JPH05187137A - 建 物 - Google Patents

建 物

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Publication number
JPH05187137A
JPH05187137A JP4024534A JP2453492A JPH05187137A JP H05187137 A JPH05187137 A JP H05187137A JP 4024534 A JP4024534 A JP 4024534A JP 2453492 A JP2453492 A JP 2453492A JP H05187137 A JPH05187137 A JP H05187137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piping space
building
outdoor unit
common piping
common
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4024534A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Nishimura
芳郎 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haseko Corp
Original Assignee
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Haseko Corp, Hasegawa Komuten Co Ltd filed Critical Haseko Corp
Priority to JP4024534A priority Critical patent/JPH05187137A/ja
Publication of JPH05187137A publication Critical patent/JPH05187137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 集合住宅やホテル等の建物に空調機器を設置
させるに際して、室外機を外部からは見えなくして、建
物の外観上の美観を向上させると共に、プライバシーを
侵害されることなく且つ居住者が不在であっても、サー
ビスマンによる室外機の保守点検が行われるようにす
る。 【構成】 集合住宅やホテル等の建物において、各居住
ゾーンに近接させて共用配管スペースPを備えさせ、こ
のスペースP内に居住ゾーン空調用の室外機18を設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅やホテル等の
建物の居住ゾーンに空調機器を備えさせる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば集合住宅の各居住ゾーンに空調設
備を付帯させるに際して従来では、空調用の室内機を居
住ゾーンの例えば壁部に設置する一方、室外機をバルコ
ニーの天井面に取り付けたり或いはバルコニーの床面に
設置したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような建
物のバルコニー側を外部から見た場合、室外機が丸見え
で、建物の外観上、見栄えが極めて悪いものであった。
また、サービスマンによる室外機の保守点検等の際に
は、サービスマンが玄関から室内を通ってバルコニーに
出入りせざるを得ず、プライバシーが損なわれたり、あ
るいは、居住者が不在の場合に点検等を行えない不便さ
があった。一方、保守点検等の面からは、室外機を共用
廊下側に設置させることも考えられるのであるが、建物
の美観を損なうことに加えて居住者の通行の障害となる
不都合があり、建物に空調設備を付帯させる上で未だ改
善の余地が残されていたのである。
【0004】本発明は、上記の不都合を解消できるに至
った見栄えの良い建物を提供すると共に、共用配管や空
調用の室外機等の設備機器を集約し、保守点検を容易に
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明による集合
住宅やホテル等の建物においては、各居住ゾーンに近接
させて共用配管スペースを備えさせ、このスペース内に
居住ゾーン空調用の室外機を設けている。
【0006】
【作用】上記の特徴構成によれば、室外機が外部からは
見えず、かつ、室外機の保守点検等が容易に行われる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は集合住宅の住戸1を示し、互いに隣る住戸
1は線対称の配置形態がとられており、一方の隣室との
戸境壁2に沿って厨房用の流し設備3とクローゼット4
とが設けられ、玄関5と室内の廊下部分6を挟んで前記
流し設備3とは反対側に洗濯室7と浴室ユニット8とが
設置されている。
【0008】そして、互いに隣る住戸1の洗濯室7間に
おける共用廊下9側の空間がコンクリート壁10で区画さ
れて、ここに二戸の住戸1を対象にした給水竪管、電気
幹線、ガス管、弱電線(TV用アンテナやインターホ
ン、電話線等)などの共用管線を通す扉11付きの共用配
管スペースPが構成されている。尚、上記の共用配管ス
ペースPには、各住戸1への分岐管線に付属する各種メ
ーター類も設置され、その他湯沸器等も設置されること
がある。
【0009】前記浴室ユニット8は、ドア12を共用する
状態で浴室13と洗面場14とトイレ15とをユニット化させ
て成り、それぞれ図示はしないが、トラップを備えた排
水管を備えている。この浴室ユニット8の居住ゾーン16
側の壁面には、セパレートタイプの空調用の壁掛け型室
内機17が取り付けられており、かつ、空調用の室外機18
が前記共用配管スペースP内に設置されている。
【0010】そして、室内機17と室外機18とにわたる空
調冷媒の供給管19と戻し管20は、前記浴室ユニット8と
戸境壁21との間に通され、かつ、前記浴室ユニット8の
戸境壁21側の壁面部には、室内機17で発生した凝縮水の
ドレン管22を挿通させるための管挿通部23が設けられて
おり、室内機17で発生した凝縮水を浴室排水口24に排出
させるように構成されている。
【0011】尚、前記室内機17からのドレン管22を、洗
濯室7や浴室ユニット8の洗面場14、その他、厨房用の
流し設備3などの住居設備の排水部に接続させて、当該
住居設備のトラップ付き排水管にドレンを排出させる等
の変更が可能である。
【0012】上述したように、空調設備の室外機18を共
用配管スペースPに設置させることによって、建物の外
