JP3419546B2 - 正転型トランスインピーダンス回路 - Google Patents

正転型トランスインピーダンス回路

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JP3419546B2
JP3419546B2 JP12516494A JP12516494A JP3419546B2 JP 3419546 B2 JP3419546 B2 JP 3419546B2 JP 12516494 A JP12516494 A JP 12516494A JP 12516494 A JP12516494 A JP 12516494A JP 3419546 B2 JP3419546 B2 JP 3419546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光検出信号のような前
段からの入力信号を増幅して次段に反転せずに出力する
非反転の正転型トランスインピーダンス回路に関するも
のであり、特に、低電圧、低消費電力で大きな増幅度が
要求されるような場合、例えば、2線式光電スイッチに
おいて光センサからの信号を増幅するための前置増幅器
に用いるのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン集積化光センサは、従来
のバイポーラプロセスを利用してPNホトダイオードを
形成するものとの概念が強く、バイポーラの製造工程で
制約されたPNホトダイオードが形成されていたことか
ら、分光感度が悪く、寄生容量も大きく、空乏層の広が
りも狭くなって、単体のホトダイオードと比較してはる
かに劣る性能であった。そのため、応用分野も制限さ
れ、集積化光センサの発展の障害になっていた。そこ
で、本願発明者らは、従来の光センサの性能上の課題を
克服するデバイスとして、独自に集積化PINホトダイ
オードセンサを開発した(M.Kyoumasu,H.Nakamura,T.Su
zuki,K.Kato and M.Sahara:"International Conference
on Solid-State sensor and Actuators pp.289-292 ;
京増幹雄, 加藤要, 中村浩康, 佐原 正哲:"モノリシッ
ク化PINホトダイオードとその諸特性" 信学論vol.j7
4-c-2 No.5 pp.477-487(1991) )。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明者らによる上
記デバイスは、高速応答,高分光感度特性等の特徴を有
し、発明者らはこれを利用し、2線式光電スイッチ用ホ
トICを開発する事とした。
【0004】2線式光電スイッチ用ホトICは、バイポ
ーラの回路構成を有し、モジュールの入出力が信号線と
グランド線の2つだけで構成され、信号線を通してモジ
ュールの電力供給と信号出力(センサに光が入るとセン
サ内部で設定されている電圧までインピーダンスを下
げ、信号線の電圧を"L" レベルにすることで、信号を伝
える機能を有している) を同時に行い、従来の3線式光
電スイッチと比較し、配線が減少することにより、シー
ケンサなどとの接続が容易になるという利点がある。
【0005】光電スイッチはFA(Factotry Automation
)分野で多く利用され、この分野では雑音耐力を向上さ
せるために、12V系や24V系の高電圧系がよく使わ
れている。そのため、2線式光電スイッチ用ホトIC内
部のセンサ回路は3Vから26.5Vで動作し、信号線
の「L」の出力時は3V以下であることが必要である。
したがって、内部回路を定電圧で駆動するとしてもこの
ような低い電圧で動作するものでなければならない。
【0006】また、スイッチとして利用するものである
ので、オフの時の電流が0であるのが理想であり、内部
回路を動作させているにしてもできるだけ小さいのが望
ましく、平均消費電流はLEDのドライブ電流も含めて
0.8mA以下と小さく、通常のシーケンサなどにも十
分接続可能な近接スイッチを構成する必要がある。した
がって、LEDからの光を検出したホトダイオードから
の信号の前置増幅器は、低電圧、低消費電力で大きな増
幅度が要求される。
