JPH0752484Y2 - インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット - Google Patents

インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット

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JPH0752484Y2
JPH0752484Y2 JP1987079199U JP7919987U JPH0752484Y2 JP H0752484 Y2 JPH0752484 Y2 JP H0752484Y2 JP 1987079199 U JP1987079199 U JP 1987079199U JP 7919987 U JP7919987 U JP 7919987U JP H0752484 Y2 JPH0752484 Y2 JP H0752484Y2
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JP
Japan
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radiator
waterproof pan
back plate
radiator unit
unit
Prior art date
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Application number
JP1987079199U
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JPS63188419U (ja
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誠 長谷川
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ペリメータ部に設置されるインテリジェント
オフィス用ラジエータユニットに関する。
〔従来の技術〕
ペリメータは、従来より暖房用の配管スペースとして考
えられていた。暖房用のラジエータは、従来の技術にお
いて、ペリメータ部分で床上配管として水漏れの対応措
置はしていなかった。
ところで、近年、オフィスビルのインテリジェント化に
伴って事務室内にOA機器やコンピュータがかなりの規模
で設置されるようになった。このようなインテリジェン
ト化では、OA機器やコンピュータに合わせたオフィスビ
ルの環境の設備が要求される。特に、OA機器やコンピュ
ータは、水に弱いため、水による損害の防止が重要とな
ってくる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
オフィスビルのインテリジェント化によりOA機器やコン
ピュータが多数設置されると、当然これらの機器に対す
る配線が必要になる。OA機器やコンピュータは、事務室
内の隅に設置されるとは限らず、事務室内のレイアウト
に合わせて任意の位置に設置される。従って、OA機器や
コンピュータの設置に合わせて柔軟な配線を可能にする
ことも必要になる。このような配線の対応を容易にする
ためにペリメータ部分も配線スペースとして利用するこ
とも考えられるが、上記の如く従来のラジエータでは、
ペリメータ部分で床上配管として水漏れの対応措置をし
ていないため、この部分でのOA機器やコンピュータ等の
情報用ワイヤリングをすると、水による損害が発生し易
いという問題があった。
本考案は、上記の問題点を解決するものであって、ラジ
エータユニットに水漏れ防止の対策を施すと共に情報用
ワイヤリングスペースをペリメータ部分にも確保できる
ようにしたインテリジェントオフィス用ラジエータユニ
ットを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、ペリメータ部に設置されるインテ
リジェントオフィス用ラジエータユニットであって、ラ
ジエータの両側にフランジを配設して該フランジ間を1
ユニットで構成すると共に、ラジエータの直下で漏水を
受ける防水パンと、該防水パンに接続する排水管と、ラ
ジエータ背面側に上方から防水パンまで連接して漏水を
防水パンに導入するように取り付け上部を内側へ折り曲
げて取り外し可能にした背面板とを備え、背面板の内側
の下部に端子ボックスを組み込み内側スペースを利用し
た配線作業時に背面板の上部を取り外すようにしたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
本考案のインテリジェントオフィス用ラジエータユニッ
トでは、ラジエータの直下で漏水を受ける防水パンと、
該防水パンに接続する排水管と、ラジエータ背面側に上
方から防水パンまで連接して漏水を防水パンに導入する
ように取り付け上部を内側へ折り曲げて取り外し可能に
した背面板とを備えるので、ラジエータからの滴下漏水
は直接防水パンで受け、また、背後への飛散漏水は背面
板を介して防水パンに導入することができ、漏水による
周囲への損害を防ぐことができる。さらに、背面板の内
側の下部に端子ボックスを組み込み内側スペースを利用
した配線作業時に背面板の上部を取り外すようにしたの
で、ペリメータ部分を情報伝送用のワイヤリングスペー
スとして使用しても水損の発生を防止することができ
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本考案に係るインテリジェントオフィス用ラジ
エータユニットの1実施例構成を示す平面図、第2図は
第1図に示すインテリジェントオフィス用ラジエータユ
ニットの断面図、第3図は第1図に示すインテリジェン
トオフィス用ラジエータユニットの立面図である。図
中、1は配管、2はラジエータ、3は防水パン、4は排
水立管、5は外壁、6は背面板、7は端子ボックス、8
はフランジ、9は柱、10はケーシング、11は吹き出し
口、12と13はバルブ、14は電動弁を示す。
本考案に係るインテリジェントオフィス用ラジエータユ
ニットは、第1図乃至第3図に示すように床上配管と
し、フランジ8−8間を1ユニットとして構成する。こ
のユニットでは、配管1、ラジエータ2の下方に例えば
亜鉛鉄板製の防水パン3を配置し、そして、水漏れの時
の水を防水パン3に導入するためのガイドとして背面板
(ラジエータペリカバー)6をラジエータ2の背面側に
配設しその下端に防水パン3を取り付けるので、ラジエ
ータ2からの滴下漏水は直接防水パン3で受け、また、
背後への飛散漏水は背面板6を介して防水パン3に導入
して、案内側に水が流出するのを防止し、漏水による周
囲への損害を防ぐようにしている。
本考案に係るインテリジェントオフィス用ラジエータユ
ニットは、このように水損防止のための水漏れの時の水
を背面板6で防水パン3に導入する防水パン付としたも
のであり、背面板6は、内側に断熱材が貼り付けられ
る。
なお、この防水パン3内には、漏水感知テープを設置す
ることによって、微量の水漏れが発生した初期の段階で
中央監視室等への警報を出すとともに、当該フロアのメ
イン配管の電動弁を自動遮断し、室内側に水が流出する
のを防止する。また、排水立管4は、防水パン3の排水
