JP2731459B2 - ジャイレータ - Google Patents

ジャイレータ

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JP2731459B2
JP2731459B2 JP3068030A JP6803091A JP2731459B2 JP 2731459 B2 JP2731459 B2 JP 2731459B2 JP 3068030 A JP3068030 A JP 3068030A JP 6803091 A JP6803091 A JP 6803091A JP 2731459 B2 JP2731459 B2 JP 2731459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICの内蔵用フィル
タ等に用いられるジャイレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャイレータは、図4に示すよう
に、ジャイレーション・アドミタンスセル(以下「Gm
セル」という)2、4及び全帰還バッファ回路6を組み
合わせたものである。即ち、Gmセル2、4が直列に接
続され、後段側のGmセル4の出力側に全帰還バッファ
回路6が設置され、全帰還バッファ回路6の出力が各G
mセル2、4の逆相入力側に帰還するように構成されて
いる。このジャイレータは端子8、10、12、14に
それぞれキャパシタが接続されてフィルタを構成してい
る。したがって、入力端子12に入力信号Viが加えら
れると、出力端子14には特定の周波数成分の出力信号
Voが得られる。
【0003】そして、このジャイレータは、例えば、図
5に示すように構成される。即ち、Gmセル2には、一
対のトランジスタ21、22が設置され、各トランジス
タ21、22のエミッタ間はダイオード、即ち、ベース
・コレクタを共通にしたトランジスタ23、24を介し
て結合されており、トランジスタ21、22はトランジ
スタ23、24を介して一つのトランジスタ差動対25
を構成している。各トランジスタ23、24のエミッタ
側には、動作電流を流す定電流源26が接続されてい
る。トランジスタ21のコレクタは電源ライン16に直
結されるとともに、トランジスタ22のコレクタ側には
定電流源27が接続されている。定電流源26に設定さ
れた定電流をIとすると、定電流源27の定電流はI/
2に設定されている。このGmセル2の次段に設置され
たGmセル4も、同様にトランジスタ41、42、4
3、44から成るトランジスタ差動対45、定電流源4
6、47で構成され、定電流I、I/2の関係も同様で
ある。
【0004】次に、全帰還バッファ回路6には、エミッ
タが直結された一対のトランジスタ61、62からなる
トランジスタ差動対63が設置され、このトランジスタ
差動対63を成すトランジスタ61、62のエミッタ側
には定電流源64が設置されている。トランジスタ61
はGmセル2、4と同様にコレクタを電源ライン16側
に直結され、トランジスタ62のコレクタ側には定電流
源65が設置されている。この全帰還バッファ回路6の
出力は、トランジスタ62のコレクタ側から取り出さ
れ、トランジスタ66のベース・エミッタ間を介してト
ランジスタ62のベースに帰還されているとともに、出
力端子14から取り出される。トランジスタ66のエミ
ッタ側には、トランジスタ66に動作電流を流すための
定電流源67が接続されている。この全帰還バッファ回
路6においても、定電流源64には定電流Iが設定さ
れ、定電流源65には定電流I/2が設定されている。
そして、全帰還バッファ回路6の出力は、各Gmセル
2、4のトランジスタ22、42のベースに帰還されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ジャイレータでは、Gmセル2、4を直結し、その出力
側に全帰還バッファ回路6を設置して帰還回路18を構
成しているので、帰還経路が3重になり、非常に発振を
生じ易いため、扱い難く、しかも、入力ダイナミックレ
ンジが小さく、直線性が狭い範囲でしか成立しないた
め、使用範囲に限界がある等の欠点があった。
【0006】そこで、この発明は、ダイナミックレッン
ジを拡大するとともに、発振を生じ難くしたジャイレー
タの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のジャイレータ
は、入力信号にインダクタンス特性を付与するジャイレ
ーション・アドミタンスセル(Gmセル32、36)の
出力側にエミッタフォロワ回路からなる出力回路(3
4、38)を設置したものである。即ち、このジャイレ
ータは、請求項1に記載の通り、一対のトランジスタ
(トランジスタ321、322又はトランジスタ36
1、362)のエミッタにアノード側をそれぞれ接続し
ダイオード(トランジスタ323、324又はトラン
ジスタ363、364又はトランジスタ331、33
2、334、335又はトランジスタ371、372、
374、375)のカソード側間を結合してなる差動対
(トランジスタ差動対320、360)に負荷として
ランジスタからなるカレントミラー回路(330、37
0)を接続するとともに、前記差動対の動作電流を定電