【0007】ホトダイオードからの光信号の前置増幅器
として広く知られているものに、反転型のトランスイン
ピーダンス回路がある。図3は、このトランスインピー
ダンス回路110a,bを2段接続し、非反転のトラン
スインピーダンスアンプを構成したものである。
【0008】1段目のトランスインピーダンス回路11
0aの出力のバイアス電圧は、 I1 /β1 1 +VBE1 …(1) (βは増幅率、Iはコレクタ電流、VBEはベース・エミ
ッタ間電圧,添字「1」は1段目のトランジスタQ10
あることを示す。又、R1 はコレクタに接続された抵抗
値)で与えられる。
【0009】したがって、2段目のトランスインピーダ
ンス回路110bもまったく同一構成であれば、出力の
バイアス電圧の変動がない非反転のトランスインピーダ
ンスアンプとなるのであるが、まったく同一のパラメー
タの全く同一の構成というのは現実にはあり得ず、特
に、集積回路においては必ずいくらかの誤差を持つ。こ
の誤差ΔVoff は次の式(2)で与えられる。
【0010】ΔVoff =(R2/R3){I1 /β1
1 +VBE1 )−(I2 /β2 2 +VBE2 )}…(2) (記号は式1と同じであり、添字「2」は2段目のトラ
ンジスタQ12を示す)この式から明らかなように、こ
の電圧が抵抗R3 と抵抗R2 の比で決まる値だけ増幅さ
れ、出力のバイアスを変動させる。このことは、大きな
増幅度をとれたとしても、十分なダイナミックレンジが
とれず、出力を小さなレベルに飽和させてしまうことに
なり、上記の用途には余り好適なものとはいえない。
【0011】図3回路以外に、バイポーラ回路構成の非
反転のトランスインピーダンスアンプとして例えば「特
開平5−235649」記載の回路があるが、この回路
も2線式光電スイッチ用ホトICのように低電圧、低消
費電力で大きな増幅度が要求されるような用途に余り好
適とはいえない。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の正転型トランスインピーダンス回路は、そ
のベースが入力端に接続され、そのエミッタと接地電位
との間に第1の抵抗が接続されたエミッタ接地の第1の
トランジスタと、この第1のトランジスタのコレクタに
そのベースが接続され、エミッタフォロワ回路を構成す
る第2のトランジスタと、そのベースに第2のトランジ
スタのエミッタからの出力が与えられ、そのコレクタが
出力端に接続されたエミッタ接地の第3のトランジスタ
と、そのベースが第3のトランジスタのコレクタに接続
され、そのエミッタが第2の抵抗を介して第1のトラン
ジスタのエミッタに接続された第4のトランジスタと、
第1のトランジスタのベースと第2のトランジスタのエ
ミッタとの間に接続された第3の抵抗とを備える。
【0013】第4のトランジスタは、第1のトランジス
タと第3のトランジスタのベースエミッタ間電圧が等し
くなるように制御しており、第1のトランジスタ及び第
3のトランジスタに流れる電流は第1の抵抗と第3の抵
抗の比で与えられるようにしても良い。
【0014】第1のトランジスタのコレクタには、第1
の定電流源回路が接続され、第3のトランジスタのコレ
クタには、第2の定電流源回路が接続されるようにして
もよい。
【0015】
【作用】本発明の正転型トランスインピーダンス回路で
は、自己バイアスの第1のトランジスタは反転型の初段
の増幅部を構成し、第3のトランジスタで反転型の出力
段の増幅回路部が構成されている。第1のトランジスタ
のエミッタと第3のトランジスタのコレクタとの間に接
続された第4のトランジスタによるフィードバック回路
により、出力段の出力が初段の増幅部に電圧帰還され
る。こうして、非反転の帰還増幅器を構成している。
【0016】ここで、初段と出力段との間には、第2の
トランジスタによるエミッタフォロア回路が初段に直結
接続され、この回路に出力段は直結接続されていること
から、初段のゲインロスを非常に小さくしつつレベルシ
フトさせて出力段の第3のトランジスタのベースにバイ
アス電位を与えるようになっている。また、エミッタフ
ォロア回路から初段の第1のトランジスタのベースに帰
還バイアスを与えて自己バイアスと組み合わせること
で、第1のトランジスタのバイアスを高安定化させ、直
