JPS6147051B2 - - Google Patents

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JPS6147051B2
JPS6147051B2 JP56063119A JP6311981A JPS6147051B2 JP S6147051 B2 JPS6147051 B2 JP S6147051B2 JP 56063119 A JP56063119 A JP 56063119A JP 6311981 A JP6311981 A JP 6311981A JP S6147051 B2 JPS6147051 B2 JP S6147051B2
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Yukio Aoki
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Sanken Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流−交流変換器即ちインバータと
商用電源とによる電力供給方式に関するものであ
る。
従来のインバータと商用電源とによる電力供給
方式は、第1図に示すように、商用電源1と負荷
2との間に、直流電源3と直流−交流変換器4と
波形整形フイルタ5と第1の選択スイツチ6とか
ら成るインバータ電力供給回路7を設けると共
に、これに並列に第2の選択スイツチ8を含む商
用電力供給回路9を設け、第1及び第2の選択ス
イツチ6,8によつていずれか一方又は両方で負
荷2に電力を供給するように構成されている。更
に詳細には、変換器4は、少なくとも1対のスイ
ツチング素子と出力トランスとを含んで、フイル
タ5の出力段の電圧が一定値になるように出力パ
ルス幅を制御する定電圧制御型に構成されてい
る。またフイルタ5はリアクトルLとコンデンサ
Cとを含んで、変換器4から得られる矩形波を正
弦波に近似させるように波形整形するものであ
る。
このように構成された方式に於いて、例えば変
換器4の故障又は点検等でインバータ電力供給回
路7から負荷2に電力を供給することが不可能に
なつた場合には、スイツチ8を投入して商用電源
1から負荷2に電力を供給する。この際、第1の
選択スイツチ6をオフにし、商用電源1のみから
負荷2に電力を供給する。しかる後、インバータ
電力供給回路7によつて電力を供給することが可
能になつた場合には、第1の選択スイツチ6を再
びオンにし、第2の選択スイツチ8をオフにす
る。
ところで、負荷2に無瞬断で電力を供給するこ
とが一般に要求される。また商用電源1から負荷
2に電力を供給する場合には一般に定電圧制御さ
れないため、可能な限り変換器4から負荷2に電
力を供給することが望ましい。
そこで、本発明の目的は、直流−交流変換器に
よつて連続的に電力を供給することが可能な電力
供給方式を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明は、過電流に
応答する回路遮断装置を夫々備えた複数の負荷に
交流電力を供給する方式であつて、商用電源に同
期していると共に定電圧制御されている交流出力
を得るように構成され、且つ前記複数の負荷に常
時接続されている定電圧制御可能な直流−交流変
換器と、前記商用電源を前記複数の負荷に選択的
に接続するために前記複数の負荷と前記商用電源
との間に設けられた選択スイツチと、前記直流−
交流変換器の出力電流を検出する電流検出器と、
前記電流検出器によつて検出された電流が一定値
以上になつた時に過電流検出出力を発生する過電
流検出回路と、前記過電流検出回路から得られる
過電流検出出力に応答して一定時間又は過電流検
出期間のみ前記選択スイツチをオン制御するスイ
チ制御回路とを有していることを特徴とする電力
供給方式に係わるものである。
上記発明は次の作用効果を有する。
(イ) 過電流検出に応答して商用電源が負荷に接続
され、商用電源と直流−交流変換器との両方が
負荷に接続された状態になる。このため、過電
流が流れている負荷に商用電源に基づいて十分
な電流を供給することが可能になり、この負荷
の回路遮断装置を動作させ、この負荷を切り離
すことができる。
(ロ) 商用電源の負荷に対する接続を長時間継続さ
せずに、一定時間又は過電流検出期間のみに限
定し、その後は再び直流−交流変換器のみによ
る電力供給状態になる。従つて、直流−交流変