流源(325、365)によって付与することにより、
入力信号にインダクタンス特性を付与するジャイレーシ
ョン・アドミタンスセル(Gmセル32、36)と、こ
のジャイレーション・アドミタンスセルの出力を前記カ
レントミラー回路を通して受け、その出力を取り出すエ
ミッタフォロワ回路からなる出力回路(34、38)と
を備えたことを特徴とする。
【0008】また、この発明のジャイレータは、請求項
2に記載の通り、一対のトランジスタ(321、32
2)のエミッタにアノード側をそれぞれ接続したダイオ
ード(トランジスタ323、324)のカソード側間を
結合してなるトランジスタ差動対(320)に負荷して
トランジスタからなるカレントミラー回路(330)を
接続するとともに、前記トランジスタ差動対の動作電流
を定電流源(325)によって付与し、前記トランジス
タ差動対の一方のトランジスタのベースに入力信号、前
記トランジスタ差動対の他方のトランジスタのベースに
出力が帰還されることにより、前記入力信号に対してイ
ンダクタンス特性を付与する第1のジャイレーション・
アドミタンスセル(32)と、この第1のジャイレーシ
ョン・アドミタンスセルの出力を前記カレントミラー回
路を通して受け、その出力を取り出すエミッタフォロワ
回路からなる第1の出力回路(34)と、一対のトラン
ジスタ(361、362)にアノード側をそれぞれ接続
したダイオード(トランジスタ363、364)のカソ
ード側間を結合してなるトランジスタ差動対(360)
に負荷としてカレントミラー回路(370)を接続する
とともに、前記トランジスタ差動対の動作電流を定電流
源(365)によって付与し、前記トランジスタ差動対
の一方のトランジスタのベースに前記第1の出力回路か
ら入力信号、前記トランジスタ差動対の他方のトランジ
スタのベースに前記出力信号が帰還されて、前記第1の
出力回路からの前記入力信号に対してインダクタンス特
性を付与する第2のジャイレーション・アドミタンスセ
ル(36)と、この第2のジャイレーション・アドミタ
ンスセルの出力を前記カレントミラー回路を通して受け
ることにより、前記第1のジャイレーション・アドミタ
ンスセルの前記トランジスタ差動対に帰還させる前記
力を取り出すエミッタフォロワ回路からなる第2の出力
回路(38)とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】ジャイレーション・アドミタンスセルの出力側
にエミッタフォロワ回路からなる出力回路を設置したこ
とにより、全帰還バッファ回路が不要になり、全帰還バ
ッファ回路を用いないため、例えば、2段のジャイレー
ション・アドミタンスセル及び出力回路を用いた場合、
帰還経路は2重となるが、全帰還バッファ回路を用いた
従来のジャイレータに比較して帰還経路の数が減少し、
その分だけ発振がし難くなる。また、差動対を構成する
トランジスタのエミッタ間は、ダイオードを介して接続
しているから、差動対の各トランジスタのベース・エミ
ッタ間電圧には、ダイオードの順方向降下電圧、ダイオ
ードをトランジスタで構成している場合にはそのベース
・エミッタ間電圧が加わることとなり、その分だけ入力
ダイナミックレンジが拡大することになり、発振に対す
る安定度が増強される。
【0010】また、ジャイレーション・アドミタンスセ
ルを差動対に負荷としてトランジスタからなるカレント
ミラー回路を設置したことにより、ジャイレーション・
アドミタンスセルの回路対称性が高められ、即ち、差動
対を構成するトランジスタ間の電流バランスが向上し、
入力ダイナミックレンジの直線性が改善される。
【0011】
【実施例】図1は、この発明のジャイレータの一実施例
を示す。このジャイレータには、初段側に第1のGmセ
ル(ジャイレーション・アドミタンスセル)32及び
1の出力回路34、次段側に第2のGmセル(ジャイレ
ーション・アドミタンスセル)36及び第2の出力回路
38が設置されている。各Gmセル32、36は所望の
インダクタ特性を得るためのものである。このジャイレ
ータにはICに内蔵すべきフィルタを構成して所望の周
波数特性を得るため、端子40、42には図示しないキ
ャパシタCA、CBが接続され、また、入力端子46及
び出力端子48にも図示しないキャパシタが接続され
る。そして、入力端子46には所望の周波数成分を取り
出すべき入力信号Viが加えられ、出力端子48には所
望の周波数成分を持つ出力信号Voが得られる。
【0012】出力回路34は、Gmセル32の出力を次
段側のGmセル36に入力するためのGmセル36の出
力取出手段であるとともに、インピーダンス変換手段と
して設置されたものであり、エミッタフォロワ回路で構
成されている。即ち、この出力回路34には、NPN型
のトランジスタ342が設置されており、このトランジ
スタ342のコレクタには電源ライン50が直結され、
そのエミッタ側と基準電位点である接地点との間には定
電流源344が直列に接続されている。
【0013】Gmセル32の出力は出力回路34を通し
てGmセル36に加えられ、Gmセル36の出力は出力
回路38を以て出力される。この出力回路38は、出力
回路34と同様にエミッタフォロワ回路で構成されてお
