JPH0622446A - 交流電力制御装置の素子故障検出装置 - Google Patents

交流電力制御装置の素子故障検出装置

Info

Publication number
JPH0622446A
JPH0622446A JP17520792A JP17520792A JPH0622446A JP H0622446 A JPH0622446 A JP H0622446A JP 17520792 A JP17520792 A JP 17520792A JP 17520792 A JP17520792 A JP 17520792A JP H0622446 A JPH0622446 A JP H0622446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
phase
output
current
circuits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17520792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Hatano
幸彦 秦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17520792A priority Critical patent/JPH0622446A/ja
Publication of JPH0622446A publication Critical patent/JPH0622446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の交流電力制御装置の素子故障検出装
置は、1相のみの半導体スイッチング素子が故障した場
合でもこれを検出し、且つその故障がどの相のスイッチ
ング素子であるかも検出するようにしている。 【構成】 制御回路62は各相のサイリスタ36ないし
41のうち、母線32および33の相のサイリスタ36
ないし39に対して相個別にハイレベルの出力S2およ
びS3で示される素子オン信号を異なるタイミングで出
力する。判定手段69は、この出力S2およびS3と電
流検出手段である変流器44,45および加算器46の
出力と応じて各相ごとに故障の有無を判定するもので、
各オア回路59,60あるいは61の出力がハイレベル
となったことをもって故障発生有りと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷に交流電源を供給
すべく主回路に設けられた半導体スイッチング素子の短
絡故障を検出する交流電力制御装置の素子故障検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体スイッチング素子たるサイリスタ
を用いた交流電力制御装置および素子故障検出装置の従
来例を図3に示す。すなわち、1は交流電力制御装置で
あり、これは3相交流電源に接続された主回路母線2,
3および4に、遮断器5およびサイリスタ6ないし11
を介在させて構成され、負荷たる交流電動機12を通断
電制御するようになっている。
【0003】13は素子故障検出装置であり、以下これ
について述べる。14,15は主回路母線2,4に配設
された変流器、16,17はこれらの変流器14,15
の検出電流を整流する整流回路、18は整流回路16,
17のうち大なる方を選択する最大値選択回路である。
【0004】19は比較回路であり、これは、最大値選
択回路18の出力たる電流最大値信号と基準値信号発生
器20からの電流基準値信号Ikとを比較して電流最大
値信号が電流基準値信号Ikよりも大なる時にハイレベ
ルの信号を出力する。
【0005】21はインバータ回路であり、これには交
流電力制御装置1に対する指令信号S1が与えられるよ
うになっている。この指令信号S1は、運転信号のとき
にはハイレベルであり、運転停止信号のときにはロウレ
ベルとなるもので、運転信号のときにはサイリスタ6な
いし11は交流電動機42運転のためにオンされ、運転
停止信号のときには、サイリスタ6ないし11はオフさ
れる。22は比較回路19およびインバータ回路21の
出力信号が与えられるアンド回路である。
【0006】しかして、交流電力制御装置1に対する指
令信号S1が運転停止信号(ロウレベル)のときにはサ
イリスタ6ないし11はすべてオフのはずであるが、こ
れらのうちの2相以上のサイリスタが短絡故障すると、
その故障した相に電流が流れるようになる。この場合、
指令信号S1は運転停止信号(ロウレベル)であるの
で、インバータ回路21の出力信号はハイレベルであ
る。そして、故障した相に流れる電流は変流器14ある
いは15で検出された後整流回路16あるいは17によ
って整流され、そのうちの大なる電流値が最大値選択回
路18により選択される。
【0007】そして、その電流最大値信号が電流基準値
信号Ikよりも大であれば、比較回路19がハイレベル
の信号を出力し、従って、アンド回路22の出力信号が
ハイレベルとなって、これが故障検出信号S22として
出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、1相のみのサイリスタが故障した場合に
は、短絡電流が発生せず、従って、2相以上のサイリス
タが故障したときにしかサイリスタ故障を検出できない
といった不具合があり、またどの相のサイリスタが故障