結構成で第3のトランジスタのベースにバイアス電位を
与えていることから、第3のトランジスタのバイアスは
良好なバイアス点で非常に安定したものになる。こうし
て、本発明のトランスインピーダンス回路は、簡単な構
成を持つだけでなく、安定で良好なバイアス点を持つダ
イナミックレンジの広いものとすることができる。
【0017】第4のトランジスタは、そのエミッタ−ベ
ース間の電流−電圧特性の湾曲点にバイアスされてお
り、これが略オフ状態に近くなっていると、このトラン
ジスタをオンにするようにバイアス点が変動した場合、
大きなフィードバックがかかりバイアスを安定させるた
め、高い安定性を持たせ得る。そして、オン状態にしな
いような信号に対して大きなゲインを持つ非反転増幅を
することができる。
【0018】第4のトランジスタが、第1および第3の
トランジスタのベースエミッタ間の電圧が等しくなるよ
うに制御することにより、バイアス点の補正をする必要
がなくなり、バイアス点のバラツキの少ない回路を構成
できる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の正転型(非反転型)トランスインピー
ダンス回路の最も基本的な構成例を示したものである。
この回路は、2線式光電スイッチ用ホトIC上に形成さ
れるものであり、いわゆる直結増幅回路となっている。
信号の増幅にかかる各トランジスタには上記ICに形成
しやすくかつ増幅度が高くとれるようにNPN型を使用
している。
【0020】トランジスタQ1 は、そのコレクタに接続
された抵抗R42,そのエミッタに接続されたR23ととも
に自己バイアス型の初段の増幅器を構成し、入力端INか
らベースに与えられる入力電流、例えば、PINフォト
ダイオードの検出電流を増幅してトランジスタQ2 のベ
ースに与える。トランジスタQ2 は、そのエミッタに接
続された定電流源回路Q40とともにエミッタフォロア回
路を構成する。トランジスタQ2 のエミッタとトランジ
スタQ1 のベースとの間には抵抗R25が接続されてお
り、この抵抗R25を介してバイアスを与えるとともにト
ランジスタQ1 のコレクタからの出力が帰還されるよう
になっており、いわゆる帰還バイアス回路を成してい
る。
【0021】トランジスタQ3 は、そのコレクタに接続
された抵抗R52,そのエミッタに接続された抵抗R27と
ともに2段目(出力段)の増幅器を構成し、ベースには
抵抗R28を介してトランジスタQ2 のエミッタから初段
で増幅された信号及びバイアスが与えられている。そし
て、トランジスタQ3 のコレクタの出力端OUT から増幅
された信号が出力されるようになっている。抵抗R28は
トランジスタQ3 へのベース電流調整用である。
【0022】また、トランジスタQ3 のコレクタにはト
ランジスタQ4 のベースが接続されており、トランジス
タQ4 のエミッタは抵抗R24を介してトランジスタQ1
のエミッタに接続されている。トランジスタQ4 は電圧
帰還型の負帰還回路を構成している。抵抗R42と抵抗R
52の抵抗値を等しくするなどにより、トランジスタQ4
はトランジスタQ1 とトランジスタQ3のベースエミッ
タ間電圧VBEが等しくなるように制御している。このよ
うな制御を行うことにより、トランジスタQ1とトラン
ジスタQ3 のエミッタ電流の比は抵抗R42と抵抗R52の
比で与えられるようになる。
【0023】そのため、各素子の制作時のバラツキがあ
ったとしても、その変動が吸収されるので、バイアス点
の補正の必要がなくなり、バイアス点の変動の小さな回
路を構成できるようになっている。
【0024】図2は、図1の抵抗R42,R52を定電流源
回路とした場合の回路構成を示したものであり、図1と
略同じ構成になっている。なお、図1と同一要素には同
一符号を用いてある。この回路では抵抗R42にかえてト
ランジスタQ24による定電流源回路、抵抗R52にかえて
トランジスタQ25による定電流源回路を用いている。こ
れらのトランジスタQ24,Q25には外部からバイアス電
圧VB1を与えることにより定電流源回路として動作す
る。また、トランジスタQ2 のエミッタにコレクタが接
続されたトランジスタQ40も定電流源回路を構成し、ベ
ースにはバイアス電圧VB2が与えられている。なお、ト