り、即ち、この出力回路38には、NPN型のトランジ
スタ382が設置されており、このトランジスタ382
のコレクタには電源ライン50が直結され、そのエミッ
タ側には定電流源384が直列に接続されている。
【0014】そして、出力回路38の出力は、トランジ
スタ382のエミッタから出力端子48を通して取り出
されるとともに、Gmセル32、36に帰還回路52を
介して帰還されている。
【0015】以上のように構成したので、入力信号Vi
はGmセル32に加えられ、このGmセル32でその入
力信号に応じたインダクタンス特性が付与された出力は
出力回路34のトランジスタ342のベースに加えられ
る。そして、この出力回路34の出力は、トランジスタ
342のエミッタ側からベース・エミッタ間電圧だけレ
ベルダウンされて取り出され、次段のGmセル36に加
えられる。
【0016】Gmセル36では、出力回路34からの入
力に応じたインダクタンス特性が付与され、その出力は
出力回路38のトランジスタ382のベースに加えら
れ、そのエミッタ側からベース・エミッタ間電圧だけレ
ベルダウンされた出力Voが出力端子48から取り出さ
れるとともに、帰還回路52を通して各Gmセル32、
36に帰還される。
【0017】このように、各Gmセル32、36の出力
側にエミッタフォロワ回路から成る出力回路34、38
を設置したので、従来の全帰還バッファ回路を設置した
ジャイレータに比較して発振がし難くなり、安定したジ
ャイレーション特性が得られる。
【0018】次に、図2は、この発明のジャイレータの
具体的な回路構成例を示す。Gmセル32には、一対の
トランジスタ321、322のエミッタ間をダイオー
ド、即ち、ベース・コレクタを共通に接続したトランジ
スタ323、324を以て結合してなるトランジスタ差
動対320が設置されている。トランジスタ323、3
24のエミッタ側にはトランジスタ差動対320に動作
電流を流すための定電流源325が直列に接続されてい
る。また、トランジスタ321、322の各コレクタ側
と電源ライン50との間には能動負荷としてトランジス
タ326、327及び抵抗328、329で構成される
能動回路330が設置されている。
【0019】このGmセル32のトランジスタ322の
コレクタ側の端子40には図示しないキャパシタCAが
接続される。また、トランジスタ322のコレクタ側か
ら取り出された出力は、出力回路34を通してGmセル
36に加えられる。この出力回路34は前記実施例と同
様にエミッタフォロワ回路を成すトランジスタ342及
び定電流源344で構成されている。
【0020】この出力回路34の次段に設置されたGm
セル36は、Gmセル32と同様に構成されている。即
ち、このGmセル36には、一対のトランジスタ36
1、362のエミッタ間をダイオード、即ち、ベース・
コレクタを共通に接続したトランジスタ363、364
を以て結合してなるトランジスタ差動対360が設置さ
れている。トランジスタ363、364のエミッタ側に
はトランジスタ差動対360に動作電流を流すための定
電流源365が直列に接続されている。また、トランジ
スタ361、362の各コレクタ側と電源ライン50と
の間には、能動負荷としてトランジスタ366、367
及び抵抗368、369からなる能動回路370が設置
されている。
【0021】そして、このGmセル36のトランジスタ
367のコレクタ側の端子42には図示しないキャパシ
タCBが接続される。また、トランジスタ362のコレ
クタ側から取り出された出力は、出力回路38を通して
出力端子48から取り出されるとともに、Gmセル32
のトランジスタ322のベースに帰還される。出力回路
38は、前記実施例と同様にトランジスタ382及び定
電流源384からなるエミッタフォロワ回路で構成され
ている。
【0022】このような構成によれば、入力信号Viは
入力端子46を通してGmセル32のトランジスタ差動
対320に加えられて増幅され、所定のインダクタンス
特性を付与された後、出力回路34を経てGmセル36
に加えられ、所定のインダクタンス特性が付与された出
力回路38を通して出力端子48から取り出されるので
ある。
【0023】このように能動回路330、370による
能動負荷が各Gmセル32、36が設置されたことによ
り、トランジスタ321、322間、トランジスタ36
1、362間の電流バランスが良好になり、入力ダイナ
ミックレンジが高められ、直線性が良好になる。
【0024】また、エミッタフォロワ回路からなる出力
回路34、38が設置されたことにより、従来の全帰還
バッファ回路を設置した場合に比較して発振が生じ難い
ジャイレータが構成され、しかも、入力ダイナミックレ
ンジを大きく取れることからSN比も改善される。
【0025】次に、図3は、この発明のジャイレータの
具体的な回路構成例を示す。この実施例では、Gmセル
32のトランジスタ差動対320に4組のダイオード、
即ち、ベース・コレクタ間を共通にしたトランジスタ3
31、332、334、335が設置され、同様にGm
セル36のトランジスタ差動対360にも4組のダイオ
ード、即ち、ベース・コレクタ間を共通にしたトランジ
スタ371、372、374、375が設置されてい
る。
