JPH05344738A - 並列冗長インバータ - Google Patents

並列冗長インバータ

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JPH05344738A
JPH05344738A JP4150216A JP15021692A JPH05344738A JP H05344738 A JPH05344738 A JP H05344738A JP 4150216 A JP4150216 A JP 4150216A JP 15021692 A JP15021692 A JP 15021692A JP H05344738 A JPH05344738 A JP H05344738A
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JP
Japan
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control
inverter
circuit
fuse
time
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JP4150216A
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English (en)
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Yoshihide Kamanaka
吉秀 鎌仲
Tadashi Shibuya
忠士 渋谷
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列冗長インバータの主回路スイッチ素子導
通異常における健全機との間の横流防止を確実にする。 【構成】 スイッチ素子の導通異常を過電流検出リレー
OCRで検出し、この検出にPWM波形のゲート制御信
号に代えて高周波の矩形波列信号で上側アームになるト
ランジスタTU,TVをオン・オフ制御し、その後に下側
アームになるトランジスタTX,TYをオン・オフ制御
し、例えば上側アームの導通異常には下側アームのオン
・オフ制御で上下アームに短絡電流を流してヒューズF
U等を溶断し、健全インバータからの切離しを得て横流
を防止する。オン・オフ時間はモノマルチバイブレータ
156,157で設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列冗長インバータに
係り、特にインバータ異常時に健全機からの横流を防止
する並列冗長インバータに関する。
【0002】
【従来の技術】並列冗長インバータは、複数台のインバ
ータを共通負荷の電源とし、例えば1台のインバータ故
障や保守点検にも残りのインバータによる無停電給電を
可能にする。
【0003】各インバータはパワートランジスタやGT
O,GTR等の自己消弧形素子のブリッジ接続で主回路
を構成し、主回路素子のPWM制御や等パルス制御によ
って出力電圧制御を行う。
【0004】従来の並列冗長インバータにおいて、主回
路のアーム素子が素子自体の故障又はゲート回路等の故
障によって導通状態になったとき、この異常機と出力端
で並列接続する健全機から該異常機への横流が発生し、
システムダウンになる問題がある。
【0005】この横流防止には各インバータの出力端に
サイリスタ等を使った高速交流スイッチを夫々設け、こ
の異常機のスイッチをオフ制御する方法が知られてい
る。
【0006】この横流防止方法は、インバータの各相毎
に高速交流スイッチを必要とし、しかもインバータの最
大出力電流以上の可制御電流を必要とし、比較的大型で
高価なものになる。
【0007】そこで、従来の他の横流防止方法として、
異常発生時に主回路スイッチに直列のヒューズを溶断さ
せることで異常機を健全機から切離す方法がある。この
方法によれば高速交流スイッチを不要にする。
【0008】図6は従来の横流防止方法を説明するため
の回路図である。同図は2台の単相インバータ1,2を
出力トランス3,4で並列接続し、インバータから負荷
5へ給電する場合を示す。インバータ1,2は、インバ
ータ1に代表して示すように、パワートランジスタ
U,TV,TX,TYに夫々直列にヒューズFU,FV,F
X,FYを設け、さらにトランジスタに並列に還流ダイオ
ードDU,DV,DX,DYを設ける。そして、電圧周波数
制御回路CNTからの制御信号に従ってゲート回路GA
TEに各トランジスタTU,TV,TX,TYのゲート信号
を得る。
【0009】ここで、横流防止回路として、インバータ
の直流回路の平滑コンデンサCの電流を検出する変流器
CTと、この検出電流からインバータの主回路側への放
電電流Idの過大を検出する過電流検出回路OCRと、
この検出時に一定時間後にゲート回路GATEの動作を
停止させるタイマ回路Tとを設ける。
【0010】図示構成において、インバータ1,2の並
列運転中に例えばインバータ1のトランジスタTUが導
通異常を起こしたとき、平滑コンデンサCの放電電流の
過大から過電流検出回路OCRが異常検出を行い、この
検出時にタイマTの時間だけトランジスタTU,TV,T
X,TYを通常ゲート制御を続ける。この時間Tの間のト
ランジスタTXのオンとトランジスタTUの導通異常で上
下アーム短絡を発生させ、ヒューズFU,FXを溶断さ
せ、またトランジスタTXも過電流破損させる。
