JPH02216472A - 交流電力制御装置の素子故障検出装置 - Google Patents

交流電力制御装置の素子故障検出装置

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JPH02216472A
JPH02216472A JP28677388A JP28677388A JPH02216472A JP H02216472 A JPH02216472 A JP H02216472A JP 28677388 A JP28677388 A JP 28677388A JP 28677388 A JP28677388 A JP 28677388A JP H02216472 A JPH02216472 A JP H02216472A
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Yukihiko Hatano
幸彦 秦野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は負荷に交流電源を供給すべく主回路に設けられ
た半導体スイッチング素子の短絡故障を検出する交流電
力制御装置の素子故障検出装置に関する。
(従来の技術) 従来の半導体スイッチング素子たるサイリスタを用いた
交流電力制御装置及び素子故障検出装置を第4図に示す
。即ち、1は交流電力制御装置であり、これは、3相交
流電源に接続された主回路母線2.3及び4にしゃ断器
5並びにサイリスタ6乃至11を介在させて構成され、
負荷たる交流電動機12を通断電制御するようになって
いる。
13は素子故障検出装置であり、以下これについて述べ
る。14.15は主回路母線2,4に配設された変流器
、16.17はこれらの変流器14゜15の検出電流を
整流する整流回路、18は整流回路16.17の出力の
白太なる方を選択する最大値選択回路である。19は比
較回路であり、これは、最大値選択回路18の出力たる
電流最大値信号と基準値信号発生器20からの電流基準
値信号し5とを比較して、電流最大値信号が電流基準値
信号L1よりも大なる時にハイレベルの出力信号を出力
する。21はインバータ回路であり、これには交流電力
制御装置1に対する指令信号S1が与えられるようにな
っている。この指令信号Slは、オン信号の時にはハイ
レベルであり、オフ信号の時にはロウレベルとなるもの
で、オン信号の時にはサイリスタ6乃至11はオンされ
、オフ信号の時にはサイリスタ6乃至11は全てオフさ
れる。22は比較回路19及びインバータ回路2]の出
力信号が与えられるアンド回路である。
而して、交流電力制御装置1に対する指令信号SIがオ
フ信号(ロウレベル)の時にはサイリスタ6乃至11は
全てオフのはずであるが、これらの内の2相以上のサイ
リスタが短絡故障すると、その故障した相に電流が流れ
るようになる。この場合、指令信号S1はオフ信号であ
るので、インバータ回路21の出力信号はハイレベルで
ある。
故障した相に流れる電流は変流器14或いは15で検出
された後整流回路16或いは17によって整流され、そ
の内の大なる電流値が最大lit!選択回路18により
選択される。そして、その電流最大値信号が電流最大値
信号L8よりも大であれば、比較回路19がハイレベル
の出力信号を出力し、従って、アンド回路22の出力信
号がハイレベルとなって、これが故障検出信号S22と
して出力される。
(発明が解決しようとする課題) 従来の構成では、交流電力制御装置1に対する指令信号
S1がオフ信号でないとサイリスタ6乃至11の故障検
出を行なうことができないので、速やかな保護動作がで
きない不具合があり、又、1相のみのサイリスクの故障
では検出できない問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、交流電力制御装置のオン時に半導体スイッチング素子
の短絡故障を検出することができて、速やかな保訝動作
が可能となり、又、1相のみの半導体スイッチング素子
の故障でも検出することができる交流電力制御装置の素
子故障検出装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の交流電力制御装置の素子故障検出装置は、負荷
に交流電源を供給する主回路に半導体スイッチング素子
を設けてなる交流電力制御装置において、前記半導体ス
イッチング素子のケースの温度を検出する温度検出器を
設け、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出器を設
けて、前記交流電力制御装置にオン信号が与えられ1つ
前記電流検出器が電流を検出している場合であって前記
温度検出器が検出する温度が所定の温度上昇より低い時