しているのかは検出できない問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、1相のみの半導体スイッチング素子
が故障した場合でもこれを検出できると共に、その故障
がどの相のスイッチング素子であるかも検出できる交流
電力制御装置の素子故障検出装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、負荷に交流電
源を供給する主回路の各相に半導体スイッチング素子を
設けてなる交流電力制御装置の素子故障検出装置におい
て、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記主回路の複数の相の半導体スイッチング素子に対し
て異なるタイミングにて個別に素子オン信号を出力する
検査信号出力手段と、この素子オン信号と前記電流検出
手段の出力とに基づいて各相ごとに故障の有無を判定す
る判定手段とを含んで構成される(請求項1の発明)。
【0011】この場合、上記構成要素に加えて、判定手
段により故障発生が判定されたときに表示動作をする表
示器を設けるようにしても良い(請求項2の発明)。
【0012】
【作用】いま、一つの相のスイッチング素子が短絡故障
している場合、他の正常相のスイッチング素子をオンす
ると、そのオン時に電流が流れる。この電流は電流検出
手段により検出される。このように電流が流れたことが
検出されることで、一つの相のスイッチング素子が故障
していることが分かり、オンしたスイッチング素子以外
の相のスイッチング素子が短絡故障であることが分か
る。従って、判定手段により、所定の相の半導体スイッ
チング素子に対して異なるタイミングにて個別に素子オ
ン信号を出力することで、短絡故障状態のスイッチング
素子を特定できるようになる。
【0013】この場合、判定手段により故障発生が判定
されたときに表示動作をする表示器を備えておけば、故
障発生の判定結果を表示できて便利である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1および図
2を参照しながら説明する。図1において、交流電力制
御装置31について述べる。32,33および34は、
3相交流電源に接続された主回路母線であり、これには
遮断器35が介在されている。36,37,38,3
9,40および41は半導体スイッチング素子たるサイ
リスタであり、これらは逆並列接続されて主回路母線3
2,33および34に介在されている。42は主回路母
線32,33および34に接続された負荷たる交流電動
機である。
【0015】さて、素子故障検出装置43について述べ
る。44および45は電流検出手段としての変流器であ
り、これらは、主回路母線32および34の交流電動機
42側の部位に配設されている。さらに、変流器44お
よび45の出力端子は、電流検出手段としての負の加算
器46の各負入力端子(−),(−)に接続されている
とともに、変流器44の出力端子は整流回路47の入力
端子に接続され、加算器46は整流回路48の入力端子
に接続され、そして変流器45の出力端子は整流回路4
9の入力端子に接続されている。上記加算器46は変流
器44および45から出力される電流値信号に基づいて
母線33の相に流れる電流を合成して検出するものであ
る。
【0016】整流回路47ないし49は、入力される電
流を整流し平滑して電流値信号として出力するもので、
それぞれの出力端子は比較回路50,51および52の
一方の入力端子に接続されている。これら比較回路5
0,51および52の他方の入力端子には基準値信号発
生器53から電流基準値信号Ikが与えられるようにな
っており、そして、各整流回路47,48および49か
ら与えられる電流値信号がこの電流基準値信号Ikより
大きくなったときにハイレベル信号を出力するようにな
っている。
【0017】そして、これら比較回路50,51および
52の各出力端子は、アンド回路53,54および55
の各一方の入力端子と、アンド回路56,57および5
8の各一方の入力端子とにそれぞれ接続されている。さ
らに、アンド回路56,57および58の出力端子はそ
れぞれオア回路59,60および61の各一方の入力端
子に接続されている。
【0018】一方、62は検査信号出力手段としての制
御回路で、これは指令信号S1が与えられると、各出力
端子からサイリスタ36ないし41をオンオフ制御する
ための制御信号S2,S3およびS4を出力するように
なっており、この制御信号S2,S3およびS4はサイ
リスタ駆動回路に与えられるようになっている。そし
て、制御信号S2,S3およびS4はハイレベルのとき
に各サイリスタ36ないし41をオンし、ロウレベルの
ときに各サイリスタ36ないし41をオフするようにな
っている。
【0019】さらに、制御信号S2は、インバータ回路
63およびアンド回路66の入力端子に与えられるよう
になっている。また制御信号S3はインバータ回路64
およびアンド回路67の入力端子に与えられるようにな
っている。さらに制御信号S4はインバータ回路65に
与えられるようになっている。
【0020】インバータ回路63の反転出力S2iはア
ンド回路67および68の他の入力端子に与えられ、イ
ンバータ回路64の反転出力S3iはアンド回路66お
よび68の他の入力端子に与えられ、インバータ回路6
5の反転出力S4iはアンド回路66,67および68
の他の入力端子に与えられるようになっている。
【0021】さらに、アンド回路66の出力は前記アン