【0026】そして、前記実施例の定電流源325はト
ランジスタ337及び抵抗338、定電流源365はト
ランジスタ377及び抵抗378で構成され、各トラン
ジスタ337、377のベースにトランジスタ391、
392及び抵抗393、394からなる共通の電流源5
4が設置されている。即ち、トランジスタ337、37
7、391、392及び抵抗338、378、393、
394はカレントミラー回路を構成しており、入力端子
56にはGmセル32、36に流すべき動作電流に応じ
た入力電流が外部又は集積回路内部の電流源から供給さ
れる。
【0027】この実施例は、Gmセル32、36側の電
源と、出力回路34、38側の電源及び接地点をそれぞ
れ別系統にしたものであり、電源ライン50A、50B
及び接地ライン58A、58Bが2系統あるのはそのた
めである。
【0028】このように構成した場合にも、前記実施例
と同様のジャイレーション特性が得られ、入力ダイナミ
ックレンジの直線性の改善や、発振を抑制できる等の利
点が得られるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次の効果が得られる。 a.発振経路数の削減によって発振を抑えることがで
き、信頼性を高めることができる。 b.回路の対称性が高くなるので、入力ダイナミックレ
ンジを拡大できる上、入力ダイナミックレンジの直線性
を高くすることができる。c.温度特性が改善され、特性の安定性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のジャイレータの一実施例を示す回路
図である。
【図2】この発明のジャイレータの具体的な回路構成例
を示す回路図である。
【図3】この発明のジャイレータの具体的な回路構成例
を示す回路図である。
【図4】従来のジャイレータの一実施例を示す回路図で
ある。
【図5】図4に示したジャイレータの具体的な回路構成
例を示す回路図である。
【符号の説明】32 第1のジャイレーション・アドミタンスセル 36 第2のジャイレーション・アドミタンスセル 34 第1の出力回路 38 第2の出力回路 320,360 トランジスタ差動対 321,322,361,362 トランジスタ 323,324,363,364,331,332,3
34,335,371,372,374,375 ト
ランジスタ(ダイオード) 325,365 定電流源 330,370 能動回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のトランジスタのエミッタにアノー
    ド側をそれぞれ接続したダイオードのカソード側間を
    合してなる差動対に負荷としてトランジスタからなるカ
    レントミラー回路を接続するとともに、前記差動対の動
    作電流を定電流源によって付与することにより、入力信
    号にインダクタンス特性を付与するジャイレーション・
    アドミタンスセルと、 このジャイレーション・アドミタンスセルの出力を前記
    カレントミラー回路を通して受け、その出力を取り出す
    エミッタフォロワ回路からなる出力回路と、 を備えたことを特徴とするジャイレータ。
  2. 【請求項2】 一対のトランジスタのエミッタにアノー
    ド側をそれぞれ接続したダイオードのカソード側間を結
    合してなるトランジスタ差動対に負荷としてトランジス
    タからなるカレントミラー回路を接続するとともに、前
    記トランジスタ差動対の動作電流を定電流源によって付
    与し、前記トランジスタ差動対の一方のトランジスタの
    ベースに入力信号、前記トランジスタ差動対の他方のト
    ランジスタのベースに出力が帰還されることにより、前
    記入力信号に対してインダクタンス特性を付与する第1
    のジャイレーション・アドミタンスセルと、 この第1のジャイレーション・アドミタンスセルの出力
    を前記カレントミラー回路を通して受け、その出力を取
    り出すエミッタフォロワ回路からなる第1の出力回路
    と、 一対のトランジスタのエミッタにアノード側をそれぞれ
    接続したダイオードのカソード側間を結合してなるトラ
    ンジスタ差動対に負荷としてカレントミラー回路を接続
    するとともに、前記トランジスタ差動対の動作電流を定
    電流源によって付与し、前記トランジスタ差動対の一方
    のトランジスタのベースに前記第1の出力回路から入力
    信号、前記トランジスタ差動対の他方のトランジスタの
    ベースに前記出力信号が帰還されて、前記第1の出力回
    路からの前記入力信号に対してインダクタンス特性を付
    与する第2のジャイレーション・アドミタンスセルと、 この第2のジャイレーション・アドミタンスセルの出力
    を前記カレントミラー回路を通して受けることにより、
    前記第1のジャイレーション・アドミタンスセルの前記
    トランジスタ差動対に帰還させる前記出力を取り出すエ
    ミッタフォロワ回路からなる第2の出力回路と、 を備えたことを特徴とするジャイレータ。
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