【0011】これにより、導通異常のトランジスタTU
及びTXを主回路から切離し、またタイマTのタイマ時
間後にはインバータ1を負荷5から切離す。負荷5への
給電はインバータ2から継続して行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の横流防止方法に
おいて、例えば異常アームになるトランジスタTU,TX
のヒューズFU,FXが低い制御率のPWM波形や過電流
検出のタイミングによっては溶断できないままゲート回
路GATEの動作を停止させることがあり、このとき健
全機になるインバータ2から異常機になるインバータ1
側への横流が発生し、システムダウンになる。
【0013】この横流は、例えばトランジスタTUに直
列のヒューズFUが溶断していないときにはトランス3
からダイオードDV→ヒューズFV→ヒューズFU→トラ
ンジスタTU→トランス3の経路で短絡電流が流れ、イ
ンバータ2の出力短絡と同等になる。
【0014】また、ヒューズの溶断のためのタイマ時間
のゲート制御中は正常なアームになるトランジスタ
V,TXもゲート制御されるため、直流回路からの短絡
電流は正常なアーム側にも分流してしまい、異常アーム
側の短絡電流を減少させてそのヒューズ溶断ができない
場合がある。
【0015】上述のように、従来の横流防止方法ではタ
イマTのタイマ時間設定を難しくし、しかもヒューズの
確実な溶断を難しくし、確実な横流防止にはならない問
題があった。
【0016】本発明の目的は、健全機との間の横流防止
を確実にする並列冗長インバータを提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、複数台のインバータの出力をトランスで
結合し、運転インバータを切替えて共通の負荷に給電す
る並列冗長インバータにおいて、各インバータの主回路
はブリッジ接続するスイッチ素子に夫々直列にヒューズ
を設け、各インバータの制御回路は主回路の過電流を検
出したときに該主回路の上側アームになる各スイッチ素
子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オン
・オフ制御し、この後に下側アームになる各スイッチ素
子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オフ
・オフ制御するゲートロジックを設けたことを特徴とす
る。
【0018】また、複数台のインバータの出力をトラン
スで結合し、運転インバータを切替えて共通の負荷に給
電する並列冗長インバータにおいて、各インバータの主
回路はブリッジ接続するスイッチ素子に夫々直列にヒュ
ーズを設け、各インバータの制御回路は主回路の過電流
を検出したときに該主回路の上側アームになる各スイッ
チ素子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波
オン・オフ制御を開始し、前記一定時間後又は主回路の
過電流が解消されたときに下側アームになる各スイッチ
素子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オ
ン・オフ制御する過電流制御回路を設けたことを特徴と
する。
【0019】
【作用】上側アームの導通異常には、下側アームのオン
・オフによってペアスイッチに短絡電流を流し、上下ア
ームのペアスイッチのヒューズを溶断させる。逆に下側
アームの導通異常には上側アームのオン・オフによって
ペアスイッチに短絡電流を流す。このオン・オフ制御は
PWM波形等のゲート制御信号とは無関係に高周波に
し、一定時間内にヒューズ溶断を得る。
【0020】また、上側アームのオン・オフ制御で過電
流が解消されないときは下側アームの導通異常は無く、
上側アームの導通異常として該過電流の解消で直ちに下
側アームのオン・オフ制御に入り、過電流検出からヒュ
ーズ溶断までの時間を短縮する。
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、正弦波PWMインバータに適用した場合である。同
図が図6と異なる部分は、制御回路構成にある。
【0022】図1において、電圧制御回路11はインバ
ータ1の出力電圧制御アンプを有して電圧制御信号を発
生し、周波数制御回路12はインバータ1の出力周波数
設定値に一致する周波数かつ一定レベルの正弦波信号及
び搬送波としての設定周波数の三角波信号を発生する。
掛算器13は正弦波信号に電圧制御信号のレベルに対応
する係数で乗ずることによって電圧制御信号に対応する
レベルの正弦波信号を得る。コンパレータ14は掛算器
13の出力になる正弦波信号と三角波信号とのレベル比
較によりPWM波形信号を得る。
【0023】周波数制御回路12は過電流検出回路OC
Rの過電流検出信号で三角波信号出力に代えて高い周波
数(通常の数倍)の矩形波信号を出力する。
【0024】ゲートロジック15は、コンパレータ14
からのPWM波形信号に素子のデッドタイム分を減ずる
デッドタイム回路151と、PWM波形信号を反転する
反転回路152と、この反転信号に素子のデッドタイム
分を減ずるデッドタイム回路153とによってトランジ
スタTU,TV,TX,TYの上側アームのゲート信号GU
と下側アームのゲート信号GXを得る。これら信号GU
Xはアンドゲート154,155を通して取出される。
【0025】また、ゲートロジック15は、過電流検出
