JPH09182461A - Npcインバータ装置 - Google Patents

Npcインバータ装置

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JPH09182461A
JPH09182461A JP7336251A JP33625195A JPH09182461A JP H09182461 A JPH09182461 A JP H09182461A JP 7336251 A JP7336251 A JP 7336251A JP 33625195 A JP33625195 A JP 33625195A JP H09182461 A JPH09182461 A JP H09182461A
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JP
Japan
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current
neutral point
npc inverter
voltage
circuit
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JP7336251A
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English (en)
Inventor
Kosaku Ichikawa
耕作 市川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒューズを用いることなく短絡電流からスイッ
チ素子を保護し、拡大事故を防止する。 【解決手段】NPCインバータ20のスイッチ素子S1
〜S3 或いはS2 〜S4が同時に導通するとコンデンサ
3或いは4から短絡電流として放電電流が流れ、その値
が所定値を越えると、制御部70から短絡指令Sc が出
力されてスイッチ素子50a 或いは50b がオンにさ
れ、上記短絡電流がリアクトル51a 或いは51b に分
流してスイッチ素子S1 〜S3 或いはS2 〜S4 に流れ
る電流が減少し保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中性点を有する直流
電圧を交流電圧に変換するNPCインバータに係り、特
に直流短絡故障発生時の保護機能を備えたNPCインバ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NPCインバータは中性点を有する直流
電圧を良質の交流電圧に変換するものとして知られ、図
4に示すようなNPCインバータ装置が実用化されてい
る。図4において、コンバータ1は図示しない交流電源
から直流電圧を得てリアクトル2を介して出力し、直列
接続されたコンデンサ3、4により中性点Cを有する平
滑された直流電圧をPN間に出力する。PN間にはヒュ
ーズ30a 〜30fを介してダイオードが逆並列接続さ
れたスイッチ素子S1 〜S4 が各相毎に直列接続され、
それぞれの交流出力端子U,V,Wに直流電圧の正極
P、負極N、中性点Cの3レベルのいずれかの電位をパ
ルス状に出力し、パルス幅変調された交流電圧を出力
し、負荷40に良質の交流電力を供給する。
【0003】正側アームのスイッチ素子S1 ,S2 が同
時にオンしたとき正極Pの電位が出力され、負側アーム
のスイッチ素子S3 ,S4 が同時にオンしたとき負極N
の電位が出力され、スイッチ素子S1 ,S4 が共にオフ
し、スイッチ素子S2 とS3が同時にオンしたとき、中
性点クランプダイオードD1 ,D2 のいずれかを介して
中性点Cの電位が出力される。なお、正の交流電圧を出
力するとき、スイッチ素子S2 はオン状態とされ、スイ
ッチ素子S1 がオン・オフする。また、負の交流電圧を
出力するとき、スイッチ素子S3 はオン状態とされ、ス
イッチ素子S4がオン・オフする。また、スイッチ素子
S1 とS3 及びS2 とS4 は互いに相補的にオン・オフ
し同時にオンすることはなく、このスイッチング制御動
作は周知であるので詳細説明は省略する。
【0004】このようなNPCインバータ装置におい
て、スイッチ素子S2 がオン状態で、スイッチ素子S1
とS3 が相補的にがオン・オフして正の交流電圧を出力
している場合に、スイッチ素子S1 がオフすべきときに
オフせずオン状態を維持し、スイッチ素子S3 がオンし