ド回路57および58の他の入力端子に与えられ、アン
ド回路67の出力はアンド回路56の他の入力端子に与
えられ、そして、アンド回路68の出力は各アンド5
3,54および55に与えられるようになっている。
【0022】この制御回路62は、指令信号S1が運転
信号としてハイレベルで与えられると、図2に示すよう
に、これがハイレベルである間は、各出力S2,S3お
よびS4をハイレベル(素子オン信号)とし、指令信号
S1が運転停止信号としてロウレベルとされると、その
立下り時点taから時間T1の間は各出力S2,S3お
よびS4を共にロウレベルとし、次の時間T2では出力
S2のみをハイレベルとし、次の時間T3では各出力S
2,S3およびS4を共にロウレベルとし、次の時間T
4では出力S3のみをハイレベルとする。上記時点ta
から時間T4終了までの期間を検出期間Tkとしてい
る。
【0023】ここで、上記比較回路50ないし52、ア
ンド回路53ないし58、オア回路59ないし61、イ
ンバータ回路63ないし65、アンド回路66ないし6
8により判定手段69が構成されており、これの出力段
であるオア回路59ないし61の各出力S32,S33
およびS34はハイレベルで故障判定信号とされる。こ
の各出力S32,S33およびS34は表示器70の表
示制御回路71に与えられるようになっており、表示制
御回路71はハイレベルの出力S32が与えられると、
母線32の相のサイリスタ36および37について故障
が発生している旨を表示し、同様に、ハイレベルの出力
S33が与えられると、母線33の相のサイリスタ38
および39について故障が発生している旨を表示し、ハ
イレベルの出力S34が与えられると、母線34の相の
サイリスタ40および41について故障が発生している
旨を表示する。
【0024】さて、上記構成の作用について述べる。制
御回路62にハイレベルで指令信号S1が与えられる
と、図2に示すように、各出力S2,S3およびS4を
ハイレベルとする。その出力S2により母線32の相の
サイリスタ36および37がオンされ、出力S3により
母線33の相のサイリスタ38および39がオンされ、
出力S4により母線34の相のサイリスタ40および4
1がオンされる。これによって交流電動機42に3相交
流電力が供給される。
【0025】しかして、この交流電動機42に電流が流
れることにより、電流検出手段たる変流器44および4
5は、それぞれ母線32の相および母線34の相の電流
を検出し、この検出電流は整流回路47および49によ
り直流の電流値信号に変換される。また、他の電流検出
手段としての加算器46は母線32の相および母線34
の相の電流から母線33の相の電流を検出して整流回路
48に入力し、この整流回路48により直流の電流値信
号に変換される。
【0026】各整流回路47,48および49の出力は
比較回路50,51および52に与えられて、電流基準
値信号Ikと比較される。電流基準値信号Ikは負荷電
流に対して低い値に設定されるのが一般的であり、各比
較回路50,51および52からそれぞれハイレベルの
信号が出力される。
【0027】一方、制御回路62の各出力S2,S3お
よびS4はいずれもハイレベルであるが、インバータ回
路63,64および65により反転されるから、その反
転出力S2i,S3iおよびS4iはいずれもロウレベ
ルであり、アンド回路66,67および68の出力はい
ずれもロウレベルである。従って、各アンド回路53な
いし58の出力もロウレベルで、オア回路59,60お
よび61の出力S32,S33およびS34もロウレベ
ルである。
【0028】次に、制御回路42は、指令信号S1がロ
ウレベルとなると、図2に示したように、出力S2,S
3およびS4を時間T1の間ロウレベルとする。すなわ
ち、各母線32,33および34の各相のサイリスタ3
6ないし41は短絡故障が発生していなければオフさ
れ、各相の母線32,33および34に電流は流れず、
従って、各比較回路50,51および52の出力はロウ
レベルであり、従って、オア回路59,60および61
の各出力S32,S33およびS34はロウレベルとな
り、表示器70には故障発生表示はされない。
【0029】ところが、仮に2つの相のサイリスタが短
絡故障している場合には、その2つの相間に電流が流れ
る。例えば、母線32および33の各相のサイリスタに
短絡故障が発生しているとすると、その相間に電流が流
れる。この電流は変流器44および加算器46にて検出
され、各整流回路47および48が電流値信号を出力し
て比較回路50および51に与える。この結果、この比
較回路50および51がその出力をハイレベルとしてア
ンド回路53および54の一方の入力端子に与える。
【0030】このとき、このアンド回路53および54
の他方の入力端子にはアンド回路68の出力が与えられ
るが、この出力は、各インバータ回路63,64および
65がの出力がハイレベルであるのでハイレベルであ
り、従って、このアンド回路53および54の出力はハ
イレベルで、オア回路59および60の出力S32およ
びS33がハイレベルとなる。この結果、表示器70に
は母線32および33の相のサイリスタに短絡故障が発
生していることが表示される。
【0031】なお、母線32および34の相のサイリス
タに短絡故障が発生しているとすると、オア回路59お
よび61の各出力S32およびS34がハイレベルとな
り、表示器70には母線32および34の相のサイリス
タに短絡故障が発生していることが表示され、同様に、