回路OCRの過電流検出タイミングで一定時間幅のパル
スを発生する。モノマルチバイブレータ156と、この
モノマルチバイブレータ156の出力後縁で一定時間幅
のパルスを発生するモノマルチバイブレータ157と、
過電流検出回路OCRの過電流検出信号を反転する反転
回路158と、モノマルチバイブレータ156の出力と反
転回路158の出力とを入力としアンドゲート154への
ゲート入力Uを得るオアゲート159と、モノマルチバ
イブレータ157の出力と反転回路158の出力とを入力
としアンドゲート155へのゲート入力Xを得るオアゲ
ート1510とを備える。
【0026】従って、ゲートロジック15は、過電流検
出回路OCRが過電流を検出していない通常状態では反
転回路158の出力が論理“1”にあってアンドゲート
154,155のゲート入力U,Xに論理“1”を得、デ
ッドタイム回路151,153からのPWM波形を上下ア
ームのゲート制御信号GU,GXとして出力する。
【0027】そして、過電流検出入力がある異常発生で
はモノマルチバイブレータ156の出力パルス幅時間だ
けアンドゲート154のゲート入力Uを論理“1”にし
て上側アームのゲート制御信号GUを出力し、この後に
モノマルチバイブレータ157の出力幅時間だけアンド
ゲート155のゲート入力Xを論理“1”にして下側ア
ームのゲート制御信号GXを出力する。
【0028】この異常発生時のゲート制御信号GU,GX
は周波数制御回路12の三角波信号出力が高周波の矩形
波信号に切換えられ、この矩形波信号と正弦波信号のレ
ベル比較により連続した矩形波信号になる。
【0029】図2及び図3は制御回路の各部動作説明の
タイムチャートを示し、図2にはPWM波形発生部のタ
イムチャートを示し、図3にはゲートロジックのタイム
チャートを示す。
【0030】図2において、通常制御期間TNには周波
数制御回路12からの三角波信号と乗算器13を介した
正弦波信号とから比較器14の出力にPWM波形信号を
得、この信号はゲートロジック15のデッドタイム回路
151,153及びアンドゲート154,155等を通して
上下アームのゲート制御信号として取出される。
【0031】また、過電流発生になる異常期間TOCには
三角波信号に代えた高周波の矩形波信号と正弦波信号の
比較によって比較器14の出力及びアンドゲート1
4,155の一方の入力は矩形波列信号になる。
【0032】この異常期間TOCにはゲートロジック15
において、図3に示すように、過電流検出時刻t1から
2まで(モノマルチバイブレータ156の出力期間
U)はアンドゲート154のゲート入力Uが論理“1”
になり、矩形波列のゲート制御信号GUのみが発生す
る。この後、時刻t2からt3まで(モノマルチバイブレ
ータ157の出力期間TX)はアンドゲート155のゲー
ト入力Xが論理“1”になり、矩形波列のゲート制御信
号GXのみが発生する。
【0033】ここで、ゲート制御信号GUの発生では主
回路の上側アームになるトランジスタTU,TVが矩形波
列信号で交互にオン・オフ制御され、ゲート制御信号G
Xの発生では下側アームになるトランジスタTX,TY
矩形波列信号で交互にオン・オフ制御される。
【0034】この上下アームのオン・オフ制御におい
て、例えばトランジスタTUの短絡故障による過電流検
出時にはトランジスタTU,TVのオン・オフ制御(TU
期間)ではトランジスタTX,TYが正常にオフされてい
るため上下アームの短絡電流は流れないが、トランジス
タTX,TYのオン・オフ制御(TX)期間ではトランジ
スタTUが導通状態にあるためトランジスタTXのオン時
に上下アームの短絡電流が流れ、ヒューズFX,FUを溶
断させ、またトランジスタTXを過電流破損させる。こ
れにより、異常アームは負荷母線から切離され、インバ
ータ2側からの横流を防止する。
【0035】従って、異常発生時には従来のPWM波形
によるゲート制御をタイマTの時間だけ継続する方法に
較べて、高周波の矩形波信号による上側アームのオン・
オフ制御とその後の下側アームのオン・オフ制御による
ヒューズ溶断になり、PWM波形と過電流発生時のタイ
ミングに影響されることなくヒューズ溶断のための短絡
電流を確実に流すことができる。これに伴い、短絡電流
を供給する期間TU,TXを短縮しながらヒューズ溶断失
敗を無くし、期間TU,TXの設定を確実にする。さら
に、上下アームのオン・オフ制御期間TU,TXが異なる
時間になり、例えばトランジスタTUからTYへの分流を
無くし、確実な短絡電流供給になる。
【0036】なお、実施例は単相インバータの場合を示
すが、三相インバータに適用して同等の作用効果を得る
ことができる。また、PWMインバータに限らず、等パ
ルス制御のインバータにも適用できる。
【0037】図4は本発明の他の実施例を示す要部回路
図であり、ゲートロジック15と過電流検出リレー16
(OCR)により過電流制御回路を構成する。
【0038】ゲートロジック15はモノマルチバイブレ
ータ156にリセット端子を持つものを使用している。
過電流検出リレー16は、平滑コンデンサCの電流検出
信号IDが設定電流値IS1,IS0を夫々越えたか否かを
検出する比較器161,162と、比較器161の出力O
1を記憶して過電流検出信号OCMをゲートロジック
15に与えるメモリ回路163と、比較器162の出力O
0でトリガされ該出力OC0が復帰したとき又は一定時
間後にモノマルチバイブレータ156をリセットする信