たとき、或いはスイッチ素子S1 がオンし、何等かの原
因で通常はオフするスイッチ素子S3 がオン状態を維持
したとき、中性点クランプダイオードD2 を介してコン
デンサ3から短絡電流が流れる。このような場合に、短
絡電流によりヒューズ30a が溶断してスイッチ素子S
1 〜S3 の損傷を防止する。スイッチ素子S3 ,S4 が
同時にオンしたときに、スイッチ素子S2がオンしたと
きは、中性点クランプダイオードD1 を介してコンデン
サ4から短絡電流が流れ、ヒューズ30b が溶断してス
イッチ素子S2 〜S4 の損傷を防止し、事故の拡大を防
止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した短絡保護のた
めのヒューズは運転中に流れる電流により少なからず発
熱し、長期に亘り高温環境に晒され次第に枯れが生じて
溶断しやすくなり、保護特性の信頼性を確保するため、
定期的(例えば1〜2年毎)に交換する必要があり不経
済である。近年では、半導体素子の発展に伴い、直流電
圧が数kVの高圧大容量のNPCインバータが実用化さ
れてきているが、高圧の保護ヒューズが必要になり、前
述のような問題も残ることからヒューズを用いずに経済
的で信頼性の高い短絡保護を行うことが望まれている。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ヒューズを用いる
ことなく短絡電流からスイッチ素子を保護し、拡大事故
を防止することができ、経済的で信頼性の高いNPCイ
ンバータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のNPCインバータは、直列接続された2組
のコンデンサの接続点を中性点とする直流電圧を出力す
る直流電源と、前記直流電圧の正極と負極及び中性点が
接続され、前記直流電圧を交流電圧に変換するNPCイ
ンバータと、前記直流電圧の正極側及び負極側と前記中
性点との間にそれぞれリアクトルとスイッチ素子の直列
回路で成る第1、第2の分流回路を備え、前記NPCイ
ンバータの短絡電流が検出されたとき、前記第1、第2
の分流回路のスイッチ素子を導通させNPCインバータ
を保護する。(請求項1) 更に、前記直流電源の中性点と前記NPCインバータの
中性点との間に流れる電流の大きさが所定値を越えると
き、該電流が流れる方向に応じて前記第1、第2の分流
回路のいずれかのスイッチ素子を選択導通させる制御部
を備え、前記直流電圧の正極側及び負極側と前記中性点
との間の短絡電流からNPCインバータを保護する。
(請求項2) 更に、前記NPCインバータは、ダイオードが逆並列接
続されたスイッチ素子を2個直列接続した正側アームと
負側アームを各相毎に直列接続して前記直流電圧の正極
と負極間に接続し、正側アームと負側アームの接続点を
交流出力端とし、各相の正側アームと負側アームの2個
のスイッチ素子の接続点と前記中性点との間にそれぞれ
2個の中性点クランプダイオードが接続され、各相の中
性点電流をそれぞれ検出し、いずれかの相の中性点電流
が所定値を越えるとき、該中性点電流の極性に応じて、
前記第1、第2の分流回路のいずれかのスイッチ素子を
選択導通させる制御部を備えて構成する。(請求項3) 更に、前記制御部は、最初に所定値を越える中性点電流
の該当相から短絡が発生した相を判別すると共に、該中
性点電流の極性から正側アームか負側アームかを判別す
る。(請求項4) 更に、前記制御部は、前記第1、第2の分流回路のいず
れかのスイッチ素子を選択導通させるとき、選択された
分流回路に対応して、全ての相の正側アームの2個のス
イッチ素子と負側アームの交流端子側のスイッチ素子、
或いは負側アームの2個のスイッチ素子と正側アームの
交流端子側のスイッチ素子を導通させる。(請求項5) 更に、前記直流電源は、商用電源から前記直流電圧を得
るコンバータを備え、前記インバータの短絡電流が検出
され、前記第1、第2の分流回路のスイッチ素子を導通
させるとき、前記コンバータの運転を停止させる。(請
求項6)
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1、2及び請求項
5、6に対応する実施例を図1に示す。図1において、
50a ,50b は短絡指令Sc に応じて導通(オン)す
る短絡スイッチ素子、51a ,51b はそれぞれ短絡ス
イッチ素子50a ,50b を介してコンデンサ3,4に