が多量の場合や漏水感知テープの故障を考慮して、非常
用の排水立管とするものであり、この排水立管4を1階
外壁にて開放することによって、外部から直接目で漏水
を確認できるようにするものである。
第3図において、配管1の周囲の斜線は、保温材を施し
た部分を示し、上方の配管1からバルブ13、電動弁14を
通してラジエータ2に媒体が供給される。このように1
ユニット毎にコントロール可能なように自動制御できる
電動弁14を組み込み、冷風VAVを組み合わせて制御性の
向上及び熱ロスの減少を図った。
本考案は、上記のように水漏れ防止の防水パン付とする
ことにより、従来は暖房用の配管スペースと考えられて
いたペリメータ部分を情報伝送用のワイヤリングスペー
スとしても使用できるようにした。また、背面板6の内
側に断熱材を貼って熱を遮断すると共に、下部には情報
用アンダーカーペットの端子ボックス7を組み込み、さ
らに背面板6の上部を第3図図示のように内側に折り曲
げて取り外しできるようにすることにより、内側スペー
スを利用して配線する場合に、渡り作業がしやすくな
り、情報のフレキシビリティを向上させることができ
る。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ユニ
ット化し且つ水漏れ防止用に防水パン付としラジエータ
背面側に上方から防水パンまで連接して漏水を防水パン
に導入するように背面板を取り付けたので、ペリメータ
部分での水漏れや漏水の室内側への流出を防止すること
ができる。しかも、背面板は、上部を内側へ折り曲げて
取り外し可能にし、内側の下部に端子ボックスを組み込
み内側を利用した配線作業時に背面板の上部を取り外す
ようにしたので、ペリメータ部分を情報伝送用のワイヤ
リングスペースとして使用しても、作業がしやすく水損
の発生を防止することができる。また、ユニット化する
ので、工場製作でき、信頼性、施工性、安全性の向上を
図ることができ、ユニット毎に自動制御できる電気弁を
組み込むことによって、制御性がよくなり、居住性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインテリジェントオフィス用ラジ
エータユニットの1実施例構成を示す平面図、第2図は
第1図に示すインテリジェントオフィス用ラジエータユ
ニットの断面図、第3図は第1図に示すインテリジェン
トオフィス用ラジエータユニットの立面図である。 1……配管、2……ラジエータ、3……防水パン、4…
…排水立管、5……外壁、6……背面板、7……端子ボ
ックス、8……フランジ、9……柱、10……ケーシン
グ、11……吹き出し口、12と13……バルブ、14……電動
弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−69347(JP,A) 実願 昭55−121647号(実開 昭57− 44326号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭48−94028号(実開 昭50− 40038号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭53−56694号(実開 昭54− 158476号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペリメータ部に設置されるインテリジェン
    トオフィス用ラジエータユニットであって、ラジエータ
    の両側にフランジを配設して該フランジ間を1ユニット
    で構成すると共に、ラジエータの直下で漏水を受ける防
    水パンと、該防水パンに接続する排水管と、ラジエータ
    背面側に上方から防水パンまで連接して漏水を防水パン
    に導入するように取り付け上部を内側へ折り曲げて取り
    外し可能にした背面板とを備え、背面板の内側の下部に
    端子ボックスを組み込み内側スペースを利用した配線作
    業時に背面板の上部を取り外すようにしたことを特徴と
    するインテリジェントオフィス用ラジエータユニット。
  2. 【請求項2】ラジエータとフランジとの間には電動弁を
    接続したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のインテリジェントオフィス用ラジエータユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】背面板の下方裏側に情報用アンダーカーペ
    ットの端子ボックスを組み込んだことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のインテリジェントオフ
    ィス用ラジエータユニット。
  4. 【請求項4】背面板の裏側に断熱材を貼ったことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のインテリジ
    ェントオフィス用ラジエータユニット。
JP1987079199U 1987-05-26 1987-05-26 インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット Expired - Lifetime JPH0752484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987079199U JPH0752484Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987079199U JPH0752484Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188419U JPS63188419U (ja) 1988-12-02
JPH0752484Y2 true JPH0752484Y2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=30928837

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JP1987079199U Expired - Lifetime JPH0752484Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 インテリジェントオフィス用ラジエ−タユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869347A (ja) * 1972-12-08 1973-09-20
JPS5040038U (ja) * 1973-08-10 1975-04-24
JPS54158476U (ja) * 1978-04-27 1979-11-05
JPS5818573Y2 (ja) * 1980-08-27 1983-04-15 清水建設株式会社 連続カバ−付きラジエ−タ

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JPS63188419U (ja) 1988-12-02

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