に故障と判定する判定回路を設ける構成に特徴を有する
(作用) 本発明の交流電力制御装置の素子故障検出装置によれば
、半導体スイッチング素子が短絡故障した時には交流電
力制御装置のオン中で電流が流れてもそれほど発熱はし
ないことから、その半導体スイッチング素子のケースの
温度が所定の温度上昇よりも低くなった時に故障と判定
するものである。
(実施例) 以下本発明の第1の実施例につき第1図に基づいて説明
する。
まず、交流電力制御装置31について述べる。
32.33及び34は3柑交流電源に接続された主回路
母線であり、これにはしゃ断器35が介在されている。
36.37,38.39及び40゜41は半導体スイッ
チング素子たるサイリスクであり、これらは逆並列接続
されて主回路母線32゜33及び34に介在されている
。42は主回路母線32..33及び34に接続された
負荷たる交流電動機である。
さて、素子故障検出装置43について述べる。
44乃至49は温度検出器であり、これらは、夫々サイ
リスタ36乃至41に対応していて、夫々対応するサイ
リスタ36乃至41のケースの温度を検出するようにな
っている。そして、これらの温度検出器44乃至49の
出力端子は温度最小値選択回路50の入力端子に接続さ
れている。この温度最小値選択回路50は人力される温
度値信号の内の最小値のものを選択して温度最小直信号
Tcとして出力するもので、その出力端子は減算器51
の正入力端子(+)に接続されている。52は周囲温度
を検出する温度検出器であり、これは周囲温度に応じた
周囲温度値信号Taを出力するもので、その出力端子は
減算器51の負入力端子(−)に接続されている。減算
器51は温度最小値信号Tcと周囲温度値信号Taとの
差信号(Tc−Ta)を出力するもので、その出力端子
は比較器53の一方の入力端子に接続されている。
54は可変抵抗器からなる温度基準値信号発生器であり
、その出力端子は比較器53の他方の入力端子に接続さ
れている。この温度基準値信号発生器54は後述するよ
うに所定の温度上昇に相当する温度基準値信号ΔTc”
を出力するようになっている。前記比較器53は、人力
される差信号(Tc−Ta)と温度基準値信号ΔTc”
とを比較し、差信号(Tc−Ta)が温度基準値信号Δ
Tc”よりも低い時にハイレベルの出力信号を出力する
ようになっている。そして、この比較器53の出力端子
は判定回路たるアンド回路55の第1の入力端子に接続
されている。
56及び57は電流検出器たる変流器であり、これらは
主回路母線32及び34の交流電動機42側の部位に配
設されている。更に、変流器56゜57の出力端子は負
の加算器58の各負入力端子(−) 、  (−)に接
続されているとともに、変流器56の出力端子は整流回
路59の入力端子に接続され、変流器57の出力端子は
整流回路61の入力端子に接続され、そして、加算器5
8の出力端子は整流回路60の入力端子に接続されてい
る。
整流回路59乃至61は人力される電流を整流し平滑し
て電流値信号として出力するもので、夫々の出力端子は
電流最小値選択回路62及び電流最大値選択回路63の
各入力端子に接続されている。
ここで、電流最小値選択回路62は入力される電流値信
号の内の最小のものを選択して電流最小値信号しaとし
て出力するようになっており、又、電流最大値選択回路
63は入力される電流値信号の内の最大のものを選択し
て電流最大値信号tbとして出力するようになっている
。そして、電流最小値選択回路62の出力端子は比較器
64の一方の入力端子に接続され、電流最大値選択回路
63の出力端子は比較器65の一方の入力端子に接続さ
れている。、66は可変抵抗器からなる電流基準値信号
発生器であり、これは電流基準値信号L8を出力するも
ので、その出力端子は比較器64及び65の各他方の入
力端子に接続されている。
この比較器64は、電流最小値信号Laと電流基準値信
号L1とを比較して、電流最小値信号Laが電流基準値
信号L”よりも大きい時にハイレベルの出力信号を出力
するようになっており、又、比較器65は、電流最大値
信号Lbと電流基準値信号11とを比較して、電流最大
値信号tbが電流基準値信号L8よりも大きい時にハイ
レベルの出力信号を出力する。そして、比較器64の出
力端子はアンド回路55の第2の入力端子に接続され、
比較器65の出力端子は判定回路たるアンド回路67の
一方の入力端子に接続されている。
68は遅延回路、69はインバータ回路であり、これら
には交流電力制御装置31に対する指令信号S31が人
力されるようになっている。この指令信号S31は、オ
ン信号の時にはハイレベルであり、オフ信号の時にはロ
ウレベルであり、オン信号の時にはサイリスタ36乃至