接続されるリアクトル、60は中性点Cとインバータ部
20との間に流れる瞬時電流を検出する変流器、70は
検出電流Ic が所定値を越えた時、短絡指令Sc と停止
指令RCBを出力する制御部である。その他は従来(図
4)同じもので構成され、同じ符号で示している。な
お、この実施例では、インバータ部20の直流入力のP
側とN側にスイッチ素子S1 〜S4 に流れる電流の変化
率を制限するためのリアクトル52a ,52b を直列接
続する例で示したが、各相の直列接続したスイッチ素子
S1 〜S4 にそれぞれリアクトルを直列接続するように
構成することもできる。
【0009】上記構成において、中性点Cに流れる瞬時
電流が変流器60によって検出され、この検出電流Ic
の大きさ(絶対値)と極性が制御部70によって常時、
監視される。正側或いは負側のスイッチ素子に短絡電流
が流れると、該短絡電流に比例した大きさの正極或いは
負極の検出電流Ic が変流器60から出力され、その大
きさが所定値を越えると、制御部70は短絡指令Sc を
出力し、短絡スイッチ素子50a 或いは50b を動作さ
せオン(導通状態)とする。これと同時にインバータ部
20のPWM制御を中止させ、全ての相のスイッチ素子
S1 〜S3 或いはスイッチ素子S2 〜S4 をオンにす
る。従って、短絡電流がリアクトル51aと52a 或い
はリアクトル51b と52b に分流し、短絡が生じた相
のスイッチ素子に流れる電流は全ての相のスイッチ素子
で分担され低減される。上記分流比はリアクトル51a
と52a 或いはリアクトル51b と52b のインダクタ
ンス比で決まるので、正側或いは負側のスイッチ素子に
流れる短絡電流を許容電流内に制限するようにインダク
タンス比を決定することで、スイッチ素子の損傷を防止
し保護することができる。
【0010】制御部70は短絡指令Sc を出力するとき
同時に停止指令RCBを出力してコンバータ1の動作を停
止させるので、短絡電流の殆どはコンデンサ3或いは4
の蓄積電荷の放電電流となる。この放電電流はコンデン
サ3とリアクトル51a 、52a の回路、或いはコンデ
ンサ4とリアクトル51b 、52b の回路に流れるの
で、その共振周波数で定まる振動波形の電流となり、コ
ンデンサ3或いは4の蓄積電荷(エネルギー)がリアク
トル51a と52a 或いはリアクトル51b と52b へ
磁気エネルギーとして移動し、該コンデンサの蓄積電荷
がゼロになり電圧がゼロになったとき放電電流が最大と
なり、磁気エネルギーが最大となる。この時点から磁気
エネルギーの放出による放電電流が継続して流れ、コン
デンサ3或いは4は逆極性に充電され、磁気エネルギー
がゼロになり電流がゼロになったとき、短絡スイッチ素
子50a 或いは50b がオフにされ、同時にインバータ
部20のオン状態のスイッチ素子がオフにされる。ま
た、この時点でコンデンサ3或いは4の電圧は極性が反
転された状態となる。従ってこの時点から、インバータ
部20の各相の中性点クランプダイオードD1 或いはD
2 とスイッチ素子S1 或いはS4 に逆並列接続されたダ
イオードとリアクトル52a 或いは52b を介してコン
デンサ3或いは4から逆方向に放電電流が流れる。この
場合、放電回路の共振周波数は少し低くなり、周期が長
く波高値の低い振動電流となり、半周期後に電流がゼロ
となり、コンデンサ3或いは4の電圧は元の極性に戻さ
れる。
【0011】図2は、インバータ部20のU相の正側の
スイッチ素子に短絡故障が発生した場合の動作例を示し
たものである。今、スイッチ素子Su2がオンした状態で
スイッチ素子Su1とSu3が補間的にオン・オフしてPW
M制御が行われ、時点t1 でスイッチ素子Su1をオン状
態からオフにしてSu3をオンにするとき、スイッチ素子
Su1に故障が発生してオフせずSu3がオンした場合、直
流電源のPC間がリアクトル52a 、スイッチ素子Su
1,Su2,Su3、中性点クランプダイオードDu2を介し
て短絡状態となり、コンデンサ3から放電電流Is が短
絡電流として流れる。この放電電流は変流器60により
正極性の検出電流Ic として検出され、放電電流Is の
大きさ(絶対値)が所定電流I0 を越えると、制御部7
0は放電電流Is の極性から正側アームが短絡状態と判
定し短絡指令Sc を出力して短絡スイッチ素子50aを
オンさせ、PWM制御を中止して全ての相のスイッチ素