母線33および34の相のサイリスタに短絡故障が発生
しているとすると、オア回路60および61の各出力S
33およびS34がハイレベルとなり、表示器70には
母線33および34の相のサイリスタに短絡故障が発生
していることが表示される。
【0032】このように時間T1の間においては2つの
相のサイリスタに短絡故障が発生している場合にこれが
検出される。
【0033】制御回路62は、この時間T1が経過する
と、出力S2のみをハイレベルとする。このとき、母線
32の相のサイリスタ36,37はオンされるが、これ
以外のサイリスタが正常であれば、負荷電流は流れな
い。従って、比較回路50,51および52の各出力は
ロウレベルで、オア回路59,60および61の各出力
S32,S33およびS34はいずれもロウレベルであ
る。
【0034】ところが、サイリスタ36,37以外のサ
イリスタに短絡故障が発生しているとすると、母線32
と故障該当相の母線との間に電流が流れる。例えば、母
線33の相のサイリスタ38もしくは39に短絡故障が
発生しているとすると、比較回路50および51の各出
力がハイレベルとなる。この場合制御回路62の出力S
2のみがハイレベルであるから、アンド回路66の出力
のみがハイレベルで、アンド回路67および68の各出
力はいずれもロウレベルとなる。
【0035】従って、アンド回路57の各入力はいずれ
もハイレベルとなるから、オア回路60の出力はハイレ
ベルとなる。これに対し、アンド回路56および53の
各出力は、アンド回路67および68の各出力がロウレ
ベルであることから、いずれもロウレベルであり、従っ
て、オア回路59の出力S32はロウレベルとなる。ま
た、アンド回路55および58は、比較回路52の出力
がロウレベルであることから、いずれもロウレベルであ
り、従って、オア回路61もロウレベルである。すなわ
ち、オア回路60の出力S33のみがハイレベルとなっ
たことで、母線33の相のサイリスタ38もしくは39
に短絡故障が発生している旨が表示器70に表示され
る。
【0036】この場合、母線33の相のサイリスタ38
および39は正常で、母線34の相のサイリスタ40も
しくは41に短絡故障が発生しているとすると、比較回
路52の出力がハイレベルとなるから、アンド回路58
のみの出力がハイレベルとなり、母線34の相のサイリ
スタ40もしくは41に短絡故障が発生している旨が表
示器70に表示される。
【0037】このように時間T2の間において、母線3
3または母線34のいずれかの一つの相にサイリスタに
短絡故障が発生している場合にこれが個別の判定され
る。
【0038】次に、次の時間T3において各出力S2,
S3およびS4をロウレベルにした後、時間T4におい
て出力S3をハイレベルとする。このときアンド回路6
7のみがハイレベル出力となり、これによりアンド56
の他方の入力端子がハイレベルとなる。他のアンド回路
53ないし55、57および58の各出力はロウレベル
となる。従って、母線32の相のサイリスタ36あるい
は37に短絡故障が発生していれば、母線33との相間
に電流が流れるから、比較回路50および51の各出力
がハイレベル、そして、アンド回路56もハイレベルと
なり、オア回路59の出力S32がハイレベルとなる。
これにて、表示器70は母線32の相のサイリスタ36
あるいは37に短絡故障が発生していることを表示す
る。なお、このサイリスタ36あるいは37に短絡故障
が発生していないとすると、比較回路50の出力はロウ
レベルであるから、オア回路59はロウレベルとなる。
【0039】このようにこの時間T4では、母線32の
相のサイリスタ36あるいは37について短絡故障発生
の有無が判定される。
【0040】なお、上記実施例においては、母線32お
よび母線33の各相のサイリスタに対して素子オン信号
を異なるタイミングで出力するようにしたが、これは、
3相のサイリスタに対して素子オン信号を異なるタイミ
ングで出力するようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。
【0042】請求項1の発明によれば、1相のみの半導
体スイッチング素子が故障した場合でもこれを検出でき
ると共に、その故障がどの相のスイッチング素子である
かも検出できるという効果を奏する。
【0043】請求項2の発明によれば、故障発生の判定
結果を表示できて便利となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気構成のブロック図
【図2】制御回路の入力および出力の状況を示すタイム
チャート
【図3】従来例を示す電気構成のブロック図
【符号の説明】
32,33および34は母線、36,37,38,3
9,40および41はサイリスタ(半導体スイッチング
素子)、42は交流電動機(負荷)、43は素子故障検
出装置、44および45は変流器(電流検出手段)、4
6は加算器(電流検出手段)、50,51および52は
比較回路、62は制御回路(検査信号出力手段)、69
は判定手段、70は表示器を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に交流電源を供給する主回路の各相
    に半導体スイッチング素子を設けてなる交流電力制御装
    置の素子故障検出装置において、前記負荷に流れる電流
    を検出する電流検出手段と、前記主回路の複数の相の半
    導体スイッチング素子に対して異なるタイミングにて個