ランジスタQ4 のベースとトランジスタQ2 のベースの
間に接続されたコンデンサC33は位相調整用であり、入
力端INとトランジスタQ1 のベースの間に接続された抵
抗R22はインピーダンス調整用である。
【0025】これらのトランスインピーダンス回路で
は、トランジスタQ1 による初段の増幅器で入力端INか
らの入力信号は反転増幅され、エミッタフォロワ回路を
経た信号は、ベースに抵抗R28が接続されたトランジス
タQ3 による出力段の増幅器で反転増幅され、電圧とし
てコレクタの出力端OUT から出力される。こうして非反
転の増幅器を構成している。
【0026】初段の増幅器では、自己バイアス方式をと
っており、また、エミッタフォロワ回路から帰還バイア
スされているので、そのバイアス点は非常に安定したも
のになっている。また、初段の出力をエミッタフォロワ
回路を介して出力段の増幅器に与えていることから、初
段の増幅度を下げることなく、また、ゲインをロスする
ことなく信号を出力段の増幅器に与えるとともに、レベ
ルシフトして出力段の増幅器に安定したバイアスを与え
ている。こうして、バイアス点の安定したものになって
いる。
【0027】また、トランジスタQ4 がVBE−IBE特性
の湾曲点にバイアスされているので、このトランジスタ
Q4 をオンにするようにバイアス点が変動する場合、大
きなフィードバックがかかってバイアスを安定させる。
即ち、電源電圧VCCの変動などによりトランジスタQ2
のエミッタ電位が下がると出力端OUT の電位が上がるた
め、トランジスタQ4 がオンになって抵抗R24に電流が
流れる。これによって、トランジスタQ1 の電流が抑え
られ、トランジスタQ2 のエミッタ電位が下がる。こう
して、大きなフィードバックがかかって出力端OUT の電
位がトランジスタや抵抗のパラメータによらずバランス
点に落ち着くことになる。一方、トランジスタQ2 のエ
ミッタ電位があがると出力端OUT の電位がさがるため、
トランジスタQ4 はオフ状態に近いままなので、上述の
ようなフィードバックはほとんど働かず、2段の反転増
幅によるゲインの大きな非反転の増幅器として動作す
る。
【0028】このように、トランジスタQ4 をオンにす
るようなバイアス点の変動(図では、等価的に入力端IN
或いは出力端OUT の電圧をあげるような変動)に対して
高い安定性を持たせ得る。そして、オン状態にしないよ
うな信号に対して大きなゲインを持つ非反転増幅をする
ことができる。
【0029】上記回路において、電源電圧の変動や回路
のパラメータやミスマッチング量が吸収できる分を含め
て回路の定数やトランジスタQ4 のバイアス点を決めて
おくことで、自動的にバイアスを調節するという、安定
度の高いトランスインピーダンス回路を構成することが
できる。
【0030】2線式光電スイッチ用ホトICといったバ
イポーラのIC、即ち、低電圧、低消費電力、大きな増
幅度が要求されるような場合において、本発明の回路
は、大きな増幅度を持たせることができ、素子数が少な
くて済むことから、特にトランジスタQ4 をオフ状態と
していることから低消費電力である。また、低電圧で動
作させるためには、トランジスタをできるだけダイナミ
ックレンジがとれる安定なバイアス点で動作をさせる必
要があり、回路のミスマッチングや誤差により良好なバ
イアス点からずれると出力が飽和し十分な出力レベルが
えられないのであるが、本発明の回路は非常にバイアス
点が安定しており、これらの用途に好適なものになって
いる。したがって、2線式光電スイッチ用ホトICだけ
でなく、同様な条件が要求される用途、例えば、光ファ
イバ通信の受信側ヘッドアンプや、クランプ回路を経た
低いレベルのビデオ信号の増幅、特に電池駆動の携帯用
機器などにも用い得る。
【0031】これに対し、前述の従来例では、図3の回
路については前述したとおりであり、「特開平5−23
5649」記載の回路(特に図4)は広帯域にわたって
利得を一定化し、入出力インピーダンスの一定化を目的
に構成されたものである。
【0032】この公報記載の回路は、2段のエミッタ接
地回路により構成され、出力段から入力段へ直並列帰還
及び並列帰還をかけている。そして、入力段の出力はダ
ーリントン接続され、トランジスタ(上記引例図4のTr