41がオンされ必要に応じてオンオフ制御され、オフ信
号の時にはサイリスタ36乃至41は全てオフされるよ
うになっている。そして、遅延回路68の出力端子はア
ンド回路55の第3の入力端子に接続され、インバータ
回路69の出力端子はアンド回路67の他方の入力端子
に接続され、アンド回路55及び67の出力端子はオア
回路70の各入力端子に接続されている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
交流電力制御装置31に対して指令信号S31としてハ
イレベルのオン信号が与えられると、サイリスタ36乃
至41がオンされ、交流電動機42は3相交流電力が供
給されて起動する。ここで、サイリスタ36乃至41が
正常である場合には、サイリスタ36乃至41は電流が
流れることによりダイオード特性で順方向の電圧降下と
して1〜2ボルトの電圧をアノード、カソード間に発生
し、その電圧と電流との積で損失が決定される。ところ
が、何らかの原因によりサイリスクが短絡故障した場合
には、その短絡故障したサイリスクにはダイオード特性
がなくなり、アノード、カソード間にはほとんど電圧が
発生せず、損失もほとんどなくなる。これにより、サイ
リスタ36乃至41のいずれかが短絡故障して損失がな
くなったことをそのサイリスタのケースの温度を検出す
ることにより検知するものである。即ち、サイリスタ3
6乃至41のケースの温度は夫々温度検出器44乃至4
9によって検、出され、この内の最小値のものが温度最
小値選択回路50により選択されて温度最小値信号Tc
として出力される。この温度最小値信号Tcは減算器5
1によって周囲温度値信号Taと比較されて上昇分たる
差信号(Tc−Ta)として出力され、これが比較器5
3によって温度基準値信号ΔTc”と比較される。ここ
で、サイリスクのケースの温度上昇ΔTcは、サイリス
タの損失をPとし、サイリスタの冷却装置の熱抵抗をR
とした時に、ΔTc−PXRとして表わされる。そこで
、温度基準値信号△Tc”はこの温度上昇値ΔTcに損
失誤差、電流不平衡及び熱抵抗のばらつき等を考慮して
決定される。そして、比較器53は、サイリスタ36乃
至41のいずれかが短絡故障して差信号(Tc−Ta)
が温度基準値信号ΔTc”より低くなると、ハイレベル
の出力信号を出力する。
ところで、サイリスタ36乃至41がi″E當であって
も、交流電動機42等に欠相が生じて電流が流れない時
或いはサイリスタ36乃至41をオンした直後で未だ温
度的に飽和していない時には、サイリスタ36乃至41
のケースの温度、が低い場合がある。そこで、変流器5
6.57が交流電動機42に流れる電流の2相分を検出
して整流回路59.61に人力させるとともに、加算器
58が上記2相分の電流から残りの相の電流を演算して
整流回路60に人力させる。これにより、電流最小値選
択回路62は整流回路59乃至61の出力の内の最小の
ものを選択して電流最小値信号taとして出力する。更
に、比較器64はその電流最小値信号Laが電流基準値
信号L″よりも大きければ出力信号をハイレベルとする
。又、指令信号S31がオン信号としてハイレベルにな
ると、インバータ回路69の出力信号は直ちにロウレベ
ルに反転するが、遅延回路68は所定時間は反転せずに
ロウレベルのままになる。これにより、交流電動機42
の起動役所定時間はアンド回路55の少なくとも1つの
入力はロウレベルのままであり、そのアンド回路55の
出力信号がハイレベルとなることはない。その後、所定
時間経過すると、遅延回路68の出力信号がハイレベル
となるので、前述したように比較器53及び64の出力
信号がともにハイレベルとなれば、アンド回路55の出
力信号はハイレベルとなり、これがオア回路70を介し
て故障検出信号870として出力されることになる。
一方、指令信号S31がオフ信号たるロウレベルの時に
は即ち交流電力制御装置31がオフの時には、インバー
タ回路69の出力信号がハイレベルとなる。そして、交
流電力制御装置31がオフでもサイリスタ36乃至41
の内の2相分のものが短絡故障した時には交流電動機4
2に電流が流れるので、整流回路59.60及び61の
内の2つには出力を生ずるようになり、電流最大値選択
回路63はその内の最大値のものを選択して電流最大値
信号Lbとして出力する。これにより、比較器65はそ
の電流最大値信号tbが電流基準値信号し1よりも大き
くなった時にハイレベルの出力信号を出力するようにな
り、従って、アンド回路67の出力信号がハイレベルと
なって、これがオア回路70を介して故障検出信号sy
oとして出力されることになる。
このような本実施例によれば、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、交流電力制御装置31にオン信号が
