JPH0622429U - 住宅におけるエアコン配管の収納装置 - Google Patents

住宅におけるエアコン配管の収納装置

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JPH0622429U
JPH0622429U JP6581292U JP6581292U JPH0622429U JP H0622429 U JPH0622429 U JP H0622429U JP 6581292 U JP6581292 U JP 6581292U JP 6581292 U JP6581292 U JP 6581292U JP H0622429 U JPH0622429 U JP H0622429U
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pipe
air conditioner
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sheath pipe
sheath
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JP6581292U
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治男 尾本
和宏 遠藤
康弘 森内
勝廣 村上
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁パネル内にエアコン配管を通すためのサヤ
管を予め一体に埋め込んで、エアコン配管が壁面に沿っ
て大きく露出することなく、しかも、作業性の良い配管
の収納装置を提供する。 【構成】 壁パネル(9)内に、エアコン配管を通すた
めのサヤ管(12)を予め一体に埋込んだ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、住宅におけるエアコン配管の収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート建築物においては、そのコンクリート壁体内に予めサヤ管 を埋設しておき、室内にエアコンを取付ける場合には、そのサヤ管内へ配管を通 すことによって、室内機と室外機との間の配管或い水排出パイプ等を外観良く収 納できるようにすることが行われている。しかしながら、このようなコンクリー トの湿式工法の建物と異なって、パネル構造の建物等においては、かかる構造は 用られてなく、単に、その壁に穴を開ける等して適当にエアコン配管を外部側に 導出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、パネル構造の建物においては、結局そのパネルに設けた穴通して配 管を外部に導出しているだけであるから、配管が壁面に沿って大きく露出し、外 観を悪くするという欠点があった。この場合、壁パネル内に空間を設けて、配管 をその空間内を通しながら露出させることなく導出することも考えられるが、か かる作業は極めて困難であり、作業性が非常に悪くなるという欠点がある。
【0004】 この考案は、このような従来の欠点を解消して、壁パネル内にエアコン配管を 通すためのサヤ管を予め一体に埋め込んで、エアコン配管が壁面に沿って大きく 露出することなく、しかも、作業性の良い配管の収納装置を提供することを目的 とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、壁パネル内にエアコン配管を通す ためのサヤ管を予め一体に組込んであることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記のように、壁パネル内に予めサヤ管を一体に組み込んでいるので、このサ ヤ管内のエアコン配管を通すことによって、配管を外観良く収納できる。また、 サヤ管は、予め組み込んであるので、現場作業も大幅に省力化できる。
【0007】
【実施例】
図において、(1)は内壁フレームで、左右一対の縦枠(2)(2)と、その 縦枠(2)(2)の上端部間及び下端部間を連結する横枠(3)(3)と、更に 縦枠(2)(2)の中間部間を連結する桟材(4)(4)…とによって構成する とともに、その内壁フレーム(1)の内側に内壁板(6)を張り付けている。( 5)は外壁フレームで、溝形鋼からなる金属製骨組(7)の外側に外壁板(8) を取付けている。この外壁フレーム(5)の側面に前記内壁フレーム(1)を重 ねて、一体の壁パネル(9)を構成している。
【0008】 そして、前記内壁フレーム(1)の上下両側の桟材(4)若しくはその桟材( 4)等に固定したブロック(14)に、それぞれ配管支持金具(10)(11)を取付 け、前記内壁フレーム(1)の桟材(4)を縫うようにして介装した複数本の上 下方向のサヤ管(12)(12)…を、その上端においては上部側の支持金具(10) に、下端側においてはその下側の支持金具(11)に挿入保持させて予め収納した ものである。内壁板(6)には、天井側に取付けられるエアコン室内機とこのサ ヤ管(12)とを連絡するための開口(13)が形成され、他方、外壁板(8)には 、同じくサヤ管(12)から導出されたエアコン配管を外部へ導くための、連絡口 (15)が形成される。
【0009】 上記において、外壁フレーム(5)と内壁フレーム(1)とは、必ずしも予め 一体にしておく必要はなく、これらを別体にして現場へ搬入することも考えられ 、この場合には、サヤ管(12)は、内壁フレーム(1)側に一体に取り付けられ る。
【0010】 図5は、上記壁パネル(9)の取付け状態を示す内壁面側の正面図であり、建 物の開口窓(17)に隣接するようにして取り付けられている。(16)は、窓(17 )の上方における天井(18)近傍位置に取り付けたエアコン室内機であり、その 左右方向の半部が、サヤ管(12)を取付けた壁パネル(9)へ跨るようにして配 置され、その裏面において、前記開口(13)を通して配管を通すようにしている 。図6は、サヤ管(12)を用いた具体的な配管例で、図中(21)は室外機、(22 )は、サヤ管(12)を通して配管したエアコン配管を示している。
【0011】 図7は、サヤ管(12)の断面図で、断面波型のフレキシブルパイプ(19)の外 周を断熱材(20)で被覆した構造となっている。
【0012】 図8は、室内機の冷媒の出入口とドレン出口が左右に分かれている場合で、こ の場合には、ドレン配管用のサヤ管(12a) と冷媒用の2本のサヤ管(12b) (12b) の上端を、それに合せて左右に分けて配置し、下端側を中央部にまとめて固定し ている。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、パネル内にエアコン配管を通すためのサヤ 管を予め一体に埋め込んでいるため、このサヤ管内へエアコン配管を通すことに よって、配管が壁に沿って大きく露出することがなく、外観を良好にできるとい う効果がある。しかも、サヤ管は予め壁パネル内に一体に組込まれているので、 現場で施工する必要がなく、また、このように配管を壁内のサヤ管へ通すことに よって、その配管自身が損傷から保護されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す壁パネルの縦断面図で
ある。
【図2】同じくサヤ管を取り付けた内壁フレームの正面
図である。
【図3】サヤ管上端部の支持構造を示す要部断面図であ
る。
【図4】サヤ管下端部の支持構造を示す要部断面図であ
る。
【図5】壁パネルの取付け状態の正面図である。
【図6】本考案壁パネルを利用した配管の具体例を示す
建物の要部縦断面図である。
【図7】サヤ管の要部の断面図である。
【図8】本考案の別の実施例を示す内壁フレームの正面
図である。
【符号の説明】
(1) 内壁フレーム (5) 外壁フレーム (9) 壁パネル (12) サヤ管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村上 勝廣 大阪市北区中之島6丁目2番27号 積水ハ ウス株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネル内にエアコン配管を通すための
    サヤ管を予め一体に組込んであることを特徴とする住宅
    におけるエアコン配管の収納装置。
JP6581292U 1992-08-27 1992-08-27 住宅におけるエアコン配管の収納装置 Expired - Lifetime JP2583095Y2 (ja)

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JP6581292U JP2583095Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 住宅におけるエアコン配管の収納装置

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JP6581292U JP2583095Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 住宅におけるエアコン配管の収納装置

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JPH0622429U true JPH0622429U (ja) 1994-03-25
JP2583095Y2 JP2583095Y2 (ja) 1998-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014091984A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Okamura Corp 壁パネルユニット

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RU207575U1 (ru) * 2021-07-07 2021-11-02 Василий Егорович Петрунин Устройство для защиты фреонопровода и электрического кабеля внешнего блока кондиционера, установленного на фасаде здания

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JP2014091984A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Okamura Corp 壁パネルユニット

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JP2583095Y2 (ja) 1998-10-15

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