    別に素子オン信号を出力する検査信号出力手段と、この
    素子オン信号と前記電流検出手段の出力とに基づいて各
    相ごとに故障の有無を判定する判定手段とを具備してな
    る交流電力制御装置の素子故障検出装置。
  2. 【請求項2】 判定手段により故障発生が判定されたと
    きに表示動作をする表示器を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の交流電力制御装置の素子故障検出装置。
JP17520792A 1992-07-02 1992-07-02 交流電力制御装置の素子故障検出装置 Pending JPH0622446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17520792A JPH0622446A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 交流電力制御装置の素子故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17520792A JPH0622446A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 交流電力制御装置の素子故障検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622446A true JPH0622446A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15992172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17520792A Pending JPH0622446A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 交流電力制御装置の素子故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129658A1 (ja) 2007-04-16 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corporation 電動機制御装置
US11881702B2 (en) 2018-12-26 2024-01-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching module

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129658A1 (ja) 2007-04-16 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corporation 電動機制御装置
US8232752B2 (en) 2007-04-16 2012-07-31 Mitsubishi Electric Corporation Electric motor control apparatus
US11881702B2 (en) 2018-12-26 2024-01-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1811645B1 (en) Power supply circuit protecting method and apparatus for the same
JPH06165480A (ja) インバータの故障診断装置
JP4059098B2 (ja) 交流−交流電力変換器のバックアップ装置
JPH08116675A (ja) 電力変換装置
JP2003259654A (ja) 電力変換装置
US6998735B2 (en) Controlled rectifier bridge, control system, and method for controlling rectifier bridge by disabling gate control signals
JPH0622446A (ja) 交流電力制御装置の素子故障検出装置
JPH06319263A (ja) インバータ装置
JPH05344738A (ja) 並列冗長インバータ
JPH11122941A (ja) インバータ装置のアーム短絡検出方法
JPH07245938A (ja) 半導体交流スイッチ装置の素子故障検出装置
JP4379608B2 (ja) 無停電電源システムの制御方法
JPH10164855A (ja) 電力変換装置
JP2714099B2 (ja) 交流機の電流制御装置
JPH027831A (ja) インバータ装置の保護回路
JP2000032741A (ja) サイリスタ切換装置
JPH07184316A (ja) 欠相検出回路
JPH09182461A (ja) Npcインバータ装置
JP3601255B2 (ja) インバータ装置の負荷短絡検出方法
JPH02216472A (ja) 交流電力制御装置の素子故障検出装置
JP3746552B2 (ja) 瞬時電圧低下対策装置の異常確認方法
JPH08217417A (ja) オゾン発生装置の保護装置
JPH0767256A (ja) 他励式交直変換器の制御装置
JP2786492B2 (ja) 高圧異相電路切替装置及び同装置を用いた高圧異相電路切替方法
JP3077300B2 (ja) 瞬時電圧低下補償装置