換器による定電圧制御された電力供給の中断時
間を短かくすることができる。換言すれば、商
用電源を負荷に接続する短時間を除いて定電圧
制御された電圧を負荷に供給することができ
る。なお、直流−交流変換器は、過電流検出期
間においても商用電源に同期運転され、負荷に
常時接続されているので、商用電源の接離の際
に直流−交流変換器の同期が外れるという問題
が発生しない。
以下、第2図〜第6図を参照して本発明の実施
例について述べる。但し、第2図に於いて、符号
1〜10で示すものは、第1図で同一符号で示す
ものと実質的に同一であるので、その説明を省略
する。
第2図に於いて、定電圧制御型直流−交流変換
器4は、トランジスタから成る第1、第2、第
3、及び第4のスイツチ素子S1,S2,S3、及びS4
と、帰還用の第1〜第4の整流ダイオードD1
D4と、出力トランス11と、スイツチ制御回路
12とから成る。第1〜第4のスイツチ素子S1
S4はブリツジ型に接続されているので、第1と第
4のスイツチ素子S1とS4とがオンの時に第1の方
向の電圧が出力トランス11に生じ、第2と第3
のスイツチ素子S2とS3とがオンの時に第2の方向
の電圧が出力トランス11に生じる。
スイツチ素子S1〜S4を制御するための制御回路
12には、電圧検出ライン13と電流検出ライン
14と商用電源電圧検出ライン10とが接続さ
れ、正常運転時には商用電源に同期した状態にス
イツチS1〜S4をオンオフ駆動するためのパルスを
発生する。即ち出力電圧検出に基づいて出力電圧
が一定になるようにパルス幅制御されたパルスを
スイツチS1〜S4のベースに供給する。本実施例で
は電圧検出ライン13が固定接続されておらず、
フイルタ5の後段に接続された第1の電圧検出ト
ランス15を含む第1の電圧検出ライン16と、
フイルタ5の前段に接続された第2の電圧検出ト
ランス17を含む第2の電圧検出ライン18と
に、検出ライン13が切換スイツチ19によつて
選択的に接続される。20は電流検出器であり、
フイルタ5の前段に於ける出力電流を検出してラ
イン14で制御回路12に送る。
第3図は第1図の制御回路12の一部を示すも
のであり、電圧検出ライン13に接続された整流
回路21で整流平滑された電圧は誤差増幅器22
の一方の入力となり、ここで基準電源23で与え
られる基準電圧と比較され、差に対応した電圧が
出力される。誤差増幅器22の出力は電圧コンパ
レータ23に入力し、ここで三角波発生回路25
から供給される三角波と比較される。三角波発生
回路25は商用電源電圧検出ライン10に接続さ
れているので、商用電源電圧と出力電圧との位相
比較に基づいて商用電源電圧に同期した三角波を
発生する。コンパレータ24では三角波と誤差増
幅器22から得られる出力電圧に対応した入力電
圧とが比較され、三角波が入力電圧よりも高い期
間に正のパルスが発生する。そして、入力電圧の
レベルが変化すると、コンパレータ24から得ら
れるパルスの幅も変化する。コンパレータ24の
出力はANDゲート26を介してスイツチ素子S1
〜S4から選択された例えばS1とS4のベースに供給
される。電流検出ライン14で検出された電流に
対応する電圧は整流回路27で整流された後に電
圧コンパレータ28に送られ、ここで過電流レベ
ルに対応する基準電源29の基準電圧と比較され
る。そして、基準電流よりも検出電流が大きくな
つた期間のみコンパレータ28の出力は低レベル
となる。従つて、過電流が検出されている期間の
みANDゲート26が非導通となり、例えばスイ
ツチ素子S1及びS4に対する制御パルスの供給が遮
断される。過電流状態でない時には、ANDゲー
ト26は導通状態に保たれるので、制御パルスが
そのまま印加される。
第2図に示す実施例では、商用電源1を負荷に
接続するための第2の選択スイツチ8が電磁スイ
ツチ8aとトライアツクから成るサイリスタスイ
ツチ8bとの並列回路によつて構成されている。
電磁スイツチ8aは電圧降下が小さいので、商用
電源1を負荷2に長時間接続する時にオンにされ
る。これに対して、サイリスタスイツチ8bは過
電流検出に応答して一定時間商用電源1を負荷2
に接続する時にオンにされる。サイリスタスイツ
チ8bの制御回路は、第3図に示す如く変換器4
に於ける制御回路の一部を利用して構成されてい
る。即ち、過電流検出用コンパレータ28の出力
ラインに、電磁スイツチ8aのオフに連動してオ
ンになるスイツチ8cを介して単安定マルチバイ
