々等しいから、そのコレクタ電流I
Cは、トランジスタ5の電流増幅率をhFEとすれ
ば、 IC=hFEP となる。かくして、出力端子7に出力信号が導か
れる。
かかる信号伝送回路において、温度変化によつ
てフオトダイオード3の出力電流IPが変化す
る。これはフオトダイオード3の特性の変化によ
るが、発光ダイオード2からの光変化を出力電流
Pの変化に変換する効率に大きな変化はなく、
主として出力電流IPの直流分が温度変化によつ
て大きく変動することになる。この変化がトラン
ジスタ5のバイアス電流の変化を招き、トランジ
スタ5の動作点の変動、直線性の劣化および利得
変動が生ずる欠点があつた。
また、フオトダイオードの応答速度を決定する
ひとつの要因は、接合容量と回路の抵抗との時定
数であり、第1図に示すようにエミツタ接地形の
トランジスタ5を用いるときは、高入力インピー
ダンスであるために、応答速度が悪くなり、周波
数応答が良くない問題点があつた。
かゝる点を改良するために、第2図に示すよう
な信号伝送回路が考えられる。第2図において、
フオトカプラ1のフオトダイオード3のアノード
を接地し、カソードをトランジスタ9のエミツタ
に接続すると共に、フオトダイオード3と並列に
エミツタ抵抗器10を接続する。トランジスタ9
のベースには、抵抗器11および12で分割され
たバイアス電圧が与えられ、またコレクタに抵抗
器13が接続される共に、コレクタと増幅用の
pnp形トランジスタ14のベースとが接続されて
出力端子7が導出される。
上述の改良例の構成に依れば、フオトダイオー
ド3の電流IPがトランジスタ9を介してトラン
ジスタ14に与えられ、トランジスタ14により
増幅されて出力端子7に出力信号が得られるが、
フオトダイオード3の温度変化による特性の変化
の影響を従来の回路(第1図)に比べて頗る小さ
くできる。例えば第1図の構成でトランジスタ5
のhFEを100とし、電流IPの直流分を10〔μA〕
とし、フオトダイオード3の温度変化によるこの
直流分の変化を10%とすると、トランジスタ5の
コレクタ直流電流は、1〔mA〕に対して±100
〔μA〕変動することになる。これに対して改良
例では、同様にトランジスタ9のコレクタ直流電
流を1〔mA〕とし、電流IPの直流分を10〔μ
A〕とすると、その10%の変化は1〔μA〕であ
るから、トランジスタ9のコレクタ直流電流は1
〔mA〕に対して±1〔μA〕しか変化せず、従
来に比べて変動を頗る小さくすることができる。
第2図に示すような異なる導電型のトランジスタ
の縦続接続は直結構成するうえで有利であり、
IC化に好適である。
また、トランジスタ9のエミツタ入力インピー
ダンスは、エミツタ接地のベース入力インピーダ
ンスに比べて小さいから、フオトダイオード3の
接合容量とで決定される時定数も小で、応答速度
が改善され、周波数特性が良好となる。このこと
は、接合容量をより大きくしても第1図と同様の
応答速度を実現できることを意味し、従つてフオ
トダイオード3の受光面積をより広くして電流変
換効率を向上できる。この場合、第2図の構成に
おいては、エミツタ抵抗器10の電圧降下がフオ
トダイオード3に対する逆バイアス電圧となるか
ら、これによつて接合容量を小さくすることがで
きる利点がある。さらに、低入力インピーダンス
でフオトダイオード3の電流を取り出しているか
ら、外部よりの信号の飛びこみも防止することが
できる。
ところが、第2図の構成では、縦続接続されれ
た2個のトランジスタ9及び14が電源端子6に
対して並列に接続されるため、消費電流が多くな
るという問題が生ずる。
本考案はかかる点に鑑みなされたものであつ
て、温度変化に対する動作の一層の安定化と消費
電流の低減とを図つたものである。
第3図は本考案の一実施例を示す。フオトダイ
オード3はカソードが抵抗器15および16の接
続点に接続され、そのアノードがトランジスタ1
8のベースに接続される。19はベースバイアス
抵抗器である。抵抗器15,16に直列に抵抗器
17が接続され、この抵抗器の直列回路が電源端
子6と接地間に挿入されている。この抵抗器16
および17の接続点がトランジスタ20のベース
に接続され、そのエミツタが抵抗器21を介して
接地され、そのコレクタがトランジスタ18のエ
ミツタに接続される。このトランジスタ18のエ
ミツタにはコンデンサ22が接続され、そのコレ
クタが出力端子7として導出される。
この第3図において、トランジスタ20は定電
流回路を構成し、従つてトランジスタ18のコレ
クタ直流電流は、この定電流回路によつて決定さ
れ、フオトダイオード3の温度変化による影響を
受けない。また、信号分はコンデンサ22が接続
されているから、トランジスタ18で増幅されて
出力端子7に導くことができる。従つて本実施例
によれば、温度変化に対してその動作が極めて安
定であると共に、増幅用及び定電流回路用の両ト
ランジスタが電源に対して直列に接続されている
ため、消費電流が少なくなり、IC化に頗る好適
である。そして、フオトカプラは元来応答速度が
速いものであるから、特別の用途を除いては、本
実施例の構成で充分に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号伝送回路の接続図、第2図
は改良例の接続図、第3図は本考案の一実施例の
接続図である。 1はフオトカプラ、2は発光ダイオード、3は
フオトダイオード、4a,4bは入力端子、7は
出力端子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力信号により駆動されて、そのレベルに応じ
    た光を発光する発光素子と、この光を受光して信
    号電流に変換する受光素子とを有し、 上記信号電流を第1のトランジスタのベースに
    供給し、この第1のトランジスタのコレクタ側よ
    り出力信号を導出すると共に、 上記第1のトランジスタのエミツタ側に定電流
    回路として動作する第2のトランジスタを接続し
    た信号伝送回路。
JP1985004711U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPS6216021Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985004711U JPS6216021Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JP1985004711U JPS6216021Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JPS61121047U JPS61121047U (ja) 1986-07-30
JPS6216021Y2 true JPS6216021Y2 (ja) 1987-04-23

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JP2616136B2 (ja) * 1990-04-26 1997-06-04 松下電器産業株式会社 電流電圧変換回路

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JPS61121047U (ja) 1986-07-30

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