JP2002247865A - 交流チョッパ装置 - Google Patents
交流チョッパ装置Info
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- JP2002247865A JP2002247865A JP2001041264A JP2001041264A JP2002247865A JP 2002247865 A JP2002247865 A JP 2002247865A JP 2001041264 A JP2001041264 A JP 2001041264A JP 2001041264 A JP2001041264 A JP 2001041264A JP 2002247865 A JP2002247865 A JP 2002247865A
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Abstract
く、装置を小型化することができる交流チョッパ装置を
提供する。 【解決手段】交流チョッパ装置1は、トーテムポール回
路8,9と並列に接続したスナバコンデンサC1,C2
の放電電流が流れる共通の電路にシャント抵抗R1を設
け、アーム短絡により発生した放電電流をシャント抵抗
R1により検出し、制御回路によりトーテムポール回路
8,9のスイッチング素子Q1〜Q4をすべてオフにす
る。
Description
等に用いられる交流チョッパ装置の改良に関する。
107751号公報に開示のように、スイッチング素子
(SW1)〜(SW4)の両端にダイオード(D1)〜
(D4)を逆並列に接続した2個のトーテムポール回路
により交流チョッパ装置が構成されている。交流チョッ
パ装置は、制御回路の故障やノイズによる制御回路の誤
動作等によってスイッチング素子(SW1)と(SW
2)又は(SW3)と(SW4)が同時にオンしてアー
ム短絡する場合がある。アーム短絡するとスイッチング
素子(SW1)〜(SW4)が破壊され、装置が故障す
るため、交流チョッパ装置にはアーム短絡を防ぐ構造が
設けられている。この交流チョッパ装置では、負荷に流
れる電流を検出する変流器(CTa)と、トーテムポー
ル回路に流れる電流を検出する変流器(CTb),(C
Tc)が設けられ、これらの変流器(CTa)〜(CT
c)によって短絡電流を検出すると、制御回路がトーテ
ムポール回路のスイッチング素子(SW1)〜(SW
4)をオフして装置を保護していた。
示のものは、トーテムポール回路を構成する2個のスイ
ッチング素子(11),(14)の夫々に短絡検知回路
(21),(24)を並列に接続してスイッチング素子
(11),(14)の電圧を検出し、両方の短絡検知回
路(21),(24)が同時にオンすると故障判別回路
(27)がアーム短絡と判断して制御回路からスイッチ
ング素子(11),(14)をオフして装置を保護して
いた。
交流チョッパ装置は、負荷に流れる電流を検出するため
の変流器に加えてトーテムポール回路毎に変流器を必要
とし、後者の交流チョッパ装置は、スイッチング素子毎
に短絡検知回路を必要とするため、トーテムポール回路
が多くなるといずれも構成が複雑になり、大型化すると
いう欠点があった。
装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、アーム短絡保護
回路の構成が単純で信頼性が高く、装置を小型化するこ
とができる交流チョッパ装置を提供するもので、その構
造は、交流電源に接続したフィルタと、フィルタと接続
されスイッチング素子の両端にダイオードを逆並列に接
続した2個のスイッチング装置を直列接続した複数のト
ーテムポール回路と、トーテムポール回路と並列に接続
したスナバコンデンサと、トーテムポール回路の出力端
子と負荷との間に接続されたローパスフィルタから成る
交流チョッパ装置において、トーテムポール回路のアー
ム短絡によってスナバコンデンサの放電電流が流れる電
路に電流検出手段を設け、電流検出手段の出力によりト
ーテムポール回路のスイッチング素子をオフする制御手
段を設けたことである。
生するノイズが交流電源に流出するのを防止するための
フィルタを交流電源に接続し、スイッチング素子の両端
にダイオードを逆並列に接続した2個のスイッチング装
置を直列接続した複数のトーテムポール回路をフィルタ
に接続し、過大電圧ノイズを吸収するスナバ回路として