観上の美観が向上すると共に、プライバシーを侵害され
ることなく且つ居住者が不在であっても、サービスマン
による室外機18の保守点検が行われ、また、共用廊下9
を使用する居住者の安全も保証されるのである。
【0013】上記の建物構成例では、共用配管スペース
Pを共用廊下9から控えさせて設けているが、図2に示
すように、隣る住戸1間における柱25の外側に連なる壁
部26の両側にコンクリート壁27を突出させると共に、こ
のコンクリート壁27に扉11を取り付けて、共用配管スペ
ースPを構成し、この共用配管スペースP内に室外機18
を設置させる形態とするもよい。この建物構成例では、
共用廊下9側の二つの居住ゾーン16にそれぞれ室内機17
が設けられており、空調冷媒の供給管19と戻し管20およ
びドレン管22は内装壁28の裏側空間に配管され、かつ、
ドレン管22は浴室ユニット8の浴室排水口24に接続され
ている。
【0014】前記共用配管スペースPを共用廊下9側に
突出させる構成としては、例えば図3(A)に示すよう
に、柱25の外側に連なる壁部26の両側にコンクリート壁
27をやゝ突出させると共に、このコンクリート壁27に扉
11付きのケーシング29を取り付けたり、同図(B)に示
すように、隣る住戸1間における柱25の内側に連なる壁
部30の両側にコンクリート壁26を突出させて、このコン
クリート壁27に扉11を取り付けたり、図4(A)に示す
ように、柱25の外側に連なる壁部26に扉11付きのケーシ
ング29を取り付けたり、あるいは同図(B)に示すよう
に、柱25の内側に連なる壁部30に、前記柱25を囲むよう
に扉11付きのケーシング29を取り付けたりする構成など
をとって、それらの共用配管スペースP内に室外機18を
設置する形態を実施可能である。
【0015】共用配管スペースPの配置形態は上記の例
の様に共用廊下に面する側に限られるものではなく、例
えば図5に示すように、共用配管スペースPをアルコー
ブ31に設けて、その側の居住ゾーン16に室内機17を設け
たり、あるいは、例えば4戸の住戸を隣り合わせに構築
する建物において、その両側の2戸の住戸を対象にし
て、図6に示すように、吹き抜けや階段32の近くに共用
配管スペースPを設けて、奥の居住ゾーン16に室内機17
を設けたりして、居住ゾーン16の近傍の居住区外ゾーン
に設けた共用配管スペースP内に室外機18を設置する形
態を実施可能である。尚、図2および図5,6におい
て、図1に示すものと同じ構成のものに同符号を付して
重複説明を避ける。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、建物の各
居住ゾーンに近接させて共用配管スペースを備えさせ
て、このスペース内に居住ゾーン空調用の室外機を設け
たことで、空調用の室外機が外部からは見えなくなり、
建物の外観上の美観が向上すると共に、プライバシーを
侵害されることなく且つ居住者が不在であっても、サー
ビスマンによる室外機の保守点検が行われるようにな
り、共用廊下を使用する居住者の安全も保証されるに至
ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅の一住戸を示す平面図である。
【図2】別実施例の共用配管スペースの配置形態を示す
住戸の平面図である。
【図3】(A),(B)は別実施例の共用配管スペース
の配置形態図である。
【図4】(A),(B)は更に別実施例の共用配管スペ
ースの配置形態図である。
【図5】更に別実施例の共用配管スペースの配置形態を
示す住戸の部分平面図である。
【図6】別実施例の共用配管スペースの配置形態を示す
住戸の部分平面図である。
【符号の説明】
16…居住ゾーン、18…室外機、P…共用配管スペース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅やホテル等の建物において、各
    居住ゾーンに近接させて共用配管スペースを備えさせ、
    このスペース内に居住ゾーン空調用の室外機を設けたこ
    とを特徴とする建物。
JP4024534A 1992-01-14 1992-01-14 建 物 Pending JPH05187137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024534A JPH05187137A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 建 物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024534A JPH05187137A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 建 物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05187137A true JPH05187137A (ja) 1993-07-27

Family

ID=12140824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4024534A Pending JPH05187137A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 建 物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05187137A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013945A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Matsushita Electric Works Ltd 住宅設備
JP2009114768A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Sekisui House Ltd 部屋構造
JP2011106164A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Taisei Corp 集合住宅

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013945A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Matsushita Electric Works Ltd 住宅設備
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