号OCT1を発生するタイマ164とを設けている。
【0039】本実施例の動作は図5に示すタイムチャー
トになる。電流設定値IS0はIS1よりも低く設定され、
検出電流IDが電流設定値IS1を越えたときに過電流検
出とする。
【0040】検出電流IDが電流設定値IS1を越えたと
き、比較器161とメモリ回路163によって過電流検出
がなされ、図1の場合と同様に上側アームのスイッチ素
子の高周波オン・オフ制御と、これに続いて下側アーム
のスイッチ素子の高周波オン・オフ制御とを行う。
【0041】ここで、上側アームのスイッチ素子の導通
異常では下側アームが正常にオフ制御されていることか
ら、過電流状態は解消されて該検出電流IDが設定値I
S0以下まで低下してくる。この時刻t3では比較器162
の出力が破線で示すように復帰し、これによりタイマ1
4がモノマルチバイブレータを時刻t3でリセットす
る。
【0042】このリセットにより、モノマルチバイブレ
ータ157が時刻t3でトリガされ、信号TXの発生と信
号TUのリセットによって下側アームの高周波オン・オ
フ制御に移行する。
【0043】従って、上側アームの導通異常では過電流
解消によって直ちに信号TXによる下側アームのオン・
オフ制御に移行する。これにより、図1の構成に較べて
過電流検出からヒューズ溶断までの時間が短縮される。
【0044】また、下側アームの導通異常では過電流検
出直後の上側アームのオン・オフ制御でモノマルチバイ
ブレータ156の時間内にヒューズ溶断を得ることがで
きる。
【0045】なお、タイマ164はゲート信号と電流検
出との時間差を考慮し、次の制御モードへの切替えを確
実にするためのもので、信号OC0の復帰でモノマルチ
バイブレータ156をリセットするモノマルチバイブレ
ータ構成とすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、過電流
検出時にインバータの上側アームを通常時のゲート制御
信号とは無関係に高周波で一定時間オン・オフ制御し、
その後に下側アームを高周波で一定時間オン・オフ制御
し、導通状態にあるアームとはペアになるアームのオン
・オフによって短絡電流を流すことでヒューズ溶断を得
るようにしたため、通常時のゲート制御とは無関係のオ
ン・オフ制御によってヒューズ溶断に必要なオン・オフ
時間を一定にかつ短縮しながら確実なヒューズ溶断と健
全インバータからの横流防止を得ることができる。
【0047】また、本発明は上側アームの高周波オン・
オフ制御で過電流が解消されたときには上側アームの導
通異常と判定して直ちに下側アームの高周波オン・オフ
制御に移行するようにしたため、上下アームの何れのア
ームの導通異常にもヒューズ溶断までの時間を短縮し、
インバータの切替制御を高速にして負荷への連続給電及
び横流防止を一層確実にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】実施例のPWM波形発生部のタイムチャート。
【図3】実施例のゲートロジックのタイムチャート。
【図4】他の実施例の要部回路図。
【図5】他の実施例の要部タイムチャート。
【図6】従来の回路図。
【符号の説明】
1,2…インバータ 3,4…出力トランス 5…負荷 11…電圧制御回路 12…周波数制御回路 13…乗算器 14…比較器 15…ゲートロジック 151,153…デッドタイム回路 156,157…モノマルチバイブレータ OCR…過電流検出リレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のインバータの出力をトランスで
    結合し、運転インバータを切替えて共通の負荷に給電す
    る並列冗長インバータにおいて、各インバータの主回路
    はブリッジ接続するスイッチ素子に夫々直列にヒューズ
    を設け、各インバータの制御回路は主回路の過電流を検
    出したときに該主回路の上側アームになる各スイッチ素
    子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オン
    ・オフ制御し、この後に下側アームになる各スイッチ素
    子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オフ
    ・オフ制御するゲートロジックを設けたことを特徴とす
    る並列冗長インバータ。
  2. 【請求項2】 複数台のインバータの出力をトランスで
    結合し、運転インバータを切替えて共通の負荷に給電す
    る並列冗長インバータにおいて、各インバータの主回路
    はブリッジ接続するスイッチ素子に夫々直列にヒューズ
    を設け、各インバータの制御回路は主回路の過電流を検
    出したときに該主回路の上側アームになる各スイッチ素
    子を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オン
    ・オフ制御を開始し、前記一定時間後又は主回路の過電
    流が解消されたときに下側アームになる各スイッチ素子
    を前記ヒューズ溶断のための一定時間だけ高周波オン・
    オフ制御する過電流制御回路を設けたことを特徴とする
    並列冗長インバータ。
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