ブレータ30を接続することによつて構成されて
いる。単安定マルチバイブレータ30は、過電流
検出に応答したコンパレータ28の低レベルへの
立下りに同期してトリガされ、負荷2の中の単位
負荷R1〜R3に直列に接続された回路遮断装置と
してのヒユーズP1〜P3が過電流で溶断する時間よ
りも僅かに長いパルスを発生し、これをライン3
1によつてサイリスタスイツチ8bのゲートに供
給する。
尚単安定マルチバイブレータ30の出力ライン
31は、第2図に示す如くタイミング調整回路3
3とORゲート32とを介して切換スイツチ19
に接続されている。またORゲート32のもう一
つの入力は電磁スイツチ8aのオンに連動してオ
ンンになるスイツチ8dと第1の選択スイツチ6
のオンに連動してオンになるスイツチ6aとの直
列回路即ちANDゲート回路を介して正の電源+
Vに接続されている。従つて、電磁スイツチ8a
と第1の選択スイツチ6とオンによる並列運転期
間、又は第1の選択スイツチ6とサイリスタスイ
ツチ8bとのオンによる並列運転期間にはスイツ
チ19の接点Aはオンに保たれる。サイリスタス
イツチ8bはゲート信号が消滅しても保持電流以
下になるまで導通を維持するので、商用電源電圧
をタイミング調整回路33に加え、単安定マルチ
バイブレータ30の出力の立下り時点を商用電源
電圧の零近傍に同期させている。
次に、第4図〜第6図を参照して第2図の回路
で負荷2に電力を供給する方法について述べる。
第4図のt1時点以前に於いて、電磁スイツチ8
aのオンで第4図Aに示すように第2の選択スイ
ツチ8をオンとし、一方、第1の選択スイツチ6
をオフとして商用電源1から負荷2に電力を供給
している場合には、第4図Dに示す如く切換スイ
ツチ19が接点Bに投入され、第1の電圧検出回
路16の電圧が制御回路12に送られる。しかる
後商用電源1による電力供給状態から変換器4に
よる電力供給状態への切換えを無瞬断で行う場合
には、電磁スイツチ8aをオンに保つたまま、第
1の選択スイツチ6をオンにして、t1〜t2の比較
的短時間に負荷2に商用電源1と変換器4との両
方を接続する。このt1〜t2期間では、第4図Cに
示す如く、切換スイツチ19の接点Aが電磁スイ
ツチ8aに連動してオンになり、フイルタ5の前
段の電圧が制御回路12に送られる。この結果、
t1〜t2期間に於いても、フイルタ5の前段が一定
電圧になるように変換器4が制御される。
今、t1〜t2期間で、商用電源1から負荷2に供
給する電圧と変換器4の出力電圧との間に差があ
ると、その差の電圧がリアクトルLに加わり、リ
アクトルLのインピーダンス値と差の電圧値とに
よつて決まる横流が流れる。この際、フイルタ5
の前段の電圧は商用電源電圧に実質的に無関係に
一定値に制御されているので、フイルタ5の前段
の電圧と後段の電圧との差は比較的小さい値に保
たれ、横流も低い値に制限される。もし、従来の
ようにフイルタ5の後段で電圧検出して並行運転
すると、横流が増大し、変換器4の運転が不能に
なることがある。即ち、例えば、商用電源1に基
づく電圧が、変換器4の基準電圧よりも高いとす
れば、この高い電圧が制御回路の入力となり、変
換器4の出力電圧を下げるような動作となる。し
かし、商用電源1の電源容量は大きいために、変
換器4の出力電圧を下げてもフイルタ5の後段の
検出電圧は低下せず、検出電圧は高い値に保た
れ、変換器4の出力電圧は更に低下する。この結
果、変換器4の出力電圧と商用電源電圧との差が
更に大きくなり、横流も増大し、変換器4が動作
不能になつたり、破壊する恐れがあつた。また、
スイツチ素子S1〜S4をサイリスタで構成する場合
には、転流不能となつた。これに対して、本実施
例の方式では、フイルタ5の前段の電圧を検出し
ているので、商用電源電圧に実質的無関係に変換
器4の定電圧制御を継続することが出来、横流の
増大が制限される。
ところで、リアクトルLのインピーダンス値が
低かつたり、商用電源電圧が高い場合には、横流
も大きくなる。そこで、本実施例では、横流又は
通常運転時の電流が所定値以上になつたことを検
出し、これによつて、全部のスイツチ素子S1〜S4
を同時にオフ制御している。これを第6図を参照
して更に詳しく説明すると、変流器から成る電流
検出器20によつて検出される電流が第6図A
に示す如く、基準電流IRよりもt3時点で大きく
なると、コンパレータ28の出力が低レベルとな
り、ANDゲート26が非導通となる。ANDゲー
ト26にはパルス幅変調用のコンパレータ24か