トーテムポール回路と並列にスナバコンデンサを接続
し、トーテムポール回路の出力端子と負荷との間にリア
クトルとコンデンサから成るローパスフィルタを接続
し、スナバコンデンサの放電電流が流れる電路に電流検
出手段を設け、電流検出手段の出力によりトーテムポー
ル回路のスイッチング素子をオフする制御手段を設け
る。
を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
ノイズが交流電源2に流出するのを防止するためのフィ
ルタ3であるリアクトルL1を交流電源2に接続し、I
GBT等のスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4の
両端にダイオードD1,D2,D3,D4を逆並列に接
続した2個のスイッチング装置4と5及び6と7を直列
接続した2個のトーテムポール回路8,9をフィルタ3
に接続し、過大電圧ノイズを吸収するスナバ回路として
トーテムポール回路8,9と並列にスナバコンデンサC
1,C2を接続し、トーテムポール回路8,9の出力端
子10,11と負荷12との間にはリアクトルL2とコ
ンデンサC3から成るローパスフィルタ13が設けられ
ている。
2が正の半サイクルの間は制御回路14によってスイッ
チング素子Q3,Q4がオンし、スイッチング素子Q
1,Q2が交互に高速でオン・オフして交流電圧を裁断
波形にして出力している。このとき、スナバコンデンサ
C1は交流電源2によって充電され、スナバコンデンサ
C2はスイッチング素子Q3,Q4により短絡されてい
る。
制御回路14によってスイッチング素子Q1,Q2がオ
ンし、スイッチング素子Q3,Q4が交互に高速でオン
・オフして交流電圧を裁断波形にして出力している。こ
のとき、スナバコンデンサC1はスイッチング素子Q
1,Q2により短絡され、スナバコンデンサC2は交流
電源2によって充電されている。
3によって元の交流波形に形成され、電圧を変えて負荷
12に供給している。
子Q1〜Q4の制御回路14は、制御信号がトランジス
タTR1に入力されると制御信号に応じてトランジスタ
TR1がオン・オフし、続いてゲートドライブ用集積回
路IC1のフォトカプラPC1がオン・オフし、ゲート
ドライブ用集積回路IC1からスイッチング素子Q1〜
Q4にオン・オフ信号を出力し、スイッチング素子Q1
〜Q4はオン・オフしている。
電源2が正の半サイクルの間にスイッチング素子Q1,
Q2が同時にオンしてアーム短絡が発生すると、スナバ
コンデンサC1に充電された電荷がスイッチング素子Q
1,Q2を介して一気に放電され、このとき流れる大電
流によりスイッチング素子Q1,Q2が破壊される。
尚、交流電源2からの電流流入はフィルタ3によって立
ち上がりが制限されるため、アーム短絡発生直後は小さ
い。
パ装置1はスナバコンデンサC1,C2の放電電流を検
出する電流検出手段とスイッチング素子Q1〜Q4を制
御する制御手段が設けられている。
バコンデンサC1,C2の放電電流が流れる共通の電路
にシャント抵抗R1が設けられている。シャント抵抗R
1はシリコン双方向スイッチSBS1とフォトカプラP
C2の発光ダイオードと抵抗R2が並列に接続され、フ
ォトカプラPC2の発光ダイオードと逆並列にダイオー
ドD5が接続されている。フォトカプラPC2の発光ダ
イオードはスナバコンデンサC1,C2の放電電流が流
れる極性に接続されている。抵抗R2はフォトカプラP
C2の発光ダイオードに流れる電流を制限するために設
けられ、ダイオードD5はフォトカプラPC2の発光ダ
イオードに逆電圧が印加しないように設けられている。
1,C2から放電電流が流れ始め、シャント抵抗R1の
両端電圧がシリコン双方向スイッチSBS1のブレーク
オーバ電圧を越えると、シリコン双方向スイッチSBS
1がオンし、フォトカプラPC2の発光ダイオードに電
流が流れ、フォトカプラPC2のトランジスタがオンす
る。トランジスタのオンによりトランジスタTR2がオ
ンし、これによりサイリスタSCR1がオンし、サイリ
スタSCR1のオンによりトランジスタTR3がオンし
て制御回路14にアーム短絡検出信号が出力される。
C2に流入する充電電流は、スナバコンデンサC1,C
2からシャント抵抗R1を設けた電路を経由し、スイッ
チング素子Q4又はQ2方向に流れるが、この充電電流
によりシリコン双方向スイッチSBS1がオンしても充
電電流はフォトカプラPC2の発光ダイオードに流れ
