JP3032721U - 集合住宅のエアコン設置構造 - Google Patents

集合住宅のエアコン設置構造

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JP3032721U
JP3032721U JP1995008656U JP865695U JP3032721U JP 3032721 U JP3032721 U JP 3032721U JP 1995008656 U JP1995008656 U JP 1995008656U JP 865695 U JP865695 U JP 865695U JP 3032721 U JP3032721 U JP 3032721U
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JP
Japan
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pipe shaft
outdoor unit
piping
pipe
entrance
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JP1995008656U
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彰 泉野
孝光 中西
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集合住宅の共用廊下側のエアコン設置構造を
改善する。 【構成】 玄関4又は玄関前アルコーブ5の一側に共用
廊下1に面したパイプシャフト6を有する集合住宅の住
居において、パイプシャフト6内の上部にエアコン室外
機7を吊設すると共に、パイプシャフト6とパイプシャ
フト6に隣接した居室2との間の仕切壁8に配管用の透
孔9を穿設し、あるいはパイプシャフト6とパイプシャ
フト6とは反対側の居室3との間に梁10に沿って配管
用の直管状スリーブ11を埋設し、上記透孔9又はスリ
ーブ11に室外機7と室内機12又は13間に接続され
る冷媒配管を挿通した。 【効果】 床面積を削減することなく共用廊下側に室外
機設置スペースを確保することができ、また立ち上げ配
管が不要で、しかも直管状のスリーブ11が使用できる
ので、最短距離の配管が可能で工事も容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は集合住宅におけるスプリット型エアコン装置の設置構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に住居の共用廊下側とベランダ側のみに開口部を有する集合住宅において は、エアコン室外機は通常ベランダに設置されるが、共有廊下側の部屋に室内機 を設置する場合にはベランダからの距離が遠く、配管が長くなり過ぎるという問 題があった。その対策として近年、図5〜6に示すように、共用廊下1に面した 窓16の下に凹所17を設けて、ここに室外機7を設置するという工法が開発さ れている。この工法によれば、共用廊下1に面した居室2,3のエアコン室外機 7をあたかも出窓16の下に設置したかのように、冷媒配管は短くて済み、且つ 配管工事も簡単に行えるという利点がある反面、次のような問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち図5〜6の従来構成にあっては、室外機設置用凹所17の上方は室内 側の出窓スペースとしては利用できるが、机等の置き場としては利用できない上 に、居室の床面積が減少するために住居の坪当たり単価の上昇につながるという 問題がある。また窓下に設置される室外機7から窓よりも上方に吊設される室内 機12,13へ配管を立ち上げる必要があるが、ベランダ側と違って共用廊下1 に面しているために、外壁面で立ち上げると体裁が悪く、また内壁面で立ち上げ ても室内に配管が長く露出して美感を損なうという問題があった。本考案はかか る点に鑑み、共用廊下側に室外機7の設置スペースを確保しても床面積が減少せ ず、しかも立ち上げ配管が室外あるいは室内に露出するおそれのないエアコン設 置構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案による集合住宅のエアコン設置構造は、図1〜3に示すように、玄関4 又は玄関前アルコーブ5の一側に共用廊下1に面したパイプシャフト6を有する 集合住宅の住居において、パイプシャフト6内の上部にエアコン室外機7を吊設 すると共に、パイプシャフト6とパイプシャフト6に隣接した居室2との間の仕 切壁8に配管用の透孔9を穿設し、あるいはパイプシャフト6とパイプシャフト 6とは反対側の居室3との間に梁10に沿って配管用の直管状スリーブ11を埋 設し、上記透孔9又はスリーブ11に室外機7と室内機12又は13間に接続さ れる冷媒配管を挿通したものである。なおアルコーブ5とは、共用廊下1が狭い 場合に玄関ドアの開閉スペースを確保するために、玄関4を共用廊下1から引っ 込めて玄関前に形成された空間であり、またパイプシャフト6とは、各階に貫通 して設置される屋外の水道管,下水管,ガス管等の配管スペースで、通常共用廊 下1に面して玄関横に設けられるものである。
【0005】
【作用】