子Su1〜Su3, Sv1〜Sv3, Sw1〜Sw3をオンとする。
これにより放電電流はリアクトル51a と52a に分流
して振動電流として流れ、共振周期の半周期後の時点t
2 で電流がゼロとなり、この時点t2 で短絡スイッチ素
子50aと全ての相のスイッチ素子Su1〜Su3, Sv1〜
Sv3, Sw1〜Sw3がオフとされる。この時点t1 〜t2
に至る間にコンデンサ3の電圧Vc1の極性が反転され
る。時点t2 からコンデンサ3の反転した電圧Vc1によ
り、各相の中性点クランプダイオードDu1、Dv1、Dw
1、とスイッチ素子Su1、Sv1、Sw1に逆並列接続され
たダイオードとリアクトル52a を介してコンデンサ3
から逆方向に放電電流が流れる。この放電電流はリアク
トル52a のみに流れるので放電回路の共振周波数は少
し低くなり、周期が長く波高値の低い振動電流となり、
半周期後の時点t3 で電流がゼロとなり、コンデンサ3
の電圧Vc1は元の極性に戻される。この場合、正の半サ
イクルの短絡電流が全ての相のスイッチ素子Su1〜Su
3, Sv1〜Sv3, Sw1〜Sw3と中性点クランプダイオー
ドDu2,Dv2,Dw2に分担して流れ、リアクトル51a
と52a のインダクタンス比を適度な値に設定すること
により、スイッチ素子に流れる短絡電流を許容電流内に
制限することができ、スイッチ素子を保護することがで
きる。
【0012】インバータ部20のU相の負側のスイッチ
素子に短絡故障が発生した場合、中性点クランプダイオ
ードDu1,Dv1,Dw1、スイッチ素子Su2〜Su4, Sv2
〜Sv4, Sw2〜Sw4、リアクトル52b を介してコンデ
ンサ4から放電電流が流れ、変流器60から負極性の検
出電流Ic が検出され、制御部70は短絡スイッチ素子
50b をオンさせる短絡指令Sc を出力し、前述と同様
に保護動作が行われる。
【0013】本発明の請求項3〜6に対応する実施例を
図3に示す。この実施例は、インバータ部20のU,
V,W相毎に中性点に出入りする電流を検出するための
変流器60u 60v 60w を備え、制御部70に、これ
らの検出電流Icu、Icv、Icwから短絡故障の発生した
相を検出表示する機能を備えたものである。この実施例
では、いずれかの相に直流電圧のPC間或いはNC間を
短絡する故障が発生すると、対応する相の変流器に短絡
電流が流れ、前述と同様にして保護動作が行われる。更
に、制御部70は検出電流Icu、Icv、Icwを監視し、
最初に所定電流I0 を越える検出電流から短絡故障の発
生した相を判別すると共に、その検出電流の極性から短
絡故障したアームが正側か負側かを判別し表示する。
【0014】この実施例によれば、短絡故障の生じたス
イッチ素子を容易に発見することが可能となり、保守性
を向上させることができる。以上の実施例では、中性点
電流を検出して保護動作を行う例で説明したが、コンデ
ンサ3、4の放電電流を検出する電流検出器を用いて実
施することもできる。また、短絡スイッチ素子は、正極
側或いは負極側の一方だけ動作させる例で説明したが、
PN間が短絡されるような故障の場合、上述したような
電流検出器を用いて両方の短絡スイッチ素子を動作させ
るようにしても同様に作用し同様の効果を得ることがで
きる。
【0015】また、直列接続された2組のコンデンサに
より中性点を有する直流電圧を得、3レベルの電位をP
WM制御して交流電圧を得るNPCインバータの例で説
明したが、直列接続された2N組のコンデンサにより直
流電圧の正極Pと中性点C間、及び直流電圧の負極Nと
中性点C間を多段に分圧し、3レベル以上の多レベルの
電位をPWM制御して交流電圧を得るインバータの場合
にも、本発明の保護手法を応用することが可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、NPCインバータの短
絡故障発生時に、短絡保護のためのヒューズを用いるこ
となくスイッチ素子を保護することができるので、定期
的なヒューズ交換がなくなり、保守が容易となり、経済
性が向上し、短絡保護の信頼性の向上したNPCインバ
ータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1、2及び請求項5、6に対応
する実施例の構成図
【図2】上記実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート
【図3】本発明の請求項3〜6に対応する実施例の構成
【図4】従来の電力変換装置の構成図
【符号の説明】
1…コンバータ 2…リアクト
ル 3,4…コンデンサ 20…NPCイ
ンバータ Su1〜Su4,Sv1〜Sv4,Sw1〜Sw4…スイッチ素子 Du1, Du2, Dv1, Dv2, Dw1, Dw2…中性点クランプ
ダイオード 40…負荷 50a,50b
…短絡スイッチ素子 51a,51b …リアクトル 60、60a
〜60c …変流器 70…制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列接続された2組のコンデンサの接続点
    を中性点とする直流電圧を出力する直流電源と、前記直
    流電圧の正極と負極及び中性点が接続され、前記直流電
    圧を交流電圧に変換するNPCインバータと、前記直流
    電圧の正極側及び負極側と前記中性点との間にそれぞれ
    リアクトルとスイッチ素子の直列回路で成る第1、第2
    の分流回路を備え、前記NPCインバータの短絡電流が
    検出されたとき、前記第1、第2の分流回路のスイッチ
    素子を導通させNPCインバータを保護することを特徴
    とするNPCインバータ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のNPCインバータ装置に
    おいて、前記直流電源の中性点と前記NPCインバータ
    の中性点との間に流れる電流の大きさが所定値を越える
    とき、該電流が流れる方向に応じて前記第1、第2の分
    流回路のいずれかのスイッチ素子を選択導通させる制御
    部を備え、前記直流電圧の正極側及び負極側と前記中性
    点との間に流れる短絡電流からNPCインバータを保護
    することを特徴とするNPCインバータ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のNPCインバータ装置に
    おいて、前記NPCインバータは、ダイオードが逆並列
    接続されたスイッチ素子を2個直列接続した正側アーム
    と負側アームを各相毎に直列接続して前記直流電圧の正
    極と負極間に接続し、正側アームと負側アームの接続点
    を交流出力端とし、各相の正側アームと負側アームの2
    個のスイッチ素子の接続点と前記中性点との間にそれぞ
    れ2個の中性点クランプダイオードが接続され、各相の
    中性点電流をそれぞれ検出し、いずれかの相の中性点電
    流が所定値を越えるとき、該中性点電流の極性に応じ
    て、前記第1、第2の分流回路のいずれかのスイッチ素
    子を選択導通させる制御部を備えて構成することを特徴
    とするNPCインバータ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のNPCインバータ装置に
    おいて、前記制御部は、最初に所定値を越える中性点電
    流から短絡が発生した相を判別すると共に、該中性点電
    流の極性から正側アームか負側アームかを判別すること
    を特徴とするNPCインバータ装置。
  5. 【請求項5】請求項3及び請求項4のいずれかに記載の
    NPCインバータ装置において、前記制御部は、前記第
    1、第2の分流回路のいずれかのスイッチ素子を選択導
    通させるとき、選択された分流回路に対応して、全ての
    相の正側アームの2個のスイッチ素子と負側アームの交
    流端子側のスイッチ素子、或いは負側アームの2個のス
    イッチ素子と正側アームの交流端子側のスイッチ素子を
    導通させることを特徴とするNPCインバータ装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    NPCインバータ装置において、前記直流電源は、商用
    電源から前記直流電圧を得るコンバータを備え、前記イ
    ンバータの短絡電流が検出され、前記第1、第2の分流
    回路のスイッチ素子を導通させるとき、前記コンバータ
    の運転を停止させることを特徴とするNPCインバータ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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