ず、ダイオードD5に流れる。従って、充電電流により
誤動作することはない。
されると、トランジスタTR4がオンし、これによりト
ランジスタTR1はオフし、ゲートドライブ用集積回路
IC1に制御信号が入力されないのでスイッチング素子
Q1〜Q4はオフする。
ット用トランジスタTR5をオンし、サイリスタSCR
1をオフさせることにより、アーム短絡検出信号が出力
されないので制御回路14のトランジスタTR4がオフ
し、通常運転に復帰する。
により電気的に絶縁して信号を出力しているため、回路
構成を単純にできる。また、精度の高いシャント抵抗を
使用し、ブレークオーバ電圧のバラツキが小さいシリコ
ン双方向スイッチSBS1を使用することにより、精度
の高い装置を構成することができる。
例を図4〜図6の添付図面に基づいて説明する。
るノイズが交流電源22に流出するのを防止するための
フィルタ23であるリアクトルL11を交流電源22に
接続し、IGBT等のスイッチング素子Q11,Q1
2,Q13,Q14の両端にダイオードD11,D1
2,D13,D14を逆並列に接続した2個のスイッチ
ング装置24と25及び26と27を直列接続した2個
のトーテムポール回路28,29をフィルタ23に接続
し、過大電圧ノイズを吸収するスナバ回路としてトーテ
ムポール回路28,29と並列にスナバコンデンサC1
1,C12を接続し、トーテムポール回路28,29の
出力端子30,31と負荷32との間にはリアクトルL
12とコンデンサC13から成るローパスフィルタ33
が設けられている。
電源22が正の半サイクルの間は制御回路34によって
スイッチング素子Q13,Q14がオンし、スイッチン
グ素子Q11,Q12が交互に高速でオン・オフして交
流電圧を裁断波形にして出力している。このとき、スナ
バコンデンサC11は交流電源22によって充電され、
スナバコンデンサC12はスイッチング素子Q13,Q
14により短絡されている。
は制御回路34によってスイッチング素子Q11,Q1
2がオンし、スイッチング素子Q13,Q14が交互に
高速でオン・オフして交流電圧を裁断波形にして出力し
ている。このとき、スナバコンデンサC11はスイッチ
ング素子Q11,Q12により短絡され、スナバコンデ
ンサC12は交流電源22によって充電されている。
3によって元の交流波形に形成され、電圧を変えて負荷
32に供給している。
子Q11〜Q14の制御回路34は、制御信号がトラン
ジスタTR11に入力されると制御信号に応じてトラン
ジスタTR11がオン・オフし、続いてゲートドライブ
用集積回路IC11のフォトカプラPC11がオン・オ
フし、ゲートドライブ用集積回路IC11からスイッチ
ング素子Q11〜Q14にオン・オフ信号を出力し、ス
イッチング素子Q11〜Q14はオン・オフしている。
電源22が正の半サイクルの間にスイッチング素子Q1
1,Q12が同時にオンしてアーム短絡が発生すると、
スナバコンデンサC11に充電された電荷がスイッチン
グ素子Q11,Q12を介して一気に放電され、このと
き流れる大電流によりスイッチング素子Q11,Q12
が破壊される。尚、交流電源22からの電流流入はフィ
ルタ23によって立ち上がりが制限されるため、アーム
短絡発生直後は小さい。
パ装置21はスナバコンデンサC11,C12の放電電
流を検出する電流検出手段とスイッチング素子Q11〜
Q14を制御する制御手段が設けられている。
バコンデンサC11,C12の放電電流が流れる共通の
電路に変流器CTが設けられている。変流器CTの出力
間にスナバコンデンサC11,C12の充電電流を短絡
するためのダイオードD15と検出電流値を設定するた
めの抵抗R11が接続されている。
11,C12の放電2次電流により抵抗R11の両端電
圧がシリコン双方向スイッチSBS11のブレークオー
バ電圧を越えると、シリコン双方向スイッチSBS11
がオンし、変流器CTからの放電2次電流がサイリスタ
SCR11のゲートに流れ、サイリスタSCR11がオ
ンし、これによりトランジスタTR12がオンして制御
回路34にアーム短絡検出信号が出力される。
1,C12に流入する充電電流は、スナバコンデンサC
11,C12から変流器CTを設けた電路を経由し、ス
イッチング素子Q14又はQ12方向に流れるため、変
流器CTからの充電電流はダイオードD15により短絡
される。従って、充電電流により誤動作することはな
い。