与えられ且つ交流電動機42に電流が流れている場合に
おいて、サイリスタ36乃至41のケースの温度上昇の
最小のものを温度最小値信号Tcとしてこれが温度基準
値信号△Tc8より低い時にこれを判定回路たるアンド
回路55により判定してオア回路70を介して故障検出
信号STGを出力させるようにしたので、交流電力制御
装置31のオン中であってもサイリスクの短絡故障を検
出することができるとともに、1相のサイリスタの短絡
故障も検出することができて、速やかな保護動作を行な
うことが可能になる。この場合、交流電動機42の各相
に流れる電流の内の最小値のものを電流最小値信号La
としてこれが電流基準値信号L1よりも小さいか否かを
判定させるようにしたので、交流電動機42の欠相等の
故障でサイリスタ36乃至41の短絡故障でない場合に
これを短絡故障と誤判定して故障検出信号37Gを出力
することはない。そして、指令信号S31を遅延回路6
8により遅延させてアンド回路55に入力させるように
しているので、交流電動機42の起動時にサイリスタ3
6乃至41のケースの温度がそれほど上昇していない時
にこれを短絡故障と誤判定することはない。
第2図は本発明の第2の実施例であり、第1の実施例と
同一部分には同一符号を付して示し、以下界なる部分に
ついてのみ説明する。
71は前記素子故障検出装置43に代わる素子故障検出
装置である。即ち、72乃至74は比較器であり、その
各一方の入力端子には整流回路59乃至61の出力端子
が接続され、各他方の入力端子には電流基準値信号発生
器66の出力端子が接続されている。これらの比較器7
2乃至74は入力される電流値信号が電流基準値信号L
″よりも大きい時に夫々ハイレベルの出力信号を出力す
るようになっている。そして、比較器72乃至74の出
力端子はアンド回路75及びオア回路76の第1.乃至
第3の入力端子(、こ接続されており、アンド回路75
の出力端子はアンド回路55の第2の入力端子に接続さ
れ、オア回路76の出力端子はアンド回路67の一方の
入力端子に接続されている。
而して、交流電力制御装置31の指令信号s31がオン
信号の場合には、比較器53の出力信号がハイレベルで
且つ遅延回路68の出力信号がハイレベルであって、交
流電動機42の各相に流れる電流即ち整流回路59乃至
61の出力たる電流値信号が全て電流基準値信号【1よ
り大の時に比較器72乃至74の出力信号がハイレベル
となり、従って、アンド回路75の出力信号がハイレベ
ルとなり、以て、故障検出信号StOが出力される。
又、交流電力制御装置31の指令信号S31がオフ信号
の場合には、整流回路59乃至61の電流値信号のいず
れかが電流基準値信号L11よりも大きくなって比較器
72乃至74のいずれかの出力信号がハイレベルとなっ
た時にオア回路76の出力信号がハイレベルとなり、以
て、故障検出信号S70が出力されることになる。
従って、この第2の実施例によっても前記第1の実施例
同様の効果を得ることができる。
第3図は本発明の第3の実施例であり、前記第1の実施
例と同一部分には同一符号を付して示し、以下界なる部
分についてのみ説明する。
77は前記素子故障検出装置43に代わる素子故障検出
装置である。即ち、78乃至83は減算器であり、夫々
の正入力端子(+)には温度検出器44乃至49の出力
端子が接続され、夫々の負入力端子(−)には温度検出
器52の出力端子が接続されている。84乃至89は比
較器であり、夫々の一方の入力端子には減算器78乃至
83の出力端子が接続され、夫々の他方の入力端子には
温度基準値信号発生器54の出力端子が接続されている
。そして、比較器84及び85の出力端子はオア回路9
0の一方及び他方の入力端子に接続され、比較器86及
び87の出力端子はオア回路91の一方及び他方の入力
端子に接続され、比較器88及び89の出力端子はオア
回路92の一方及び他方の入力端子に接続されている。
更に、オア回路90乃至92の出力端子はオア回路93
の第1乃至第3の入力端子に接続され、そのオア回路9
3の出力端子は判定回路たるアンド回路94の第1の入
力端子に接続されている。又、オア回路90及び91の
出力端子はアンド゛回路95の一方及び他方の入力端子
に接続され、オア回路91及び92の出力端子はアンド
回路96の一方及び他方の入力端子に接続され、オア回
路92及び90の出力端子はアンド回路97の一方及び
他方の入力端子に接続されている。98はオア回路であ
り、その第1乃至第3の入力端子はアンド回路95乃至
97の出力端子に接続され、出力端子は判定回路たるア
ンド回路99の第1の入力端子に接続されているととも
にインバータ回路100を介してアンド回路94の第2