ら例えば第6図Bのt2〜t11の幅のパルスが発生し
ていても、これがそのままスイツチング素子S1S4
に送られず、t3〜t4に示すように中断される。第
3図及び第6図にはスイツチング素子S1S4の制御
系のみが示されているが、スイツチ素子S2,S3
制御系に於いても同一の動作となる。これによ
り、全部のスイツチング素子S1〜S4がオフにな
る。t3〜t4期間で全部のスイツチング素子S1〜S4
がオフになると、出力トランス11の1次巻線
N1が開放された状態となり、出力トランス11
がリアクトルとなり、これがフイルタ5のリアク
トルLと共に商用電源1に接続された状態となつ
て変換器4に流入する電流は減少する。変換器4
の電流Iがt4時点で基準電流IRより小さくなる
と、電流検出コンパレータ28の出力が高レベル
となり、スイツチ素子S1〜S4に制御パルスが与え
られる。t4〜t5期間でスイツチS1,S4をオンにす
ることによつて再び電流Iが基準電流IRを横切
つた場合には前述の動作を繰返す。これにより、
変換器4の出力電流を制限することが可能にな
り、第4図に示すt1〜t2期間で商用電源とインバ
ータとの並行運転が可能になり、無瞬断切換が可
能になる。
第4図のt2以後に於いて変換器4のみで電力を
供給している時にt3で例えば負荷R1で短絡事故が
生じ、過電流が検出されると、切換スイツチ19
の接点aがオンになり、フイルタ5の前段の電圧
によつて変換器4が制御される。従つて、t3〜t4
期間に於いても変換器4はt1〜t2期間と同様な動
作となり並列運転時の横流が制限される。t3〜t4
期間にサイリスタスイツチ8bがオンになると、
商用電源1が短絡負荷R1に接続されているの
で、短絡負荷R1に十分な電流を供給することが
可能になり、ヒユーズP1が溶断する。従つて、t4
時点でサイリスタスイツチ8bがオフになり、負
荷2に変換器4のみが接続された状態となつて
も、過電流が流れない。
第5図は変換器4による電力供給状態から商用
電源1による電力供給状態に切換える際の動作を
示すものである。この際には、t1時点以前に於い
て第1の選択スイツチ6をオンにして変換器4か
ら電力を供給し、この第1の選択スイツチ6をオ
フにする前に第5図Aに示すように第2の選択ス
イツチ8をオンにする。これにより、t1〜t2期間
には変換器4と商用電源1とが並行運転され、無
瞬断で電力を供給することが出来る。t1〜t2期間
には第4図の切換の場合と同様に横流の問題が生
じるが、本実施例では第5図C,Dに示す如くス
イツチ19の接点Aをオン、接点Bをオフとして
フイルタ5の前段の電圧を検出するので、横流が
大幅に制限される。
上述から明らかなように本実施例の方式には次
の利点がある。
(イ) 変換器4から負荷2に電力を供給している状
態で過電流状態となつた際に、変換器4を負荷
2から切り離さずに、接続した状態に保ち、商
用電源1を負荷2に接続して一定時間のみ並行
運転状態とするので、短絡負荷の切り離しが可
能になり、他の負荷に対する障害が短時間の内
に除去される。
(ロ) 並行運転時に変換器4を制御するための電圧
検出点をフイルタ5の前段とするので、商用電
源1による電圧と変換器4の出力電圧との差の
電圧がリアクリトLに加わり、これにより横流
が決定される。そしてフイルタ5の前段の電圧
がほぼ一定に保たれるので、横流の増大が制限
される。
(ハ) 選択スイツチ6,8aを電磁スイツチ即ち電
磁接触器とすることが可能になるので、低コス
ト化、小形化、電力損失の低減、制御方式の簡
略化が可能になる。
(ニ) 変換器4の出力電流が負荷短絡又は横流によ
つて一定値以上になつた場合に、変換器4の出
力電圧を位相制御で低下させるような制御とせ
ずに、全部のスイツチS1〜S4をオフにするよう
に制御するので、並行運転時に於いては出力ト
ランス11がリアクトルとして作用し、横流を
低減することが出来る。そして、横流が所定値
以下になると再びスイツチS1〜S4による変換動
作が開始されるので、無瞬断での電力供給を行
うことが可能になる。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明は、これに限定されるものではなく、更に変形
可能なものである。例えば、第7図に示す如くス
イツチ素子S1〜S4をサイリスタで構成し、サイリ
スタS5〜S8とリアクトルL1〜L2とコンデンサC1
〜C2とから成る転流回路を設けたサイリスタイ