されると、トランジスタTR13がオンし、これにより
トランジスタTR11はオフし、ゲートドライブ用集積
回路IC11に制御信号が入力されないのでスイッチン
グ素子Q11〜Q14はオフする。
ット用トランジスタTR14をオンし、サイリスタSC
R11をオフさせることにより、アーム短絡検出信号が
出力されないので制御回路34のトランジスタTR13
がオフし、通常運転に復帰する。
絶縁型センサである変流器を使用しているため、回路構
成を単純にできる。また、変流器は電流変換精度が高
く、ブレークオーバ電圧のバラツキが小さいシリコン双
方向スイッチSBS11を使用することにより、精度の
高い装置を構成することができる。
装置は、交流電源に接続したフィルタと、フィルタと接
続されスイッチング素子の両端にダイオードを逆並列に
接続した2個のスイッチング装置を直列接続した複数の
トーテムポール回路と、トーテムポール回路と並列に接
続したスナバコンデンサと、トーテムポール回路の出力
端子と負荷との間に接続されたローパスフィルタから成
る交流チョッパ装置において、トーテムポール回路のア
ーム短絡によってスナバコンデンサの放電電流が流れる
電路に電流検出手段を設け、電流検出手段の出力により
トーテムポール回路のスイッチング素子をオフする制御
手段を設けたことにより、スナバコンデンサの放電電流
のみを監視するので回路構成が単純になり、構成が単純
なので信頼性が高く、装置を小型化することができると
いう優れた効果を有するものである。
コンデンサの放電電流そのものを検出してスイッチング
素子のゲートブロックをかけるため、アーム短絡の検出
が確実で、スイッチング素子の破壊を余裕を持って防止
することができる。
示す回路図である。
制御回路である。
アーム短絡時にスナバコンデンサの放電電流を検出する
回路である。
示す回路図である。
制御回路である。
アーム短絡時にスナバコンデンサの放電電流を検出する
回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源に接続したフィルタと、該フィ
ルタと接続されスイッチング素子の両端にダイオードを
逆並列に接続した2個のスイッチング装置を直列接続し
た複数のトーテムポール回路と、該トーテムポール回路
と並列に接続したスナバコンデンサと、前記トーテムポ
ール回路の出力端子と負荷との間に接続されたローパス
フィルタから成る交流チョッパ装置において、前記トー
テムポール回路のアーム短絡によって前記スナバコンデ
ンサの放電電流が流れる電路に電流検出手段を設け、該
電流検出手段の出力により前記トーテムポール回路のス
イッチング素子をオフする制御手段を設けたことを特徴
とする交流チョッパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041264A JP4739541B2 (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 交流チョッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041264A JP4739541B2 (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 交流チョッパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247865A true JP2002247865A (ja) | 2002-08-30 |
JP4739541B2 JP4739541B2 (ja) | 2011-08-03 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001041264A patent/JP4739541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103457506B (zh) * | 2013-08-08 | 2016-08-10 | 南京航空航天大学 | 一种宽输入单级双向升降压逆变器 |
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JP4739541B2 (ja) | 2011-08-03 |
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