7 )を介して並直列帰還されているため、帰還回路の利
得は圧縮され、また、直流電位差が出力端子(上記引例
図4の符号102 )と第1のトランジスタのエミッタとの
間に生じる欠点を有していた。
【0033】これに対して、本発明は、広帯域化を目的
としたものではなく、高利得化を目的としたものである
ため、上記ダーリントン接続の回路はなく、かわりに高
利得を得ながらレベルシフトをしてトランジスタQ3 に
良好なバイアスを与えるためのエミッタフォロワ回路が
設けられている。したがって、ゲインを小さくするよう
な利得の圧縮は行われない。さらに、本発明では、トラ
ンジスタQ4 をVBE−IBE特性の湾曲点にバイアスし、
バイアスの高安定化を図っている。
【0034】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、簡単な構成
を持つトランスインピーダンス回路としつつも、安定で
良好なバイアス点を持つダイナミックレンジの広いトラ
ンスインピーダンス回路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路構成例を示す図。
【図2】本発明の回路構成例を示す図。
【図3】従来の回路構成例を示す図。
【符号の説明】
Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 …トランジスタ,Q24,Q25,
Q40…定電流源回路、 R23,R24,R25,R27…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−78506(JP,A) 特開 平6−85556(JP,A) 特開 平1−175305(JP,A) 特開 平2−278906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/34 H03F 3/08 H03F 3/343

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのベースが入力端に接続され、そのエ
    ミッタと接地電位との間に第1の抵抗が接続されたエミ
    ッタ接地の第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタのコレクタにそのベースが接続
    され、エミッタフォロワ回路を構成する第2のトランジ
    スタと、 そのベースに前記第2のトランジスタのエミッタからの
    出力が与えられ、そのコレクタが出力端に接続されたエ
    ミッタ接地の第3のトランジスタと、 そのベースが前記第3のトランジスタのコレクタに接続
    され、そのエミッタが第2の抵抗を介して前記第1のト
    ランジスタのエミッタに接続された第4のトランジスタ
    と、 前記第1のトランジスタのベースと前記第2のトランジ
    スタのエミッタとの間に接続された第3の抵抗とを備え
    た正転型トランスインピーダンス回路。
  2. 【請求項2】 前記第4トランジスタは、そのエミッタ
    ーベース間の電流−電圧特性の湾曲点にバイアスされて
    おり、略オフ状態に近くなっていることを特徴とする請
    求項1記載の正転型トランスインピーダンス回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタのコレクタと電
    源との間には、第1の定電流源回路が接続され、 前記第2のトランジスタのエミッタと接地電位との間に
    は、第2の定電流源回路が接続され、 前記第3のトランジスタのコレクタと電源との間には、
    第3の定電流源回路が接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の正転型トランスインピーダンス回路。
  4. 【請求項4】 前記第1乃至第4のトランジスタはNP
    Nトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の
    正転型トランスインピーダンス回路。
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