ンバータを変換器4に使用する場合にも適用可能
である。また、変換器4を三相ブリツジインバー
タ、又はハーフブリツジインバータ等にする場合
にも適用可能である。
また、第3図の制御回路12に於いて過電流検
出のコンパレータ28を過電流の検出に応答して
高レベル出力が得られるように構成し、これを
ANDゲート26の入力とせずに、OR回路によつ
て誤差増幅器22の出力と共にコンパレータ24
の入力とし、過電流時にコンパレータ24からパ
ルスが発生するのが中断されるようにしてもよ
い。
またスイツチ6,8aをサイリスタ等の半導体
スイツチにする場合にも適用可能である。また実
施例では第1の選択スイツチ6をオフにしている
期間に於ける変換器4の出力電圧の検出点をフイ
ルタ5の後段としているが、このオフ期間の電圧
検出点を並行運転時と同様にフイルタ5の前段と
してもよい。また電流検出器20をフイルタ5の
後段に移してもよい。
また、並行運転時に電圧検出点をフイルタ5の
前段に移す代りに、第8図に示す如く、商用電源
電圧にほぼ近い電圧の固定電源34を検出ライン
13にスイツチ19によつて接続する方式にも適
用可能である。このように、検出ライン13に固
定電圧を供給すると、商用電源の電圧に無関係に
出力電圧が一定値となり、横流の増大が制限され
る。また、第8図に示すように固定電圧とせず
に、並行運転直前の変換器4の出力電圧、及び位
相を保持して、この保持電圧及び位相で制御する
ようにしてもよい。
また単安定マルチバイブレータ30によつて一
定時間のみサイリスタスイツチ8bにゲート信号
を加える代りに、コンパレータ28による過電流
検出期間のみサイリスタスイツチ8bにゲート信
号を供給してもよい。またコンパレータ28の他
にもう一つの過電流検出用コンパレータを設け、
コンパレータ28と異なるレベルの過電流を検出
してスイツチ8bを制御してもよい。またスイツ
チ8bをサイリスタの逆並列回路としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力供給方式を示すブロツク
図、第2図は本発明の実施例に係わる電力供給方
式を示すブロツク図、第3図は第2図の制御回路
の一部を示すブロツク図、第4図は第2図の方式
に於いて商用電源から変換器に切換える際の各部
の状態を示すタイミング図、第5図は変換器から
商用電源に切換える際の各部の状態を示すタイミ
ング図、第6図は第3図の制御回路の動作を示す
波形図である。第7図は変換器の変形例を示す回
路図である。第8図は電圧検出回路の変形例を示
す回路図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1は商
用電源、2は負荷、4は直流−交流変換器、5は
波形整形フイルタ、6は第1の選択スイツチ、7
はインバータ電力供給回路、8は第2の選択スイ
ツチ、8bはサイリスタスイツチ、9は商用電力
供給回路、11は出力トランス、12は制御回
路、13は電圧検出ライン、14は電流検出ライ
ン、19は切換スイツチ、20は電流検出器であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 過電流に応答する回路遮断装置を夫々備えた
    複数の負荷に交流電力を供給する方式であつて、 商用電源に同期していると共に定電圧制御され
    ている交流出力を得るように構成され、且つ前記
    複数の負荷に常時接続されている定電圧制御可能
    な直流−交流変換器と、 前記商用電源を前記複数の負荷に選択的に接続
    するために前記複数の負荷と前記商用電源との間
    に設けられた選択スイツチと、 前記直流−交流変換器の出力電流を検出する電
    流検出器と、 前記電流検出器によつて検出された電流が一定
    値以上になつた時に過電流検出出力を発生する過
    電流検出回路と、 前記過電流検出回路から得られる過電流検出出
    力に応答して一定時間又は過電流検出期間のみ前
    記選択スイツチをオン制御するスイツチ制御回路
    と、 を有していることを特徴とする電力供給方式。 2 前記選択スイツチはサイリスタスイツチであ
    る特許請求の範囲第1項記載の電力供給方式。 3 前記回路遮断装置はヒユーズである特許請求
    の範囲第1項記載の電力供給方式。
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