の入力端子に接続されている。尚、アンド回路94の第
3の入力端子及びアンド回路99の第2の入力端子は電
流最小値選択回路64の出力端子に接続され、又、アン
ド回路94の第4の入力端子及びアンド回路99の第3
の入力端子は遅延回路68の出力端子に接続され、そし
て、アンド回路99及び67の出力端子はオア回路10
1の一方及び他方の入力端子に接続されている。
而して、温度検出器44乃至49からの温度値信号は減
算器78乃至83において周囲温度値信号Taを減算さ
れて差信号となり、各差信号は比較器84乃至89によ
り温度基準値信号ΔTc”と比較されてこれより大きい
時に夫々の比較器84乃至89の出力信号がハイレベル
となる。従って、オア回路90.91及び92の出力信
号がハイレベルとなるのは夫々主回路母線32.33及
び34に対応する相のサイリスタに短絡故障が生じたこ
とを意味するようになり、そして、オア回路98の出力
信号がハイレベルとなるのは2相以上のサイリスクに短
絡故障が生じたことを意味する。これにより、アンド回
路94の出力信号がハイレベルとなるのは1相のみのサ
イリスクに短絡故障が生じた時であってこれが1相のみ
の故障検出信号S34として出力される。又、アンド回
路99若しくは67の出力信号がハイレベルとなるのは
2相以上のサイリスクに短絡故障が生じた時であってこ
れがオア回路101を介して2相以上の故障検出信号S
!。!として出力される。
この第3の実施例によれば、2相以上のサイリスタの故
障を示す故障検出信号slO1が出力された時には、第
1の実施例と同様の保護動作を行なえばよく、又、1相
のみのサイリスクの故障を示す故障検出信号SSaが出
力された時には、直ちに保護動作を行なう必要はないが
、交流電力制御装置31のオフ時に故障サイリスタを交
換して2相以上のサイリスクの故障に発展することを防
止し得る。
尚、上記実施例では半導体スイッチング素子としてサイ
リスクを用いるようにしたが、代わりにトライアックを
用いるようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明の交流電力制御装置の素子故障検出装置は以上説
明したように、交流電力制御装置のオン時に半導体スイ
ッチング素子の短絡故障を検出することができて、速や
かな保護動作かり能になり、又、1相のみの半導体スイ
ッチング素子の短絡故障でも検出することができるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は夫々本発明の第1、第2及
び第3の実施例を示す電気的構成説明図であり、第4図
は従来例を示す電気的構成説明図である。 図面中、31は交流電力制御装置、32乃至34は主回
路母線、36乃至41はサイリスク(半導体スイッチン
グ素子)、44乃至49は温度検出器、55はアンド回
路(判定回路)、56及び57は変流器(電流検出器)
、94及び99はアンド回路(判定回路)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、負荷に交流電源を供給する主回路に半導体スイッチ
    ング素子を設けてなる交流電力制御装置において、前記
    半導体スイッチング素子のケースの温度を検出する温度
    検出器と、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出器
    と、前記交流電力制御装置にオン信号が与えられ且つ前
    記電流検出器が電流を検出している場合であって前記温
    度検出器が検出する温度が所定の温度上昇より低い時に
    故障と判定する判定回路とを具備してなる交流電力制御
    装置の素子故障検出装置。
JP28677388A 1988-11-15 1988-11-15 交流電力制御装置の素子故障検出装置 Pending JPH02216472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104407260A (zh) * 2014-12-16 2015-03-11 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 配电变压器潜在故障预警方法及装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104407260A (zh) * 2014-12-16 2015-03-11 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 配电变压器潜在故障预警方法及装置

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