パイプシャフト6内には、図3に示すように、通常背面に沿って上下方向に主 幹配管群18が通っており、下部に分岐配管群19とバルブ及びメータ類20が 配設されている。従って従来よりパイプシャフト6内の上部空間がガス給湯器1 4の設置スペースとして利用されていたのであるが、本考案においては更に、エ アコン室外機7をガス給湯器14と並べて吊設するようにしたものであり、この 構成によれば、従来例のように居室2,3の床面積を削減する必要がない上に、 パイプシャフト6と共用廊下側の各居室2,3とは仕切壁8を挟んで隣接し、あ るいは玄関4乃至アルコーブ5を介して隣接しているので、住居施工時に予め配 管用の透孔9及び直管状のスリーブ11を設けておくことによって、エアコン用 冷媒配管を最短距離でしかも容易に挿通施工することができる。
【0006】
【実施例】
図1〜図3は本考案の一実施例を示したもので、集合住宅の各住居の共用廊下 1に面した二つの居室2及び3の間に、玄関4と玄関前のアルコーブ5が設けら れ、アルコーブ5の一側にパイプシャフト6が設けられており、このパイプシャ フト6内の上部にガス給湯器14が吊設され、ガス給湯器14の側方にエアコン 室外機7が吊設されている。またパイプシャフト6とパイプシャフト6に隣接し た居室2との間の仕切壁8には配管用の透孔9が穿設され、更にパイプシャフト 6と他側の居室3との間には梁10に沿って配管用の直管状スリーブ11が埋設 されている。なお室内機12,13を取り付けるパネルと梁10との間には、図 2に示すように、透孔9又はスリーブ11の出口から室内機12,13までの冷 媒配管等を配設するためのスペース(図2のd)を確保するのが望ましいが、こ のスペースdは本考案に必須のものではない。
【0007】 エアコンを設置する際には、室内機12,13から引き出された冷媒配管等を 透孔9及びスリーブ11に挿通し、冷媒配管の先端をパイプシャフト6内の室外 機7に接続する。このときスリーブ11が長くても、直管状であるから冷媒配管 等を容易に挿通することができ、室外機7と室内機12,13とを最短距離で連 結することができる。なお居室3側のドレン配管21をスリーブ11に通すと、 距離が長くなり過ぎて水勾配を付け難いので、図1及び図4に示すように、予め 壁内にドレン配管21を埋設しておき、ドレン水を共用廊下1のドレン排水溝2 2へ流すようにしている。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、パイプシャフト6内の上部空間にエアコン室外 機7を吊設すると共に、パイプシャフト6から各居室2,3へ透孔9あるいはス リーブ11によって直線状に配管を施工するようにしたので、図5〜6の従来例 のように居室2,3の床面積を削減することなく共用廊下側に室外機設置スペー スを確保することができるという利点があり、また立ち上げ配管が不要であり、 しかも直管状のスリーブ11が使用できるので、最短距離の配管が可能で工事も 容易であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体平面図
【図2】同上の要部側面断面図。
【図3】同上のパイプシャフト内の機器の配置を示した
もので、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図。
【図4】同上のドレン配管の配置を示す斜視図。
【図5】従来例を示す全体平面図。
【図6】同上の要部側面断面図。
【符号の説明】
1 共用廊下 2 居室 3 居室 4 玄関 5 アルコーブ 6 パイプシャフト 7 室外機 8 仕切壁 9 透孔 10 梁 11 スリーブ 12 室内機 13 室内機 14 ガス給湯器 15 スラブ 16 窓 17 凹所 18 主幹配管 19 分岐配管 20 メータ類 21 ドレン配管 22 ドレン排水溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関又は玄関前アルコーブの一側に共用
    廊下に面したパイプシャフトを有する集合住宅の住居に
    おいて、パイプシャフト内の上部にエアコン室外機を吊
    設し、パイプシャフトとパイプシャフトに隣接した居室
    との間の仕切壁に配管用の透孔を穿設して、該透孔に室
    外機と上記居室内の室内機間に接続される冷媒配管を挿
    通して成る集合住宅のエアコン設置構造。
  2. 【請求項2】 玄関又は玄関前アルコーブの一側に共用
    廊下に面したパイプシャフトを有する集合住宅の住居に
    おいて、パイプシャフト内の上部にエアコン室外機を吊
    設し、パイプシャフトとパイプシャフトとは反対側の居
    室との間に梁に沿って配管用の直管状スリーブを埋設
    し、該スリーブに室外機と上記居室内の室内機間に接続
    される冷媒配管を挿通して成る集合住宅のエアコン設置
    構造。
JP1995008656U 1995-07-25 1995-07-25 集合住宅のエアコン設置構造 Expired - Lifetime JP3032721U (ja)

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ID=43167627

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145606A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 三井住友建設株式会社 多層建物のエアコン排水構造

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